JPH08254837A - 多色プルーフの調製方法 - Google Patents

多色プルーフの調製方法

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JPH08254837A JP7354991A JP35499195A JPH08254837A JP H08254837 A JPH08254837 A JP H08254837A JP 7354991 A JP7354991 A JP 7354991A JP 35499195 A JP35499195 A JP 35499195A JP H08254837 A JPH08254837 A JP H08254837A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 画像、特にカラープルーフを調製するための
新規な方法の提供。 【解決手段】 画像状の粘着性域と非粘着性域とをもつ
層がトーニングされ、この粘着性域に付着しているトナ
ーをまず一時支持体上に転写し、これから画像受容体上
に転写する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【技術分野】本発明は画像、特にカラープルーフを調製
するための方法に関するもので、画像状の粘着性区域と
非粘着性区域とを有する層がトーニングされ、この粘着
性区域に付着するトナーはまず一時支持体上に転写さ
れ、そしてこれから画像受容体上に転写されるのであ
る。この方法は複数の画像およびカラープルーフの調製
を可能とするものである。
【0002】
【背景技術】ハーフトーン色分解は、オフセットまたは
レリーフ印刷板を調製するためのコピーマスターとして
レプログラフで用いられている。印刷板が露光される前
に、色分解板は最終的な印刷結果が、オリジナルの調子
の正確な再現となるかどうかを確かめるために、カラー
プルーフ法でチェックされる。例えば、一般的な標準規
格によれば、高品質のオフセット印刷は60線/cmスク
リーンについて2%〜98%ドットの解像度、最近の印
刷機械では1%〜99%ドットの解像度すら必要とされ
ている。ハイライト部中の小さな2%ドットおよびシャ
ドウ部での98%ドットの満足な解像を達成するのは特
に困難である。良好な調子再現のために、同じサイズの
スクリーンドットが全域にわたたって鮮明に描写されか
つ一様に、すなわち、大きさの変動なく再現されること
が特に重要である。
【0003】これらのカラープルーフのかなりの部分が
最少規模の実行のため本来小型のオフセット印刷機であ
るプルーフ印刷機により提供されている。米国特許第
5,380,620号は特別な、水性現像可能な感光性材
料を用いる方法で、カラープルーフ法に使用できる方法
を開示している。これらの材料は、特別な補助層により
形成される、ドライオフセット板に類似する印刷インク
を受け入れまたは反撥する区域を有している。ウォッシ
ュオフ法は、薬品を含んだ廃水を処理しなければなら
ず、また付加的な現像プロセスを用いなければならない
という重大な不便さをもっている。米国特許第5,38
0,620号は水性現像をしないで使用できる材料を簡
単に記載している。しかしながら、これらのオフセット
用材料は印刷インクを受け入れまたは反撥する区域を作
るため、極めて特殊なフッ素含有のジアゾ化合物を用い
ねばならない。トーニングの可能な光重合性材料は開示
されていない。
【0004】感光性層の露光域と未露光域の粘着性の相
違を画像形成に用いた、感光性記録材料の使用が他のカ
ラープルーフ法で知られている。ドイツ国特許第12
10321号、米国特許第3,620,726号、同第
3,582,327号、同第3,649,268号、同第
4,356,253号、同第4,948,704号および同
第4,243,741号などが支持体と少なくとも1つの
付加重合可能なモノマーおよび光重合開始剤を含有する
光重合性層とから構成される。粘着性の、光重合性記録
材料での複数方法を示している。これらの記録材料は画
像形成露光により硬化され、この際露光された画像域は
その粘着性を失うのである。この潜像は未露光の粘着域
にだけ付着しかつ露光された非粘着域からはとり除かれ
るような、適当なトナーの付与により可視的にされる。
この方法は、印刷インクの使用により作られる画像に外
観の類似する、原画の場合によりカラーのポジ像を生成
する。
【0005】主として微細な粉末からなるトナーは、画
像形成露光された面上に撒粉することにより付与され
る。別の方法によれば、トナーは特別な基体上にゆるや
かに結合させ、そしてこの基体を画像形成露光した層と
接触させることにより移転させることができる。この移
転層は取り扱いがはるかに簡便、清潔でかつ環境により
優しいため、極めて好都合なものである。顔料入りの着
色転写層を使用するカラープルーフ法はドイツ国特許第
12 05 117号および同第29 49 462号、米
国特許第4,806,451号、同第4,902,363
号、同第4,939,029号、同第5,126,226
号、同第5,210,001号、同第5,090,774号
およびドイツ国特許第41 20 793号および米国特
許第4,935,331号などで開示されている。
【0006】しかしながら、引用したこの写真的なカラ
ープルーフ法は、色分解板の多数コピーの調製が時間を
要しかつコスト高という不都合さを有している。それぞ
れのコピーを得るために新しい感光性材料を画像形成露
光してトーニングしなければならず、また多色画像のた
めには多数の感光性材料を処理しなければならない。い
ま1つの不都合さは仕上ったカラープルーフが光重合済
みおよび未光重合の材料を含むことで、これは色調の変
質とドット生長の変化とを招くのである。
【0007】米国特許第3,060,025号とEP−C
第0 034 816号は、受容体上に画像状色彩層の転
写による色分解板の多数コピーの調製を開示している。
しかしながら、これらの方法もまた欠点を有している。
米国特許第3,060,025号は1つの感光性材料のみ
の使用により多数コピーを作成する可能性を事実記載し
ているが、最終的画像はまた感光性の出発材料を含むも
のである。EP−C第0 034 816号は、加熱した
ときに粘着性となり、冷却後もこの粘着性を保持するト
ナーを使用し、そのためトナー層の部分はくり返し転写
され得るのである。しかしながら、多色画像をこの方式
で作るのは困難で、新しい色を付与するとき以前のトナ
ー層が部分的に裏転写するからである。
【0008】トナー層の部分転写はまた色調を変化させ
る。感光性材料の密着露光は、通常、鏡像が得られるた
め不可能であるから、カラープルーフについて必要とさ
れる品質をこの方法により達成することはできない。こ
の問題は、米国特許第5,240,810号中に述べられ
たように、一時的支持体の利用により回避することがで
きるが、最終プルーフは画質に影響する付加的な接着層
を含むことになる。
【0009】プルーフ用に利用されている既知の光重合
性層、例えばクロマリンR4B×およびクロマリンR8B
×の複合剛性率は、以下で述べる範囲の外側である。本
発明中に内在する問題は、時間を要しかつコスト高の方
法を用いることなく、色分解または多色画像の多数の正
像コピーを入手するとともに、既知各方法の欠点をさけ
かつ最初から最後のコピーまで、カラープルーフに必要
とされる色調と解像性とを維持することである。この問
題は以下に述べる方法により解決された。
【0010】
【発明の要点】本発明は a) 画像形成露光により光重合性層(A)上に粘着性
区域と非粘着性区域を作り、 b) この露光済みの層(A)を支持体(C)上の着色
転写層(B)と接触させ、 c) 支持体(C)を剥離し、この際着色転写層(B)
は露光済み層(A)の粘着性区域上に転写され、そして
露光済み層(A)の非粘着性区域からはとり去られる、 d) このトーニング済みの層(A)を一時支持体
(D)と接触させ、 e) 一時支持体(D)をとり除き、この際トーニング
済み層(A)の粘着性区域に付着している着色転写層
(B)は一時支持体(D)上に転写され、 f) この一時支持体(D)を画像受容体(E)と接触
させ、 g) 一時支持体(D)をとり除き、この際一時支持体
に付着している着色転写層(B)は画像受容体(E)上
に転写され、そして h) ステップb)〜g)を少なくとも1回くり返し、
このそれぞれの場合に、新しい着色転写層(B)、新し
い一時支持体(D)、および新しい画像受容体(E)が
使用されるにより画像を調製する方法が提供される。別
の具体化例で、本発明はそれぞれの色についてただ1つ
のトーニング可能な光重合性層と1回の露光から多色プ
ルーフを調製する方法を提供するものである。
【0011】
【発明の具体的説明】画像を作るための本発明方法は、
トーニング可能な光重合性層の密着露光と、光重合性層
の転写をせずに画像区域中のトナーの引き続く転写をす
るという利点を使用し、正像のカラープルーフを調製す
ることを可能にする。
【0012】この新規の方法は1つのトーニング可能な
光重合性層だけから、そして各色に対し1回の露光によ
り複数のカラープルーフの調製を可能とする。トーニン
グ可能層の特性が着色層との接触により影響されること
がないため、また一時支持体上に着色した画像区域の完
全な転写のため、追加的なカラープルーフ調製の後に続
くステップにおけるトナーの受け入れ性が著しく変化す
ることはない。
【0013】複数のカラープルーフを調製するための本
発明の方法には以下の各ステップが含まれる:(a)
画像形成露光により光重合性層(A)上に粘着域と非粘
着域とを生成し、(b) この露光済み層(A)を支持
体(C)上の着色転写層(B)と接触させ、(c) 支
持体(C)を剥がし去り、この際着色転写層(B)は露
光済み層(A)の粘着域上に転写されそして露光済み層
(A)の非粘着域からは取り去られる、(d) トーニ
ング済みの層(A)を本発明の一時支持体(D)と接触
させ、(e) 一時支持体(D)をとり除き、この際ト
ーニング済み層(A)の粘着域上に付着する着色転写層
(B)は一時支持体(D)上に転写され、(f) この
一時支持体(D)を画像受容体(E)と接触させ、
(g) 一時支持体(D)をとり除き、この際一時支持
体上に付着する着色転写層(B)は画像受容体(E)上
に転写され、そして(h) ステップ(b)〜(g)を少な
くとも一度くり返し、このそれぞれの場合に、新しい着
色転写層(B)、新しい一時支持体(D)、および新し
い画像受容体を使用する。
【0014】上述の方法で複数のカラープルーフを調製
するために、ステップ(e)の後で以下の各ステップが
行われる:(i) ステップ(b)〜(e)を少なくと
も一度くり返し、それぞれの場合に新しい着色転写層
(B)と新しい一時支持体(D)とを使用し、(j)
ステップ(a)〜(e)と(i)を少なくとも一度くり返し、
それぞれの場合に新しい光重合性層(A)、新しい着色
転写層(B)、および以前の各ステップでトーニングさ
れた一時支持体Dを使用し(k) この一時支持体Dを
画像受容体(E)と接触させ、そして(l) 一時支持
体Dをとり除き、この際この一時支持体上に付着する着
色転写層Bは画像受容体E上に転写される。
【0015】多色カラー画像を作成するこの方法の変形
は単色的な方法のステップ(e)の後に以下の各ステッ
プで与えられる:(m) ステップ(a)〜(e)を少
なくとも一度くり返し、それぞれ場合に新しい光重合性
層(A)、新しい着色転写層(B)、および以前の各ス
テップでトーニングされた一時支持体(D)を使用し、
(n) この一時支持体(D)を画像受容体(E)と接
触させ、(o) この一時支持体(D)をとり除き、こ
の際一時支持体上に付着する着色転写材料Bは画像受容
体(E)上に転写され、そして(p) ステップ(b)
〜(e)、(m)〜(o)を少なくとも一度くり返し、
ステップ(m)で新しい光重合性層(A)を、ステップ
(b)と(m)では新しい着色転写材料Bを、そしてス
テップ(n)では新しい画像受容体(E)を使用する。
【0016】トーニング可能な光重合性層用には以下の
各材料が好ましいものである。本発明の、≧10μm
の、好ましく≧15μmの厚みをもつ、光重合性層の主
要な成分は、少なくとも1つのポリマー性バインダー、
少なくとも1つのエチレン性不飽和の光重合性モノマ
ー、および少なくとも1つの光開始剤である。その上、
この光重合性層は25℃において170〜700kPaの
複合剛性率(comples shearmodulus)をもたねばならな
い。この複合剛性率はMP 30測定ユニット(寸法は
DIN 53018、第1部参照)を備えたフィジカレ
オメーターMC 120で、10Hzとタウ9750 Paに
おいて測定した。好ましい複合剛性率は25℃で200
〜500kPaである。
【0017】光重合性層の所要の粘着力は8〜40g/
cm2、好ましく10〜30g/cm2である。これは0.9c
m2の面積をもつセンサーを支持圧2.5g、接触時間3
0秒で分離力として測定される。光重合性層の光学的濃
度は、普通紫外域中に、好ましくは250〜450nm間
の波長域、特に360nmにある光重合性材料の最高感光
性において、普通少なくとも1.4、好ましくは1.4〜
4.8、特に2.4である。
【0018】光重合性層のポリマーバインダーは、例え
ば、米国特許第4,948,704号および同第4,24
3,741号中に示された架橋しうる、塩形成性基を含
有するポリマーとすることができる。これらは好ましく
カルボキシル基を含有するポリアクリレート類、ポリメ
タアクリレート類またはその他のモノマー、例えば、
(メタ)アクリル酸エステル類および/またはその他の
(メタ)アクリル酸誘導体類、ビニル化合物類、スチレ
ン、ブタジエン、および関連モノマー類とのアクリル酸
またはメタアクリル酸のコポリマー類である。熱可塑性
アクリレートおよび/またはメタアクリレートポリマー
が好ましいものであり、特に(メタ)アクリル酸とメチ
ルおよび/またはエチルアクリレートまたはメタアクリ
レートとのコポリマーが好ましい。
【0019】カルボキシル基は周期率表のIIA〜IVA、
IIB〜IVB、およびVIIBの多価金属化合物、特に亜鉛
化合物により好ましく架橋される。この金属化合物は光
重合性層に、例えば、その塩、酸化物、およびアルコキ
シドまたはキレートの形で加えることができる。これら
の化合物は、ポリマーバインダー中に存在する塩形成性
基の少なくとも10重量%が架橋される程度の分量で添
加される。非架橋性のポリマー、例えば、ポリアクリレ
ート、ポリスチレンまたはポリビニルアセテートのよう
なポリマーの混合物は、所要の粘弾性(剛性率)の範囲
に調整するために利用することができる。しかしなが
ら、このことは金属イオン量の選定を通じるポリマーバ
インダーの架橋の程度により達成することもできる。ポ
リマーバインダーの分量は、乾燥層の全重量との関係で
一般的に20〜80重量%、好ましく30〜60重量%
である。
【0020】光重合性層の他の成分はエチレン性不飽和
のモノマーおよび/または可塑剤である。好ましいモノ
マーおよび/または可塑剤は200〜1000の、好ま
しく200〜500の平均分子量Mw(重量平均)を有
している。特に好ましいエチレン性の不飽和モノマーは
(メタ)アクリレートタイプの多官能性モノマーで、例
えば、トリチメロールプロパントリメタアクリレート、
ビスフェノールAのビスアクリレートまたはメタアクリ
レート、ペンタエリトリトールテトラアクリレートまた
はメタアクリレートのようなものである。本発明に有用
な好ましい可塑剤は拡散可能な可塑剤、例えば、グリセ
ロールトリアセテート、ジ(2−エチル)−ヘキシルフ
タレート、または脂肪族のオリゴマー性エステルなどで
ある。エチレン性の不飽和モノマーの分量は乾燥層の全
重量との関係で一般に10〜70重量%、好ましく20
〜50重量%である。可塑剤の分量は通常5〜15重量
%である。
【0021】光重合性層のため有用な光重合開始剤はこ
の目的のため知られているすべての化合物とすることが
できる。適当な開始剤または開始剤系の実例はベンジル
ジメチルケタール、ベンゾイン、ベンゾインイソプロピ
ルエーテル、アルファ−メチルベンゾイン、1,4−ナ
フトキノン、ミヒラー氏ケトンおよびベンゾフェノン単
独または併用、ヘキサアリールビスイミダゾールとプロ
トン供与体、例えば、メルカプトベンゾオキサゾールの
ようなものとの組合わせ、および置換チオキサントンと
第3級アミンとの系などである。光開始剤系の濃度は乾
燥層の全重量との関係で好ましく0.01〜15重量%
である。
【0022】引用した各成分に加え、光重合性層はその
他の添加剤、例えば、増感剤、充填剤、熱安定剤、抗酸
化剤、塗布助剤、その他を含むことができる。光重合性
層は慣用的な溶剤、好ましく例えば、メチレンクロライ
ド、トルエン/メタノール混合物、またはアルコール、
エステル、またはケトンと芳香族溶剤とのその他の混合
物などから、既知方法に従って適当な支持体上に付与さ
れ、次いで乾燥させることができる。
【0023】適当な支持体の例はポリエチレン、ポリプ
ロピレン、ポリアミドまたはポリエステルの合成樹脂フ
ィルムである。ポリエチレンテレフタレートフィルムの
特に厚み≧100μmのものが好ましい。柔軟な合成樹
脂フィルム、例えば、ポリエチレン、ポリプロピレンま
たはポリエステルフィルムのような特にポリエチレンテ
レフタレートフィルムの厚み6〜12.5μmまたはポ
リプロピレンフィルムの厚み10〜24μm、好ましく
≦18μmのものがカバー層として用いられる。画像状
の粘着域と非粘着域とを調製するため、本発明の光重合
性層は色分解ポジチブを通じて適当な放射線源、例えば
キセノンランプ、水銀蒸気灯、およびレーザーなどのよ
うなものにより露光される。
【0024】カバーフィルムをとり除いた後、着色転写
層が付与されそしてその支持体は手動的に約50m/秒
の速さで5〜50秒、好ましく10〜20秒の保留時間
後に、未転写域とともに剥ぎとられる。これらのプロセ
スは通常低い温度、すなわち、50℃以下、好ましく3
0℃以下、特に22℃でラミネーター中の2つの回転シ
リンダー間で行われる。普通はその付与後すぐに、着色
転写層は高い分離速度、好ましく10〜50cm/秒、も
っとも好ましく10〜30cm/秒の速度で剥ぎとられ
る。この分離速度とは2つの層の分離するララインが進
行する速度である。
【0025】好ましい着色層は以下に述べる材料であ
る。着色転写層の主要成分は少なくとも1つのポリマー
および/または可塑化したポリマーバインダーと、少な
くとも1つの微粉細粉末または微粉細粉末および溶解し
た色素とである。このポリマーバインダーは、光重合性
層の可塑化性成分の少なくとも1つと、すなわち、エチ
レン性不飽和モノマー(複数)および/または1つまた
はさらに多くの可塑剤と相溶性であることが肝要であ
る。相溶性は、例えば、光重合性層の液状可塑化成分の
中での、着色転写層のバインダー成分の溶解性テストに
より測定することができる。
【0026】光重合性層上に転写された後の着色層の粘
着性は、光重合性層の可塑化性成分と着色層のポリマー
バインダーとの相溶性により増大する。このことは20
℃においてまたは約65℃までのいくらか高い温度で
の、一時支持体上への引き続く転写を可能なものとす
る。
【0027】これらの着色層は、着色層組成物のDSC
での1次転位点で測って10〜70℃、好ましくは15
〜35℃のガラス転位点温度を有している。好ましいポ
リマーまたはオリゴマーは低い平均分子量Mw(重量平
均)、好ましく≦20.000、特に好ましく800〜
5000を有している。適当なポリマーの例は芳香族炭
化水素樹脂であり、スチレンポリマーとコポリマー、特
にアルファ−メチルスチレン/スチレンコポリマーとア
ルファ−メチルスチレン/ビニルトルエンコポリマーが
好ましい。
【0028】着色転写層は10〜50%の結晶化度を有
するポリマーを含有するのが好都合である。これらのポ
リマーは25〜60℃の溶融点と1000〜50,00
0の平均分子量Mw(重量平均)を有している。このよ
うなポリマーの例は、ポリエーテルグリコールおよびポ
リエステルグリコールである。ポリカプロラクトンとポ
リテトラヒドロフランが特に有用である。この着色転写
層は微細粉末または微細粉末/溶解色素の組み合わせを
≧15重量%、好ましく15〜50重量%含むことがで
きる。画像記録に適した多数の微細粉末が、例えば米国
特許第3,582,327号および同第4,215,193
号で従来から知られている。これらの粉末はもっぱら顔
料であるが、微細粉末と溶解した色素と組み合わせたも
のもまた有用である。実例は無機または有機の顔料、蛍
光性の材料、純粋な形の金属または有機または無機の担
体粉末との組み合わせ、例えば、二酸化チタン、ガラス
粉末、カーボン(カーボンブラックまたはグラファイ
ト)、金属フタロシアニン、アゾ色素、粉末化したアル
ミニウム、銅、鉄、金または銀または金属酸化物などで
ある。
【0029】着色転写層は、好ましく有機性溶剤から適
当な支持体上に、キャスティングまたはプリントによる
既知方法に従って調製されそして乾燥される。着色転写
層は5μmまでの厚み、好ましく<3μm、もっとも好
ましく0.5〜1.5μmの厚みである。
【0030】前記各成分に加えて、着色転写層は界面活
性剤、成形助剤、スリップ剤、粘度増加剤、接着調整剤
などのようなその他添加剤を含むことができる。着色転
写層のために適した支持体はポリエステル、ポリアミ
ド、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリビニルクロラ
イド、その他の透明および不透明の合成樹脂フィルムで
ある。低い屈曲性抵抗性をもつ支持体が好ましい。特に
好都合なのは、米国特許第4,902,363号と同第
4,939,029号中に述べられたような、圧縮可能な
材料特にポリプロピレン発泡フィルムである。
【0031】画像状にトーニングした層Aは一時支持体
(D)と高められた温度、但し好ましくは約60℃で接
触させる。この目的には2つの回転するローラーを有す
るラミネーターが好ましい。材料は好ましくは直接、そ
して特にゆっくりした分離速度、好ましくは2〜5cm/
秒で分離する。
【0032】以下に述べる各材料は一時支持体として用
いられる。これらの一時支持体の主要な成分は屈曲性
の、寸法的に安定な支持体フィルムと、少なくとも1つ
の熱可塑性ポリマーを含む厚み0.5〜5μm、好まし
く0.5〜3μmの塗膜とから構成されている。この接
着層を形成する塗膜は、光重合性層および/または着色
層の少なくとも1つの可塑性成分と相溶性である。これ
は、例えば別々の溶解性テストによる個々の化合物の溶
解度定数か、または別々に測定したバインダーのガライ
転位点に及ぼす添加した可塑性成分の効果から測定する
ことができる。この塗膜材料は約25〜130℃、好ま
しく約30〜110℃の軟化温度でなければならない。
塗膜材料の軟化温度は、適切な軟化温度をもつポリマー
によるか、または可塑化されたポリマーにより調整する
ことができる。好ましいポリマーは、とりわけ(メタ)
アクリレートのポリマーまたはコポリマーおよび/また
はストレンポリマーおよびコポリマーである。
【0033】適当な可塑剤は800〜6000、特に2
000までの平均分子量(重量平均)をもつもので、例
えばジ(トリデシル)フタレートおよびポリマー性の可
塑剤、例えばアジピン酸およびグルタル酸のような脂肪
族カルボン酸とグリコール類とのポリエステルまたはポ
リアクリレートのようなものである。
【0034】寸法的に安定な支持体フィルムと塗膜材料
との間に、任意的に中間層またはレリーズ層を存在させ
ることができる。この適当な例はアクリル酸コポリマ
ー、好ましくアクリル酸/エチレンコポリマーである。
中間層の厚みは1〜15μm、好ましく2〜10μmで
ある。マットの中間層が特に好ましい。適当なマット剤
は既知のもの、特にシリカである。このマット層により
与えられる特別な利点は、最終的のプルーフが紙上に転
写された各層の色調を付加的に変えることなしにマット
面をもつことである。
【0035】屈曲性の寸法的に安定な支持体フィルム用
にはポリエチレンテレフタレートフィルムが好ましい。
他のポリエステルフィルム、例えばポリエチレンナフタ
レートのようなものも用いることができる。好ましい支
持体フィルムは高い曲げ強度を有している。支持体の厚
みは普通75〜175μm、好ましく100μmであ
る。
【0036】最終的な支持体、好ましく紙の上への一時
支持体からの画像の転写は、好ましくラミネーター中で
高められた温度、好ましく60〜90℃で行われる。冷
却後に、紙は普通5〜30cm/秒の速度で分離される。
紙は既知のどのような印刷用紙であっても良い。
【0037】本発明の方法は、実際に良好に維持されう
る処理時間と条件の範囲内で少なくとも5つのプルーフ
において、カラープルーフに必要とされる品質を確保す
ることを可能とする。本発明は着色画像区域の転写のた
めに、着色転写層および一時支持体のトーニング可能層
のラミネートおよび剥離を、20〜60℃間の温度で1
〜30cm/秒の速度の回転シリンダーを通じて行わせる
方法で用いるのが特に適当である。
【0038】一時支持体は平らな、寸法的に安定なフィ
ルムベース、例えば、ポリ(エチレンテレフタレート)
の上に、少なくとも1つの熱可塑性接着層を含んでい
る。有用ないくつかのフィルムベースにはマイラーR
00Dポリエステルフィルム(デュポン)、3ミルマイ
ラーR EB−11ポリエステルフィルム(デュポン)な
どが含まれる。この接着層は多色画像とともに紙に転写
しても良い。紙上に転写した画像の光沢は、紙上の接着
層の外表面に粗面を打出しすることにより、紙の光沢と
マッチさせることができる。この打出しはマット面のフ
ィルムベース上に接着層を塗布することにより行われ
る。
【0039】紙への多色画像の転写は、フィルムベース
に対する接着層の接着性の調整により容易とすることが
できる。この接着性はフィルムの表面を適切に変化する
ことにより調整できる。フィルムベース表面を変えるた
めの1つの方法はそれに「レリーズ」層を塗布すること
が含まれ、この層はフィルムベースに対しては良く接着
するが、接着層に対する接着は元来のフィルムベースに
するものよりも強くないのである。このことは接着層の
打出しに対するレリーズ層の1成分として、シリカのよ
うなマット化剤の使用により可能となる。この場合シリ
カは意外にも「重ね刷り性不良」という欠点、これは着
色した一時支持体のすでに着色された区域に対してマス
ターからのインクの不完全転写という欠点をとり除い
た。
【0040】接着層中に添加された粘着性樹脂は紙に対
する画像転写は容易とするが、この樹脂はそれ自体接着
層として有用な作動を示すものではない。一時支持体
は、ポリエチレンテレフタレート、マット状ポリエチレ
ンテレフタレート、またはゼラチン下引き済みポリエチ
レンテレフタレートから選ばれた屈曲性の寸法的に安定
なベース層からなり;そして接着層の熱可塑性ポリマー
はポリ(n−ブチルメタアクリレート);またはポリ
(イソブチルメタアクリレート);またはスチレン−ブ
タジエンコポリマー;またはポリ(n−ブチルメタアク
リレート)と芳香族炭化水素樹脂との重量比で1:10
0〜100:1の混合物;またはスチレン−ブタジエン
コポリマーとポリスチレン樹脂との重量比で1:100
〜100:1の混合物;またはこれらの組合わせよりな
り;そしてレリーズ層は(a) マレイン酸−メチルビ
ニルエーテルコポリマー;ポリ(ビニルアルコール)お
よびマレイン酸中和用アミンの混合物で、マレイン酸−
メチルビニルエーテル対ポリ(ビニルアルコール)の比
が1:100〜100:1の範囲の混合物;または
(b) ポリアミド樹脂とシリカマット化剤との混合物
で相対重量比1000:1〜9:1のもの、とから構成
されている。
【0041】以下の各実施例は本発明をさらに詳細に示
すがこれに限定はしない。特に記載しない限り、パーセ
ントと部とは重量によるものである。 実施例1 以下の各材料は調製し、そして5つの4色カラープルー
フを作るため処理した:トルエン/メタノール中の以下
の組成を有する塗布液を厚み50μmのポリエチレンテ
レフタレートフィルム上に付与し、乾燥後に複合剛性率
206kPaをもつ厚み12μmの光重合性層を得た。厚
み18μmの透明カバーシートをこのフィルム上にラミ
ネートした。
【0042】
【表1】
【0043】トルエン中の以下の各塗布液を厚み60μ
mのポリプロピレン発泡フィルム上に付与し、乾燥後に
厚み1μmの着色、転写層を得た。
【0044】シアン着色層用塗布液
【表2】
【0045】マゼンタ着色層用塗布液
【表3】
【0046】イエロー着色層用塗布液
【表4】
【0047】黒着色層用塗布液
【表5】
【0048】一時支持体の調製のために、厚み100μ
mのポリエチレンテレフタレートフィルム上にエルバッ
クスR 420(デュポン社製、エチレン/ビニルアセテ
ートコポリマー、ビニルアセテート18%、軟化点99
℃、ASTM E28)の厚み1.5μmの層を塗布し乾
燥した。この外、以下の各材料が任意の中間層(レリー
ズ層)をもちまたはもたない一時支持体を作るため利用
された。
【0049】調製されたいくつかの有用な接着層は以下
の表中に示される:
【表6】
【0050】接着層がポリ(n−ブチルメタアクリレー
ト)またはポリ(イソブチルメタアクリレート)である
とき、レリーズ層をポリエチレンテレフタレートベース
上に存在させることができる。有用ないくつかのレリー
ズ層を以下に表示する:
【表7】
【0051】ジメチルエタノールアミンのパーセントま
たは中和アミン当量は、マレイン酸−メチルビニルエー
テルコポリマーの酸成分を中和するために変動する。レ
リーズ層のポリマー混合物中の個々の樹脂の相対的なパ
ーセントも変動しうる。レリーズ層組成物に添加される
シリカの分量も、レリーズ層の所要の特性または特徴が
損なわれない限り変更することもできる。
【0052】実施例2 以下の各材料が調製されそして複数のプルーフを作るた
めに処理された:トルエン/メタノール中の以下の組成
をもつ塗布液を厚み50μmのポリエチレンテレフタレ
ートフィルム上に付与し、乾燥後に厚み12μmの光重
合性フィルムを得た。厚み18μmの、透明カバーシー
トをこのフィルム上にラミネートした。分子量とTg
実施例1におけるものと同じである。
【0053】
【表8】
【0054】トルエン/エチルアセテート(80/2
0)中の以下の各塗布液を厚み60μmのポリプロピレ
ン発泡フィルム上に付与(シアン)しまたは付与するか
(他の色)し、乾燥後厚み1μmの着色転写層を得た。
【0055】シアン着色層用塗布液
【表9】
【0056】上記各成分をトルエン/エチルアセテート
(80/20)液に20重量%で添加して塗布液を作っ
た。残る着色転写ホイルは4色の着色転写層を作るため
同様に調製することができる。ここに示した方法で用い
る一時支持体(転写シート)を調製するため、接着層は
エルバサイトR 2046(ポリ(n−ブチルメタアクリ
レート)とポリ(イソブチルメタアクリレート)との
1:1混合物)の1μmの層から構成され、そしてレリ
ーズ層は5重量%のシロイドR ED−2をもつユニ−レ
R 2654で構成されている。
【0057】以下に述べる方法により処理するとき、実
施例2は着色ホイルの使用各成分を除いて実施例1で述
べたものと同様であり、そして実施例2中で各エレメン
トはマスターフィルム(光重合性層)からすぐには剥離
しないで、約10〜20秒の待ち時間後に手で剥離し
た。その上、実施例2の各成分とエレメントをもつ転写
シートは手動的に剥離した。
【0058】使用方法 トーニング可能な、光重合性層は真空焼枠中でポジのハ
ーフトーンシアン色分解板を通じ、95cmの距離でUV
フィルターをかけたハロゲン灯(1000w)により4
2秒間露光をした。カバーフィルムをとり除き、この画
像形成露光した層上にシアン転写層を周囲温度でラミネ
ートし、そして直ちに約20cm/秒で剥離した。着色転
写層は未粘着域上には何も残留することなく粘着域上に
完全に転写される。このトーニング済み層を次いで一時
支持体上に約50℃でラミネートし、そして直ちに約5
cm/秒で剥離した。着色した画像域は一時支持体上に完
全に転写した。
【0059】新しいシアン転写層によりこの画像形成露
光した層をトーニングし、そして新しい一時支持体上へ
の画像域の引き続く転写を4回くり返した。これらの方
法の各テップをマゼンタ、イエロー、および黒の各色に
対してくり返した。それぞれ4色の画像を保持する各一
時支持体を印刷用紙上に80℃でラミネートし、冷却後
約10cm/秒で剥離した。最初から最後までの4色のカ
ラープルーフはすべて解像性または濃度の変動なしに所
要の一定の画質を有していた。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G03F 7/027 502 G03F 7/027 502 7/031 7/031 (72)発明者 ウード・デイートリヒ・ボーデ ドイツ連邦共和国63267ドライアイヒ.フ ライヘル−フオム−シユタイン−シユトラ ーセ53 (72)発明者 マンフレート・ゾンダーゲルト ドイツ連邦共和国63165ミユールハイム /マイン.ビーベラーシユトラーセ46 (72)発明者 カールーハインツ・ヴイーデンマン ドイツ連邦共和国63322レーダーマルク. メメルシユトラーセ5アー (72)発明者 ロナルド・ジヨン・コンバーズ アメリカ合衆国ペンシルベニア州18848. トーウオンダ.アール・デイー3.ボツク ス272 (72)発明者 ステイーブン・マツクス・カーロ アメリカ合衆国ペンシルベニア州18848. トーウオンダ.アール・アール5.ボツク ス5392 (72)発明者 アシヨーク・カマラクシヤ・クードバ アメリカ合衆国ノースカロライナ州28739. ヘンダーソンビル.アーサーレイン159

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 a) 光重合性層を画像形成露光して、
    この上に粘着性域と非粘着性域とを有する露光済み層を
    作成し; b) この露光済み層が着色転写層に隣接するよう、支
    持体上の着色転写層に接触させ; c) 支持体を剥離し、これにより着色転写層は露光済
    み層の粘着性域上に転写され、そして露光済み層の非粘
    着性域からはとり去られてトーニングされた層が形成さ
    れ; d) このトーニング済み層を一時支持体に接触させ; e) 一時支持体をとり除き、この際光重合性層の粘着
    性域に付着する着色転写層はこの一時支持体上に転写さ
    れれ f) その上に着色転写層を有する一時支持体を画像受
    容体と接触させ; g) 一時支持体をとり除き、この際一時支持体上に付
    着する着色転写層はこの画像受容体上に転写され;そし
    て h) ステップb)〜g)を少なくとも1回くり返し、
    それによりそれぞれの場合に新しい着色転写層、新しい
    一時支持体、および新しい画像受容体が使用されて画像
    受容体上に画像を形成することからなる多くの受容体上
    に複数画像を作るための方法。
  2. 【請求項2】 さらにステップe)の後で: i) ステップb)〜e)をそれぞれ新しい着色転写層
    と新しい一時支持体を用いて少なくとも1回くり返し、 j) ステップa)〜e)とi)をそれぞれ新しい光重
    合性層、新しい着色転写層、およびすぐ前のステップで
    トーニングされた一時支持体を用いて少なくとも1回く
    り返し、 k) この一時支持体を画像受容体と接触させ、そして l) この一時支持体をとり除き、この際一時支持体上
    に付着する各着色転写層は画像受容体上に転写される ことからなる、請求項1に記載の方法。
  3. 【請求項3】 さらにステップe)の後で: m) ステップa)〜e)をそれぞれ新しい光重合性
    層、新しい着色転写層、およびすぐ前のステップでトー
    ニングされた一時支持体を用いて少なくとも1回くり返
    し、 n) この一時支持体を画像受容体と接触させ、 o) この一時支持体をとり除き、この際一時支持体上
    に付着する着色転写層は画像受容体上に転写され、そし
    て p) ステップb)〜e)、m)〜o)を、ステップ
    b)とm)では新しい着色転写層、ステップd)では新
    しい一時支持体、そしてステップn)では新しい画像受
    容体を用いて少なくとも1回くり返すことからなる、請
    求項1に記載の方法。
  4. 【請求項4】 ステップc)において、支持体が約10
    〜50cm/秒の速度で剥離されるものである、請求項
    1、2または3に記載の方法。
  5. 【請求項5】 ステップe)において、一時支持体が約
    2〜5cm/秒の速度で剥離されるものである、請求項
    1、2または3に記載の方法。
  6. 【請求項6】 光重合性層は少なくとも1つのポリマー
    性バインダー、少なくとも1つのエチレン性不飽和の光
    重合性モノマー、および少なくとも1つの光開始剤を有
    する光重合性材料から構成され、この層は厚み≧10μ
    mであり、そしてこの光重合性材料は10Hzおよびタウ
    9750 Paで測定して、25℃において170〜70
    0 kPaの複合剛性率を有するものである、請求項1、2
    または3に記載の方法。
  7. 【請求項7】 光重合性層がさらに少なくとも1つの可
    塑性成分を含むものである、請求項6に記載の方法。
  8. 【請求項8】 着色転写層はポリマー、可塑化されたポ
    リマーおよびこれらの混合物よりなる群から選ばれた少
    なくとも1つの化合物を含み、この化合物が光重合性層
    の可塑性各成分の少なくとも1つと相溶性である、請求
    項1、2または3に記載の方法。
  9. 【請求項9】 一時支持体は:屈曲性の寸法的に安定な
    ベース層;+25〜+130℃の軟化点を有する少なく
    とも1つの熱可塑性ポリマーを含有する、厚さ2〜5μ
    mの塗膜からなる接着層で、この塗膜は光重合性層また
    は着色転写層の可塑性各成分の少なくとも1つと相溶性
    であり、およびベース層と接着層間の任意のレリーズ層
    とから構成されるものである、請求項1、2または3に
    記載の方法。
  10. 【請求項10】 一時支持体はポリエチレンテレフタレ
    ート、マット化ポリエチレンテレフタレート、またはゼ
    ラチン下引き済みポリエチレンテレフタレートから選ば
    れた屈曲性の寸法的に安定なベース層からなり;そして
    接着層の熱可塑性ポリマーはポリ(n−ブチルメタアク
    リレート);またはポリ(イソブチルメタアクリレー
    ト);またはスチレン−ブタジエンコポリマー;または
    ポリ(n−ブチルメタアクリレート)と芳香族炭化水素
    樹脂との重量比で1:100〜100:1の混合物;ま
    たはスチレン−ブタジエンコポリマーとポリスチレン樹
    脂との重量比で1:100〜100:1の混合物;また
    はこれらの組合わせよりなり;そしてレリーズ層が
    (a) マレイン酸−メチルビニルエーテルコポリマ
    ー;ポリ(ビニルアルコール)およびマレイン酸中和ア
    ミンの混合物で、マレイン酸−メチルビニルエーテル対
    ポリ(ビニルアルコール)の比が1:100〜100:
    1の範囲の混合物;または(b) ポリアミド樹脂とシ
    リカマット化剤の混合物で相対重量比1000:1〜
    9:1の混合物から構成されるものである、請求項9に
    記載の方法。
  11. 【請求項11】 (a) 支持体、光重合性層およびカ
    バーシートよりなる、光重合性エレメントを活性光線に
    より画像形成露光し、粘着性域と非粘着性域とをもつ画
    像形成露光済みの光重合性エレメントを形成し、 (b) カバーシートをとり除いて画像形成露光済みの
    光重合性層とし、 (c) この画像形成露光済みの光重合性層に対して支
    持体上の着色転写層を密着し、順に支持体、着色転写
    層、および画像形成露光済み光重合性層で構成されるエ
    レメントを形成し、 (d) 支持体と着色転写層を剥離して着色した光重合
    性層を形成させ、 (e) 着色した光重合性層に対して一時支持体を密着
    し、そして光重合性層から着色材を剥離して、画像状に
    着色された一時支持体と画像形成露光済みの光重合性層
    とを形成し、 (f) ステップ(c)〜(e)をくり返して複数の画
    像状に着色された一時支持体を形成し、そして (g) この複数の画像状に着色された一時支持体を複
    数の画像受容体に密着し、剥離し、そして冷却後に複数
    のカラープルーフのコピーを形成させることからなる、
    複数画像受容体上に画像の複数コピーを作成するための
    方法。
  12. 【請求項12】 (a) 支持体、光重合性層およびカ
    バーシートよりなる、光重合性エレメントを活性光線に
    より画像形成露光して、画像形成露光済みの光重合性エ
    レメントを形成し、 (b) カバーシートをとり除いて画像形成露光済みの
    光重合性層とし、 (c) この画像形成露光済みの光重合性層に対して支
    持体上の着色転写層を密着し、順に支持体、着色転写
    層、および画像形成露光済み光重合性層で構成されるエ
    レメントを形成し、 (d) 支持体と着色転写層を剥離して着色した光重合
    性層を形成させ、 (e) 着色した光重合性層に対して一時支持体を密着
    し、そして光重合性層から着色材を剥離して、画像状に
    着色された一時支持体と画像形成露光済みの光重合性と
    を形成し、 (f) ステップ(c)〜(e)をくり返して複数の画
    像状に着色された一時支持体を形成し、 (g) ステップ(a)〜(d)をくり返して複数の着
    色した光重合性層を形成し、 (h) ステップ(g)で作成した着色光重合性層を、
    ステップ(f)で作成した複数の画像状に着色した一時
    支持体に密着して、この一時支持体上に多色着色画像を
    形成し、そして (i) 複数の一時支持体上の多色着色画像を複数の画
    像受容体に密着し、剥離しそして冷却後に多色プルーフ
    の複数コピーを形成する ことからなる、複数画像受容体上に多色画像の複数コピ
    ーを作成するための方法。
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