JPH08255Y2 - 容 器 - Google Patents

容 器

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JPH08255Y2
JPH08255Y2 JP14186789U JP14186789U JPH08255Y2 JP H08255 Y2 JPH08255 Y2 JP H08255Y2 JP 14186789 U JP14186789 U JP 14186789U JP 14186789 U JP14186789 U JP 14186789U JP H08255 Y2 JPH08255 Y2 JP H08255Y2
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JP
Japan
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container
edge
lid
inward
tubular body
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Expired - Lifetime
Application number
JP14186789U
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English (en)
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JPH0381829U (ja
Inventor
昌宏 淡路
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Showa Marutsutsu Co Ltd
Original Assignee
Showa Marutsutsu Co Ltd
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Publication date
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  • Rigid Containers With Two Or More Constituent Elements (AREA)
  • Closures For Containers (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 この考案は、棒状チョコレート、そうめん、スパゲッ
ティ等の棒状物や、緑茶および紅茶の葉や、コーヒー
豆、スナック菓子等を入れる容器に関する。
従来技術とその問題点 以下の説明において、全図面を通じて同一物および同
一部分には同一符号を付して説明を省略する。従来、上
記のような容器としては、第4図に示すように、上端が
開口しかつ下端が閉鎖された有底筒状容器本体(10)
と、容器本体(10)の上端に被せられる垂直断面逆U字
形の蓋(20)とよりなるものが用いられていた。容器本
体(10)は、円筒状内壁(11a)とその外周面に密着さ
せられた円筒状外壁(11b)とからなる長筒状体(11)
と、長筒状体(11)の下端開口を閉鎖する底板(12)と
よりなる。内壁(11a)上端は外壁(11b)上端よりも上
方に突出せしめられている。また、内壁(11a)の上端
開口は、中蓋やメンブレン片で閉鎖するようにしてもよ
い。外壁(11b)の下端は内壁(11a)の下端よりも下方
に突出しており、この突出部下端に、断面円形のカール
(13)が内方突出状に全周にわたって形成されている。
そして、本体(10)内に、底板(12)が上方から強制嵌
入されて周縁部がカール(13)に当接せしめられ、両者
が接着剤で接着されることによって、底板(12)が長筒
状体(11)に固定されている。
蓋(20)は、上端に断面円形のカール(22)が内方突
出状に設けられた短筒状体(21)と、短筒状体(21)内
に下方から強制嵌入されかつ周縁部がカール(22)に当
接せしめられている天板(23)からなる。蓋(20)は容
器本体(10)の内壁(11a)における外壁(11b)よりも
下方に突出した部分に被せられ、短筒状体(21)下端が
外壁(11b)上端に受けられるようになっている。
しかしながら、この容器を積み重ねて保管する場合、
蓋(20)の内方突出カール(22)と、容器本体(10)の
内方突出カール(13)とが接するので、不安定な状態に
なるという問題がある。また、蓋(20)の上面に凹陥部
(24)が存在するので、この凹陥部(24)内にごみや埃
が溜まり、不衛生であるという問題がある。
この考案の目的は、上記問題を解決した容器を提供す
ることにある。
問題点を解決するための手段 この考案による容器は、上端が開口するとともに下端
が閉鎖された筒状容器本体と、容器本体の上端に着脱自
在に被せられる垂直断面略逆U字形の蓋とよりなり、蓋
が、上端に全周にわたる内方突出縁が設けられた筒状
体、および筒状体内に下方から強制嵌入されかつ周縁部
が内方突出縁に当接せしめられている天板からなる容器
において、蓋の天板における内方突出縁と当接している
部分よりも内周側の部分が上方に膨出させられ、この膨
出部の上面と内方突出縁の上端とが面一となされている
ものである。
上記において、容器本体および蓋としては、たとえば
紙、プラスチック、金属およびこれらの複合材などから
つくられたものが用いられる。また、容器本体および蓋
は、横断面円形、多角形、だ円形等のものが用いられ
る。
実施例 以下、この考案の実施例を、図面を参照して説明す
る。実施例を示す図面において、容器本体は、従来の容
器と同様な構成であるので、図示は省略してある。
実施例1 この実施例は第1図に示すものである。容器の蓋
(1)は、短筒状体(2)と、短筒状体(2)の上端開
口を塞ぐ天板(3)とよりなる。短筒状体(2)の周壁
上端には内向きフランジ(2a)(内方突出縁)が、全周
にわたって一体的に形成されている。内向きフランジ
(2a)は、短筒状体(2)の上端部を径方向内方に折り
曲げ、その先端を下側にかつ径方向外方に折返すことに
よって形成されている。天板(3)は垂直断面略ハット
形で、中央膨出部(3a)と、その周りの平坦な縁部(3
b)とよりなり、膨出部(3a)の頂壁周縁と縁部(3b)
とは、内向きフランジ(2a)先端に密接する円弧状部
(3c)で連結されている。縁部(3b)の幅は内向きフラ
ンジ(2a)の幅と等しくなっている。そして、天板
(3)は短筒状体(2)内に下方から強制嵌入されかつ
縁部(2b)が内向きフランジ(2a)の下面に密接せしめ
られるとともに、円弧状部(3c)がフランジ(2a)先端
に密接せしめられ、接着剤で接着されている。このと
き、膨出部(3a)の上面と内向きフランジ(2a)の上面
とが面一となっている。
このような構成の容器を積み重ねた場合、容器本体
(10)下端のカール(13)は蓋(1)の内向きフランジ
(2a)上面にのるので、安定状態で保持される。
実施例2 この実施例は第2図に示すものである。第2図におい
て、蓋(4)の短筒状体(5)の周壁上端に、断面略円
形の内向きカール(5a)(内方突出縁)が設けられてい
る。天板(6)は垂直断面略ハット形で、中央膨出部
(6a)と、その周りの縁部(6b)とよりなり、膨出部
(6a)の頂壁周縁と縁部(6b)とは、内向きカール(5
a)に密接する円弧状部(6c)で連結されている。そし
て、天板(6)は短筒状体(5)内に下方から強制嵌入
されかつ縁部(6b)および円弧状部(6c)がカール(5
a)に密接せしめられ、接着剤で接着されている。この
とき、膨出部(6a)の上面と内向きカール(5a)の上端
とが面一となっている。
実施例3 この実施例は第3図に示すものである。第3図におい
て、蓋(7)の天板(8)は垂直断面略ハット形で、中
央膨出部(8a)と、その周りの平坦な縁部(8b)とより
なり、膨出部(8a)の頂壁周縁と縁部(8b)とは、垂直
部(8c)で連結されている。そして、天板(8)は短筒
状体(5)内に下方から強制嵌入されかつ縁部(8b)が
カール(5a)の下端に当接せしめられるとともに、垂直
部(8c)がカール(5a)先端に当接せしめられ、接着剤
で接着されている。このとき、膨出部(8a)の上面と内
向きカール(5a)の上端とが面一となっている。
考案の効果 この考案の容器によれば、蓋の天板における内方突出
縁と当接している部分よりも内周側の部分が上方に膨出
させられ、この膨出部の上面と内方突出縁の上端とが面
一となされているので、この容器を積み重ねた場合、容
器本体下端の断面円形のカールは、蓋の上面全体で支持
されることになり、安定した状態で保持される。しか
も、従来のように蓋の上面に凹陥部が存在しないので、
ここにごみや埃がたまることはなく、衛生的である。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の実施例1を示す部分拡大垂直断面
図、第2図はこの考案の実施例2を示す部分拡大垂直断
面図、第3図はこの考案の実施例3を示す部分拡大垂直
断面図、第4図は従来例を示す一部切欠き正面図であ
る。 (1)(4)(7)……蓋、(2)(5)……短筒状
体、(2a)……内向きフランジ(内方突出縁)、(3)
(6)(8)……天板、(3a)(6a)(8a)……膨出
部、(5a)……内向きカール(内方突出縁)。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】上端が開口するとともに下端が閉鎖された
    筒状容器本体と、容器本体の上端に着脱自在に被せられ
    る垂直断面略逆U字形の蓋とよりなり、蓋が、上端に全
    周にわたる内方突出縁が設けられた筒状体、および筒状
    体内に下方から強制嵌入されかつ周縁部が内方突出縁に
    当接せしめられている天板からなる容器において、 蓋の天板における内方突出縁と当接している部分よりも
    内周側の部分が上方に膨出させられ、この膨出部の上面
    と内方突出縁の上端とが面一となされている容器。
JP14186789U 1989-12-07 1989-12-07 容 器 Expired - Lifetime JPH08255Y2 (ja)

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JP14186789U JPH08255Y2 (ja) 1989-12-07 1989-12-07 容 器

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JP14186789U JPH08255Y2 (ja) 1989-12-07 1989-12-07 容 器

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Publication Number Publication Date
JPH0381829U JPH0381829U (ja) 1991-08-21
JPH08255Y2 true JPH08255Y2 (ja) 1996-01-10

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