JPH0825680A - サーマルプリンタ駆動装置 - Google Patents

サーマルプリンタ駆動装置

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Publication number
JPH0825680A
JPH0825680A JP15992294A JP15992294A JPH0825680A JP H0825680 A JPH0825680 A JP H0825680A JP 15992294 A JP15992294 A JP 15992294A JP 15992294 A JP15992294 A JP 15992294A JP H0825680 A JPH0825680 A JP H0825680A
Authority
JP
Japan
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motor
driving
signal
timing
battery
Prior art date
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Pending
Application number
JP15992294A
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English (en)
Inventor
Keiichi Tanioka
恵一 谷岡
Toshiaki Kishi
俊明 岸
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Casio Computer Co Ltd
Original Assignee
Casio Computer Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPH0825680A publication Critical patent/JPH0825680A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 プリンタ動作中に一定負荷状態で安定的に電
池の出力電圧を検出できるようにする。 【構成】 印字制御部4は、ドライバ部2がサーマルヘ
ッド部1を駆動するタイミングと、モータドライバ6が
ステッピングモータ7を駆動するタイミングとが重複し
ないように、モータアクティブ信号とストローブ信号と
を制御し、ステッピングモータ7とサーマルヘッド部1
とを時分割駆動させる。そして、電圧検出部9は印字制
御部4がステッピングモータ7を駆動するタイミング
で、印字制御部4からの電圧検出タイミング信号に応じ
て駆動用電池8の出力電圧を検出し、検出出力を印字制
御部4に出力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、サーマルプリンタに
おけるサーマルプリンタ駆動装置に関する。
【0002】
【従来の技術】最近、携帯型端末装置等の小型電子機器
では、複数の発熱素子を1ライン上に配列したサーマル
ヘッドを有するサーマルプリンタが使用されている。こ
の種のサーマルプリンタは、サーマルヘッドに対して印
字用紙を紙送り方向にフィードするプラテンを回転させ
るステッピングモータを具備している。この種のサーマ
ルプリンタを駆動するサーマルプリンタ駆動装置は、次
のような動作を行なっている。まず、シフトレジスタに
対して1ライン分の印字データを記憶する。次に、サー
マルヘッドにストローブ信号を供給してサーマルヘッド
を発熱させて1ラインの印字を行なうと共に、ステッピ
ングモータをステップ動作させて印字用紙をフィードさ
せ、次のラインまで紙送りする。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】即ち、従来のサーマル
プリンタ駆動装置はステッピングモータの駆動タイミン
グとサーマルヘッドの駆動タイミングとが同時であっ
た。そのため、ステッピングモータとサーマルヘッドと
で同時に電流消費が起こり、完全に合成電流となってし
まい、ピーク電流が増大していた。
【0004】一方、サーマルプリンタでは電池の出力電
圧を常に検出している。この電圧検出の目的は、電池の
出力電圧に応じて印字エネルギーを補正してサーマルヘ
ッドを最適状態で発熱させて印字品質を良くするため
と、電池の出力電圧が基準値以下に低下した場合は直ち
に動作を停止して誤動作を防止するためである。
【0005】この場合、サーマルプリンタ動作中に電池
の出力電圧を検出すれば、電圧を正確に検出できるので
最も良い。しかし、従来のサーマルプリンタ駆動装置で
は、上述したようにピーク電流がモータ消費電流とヘッ
ド消費電流との合成電流であるから、印字パターンに応
じて消費電流および電圧降下が変化してしまう。従っ
て、安定した電圧を検出するためには、プリンタ動作を
停止する必要があった。そのため、電圧検出タイミング
分だけ印字スピードが低下するという不都合があった。
【0006】この発明の課題は、プリンタ動作中に一定
負荷状態で安定的に電池の出力電圧を検出できるように
することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明は、複数の発熱
素子を1ライン上に配列したサーマルヘッドと、このサ
ーマルヘッドを駆動するヘッド駆動手段と、印字用紙を
紙送り方向にフィードさせるためのモータと、このモー
タを駆動するモータ駆動手段と、上記サーマルヘッドの
駆動用および上記モータの駆動用の電源として用いられ
る駆動用電池と、上記モータ駆動手段が上記モータを駆
動するタイミングと上記ヘッド駆動手段が上記サーマル
ヘッドを駆動するタイミングとが重複しないように上記
モータと上記サーマルヘッドとを時分割駆動させる駆動
制御手段と、この駆動制御手段が上記モータを駆動する
タイミングで上記駆動用電池の出力電圧を検出する電圧
検出手段とを具備したことを特徴とする。
【0008】
【作用】この発明の手段の作用は次の通りである。駆動
制御手段は、ヘッド駆動手段がサーマルヘッドを駆動す
るタイミングと、モータ駆動手段がモータを駆動するタ
イミングとが重複しないようにモータとサーマルヘッド
とを時分割駆動させ、電圧検出手段は駆動制御手段がモ
ータを駆動するタイミングで駆動用電池の出力電圧を検
出する。従って、プリンタ動作中に一定負荷状態で安定
的に電池の出力電圧を検出できる。
【0009】
【実施例】以下、この発明の一実施例を図1ないし図3
を参照して説明する。図1は、この発明を適用したサー
マルプリンタ駆動装置の回路構成を示すブロック図であ
る。このサーマルプリンタ駆動装置は、例えば携帯型端
末機(ハンディターミナル),ワードプロセッサ等の電
子機器に使用されるサーマルプリンタに内蔵されるもの
である。
【0010】サーマルヘッド部1は、1ライン上に25
6ドットの発熱素子を配設したものである。ドライバ部
2は、後述するストローブ信号に応じて、サーマルヘッ
ド部1に対して発熱素子を発熱させる駆動電圧を印加し
て印字動作を行なわせるものである。ドライバ部2は図
示しないが1ラインの印字データを記憶する256ビッ
ト構成のシフトレジスタを内蔵している。そして、ドラ
イバ部2にはデータバッファ3から印字データがシリア
ルデータとして供給され、印字制御部4からのシフトク
ロックに同期して記憶される。
【0011】データバッファ3は、図示しない電子機器
本体から供給される印字データを記憶するもので、例え
ばRAM,シフトレジスタ等のメモリ装置により構成さ
れている。なお、データバッファ3は、印字データを1
ライン分(256ビット)あるいは複数ライン分(51
2ビット以上)記憶できる記憶容量を有する。また、デ
ータバッファ3は印字データを記憶すると、印字制御部
4に対して印字スタート信号を出力し、印字データが記
憶されたことを通知する。そして、データバッファ3は
印字制御部4から出力されるシフトクロックに同期して
印字データをシリアルデータとしてドライバ部2に供給
する。
【0012】印字制御部4は、図示しないがマイクロプ
ロセッサ,タイミング発生回路,タイマ回路等を内蔵し
ており、各部に対して制御信号を出力する。即ち、印字
制御部4はドライバ部2に対してサーマルヘッド部1を
駆動(通電)させるための所定期間のストローブ信号を
出力する。また、印字制御部4はシフトクロックをドラ
イバ部2およびデータバッファ3に供給する。
【0013】モータ制御部5は、印字制御部4から出力
されるモータステップ信号に応じてモータ駆動信号A,
Bをモータドライバ6に出力する。モータドライバ6
は、ステッピングモータ7にステップ電圧を供給してス
テップ動作を行なわせる。ステッピングモータ7は、ス
テップ動作によって印字用紙を紙送り方向にフィードす
るプラテンを回転させるものである。この実施例では、
2ステップのステップ動作によって印字用紙を次のライ
ンまでフィードする。
【0014】駆動用電池8は、サーマルヘッド部1,ス
テッピングモータ7を駆動するための電池である。な
お、駆動用電池8は1次電池または2次電池、或いはこ
れらの組み合わせにより構成されるもので、例えばリチ
ウム電池,リチウム−イオン電池,アルカリ電池,マン
ガン電池,ニッケル−カドミウム電池,鉛蓄電池,酸化
銀電池等により構成されている。
【0015】電圧検出部9は、印字制御部4から供給さ
れる電圧検出タイミング信号に応じて駆動用電池8の出
力電圧を検出し、検出出力を印字制御部4に出力する。
この場合、検出出力は駆動用電池8の出力電圧に対応す
るデジタル値、基準電圧と比較した比較値、或いは出力
電圧が基準値以下に低下したことを示す警報出力であ
る。
【0016】次に、図2および図3を参照して上記実施
例の動作を説明する。図2は、印字制御部4の動作を示
すフローチャートである。図3は、上記実施例における
動作タイミングとピーク電流波形を示すタイムチャート
である。サーマルプリンタに接続された電子機器から印
字命令が出力されると、印字制御部4が図2の処理を開
始する。
【0017】まず、ステップS1では印字データ有りか
否か否かが判別される。即ち、データバッファ2に印字
データが記憶されているか否かが判別されるもので、印
字制御部1はデータバッファ2から出力される印字スタ
ート信号によって印字データの有無を判別する。印字デ
ータが記憶されていない状態では、データバッファ2は
スタート信号を出力していない。そして、データバッフ
ァ2に印字データが記憶されると、印字制御部4に対し
て印字スタート信号が出力され、ステップS1でYES
と判断されてステップS2に進む。
【0018】ステップS2に進むと、1ステップ目のモ
ータ駆動タイミングがスタートする。即ち、印字制御部
4は1ステップ目のモータステップ信号をモータ制御部
5に出力すると共に、これに同期して1ステップ目のモ
ータアクティブ信号をモータドライバ6に出力する。モ
ータドライバ6はモータアクティブ信号が入力されてい
るタイミングをモータ駆動期間として、このタイミング
のみステッピングモータ7にステップ電圧を供給してス
テップ動作を行なわせる。この結果、ステッピングモー
タ7がステップ動作を開始して、プラテンを回転させて
印字用紙を1/2ライン分フィードする。この間、図3
に示すように、モータ消費電流が徐々に増加していく。
【0019】ステップS3において、電圧検出をスター
トする。即ち、印字制御部4は電圧検出部9に対して電
圧検出タイミング信号(電圧読みとりタイミング信号)
を出力する。つまり、図3に示すように、モータ駆動期
間内に駆動用電池8の出力電圧を検出するものである。
電圧検出部9では、電圧検出タイミング信号を受ける
と、駆動用電池8の出力電圧を検出し、その出力電圧に
対応するデジタル値を検出出力として印字制御部4に出
力する。
【0020】或いは、電圧検出部9が電圧検出タイミン
グ信号を受けると、駆動用電池8の出力電圧を検出し、
出力電圧が予め設定された基準電圧値(例えば定格電圧
が6Vの場合は、基準電圧値を5.0Vとする)以下に
低下したか否かを判別し、もし駆動用電池8の出力電圧
が5.0V以下であれば印字制御部4に対して比較出力
信号または電池消耗信号(電池切れ検出信号)を出力す
るようにしてもよい。ステップS3の実行後はステップ
S4に進む。
【0021】ステップS4では、例えば50[msec]に
設定されたモータアクティブ時間(モータ駆動期間)が
終了したか否かが判別される。ステップS4で、モータ
アクティブ時間が終了していない場合は、ステップS4
を繰り返し実行してモータアクティブ信号を出力し続け
る。そして、1ステップ目のスタートから50[msec]
経過してモータアクティブ時間が終了すると、ステップ
S4からステップS5に進み、モータアクティブ信号を
オフする。この結果、ステッピングモータ7がステップ
動作を停止して、図3に示すようにモータ消費電流が一
気に“0”レベルにダウンする。
【0022】ステップS5において、サーマルヘッド部
1に対するヘッドストローブをスタートする。即ち、印
字制御部4がドライバ部2に対するストローブ信号の供
給を開始する。ドライバ部2は印字制御部4からストロ
ーブ信号が供給されているタイミングをヘッド駆動期間
として、このタイミングのみサーマルヘッド部1に発熱
素子を発熱させるための駆動電圧を印加して印字動作を
行なわせる。この結果、サーマルヘッド部1が印字動作
を開始して、図3に示すようにヘッド消費電流が一定レ
ベルまで一気に増加する。この場合、ヘッド消費電流の
大きさは印字ドット数に依存するものであり、印字ドッ
ト数が多いほど即ち1ラインで同時に駆動される発熱素
子が多いほどヘッド消費電流が大きくなる。
【0023】次のステップS6では、例えば50[mse
c]に設定されたヘッドストローブ時間(ヘッド駆動期
間)が終了したか否かが判別される。ヘッドストローブ
時間が終了していない場合はステップS6を繰り返し実
行してストローブ信号を出力し続ける。そして、ヘッド
ストローブのスタートから50[msec]経過してヘッド
ストローブ時間が終了すると、ステップS6からステッ
プS7に進み、ストローブ信号をオフする。この結果、
ドライバ部2が駆動電圧の印加を停止し、サーマルヘッ
ド部1が印字を停止するので、図3に示すようにモータ
消費電流が“0”になる。
【0024】ステップS7に進むと、2ステップ目のモ
ータ駆動タイミングがスタートする。即ち、印字制御部
1は2ステップ目のモータステップ信号をモータ制御部
5に出力すると共に、これに同期して2ステップ目のモ
ータアクティブ信号をモータドライバ6に出力する。上
記ステップS2と同様に、モータドライバ6はモータア
クティブ信号が入力されているタイミングをモータ駆動
期間として、このタイミングのみステッピングモータ6
にステップ電圧を供給してステップ動作を行なわせる。
この結果、ステッピングモータ7がステップ動作を開始
を開始して、プラテンを回転させて印字用紙を1/2ラ
イン分フィードする。この間、図3に示すように、モー
タ消費電流が徐々に増加していく。
【0025】次のステップS8において、上記ステップ
S3と同様に、電圧検出をスタートする。即ち、印字制
御部4は電圧検出部9に対して電圧検出タイミング信号
(電圧読みとりタイミング信号)を出力する。電圧検出
部9では電圧検出タイミング信号を受けると、駆動用電
池8の出力電圧を検出し、その出力電圧に対応するデジ
タル値を検出出力として印字制御部4に出力する。ステ
ップS8からはステップS9に進む。
【0026】ステップS9では、ステップS4と同様
に、50[msec]に設定されたモータアクティブ時間
(モータ駆動期間)が終了したか否かが判別される。モ
ータアクティブ時間が終了していない場合は、ステップ
S9を繰り返し実行してモータアクティブ信号を出力し
続ける。そして、2ステップ目のスタートから50[ms
ec]経過してモータアクティブ時間が終了すると、ステ
ップS9からステップS10に進み、モータアクティブ
信号をオフする。この結果、ステッピングモータ7がス
テップ動作を停止して、図3に示すようにモータ消費電
流が一気に“0”になる。
【0027】ステップS10においては、印字終了か否
かが判別される。即ち、まだ印字しないない印字データ
がデータバッファ3に残っているか否かが判別される。
未印字の印字データがデータバッファ3に残っていない
場合は、印字終了と判別して図2の処理を終了する。し
かし、未印字の印字データがデータバッファ3に残って
いる場合は、ステップS1に戻って、上述と同様に、ス
テップS1〜S10の各処理を繰り返し実行する。
【0028】次に、図3のタイムチャートを参照して、
上記実施例における動作タイミングとピーク電流の波形
を説明する。
【0029】まず、モータステップ信号は各ラインのタ
イミングで見た場合、1ステップ目と2ステップ目で構
成されたパルス信号である。モータ制御部5は、モータ
ステップ信号の1ステップ目が入力されるとモータ駆動
信号Aを反転し、モータステップ信号の2ステップ目が
入力されるとモータ駆動信号Bを反転する。
【0030】次に、モータアクティブ信号はステッピン
グモータ7を駆動するモータ駆動期間を制御するために
モータドライバ6に対して供給される信号である。図3
からも分かるように、モータアクティブ信号はモータス
テップ信号に同期して、1ライン毎に2回出力される。
即ち、モータアクティブ信号は例えば50[msec]とい
う一定の時間幅を持つ1ステップ目と2ステップ目とで
構成されている。つまり、モータステップ信号の1ステ
ップ目に同期してモータアクティブ信号の1ステップ目
が出力され、モータステップ信号の2ステップ目に同期
してモータアクティブ信号の2ステップ目が出力され
る。
【0031】そして、モータドライバ6はモータアクテ
ィブ信号とモータ駆動信号AのAND条件、またはモー
タアクティブ信号とモータ駆動信号BとのAND条件に
よりステッピングモータ7に対してステップ電圧を供給
して1ステップ駆動する。この結果、ステッピングモー
タ7は図示しないサーマルプリンタにおいて印字用紙を
紙送りするためのプラテンを1/2ラインの長さに相当
する分だけ回転させる。モータ駆動期間では、モータ消
費電流波形は徐々に増加していく。
【0032】ヘッドストローブ信号は、サーマルヘッド
部1を駆動するヘッド駆動期間を制御するためにドライ
バ部2に対して供給される信号である。図3からも分か
るように、モータアクティブ信号と重複しないように、
モータアクティブ信号がオフされるタイミングで印字制
御部4から出力される。
【0033】ヘッド消費電流波形はヘッド駆動期間にお
けるサーマルヘッド部1での消費電流を示すものであ
る。図3からも明らかなように、サーマルヘッド部1が
印字動作を開始するとヘッド消費電流は、印字ドット数
に依存するレベルまで一気に増加し、ヘッド駆動期間に
おいては同一レベルで継続する。ヘッド消費電流の大き
さは印字ドット数が多いほど大きくなる。
【0034】合成電流波形は、モータ消費電流波形とヘ
ッド消費電流波形とを合成したものである。この場合、
ピーク電流はヘッド駆動期間におけるヘッド電流のみに
よって決まるもので、モータ消費電流がヘッド消費電流
に加算されない。従って、従来のサーマルプリンタ駆動
装置に比べてピーク電流が大幅に低減している。その結
果、図3に示すように、電圧ドロップ量が低減するので
消費電力も大幅に低減する。
【0035】電圧読みとりタイミング信号(電圧検出タ
イミング信号)は、図3に示すように、モータ駆動期間
に同期して出力される。即ち、モータ駆動期間はステッ
ピングモータ7だけが駆動されているタイミングであ
り、駆動用電池8に対する負荷はステッピングモータ7
の消費電流だけである。従って、モータ駆動期間におい
ては、サーマルヘッド部1の印字動作による負荷変更の
影響を受けず、一定負荷状態である。つまり、このモー
タ駆動期間に駆動用電池8の出力電圧を検出すれば、サ
ーマルプリンタの動作中であっても常に安定した電圧を
検出することができる。
【0036】
【発明の効果】この発明によれば、印字エネルギの補正
等に必要な電池の出力電圧値を、サーマルプリンタの動
作中であっても一定負荷状態で安定的に検出でき、連続
した印字中でも適切な印字エネルギの補正が可能にな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】回路構成を示すブロック図である。
【図2】動作を示すフローチャートである。
【図3】動作タイミングを示すタイムチャートである。
【符号の説明】
1 サーマルヘッド部 2 ドライバ部 3 データバッファ 4 印字制御部 5 モータ制御部 6 モータドライバ 7 ステッピングモータ 8 駆動用電池 9 電圧検出部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の発熱素子を1ライン上に配列したサ
    ーマルヘッドと、 このサーマルヘッドを駆動するヘッド駆動手段と、 印字用紙を紙送り方向にフィードさせるためのモータ
    と、 このモータを駆動するモータ駆動手段と、 上記サーマルヘッドの駆動用および上記モータの駆動用
    の電源として用いられる駆動用電池と、 上記モータ駆動手段が上記モータを駆動するタイミング
    と上記ヘッド駆動手段が上記サーマルヘッドを駆動する
    タイミングとが重複しないように上記モータと上記サー
    マルヘッドとを時分割駆動させる駆動制御手段と、 この駆動制御手段が上記モータを駆動するタイミングで
    上記駆動用電池の出力電圧を検出する電圧検出手段とを
    具備したことを特徴とするサーマルプリンタ駆動装置。
JP15992294A 1994-07-12 1994-07-12 サーマルプリンタ駆動装置 Pending JPH0825680A (ja)

Priority Applications (1)

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JP15992294A JPH0825680A (ja) 1994-07-12 1994-07-12 サーマルプリンタ駆動装置

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JP15992294A JPH0825680A (ja) 1994-07-12 1994-07-12 サーマルプリンタ駆動装置

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1999045872A1 (en) 1998-03-10 1999-09-16 The Procter & Gamble Company Absorbent article with extensible flaps comprising microporous film
JP2012139861A (ja) * 2010-12-28 2012-07-26 Brother Industries Ltd 印刷装置
JP2012139862A (ja) * 2010-12-28 2012-07-26 Brother Industries Ltd 印刷装置

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1999045872A1 (en) 1998-03-10 1999-09-16 The Procter & Gamble Company Absorbent article with extensible flaps comprising microporous film
JP2012139861A (ja) * 2010-12-28 2012-07-26 Brother Industries Ltd 印刷装置
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