JPH08257261A - 回転式電気かみそり - Google Patents

回転式電気かみそり

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JPH08257261A
JPH08257261A JP6750695A JP6750695A JPH08257261A JP H08257261 A JPH08257261 A JP H08257261A JP 6750695 A JP6750695 A JP 6750695A JP 6750695 A JP6750695 A JP 6750695A JP H08257261 A JPH08257261 A JP H08257261A
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inner blade
outer blade
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JP6750695A
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Inventor
Toshiyuki Yoshida
敏之 吉田
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TEC CORP
Original Assignee
TEC CORP
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Abstract

(57)【要約】 【目的】本発明は、外刃への不適正押圧力が生じたこと
を知らしめ常に適正押圧力での使用できる回転式電気か
みそりの提供を目的とする。 【構成】内刃17を取り付けた内刃体10に突起16
(当接部)を設けるとともに外刃30に前記突起16と
対応する突起34a(被当接部)を設け、髭剃り時に外
刃30に所定以上の押圧力が加わったとき前記突起34
a突起16とを互いに干渉させて、この干渉によって内
刃台10および外刃30等によって発生する振動によっ
て外刃30に不適正押圧力が加わっていることを使用者
に知らしめることにより常に適正押圧力での使用をでき
るようにした回転式電気かみそり。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、回転式電気かみそり
に係り特に外刃と内刃台との干渉を通して使用時におけ
る外刃に加わる押圧力が不適正であることを知らしめる
とともに、前記干渉を通して内刃台等に付着した髭屑の
除去を行うものに関する。
【0002】
【従来の技術】従来の周知の回転式電気かみそりは、本
体に一端を開口した収納室を設け、この収納室内に内刃
を取り付けた内刃台を配設するとともに、この収納室の
開口を多数の髭導入孔が形成された外刃で閉蓋して取り
付け、本体内に設けられたモータによって前記内刃台と
ともに内刃を前記外刃の内周面に圧接させつつ回転させ
て、髭導入孔から導入された髭を剪断して髭剃りがなさ
れるようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】そして、前記外刃は非
常に薄い金属板により形成されているため、髭剃り時に
外刃を肌に押し付けてることにより、外刃の受ける押圧
力が所定以上になると、外刃が内側に変形して凹み内刃
との接触圧が大きくなる。この接触圧が大きくなること
に起因してつぎのような問題が生じる。一つは、モータ
ーに加わる負荷が大きくなり回転数が下がり、内刃と外
刃との相対速度が低下しその結果良好な髭剃りがされな
くなるという問題であり、二つには、内刃および外刃の
磨耗が促進されその結果切削つまり切断性能が低下かす
るとともにこれら内刃および外刃の寿命が短くなり、ま
た、場合によっては内刃の欠損につながるという問題等
である。
【0004】また、従来のものにおいては、使用後の清
掃時においては内刃、内刃台、内刃を外刃に対して付勢
しているばね等に付着している髭屑をブラシ等を用いて
除去するようにしているが、内刃台の特に内刃が摺動自
在に挿入されている取付孔内あるいはばね等に付着した
髭屑はブラシ等を用いても除去しにくいという問題があ
り、また、取付孔に付着した髭屑が除去されないと内刃
の摺動がスムーズになされないため、内刃の刃先が外刃
の内周面に圧接した状態で摺接しなくなり良好な髭剃り
がなされなくなるという問題があった。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明は上記従来の問
題を解決するものであり、請求項1記載の発明は、一端
を開口した円形凹状に形成され少なくともその一部が本
体に形成された内刃収納室と、前記本体内に設けられそ
の出力軸を前記内刃収納室の底部より突出させたモータ
と、前記モータの出力軸に取り付けられ前記開口側中央
部に当接部を形成するとともにこの当接部の周囲に複数
の内刃取付孔を形成した内刃台と、前記内刃取付孔に摺
動自在に設けられ前記開口側に位置する一端側に刃体を
形成し他端側に係合部を形成した内刃と、前記内刃台に
一端を取り付けられ他端を前記係合部に係合し内刃を前
記開口側に向けて付勢する弾性体と、弾性を有する金属
製薄板からなり多数の髭導入孔が形成され中央部内面に
前記内刃台の当接部に対応した被当接部を形成するとと
もに常時はこの被当接部を前記当接部と所定間隙を介し
て前記収納室の開口を閉蓋して取り付けられる外刃とか
らなる回転式電気かみそりとし、また、請求項2記載の
発明は請求項1記載の回転式電気かみそりにおいて、前
記収納室の内周壁に案内部を形成するとともに前記外刃
の外周部に前記案内部に案内されて収納室の内周壁の周
方向と直交する方向に移動する被案内部を形成し、この
外刃を前記内刃を介して前記弾性体の付勢力によって常
時は開口側に位置させ前記被当接部を前記当接部に対し
て所定間隙離間させる構成とし、外刃を収納室の内周壁
の案内部に沿って可動にした回転式電気かみそりとした
ものである。
【0006】
【作用】上記のように構成した請求項1記載の発明は、
外刃に所定以上の押圧力が加わった際に、外刃に形成し
た被当接部と内刃台に形成した当接部との干渉によって
生じる振動により外刃に所定値以上の押圧力が加わった
ことを使用者に知らしめ、また、前記干渉によって生じ
る振動により内刃台等に付着した髭屑等は除去される。
また、請求項2記載の発明は、上記請求項1記載の発明
の作用に加えて外刃が受ける押圧力が所定以上になった
ときおよびこれが解除されたときにこれに応じて外刃の
応動がスムーズになされる。
【0007】
【実施例】つぎに、この発明の一実施例を図1および図
9を用いて説明する。図において、1は回転式電気かみ
そりの本体で、この本体1は本体ケース2とこの本体ケ
ース2内に取り付けられたモーター3、このモーター3
に電力を供給する図示しない蓄電池およびこの蓄電池を
充電する充電装置等から構成されている。そして、前記
本体ケース2には一端側(図1において上方)を開口し
するとともに円筒壁つまり環状壁4aによって囲まれた
収納室4が形成され、この収納室4の底壁4bには貫通
孔5が形成されている。また、前記環状壁4aの外周部
には雄ねじ4cが形成されている。また、前記本体ケー
ス2の前記底壁5の裏面側には先端部に係止突起6aが
設けられた環状の取付部材6がその中心軸を前記貫通孔
5の軸心と一致させて形成されている。この取付部材6
によって本体ケース2内にモーター3が取り付けられて
おり、この取付状態ではモーター3の底部3aが前記係
止突起6aに係止され抜け止めされている。また、モー
ター3を本体ケース2に取り付けた状態ではモーター3
の出力軸7は前記収納室4の底壁に形成した貫通孔5を
貫通して収納室4内に突出している。そして、この出力
軸7には嵌合軸8が周方向に回り止めして取り付けられ
ている。この嵌合軸8には図において上部に回り止め用
の切欠8aが形成されているともに芯出孔8bが、ま
た、下部には前記出力軸7が嵌合する軸孔8cがそれぞ
れ形成されている。
【0008】なお、本体ケース2へのモーター3の取り
付けは、出力軸7に嵌合軸8を取り付けた後、ず9に示
すようにモーター3を前記取付部材6の内側に向けて矢
印方向から嵌合して、モーター3の底部3aを係止突起
6aと係合させることによりなされる。
【0009】つぎに、この嵌合軸8に着脱自在に取り付
けられる内刃台10について説明する。この内刃台10
は図9に示すように中央部に前記嵌合軸8が嵌合する軸
孔11が形成され、この軸孔11はの上部には前記嵌合
軸8の回り止め用の切欠8aと係合する係合突起12が
形成されている。また、前記軸孔11にはその中心を前
記嵌合軸8に形成した芯出孔8bの中心と一致した貫通
孔13が形成されている。また、この内刃台10には前
記貫通孔13を中心として放射状にかつ前記軸孔11の
軸心に平行に形成された複数(実施例では3個)の内刃
取付孔14が形成されている。さらにまた、内刃台10
中央部には円形状の凹部15が形成されており、この凹
部15には前記貫通孔13を中心として当接部としての
複数(実施例では3個)のリブ状の突起16が放射状に
形成されている。
【0010】そして、前記内刃台10に形成した内刃取
付孔14に取り付けられる内刃17は、図において上方
先端部に刃体17aが形成されるとともに下部に方形状
の係合部としての係合孔17bが設けられている。この
内刃17は、その下部を前記取付孔14を貫通させて挿
入し前記係合孔17bに、一端が前記内刃台10の図に
おいて下面に固定具18により取り付けられた弾性体と
しての板バネ19の他端側を挿入することにより、常時
この内刃17を図において上方に向けて前記取付孔14
内に上下方向に可動自在にして内刃台10に取り付けら
れている。
【0011】つぎに、前記収納室4の環状壁4aの外周
に取り付けられる外刃ケース20について説明する。こ
の外刃ケース20は円筒壁により円筒状に形成され、そ
の内周面には前記環状壁4aの外周に形成された雄ねじ
4bと螺合する雌ねじ21が形成され、また、この外刃
ケース20の図においては上端縁には外刃ケース20の
内周の径より径小の環状の係止縁22が形成され、ま
た、前記内周面には前記係止縁22と所定間隔を介して
複数の係止突起23が形成されている。そして、この係
止縁22、係止突起23、外刃ケース20の内周面24
とによって断面コ字状の案内部としての嵌合凹部25形
成されている。
【0012】そして、この外刃ケース20の円筒壁の上
部つまり前記収納室4の環状壁4aの上方に位置する内
周面で囲まれる空間部は前記収納室4とともに内刃収納
室を構成しているものである。
【0013】つぎに、前記外刃ケース20内に着脱可能
に取り付けられる外刃30について説明する。この外刃
30は、図5ないし図7に示すように、薄い金属板にエ
ッチング加工により多数の髭導入孔31が形成された刃
板32、この刃板32の外周縁に形成した孔32aに挿
入された取付ボス33eの先端部を加熱溶融して径大に
とすることにより取り付けられた略リング状の合成樹脂
からなる外周枠33、前記刃板32の中央部に形成した
取付孔32bに挿入された取付ボス33fの先端部を加
熱溶融して径大にとすることにより取り付けられた同じ
く合成樹脂からなる中央枠34とから構成されている。
また、刃板32の中央部に軸孔32cおよび突起挿入孔
32dとが形成されている。
【0014】そして、前記外周枠33の外周には前記外
刃ケース20の係止縁22の内周面22aに沿って軸方
向に摺動可能な環状壁33aとこの環状壁33aから段
部33dを形成して環状壁33aよりも径大に形成さ
れ、前記外刃ケース20の内周面24つまり嵌合凹部2
5に案内されて軸方向に摺動可能な被案内部としての案
内壁33bが形成されている。なお、前記段部33d
は、前記外刃ケース20に形成した係止縁22に係止さ
れ外刃ケース20からの抜け止めをするように機能する
もである。また、この案内壁33bには図において下方
に向けて突出させるとともに互いに離間して形成した回
り止め用の係止突起33cが形成され、この両係止突起
33cの間に前記外刃ケース20に形成した係止突起2
3が位置するようになっており、この係止突起23に係
止突起33cが係止して外刃30は回り止めされるもの
である。
【0015】また、前記中央枠34にはその中央部に前
記内刃台10に形成した貫通孔13を貫通して前記嵌合
軸8の芯出孔8bに嵌合する芯出軸35が一体成型によ
り取り付けられており、また、この中央枠34の内面つ
まり前記内刃体10と対向する面には前記内刃台10に
形成した突起16と干渉する被当接部としての突起36
が複数個(実施例では3個)形成されている。そして、
刃板32に中央枠34が取り付けられた状態では芯出軸
35および突起36は前記軸孔32cおよび突起挿入孔
32dから突出した状態となってる。また、前記外刃ケ
ース20の図において下方から前記外刃30を挿入し外
刃ケース20の係止縁22と係止片23との間に前記外
刃30の外周枠33の案内壁33bを位置させて収納し
することにより外刃30は外刃ケース20に取り付けら
れる。
【0016】そして、図1に示すようにモーター3の出
力軸7に取り付けられた嵌合軸8に内刃17が取り付け
られた内刃台10をその軸孔11を嵌合して取り付けた
後、前記外刃30が取り付けられた外刃ケース20を、
その内周面に形成された雌ねじ21を前記収納室4の環
状壁4aに形成した雄ねじ4bに螺合して本体ケース2
に取り付けることにより電気かみそりは使用状態として
組み立てられる。そして、このように使用状態に組み立
てられたときは、前記外刃30は内刃台10に可動自在
に取り付けられた内刃17を介して前記板ばね19の上
方への付勢力によって前記外周枠33に形成した段部3
3dが前記係止縁枠23に係止する位置まで上方に押し
上げられ、前記係止突起23と外周枠33の下側面とは
図1、図6に示すように間隙Gだけ離間した状態となっ
ている。また、このように使用状態に組み立てられたと
きの板ばね19の付勢力は所定の付勢力つまり通常の髭
剃りにに最適な付勢力(一般的には2N(ニュートン)
程度が最適とされている。)となるように設定されてい
る。
【0017】そして、このように外刃30が上方に付勢
されている状態つまり通常の髭剃りがなされる状態で
は、前記内刃台10に形成した突起16と外刃30の中
央枠34に形成した突起36とは所定距離だけ離間し互
いに衝突つまり干渉しないようになっている。そして、
前記外刃30に前記所定の付勢力以上の押圧力が加えら
れると、この押圧力により外刃30つまり刃板32の内
面に圧接している内刃17を介して前記板ばね19は下
方に押され、外刃30は前記外刃枠20の内周面24に
案内されて下方つまり内刃台10側に移動し、その結果
中央枠34に形成された突起36と内刃台10に形成さ
れた突起16とが干渉するようになる。つまり内刃台1
0が回転しているときは、突起16は突起36と干渉し
ながら回転することになり、この突起16と36の干渉
によって振動が発生することになる。なお、前記外刃3
0は下方に移動したとき前記案内壁33bの下面が前記
係止突起23に当接しそれ以上は移動することはないよ
うになっている。
【0018】また、内刃台10を回転させた状態で意識
的に前記中央枠34を指等で内刃台10の突起16に中
央枠34の突起36を干渉させるように板ばね19の付
勢力に抗して外刃30を内刃台10側に向けて押し下げ
ることにより、前記両突起16と36とを干渉させて振
動を発生させることができる。
【0019】つぎに、上記のように構成し電気かみそり
の動作について説明する。はじめに、髭剃り動作につい
て説明する。この場合は、収納室4内に内刃17が取り
付けられた内刃台10をその嵌合孔11を嵌合軸8に嵌
合して取り付けた後、前記外刃30が収納された外刃ケ
ース20を収納室4の環状壁4aに螺合して取り付けて
図1に示すように使用状態に組み立てる。そして、この
状態では前述したように外刃30は内刃17を介して板
ばね19の付勢力によって前記係止縁22と係止段部3
3dとが係止する状態になる位置まで上方に押し上げら
れ、また、前記嵌合軸8の芯出孔8bが前記外刃30の
中央枠34に設けた芯出軸35に嵌合し、このこのこと
により外刃30の中心を内刃台10の回転中心に一致せ
さている。
【0020】そして、図示しない電源スイッチを閉成し
て外刃30の刃板32を顔の肌に押し付けなが移動する
ことにより髭剃りを行う。この髭剃り時に外刃30を肌
に押し付けることにより、外刃が肌から受ける押圧力が
所定の押圧力以下であれば髭剃りは正常になされるが、
この押圧力が所定以上つまり異常な押圧力となると、図
8に示すように外刃30は前記板ばね19の付勢力に抗
して内刃台10側に移動し、その結果中央枠34に設け
た突起36と内刃台10に設けた突起16とが干渉し振
動が発生する。したがって、使用者は外刃30に異常な
押圧力が加わっていることつまり外刃30を肌に強く押
し付けていることを認識して、押し付ける力を弱めるよ
うに調節することができ、外刃30の肌への押し付ける
押圧力が常に所定つまり適正な押圧力に維持されながら
髭剃りが行われる。
【0021】このように、髭剃り中に前記所定の押圧力
つまり髭剃りに最適な押圧力以上の押圧力が外刃30に
加わると前記外刃30が板ばね19の付勢力に抗して内
刃台10側移動し、前記外刃30の中央枠34の突起3
6に内刃台10の突起16が干渉しながら回転すること
によって発生する振動により使用者は外刃30に異常な
押圧力が加わったことを認識できその押圧力を弱めて髭
剃りを行うことができる。したがって、異常な押圧力が
加わった状態で使用されることがなく、モーターに加わ
る負荷が過負荷となって回転数が下がり内刃と外刃との
相対速度が低下しその結果良好な髭剃りがされなくなる
という問題、内刃および外刃の磨耗が促進されその切削
つまり切断性能が低下するとともにこれら内刃および外
刃の耐久性上の問題、あるいは内刃の欠損等の問題を解
消できるものである。
【0022】つぎに、内刃台10等の清掃をする場合に
ついて説明する。この場合は、図1に示すように使用状
態に組み立てられた状態で、図示しない電源スイッチを
閉成して内刃台10を回転状態とした後、外刃30の中
央枠34を指等により押圧して外刃30を板ばね19の
付勢力に抗して内刃台10側に移動つまり押し込み、中
央枠34の突起36と内刃台10の突起16とを干渉さ
せて、内刃台10外刃30等を振動させる。この振動に
よって内刃台10等に付着した髭屑等の塵埃を除去する
ことができる。したがって、使用後に髭屑等が内刃台1
0の特に内刃17の取付孔14、あるいは板ばね19等
に付着した髭屑等の除去が容易にでき、内刃17の取付
孔14内での移動を阻害する要因を除去して内刃17の
取付孔内での良港な作動を維持でき、常に良好な髭剃り
がてきるまのである。
【0023】このように、内刃台10および外刃30の
中央枠34とにそれぞれ対応する突起16および36を
設け、外刃30に所定以上の押圧力が加えられたとき前
記両突起16および36を互いに干渉させ、この干渉に
よって外刃30、内刃台10等に生じる振動により使用
者に所定以上の押圧力が外刃30に加わっていることを
知らしめることができ、また、内刃台10等の清掃をす
る場合は、前記両突起意識的に干渉させて外刃30、内
刃台10等を振動させてこれらに付着した髭屑等の塵埃
を確実かつ効果的に除去できるものである。
【0024】なお、上記実施例では、外刃30を外刃ケ
ース20に対して移動するように構成した場合について
説明したが、外刃30つまり刃板32は一般に弾性を有
する金属板で形成されているため変形しや易すく、所定
以上の押圧力が加わると内刃台10側に凹むように変形
することから、この変形を利用するようにして外刃30
の外周部を前記外刃ケース20に固定的に取り付ける構
成とすることもできるものである。
【0025】また、上記実施例では、案内部としての嵌
合凹部25を外刃ケース20に形成する構成としたが、
この嵌合凹部25は本体2に形成した収納室4の環状壁
4aの内周壁に形成する構成としてもよい。
【0026】また、上記実施例では、外刃30を外刃ケ
ース20に取り付ける構成つまり外刃ケース20を介し
て本体ケース2に取り付ける構成としたが、これは外刃
30の外周枠33を直接収納室4の環状壁4aに取り付
ける構成とすることもできる。この場合はいうまでもな
く内刃収納室は前記収納室4のみによって構成されるこ
とになる。
【0027】また、上記実施例では、外刃30に中央枠
34を設け、この中央枠34に突起36を形成する構成
としたが、この突起は金属板から刃板32を絞り加工に
よって形成する際に、この刃板32に一体に形成する構
成とすることもできる。
【0028】また、上記実施例では、内刃台10は嵌合
軸8を介してモーター3の出力軸7に取り付けるように
したが、これは嵌合軸8を省略してモーター3の出力軸
7に直接取り付けるようにすることもできる。
【0029】
【発明の効果】請求項1記載の発明は以上のように構成
したので、外刃に所定以上の押圧力が加わった時に、こ
れを外刃に形成した被当接部と内刃台に形成した当接部
との干渉によって生じる振動により使用者に知らしめる
ことにより、外刃に対して所定以上の押圧力が加えられ
ることを防止して常に適正な押圧力の下で髭剃りがなさ
れ、したがって、モーターの過負荷による回転数の低下
を防止して内刃と外刃との相対速度の低下を防止して良
好な髭剃りができ、また、内刃および外刃の磨耗に起因
する切断性能の低下を防止できるとともにこれら内刃お
よび外刃の耐久性を向上を図ることができ、さらにま
た、前記当接部と被当接部との干渉に内刃台および外刃
等を振動させ、この振動によって内刃台等に付着した髭
屑等が確実かつ効果的に除去して清掃を容易にできると
いう効果を奏するものである。
【0030】また、請求項2記載の発明は、上記請求項
1記載の発明の作用に加えて外刃が受ける押圧力が所定
以上になったときおよびこれが解除されたときに、これ
に応じて外刃の応動をスムーズにすることができるとい
う効果を奏することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例の回転式電気かみそりの一部断
面した図。
【図2】上記実施例の内刃台の平面図。
【図3】上記実施例の内刃の内刃台への取付状態を示す
部分断面図(図2におけるY−Y断面図)。
【図4】上記実施例の内刃台の中央部を示す部分斜視
図。
【図5】上記実施例の外刃の中央枠の断面図。
【図6】上記実施例の外刃と外刃ケースの関係を示す部
分断面図。
【図7】上記実施例の外刃の内側平面図。
【図8】上記実施例の外刃が内刃台側に移動した状態を
示す部分断面図。
【図9】上記実施例の回転式電気かみそりの分解図。
【符号の説明】
1 本体 4 内刃台の収納室 3 モータ 7 出力軸 10 内刃台 14 内刃取付孔 16 突起(当接部) 17 内刃 17a 刃体 17b 係合孔(係合部) 19 板ばね(弾性体) 20 外刃ケース 25 嵌合凹部(案内部) 33b 案内壁(被案内部) 30 外刃 36 突起(被当接部)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】一端を開口した円形凹状に形成され少なく
    ともその一部が本体に形成された内刃収納室と、前記本
    体内に設けられその出力軸を前記内刃収納室の底部より
    突出させたモータと、前記モータの出力軸に取り付けら
    れ前記開口側中央部に当接部を形成するとともにこの当
    接部の周囲に複数の内刃取付孔を形成した内刃台と、前
    記内刃取付孔に摺動自在に設けられ前記開口側に位置す
    る一端側に刃体を形成し他端側に係合部を形成した内刃
    と、前記内刃台に一端を取り付けられ他端を前記係合部
    に係合し内刃を前記開口側に向けて付勢する弾性体と、
    弾性を有する金属製薄板からなり多数の髭導入孔が形成
    され中央部内面に前記内刃台の当接部に対応した被当接
    部を形成するとともに常時はこの被当接部を前記当接部
    と所定間隙を介して前記収納室の開口を閉蓋して取り付
    けられる外刃とからなることを特徴とする回転式電気か
    みそり。
  2. 【請求項2】前記収納室の内周壁に案内部を形成すると
    ともに前記外刃の外周部に前記案内部に案内されて収納
    室の内周壁の周方向と直交する方向に移動する被案内部
    を形成し、この外刃を前記内刃を介して前記弾性体の付
    勢力によって常時は開口側に位置させ前記被当接部を前
    記当接部に対して所定間隙離間させるようにしたことを
    特徴とする請求項1記載の回転式電気かみそり。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2001075070A1 (fr) * 2000-03-31 2001-10-11 Japan Tissue Engineering Co., Ltd. Procede et dispositif de culture cellulaire

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2001075070A1 (fr) * 2000-03-31 2001-10-11 Japan Tissue Engineering Co., Ltd. Procede et dispositif de culture cellulaire

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