JPH08256629A - 貝の選別機 - Google Patents

貝の選別機

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JPH08256629A
JPH08256629A JP7066103A JP6610395A JPH08256629A JP H08256629 A JPH08256629 A JP H08256629A JP 7066103 A JP7066103 A JP 7066103A JP 6610395 A JP6610395 A JP 6610395A JP H08256629 A JPH08256629 A JP H08256629A
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roll
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shellfish
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  • Farming Of Fish And Shellfish (AREA)
  • Combined Means For Separation Of Solids (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 ホッパーからの入口部である篩の上端部側に
対する出口部に相当する篩の下端部側との上下動量(移
動高さ)を可変できるようにして、篩に対する滑り落下
力(転がりを含む)を貝の性質等の応じて適切にする 【構成】 篩1の上端部に対して下端部側の上下動量、
即ち滑り落下力を可変させる。滑り転がり易い貝、余り
大きな衝撃を与えると損傷し易い貝、篩1との付着力
(摩擦力)が大きい貝等の条件によって案内手段3の傾
斜角度を調節して貝の性質に適合した最適な滑り落下力
を得る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、帆立貝等の貝を大きさ
別に選別する選別機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、帆立貝等の貝を大きさ別に選別す
る選別機には実公平3−43989号公報記載のものが
ある。この先行技術は、貝を投入するホッパー下に傾斜
状に配設したフルイ体を偏心軸を設けた原動機で揺動可
能にし、該フルイ体の側面にその長手方向間隔をおいて
上下一対のローラを設け、そのローラ間に対応する機枠
の支持板部分に上下一対のローラで挟持される案内板を
設け、上側のローラを支持板に設けた縦溝を挿通する軸
で軸支して、偏心軸の回転による上下方向の変位量分だ
けその縦溝で上側のローラが案内されることでフルイ体
が往復動しながら上下動するようにしてある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このような先行技術で
は、フルイ体のどの部位も同じ往復動量と同じ上下動量
をもって揺動される。即ち、フルイ体で選別される貝に
対してどの位置でも同じ選別力(往復による貝移動付勢
力+上下による貝付勢移動力)が生成されるのである。
ところで、フルイ体は所定の傾斜角度範囲をもってセッ
トされ、その状態で揺動する。この傾斜角度は選別対象
になっている貝を効果的に選別できる所定角度に設定し
てある。しかし、貝は滑り転がり易いもの、余り大きな
衝撃を与えると損傷し易いもの、逆にはフルイとの付着
力(摩擦抵抗)が大きいもの等様々な種類のものがあ
り、どの部位も同じ往復動量、上下動量をもってフルイ
体を揺動させる先行技術では篩に対する摩擦抵抗や損傷
防止を考慮して効率的で且つ正確な選別を行う上で未だ
問題点がある。
【0004】本発明は、従来事情に鑑みてなされたもの
で、その目的とする処は、ホッパーからの入口部である
篩の上端部側に対する出口部に相当する篩の下端部側と
の上下動量(移動高さ)を可変できるようにして、篩に
対する滑り落下力(転がりを含む)を貝の諸性質等の応
じて設定できるようにすることである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に講じた技術的手段は、請求項1は貝を落下させるホッ
パー下に篩を傾斜状に設け、該篩を揺動可能に配設し
て、篩を揺動させながら貝を選別する選別機において、
前記篩の上端側を駆動源に連絡する偏心軸の回転で往復
動及び上下動させる揺動手段で支持し、篩の下端側を傾
斜角度調節可能な案内手段でガイドしたことを要旨とす
る。更に、請求項2は請求項1記載の案内手段が篩に設
けたロールと、前記ロールを揺動手段での揺動に伴って
案内する機枠に設けた傾斜角度調節可能なロールガイド
面とを備えていることを要旨とする。そして、請求項3
は請求項2記載のロールガイド面がV面で形成され、該
V面の開き角度を調節可能に形成し、該篩上端側の上死
点時、下死点時における前記ロールを前記V面の最下端
に位置させたことを要旨とする。更にまた請求項4は請
求項3記載の篩と機枠とを張力を調節可能とする篩踊り
防止用のスプリングで連結していることを要旨とする。
【0006】
【作用】上記技術的手段によれば、下記の作用がある。 (請求項1)篩の下端側を傾斜角度調節可能な案内手段
でガイドしている。そのため、篩の上端部に対して下端
部側の上下動量を変化させて滑り落下力を可変させるこ
とができる。滑り転がり易い貝、余り大きな衝撃を与え
ると損傷し易い貝、逆に篩との付着力(摩擦力)が大き
い貝等の諸条件によって案内手段の傾斜角度を調節す
る。これにより貝の性質に適合した最適な選別を行うこ
とが可能になる。(請求項2)案内手段を篩に設けたロ
ールと、前記ロールを揺動手段での揺動に伴って案内す
る機枠に設けた傾斜角度調節可能なロールガイド面との
簡単な構造で構成する。 (請求項3)開き角度調節可能なV面でロールガイド面
で構成しているため、そのV面の開き角度によってより
バリエイションのある貝の滑り落下力を得ることができ
る。 (請求項4)ロールガイド面に載ってロールがガイドさ
れる篩下端側の踊りをスプリングが防止する。
【0007】
【発明の効果】本発明は以上のように構成したから下記
の利点がある。 (請求項1)篩の下端側を傾斜角度調節可能な案内手段
でガイドした構造の貝の選別機であるから、篩の上端部
側と篩の下端部側とで往復動量は同じでありながら、上
下の運動量、即ち貝に与える滑り落下力(転がり落下力
も含む)を調節することができる。上記案内手段の傾斜
角度調節は滑り転がり易いもの、余り大きな衝撃を与え
ると損傷し易いもの、逆には篩との付着力(摩擦抵抗)
が大きいもの等によって篩セット時の傾斜角度及び篩上
端側の上下動量とを勘案して設定する。従って、選別対
象となっている貝を損傷させることなく正しく選別する
ことができるし、また滑り転がり易い貝でも、摩擦抵抗
が大きな貝でもそれに合った効率的で且つ正確な選別を
行う適切な選別機に可変できる。 (請求項2)しかも、その案内手段を駆動源に連絡する
偏心軸の回転で行うものではなくて、篩に設けたロール
と、機枠に設けた傾斜角度調節可能なロールガイド面と
で構成したものであるから、構造簡単であり、設備コス
トの低減化を図ることができる。 (請求項3)その上、そのロールガイド面を開き角度調
節可能なV面で形成していることから、両構成面の傾斜
角度を平面状に連続するものから鋭角または鈍角の範囲
までを調整することができ、単なる平面からなるロール
ガイド面に比べて滑り落下力(転がり落下力も含む)を
調節範囲が拡大し、且つ篩上端側の上死点から下死点に
至る篩下端側の上下動量と下死点から上死点まで至る篩
下端側の上下動量とを可変することも自在に行え、貝の
諸性質にマッチした様々なバリエイションの滑り落下力
を得ることが可能になり、選別対象になっている貝にと
って最適な滑り落下力に自在に設定できる。 (請求項4)更に、篩と機枠とを張力を調節可能とする
篩踊り防止用のスプリングで連結したから、篩下端側の
浮き上がりを防止し且つ駆動源やその駆動源に連絡する
偏心軸の取付部への抵抗になり難い最適な張力にするこ
とが可能となり、恒久的に安定した選別が行える。
【0008】
【実施例】次に、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図1乃至図5は第1実施例の貝の選別機を、図6
は第2実施例の貝の選別機を各々示し、符号Aはその選
別機である。
【0009】選別機Aは、図示するように4コーナーを
アジャスト脚a1高さ調整可能に支持した機枠aと篩1
の上端側とに亘って設けた揺動手段2及び篩1の下端側
を支持(載置)する案内手段3で傾斜状にセットされた
篩1が揺動可能になっている。揺動手段2は機枠aの後
枠部a2、即ち篩1の上端側に対応する部分に駆動源12
であるモータを設け、該駆動源12の上方に伝達軸22を軸
受け部32で支持して横架し、モータ軸12aと伝達軸22と
に設けたVプーリー42に伝達手段52であるベルトを連絡
し、その伝達軸22の両端に偏心軸62を設け、該偏心軸62
に篩1の下板11から垂設した支持腕21を取付けて駆動源
12の回転に伴って篩1の上端側が往復動しながら上下動
するようにしてあり、篩1の下端側は案内手段3でガイ
ドされる。
【0010】篩1は図示するようにホッパーbの投入口
直下である上端側から案内手段3で支持される方向に行
くに従って漸減する下方傾斜状とされ、両側板31、31と
下板11とで囲まれる空間内に選別対象となっている貝を
大、中、小に選別できるように篩孔41aを異にする2枚
の貝受板41、41を間隔をおいて横設し、大選別室51、中
選別室61、小選別室71の出口から選別された大、中、小
の各大きさ別の貝が落下するようになっている。
【0011】前記案内手段3は、図示するように篩1の
下端側における下板11の両端部に回転可能に軸受けされ
たロール13と、そのロール13を前記揺動手段2での揺動
に伴って案内する傾斜角度調節可能なロールガイド面23
とからなっている。
【0012】そのロールガイド面23は、図示するように
側面視L型条材であり、前記ロール13の載せ面となり幅
広面23aと、幅狭面23bとの連絡面23c を挿通する長尺
ボルト23d を機枠aの下枠部a3前側から突設した左右
一対の支持板23e、23eから挿通させ、その挿通部に湾
曲ガイド孔23f、23fを開孔し、一方の湾曲ガイド孔23
f、23fから突設する螺軸部23d’にナット23h止めす
ることで前記幅広面23aの傾斜角度を所望に設定できる
ようにしてあり、前記支持板23e、23eの若干後方の機
枠aの下枠部a3部分に設けた左右一対の軸受け部で回
転可能に支持されるレバー付の軸23gに溶着等の適宜手
段で前記幅広面23aの下面先端側を固着してなり、前記
ナット23hを緩めてレバー23g’を操作し軸23gを中心
に湾曲ガイド孔23f、23fに沿って長尺ボルト23dを上
下動させ、再度ナット23h止めすることで所望の傾斜角
度でもってロール13の載せ面である幅広面23aがセット
されるようになっている。無論、前記湾曲ガイド孔23
f、23fは、前記軸23gを中心にした半径をもって形成
してある。
【0013】符号4は篩1と機枠aとに亘って連結され
た篩踊り防止用のスプリングであり、図示するように篩
1の下端から突設した腕部14の引っ掛け孔24に一端を掛
止し、他端を機枠aの下枠部a3に固定した固定ナット
34、34に進退可能に螺合する調整ボルト44の上端に掛止
してあり、その調整ボルト44の進退でスプリングの張力
が可変されるようになっている。
【0014】次に、この第1実施例の貝の選別機の作用
を説明する。図3及び図4は前記ロールガイド面23、即
ち幅広面23aの傾斜が緩傾斜の場合、図5は前記ロール
ガイド面23の傾斜が急傾斜の場合を各々示している。ま
ず、駆動源12を駆動させて篩1を往復動と上下動を伴う
揺動運動をさせる。そして、ホッパーbから選別対象と
なっている貝を投下する。貝は篩1の往復動、上下動で
篩1内をスライドし、大きい貝はそのまま滑ったり、転
がって移動する。中ぐらいの大きさの貝は上位の貝受板
41の篩孔41aから中選別室61に落下し、小さな貝は下位
の貝受板41の篩孔41aから小選別室71に落下し、滑った
り、転がってして大きい貝と同様に下流に案内され、出
口部下に設けた籠等で別々に受けられる。図3ではロー
ルガイド面23の傾斜が緩傾斜であるため、偏心軸62の偏
心量が直接反映する篩1上端側に比べて篩1下端側の上
下動量が少なくなる。詳細には偏心軸62の上死点時、下
死点時のロール13の位置をXとした場合、偏心軸62の前
進点時のロールの位置はY、偏心軸62の後退点時のロー
ルの位置はZとなる。図4に示す偏心軸62の偏心量とロ
ール13の移動量及び方向との説明図を基に説明すると、
上死点C1の時、ロール13の位置はX、下死点C3の時
もロール13の位置はX、前進点C2の時のロール13の位
置はY、後退点C4の時のロール13の位置はZとなる。
上死点C1から前進点C2に至る時ロール13はXからY
に上昇し、前進点C2から下死点C3に至る時ロール13
はYからXに下降し、下死点C3から後退点C4に至る
時ロール13はXからZに下降し、後退点C4から上死点
C1に至る時ロール13はZからXに上昇する。これは偏
心軸62が右回りの場合である。偏心軸62が左回りの場合
には図示しないが、上死点C1から後退点C4に至る時
ロール13はXからZに下降し、後退点C4から下死点C
3に至る時ロール13はZからXに上昇し、下死点C3か
ら前進点C2に至る時ロール13はXからYに上昇し、前
進点C2から上死点C1に至る時ロール13はYからXに
下降する。即ち、篩1の下端側は偏心軸62の回転に連動
してその偏心軸62の偏心量ではなく、篩1の上端側とは
周期を異にする微妙な傾斜角度の変動を伴って上下揺動
する。故に上下動量が少ないながらも偏心軸62の1回転
中の篩1下端側の傾斜角度が変動することが反映してそ
の滑り転がり易い貝や余り大きな衝撃を与えると損傷し
易い貝の選別に適した変化のある滑り落下力(転がりも
含む)を与えることができる。図5では図3に示すロー
ルガイド面23の傾斜を急傾斜にしている。偏心軸62の偏
心量が直接変換される篩1上端側の上下動量と同様また
は傾斜角度によってはそれ以上の上下動量でありながら
篩1の上端側とは周期を異にする大きな傾斜角度の変動
を伴って篩1の下端側を上下揺動させることが可能とな
る。故に貝受板41、41に対する摩擦抵抗が大きく、衝撃
に強い貝に一様ではないバリエイションのある滑り落下
力(転がりも含む)を与えることが可能となる。
【0015】次に第2実施例を説明すると、その例は案
内手段3の変形例を示している。
【0016】案内手段3は、X状に組み合わさせる2枚
の板体33、33と、そのX状の2枚の板体33、33の開き角
度を調整する調整部43と、その開き角度を固定する固定
部53とからなっている。
【0017】前記2枚の板体33、33は、一方の板体33の
中央幅方向に遊嵌口33aを切欠形成し、その板体33の遊
嵌口33aに他方の板体33の中央を遊嵌し、遊嵌口33aの
口縁を図示するように半円形等の湾曲面33bで形成して
開き角度を自由に設定できるようにしている。
【0018】開き角度の調整部43は、前記ロール13直下
に対応する機枠aの下枠部a3部分から突設した左右一
対の支持板43a、43aに亘って貫挿軸43bを横架し、且
つその貫挿軸43bをX状の組み合わされた前記左右一対
の2枚の板体33、33の中央部に貫挿させて前記ロール13
の真下に上半部のV面63を相対させ、その2枚の板体3
3、33のV面63の開き角度を軸を中心に調節できるよう
になっており、そのV面63の最下端部にロール13が載置
される。
【0019】前記固定部53は前記左右の支持板43a、43
a各々からX状に組み合わさせた2枚の板体33、33の下
半部の逆V面の各先端を貫挿するボルト53a、53aと、
前記上半部であるV面63の開き角度の調整に伴ってその
ボルト53a、53aを案内する支持板43a、43aに前記貫
挿軸43bを中心とした半径をもって開孔した湾曲ガイド
孔53b、53bと、その湾曲ガイド孔53b、53bを外側に
挿通するボルト53a、53aの螺軸部に螺合締結するナッ
ト部材(図示せず)とから構成され、ナット部材(図示
せず)を緩め、湾曲ガイド孔53b、53bをガイドとして
ボルト53a、53aを所望回動させることでV面63の片面
及び両面の傾斜角度を自在に設定できるようになってい
る。また、前記X状の組み合わされた2枚の板体33、33
の対向面は前記貫挿軸43bに設けたストッパー体73で接
近する方向に移動不能に位置決めされている。
【0020】次に、この第2実施例の貝の選別機の作用
を説明すると、そのV面63の片面及び/または両面は各
々別々にその傾斜角度が設定可能である。そのため、前
記偏心軸62が上死点から下死点に至る時と下死点から上
死点に至る時とで篩1下端側の上下動量を大きくした上
で可変させることができるばかりでなく、前記偏心軸62
が上死点から下死点に至る時に篩1上端側の上下動量に
比べて小さくし、逆に下死点から上死点に至る時に篩1
上端側の上下動量に比べて大きくしたり、その逆にする
ことも傾斜角度の設定によって自由自在であるし、V面
62を構成する片面を緩傾斜、他面を急傾斜にすることも
できる。
【0021】このような構造の案内手段3を採用するこ
とによって、貝の諸性質に合わせた様々な滑り落下力を
得ることができ、滑り落下力に様々なバリエイションを
持たせ、ひいては選別対象となっている貝にとって損傷
防止と選別効率、選別の確実性等を勘案した最適な滑り
落下力を得ることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施例の貝の選別機の正面図で一部切欠し
て示す。
【図2】図1の(2)−(2)線拡大断面図。
【図3】図1の拡大図でロールガイド面の傾斜角度が緩
傾斜な場合を示す。
【図4】偏心軸の偏心量とロールの移動量及び方向を示
す説明図で概略的に示す。
【図5】図1の拡大図でロールガイド面の傾斜角度が急
傾斜な場合を示す。
【図6】第2実施例の要部の拡大断面図。
【符号の説明】
1 :篩 12 :駆動源 62 :偏心軸 2 :揺動手段 3 :案内手段 13 :ロール 23 :ロールガイド面 63 :V面 a :機枠 4 :スプリング

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】貝を落下させるホッパー下に篩を傾斜状に
    設け、該篩を揺動可能に配設して、篩を揺動させながら
    貝を選別する選別機において、前記篩の上端側を駆動源
    に連絡する偏心軸の回転で往復動及び上下動させる揺動
    手段で支持し、篩の下端側を傾斜角度調節可能な案内手
    段でガイドしたことを特徴とする貝の選別機。
  2. 【請求項2】前記案内手段が篩に設けたロールと、前記
    ロールを揺動手段での揺動に伴って案内する機枠に設け
    た傾斜角度調節可能なロールガイド面とを備えているこ
    とを特徴とする請求項1記載の貝の選別機。
  3. 【請求項3】前記ロールガイド面がV面で形成され、該
    V面の開き角度を調節可能に形成し、該篩上端側の上死
    点時、下死点時における前記ロールを前記V面の最下端
    に位置させたことを特徴とする請求項2記載の貝の選別
    機。
  4. 【請求項4】前記篩と機枠とを張力を調節可能とする篩
    踊り防止用のスプリングで連結していることを特徴とす
    る請求項3記載の貝の選別機。
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