JPH08253234A

JPH08253234A - 中仕切付包装箱

Info

Publication number: JPH08253234A
Application number: JP7057834A
Authority: JP
Inventors: Masaru Nagata; 勝永田
Original assignee: Sakamoto Printing Co Ltd
Current assignee: Sakamoto Printing Co Ltd
Priority date: 1995-03-17
Filing date: 1995-03-17
Publication date: 1996-10-01

Abstract

(57)【要約】（修正有）【目的】瓶同士の損傷防止、箱の強度向上及び組立て
折畳み容易、能率的な糊付できる中仕切付包装箱を提供
する。【構成】後壁１側壁２前壁３側壁４を横に、後壁１の
上縁に差込片５を有する蓋板６を、側壁の上下縁に上フ
ラップ片７及び底フラップ片８を折目を介してそれぞれ
連設し、底部分はオ−トボトム形式とし、内後壁９と前
壁３の上縁には補強板１１と中央仕切壁１２を連設し、
中央仕切壁１２には、垂直折目ｍとＳ字状切断線により
区切壁１４を形成し、底フラップ片８と底板１０及び後
壁１の内面と内後壁９の外面とをそれぞれ貼着し、前壁
３側の中央仕切壁１２の上部に折返補強壁１５を連接
し、折返補強壁１５は垂直切目１６と長円溝１７により
横方向に区分され、中央補強片１８の複数を形成して、
偏平状から立体状に組み立てた後、中央補強片１８を中
央仕切壁１２と重合させるよう長円溝１７が区切壁１４
の垂直折目部分に嵌り込む構成。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】本発明は、一枚の基板によって外
箱部分と中仕切部分とが形成された中央仕切壁の下部分
を補強して瓶の裾部分の衝突を防止した中仕切付包装箱
の改良に関するものである。

【０００２】

【従来の技術】従来この種の中仕切付包装箱は、実公平
４−４７０５７に開示されたものがある。

【０００３】この包装箱は図１３に示すように、後壁
１、側壁２、前壁３、側壁４を折目ａ、ｂ、ｃを介して
横に、また前記後壁１の上縁には折目ｄを介して差込片
５を有する蓋板６を折目ｅを介して、さらに側壁２、４
の上下縁には上フラップ片７、７及び底フラップ片８、
８を折目ｆ、ｇを介してそれぞれ連設した外箱形成部分
の側壁４の側縁に、後壁１の内面に重合貼着する内後壁
９を折目ｈを介して連設し、該内後壁９と前記前壁３の
夫々の下縁に、前記底フラップ片８、８に貼着されかつ
組立時に互いに食い違い状態に重ねられて底を形成する
底板１０、１０を折目ｉを介して連設し、また内後壁９
と前壁３の上縁には夫々の内面に重合貼着する補強板１
１、１１を折目ｊを介して連設し、さらに補強板１１、
１１には中央仕切壁１２、１２を折目ｋを介して連設
し、これら中央仕切壁１２、１２には、垂直折目ｍとＳ
字状切断線１３により組立時に起立して区切壁１４の複
数を形成してなり、折目ｊを谷折りして各補強板１１、
１１を前壁３、内後壁９の内面に貼着し、また折目ｋを
谷折りした各中央仕切壁１２、１２の上縁相互を貼着す
るとともに、該中央仕切壁１２、１２の一方の両端部を
側壁２、４の内面に貼着し、さらに底フラップ片８、８
と底板１０、１０及び後壁１の内面と内後壁９の外面と
をそれぞれ貼着した構成となっている。

【０００４】

【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記公知の
中仕切付包装箱は、図１４に示すように中央仕切壁の下
部が空いているために運搬時に挿入した瓶の裾部分同士
が衝突して、硝子瓶の一部が損傷したり破損するものが
あるため、挿入物に対する緩衝力が弱く、運搬中におけ
る収容物の破損事故等の原因となっている。

【０００５】本発明はこれらの問題点に着眼して、経済
的な材料取りによって、瓶の裾部分まで折返補強片が垂
れ下がり、瓶同士の損傷を防止し、箱の強度の向上が図
れると共に、組立て、折畳みが容易に行なえ、しかも偏
平状態で箱体が保管でき、能率的な糊付加工と組立てに
より安価に製作できる中仕切付包装箱を提供することを
目的としている。

【０００６】

【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために、後壁１、側壁２、前壁３、側壁４を折目
ａ、ｂ、ｃを介して横に、また前記後壁１の上縁には折
目ｄを介して差込片５を有する蓋板６を折目ｅを介し
て、さらに側壁２、４の上下縁には上フラップ片７、７
及び底フラップ片８、８を折目ｆ、ｇを介してそれぞれ
連設した外箱形成部分の側壁４の側縁に、後壁１の内面
に重合貼着する内後壁９を折目ｈを介して連設し、該内
後壁９と前記前壁３の夫々の下縁に、前記底フラップ片
８、８に貼着されかつ組立時に互いに食違い状態に重ね
られて底を形成する底板１０、１０を折目ｉを介して連
設し、また内後壁９と前壁３の上縁には夫々の内面に重
合貼着する補強板１１、１１を折目ｊを介して連設し、
さらに補強板１１、１１には中央仕切壁１２、１２を折
目ｋを介して連設し、これら中央仕切壁１２、１２に
は、垂直折目ｍとＳ字状切断線１３により組立時に起立
して区切壁１４の複数を形成してなり、折目ｊを谷折り
して各補強板１１、１１を前壁３、内後壁９の内面に貼
着し、また折目ｋを谷折りした各中央仕切壁１２、１２
の上縁相互を貼着するとともに、該中央仕切壁１２、１
２の一方の両端部を側壁２、４の内面に貼着し、さらに
底フラップ片８、８と底板１０、１０及び後壁１の内面
と内後壁９の外面とをそれぞれ貼着した中仕切付包装箱
において、前壁３側の中央仕切壁１２の上部に折目ｏを
介して折返補強壁１５を連接し、該折返補強壁１５は垂
直切目１６と長円溝１７により縦方向に区分されて、中
央補強片１８の複数を形成し、組立時の偏平状態の箱体
から立体状態の箱体に組み立て後、折返補強壁１５の折
目ｏを山折りして中央仕切壁１２と重合させるように各
長円溝１７が区切壁１４の垂直折目部分に嵌り込むこと
を特徴としている。

【０００７】

【作用】本発明の中仕切付包装箱は、前壁３側の中央仕
切壁１２の上部に折目ｏを介して折返補強壁１５を連接
し、該補強壁１５は垂直切目１６と長円溝１７により横
方向に区分され、複数の中央補強片１８を形成し、組立
時の偏平状態の箱体から立体状態の箱体に組み立て後、
折返補強壁１５の折目ｏを山折りして中央仕切壁１２と
重合させるように各長円溝１７が区切壁１４の垂直部分
にが嵌り込むことにより、中央中仕切壁１２、１２に更
に折返補強壁１５に形成された中央補強片１８が重合し
てたれ下がり、中央仕切壁１２の下部に中央補強片１８
が重合されて、中央仕切壁１２、１２の部分に折返補強
壁１５が重合されて三重壁となり、中央仕切壁１２は補
強され、且つ、この中仕切付包装箱は、中央仕切壁１
２、１２の下部の裾部分にまで各中央補強片１８が下が
って来るために、運搬時に瓶の損傷、破損がなく、挿入
物に対する緩衝力が強く、運搬中における収容物の破損
事故が防止できる。

【０００８】また折返補強壁１５Ａの取り付け場所を、
内後壁９側の中央仕切壁１２の上部に折目ｏを介して連
接し、折目ｏを山折りして内方向に折り曲げることによ
っても同様の作用を有するものである。

【０００９】更に、折返補強壁１５、１５Ａをそれぞれ
中央仕切壁１２、１２の両方に連接した場合には、中央
仕切壁１２、１２の下部に折返補強壁１５の中央補強片
１８が重合されて、中央仕切壁１２の部分は四重とな
り、更に、中央仕切壁１２は補強される。更にまた、折
返補強壁１５または１５Ａの貼着部Ｎを中央仕切壁１
２、１２と接着すれば、より一層強固な中央仕切壁とな
る。

【００１０】

【実施例】次に本発明の実施例を図面に基づいて詳説す
ると以下の通りであり、図１は本考案に係る中仕切付包
装用箱の内面側を表した展開図であって、この展開体
は、後壁１、側壁２、前壁３、側壁４、内後壁９が折目
ａ、ｂ、ｃ、ｈを介して横に連設されたものであり、内
後壁９は後壁１の内面全面に重合される大きさに形成さ
れている。

【００１１】そして、前記後壁１の上縁には、折目ｄを
介して差込片５を有する蓋板６が折目ｅを介して連設さ
れており、側壁２、４の上下縁には、上フラップ片７、
７及び底フラップ片８、８が折目ｆ、ｇを介してそれぞ
れ連設されている。

【００１２】また、内後壁９と前記前壁３の夫々の下縁
に、折目ｉを介して底板１０、１０が連設されており、
該底板１０、１０は、折目ｎを介して前記底フラップ片
８、８に貼着される連結片１０ａ、１０ｂを有し、組立
時に互いに食違い状態に重ねられる舌片部１０ｃ、１０
ｄによりオ−トボトム形式の底が形成される。

【００１３】さらに、内後壁９の上縁には、内面に重合
貼着される補強板１１が折目ｊを介して連設され、該補
強板１１には、中央仕切壁１２が折目ｋを介して連設さ
れている。

【００１４】前壁３の上縁には、内面に重合貼着される
補強板１１が折目ｊを介して連接され、該補強板１１に
は、中央仕切壁１２が折目ｋを介して連接され、更に該
中央仕切壁１２が折目ｏを介して折返補強壁１５が連接
されている。

【００１５】これらの中央仕切壁１２、１２には、垂直
折目ｍとＳ字状切断線１３により組立時に起立して区切
壁１４が並設され、前壁３側に連設されている中央仕切
壁１２の左側には、貼着片１２ａが連接されており、内
後壁９側に連設されている中央仕切壁１２の左側には、
貼着片１２ｂが連接されている。

【００１６】上記の構成をした箱展開体は、図１乃至図
８に示した順序で偏平状態に組立られるのであって、ま
ず図１に示すように、補強板１１、１１の内面に接着剤
Ａを塗布し、折目ｊを谷折して補強板１１、１１を前壁
３と内後壁９に重合貼着して図２の状態とする。

【００１７】次に図２において、組立てた場合における
区切壁１４の仕切強度を向上させるため、折目ｋに沿う
中央仕切壁１２、１２の下縁に各接着剤Ｂを塗布した
後、折目ｋ、ｋを谷折りして中央仕切壁１２、１２を補
強壁１１、１１の外面に重合貼着する。更に、その上に
折目ｉ，ｉを谷折して補強壁１１、１１上に底板１０、
１０重合し、側壁２、４上に底フラップ８、８の折目
ｇ、ｇを谷折りして重ね、各底板１０、１０の折目ｎを
山折りして、連結片１０ａ、１０ｂを各底板１０、１０
上に重合して図３の状態とする。

【００１８】この図３の状態において、中央仕切壁１
２、１２の貼着片１２ａ、１２ｂに接着剤Ｃを、右側の
中央仕切壁１２の上縁に接着剤Ｄをそれぞれ塗布すると
ともに、底板１０、１０の連結片１０ａ、１０ｂに接着
剤Ｅを塗布した後、折目ｈを谷折して図４の状態とす
る。この時、中央仕切壁１２、１２がその上縁で貼着さ
れるとともに、右側の底板１０の連結片１０ｂが隣接す
る底フラップ片８に貼着され、貼着片１２ｂが側壁４に
貼着される。

【００１９】さらに図４の状態において、後壁１の内面
に接着剤Ｆを塗布した後、折目ｂを谷折して図５の状態
に重ね、後壁１の内面と内後壁９の外面とを貼着すると
ともに、底板１０の連結片１０ａを隣接する底フラップ
片８に、中央仕切壁１２の貼着片１２ａを側壁２の内面
にそれぞれ貼着して図５の状態、即ち、偏平状態の中仕
切付包装箱とする。

【００２０】このように偏平形態に組立てられた中仕切
付包装箱は、図５において、左右から矢印方向の力を加
えて側壁２、４を起立させて図６に示す正面形態に立体
化すると、底フラップ片８と連結されたそれぞれの底板
１０、１０が食違い状態に重ねられて底が形成されると
ともに、垂直折目ｍとＳ字状切断線１３（図１参照）に
より区切壁１４が起立した後、図８乃至図９にしめすご
とく折返補強壁１５の折目ｏを山折りして各中央補強片
１８を区切壁１４、１４間に嵌挿して各長円溝１７が区
切壁１４の垂直折目部分が嵌り込み、図７の部分平面図
に示すように、貼着された中央仕切壁１２、１２の両側
に区切壁１４で仕切られた収納空間を有し、中央仕切壁
１２、１２と折返補強壁１５とにより三重となり、図８
の如く中央仕切壁１２、１２の下部に折返補強壁１５の
中央補強片１８が垂れ下がり、箱前部が前壁３と補強板
１１で二重になるとともに箱後部は後壁１と内後壁９と
補強板１１とで三重になった強固な中仕切付包装箱が完
成する。

【００２１】尚、上記図示した実施例においては、区切
壁１４を形成するためのＳ字状切断線１３の連結部分を
長円形状（図１参照）に打抜形成して、該部分の組立て
時における破れ易さを防止するようにしたが、該連結部
分は単に直線の切断線とする場合もある。

【００２２】また上記実施例においては、図２に示すご
とく折目ｋに沿う中央仕切壁１２、１２の下縁に接着剤
Ｂを塗布した後、折目ｋを谷折して中央仕切壁１２、１
２を補強板１１、１１の外面に重合貼着したが、必ずし
も貼着する必要はない。

【００２３】また上記の実施例では、折返補強壁１５を
前壁３側の中央仕切壁１２に折目ｏを介して連接形成し
たが、折返補強壁１５に代えて、図１０に示す如く、内
後壁９側の中央仕切壁１２の折目ｏを介して折返補強壁
１５Ａを形成してもよく、更に図１１に示す如く、両方
の中央仕切壁１２、１２にそれぞれ折返補強壁１５、１
５Ａを形成してもよく、折返補強壁１５、１５Ａを設け
た場合は四重の中央仕切壁となり強固なものとなる。

【００２４】更にまた上記の実施例に代えて、図１２に
示す如く、折返補強壁１５または折返補強壁１５Ａの垂
直切目１６と長円溝１７の代わりに、垂直溝１９により
縦方向に区分され、中央補強片１８の複数を形成し、組
立時の篇平状態の箱体から立体状態の箱体に組み立て
後、折返補強壁１５の折目ｏを山折りして中央仕切壁１
２と重合させるように各垂直溝１７が各区切壁１４の垂
直折目部分に嵌る構成とすることもできる。また、前記
何れの実施例においても折目ｊを谷折りした後、谷折り
する折目ｋに沿う各中央仕切壁１２、１２の下縁と各補
強板１１、１１とを貼着し、さらに折目ｏを山折りして
折返補強壁１５の各貼着部Ｎと中央仕切壁１２とを接着
して、中央仕切壁１２を強固なものとすることができ
る。

【００２５】

【発明の効果】以上説明した本発明の中仕切付包装箱
は、前壁３側の中央仕切壁１２の上部に折目ｏを介して
折返補強壁１５を連接し、該補強壁１５は垂直切目１６
と長円溝１７により横方向に区分され、組立時の偏平状
態の箱体から立体状態の箱体に組み立てた後、折り目ｏ
を山折りして折返補強壁１５を内方向に折り曲げること
により、区切壁１４間の垂直折目部分が各中央補強片１
８の長円溝１７に嵌り込み、且つ中央仕切壁１２と各中
央補強片１８が重合され、中央仕切壁１２の下部に中央
補強片１８が垂れ下がり、中央仕切壁１２、１２と各中
央補強片１８で形成される折返補強壁１５で三重壁とな
り、中央仕切壁１２、１２は補強され、しかもこの中仕
切付包装箱は、中央仕切壁１２の下部の裾部分にまで中
央補強片１８がたれ下がって来るために、運搬時に瓶の
損傷、破損がなく、物に対する緩衝力が強く、運搬中に
おける収容物の破損事故が防止できる。

【００２６】また折返補強壁１５の取り付け場所を、内
後壁９側の中央仕切壁１２の上部に折目ｏを介して折返
補強壁１５Ａを連接し、折目ｏを山折りして内方向に折
り曲げることによっても同様の効果を有するものであ
る。

【００２７】更にまた、折返補強壁１５、１５Ａをそれ
ぞれの中央仕切壁１２、１２の連接した場合には、中央
仕切壁１２の下部に中央補強片１８が重合されて、中央
仕切壁１２部分は四重となり、更に、中央仕切壁１２、
１２は補強される。また、折返補強壁１５、１５Ａの中
央補強片１８を区分する垂直切目１６と長円溝１７の代
わりに、垂直溝１９により横方向に区分した中央補強片
１８の場合も前記実指例と同様の効果を奏する。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の実施例に係る中仕切付包装箱の展開図
である。

【図２】第一段階の組立順序を示す説明図である。

【図３】第二段階の組立順序を示す説明図である。

【図４】第三段階の組立順序を示す説明図である。

【図５】第四段階の組立順序を示す説明図である。

【図６】立体的に組立てた中仕切付包装箱の正面図であ
る。

【図７】図６の平面から見た一部省略拡大平面図であ
る。

【図８】図７におけるＧ−Ｇ線断面図である。

【図９】図７におけるＨ−Ｈ線断面図である。

【図１０】他の実施例を示す中仕切付包装箱の展開図で
ある。

【図１１】他の実施例を示す中仕切付包装箱の展開図で
ある。

【図１２】他の実施例を示す中央仕切壁と折返補強壁の
一部省略説明図である。

【図１３】従来例の中仕切付包装用箱の展開図である。

【図１４】図１３の組立状態の断面図である。

【符号の説明】

１後壁２側壁３前壁４側壁５差込片６蓋板７上フラップ片８底フラップ片９内後壁１０底板１０ａ、１０ｂ連結片１０ｃ、１０ｄ舌片部１１補強板１２中央仕切壁１２ａ、１２ｂ貼着片１３Ｓ字状切断線１４区切壁１５、１５Ａ折返補強壁１６垂直切目１７長円溝１８中央補強片１９垂直溝Ａ〜Ｆ、Ｎ接着剤ａ〜ｎ折目ｍ垂直折目

Claims

【特許請求の範囲】

【請求項１】後壁(1) 、側壁(2) 、前壁(3) 、側壁
(4) を折目ａ、ｂ、ｃを介して横に、また前記後壁(1)
の上縁には折目ｄを介して差込片(5) を有する蓋板(6)
を折目ｅを介して、さらに側壁(2) 、(4) の上下縁には
上フラップ片(7) 、(7) 及び底フラップ片(8) 、(8) を
折目ｆ、ｇを介してそれぞれ連設した外箱形成部分の側
壁(4) の側縁に、後壁(1) の内面に重合貼着する内後壁
９を折目ｈを介して連設し、該内後壁(9) と前記前壁
(3) の夫々の下縁に、前記底フラップ片(8) 、(8) に貼
着されかつ組立時に互いに食い違い状態に重ねられて底
を形成する底板(10)、(10)を折目ｉを介して連設し、ま
た内後壁(9) と前壁(3) の上縁には夫々の内面に重合貼
着する補強板(11)、(11)を折目ｊを介して連設し、さら
に補強板(11)、(11)には中央仕切壁(12)、(12)を折目ｋ
を介して連設し、これら中央仕切壁(12)、(12)には、垂
直折目ｍとＳ字状切断線(13)により組立時に起立して区
切壁(14)の複数を形成してなり、折目ｊを谷折りして各
補強板(11)、(11)を前壁(3) 、内後壁(9) の内面に貼着
し、また折目ｋを谷折りした各中央仕切壁(12)、(12)の
上縁相互を貼着するとともに、該中央仕切壁(12)、(12)
の一方の両端部を側壁(2) 、(4) の内面に貼着し、さら
に底フラップ片(8) 、(8) と底板(10)、(10)及び後壁
(1) の内面と内後壁(9) の外面とをそれぞれ貼着した中
仕切付包装箱において、前壁(3) 側の中央仕切壁(12)の
上部に折目ｏを介して折返補強壁(15)を連接し、該折返
補強壁(15)は垂直切目(16)と長円溝(17)により横方向に
区分され、中央補強片(18)は複数を形成し、組立時の偏
平状態の箱体から立体状態の箱体に組み立て後、折返補
強壁(15)の折目ｏを山折りして中央補強片(18)を中央仕
切壁(12)と重合させるよう各長円溝(17)が区切壁(14)の
垂直折目部分に嵌り込むことを特徴とする中仕切壁付包
装箱。
【請求項２】折返補強壁(15)に代えて、中後壁(9) 側
の中央仕切壁(12)の上部に折目ｏを介して折返補強壁(1
5A) を連接し、該折返補強壁(15A) は垂直切目(16)と長
円溝(17)により横方向に区分され、中央補強片(18)の複
数を形成し、組立時の篇平状態の箱体から立体状態の箱
体に組み立て後、折返補強壁(15A) の折目ｏを山折りし
て中央仕切壁(12)と重合させるよう各長円溝(17)が区切
壁(14)の垂直折目部分に嵌り込むことを特徴とする請求
項１記載の中仕切壁付包装箱。
【請求項３】後壁(1) 、側壁(2) 、前壁(3) 、側壁
(4) を折目ａ、ｂ、ｃを介して横に、また前記後壁(1)
の上縁には折目ｄを介して差込片(5) を有する蓋板(6)
を折目ｅを介して、さらに側壁(2) 、(4) の上下縁には
上フラップ片(7) 、(7) 及び底フラップ片(8) 、(8) を
折目ｆ、ｇを介してそれぞれ連設した外箱形成部分の側
壁(4) の側縁に、後壁(1) の内面に重合貼着する内後壁
(9) を折目ｈを介して連設し、該内後壁(9) と前記前壁
(3) の夫々の下縁に、前記底フラップ片(8) 、(8) に貼
着されかつ組立時に互いに食い違い状態に重ねられて底
を形成する底板(10)、(10)を折目ｉを介して連設し、ま
た内後壁(9) と前壁(3)の上縁には夫々の内面に重合貼
着する補強板(11)、(11)を折目ｊを介して連設し、さら
に補強板(11)、(11)には中央仕切壁(12)、(12)を折目ｋ
を介して連設し、これら中央仕切壁(12)、(12)には、垂
直折目ｍとＳ字状切断線(13)により組立時に起立して区
切壁(14)の複数を形成してなり、折目ｊを谷折りして各
補強板(11)、(11)を前壁(3) 、内後壁(9) の内面に貼着
し、また折目ｋを谷折りした各中央仕切壁(12)、(12)の
上縁相互を貼着するとともに、該中央仕切壁(12)、(12)
の一方の両端部を側壁(2) 、(4) の内面に貼着し、さら
に底フラップ片(8) 、(8) と底板(10)、(10)及び後壁
(1) の内面と内後壁(9) の外面とをそれぞれ貼着した中
仕切付包装箱において、前壁(3) 側の中央仕切壁(12)の
上部に折目ｏを介して折返補強壁(15)を連接し、該折返
補強壁(15)は垂直切目(16)と長円溝(17)により横方向に
区分された中央補強片(18)の複数を形成し、組立時の偏
平状態の箱体から立体状態の箱体に組み立て後、折返補
強壁(15)の折目ｏを山折りして中央仕切壁(12)と重合さ
せるよう各長円溝(17)が区切壁(14)の垂直折目部分に嵌
り込むことを特徴とする中仕切壁付包装箱。
【請求項４】折返補強壁(15)または折返補強壁(15A)
に形成した垂直切目(16)と長円(17)に代えて、垂直溝
(1) 、(9) により横方向に区分された中央補強片(18)の
複数を形成し、組立時に偏平状態の箱体から立体状態の
箱体に組み立てた後、折返補強壁(15)、(15A) の各折目
ｏを山折りして中央仕切壁(12)、(12)と重合させるよう
にしたことを特徴とする請求項１、２又は３記載の中仕
切壁付包装箱。
【請求項５】折目ｊを谷折りした後に、谷折りする折
目ｋに沿う各中央仕切壁(12)、(12)の下縁と各補強板(1
1)、(11)とを貼着し、組立時に偏平状態の箱体から立体
状態の箱体に組み立てた後、折目ｏを山折りして折返補
強壁の各貼着部Ｎと中央仕切壁(12)とを接着した請求項
１、２、３又は４記載の中仕切壁付包装箱。