JPH0825723A - プリンタ用紙送りノブ装置 - Google Patents

プリンタ用紙送りノブ装置

Info

Publication number
JPH0825723A
JPH0825723A JP16645094A JP16645094A JPH0825723A JP H0825723 A JPH0825723 A JP H0825723A JP 16645094 A JP16645094 A JP 16645094A JP 16645094 A JP16645094 A JP 16645094A JP H0825723 A JPH0825723 A JP H0825723A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
knob
printer
paper feed
paper
printer paper
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP16645094A
Other languages
English (en)
Inventor
Tetsuo Murata
哲生 村田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP16645094A priority Critical patent/JPH0825723A/ja
Publication of JPH0825723A publication Critical patent/JPH0825723A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Handling Of Sheets (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 小型で、大きな可動力を必要とせず、より少
ないスペースで操作可能なプリンタ用紙送りノブ装置を
得ること。 【構成】 プリンタ用紙を送るための操作用ノブ11と
これに連結されるプリンタの回転軸3との間にワンウェ
イクラッチ12を介在設置するとともに、ノブ11に操
作用柄11bを設けたもの。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、回転動作によりプリン
タ用紙を送る機構に操作用ノブを有し、このノブがプリ
ンタ用紙セット時や印刷終了時に回動自在に構成されて
なるプリンタ用紙送りノブ装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図26は従来のプリンタ用紙送りノブ装
置を示す斜視図、図27はその縦断面図である。
【0003】従来のプリンタ用紙送りノブ装置は、装置
本体1内に収納されたプリンタ2の紙送り機構のシャフ
ト3にノブ4の小径の矩形筒部4aが装置本体1の内部
で嵌着し、ノブ4の大径の円筒からなる操作部4bが装
置本体1より突出して構成されている。
【0004】このようなものにおいて、プリンタ2は、
プリンタ用紙セット時や印刷終了時に、紙送り機構のシ
ャフト3と一体のノブ4が回動自在に構成されている。
したがって、プリンタ用紙セット時や印刷終了時にノブ
4の操作部4bを手で掴み回転させると、シャフト3に
回動力が伝達され、この回動力によりプリンタ2の紙送
り機構が作動し、プリンタ2にセットされた図示しない
プリンタ用紙(以下、単に紙という)の送りまたは戻し
が行なわれる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来のプリンタ用紙送
りノブ装置は前述のように構成されているため、ノブ4
の操作部4bを小型化(小径化)すると、手動操作時に
十分なトルクが得られなくなり、可動力が増大するとい
う問題があった。また、手動操作時にはノブ4の操作部
4b全体を手で掴むため、ノブ4の全周に操作のための
スペースが必要であった。
【0006】そこで、ノブの大半を装置本体内に収納す
るとともに、その端面に操作用凹部を形成し、操作は凹
部内に設けたつかみ部をノブ軸方向より凹部内に指を入
れてつかんで行うようにすることによって、ノブのため
の設置スペースを少なくするようにしたものが既に提案
されている(実開平4−120125号公報)。しかし
ながら、この公報のものにあっても、依然として前述し
たノブの小型化(小径化)やノブ操作のためのスペース
の縮少化は達成できておらず、この点で課題を残してい
た。
【0007】本発明は以上の点に鑑み、小型で、大きな
可動力を必要とせず、かつより少ないスペースで操作可
能なプリンタ用紙送りノブ装置を得ることを目的とす
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1の発明
に係るプリンタ用紙送りノブ装置は、プリンタ用紙を送
るための操作用ノブとこれに連結されるプリンタの回転
軸との間にワンウェイクラッチを介在設置するととも
に、ノブに操作用柄を設けたものである。
【0009】本発明の請求項2の発明に係るプリンタ用
紙送りノブ装置は、ワンウェイクラッチに、回動力の伝
達方向を切り換える切換手段を設けたものである。
【0010】本発明の請求項3の発明に係るプリンタ用
紙送りノブ装置は、切換手段が回動力伝達方向を紙戻し
方向に切り換えたことを検出するスイッチを設けたもの
である。
【0011】本発明の請求項4の発明に係るプリンタ用
紙送りノブ装置は、ワンウェイクラッチをラチェット機
構から構成したものである。
【0012】本発明の請求項5の発明に係るプリンタ用
紙送りノブ装置は、回動力の伝達方向を切り換える切換
手段に、非操作時に回動力伝達方向を紙送り方向に保持
する第1の保持手段を設けたものである。
【0013】本発明の請求項6の発明に係るプリンタ用
紙送りノブ装置は、回動力の伝達方向を切り換える切換
手段によって回動力伝達方向を紙戻し方向に操作した場
合に、この状態を第1の保持手段の保持力に抗して保持
する第2の保持手段と、該第2の保持手段による保持状
態を解除する解除手段とを設けたものである。
【0014】本発明の請求項7の発明に係るプリンタ用
紙送りノブ装置は、ノブの可動回転角度を制限する可動
範囲設定手段を設けたものである。
【0015】本発明の請求項8の発明に係るプリンタ用
紙送りノブ装置は、ノブの可動範囲位置を変更する手段
を設けたものである。
【0016】本発明の請求項9の発明に係るプリンタ用
紙送りノブ装置は、ノブの操作用柄を伸縮自在に構成し
たものである。
【0017】
【作用】本発明の請求項1の発明において、ノブの操作
用柄を手で持ち任意の角度間を往復回動させると、ワン
ウェイクラッチの働きによって一方向への回動力のみが
プリンタの回転軸に伝達され、この回動力によりプリン
タの紙送り機構が作動し、プリンタにセットされた紙の
送りが行なわれる。この請求項1の発明においては、操
作用柄により回動力を大きくして伝えることができる
(ノブのみの場合と比べてモーメントが大きくなる)た
め、手動操作時に十分なトルクを得ることができ、その
分、ノブを小型化(縮径化)できる。更に、ノブの操作
は操作用柄を手で持ち任意の角度間を往復回動させるだ
けでよいため、ノブ操作のためのスペースの縮少化が可
能となる。
【0018】また、本発明の請求項2の発明において
は、ワンウェイクラッチに設けた回動力の伝達方向を切
り換える切換手段により、紙の送りおよび紙の戻し操作
の切り換えが可能になる。
【0019】また、本発明の請求項3の発明において
は、切換手段が回動力伝達方向を紙戻し方向に切り換え
たことを検出するスイッチにより、ノブからの回動力の
伝達方向が紙戻し方向に切り換えられた場合にこれを検
出でき、これによって紙戻し方向への手動操作時にはプ
リンタの自動紙送り機構が動作しないように設定するこ
とが可能となり、安全性の確保が容易となる。
【0020】また、本発明の請求項4の発明において
は、ワンウェイクラッチをラチェット機構から構成する
ことにより、回動力の伝達を簡単な機構で実現すること
ができる。
【0021】また、本発明の請求項5の発明において
は、回動力の伝達方向を切り換える切換手段に設けた第
1の保持手段によって、通常状態では切換手段が紙の送
り側におかれ、ノブの操作用柄の往復回動により紙の送
りが行なわれる。従って、紙の戻し作業時のみ切換手段
を紙の戻し側に保持して、この状態でノブの操作用柄の
往復回動操作を行えばよく、更に紙の戻し作業が終了し
て、操作用柄から手を離せば切換手段が自動的に紙の送
り側に復帰するので、使い勝手が向上する。
【0022】また、本発明の請求項6の発明において
は、第2の保持手段によって、切換手段を第1の保持手
段の保持力に抗して紙の戻し側に保持させることができ
るとともに、紙の戻し作業終了後は解除手段によって第
2の保持手段による保持状態を簡単に解除できて、切換
手段を紙の送り側に自動的に移行させることができるた
め、使い勝手が一層向上する。
【0023】また、本発明の請求項7の発明において
は、ノブの可動回転角度を制限する可動範囲設定手段を
設けることにより、ノブの操作用柄を例えば操作のし易
い装置前面側に向けさせることができる。
【0024】また、本発明の請求項8の発明において
は、ノブの可動範囲位置を変更する手段を設けることに
より、ノブの操作用柄の向きを装置の設置高さ位置や使
用者に合わせた位置に設定、変更することができる。
【0025】また、本発明の請求項9の発明において
は、ノブの操作用柄を伸縮自在に構成することにより、
製品の出荷時には操作用柄を短くして梱包作業を容易に
することができるとともに、操作用柄の長さ調整によっ
て使用者に合わせた可動力調整も可能となる。
【0026】
【実施例】
実施例1.以下、図示実施例により本発明を説明する。
図1は本発明の請求項1の発明に係るプリンタ用紙送り
ノブ装置を示す斜視図、図2はその動作を説明するため
の正面図であり、各図中、前述の従来例(図26,図2
7)に相当する部分には同一符号を付してある。
【0027】本実施例のプリンタ用紙送りノブ装置は、
装置本体1内に収納されたプリンタ2の紙送り機構のシ
ャフト3とこれに連結される手動操作部であるノブ11
との間にワンウェイクラッチ12を介在設置するととも
に、ノブ11をワンウェイクラッチ12収納部となる円
筒部11aと、円筒部11aの周面の一部から外方へ突
出させて形成した操作用柄11bとから構成したもので
ある。
【0028】本実施例のプリンタ用紙送りノブ装置にお
いて、プリンタ2に紙をセットして、ノブ11の操作用
柄11bを手で持ち、図2に示す如く円筒部11aを任
意の角度間で往復回動させると、ワンウェイクラッチ1
2の働きによって紙送り方向への回動力のみがシャフト
3に伝達され、この回動力によりプリンタ2の紙送り機
構が作動し、プリンタ2にセットされた紙の送りが行な
われる。このように、操作用柄11bにより回動力を大
きくして伝えることができる(円筒部11aのみの場合
と比べてモーメントを大きくできる)ため、手動操作時
に十分なトルクを得ることができ、その分、ノブ11の
特に円筒部11aを小型化(縮径化)できる。更に、ノ
ブ11の操作は操作用柄11bを手で持ち任意の角度間
を往復回動させるだけでよいため、ノブ操作のためのス
ペースの縮少化が可能となる。
【0029】なお、本実施例ではノブ11を、円筒部1
1aとこの円筒部11aの周面の一部から外方へ突出す
る操作用柄11bとから構成したものを示したが、これ
に限るものでなく、例えばノブ全体を楕円状に形成し、
この楕円の長軸の一端側をワンウェイクラッチ収納部と
して形成してもよく、要するに一端に柄部が、また他端
にワンウェイクラッチ収納部が形成されるものであれば
よく、その形状が限定されるものではない。
【0030】実施例2.図3は本発明の請求項1及び請
求項4の発明に係るプリンタ用紙送りノブ装置を示す分
解斜視図であり、図中、前述の実施例1(図1,図2)
に相当する部分には同一符号を付してある。
【0031】この実施例のプリンタ用紙送りノブ装置
は、実施例1の装置の好ましい具体例を示すもので、実
施例1のワンウェイクラッチにラチェット機構を用いた
点に特徴を有している。すなわち、ラチェット機構21
は、ノブ11の円筒部11a内に収納される原動側爪車
22と、プリンタ2の紙送り機構のシャフト3に連結さ
れる従動側爪車23とからなり、これら爪車22,23
は紙送り方向で噛み合い、紙戻し方向では噛み合わない
ように、各爪車22,23の対向面にそれぞれ形成した
複数の爪22a,23aが楔状を呈し、ノブ11よりの
紙送り方向への回動力のみがシャフト3に伝達されるよ
うになっている。
【0032】これを更に詳述すると、原動側爪車22
は、その反爪側端面の中心部に、有底の孔22bが形成
されるとともに、孔22bの底部22cの中心に、従動
側爪車23の小径の中心軸23bが挿通する小孔22d
が穿設され、更に孔22bの縁部である反爪側端面に、
ノブ11の円筒部11a内に設けた複数(この実施例で
は4つ)のガイドピン11cが差し込まれる小孔22e
が設けられている。また、従動側爪車23は、その反爪
側端に、プリンタ2の紙送り機構のシャフト3に連結さ
れる筒軸部23cが形成されており、原動側爪車22と
の組付け時には、その背面(反爪側端面)をノブ11の
端面形状と同形状に形成された蓋部材24によって支持
されるようになっている。蓋部材24の従動側爪車23
との対向部には、従動側爪車23の筒軸部23cが挿通
する孔24aが穿設されている。なお、25は原動側爪
車22を従動側爪車23との係合方向へ常時付勢するコ
イルばねである。
【0033】この実施例のプリンタ用紙送りノブ装置に
おいて、各部材の組付けは以下のように行われる。ま
ず、ノブ11の円筒部11aの内面と原動側爪車22の
ばね座となる底部22cとの間にコイルばね25を配置
した状態で、原動側爪車22の孔縁部の各小孔22eと
円筒部11a内の各ガイドピン11cとの位置合せを行
ない、原動側爪車22の各小孔22e内に各ガイドピン
11cを差し込み、円筒部11a内に原動側爪車22を
収納する。次に、原動側爪車22の中心小孔22d内に
従動側爪車23の中心軸23bを貫通させ、これによっ
て原動側爪車22と従動側爪車23との位置合せを行
い、爪22a,23aを向い合わせた状態に組付ける。
次いで、蓋部材24の孔24a内に従動側爪車23の筒
軸部23cを挿通させた状態で、蓋部材24によってノ
ブ11の開口部を閉塞し、これによって従動側爪車23
を背面側で保持させる。その後、蓋部材24から突出す
る従動側爪車23の筒軸部23cとプリンタ2の紙送り
機構のシャフト3とを連結する。
【0034】この実施例のプリンタ用紙送りノブ装置に
おいて、コイルばね25は、ノブ11の紙戻し方向への
回動時には原動側爪車22が従動側爪車23から容易に
離反できて、各爪22a,23aが噛み合わずにスライ
ドできるばね力に設定されている。従って、プリンタ2
に紙をセットして、ノブ11の操作用柄11bを手で持
ち、円筒部11aを任意の角度間で往復回動させると、
各ガイドピン11cにより円筒部11a内に回転方向を
固定された原動側爪車22は、円筒部11aと共に往復
回動しながらコイルばね25により従動側爪車23側に
押されて軸方向へスライドし、紙送り方向への回動時に
は原動側爪車22の各爪22aが従動側爪車23の各爪
23aと噛み合い、回動力を従動側爪車23すなわちプ
リンタ2のシャフト3に伝達し、この回動力によりプリ
ンタ2の紙送り機構を作動させてプリンタ2にセットさ
れた紙の送りを行なわせ、紙戻し方向への回動時には原
動側爪車22の各爪22aの斜面部が従動側爪車23の
各爪23aの斜面部上をスライドし、コイルばね25の
ばね力に抗して原動側爪車22を従動側爪車23から離
反させ、空回りさせる。このように、ワンウェイクラッ
チをラチェット機構21から構成することにより、回動
力の伝達を簡単な機構で実現することができる。また、
ラチェット機構21は、各爪車22,23のそれぞれの
爪22a,23aを軸端面に形成しているので、各爪車
22,23を小径化することができ、その結果、ノブ1
1の円筒部11aを小径化することができる。
【0035】実施例3.図4は本発明の請求項1,2,
3の発明に係るプリンタ用紙送りノブ装置を示す斜視図
であり、図中、前述の実施例1(図1,図2)に相当す
る部分には同一符号を付してある。
【0036】この実施例のプリンタ用紙送りノブ装置
は、ワンウェイクラッチ12に、回動力の伝達方向を切
り換える切換手段31を設けるとともに、切換手段31
の操作ボタン32をノブ11の操作用柄11b部分に配
置し、更に操作用柄11b内の端部に切換手段31が回
動力伝達方向を紙戻し方向に切り換えたことを検出する
スイッチ33を設置したものである。
【0037】この実施例のプリンタ用紙送りノブ装置に
おいては、ボタン32を操作して切換手段31によりワ
ンウェイクラッチ12の回動力伝達方向を切り換えるこ
とができるので、紙の送りおよび紙の戻し操作が可能に
なる。また、切換手段31が回動力伝達方向を紙戻し方
向に切り換えたことをスイッチ33によって検出するこ
とができるので、ノブ11による紙戻し方向への手動操
作時にはプリンタ2の自動紙送り機構が動作しないよう
に設定することが可能となり、安全性の確保が容易とな
る。
【0038】実施例4.図5乃至図10は本発明の請求
項1,2,3,4の発明に係るプリンタ用紙送りノブ装
置を示すもので、図5はその分解斜視図、図6はその要
部である回動力伝達方向切換手段を構成する部材を異な
る角度より示す斜視図、図7は回動力伝達方向切換手段
により紙送り方向に切り換えた状態を示す横断面図、図
8は図7の状態にあるラチェット機構の係合態様を示す
縦断面図、図9は回動力伝達方向切換手段により紙戻し
方向に切り換えた状態を示す横断面図、図10は図9の
状態にあるラチェット機構の係合態様を示す縦断面図で
あり、各図中、前述の実施例2(図3)及び実施例3
(図4)に相当する部分には同一符号を付してある。
【0039】この実施例のプリンタ用紙送りノブ装置
は、実施例3の装置の好ましい具体例を示すもので、実
施例3のワンウェイクラッチにラチェット機構を用いた
点に特徴を有している。すなわち、ラチェット機構41
は、一端に複数の爪42aを有するとともに、他端にプ
リンタ2の紙送り機構のシャフト3に連結される筒軸部
42bが形成された従動側爪車42と、従動側爪車42
の各爪42aと紙送り方向で噛合可能な単一の第1の爪
43aと、紙戻し方向で噛合可能な単一の第2の爪43
bとの2種類の爪を有する原動側爪車機能を備えた摺動
板43とからなり、第1の爪43aが従動側爪車42の
爪42aと噛み合った場合には、ノブ11よりの紙送り
方向への回動力のみがシャフト3に伝達され、第2の爪
43bが従動側爪車42の爪42aと噛み合った場合に
は、ノブ11よりの紙戻し方向への回動力のみがシャフ
ト3に伝達されるようになっている。
【0040】これを更に詳述すると、従動側爪車42
は、その各爪42aのそれぞれの両面が、いずれも爪車
軸方向に沿って、つまり爪車端面に対して垂直に形成さ
れるとともに、その爪側端面の中心部に、小径の軸42
cが突出して設けられ、更にその背面を蓋部材24によ
って支持されるようになっている。摺動板43は、その
長手方向の一端に、従動側爪車42の小径軸42cが挿
通可能な長穴43cを有するとともに、他端の一側面
に、第1の爪43aと第2の爪43bが長手方向に隣接
して配置され、またその裏面に、回動力の伝達方向を選
択的に切り換えるための操作ボタン32が設けられてい
る。従って、摺動板43は、回動力の伝達方向を切り換
える切換手段としての機能も有する。操作ボタン32
は、その上下面に小突起32aを有し、ノブ11の操作
用柄11bの端面に形成した長穴11d内を従動側爪車
42の径方向へスライド可能に構成されている。ノブ1
1の長穴11dの長手両側エッジには、その長手方向の
2個所に操作ボタン32の両小突起32aがそれぞれ嵌
入可能な窪み11e,11fが形成され、各窪み11
e,11f位置にて操作ボタン32を保持できるように
なっている。そして、円筒部11aに近い側の窪み11
e内に操作ボタン32の小突起32aが保持された位置
にある時には、図7,図8に示す如く第1の爪43aが
従動側爪車42の爪42aと噛み合い、ノブ11よりの
紙送り方向への回動力のみが従動側爪車42に伝達さ
れ、円筒部11aに遠い側の窪み11f内に操作ボタン
32の小突起32aが保持された位置にある時には、図
9,図10に示す如く第2の爪43bが従動側爪車42
の爪42aと噛み合い、ノブ11よりの紙戻し方向への
回動力のみが従動側爪車42に伝達されるようになって
いる。また、窪み11f内に操作ボタン32の小突起3
2aが保持された位置にある時、換言すれば操作ボタン
32によって回動力伝達方向を紙戻し方向に切り換えた
時、摺動板43の末端が、図9に示す如くノブ11の操
作用柄11b内の端部に設置してある圧電素子からなる
スイッチ33を押圧して動作させ、プリンタ2の図示し
ない自動紙送り機構の制御部に対してノブ11による紙
戻し方向への手動操作があったことを知らせるようにな
っている。プリンタ2の自動紙送り機構の制御部はスイ
ッチ33から紙戻し信号の入力があると、自動紙送り機
構が動作しないように設定するようになっている。な
お、45は摺動板43とノブ11の操作用柄11bの端
壁内面との間に配設された板ばねであり、摺動板43を
常時従動側爪車42との係合方向へ付勢する機能を有す
る。
【0041】この実施例のプリンタ用紙送りノブ装置に
おいて、各部材の組付けは以下のように行われる。ま
ず、摺動板43を各爪43a,43bが従動側爪車42
に向くように配置して、摺動板43の長穴43cに従動
側爪車42の小径軸42cを挿通させ、これらを組付け
る。次に、摺動板43の操作ボタン32側の面とノブ1
1の端壁内面との間に板ばね45を配置した状態で、操
作ボタン32とノブ11の長穴11dとの位置合せを行
ない、長穴11d内に操作ボタン32を挿通させ、ノブ
11内に板ばね45、摺動板43、及び従動側爪車42
を収納する。次いで、蓋部材24の孔24a内に従動側
爪車42の筒軸部42bを挿通させた状態で、蓋部材2
4によってノブ11の開口部を閉塞し、これによって従
動側爪車42を背面側で支持させる。その後、蓋部材2
4から突出する従動側爪車42の筒軸部42bとプリン
タ2の紙送り機構のシャフト3とを連結する。
【0042】この実施例のプリンタ用紙送りノブ装置に
おいて、板ばね45は、ノブ11により回動方向移動を
規制された摺動板43の従動側爪車42に対する反係合
方向への回動時には、摺動板43が従動側爪車42から
容易に離反できて、摺動板43の爪43a又は43bが
従動側爪車42の爪42aと噛み合わずにスライドでき
るばね力に設定されている。従って、プリンタ2に紙を
セットし、操作ボタン32により回動力伝達方向を紙送
り方向にセットして(図7,図8)、ノブ11の操作用
柄11bを手で持ち、円筒部11aを任意の角度間で往
復回動させると、摺動板43は、ノブ11と共に往復回
動しながら板ばね45により従動側爪車42側に押され
て爪車軸方向へスライドし、紙送り方向への回動時には
摺動板43の第1の爪43aが従動側爪車42の爪42
aと噛み合い、回動力を従動側爪車42すなわちプリン
タ2のシャフト3に伝達し、この回動力によりプリンタ
2の紙送り機構を作動させてプリンタ2にセットされた
紙の送りを行なわせ、紙戻し方向への回動時には摺動板
43の第1の爪43aの斜面部が従動側爪車42の爪4
2aに接触してスライドし、板ばね45のばね力に抗し
て摺動板43を従動側爪車42から離反させ、空回りさ
せる。また、操作ボタン32により回動力伝達方向を紙
戻し方向にセットして(図9,図10)、ノブ11の操
作用柄11bを手で持ち、円筒部11aを任意の角度間
で往復回動させると、摺動板43はノブ11と共に往復
回動しながら板ばね45により従動側爪車42側に押さ
れて爪車軸方向へスライドし、紙戻し方向への回動時に
は摺動板43の第2の爪43bが従動側爪車42の爪4
2aと噛み合い、回動力を従動側爪車42すなわちプリ
ンタ2のシャフト3に伝達し、この回動力によりプリン
タ2の紙送り機構を作動させてプリンタ2にセットされ
た紙の戻しを行なわせ、紙送り方向への回動時には摺動
板43の第2の爪43bの斜面部が従動側爪車42の爪
42aに接触してスライドし、板ばね45のばね力に抗
して摺動板43を従動側爪車42から離反させ、空回り
させる。更に、操作ボタン32が回動力伝達方向を紙戻
し方向に切り換えた際に、摺動板43の末端が圧電素子
からなるスイッチ33を押圧して動作させ、ノブ11に
よる紙戻し方向への手動操作があったことを自動紙送り
機構の制御部に知らせ、自動紙送り機構の制御部により
自動紙送り機構が動作しないように設定させる。つま
り、摺動板43は安全スイッチの作動レバーとして機能
する。このように、ワンウェイクラッチを双方向対応型
のラチェット機構41から構成することにより、ワンウ
ェイクラッチによる回動力の双方向伝達を簡単な機構で
実現することができる。
【0043】実施例5.図11は本発明の請求項2,
3,4,5の発明に係るプリンタ用紙送りノブ装置を示
す横断面図、図12はその要部である回動力伝達方向切
換手段である摺動板を示す斜視図であり、各図中、前述
の実施例4(図5乃至図10)と同一部分には同一符号
を付してある。
【0044】この実施例のプリンタ用紙送りノブ装置
は、摺動板43の操作ボタン32の裏面側にコ字状のば
ね座43dを形成し、ばね座43dとノブ11の操作用
柄11bの末端側内壁との間に、摺動板43を常時ノブ
11の円筒部11a側、つまり摺動板43の第1の爪4
3aが従動側爪車42の爪42aと噛み合う方向側に付
勢する第1の保持手段であるコイルばね51を配置する
とともに、操作ボタン32の上下面(図示せず)をフラ
ットに形成してノブ11の長穴11d内をスムーズにス
ライドできるようにした点が前述の実施例4のものと異
なっている。
【0045】この実施例のプリンタ用紙送りノブ装置に
おいては、非操作時に摺動板43がコイルばね51によ
って常に回動力伝達方向を紙送り方向に保持されるの
で、通常状態ではノブ11の操作用柄11bの往復回動
により紙の送りが行なわれる。従って、紙の戻し作業時
のみ操作ボタン32をコイルばね51の付勢力に抗して
紙の戻し側に保持し、この状態でノブ11の操作用柄1
1bの往復回動操作を行えばよく、更に紙の戻し作業が
終了して操作用柄11bから手を離せば、操作ボタン3
2と共に摺動板43がコイルばね51の付勢力により自
動的に紙の送り側に復帰するので、安全性が高く、かつ
使い勝手が向上する。
【0046】実施例6.図13乃至図15は本発明の請
求項5,6の発明に係るプリンタ用紙送りノブ装置を示
すもので、図13はその要部の分解斜視図、図14は回
動力伝達方向切換手段である摺動板により紙送り方向に
切り換えた状態を示す縦断面図、図15は摺動板により
紙戻し方向に切り換えた状態を示す縦断面図であり、各
図中、前述の実施例5(図11,図12)と同一部分に
は同一符号を付してある。
【0047】この実施例のプリンタ用紙送りノブ装置
は、摺動板43の上辺に突起43eを設けるとともに、
突起43eの下方を摺動板長手方向に上辺側から所定長
さに亘り切り欠いて、この切欠き43fによる残部をば
ね43gとして構成している。また、ノブ11の操作用
柄11bの上面には、操作ボタン32によって摺動板4
3が回動力伝達方向を紙戻し方向に操作された場合にお
ける突起43eと対向する位置に、コ状切り込み11g
と、コ状切り込み11gによる残部からなるばね力を有
する切片11hとを形成し、摺動板43が回動力伝達方
向を紙戻し方向に操作された場合には、突起43eがば
ね43gのばね力によって切片11hを押上げた状態で
コ状切り込み11gのエッジと係合できるようにすると
ともに、この係合状態を切片11hを上方より押下する
ことにより解除できるようにしている。すなわち、ノブ
11の操作用柄11bの上面に形成したコ状切り込み1
1gは、摺動板43による回動力伝達方向が紙送り方向
となるように保持する第1の保持手段であるコイルばね
51の保持力に抗して、摺動板43をその回動力伝達方
向が紙戻し方向となる位置に保持する第2の保持手段を
構成する。また、切片11hは、第2の保持手段である
コ状切り込み11gによる摺動板43の保持状態を解除
する解除手段を構成する。それ以外の構成は前述の実施
例5と同一である。
【0048】この実施例のプリンタ用紙送りノブ装置に
おいては、ノブ11側のコ状切り込み11gのエッジと
摺動板43側の突起43eとの係合により、摺動板43
をコイルばね51の保持力に抗して紙の戻し側に保持さ
せることができるとともに、紙の戻し作業終了後は切片
11hの押下により、コ状切り込み11gのエッジと突
起43eとの係合状態を簡単に解除できて、摺動板43
をコイルばね51の付勢力により紙の送り側に自動的に
移行させることができるため、使い勝手が一層向上す
る。
【0049】実施例7.図16は本発明の請求項1,
4,7の発明に係るプリンタ用紙送りノブ装置を示す斜
視図、図17はその動作を説明するための正面図であ
り、各図中、前述の実施例2(図3)と同一部分には同
一符号を付してある。
【0050】この実施例のプリンタ用紙送りノブ装置
は、装置本体1におけるノブ11の円筒部11a周り
に、両端がノブ11の操作用柄11bと係合可能な円弧
状突起61を設けて、ノブ11の可動回転角度を制限す
るようにしたものであり、それ以外の構成は前述の実施
例2のものと同一である。
【0051】この実施例のプリンタ用紙送りノブ装置に
おいて、円弧状突起61は、ノブ11の可動回転角度を
制限する可動範囲設定手段を構成する。従って、プリン
タ2に紙をセットして、ノブ11の操作用柄11bを手
で持ち回転させると、ノブ11の操作用柄11bが円弧
状突起61の端面に当たる。このため、ノブ11の可動
範囲が図17に矢印で示す範囲に制限される。そして、
この制限された可動範囲内をノブ11が往復回動するこ
とにより、ノブ11の円筒部11a内に収納された一方
向対応型のラチェット機構21の働きによって紙送り方
向への回動力のみがシャフト3に伝達され、この回動力
によりプリンタ2の紙送り機構が作動し、プリンタ2に
セットされた紙の送りが行なわれる。
【0052】ところで、ノブ11の円筒部11a内に収
納されたラチェット機構21のコイルばね(図3参照)
は、紙戻し方向への回動時にノブ11が空回りするよう
なばね力、つまりプリンタ2の自動紙送り機構の動作時
にはノブ11がその操作用柄11b部分の自重によって
自動紙送り機構とは共回りせずに空回りするようなばね
力に設定されている。円弧状突起61は、紙送り方向へ
のノブ11の自由回動をも規制するため、必然的にノブ
11の前記共回り防止機能の向上に寄与する。また、円
弧状突起61の位置を図の如く後方側に設定することに
よって、ノブ11の操作用柄11bを例えば操作のし易
い装置前面側に向けさせることができる。なお、この実
施例では可動範囲設定手段を単一の円弧状突起61から
構成したものを例に挙げて説明したが、これに限るもの
でなく、例えば装置本体1におけるノブ11の円筒部1
1a周りの2個所にピン状突起を設けることによっても
同様の作用効果を奏する。
【0053】実施例8.図18は本発明の請求項1,
2,3,4,7の発明に係るプリンタ用紙送りノブ装置
を示す分解斜視図、図19はその動作を説明するための
要部の縦断面図であり、各図中、前述の実施例4(図5
乃至図10)と同一部分には同一符号を付してある。
【0054】この実施例のプリンタ用紙送りノブ装置
は、プリンタ2の紙送り機構のシャフト3と連結される
従動側爪車42の筒軸部42bが貫通する装置本体1の
孔1aの周縁部の所定部位に、単一の突起62を設ける
とともに、ノブ11の開口部を閉塞して従動側爪車42
を背面側で支持する蓋部材24の孔24aのエッジ部
に、装置本体1側の突起62が嵌入可能な円弧状切欠き
24bを所定範囲に亘り形成して、円弧状切欠き24b
の端面と突起62との係合によりノブ11の可動回転角
度を制限するようにしたものであり、それ以外の構成は
前述の実施例4のものと同一である。
【0055】この実施例のプリンタ用紙送りノブ装置に
おいては、装置本体1側の突起62と蓋部材24側の円
弧状切欠き24bとにより可動範囲設定手段が構成され
る。従って、プリンタ2に紙をセットして、ノブ11の
操作用柄11bを手で持ち回転させると、円弧状切欠き
24bの端面が突起62に当たる。このため、ノブ11
の可動範囲が図19に矢印で示す範囲に制限される。そ
して、この制限された可動範囲内をノブ11が往復回動
することにより、ノブ11内に収納された双方向対応型
のラチェット機構41の働きによって紙送り方向または
紙戻し方向への回動力のみがシャフト3に伝達され、こ
の回動力によりプリンタ2の紙送り機構が作動し、プリ
ンタ2にセットされた紙の送りまたは戻しが行なわれ
る。また、紙戻し方向への手動操作時には、摺動板43
の末端が圧電素子からなるスイッチ33を押圧して動作
させ、紙戻し方向への手動操作があったことをプリンタ
2の自動紙送り機構の制御部に知らせ、自動紙送り機構
の制御部により自動紙送り機構が動作しないように設定
させるので、安全性は確保される。なお、この実施例で
は装置本体1側に突起62を、ノブ11側に円弧状切欠
き24bを、それぞれ設けたものを例に挙げて説明した
が、これらの位置関係は逆でもよいことは言うまでもな
い。このように、突起62とこれが嵌入可能な円弧状切
欠き24bとからなる可動範囲設定手段によって、ノブ
11の可動回転角度を制限することができるので、突起
62と円弧状切欠き24bとの関係位置を、ノブ11の
操作用柄11bが装置前面側に向くように設定すること
により、操作性を向上させることができる。
【0056】実施例9.図20は本発明の請求項1,
4,7,8の発明に係るプリンタ用紙送りノブ装置を示
す分解斜視図、図21はその要部の縦断面図であり、各
図中、前述の実施例7(図16及び図17)に相当する
部分には同一符号を付してある。
【0057】この実施例のプリンタ用紙送りノブ装置
は、ノブ11の可動回転角度を制限する円弧状突起61
Aを、ノブ11の円筒部11a内に収納された一方向対
応型のラチェット機構21(図3参照)の筒軸部23c
が挿通可能な内孔71aを有するリング状部材71の一
端面より延出して設けるとともに、リング状部材71の
他端面の周方向複数個所に放射状の切欠き溝71bを周
面側より形成し、このように形成してなるリング状部材
71を、装置本体1に設けた円形溝1b内に回動自在に
嵌入できるようにしている。また、装置本体1の円形溝
1bの底部1cには、ラチェット機構21の筒軸部23
cが挿通可能な孔1dを穿設し、更に円形溝1bの周側
壁の上部部位に、この周側壁から上方に凹陥する凹部1
eを形成し、凹部1eの装置本体頂壁からなる底部1f
をばね座として構成するとともに、底部1fの中心部に
小孔1gを設けている。更に、凹部1e内には、長手中
央部にばね座となる矩形のフランジ72aを有する軸状
のストッパ72を挿入し、ストッパ72の一端72bを
小孔1gより外部に貫通させて操作用つまみとするとと
もに、ストッパ72の他端72cを凹部1eより下方に
突出させてリング状部材71の切欠き溝71bとの係止
部として構成している。更にまた、ストッパ72のフラ
ンジ72a上面と凹部1eの底部1fとの間にコイルば
ね73を配設し、コイルばね73によってストッパ72
が常時リング状部材71側に付勢されるようにしてい
る。それ以外の構成は前述の実施例7のものと同一であ
る。
【0058】この実施例のプリンタ用紙送りノブ装置に
おいて、ストッパ72は、通常、コイルばね73によっ
てリング状部材71側に付勢され、その他端72c(以
下、係止部という)がリング状部材71の切欠き溝71
bのいずれかに入り込んで係合し、リング状部材71の
自由回動を規制している。そして、これによってノブ1
1の可動回転角度を制限するための円弧状突起61Aの
位置が決定され、この決定された位置で円弧状突起61
Aにより制限された可動範囲内をノブ11が往復回動す
ることにより、ノブ11の円筒部11a内に収納された
一方向対応型のラチェット機構21の働きによって紙送
り方向への回動力のみがシャフト3に伝達され、この回
動力によりプリンタ2の紙送り機構が作動し、プリンタ
2にセットされた紙の送りが行なわれる。
【0059】ノブ11の操作用柄11bの向き、すなわ
ちノブ11の可動範囲位置を変更するときは、まず装置
本体1の頂壁より突出しているストッパ72の一端72
b(以下、操作用つまみという)をコイルばね73のば
ね力に抗して引き上げてリング状部材71の拘束を解
く。次いで、この状態でリング状部材71を装置本体1
の円形溝1b内で回転させ、円弧状突起61Aにより制
限される可動範囲位置を所望の位置に持ってきて、この
位置近辺でストッパ72の係止部と係合可能な切欠き溝
71bの前記係止部に対する位置合わせを行い、ストッ
パ72の操作用つまみを戻す。これにより、ストッパ7
2の係止部がコイルばね73のばね力によって復帰し、
切欠き溝71b内に入り込んで係合し、リング状部材7
1の自由回動を規制する。このように、出没自在なスト
ッパ72の係止部と回転可能なリング状部材71の切欠
き溝71bとからなる可動範囲位置変更手段によって、
ノブ11の可動範囲位置を変更することができるので、
ノブ11の操作用柄11bの向きを装置の設置高さ位置
や使用者に合わせた位置に設定、変更することができ
る。
【0060】実施例10.図22は本発明の請求項1,
2,3,4,7,8の発明に係るプリンタ用紙送りノブ
装置を示す分解斜視図、図23はその要部の縦断面図で
あり、各図中、前述の実施例8(図18及び図19)に
相当する部分には同一符号を付してある。
【0061】この実施例のプリンタ用紙送りノブ装置
は、装置本体1側の突起62と協同でノブ11の可動回
転角度を制限する円弧状切欠き24Bを、双方向対応型
のラチェット機構41の従動側爪車42の筒軸部42b
が挿通可能なリング状部材81の孔24Aのエッジ部に
形成するとともに、リング状部材81の外周面の複数個
所に放射状の切欠き溝81aを形成し、このように形成
してなるリング状部材81を、蓋部材82の有底リング
部82a内に回動自在に嵌入できるようにしている。蓋
部材82は、その有底リング部82aの底部82bの開
孔寸法が、有底リング部82a内にリング状部材81を
挿入した際に、リング状部材81の円弧状切欠き24B
内に装置本体1側の突起62が嵌入できる寸法に設定さ
れているとともに、その有底リング部82aの上部周面
に切欠き82cが設けられ、かつ底部82bの切欠き8
2c部分が外方に突出する凸状部82dとして形成され
ている。また、ノブ11の円筒部11aの上部周面に
は、かつ上方に突出しかつ一端側が開口する凸状囲い部
11iが設けられるとともに、凸状囲い部11iの頂壁
にスリット11jが形成されており、凸状囲い部11i
の開口部が蓋部材82側のの凸状部82dにより閉塞さ
れるようになっている。更に、ノブ11の凸状囲い部1
1i内には、長手中央部にばね座となる矩形のフランジ
83aを有する軸状のストッパ83を挿入し、ストッパ
83の一端83bをスリット11jより外部に貫通させ
て操作用つまみとするとともに、ストッパ83の他端8
3cを凸状囲い部11iより下方に突出させてリング状
部材81の切欠き溝81aとの係止部として構成してい
る。更にまた、ストッパ83のフランジ83a上面と凸
状囲い部11iの頂壁との間にコイルばね84を配設
し、コイルばね84によってストッパ83が常時リング
状部材81側に付勢されるようにしている。それ以外の
構成は前述の実施例8のものと同一である。
【0062】この実施例のプリンタ用紙送りノブ装置に
おいて、ストッパ83は、通常、コイルばね84によっ
てリング状部材81側に付勢され、その他端83c(以
下、係止部という)がリング状部材81の切欠き溝81
aのいずれかに入り込んで係合し、リング状部材81の
自由回動を規制している。これによって、装置本体1側
の突起62と協同でノブ11の可動回転角度を制限する
リング状部材81の円弧状切欠き24Bの位置が決定さ
れ、この決定された位置で円弧状切欠き24Bと突起6
2とにより制限された可動範囲内をノブ11が往復回動
することにより、ノブ11内に収納された双方向対応型
のラチェット機構41の働きによって紙送り方向または
紙戻し方向への回動力のみがシャフト3に伝達され、こ
の回動力によりプリンタ2の紙送り機構が作動し、プリ
ンタ2にセットされた紙の送りまたは戻しが行なわれ
る。また、紙戻し方向への手動操作時には、摺動板43
の末端が圧電素子からなるスイッチ33を押圧して動作
させ、紙戻し方向への手動操作があったことをプリンタ
2の自動紙送り機構の制御部に知らせ、自動紙送り機構
の制御部により自動紙送り機構が動作しないように設定
させるので、安全性は確保される。
【0063】ノブ11の操作用柄11bの向き、すなわ
ちノブ11の可動範囲位置を変更するときは、まずノブ
11の凸状囲い部11iより突出しているストッパ83
の一端83b(以下、操作用つまみという)をコイルば
ね84のばね力に抗して引き上げてリング状部材81の
拘束を解く。次いで、この状態でリング状部材81を蓋
部材82の有底リング部82a内で回転させ、円弧状切
欠き24Bにより制限される可動範囲位置を所望の位置
に持ってきて、この位置近辺でストッパ83の係止部と
係合可能な切欠き溝81aの前記係止部に対する位置合
わせを行い、ストッパ83の操作用つまみを戻す。これ
により、ストッパ83の係止部がコイルばね84のばね
力によって復帰し、切欠き溝81a内に入り込んで係合
し、リング状部材81の自由回動を規制する。このよう
に、出没自在なストッパ83の係止部と回転可能なリン
グ状部材81の切欠き溝81aとからなる可動範囲位置
変更手段によって、ノブ11の可動範囲位置を変更する
ことができるので、ノブ11の操作用柄11bの向きを
装置の設置高さ位置や使用者に合わせた位置に設定、変
更することができる。
【0064】実施例11.図24は本発明の請求項1及
び請求項9の発明に係るプリンタ用紙送りノブ装置を示
す斜視図、図25はその要部の縦断面図であり、各図
中、前述の実施例1(図1及び図2)に相当する部分に
は同一符号を付してある。
【0065】この実施例のプリンタ用紙送りノブ装置
は、ノブ11の操作用柄11bの上下面を傾斜面に形成
して、先端に行く程その上下面間の間隔が狭くなるよう
に設定するとともに、先端側を切断して開口91を形成
し、開口91内には延長用柄92を外方へ突出可能に収
容して、柄部分を伸縮自在に構成している。延長用柄9
2は、その上下面92a,92bがU字状に折曲され、
その両端の間隔が操作用柄11bの傾斜面(上下面)と
同じ勾配をもって末広がり状に拡大するように形成さ
れ、U字状の底部92cを先端として、U字状の両端が
開口91内に挿入されている。また延長用柄92のU字
状の両端の間隔は、開口91よりも大きくなるように設
定され、これによって開口91から延長用柄92が脱落
するのが防止されるようになっている。それ以外の構成
は前述の実施例1のものと同一である。
【0066】この実施例のプリンタ用紙送りノブ装置に
おいては、ノブ11の操作用の柄部分が伸縮自在に構成
されているので、製品の出荷時には操作用柄11b内に
延長用柄92を収容することにより柄部分を短くでき、
これによって梱包作業を容易にすることができるととも
に、使用時には柄部分の長さ調整によって使用者に合わ
せた可動力調整も可能となる。
【0067】
【発明の効果】以上述べたように、本発明の請求項1の
発明によれば、プリンタ用紙を送るための操作用ノブと
これに連結されるプリンタの回転軸との間にワンウェイ
クラッチを介在設置するとともに、ノブに操作用柄を設
けたので、操作用柄により回動力を大きくして伝えるこ
とができ、手動操作時に十分なトルクを得ることがで
き、その分、ノブを小型化(縮径化)することができ
る。更に、ノブの操作は操作用柄を手で持ち任意の角度
間を往復回動させるだけでよいため、ノブ操作のための
スペースの縮少化が可能となる。
【0068】また、本発明の請求項2の発明によれば、
ワンウェイクラッチに、回動力の伝達方向を切り換える
切換手段を設けたので、紙の送りおよび紙の戻し操作の
切り換えが可能になる。
【0069】また、本発明の請求項3の発明によれば、
切換手段が回動力伝達方向を紙戻し方向に切り換えたこ
とを検出するスイッチを設けたので、ノブからの回動力
の伝達方向が紙戻し方向に切り換えられた場合にこれを
検出でき、これによって紙戻し方向への手動操作時には
プリンタの自動紙送り機構が動作しないように設定する
ことが可能となる。このため、安全性の確保が容易とな
る。
【0070】また、本発明の請求項4の発明によれば、
ワンウェイクラッチをラチェット機構から構成したの
で、回動力の伝達を簡単な機構で実現することができ
る。
【0071】また、本発明の請求項5の発明によれば、
回動力の伝達方向を切り換える切換手段に、非操作時に
回動力伝達方向を紙送り方向に保持する第1の保持手段
を設けて、通常状態では切換手段が紙の送り側におかれ
るようにし、紙の戻し作業時のみ切換手段を紙の戻し側
に保持してノブの操作用柄の往復回動操作を行えばよい
ようにしたので、紙の送りと紙の戻しとの設定の間違い
をなくすことができ、使い勝手が向上する。
【0072】また、本発明の請求項6の発明によれば、
回動力の伝達方向を切り換える切換手段によって回動力
伝達方向を紙戻し方向に操作した場合に、この状態を第
1の保持手段の保持力に抗して保持する第2の保持手段
と、第2の保持手段による保持状態を解除する解除手段
とを設けたので、第2の保持手段によって、切換手段を
第1の保持手段の保持力に抗して紙の戻し側に保持させ
ることができるとともに、紙の戻し作業終了後は解除手
段によって第2の保持手段による保持状態を簡単に解除
でき、切換手段を紙の送り側に自動的に移行させること
ができる。このため、紙の送りと紙の戻しとの切り換え
に伴う使用者の作業負担を軽減でき、使い勝手が一層向
上する。
【0073】また、本発明の請求項7の発明によれば、
ノブの可動回転角度を制限する可動範囲設定手段を設け
たので、ノブの操作用柄を操作のし易い装置前面側に向
けさせることができる。
【0074】また、本発明の請求項8の発明によれば、
ノブの可動範囲位置を変更する手段を設けたので、ノブ
の操作用柄の向きを装置の設置高さ位置や使用者に合わ
せた位置に設定、変更することができる。
【0075】また、本発明の請求項9の発明によれば、
ノブの操作用柄を伸縮自在に構成したので、製品の出荷
時には操作用柄を短くして梱包作業を容易にすることが
できるとともに、操作用柄の長さ調整によって使用者に
合わせた可動力調整も可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の請求項1の発明に係るプリンタ用紙
送りノブ装置を示す斜視図である。
【図2】 図1のプリンタ用紙送りノブ装置の動作を説
明するための正面図である。
【図3】 本発明の請求項1及び請求項4の発明に係る
プリンタ用紙送りノブ装置を示す分解斜視図である。
【図4】 本発明の請求項1,2,3の発明に係るプリ
ンタ用紙送りノブ装置を示す斜視図である。
【図5】 本発明の請求項1,2,3,4の発明に係る
プリンタ用紙送りノブ装置を示す分解斜視図である。
【図6】 図5のプリンタ用紙送りノブ装置の要部構成
部材である摺動板を異なる角度より示す斜視図である。
【図7】 図5のプリンタ用紙送りノブ装置の紙送り動
作を説明するための横断面図である。
【図8】 図7の状態にあるラチェット機構の係合態様
を示す縦断面図である。
【図9】 図5のプリンタ用紙送りノブ装置の紙戻し動
作を説明するための横断面図である。
【図10】 図9の状態にあるラチェット機構の係合態
様を示す縦断面図である。
【図11】 本発明の請求項2,3,4,5の発明に係
るプリンタ用紙送りノブ装置を示す横断面図である。
【図12】 図11のプリンタ用紙送りノブ装置の要部
構成部材である摺動板を示す斜視図である。
【図13】 本発明の請求項5,6の発明に係るプリン
タ用紙送りノブ装置の要部を示す分解斜視図である。
【図14】 図13のプリンタ用紙送りノブ装置の紙送
り動作を説明するための縦断面図である。
【図15】 図13のプリンタ用紙送りノブ装置の紙戻
し動作を説明するための縦断面図である。
【図16】 本発明の請求項1,4,7の発明に係るプ
リンタ用紙送りノブ装置を示す斜視図である。
【図17】 図16のプリンタ用紙送りノブ装置の動作
を説明するための正面図である。
【図18】 本発明の請求項1,2,3,4,7の発明
に係るプリンタ用紙送りノブ装置を示す分解斜視図であ
る。
【図19】 図18のプリンタ用紙送りノブ装置の動作
を説明するための要部の縦断面図である。
【図20】 本発明の請求項1,4,7,8の発明に係
るプリンタ用紙送りノブ装置を示す分解斜視図である。
【図21】 図20のプリンタ用紙送りノブ装置の要部
の縦断面図である。
【図22】 本発明の請求項1,2,3,4,7,8の
発明に係るプリンタ用紙送りノブ装置を示す分解斜視図
である。
【図23】 図22のプリンタ用紙送りノブ装置の要部
の縦断面図である。
【図24】 本発明の請求項1及び請求項9の発明に係
るプリンタ用紙送りノブ装置を示す斜視図である。
【図25】 図24のプリンタ用紙送りノブ装置の要部
の縦断面図である。
【図26】 従来のプリンタ用紙送りノブ装置を示す斜
視図である。
【図27】 従来のプリンタ用紙送りノブ装置の縦断面
図である。
【符号の説明】
1 装置本体、2 プリンタ、3 紙送りシャフト(回
転軸)、11 ノブ、11b 操作用柄、11g コ状
切り込み(第2の保持手段)、11h 切片(解除手
段)、12 ワンウェイクラッチ、21 ラチェット機
構(ワンウェイクラッチ)、24b 円弧状切欠き(可
動範囲設定手段)、31 切換手段、32操作ボタン、
33 スイッチ、41 ラチェット機構(ワンウェイク
ラッチ)、43 摺動板(切換手段)、51 コイルば
ね(第1の保持手段)、61 円弧状突起(可動範囲設
定手段)、62 突起(可動範囲設定手段)、71 リ
ング状部材、71b リング状部材の切欠き溝(可動範
囲位置変更手段)、72ストッパ、72c ストッパの
他端(可動範囲位置変更手段)、81 リング状部材、
81a リング状部材の切欠き溝(可動範囲位置変更手
段)、83 ストッパ、83c ストッパの他端(可動
範囲位置変更手段)、92 延長用柄。

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回転動作によりプリンタ用紙を自動的に
    送る機構に操作用ノブを有し、該ノブがプリンタ用紙セ
    ット時や印刷終了時に回動自在に構成されてなる装置に
    おいて、 前記ノブとこれに連結されるプリンタの回転軸との間に
    ワンウェイクラッチを介在設置するとともに、該ノブに
    操作用柄を設けて成るプリンタ用紙送りノブ装置。
  2. 【請求項2】 ワンウェイクラッチに、回動力の伝達方
    向を切り換える切換手段を設けて成る請求項1記載のプ
    リンタ用紙送りノブ装置。
  3. 【請求項3】 切換手段が回動力伝達方向を紙戻し方向
    に切り換えたことを検出するスイッチを設けて成る請求
    項2記載のプリンタ用紙送りノブ装置。
  4. 【請求項4】 ワンウェイクラッチをラチェット機構か
    ら構成して成る請求項1乃至請求項3のいずれかに記載
    のプリンタ用紙送りノブ装置。
  5. 【請求項5】 回動力の伝達方向を切り換える切換手段
    に、非操作時に回動力伝達方向を紙送り方向に保持する
    第1の保持手段を設けて成る請求項2乃至請求項4のい
    ずれかに記載のプリンタ用紙送りノブ装置。
  6. 【請求項6】 回動力の伝達方向を切り換える切換手段
    によって回動力伝達方向を紙戻し方向に操作した場合
    に、この状態を第1の保持手段の保持力に抗して保持す
    る第2の保持手段と、該第2の保持手段による保持状態
    を解除する解除手段とを設けて成る請求項5記載のプリ
    ンタ用紙送りノブ装置。
  7. 【請求項7】 ノブの可動回転角度を制限する可動範囲
    設定手段を設けて成る請求項1乃至請求項4のいずれか
    に記載のプリンタ用紙送りノブ装置。
  8. 【請求項8】 ノブの可動範囲位置を変更する手段を設
    けて成る請求項7記載のプリンタ用紙送りノブ装置。
  9. 【請求項9】 ノブの操作用柄を伸縮自在に構成して成
    る請求項1記載のプリンタ用紙送りノブ装置。
JP16645094A 1994-07-19 1994-07-19 プリンタ用紙送りノブ装置 Pending JPH0825723A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16645094A JPH0825723A (ja) 1994-07-19 1994-07-19 プリンタ用紙送りノブ装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16645094A JPH0825723A (ja) 1994-07-19 1994-07-19 プリンタ用紙送りノブ装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0825723A true JPH0825723A (ja) 1996-01-30

Family

ID=15831635

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP16645094A Pending JPH0825723A (ja) 1994-07-19 1994-07-19 プリンタ用紙送りノブ装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0825723A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003011911A (ja) * 2001-05-21 2003-01-15 Orgapack Gmbh 梱包される品物の周りに鋼製の紐で紐掛けするための手動作動式ストラッピング装置
JP2006273486A (ja) * 2005-03-29 2006-10-12 Seiko Epson Corp 被記録媒体検出装置、記録装置、液体噴射装置
JP2009540389A (ja) * 2006-06-13 2009-11-19 エル3 コミュニケーションズ コーポレイション クリップ式の夜間暗視装置

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003011911A (ja) * 2001-05-21 2003-01-15 Orgapack Gmbh 梱包される品物の周りに鋼製の紐で紐掛けするための手動作動式ストラッピング装置
JP2006273486A (ja) * 2005-03-29 2006-10-12 Seiko Epson Corp 被記録媒体検出装置、記録装置、液体噴射装置
JP4640584B2 (ja) * 2005-03-29 2011-03-02 セイコーエプソン株式会社 被記録媒体検出装置、記録装置
JP2009540389A (ja) * 2006-06-13 2009-11-19 エル3 コミュニケーションズ コーポレイション クリップ式の夜間暗視装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7306049B2 (en) Mode change switch for power tool
EP0267423B1 (en) Door lock assembly for automotive vehicles
GB2421463A (en) Hammer drill with a switching mechanism including a seesaw lever
WO2004047589A1 (ja) リクライニング装置並びに同リクライニング装置を備える車両用シート
US5520425A (en) Power closing door latch device for motor vehicle
JP3655481B2 (ja) 震動ドライバドリル
JPH0825723A (ja) プリンタ用紙送りノブ装置
JP3800306B2 (ja) 摩擦クラッチ及びこれを用いた給紙装置
JP2007217933A (ja) 錠前の解錠機構
US5467933A (en) Clutch mechanism in a fishing reel
JPH039576Y2 (ja)
JP2869581B2 (ja) 可逆回転操作可能なラチェット機構
JP2022158638A (ja) 作業工具及びインパクト工具
JP3801455B2 (ja) トリガ装置、キャリッジロック装置および記録装置
US4229096A (en) Countdown and start mechanism for an electrostatic copier
JP4200385B2 (ja) 給紙装置
JPH02177838A (ja) 魚釣り用両軸受型リールのクラッチ機構
JPH1141858A (ja) ドアロック用アクチュエータ
JP2558827B2 (ja) マイクロプリンタ
JP2535553Y2 (ja) 押釦式錠前
JP2022079308A (ja) アクチュエータ
JP2524119Y2 (ja) リミツトスイツチ
JP2638867B2 (ja) スイッチ操作装置
KR960006125Y1 (ko) 베이트 캐스팅 릴의 클러치 장치
JPH0728370Y2 (ja) 施錠装置および該施錠装置を用いたダイヤル錠