JP2640392B2 - 自動車用ウェザーストリップ及びその製造方法 - Google Patents
自動車用ウェザーストリップ及びその製造方法Info
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- JP2640392B2 JP2640392B2 JP2418106A JP41810690A JP2640392B2 JP 2640392 B2 JP2640392 B2 JP 2640392B2 JP 2418106 A JP2418106 A JP 2418106A JP 41810690 A JP41810690 A JP 41810690A JP 2640392 B2 JP2640392 B2 JP 2640392B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- trim
- thermoplastic elastomer
- weather strip
- rubber sponge
- manufacturing
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29C—SHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
- B29C66/00—General aspects of processes or apparatus for joining preformed parts
- B29C66/70—General aspects of processes or apparatus for joining preformed parts characterised by the composition, physical properties or the structure of the material of the parts to be joined; Joining with non-plastics material
- B29C66/71—General aspects of processes or apparatus for joining preformed parts characterised by the composition, physical properties or the structure of the material of the parts to be joined; Joining with non-plastics material characterised by the composition of the plastics material of the parts to be joined
Landscapes
- Vehicle Waterproofing, Decoration, And Sanitation Devices (AREA)
- Seal Device For Vehicle (AREA)
- Laminated Bodies (AREA)
- Lining Or Joining Of Plastics Or The Like (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】 本発明は、熱可塑性エラストマ
ーよりなるトリムに、、ゴムスボンジよりなる中空シー
ル部を一体に結合した自動車用ウェザーストリップ及び
その製造方法に関するものである。
ーよりなるトリムに、、ゴムスボンジよりなる中空シー
ル部を一体に結合した自動車用ウェザーストリップ及び
その製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】 従来の熱可塑性エラストマーよりなる
トリムに、ゴムスポンジよりなる中空シール部を一体に
結合した自動車用ウェザーストリップには、熱可塑性エ
ラストマーとして塩ビ系のもの、ゴムスポンジとしてE
PDM・CR等よりなるものがそれぞれ使用されてい
る。熱可塑性エラストマーとゴムスポンジとの接着には
接着剤が必要であり、その為、接着剤の塗布・その乾燥
・乾燥時発生ガスの排気にそれぞれ設備が必要であり、
その設備負担が大きく、しかも設備にかなりのスペース
が必要であると言う問題点がある。
トリムに、ゴムスポンジよりなる中空シール部を一体に
結合した自動車用ウェザーストリップには、熱可塑性エ
ラストマーとして塩ビ系のもの、ゴムスポンジとしてE
PDM・CR等よりなるものがそれぞれ使用されてい
る。熱可塑性エラストマーとゴムスポンジとの接着には
接着剤が必要であり、その為、接着剤の塗布・その乾燥
・乾燥時発生ガスの排気にそれぞれ設備が必要であり、
その設備負担が大きく、しかも設備にかなりのスペース
が必要であると言う問題点がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】 解決しようとする課
題は、熱可塑性エラストマーとゴムスポンジとの接着に
は接着剤を必要とし、その為、接着剤の塗布・その乾燥
・乾燥時発生ガスの排気にそれぞれ設備を必要とするこ
とである。
題は、熱可塑性エラストマーとゴムスポンジとの接着に
は接着剤を必要とし、その為、接着剤の塗布・その乾燥
・乾燥時発生ガスの排気にそれぞれ設備を必要とするこ
とである。
【0004】
【課題を解決するための手段】 第1の発明に係わる自
動車用ウェザーストリップは、熱可塑性エラストマーよ
りなるトリムに、別に連続加硫しておいたゴムスポンジ
よりなる中空シール部を一体に結合した自動車用ウェザ
ーストリップにおいて、結合面に接着剤層を介在させる
ことなく、熱可塑性エラストマーとしてポリオレフィン
系のもの、ゴムスポンジとしてEPDMよりなるものを
それぞれ使用したものである。
動車用ウェザーストリップは、熱可塑性エラストマーよ
りなるトリムに、別に連続加硫しておいたゴムスポンジ
よりなる中空シール部を一体に結合した自動車用ウェザ
ーストリップにおいて、結合面に接着剤層を介在させる
ことなく、熱可塑性エラストマーとしてポリオレフィン
系のもの、ゴムスポンジとしてEPDMよりなるものを
それぞれ使用したものである。
【0005】第2の発明に係る自動車用ウェザーストリ
ップの製造方法は、ポリオレフィン系熱可塑性エラスト
マーと芯金とを一緒に連続押出成形してトリムを製造す
る工程、及びその製造直後のまだ溶融状態のトリムに、
別工程で連続押出し加硫成形しておいたEPDMゴムス
ポンジを圧着することよりなる製造方法である。
ップの製造方法は、ポリオレフィン系熱可塑性エラスト
マーと芯金とを一緒に連続押出成形してトリムを製造す
る工程、及びその製造直後のまだ溶融状態のトリムに、
別工程で連続押出し加硫成形しておいたEPDMゴムス
ポンジを圧着することよりなる製造方法である。
【0006】
【実施例】 本発明のウェザーストリップの実施例につ
いて図によって説明すると、1はポリオレフィン系熱可
塑性エラストマーよりなる断面U字状のトリム、2はそ
のトリム1に埋設した芯金、3はトリム1の側面に結合
したEPDMゴムスポンジよりなる中空シール部であ
る。
いて図によって説明すると、1はポリオレフィン系熱可
塑性エラストマーよりなる断面U字状のトリム、2はそ
のトリム1に埋設した芯金、3はトリム1の側面に結合
したEPDMゴムスポンジよりなる中空シール部であ
る。
【0007】上記ウェザーストリップの製造に当って
は、先ずポリオレフィン系熱可塑性エラストマーPと芯
金2とを押出し機4で一緒に連続押出成形してトリム1
を製造する。押出し直後のまだ溶融状態のトリム1に、
別工程で連続押出し加硫成形しておいたEPDMゴムス
ポンジEよりなる中空シール部3を圧着ローラー5,5
により圧着する。
は、先ずポリオレフィン系熱可塑性エラストマーPと芯
金2とを押出し機4で一緒に連続押出成形してトリム1
を製造する。押出し直後のまだ溶融状態のトリム1に、
別工程で連続押出し加硫成形しておいたEPDMゴムス
ポンジEよりなる中空シール部3を圧着ローラー5,5
により圧着する。
【0008】
【発明の効果】 本発明は以上のように構成されるた
め、熱可塑性エラストマーPとEPDMゴムスポンジE
との接着には接着剤を必要とせず、その為、接着剤の塗
布・その乾燥・乾燥時発生ガスの排気等の設備を必要と
せず、設備コストが低減されると共に作業環境が安全且
つ衛生的になる。
め、熱可塑性エラストマーPとEPDMゴムスポンジE
との接着には接着剤を必要とせず、その為、接着剤の塗
布・その乾燥・乾燥時発生ガスの排気等の設備を必要と
せず、設備コストが低減されると共に作業環境が安全且
つ衛生的になる。
【0009】しかも、近年地球規模の環境汚染を防止す
る上から、塩ビ系樹脂の使用禁止が叫ばれ始めている
が、本発明はその塩ビ系樹脂を使用しておらず、環境浄
化に貢献すると共に、ポリオレフィン系熱可塑性エラス
トマーは塩ビ系樹脂に比して30〜40%も軽く、ウェ
ザーストリップを軽量化する。
る上から、塩ビ系樹脂の使用禁止が叫ばれ始めている
が、本発明はその塩ビ系樹脂を使用しておらず、環境浄
化に貢献すると共に、ポリオレフィン系熱可塑性エラス
トマーは塩ビ系樹脂に比して30〜40%も軽く、ウェ
ザーストリップを軽量化する。
【図1】本発明の実施例を示す断面図である。
【図2】本発明の製造方法を示す説明図である。
1 トリム 2 芯金 3 中空シール部 4 押出し機 5 圧着ローラー P ポリオレフィン系熱可塑性エラストマー E EPDMゴムスポンジ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B29L 31:58
Claims (2)
- 【請求項1】 熱可塑性エラストマーよりなるトリム
に、別に連続加硫しておいたゴムスポンジよりなる中空
シール部を一体に結合した自動車用ウェザーストリップ
において、結合面に接着剤層を介在させることなく、熱
可塑性エラストマーとしてポリオレフィン系のもの、ゴ
ムスポンジとしてEPDMよりなるものをそれぞれ使用
してなる自動車用ウェザーストリップ。 - 【請求項2】 ポリオレフィン系熱可塑性エラストマー
と芯金とを一緒に連続押出成形してトリムを製造する工
程、及びその製造直後のまだ溶融状態のトリムに、別工
程で連続押出し加硫成形しておいたEPDMゴムスポン
ジを圧着することよりなる自動車用ウェザーストリップ
の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2418106A JP2640392B2 (ja) | 1990-12-31 | 1990-12-31 | 自動車用ウェザーストリップ及びその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2418106A JP2640392B2 (ja) | 1990-12-31 | 1990-12-31 | 自動車用ウェザーストリップ及びその製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04226739A JPH04226739A (ja) | 1992-08-17 |
JP2640392B2 true JP2640392B2 (ja) | 1997-08-13 |
Family
ID=18526047
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2418106A Expired - Fee Related JP2640392B2 (ja) | 1990-12-31 | 1990-12-31 | 自動車用ウェザーストリップ及びその製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2640392B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
FR2699869B1 (fr) * | 1992-12-30 | 1995-03-17 | Hutchinson | Elément profilé armé perfectionné. |
DE102017126995A1 (de) * | 2017-11-16 | 2019-05-16 | Cqlt Saargummi Technologies S.À.R.L. | Dichtungsstrang mit Thermoplast-Kernteil |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS58160134A (ja) * | 1982-03-18 | 1983-09-22 | Toyoda Gosei Co Ltd | ゴム押出品へのフアブリツク面形成方法 |
JPH01304923A (ja) * | 1988-06-02 | 1989-12-08 | Toyoda Gosei Co Ltd | オープニングトリムの製造方法 |
JPH02269039A (ja) * | 1989-04-10 | 1990-11-02 | Toyoda Gosei Co Ltd | ウエザストリップ |
-
1990
- 1990-12-31 JP JP2418106A patent/JP2640392B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH04226739A (ja) | 1992-08-17 |
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R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
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