JPH08256125A - 多重化装置及び多重分離装置 - Google Patents

多重化装置及び多重分離装置

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JPH08256125A
JPH08256125A JP5738695A JP5738695A JPH08256125A JP H08256125 A JPH08256125 A JP H08256125A JP 5738695 A JP5738695 A JP 5738695A JP 5738695 A JP5738695 A JP 5738695A JP H08256125 A JPH08256125 A JP H08256125A
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JP
Japan
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signal
clock
transmission path
transmission line
input signal
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Pending
Application number
JP5738695A
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English (en)
Inventor
Kazuo Watabe
一夫 渡部
Koichi Higuchi
孝一 樋口
Tadaki Kaneda
忠喜 金田
Tsutomu Takahashi
勉 高橋
Hiromi Chiba
博美 千葉
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
N T T TOHOKU IDO TSUSHINMO KK
NEC Miyagi Ltd
Original Assignee
N T T TOHOKU IDO TSUSHINMO KK
NEC Miyagi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 装置構成の簡単化、経済化。 【構成】 多重化装置1の符号手段5は標本化クロック
CKbに同期して、伝送路クロックに非同期のディジタ
ル入力信号diの波形を標本化・量子化し、入力信号の
1ビット長の時間幅をもつ波形ごとに、レベル変化点ま
でのパルス幅と、その変化点の極性とを符号化する。同
期信号生成手段6は例えば4ビットのフレーム同期信号
Sfを生成する。多重手段7は複数の符号化信号とフレ
ーム同期信号とを伝送路クロックに同期して多重する。
多重分離装置2の多重分離手段は伝送路信号に含まれる
フレーム同期信号を認識して、複数の符号化信号とフレ
ーム同期信号を多重分離し、同期信号生成手段10はフ
レーム同期信号およびクロック抽出手段の出力(伝送路
クロック等)より復号手段11に与える同期・制御信号
Scを生成する。復号手段11は符号化信号よりレベル
変化点までのパルス幅と変化点の極性とを復号して、入
力信号を再生する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は伝送路のクロックに同期
していない複数の非同期のディジタル信号を符号化し多
重化する多重化装置及び多重分離装置に関し、特にパル
ス幅の符号化及び復号化を用いる装置に係わる。
【0002】
【従来の技術】伝送路クロックに同期していないディジ
タル信号を多重する従来の装置に、スタフ同期と呼ばれ
る方式を用いたものがある。スタフ同期とは、送信側の
多重装置で非同期系信号に伝送速度との差に応じた余剰
ビット(スタフパルスと言う)を挿入し、伝送路の速度
と同期化させた後、同様にスタフ同期化した他の信号と
時分割多重して伝送路へ送出する。受信側ではこれらの
スタフ同期された信号を分離し、それぞれデスタフ処理
をして余剰ビットを削除し、非同期系信号を再生する方
式である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】スタフ同期を用い多重
する装置には、伝送路の速度と入力データの速度を監視
する回路、余剰ビットを挿入する回路が必要である。ま
たスタフ同期により多重化された信号を分離する装置に
は、多重時に挿入した余剰ビットを取り除く回路、分離
された信号を伝送路クロックに非同期な信号速度にもど
す回路が必要となり、一般に装置構成が複雑であるとい
う問題点がある。
【0004】この発明の目的は、多重装置の構成の簡単
化、経済化にある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、伝送路クロッ
クに非同期なディジタル入力信号d1〜d5を符号化、
多重化し、伝送路に送出する多重化装置1と、伝送路信
号に多重されている非同期な前記ディジタル入力信号を
分離、復号する多重分離装置2よりなる。多重化装置1
は伝送路クロックCKa(例えば9.6KHz)を発生する伝
送路クロック発生器3と、伝送路クロックCKaに同期
した周波数をもつ標本化クロックCKb(例えば3.2KH
z)を発生する手段(図1の実施例では分周手段)4と、
標本化クロックCKbで入力信号波形を標本化・量子化
し、入力信号の1ビット長の時間幅をもつ波形ごとに、
レベル変化点までのパルス幅及び変化点の極性を符号化
することにより、伝送路クロックCKaに非同期な入力
信号d1〜dn(図1の例はn=5)を符号化する符号
手段5と、標本化クロックCKbよりフレーム同期信号
Sfを生成する同期信号生成手段6と、前記符号手段5
により符号化された複数の入力信号と同期信号生成手段
6により生成されたフレーム同期信号Sfを伝送路クロ
ックCKaに同期し、多重化して伝送路Lに送出する多
重手段7とよりなる。
【0006】前記符号手段5は分周手段4により伝送路
クロックCKaを入力信号d1〜dnの信号速度(例え
ば400bps)のn倍(例えばn=8)となるように分周
した標本化クロックCKb(例えば3.2KHz)で入力信号
d1〜dnを標本化・量子化し、入力信号の変化点まで
のパルス幅をm(=log2n)ビットに符号化する。さら
にその変化点のL→HまたはH→Lへ変化する極性(変
化方向)を1ビットで表し、その極性ビットを付加し、
m+1ビットの信号に符号化することにより伝送路クロ
ックに非同期な入力信号d1〜dnを符号化する。
【0007】多重分離装置2は多重化装置1により多重
された伝送路信号から伝送路クロックCKa′(例えば
9.6KHz)を抽出し、必要に応じさらに分周して標本化ク
ロックCKb′(例えば3.2KHz)を生成するクロック抽
出手段8と、伝送路信号に多重されているフレーム同期
信号を認識することにより、多重されている各チャネル
の符号化信号及びフレーム同期信号を多重分離する多重
分離手段9と、クロック抽出手段の出力と、フレーム同
期信号より各チャンネルの同期信号及び制御信号を生成
する同期信号生成手段10と、分離された各チャンネル
の符号化信号を復号し、符号化されている入力信号の各
1ビット長の波形に対応して、レベル変化点までのパル
ス幅と変化点の極性とを再生することにより、入力信号
d1〜dnを復号する復号手段11とよりなる。
【0008】
【実施例】本発明の一実施例を図面を参照して説明す
る。図1Aは本発明のパルス幅の符号化または復号化を
用いた5多重化装置1及び多重分離装置2のブロック
図、図1Bは伝送路クロックCKa(例えば9.6KHz)及
び標本化クロックCKb(例えば3.2KHz)を示す。図1
Cは標本化クロックCKbを用いて、パルス幅を標本化
・量子化された入力信号のビット長Tinのタイムスロッ
ト内の起こり得るすべての波形を示した図である。Tin
は入力信号が400bps の場合には(1/400)秒と
なる。図1Dは図1Bの入力信号波形に対応する符号で
ある。図2Aは入力信号を符号化し、多重した場合のフ
レーム構成を示した図であり、図2Bは入力信号を符号
化せずに多重したときのフレーム構成を示した図であ
る。
【0009】この実施例では入力信号の速度を400bp
s とし、標本化クロックCKbの周波数fを入力信号速
度のn(=8)倍の3.2KHz として説明する。多重化装
置1では、入力信号d1のパルス幅を標本化周波数fで
標本化・量子化し、入力信号をm=log2n=3ビットの
符号に符号化する(図1DのB2,B3,B4)。この
符号は、時間幅Tin=(1/400)秒の1タイムスロ
ットにおいて、信号レベルの変化点に達するまでに2進
カウンタが標本化パルスを計数した計数値に等しい。さ
らに入力信号が“H”から“L”または“L”から
“H”に変わる変化点の極性(変化方向)を表す情報を
1ビット(図1DのB1)付加し、入力信号をm+1=
4ビットの符号化信号に符号化する。変化点のタイミン
グは例えば入力信号を微分し、そして得られた微分パル
スによって検出できる。
【0010】同様に入力信号d2〜d5も符号化を行
う。同期信号生成手段6により生成されたフレーム同期
信号Sfと前記符号化された5つの入力信号は多重手段
7により伝送路クロックCKaに同期して多重化され、
伝送路クロックと同じ信号速度で伝送路Lに送出され
る。多重分離装置2では、多重され伝送路に送出された
伝送路信号SLからクロック抽出手段8で伝送路クロッ
クCKa′を抽出し、必要に応じさらに分周して標本化
クロックCKb′を生成する。多重分離手段9では伝送
路信号に多重されているフレーム同期信号等を認識する
ことにより多重されている5チャンネルの符号化信号と
フレーム同期信号Sfを多重分離する。同期信号生成手
段10では、フレーム同期信号Sf,伝送路クロックC
Ka′,標本化クロックCKb′より各復号手段11に
与える同期信号・制御信号Scを生成する。多重分離さ
れたm+1ビットの符号化信号はそれぞれ復号手段11
で復号され、符号化されている入力信号の各1ビット長
の波形に対応して、レベル変化点までのパルス幅と変化
点の極性を再生し、入力信号d1〜d5を再生して出力
する。
【0011】400bps の入力信号を3.2KHz の標本化
周波数fで標本化すると、400bps の1ビット幅をも
つタイムスロット内の入力信号は8ビットのデータに標
本化され、入力信号1チャンネルあたり3200(=4
00×8)bps の伝送容量が必要となる。伝送路クロッ
クCKaは9600(=3200×3)Hzであるので、
多重可能な信号は入力信号2チャンネル分(6400bp
s の伝送容量)とフレーム同期信号(3200bps 以内
の伝送容量)となり、入力信号を符号化しない場合2チ
ャンネルの多重が限度となる(図2B参照)。
【0012】本発明のように入力信号を標本化・量子化
した後に符号化した場合、400bps の入力信号は4ビ
ットに符号化されるので、入力信号1チャンネルあたり
1600(=400×4)bps の伝送容量が必要とな
る。伝送路クロックは9600(=1600×6)Hzで
あるので、入力信号5チャンネル(伝送容量1600bp
s ×5)と4ビットのフレーム同期信号(伝送容量16
00bps )の多重が可能であり、5チャンネルの入力信
号を多重することが可能となる(図2A参照)。
【0013】以上の説明から明らかなように、本発明の
装置は入力信号を標本化・量子化の後に符号化すること
により伝送効率を向上させることが可能である。なお、
標本化クロックCKbを標本化発生手段で発生させ、そ
れを逓倍して伝送路クロックCKaを生成することもで
きる。
【0014】
【発明の効果】この発明によれば、従来のようなスタフ
パルスを挿入/除去するための回路が不要であり、多重
化する入力信号が伝送路クロックと非同期の場合にも、
簡単な装置構成で多重伝送することができる。また入力
信号の変化点までのパルス幅と変化点の極性とを符号化
し多重伝送することにより、符号化せずに多重伝送した
場合にくらべ、必要なチャンネルあたりの伝送容量を
(1+log2n)/nに、例えばn=8の場合には(1+
3)/8=1/2に減らすことができる。従ってそれだ
け伝送効率を向上できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例の説明に供する図で、Aはブ
ロック図、BはAのクロックの波形図、CはAの入力信
号の波形図、DはAの符号手段5で生成された符号。
【図2】Aは図1の多重化された伝送路信号SLのフレ
ーム構成を示す図、Bは伝送路クロックが9600Hz
で、400bps の入力信号を3200(=400×8)
Hzの標本化クロックで標本化・量子化し、符号化せず
に、入力信号の1ビット幅を8ビットデータで表して多
重した場合のフレーム構成を示す図。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 樋口 孝一 宮城県仙台市青葉区一番町2丁目8−10 エヌ・ティ・ティ東北移動通信網株式会社 内 (72)発明者 金田 忠喜 宮城県仙台市青葉区一番町2丁目8−10 エヌ・ティ・ティ東北移動通信網株式会社 内 (72)発明者 高橋 勉 宮城県仙台市青葉区一番町2丁目8−10 エヌ・ティ・ティ東北移動通信網株式会社 内 (72)発明者 千葉 博美 宮城県黒川郡大和町吉岡字雷神2番地 宮 城日本電気株式会社内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 伝送路クロックに非同期な複数チャンネ
    ルのディジタル入力信号を伝送路クロックに同期化し多
    重化する多重化装置において、 伝送路クロック発生手段と、 伝送路クロックに同期した周波数を持つ標本化クロック
    を発生する手段と、 その標本化クロックで各チャンネルの入力信号波形を標
    本化・量子化し、入力信号の1ビット長の時間幅をもつ
    波形ごとに、レベル変化点までのパルス幅とその変化点
    の極性とを符号化する各チャンネルの符号手段と、 前記標本化クロックよりフレーム同期信号を生成する手
    段と、 各チャンネルの符号手段の出力(符号化信号)と、前記
    同期信号生成手段の出力(フレーム同期信号)とを伝送
    路クロックに同期し、多重化して伝送路に送出する多重
    手段と、 よりなる多重化装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の多重化装置で多重化され
    た伝送路信号より伝送路クロックを抽出するクロック抽
    出手段と、 伝送路信号から各チャンネルの符号化信号とフレーム同
    期信号とを多重分離する多重分離手段と、 前記クロック抽出手段で抽出された伝送路クロックと、
    前記多重分離手段で分離されたフレーム同期信号より、
    各チャンネルに対する同期信号及び制御信号を生成する
    同期信号生成手段と、 前記クロック抽出手段で抽出された伝送路クロックと、
    前記同期信号生成手段の出力を用いて、各チャンネルに
    分離された符号化信号を復号し、符号化されている入力
    信号の各1ビット長の波形に対応して、レベル変化点ま
    でのパルス幅とその変化点の極性とを再生して、前記多
    重化装置の各入力信号を復号する手段と、 よりなる多重分離装置。
JP5738695A 1995-03-16 1995-03-16 多重化装置及び多重分離装置 Pending JPH08256125A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US11057135B2 (en) 2018-02-08 2021-07-06 Fujitsu Limited Transmitter, receiver, and clock transfer method

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US11057135B2 (en) 2018-02-08 2021-07-06 Fujitsu Limited Transmitter, receiver, and clock transfer method

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