JPH08257685A - 軸受の製造方法 - Google Patents

軸受の製造方法

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JPH08257685A
JPH08257685A JP6129295A JP6129295A JPH08257685A JP H08257685 A JPH08257685 A JP H08257685A JP 6129295 A JP6129295 A JP 6129295A JP 6129295 A JP6129295 A JP 6129295A JP H08257685 A JPH08257685 A JP H08257685A
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JP
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connecting rod
bearing
mold
casting
manufacturing
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JP6129295A
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Takayuki Harikago
隆行 張籠
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Toyota Motor Corp
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Toyota Motor Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は鋳造により一体成形した軸受部を破
断分割して軸受本体と軸受キャップとを成形する軸受の
製造方法に関し、鋳造の段階で、破断分割を予定する部
分のみを脆性とすることを目的とする。 【構成】 鋳型10の内部に溶湯を流し込み、一端にピ
ストンピンの軸受となる小端部を備え、他端にクランク
シャフトの軸受となる大端部を備えるコンロッド素材を
鋳造する。鋳型10の湯口14を、コンロッド素材の分
割が予定されている部位に沿って設ける。湯口14の近
傍は、鋳鉄の凝固速度が遅いため、コンロッド素材が凝
固する過程で湯口14の近傍は脆性化される。脆性化さ
れた部位に沿ってコンロッド素材を破断分割し、コンロ
ッド本体とコンロッド軸受キャップとからなるコンロッ
ドを製造する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、軸受の製造方法に係
り、特に、一体成形した軸受部を破断分割して軸受本体
と軸受キャップとを成形する軸受の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、軸受を製造する方法として、
一体成形した軸受部を破断分割して軸受本体と軸受キャ
ップとを成形する方法が知られている。例えば特開昭6
4−64729号公報には、かかる製造方法を用いて、
内燃機関のピストンとクランクシャフトとを連結するコ
ンロッドを製造する方法が開示されている。
【0003】この製造方法を用いてコンロッドを製造す
る場合、先ず、クランクシャフトの軸受となる大端部
と、ピストンピンの軸受となる小端部とを両端に備える
コンロッドを、鍛造、鋳造、焼結等により成形する。次
に、コンロッドの大端部の所定部位、すなわち破断分割
を予定する部位に、熱処理等による脆性化処理を施す。
次いで、脆性化処理を施した部位を破断分割して、コン
ロッド本体と、コンロッド軸受キャップとを成形する。
この結果、クランクシャフトへの組み付けが可能なコン
ロッドが完成する。
【0004】上記の製造方法によれば、コンロッド本体
とコンロッド軸受キャップとを破断分割するに先立っ
て、破断分割を予定する部位に適当な脆性化処理が施さ
れるため、それらの部位に切欠き等を設けることなく、
容易に破断分割を行うことができる。このように、上記
公報記載の製造方法は、本体とキャップとの破断分割を
容易に行い得るという意味で、かかる脆性化処理を行わ
ない方法に比して有効である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、部材に対して
脆性化処理を施す場合、被処理部を精度良く特定するこ
とは一般に困難である。従って、上記従来のコンロッド
の製造方法の如く、破断分割に先立ってコンロッドに脆
性化処理を施すと、その脆性化処理の影響が、破断予定
部位以外の部位に及ぶ可能性がある。また、上記従来の
コンロッド製造方法は、破断予定部位に切欠き等を設け
る必要がない点で有効ではあるものの、脆性化処理の工
程を必要とするという不利益をも有している。
【0006】本発明は、上述の点に鑑みてなされたもの
であり、破断分割に供する軸受部を鋳造成形する段階
で、破断分割予定部に脆性部分を形成することにより、
上記の課題を解決する軸受の製造方法を提供することを
目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の目的は、請求項1
に記載する如く、鋳造により成形した軸受部を、所定の
部位で破断分割して軸受本体と軸受キャップとを形成す
る軸受の製造方法において、前記軸受部の鋳造を、該軸
受部の破断分割予定部の近傍に湯口を備える鋳型を用い
て行う軸受の製造方法により達成される。
【0008】また、上記の目的は、請求項2に記載する
如く、鋳造により成形した軸受部を、所定の部位で破断
分割して軸受本体と軸受キャップとを形成する軸受の製
造方法において、前記軸受部の鋳造を、該軸受部の破断
分割予定部の近傍にガス抜き穴を備える鋳型を用いて行
う軸受の製造方法によっても達成される。
【0009】
【作用】請求項1記載の発明において、軸受本体と軸受
キャップとに破断分割される軸受部は、破断分割の予定
される部位の近傍に湯口を有する鋳型を用いて鋳造成形
される。鋳型の湯口近傍は、溶湯の凝固速度が最も遅い
ため針状黒鉛が形成され易い。針状黒鉛は、鋳鉄の強度
を低下させる特性を有しており、針状黒鉛の方向性を適
宜管理すれば、破断分割が予定される部位を正確に得る
ことができる。このため、上記の鋳型で成形された軸受
部には、鋳造成形の段階で、破断分割が予定される部位
の近傍に脆性部分が形成されることになる。
【0010】請求項2記載の発明において、軸受本体と
軸受キャップとに破断分割される軸受部は、破断分割の
予定される部位の近傍にガス抜き穴を有する鋳型を用い
て鋳造成形される。鋳型のガス抜き穴近傍は、鋳鉄の凝
固過程で生ずるガスが比較的多量に流通する部位であ
り、ブローホールやガスポロシティが生じ易い。このた
め、上記の鋳型で成形された軸受部には、鋳造成形の段
階で、破断分割が予定される部位の近傍に脆性部分が形
成されることになる。
【0011】
【実施例】以下、図1乃至図3を参照して、本発明の一
実施例であるコンロッドの製造方法について説明する。
図1(A)は、本実施例のコンロッドの製造方法に用い
る鋳型10の平面透視図を、図1(B)は、図1(A)
中にB−Bで示す断面を表示する部分断面図を示す。ま
た、図2は、鋳型10によって鋳造されるコンロッドの
素材20(以下、コンロッド素材20と称す)を、図3
は、完成状態のコンロッド30(以下、単にコンロッド
30と称す)の平面図を示す。
【0012】図3に示すコンロッド30は、内燃機関に
おいてクランクシャフトとピストンとを連結する部材で
ある。このため、コンロッド30は、その両端に、クラ
ンクシャフトの軸受として機能する大端部32、及びピ
ストンピンの軸受として機能する小端部34を備えてい
る。
【0013】コンロッド30の小端部34が把持するピ
ストンピン(図示せず)は、単純な円筒状の部材であ
り、圧入により小端部34に組み付けることができる。
従って、小端部34については、組み付け性を確保する
ために分割構造を採る必要はない。一方、大端部32が
把持するクランクシャフトは、形状の複雑な部材であ
り、圧入により大端部32に組み付けることはできな
い。従って、大端部32については、組み付け性を確保
するために分割構造を採ることが必要である。
【0014】このため、コンロッド30においては、大
端部32の中央部から下方の部分と、大端部32の中央
部から上方の部分とが分離可能な2ピース構造を採用し
ている。尚、以下の記載においては、大端部32の下方
部分をコンロッド軸受キャップ30aと、大端部32の
中央部から上方の部分をコンロッド本体30bと、それ
ぞれ称し、また、コンロッド軸受キャップ30aとコン
ロッド本体30bとの境界部を分割部36と称する。
【0015】上記構成によれば、コンロッド軸受キャッ
プ30aと、コンロッド本体30bとでクランクシャフ
トを挟み込むことにより、クランクシャフトをコンロッ
ド30の大端部32で把持する状況を容易に実現するこ
とができる。また、かかる状況下で、図3に示す如く、
ボルト36を用いてコンロッド軸受キャップ30aとコ
ンロッド本体30bとを締結すれば、大端部32に、ク
ランクシャフトを把持するために十分な強度を付与する
ことができる。
【0016】上述したコンロッド30は、図2に示す如
く、コンロッド軸受キャップ30aとコンロッド本体3
0bとを一体に備えるコンロッド素材20を、図2中に
破線で示す分割部36で分割することにより製造するこ
とができる。かかる分割は、機械加工による切断等によ
っても行い得るが、本実施例においては、破断分割によ
り上記の分割を行うこととしている。この場合、被分割
面に研磨処理等を施すことなく、コンロッド軸受キャッ
プ30aとコンロッド本体30bとの合わせ面に良好な
密着性を付与することができ、高い生産性のもとにコン
ロッド30を製造することができる。
【0017】上記の如く、コンロッド素材20を破断分
割してコンロッド軸受キャップ30aとコンロッド本体
30bとを製造するためには、分割部36近傍が、他の
部位に比して脆性であることが必要である。かかる要求
は、例えば分割部36に切欠きをを設けることにより、
又は、分割部36近傍に熱処理等による脆性化処理を施
すことにより満たすことができる。しかしながら、切欠
きを設ける、又は脆性化処理を施すこととすれば、コン
ロッド素材20を鋳造した後に、それらの処理を行う専
用の工程が必要となる。更に、脆性化処理を施す場合に
は、分割部36以外の部位に脆性化処理の影響が及び、
コンロッド30に必要な強度を付与できないおそれが生
ずることは前記した通りである。
【0018】本実施例のコンロッドの製造方法は、かか
る点に鑑みたものであり、脆性化処理等の特別な処理を
何ら施すことなく、分割部36の近傍のみを脆性化させ
るべく、コンロッド素材20を鋳造成形する段階で、分
割部36の近傍にのみ脆性な部分を形成することとした
点に特徴を有している。
【0019】上記の如く分割部36の近傍にのみ脆性な
部分を有するコンロッド素材20は、図1に示す鋳型1
0を用いて鋳造を行うことにより製造することができ
る。鋳型10の内部には、図1(A)中に一点鎖線で示
す如く、また、図1(B)中に実線で示す如く、コンロ
ッド素材20の形状に模られた溶湯室12が設けられて
いる。また、鋳型10には、溶湯室12にの内部に溶湯
を流し込むための湯口14が2ヵ所に設けられている。
特に、本実施例の鋳型10においては、それらの湯口1
4が、コンロッド素材20の分割部36となる部分に沿
って形成されている。
【0020】このため、コンロッド素材20を鋳造成形
すべく鋳型10に流し込まれる溶湯は、コンロッド素材
20において分割部36となる部分の近傍から溶湯室1
2全域に流し込まれることとなり、コンロッド素材20
を形成する鋳鉄は、分割部36となる部分の近傍におい
て最もゆっくりと凝固することになる。
【0021】ところで、凝固後における鋳鉄の組成は、
溶湯の冷却速度等に応じて変化し、凝固速度が緩やかで
ある場合は、鋳鉄に含まれるカーボンが針状に析出する
ことで形成される針状黒鉛が、その組成内に発生し易く
なる。従って、上述した鋳型10を用いてコンロッド素
材20を鋳造した場合、コンロッド素材20の分割部3
6には針状黒鉛が形成され易くなる。
【0022】ここで、鋳鉄中に発生する針状黒鉛は、鋳
鉄の強度を低下させる特性を有している。このため、鋳
型10を用いてコンロッド素材20を鋳造した場合、コ
ンロッド素材20の分割部36には、他の部位に比して
脆性な特性が付与されることになる。従って、コンロッ
ド素材20を、鋳型10を用いて鋳造した場合、何ら特
別な脆性処理等を施すことなく、分割部36を脆性化す
ることができる。
【0023】また、コンロッド素材20を鋳造により成
形しようとした場合、鋳型には必ず湯口を設ける必要が
ある。従って、コンロッド素材20中には、必ず針状黒
鉛が生じ易い部位、すなわち、脆性な部位が形成され
る。この点、本実施例の製造方法によれば、分割部36
の近傍に湯口14が設けられているため、分割部36以
外の部位に針状黒鉛が生ずるおそれがない。このよう
に、本実施例のコンロッドの製造方法によれば、コンロ
ッド軸受キャップ30a、及びコンロッド本体30bが
十分な強度を有するコンロッド30を、高い生産性の下
に製造することができる。
【0024】次に、図4を参照して、本発明の他の実施
例であるコンロッドの製造方法について説明する。図4
(A)は、本実施例のコンロッドの製造方法に用いる鋳
型40の平面透視図を、図4(B)は、図4(A)中に
B−Bで示す断面を表示する部分断面図を示す。尚、図
4中、上記図1と同一の部分には同一の符号を付してそ
の説明を省略、又は簡略する。
【0025】図4に示す鋳型40は、上述した鋳型10
(図1参照)と同様に、分割部36の近傍に脆性部分を
有するコンロッド素材20(図2参照)を鋳造成形する
ために用いる鋳型である。鋳型40の内部には、コンロ
ッド素材20の形状に模られた溶湯室12が形成されて
いる。また、鋳型40には、コンロッド素材20の分割
部36となる部分に沿って、溶湯室12内に生じたガス
を外部に排出させるガス抜き穴42が設けられている。
【0026】すなわち、コンロッド素材20を鋳造成形
する過程においては、鋳型40に注ぎ込まれた溶湯が凝
固する過程で、次式に示す反応式に従って鉄中の酸素と
カーボンとが反応し、炭酸ガスを発生させる。 FeO+C→Fe+CO ・・・(1) 発生した炭酸ガスは、鋳物砂等で構成される鋳型40の
各所から流出するが、溶湯室12はガス抜き穴42を介
して外部に露出しているため、特にガス抜き穴42から
は炭酸ガスが流出し易く、鋳造の過程で溶湯室12内に
生じた炭酸ガスは、ガス抜き穴42の近傍に集中する。
その結果、ガス抜き穴42の近傍には、ガスの抜け跡で
あるガスポロシティや、ガスが残存したまま溶湯が凝固
して形成されるブローホールが数多く形成される。
【0027】また、本実施例においては、特にガス抜き
穴42の近傍に炭酸ガスを集中させるため、鋳型40に
溶湯を流し込んだ後、溶湯室12内の溶湯に圧力を加え
る処理、いわゆる押湯を行うこととしている。この場
合、溶湯室12内に発生した炭酸ガスに圧力が加わり、
押湯がなされない場合に比して、炭酸ガスを外部に流出
させる力が大きく発生する。このため、本実施例の製造
方法でコンロッド素材20を鋳造した場合、鋳鉄が凝固
する過程で生ずるブローホールやガスポロシティが、分
割部36近傍に集中して発生することになり、分割部3
6の近傍が他の部位に比して脆性となる。
【0028】このように、鋳型40を用いてコンロッド
素材20の鋳造を行う本実施例の製造方法においても、
上述した鋳型10を用いて鋳造を行った場合と同様に、
特別な脆性処理等を施すことなく、分割部36の近傍の
みを脆性化することができる。従って、鋳型40を用い
て鋳造したコンロッド素材20を破断分割してコンロッ
ド軸受キャップ30a、及びコンロッド本体30bを製
造する場合においても、高い生産性の下に、十分な強度
を有するコンロッド30を製造することが可能である。
【0029】ところで、上述した実施例は、破断分割に
より製造される軸受の一例としてコンロッド30を例示
したものである。すなわち、本発明の適用は、コンロッ
ドの製造に限定されるものではなく、例えば、内燃機関
において、シリンダブロック側からクランクシャフトを
回転自在に把持するクランク軸受等、破断分割により軸
受本体と軸受キャップとを製造し得る軸受に対して広く
適用が可能である。
【0030】尚、上記の実施例においては、コンロッド
素材20が前記した軸受部に、コンロッド軸受キャップ
30aが前記した軸受キャップに、コンロッド本体30
bが前記した軸受本体に、また、分割部36が前記した
破断分割が予定される部位に、それぞれ相当している。
【0031】
【発明の効果】上述の如く、請求項1記載の発明によれ
ば、破断分割に供される軸受部を、破断分割が予定され
る部位の近傍に湯口を備える鋳型を用いて鋳造する。こ
のため、軸受部の鋳造段階で、軸受部の破断分割が予定
される部位の近傍に針状黒鉛を集中させることができ、
破断分割を予定しない他の部分に高い強度を確保しつ
つ、破断分割が予定される部位の近傍を脆性化させるこ
とができる。従って、本発明に係る軸受の製造方法によ
れば、特別な脆性化処理等を施すことなく、容易に軸受
本体と軸受キャップとを破断分割することが可能であ
り、かつ、それら軸受本体、及び軸受キャップに、十分
な強度を付与することができる。
【0032】また、請求項2記載の発明によれば、破断
分割に供される軸受部を、破断分割が予定される部位の
近傍にガス抜き穴を備える鋳型を用いて鋳造する。この
ため、軸受部の鋳造段階で、軸受部の破断分割が予定さ
れる部位の近傍にブローホールやガスポロシティを集中
させることができ、破断分割を予定しない他の部分に高
い強度を確保しつつ、破断分割が予定される部位の近傍
を脆性化させることができる。従って、本発明に係る軸
受の製造方法によれば、上記請求項1記載の発明と同様
に、特別な脆性化処理等を施すことなく、容易に軸受本
体と軸受キャップとを破断分割することが可能であり、
かつ、それら軸受本体、及び軸受キャップに、十分な強
度を付与することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1(A)は本発明の一実施例であるコンロッ
ドの製造方法に用いる鋳型の平面図である。図1(B)
は本発明の一実施例であるコンロッドの製造方法に用い
る鋳型の部分断面図である。
【図2】本実施例において鋳造成形されるコンロッド素
材の平面図である。
【図3】本実施例の製造方法により製造されるコンロッ
ドの平面図である。
【図4】図4(A)は本発明の他の実施例であるコンロ
ッドの製造方法に用いる鋳型の平面図である。図4
(B)は本発明の他の実施例であるコンロッドの製造方
法に用いる鋳型の部分断面図である。
【符号の説明】
10,40 鋳型 12 溶湯室 14 湯口 20 コンロッド素材 30 コンロッド 30a コンロッド本体 30b コンロッド軸受キャップ 32 大端部 34 小端部 36 分割部 42 ガス抜き穴

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 鋳造により成形した軸受部を、所定の部
    位で破断分割して軸受本体と軸受キャップとを形成する
    軸受の製造方法において、 前記軸受部の鋳造を、該軸受部の破断分割が予定される
    部位の近傍に湯口を備える鋳型を用いて行うことを特徴
    とする軸受の製造方法。
  2. 【請求項2】 鋳造により成形した軸受部を、所定の部
    位で破断分割して軸受本体と軸受キャップとを形成する
    軸受の製造方法において、 前記軸受部の鋳造を、該軸受部の破断分割が予定される
    部位の近傍にガス抜き穴を備える鋳型を用いて行うこと
    を特徴とする軸受の製造方法。
JP6129295A 1995-03-20 1995-03-20 軸受の製造方法 Pending JPH08257685A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100336688B1 (ko) * 1999-07-30 2002-05-13 이계안 분할파단이 용이한 커넥팅 로드의 제조방법
CN106827644A (zh) * 2017-03-17 2017-06-13 苏州蓝王机床工具科技有限公司 一种机械压力机连杆的结构
CN108788090A (zh) * 2018-07-04 2018-11-13 重庆环鹰机械有限公司 一种铝合金连杆液态模锻用模具的多型腔流道结构
CN114555311A (zh) * 2019-11-21 2022-05-27 利萨·德雷克塞迈尔有限责任公司 具有至少一个集成的附件的一体的铸造构件以及用于制造铸造构件的方法

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