JPH0825421A - 入子型金型装置のクランプ具 - Google Patents

入子型金型装置のクランプ具

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JPH0825421A
JPH0825421A JP16204394A JP16204394A JPH0825421A JP H0825421 A JPH0825421 A JP H0825421A JP 16204394 A JP16204394 A JP 16204394A JP 16204394 A JP16204394 A JP 16204394A JP H0825421 A JPH0825421 A JP H0825421A
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Kazutoshi Takayama
和利 高山
Minoru Yamazaki
実 山崎
Hideki Mizogami
英機 溝上
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 固定側本体及び可動側本体の周辺部を可及的
に広く取ることができ、且つ入子型金型装置を確実に射
出成形機本体の固定盤と可動盤との間にクランプするこ
とができる入子型金型装置のクランプ具を提供する。 【構成】 射出成形機に設けられたタイバー80・・の
間隙から挿入した、入子型が装脱可能に装着される固定
側本体10を、固定盤にクランプする入子型金型装置の
クランプ具60において、該固定側本体10の固定盤近
傍に形成された複数個の凹部70の各々に挿入される一
端部が挿入されるクランプ片62と、端面が固定盤に当
接してクランプ片62を支承する支承部が設けられ、且
つ凹部70内に挿入したクランプ片62の他端部を、前
記支承部によって支承したとき、固定盤との間に空間部
が形成されるクランプ片62の中間部に、クランプ片6
2を固定盤方向に押圧しクランプ片62の先端部面を凹
部70の内壁面に当接させるボルト66が設けられてい
ることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は入子型金型装置のクラン
プ具に関し、更に詳細には射出成形機に設けられた複数
本のタイバーの間隙から挿入した、入子型が装脱可能に
装着される固定側本体及び可動側本体の各々を、射出成
形機本体にクランプする入子型金型装置のクランプ具に
関する。
【0002】
【従来の技術】射出成形機には、通常、固定盤と可動盤
とを支え且つ金型の開閉動作の案内となると共に、型締
力を受けるタイバーが4本設けられている。このため、
固定盤及び可動盤に装着される金型装置は、タイバー間
の間隙から挿入されて所定箇所に固着される。ところ
で、多品種少量生産用に好適な金型装置として、入子型
金型装置が使用されている。この入子型金型装置は、図
5に示す如く、固定側本体100及び可動側本体102
から成る金型本体に、入子型104、104が装脱可能
に装着されている。かかる入子型金型装置110を、射
出成形機本体に設けられた固定盤112と可動盤114
との間に装着するためには、固定側本体100の固定盤
112に当接する板体106と、可動側本体102の可
動盤114に当接する板体108との各々に、固定盤1
12及び可動盤114に固着するための張出部を形成
し、ボルト116・・・によって固定盤112及び可動
盤114に固定側本体100及び可動側本体102を固
着する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】この様にして固定盤1
12と可動盤114との間に装着された入子型金型装置
110によれば、成形品の種類等の変更に対し、入子型
104、104のみを交換することによって対処でき
る。かかる入子型金型装置110においては、固定側本
体100及び可動側本体102の中央部は、入子型10
4、104を挿入するスペースである。このため、入子
型104、104の位置決め部材等は固定側本体100
及び可動側本体102の周辺部に設けることを必要と
し、固定側本体100及び可動側本体102を可及的に
広く形成することが要請される。
【0004】しかしながら、固定側本体100及び可動
側本体102は、タイバーの間隙から挿入した後、固定
盤112及び可動盤114の所定位置に固着されるた
め、張出部を含む板体106と板体108との各々を、
タイバーの間隙よりも広く形成できない。このため、板
体106、108よりも狭くなる固定側本体100及び
可動側本体102においては、固定側本体100及び可
動側本体102の周辺部も狭くなって、入子型104、
104の位置決め部材等の設置が制限される。そこで、
本発明の目的は、固定側本体及び可動側本体の周辺部を
可及的に広く取ることができ、且つ入子型金型装置を確
実に射出成形機本体の固定盤と可動盤との間にクランプ
することができる入子型金型装置のクランプ具を提供す
ることにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明者等は、前記目的
を達成すべく検討した結果、固定側本体の固定盤近傍及
び可動側本体の可動盤近傍の各々に形成した凹部内に、
クランプ片の一端部を挿入し、固定側本体及び可動側本
体をクランプすることによって、射出成形機本体に固定
側本体及び可動側本体を固着するための張出部を形成す
ることを要しないため、入子型の位置決め部材等を設置
する固定側本体及び可動側本体の周辺部を拡大できるこ
とを見出し、本発明に到達した。すなわち、本発明は、
射出成形機に設けられた複数本のタイバーの間隙から挿
入した、入子型が装脱可能に装着される固定側本体及び
可動側本体の各々を、射出成形機本体にクランプする入
子型金型装置のクランプ具において、該固定側本体の固
定盤近傍及び可動側本体の可動盤近傍の各々に形成され
た複数個の各凹部内に一端部が挿入されるクランプ片
と、端面が射出成形機本体に当接してクランプ片を支承
する支承部とが設けられ、且つ前記凹部内に一端部を挿
入したクランプ片の他端部を、前記支承部によって支承
したとき、射出成形機本体との間に空間部が形成される
クランプ片の中間部に、クランプ片を射出成形機本体方
向に押圧しクランプ片の先端部面を凹部内壁面に当接さ
せる固着具が設けられていることを特徴とする入子型金
型装置のクランプ具にある。
【0006】かかる構成を有する本発明において、固定
側本体及び可動側本体の各々に形成された凹部を、各本
体を構成する板体に形成された切欠部とすることが、凹
部を容易に形成することができる。また、固定側本体及
び可動側本体に形成された凹部内に挿入されたクランプ
片の一端部を、凹部内壁面に当接させる固着具が緩んだ
際に、前記凹部内に挿入されたクランプ片の一端部が凹
部から抜け落ちないように、凹部の長さ及び深さに対す
るクランプ片の一端部の横幅及び/又は挿入深さが調整
されていることによって、例え固着具が緩んでも固定側
本体や可動側本体が直ちに落下せず、安全性を向上する
ことができる。
【0007】
【作用】本発明において、クランプ片の一端部を固定側
本体及び可動側本体の各々に形成された凹部内に挿入す
ると共に、端面が射出成形機本体に当接する支承部によ
ってクランプ片の他端部を支承する。この際に、クラン
プ片の中間部においては、射出成形機本体との間に空間
部が形成される。かかるクランプ片の中間部は、固着具
によって射出成形機本体方向に押圧されるため、固定側
本体及び可動側本体の凹部内に挿入されているクランプ
片の一端部は凹部壁面に当接する結果、固定側本体及び
可動側本体の各々を射出成形機本体の固定盤及び可動盤
にクランプされるのである。この様に、固定側本体及び
可動側本体には、射出成形機本体に固着するための張出
部を形成することを要せず、入子型の位置決め部材等の
設置する周辺部を可及的に広く取ることができる。
【0008】
【実施例】本発明を図面によって更に詳細に説明する。
図1は、本発明の一実施例に係る入子型金型装置の縦断
面図であって、金型本体を構成する固定側本体10と可
動側本体12との間に入子型14が装着されている。か
かる固定側本体10及び可動側本体12は、図1のA−
A矢視図である図2及び図1のB−B矢視図である図3
に示すクランプ具60、60・・によって、射出成形機
本体を構成する固定盤及び可動盤にクランプされる。こ
れらクランプ具60のうち、図2に示す固定側本体10
のクランプ具60について説明する。クランプ具60
は、固定側本体10の固定盤近傍に形成された凹部70
に一端部が挿入されるクランプ片62と、座金64と、
固定具であるボルト66とから構成されている。更に、
クランプ片62の他端部側には、図4に示す様に、射出
成形機本体を構成する固定盤80に端面の一方が当接す
ると共に、他方の端面がクランプ片62の他端部に当接
し、クランプ片62を支承する支承部68が設けられて
いる。このクランプ片62の一端部が挿入される凹部7
0の形成は、図1に示す様に、固定側本体10を構成す
る板体15に切欠部を形成することによって、固定側本
体10に凹部70を容易に形成できる。
【0009】図4に示す様に、凹部70にクランプ片6
2の一端部を挿入したとき、端面の一方が固定盤80に
当接する支承部68の他方の端面がクランプ片62の他
端部に当接してクランプ片62を支承する。この際に、
クランプ片62の中間部には、固定盤80との間に空間
部72が形成される。本実施例に係るクランプ片62に
おいては、かかる中間部にボルト66が設けられてい
る。このため、ボルト66の締付力によって座金64を
介してクランプ片62の中間部を固定盤80方向に押圧
すると、クランプ片62の一端部を凹部70の内壁面に
当接し、固定側本体10を固定盤80にクランプでき
る。尚、図3に示す可動側本体12も、固定側本体10
と同様にして可動盤にクランプできる。
【0010】本実施例において使用するクランプ片62
の横幅は、図2及び図3に示す様に、固定側本体10及
び可動側本体12に形成された凹部70の凹部の長さと
略等しくなるように形成されている。このため、ボルト
66の締付力が緩んでクランプ片62の押圧力が減少し
ても、クランプ片62の一端部が凹部70から抜け落ち
ることがなく、確実に固定側本体10及び可動側本体1
2を固定盤及び可動盤にクランプできる。ところで、図
2及び図3においては、クランプ片62の横幅を、固定
側本体10及び可動側本体12に形成された凹部70の
凹部の長さと略等しくなるように形成しているが、凹部
の長さ及び深さに応じてクランプ片の一端部の横幅や挿
入長さを調整することによって、同様に、ボルト66の
締付力が緩んでクランプ片62の押圧力が減少しても、
クランプ片62の一端部が凹部70から抜け落ちること
がなく、確実に固定側本体10及び可動側本体12を固
定盤及び可動盤にクランプすることができる。この様
に、固定側本体10及び可動側本体12をクランプ具6
0を使用して固定盤及び可動盤にクランプするため、固
定側本体10及び可動側本体12を固定盤及び可動盤に
固着するボルト等を装着する張出部を形成することを要
せず、固定側本体10及び可動側本体12の全体の大き
さを、図2及び図3に示す様に、タイバー80、80・
・の間隙幅に可及的に近づけることができる。このた
め、入子型の位置決め部材等を載置する固定側本体10
及び可動側本体12の各周辺部を拡大することができ、
後述する位置決め部材等を容易に設置できる。尚、図2
及び図3には、固定側本体10と可動側本体12との各
々に4本のクランプ具60が設けられているが、固定側
本体10と可動側本体12との各々に対し、2本のクラ
ンプ具60のみを対角に設けた場合であっても、各本体
を射出成形機本体にクランプすることができる。
【0011】この様に、固定盤と可動盤との間に装着さ
れる本実施例に係る入子型金型装置においては、図1に
示す様に、可動側本体12が射出成形機の可動盤の移動
に伴い、固定側本体10に一端が固着された複数本のロ
ッド16、16・・に沿って移動し、入子型14を構成
する固定型14aと可動型14bとの型閉じ及び型開き
を行う。かかる入子型14の固定型14aと可動型14
bとは、固定側本体10及び可動側本体12に設けられ
た位置決め部材18a、20aに、入子型14の固定型
14a及び可動型14bの各側面が当接して位置決めが
なされる。
【0012】この位置決め部材18a、20aの各々
は、図2及び図3に示す様に、位置決め部材18b、2
0bに対して直角に設けられている。これら位置決め部
材のうち、位置決め部材18a、18bは入子型14の
固定型14aの位置決めを行い、位置決め部材20a、
20bは入子型14の可動型14bの位置決めを行う。
更に、本実施例の金型装置の固定側本体10には、位置
決め部材18a、18bに壁面が当接して位置決めがな
された固定型14aの角部に当接し、固定型14aを固
定側本体10に固定する固定具22aがボルト23によ
って固着されている。同様に、可動側本体12にも、位
置決め部材20a、20bに壁面が当接して位置決めが
なされた可動型14bの角部に当接し、可動型14bを
可動側本体12に固定する固定具22bがボルト38に
よって固着されている。かかる本実施例の金型装置を構
成する固定側本体10には、射出成形の際に、射出成形
機のノズル17の先端が当接する、ノズルタッチ部24
(図1)が設けられている。尚、位置決め部材18a、
18bの各々は複数本のボルト19、19・・・によっ
て固定側本体10に固着され、位置決め部材20a、2
0bの各々も複数本のボルト21、21によって可動側
本体12に固着されている。
【0013】本実施例においては、固定型14a及び可
動型14bの位置決めを行う位置決め部材18a、18
b、20a、20bの入子型14との当接面に、セラミ
ック板26a、26b、28a、28bがビス止め(図
示せず)固着されている。このため、固定型14a及び
可動型14bは、その各側面がセラミック板26a、2
6b、28a、28bの各当接面に直接当接し、固定型
14a及び可動型14bが位置決めされる。これらセラ
ミック板は、図1に示す様に、位置決め部材の幅よりも
幅狭に形成されていてるが、セラミック板と当接しない
入子型14の壁面と位置決め部材面との間に、エアギャ
ップとしての隙間を形成できるように、位置決め部材面
よりもセラミック板の当接面が高ければよい。エアギャ
ップによって入子型と金型本体とを断熱できるからであ
る。
【0014】本実施例では、固定側本体10及び可動側
本体12に設けられた固定具22a、22bの入子型1
4の角部と当接する当接面にも、セラミック板34a、
34bが装着され、入子型14と金型本体との断熱を図
っている。更に、金型本体を構成する固定側本体10及
び可動側本体12の入子型14との各当接面にもセラミ
ック板が装着されている。かかるセラミック板として
は、可動側本体12にビス止めされた図1に示すセラミ
ック板30、32と、固定側本体10にビス止めされた
図2に示すセラミック板36a、36bとがある。この
セラミック板36a、36bは、図2に示す様に、入子
型14の固定側本体14との当接面よりも幅狭に形成さ
れているため、固定型14aを固定側本体10に装着し
た際に、図1に示す様に、エアギャップとしての隙間3
7が形成される。かかるエアギャップによっても、入子
型14と金型本体との断熱を図ることができる。
【0015】また、本実施例では、入子型14を単独加
熱できる様に、入子型14を金型本体に装着する際に、
入子型14に形成された挿通孔44a、44b、46
a、46bに、固定側本体10に設けられた棒状ヒータ
40a、40b、42a、42bを挿通する。この様
に、予め棒状ヒータを金型本体に設けておくことによっ
て、入子型14を金型本体に装着した後に、棒状ヒータ
を入子型14に装着する作業を省略することができる。
ここで、棒状ヒータの外周面又は挿通孔の内壁面の少な
くとも一方に、遠赤外線授受材料から成る皮膜を形成す
ると、熱の授受が良好となり、入子型14に形成する挿
通孔の径を拡大して棒状ヒータを遊嵌可能にでき、入子
型14を金型本体に容易に装着できる。
【0016】更に、本実施例では、入子型14を単独加
熱するため、入子型14からの放熱を更に一層防止すべ
く、固定側本体10のノズルタッチ部24近傍に、固定
型14aの固定側本体10側面と略平行になる様に、セ
ラミック板48を設けると共に、ヒータ50をセラミッ
ク板48の入子型14側面に設けている。この様に、本
実施例に係る金型装置では、入子型14と金型本体とを
セラミック板及びエアーギャップによって断熱している
のである。また、本実施例において使用するセラミック
板としては、ジルコニア製のセラミック板を採用した。
ジルコニア製のセラミック板は、金型の型締力に対して
も充分な耐久性を併せ有するためである。尚、ヒータ5
0と固定型14aの固定側本体10側面との間には、図
1に示す様に、金属部材49が挿入されている。入子型
14を多数個取りとする場合、固定型14aの固定側本
体10側面にランナ溝を形成するためであり、且つヒー
タ50と固定型14aの固定側本体10側面との間を空
隙にしておくことに因るヒータ50の空焼きを防止する
ためである。
【0017】以上、述べてきた本実施例の金型装置は、
主として高温成形されるポリエーテルサルフォン(PE
S)やポリエーテルエーテルケトン(PEEK)等のス
ーパーエンプラ用の金型装置として使用されるものであ
るが、通常の汎用樹脂用の金型装置には勿論のこと、熱
硬化性樹脂又は熱加硫を伴うゴムの成形を行う金型装置
に使用してもよい。この場合、固定側本体10のノズル
タッチ部24近傍に、セラミック板48又はヒータ50
を単独で設けたのみであってもよく、入子型温度が低温
の場合には、セラミック板48及びヒータ50を設けな
くもよい。また、本実施例においては、クランプ片62
と支承部68とが別体になっているが、両者が一体に形
成されたものであってもよい。
【0018】
【発明の効果】本発明によれば、固定側本体及び可動側
本体を固定盤及び可動盤に固着するためのボルト等を装
着する張出部を形成することを要せず、固定側本体及び
可動側本体の全体の大きさを、タイバーの間隙幅に可及
的に近づけることができる。このため、入子型の位置決
め部材等を載置する固定側本体及び可動側本体の各周辺
部を拡大することができ、同一タイバー間隙の射出成形
機において、従来では使用不可能であった大型の入子型
を使用できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る入子型金型装置の縦断
面図である。
【図2】図1のA−A矢視図である。
【図3】図1のB−B矢視図である。
【図4】クランプ具の装着状態を説明する説明図であ
る。
【図5】入子型金型装置の従来の装着状態を説明するた
めの説明図である。
【符号の説明】
10 固定側本体 12 可動側本体 60 クランプ具 62 クランプ片 66 ボルト(固着具) 68 支承部 70 凹部 80 固定盤(射出成形機本体)

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 射出成形機に設けられた複数本のタイバ
    ーの間隙から挿入した、入子型が装脱可能に装着される
    固定側本体及び可動側本体の各々を、射出成形機本体に
    クランプする入子型金型装置のクランプ具において、 該固定側本体の固定盤近傍及び可動側本体の可動盤近傍
    の各々に形成された複数個の各凹部内に一端部が挿入さ
    れるクランプ片と、端面が射出成形機本体に当接してク
    ランプ片を支承する支承部とが設けられ、 且つ前記凹部内に一端部を挿入したクランプ片の他端部
    を、前記支承部によって支承したとき、射出成形機本体
    との間に空間部が形成されるクランプ片の中間部に、ク
    ランプ片を射出成形機本体方向に押圧しクランプ片の先
    端部面を凹部内壁面に当接させる固着具が設けられてい
    ることを特徴とする入子型金型装置のクランプ具。
  2. 【請求項2】 固定側本体及び可動側本体の各々に形成
    された凹部が、各本体を構成する板体に形成された切欠
    部である請求項1記載の入子型金型装置のクランプ具。
  3. 【請求項3】 固定側本体及び可動側本体に形成された
    凹部内に挿入されたクランプ片の一端部を、凹部内壁面
    に当接させる固着具が緩んだ際に、前記凹部内に挿入さ
    れたクランプ片の一端部が凹部から抜け落ちないよう
    に、凹部の長さ及び深さに応じてクランプ片の一端部の
    横幅及び/又は挿入長さが調整されている請求項1又は
    請求項2記載の入子型金型装置のクランプ具。
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JP2007022054A (ja) * 2005-07-19 2007-02-01 Isamu Yamazaki 金型用クランプ

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