JPH08253087A - エアバッグドアを有する部材及びその製造方法 - Google Patents

エアバッグドアを有する部材及びその製造方法

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JPH08253087A
JPH08253087A JP7061165A JP6116595A JPH08253087A JP H08253087 A JPH08253087 A JP H08253087A JP 7061165 A JP7061165 A JP 7061165A JP 6116595 A JP6116595 A JP 6116595A JP H08253087 A JPH08253087 A JP H08253087A
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airbag door
door
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JP7061165A
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English (en)
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Kazuo Kobayashi
一夫 小林
Koichi Kobayashi
孝一 小林
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Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 外観品質を良好に維持しつつ、車両急減速時
にエアバッグドアを確実に展開させる。 【構成】 エアバッグドア20の破断ラインに沿って、
表皮巻き込み部36が設けられている。表皮巻き込み部
36は、エアバッグドア20のドア側表皮端末28Aを
インパネ側表皮端末22Aで巻き込んで摩擦接触状態で
保持することにより設けられており、基材24、30に
近接配置されている。従って、インストルメントパネル
12の表面に目立つ溝等は生じないため外観品質を良好
に維持することができ、しかも車両急減速時にはエアバ
ッグドア20を確実に展開させることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、車両急減速時に展開す
るエアバッグドアを有する部材及びその製造方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】エアバッグ装置、例えば助手席用のエア
バッグ装置では、車両のインストルメントパネルの一部
にエアバッグドアが配設されている。ここで、従来のエ
アバッグドアとしては、エアバッグドアをインストルメ
ントパネルと別体で成形してインストルメントパネルに
後付けするタイプと、エアバッグドアをインストルメン
トパネルと一体に設けるタイプとがある。前者のタイプ
はエアバッグドアをインストルメントパネルと別体で構
成することから、インストルメントパネルのエアバッグ
ドア用開口とエアバッグドアとの見切りの管理、ひいて
は外観品質の管理が難しく、又組付工数が増えることか
らコスト的にも不利になる。このため、最近では後者の
タイプが採用されつつある。
【0003】後者のタイプに属する従来例としては、以
下に掲げるものがある。第1の従来例に係る実開平5−
58517号公報によれば、図7に示される如く、イン
ストルメントパネル100がインサート102、発泡層
104、及び表皮層106の三層構造とされており、こ
のうちインサート102における助手席側所定部位に開
口108が形成されている。この開口108に臨む位置
には、車両急減速時に袋体110を助手席側へ膨出させ
るエアバッグ装置112が配設されている。
【0004】インサート102の開口108の周縁部に
は一対の補強板114がリベット116で固定されてお
り、これにより開口108が概ね閉止されている。一対
の補強板114の先端部間には、所定の隙間118が形
成されている。表皮層106における隙間118との対
向部位には断面略U字形の折曲部120が形成されてお
り、これによりこの部位の発泡層104が薄肉化されて
いる。従って、車両急減速時にはこの折曲部120の底
部から破断してエアバッグドア122が互いに離反する
方向へ展開することになる。なお、上記の折曲部120
は、表皮層106をスラッシュ成形等によって成形する
際に形成される。
【0005】第2の従来例に係る特公平6−45184
号公報によれば、図8及び図9に示される如く、インス
トルメントパネルに設けられたエアバッグドア124
は、表皮部126と、この表皮部126の裏面側に設け
られた発泡層128と、から成る。表皮部126には溝
状の薄肉部130が形成されており、更に薄肉部130
の底部には車両急減速時に破断ラインとなる肉厚減少部
132が形成されている。
【0006】上述した薄肉部130及び肉厚減少部13
2を含むエアバッグドア124は、下記の如くして製作
される。まず、インストルメントパネルの表皮部(エア
バッグドア124の表皮部126を含む)を成形した
後、当該表皮部が加熱された状態において、深絞り成形
(例えば、真空絞り成形)により当該表皮部を変形させ
て溝状の薄肉部130が形成される。次いで、薄肉部1
30の底部を高周波型押しすることにより、肉厚減少部
132が形成される。その後、エアバッグドア124の
表皮部126を含むインストルメントパネルの表皮部を
発泡型内にセットし、発泡成形により当該表皮部の内側
に発泡層128が形成される。これにより、車両急減速
時には、肉厚減少部132から破断してエアバッグドア
124が互いに離反する方向へ展開される。
【0007】第3の従来例に係る実開平6−35057
号公報によれば、図10及び図11に示される如く、イ
ンストルメントパネル134が芯材136、発泡層13
8、及び表皮層140の三層構造とされており、このう
ち芯材136における助手席側所定部位に開口142が
形成されている。この開口142に臨む位置には、車両
急減速時に袋体144を助手席側へ膨出させるエアバッ
グ装置146が配設されている。
【0008】芯材136の開口142にはエアバッグリ
ッド(補強板)148がボルト150で固定されてお
り、これにより開口142が閉止されている。表皮層1
40におけるエアバッグリッド148の先端部付近に
は、車両急減速時における破断ラインとなる薄肉溶着部
152が形成されている。この薄肉溶着部152は以下
の如くして製作される。すなわち、図12に示されるよ
うに、まず表皮層140の成形時に表皮素材シート15
4の一部を屈曲させて断面U字形の屈曲部156を設け
る。次いで、屈曲部156の対向部分同士を溶着させ
る。その後、屈曲部156の先端部を所定長さでカット
することにより、薄肉溶着部152が形成される。これ
により、車両急減速時には、薄肉溶着部152から破断
してエアバッグドア158が展開することになる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
たいずれの構造においても、薄肉部(折曲部120相当
部位〔第1の従来例〕、肉厚減少部132相当部位〔第
2の従来例〕、薄肉溶着部152相当部位〔第3の従来
例〕)の精度管理が困難である。つまり、折曲部120
相当部位の肉厚寸法、肉厚減少部132相当部位の肉厚
寸法、薄肉溶着部152の溶接強度や突出長さ等によっ
てエアバッグドア展開時の破断強度(別言すれば、展開
性能)が決定されることから重要な要素となるが、上述
した構成において破断ラインに沿って均一にかつ設定し
た通りの破断強度を得ることは困難である。
【0010】また、第1の従来例及び第2の従来例によ
る場合には、破断ラインに沿って溝状のラインが残るた
め、インストルメントパネルの外観品質が低下するとい
う不具合もある。
【0011】本発明は上記事実を考慮し、外観品質を良
好に維持しつつ、車両急減速時にエアバッグドアを確実
に展開させることができるエアバッグドアを有する部材
及びその製造方法を得ることが目的である。
【0012】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の本発明に
係るエアバッグドアを有する部材は、車両急減速時に膨
出する袋体の膨出用開口を備えた基材本体と、この基材
本体の膨出用開口を閉止するエアバッグドア用基材と、
これらの基材本体及びエアバッグドア用基材上に配置さ
れた発泡層と、この発泡層の表面を覆う表皮と、を含ん
で構成されるエアバッグドアを有する部材であって、エ
アバッグドアの破断ラインに沿って表皮を分離すると共
に、分離された表皮の端末同士を互いに突き合わせ、か
つ、一方の端末を他方の端末によって巻き込むと共に、
巻き込み先端部を基材本体又はエアバッグドア用基材或
いは双方に跨がって当接又は近接するように突出させ、
さらに、一方の端末及び他方の端末を発泡層によって圧
接させた、ことを特徴としている。
【0013】請求項2記載の本発明に係るエアバッグド
アを有する部材の製造方法は、車両急減速時に膨出する
袋体に押圧されて破断する際の破断ラインに沿って設け
られかつ断面略U字形を成す端末構成部を含む樹脂製の
表皮を成形する第1の工程と、先端側所定部位で端末構
成部を分離し、分離することにより設けられた一方の端
末を他方の端末の凹溝に挿入する第2の工程と、一方の
型内からスライド可能に突出するスライド部材に、挿入
状態にある一方の端末と他方の端末との間の部分を嵌挿
させることにより一方の型内に表皮をセットすると共
に、一方の型に対向して配置される他方の型内に車両急
減速時に膨出する袋体の膨出用開口を備えた基材本体及
びこの基材本体の膨出用開口を閉止するエアバッグドア
用基材をセットする第3の工程と、型締めした一方の型
と他方の型との間に発泡材を注入して発泡させることに
より発泡層を設ける第4の工程と、発泡完了時の所定の
タイミングで、一方の端末と他方の端末との間からスラ
イド部材を抜く第5の工程と、を含むことを特徴として
いる。
【0014】請求項3記載の本発明に係るエアバッグド
アを有する部材の製造方法は、請求項2記載の本発明に
おいて、前記表皮の端末構成部は、ノッチを有する電鋳
型を用いたスラッシュ成形によって成形される、ことを
特徴としている。
【0015】
【作用】請求項1記載の本発明によれば、破断ラインに
沿って分離された一方の端末を他方の端末によって巻き
込んだ際の巻き込み先端部を基材本体又はエアバッグド
ア用基材或いは双方に跨がって当接又は近接するように
突出させたので、巻き込み先端部付近の発泡層は極めて
薄肉となるか、或いはゼロシールとなる。さらに、一方
の端末及び他方の端末は発泡層によって摩擦接触によっ
て圧接されているのみであるから、一方の端末と他方の
端末とは完全に分離された状態にある。これらのことか
ら、本発明によれば、車両急減速時におけるエアバッグ
ドアの確実な展開が保証される。
【0016】また、本発明によれば、前述した如く一方
の端末及び他方の端末は摩擦接触によって圧接されてい
るのみであるため、エアバッグドアが車両急減速時に展
開した際に発泡層における表皮の端末付近の部分が飛散
しないばかりか、展開した際の抵抗が殆どない。さら
に、本発明によれば、一方の端末と他方の端末との分離
部、即ち巻き込み先端部付近の部分が発泡層の深部に位
置されるため、太陽光による熱劣化の影響を受けること
もない。これらの点からも、車両急減速時におけるエア
バッグドアの確実な展開が保証される。
【0017】また、本発明によれば、エアバッグドアの
破断ラインに沿って表皮を分離すると共に分離された表
皮の端末同士を互いに突き合わせ、更に一方の端末及び
他方の端末を発泡層によって圧接させたので、一方の端
末と他方の端末との間に隙間は生じない。さらに、一方
の端末を他方の端末によって巻き込んでいるため、この
部位では表皮が二重(或いは三重)になっており、発泡
層を形成するための発泡材が洩れることもない。これら
のことから、本発明によれば、エアバッグドアひいては
エアバッグドアを有する部材の外観品質が向上される。
【0018】請求項2記載の本発明によれば、第1の工
程によって、端末構成部を含む樹脂製の表皮が成形され
る。なお、端末構成部は、車両急減速時に膨出する袋体
に押圧されて破断する際の破断ラインに沿って設けられ
ると共に断面略U字形とされる。次いで、第2の工程に
よって、端末構成部が先端側所定部位で分離されると共
に、分離されることにより設けられた一方の端末が他方
の端末の凹溝に挿入される。次いで、第3の工程によっ
て、一方の型内に表皮がセットされる。より具体的に
は、一方の型内からスライド可能に突出するスライド部
材に、第2の工程によって挿入状態にある一方の端末と
他方の端末との間の部分が嵌挿される。また、一方の型
に対向して配置される他方の型内に車両急減速時に膨出
する袋体の膨出用開口を備えた基材本体及び膨出用開口
を閉止するエアバッグドア用基材がセットされる。次い
で、第4の工程によって、型締めした一方の型と他方の
型との間に発泡材が注入されて発泡され、発泡層が設け
られる。その後、第5の工程によって、発泡完了時の所
定のタイミングで、一方の端末と他方の端末との間から
スライド部材が抜かれる。これにより、エアバッグドア
を有する部材が製造される。
【0019】ここで、本発明によれば、端末構成部がそ
の先端側所定部位で分離されているため、当該先端側所
定部位付近の発泡層は極めて薄肉となるか、或いはゼロ
シールとなる。さらに、第5の工程によって、発泡完了
時の所定のタイミングでスライド部材が抜かれると、発
泡圧によって一方の端末と他方の端末との隙間が詰めら
れると共に一方の端末及び他方の端末は摩擦接触によっ
て圧接されているのみとなる。これらのことから、本発
明によって製造されたエアバッグドアを有する部材で
は、車両急減速時におけるエアバッグドアの確実な展開
が保証される。
【0020】また、本発明によれば、第5の工程によっ
て、発泡完了時の所定のタイミングでスライド部材が抜
かれると、発泡材の発泡圧によって一方の端末と他方の
端末との隙間が詰められる。さらに、一方の端末が他方
の端末の凹溝に挿入されて密着しているため、この部位
では表皮が二重(或いは三重)になっており、発泡材が
洩れることもない。これらのことから、本発明によれ
ば、エアバッグドアひいてはエアバッグドアを有する部
材の外観品質が向上される。
【0021】請求項3記載の本発明によれば、請求項2
記載の本発明において、表皮の端末構成部がノッチを有
する電鋳型を用いたスラッシュ成形によって成形される
ので、表皮の成形が容易になる。このため、低コスト化
に繋がる。
【0022】
【実施例】以下、図1〜図6を用いて、本発明の一実施
例について説明する。なお、これらの図において適宜示
される矢印FRは車両前方側を示し、矢印UPは車両上
方側を示し、矢印INは車両室内側を示している。
【0023】図4には、所謂トップダッシュタイプの助
手席用のエアバッグ装置10を備えたインストルメント
パネル12の外観が斜視図にて示されている。また、こ
の図に示されるエアバッグ装置10の後述するエアバッ
グドア20の配設部位を拡大した状態が図3に示されて
おり、更にその1−1線、2−2線に沿った断面構造が
図1、図2に示されている。以下、主として図1を用い
て、エアバッグ装置10の概略構成について説明する。
【0024】エアバッグ装置10は、箱体形状のエアバ
ッグケース14を備えている。このエアバッグケース1
4は、後述するインストルメントパネル12の基材24
及び円管状のインパネリインフォース15といった車両
骨格部材に固定されている。
【0025】エアバッグケース14の内部には、略円柱
形のインフレータ16が収容されている。インフレータ
16の側部には、車両急減速状態を感知する図示しない
機械着火式のエアバッグセンサが配設されている。ま
た、インフレータ16の内部におけるエアバッグセンサ
のファイアリングピンの移動軌跡上には、図示しない雷
管が配設されている。この雷管の周囲にはエンハンサ
(伝火剤)が配設され、更にその外周部にはガス発生剤
が収容されている。なお、上述した機械着火式のエアバ
ッグセンサの代わりに電気着火式のエアバッグセンサを
用いてもよい。この場合、車両の急減速状態を感知する
センサはインフレータ内に配設されておらず、車両前部
両側やコンソールボックスの下部付近等に配設されてい
る。また、インフレータ16の周囲には、車両急減速時
に膨張する袋体18が折り畳み状態で配設されている。
【0026】上述したエアバッグケース14の上部は袋
体18の膨出のために開口されており、この開口は通常
時エアバッグドア20によって閉塞されている。エアバ
ッグドア20は、ストラップ等によるヒンジ21を介し
てエアバッグケース14の前端側側面に連結されてい
る。また、エアバッグドア20は、インストルメントパ
ネル12と一体化されている。以下、このエアバッグド
ア20の構造をインストルメントパネル12との関係に
おいて詳細に説明する。
【0027】インストルメントパネル12は、車両室内
側(ウインドシールドガラス側)に配置される樹脂製
(例えば、PVC〔塩ビ〕、TPO〔オレフィン系熱可
塑性エラストマ〕、ウレタン等の軟質樹脂製)の表皮2
2と、この表皮22と離間して配置され鉄板、アルミ合
板、PP〔ポリプロピレン〕、PPO〔ポリフェニレン
オキサイド〕、PA〔ポリアミド〕等によって製作され
た基材24と、これらの表皮22と基材24との間に充
填されたウレタン等の発泡層26と、によって構成され
ている。従って、表皮22は比較的低強度であるが、基
材24は比較的高強度とされている。なお、基材24の
所定部位には、後述するエアバッグドア20の基材24
が配置されると共に車両急減速時に袋体18を膨出させ
るための開口27が形成されている。
【0028】一方、エアバッグドア20も、前述したイ
ンストルメントパネル12の表皮22の一部でもある表
皮28と、この表皮28と離間して配置されインストル
メントパネル12の基材24と同一材質である基材30
と、これらの表皮28と基材30との間に充填されイン
ストルメントパネル12の発泡層26の一部でもある発
泡層32と、から成る。従って、エアバッグドア20の
表皮28及びインストルメントパネル12の表皮22、
エアバッグドア20の基材30及びインストルメントパ
ネル12の基材24、エアバッグドア20の発泡層32
及びインストルメントパネル12の発泡層26は、各々
同一材質、同一硬度である。なお、インストルメントパ
ネル12の表皮22及びエアバッグドア20の表皮28
は、一例としてパウダスラッシュ成形により成形されて
いる。
【0029】上述したエアバッグドア20の基材30の
前端部には断面コ字形の嵌合部30Aが形成されてお
り、この嵌合部30Aにインストルメントパネル12の
基材24の端部(段差付き)が嵌合されている。また、
エアバッグドア20の基材30の後端部は、隣接するイ
ンストルメントパネル12の基材24の前端部に対して
所定の隙間34を隔てて配置されている。この隙間34
の直上には表皮巻き込み部36が配置されており、以下
この表皮巻き込み部36の構成について詳細に説明す
る。
【0030】表皮巻き込み部36は、図3に示される如
く、破断ライン(略コ字形ライン)の全周に亘って設け
られている。また、図2に示される如く、表皮巻き込み
部36は、インストルメントパネル12の表皮22のイ
ンパネ側表皮端末22Aと、エアバッグドア20の表皮
28のドア側表皮端末28Aと、によって構成されてい
る。より具体的には、インパネ側表皮端末22Aは、前
述した隙間34の上方で屈曲垂下された後に隙間34の
近傍で略コ字形に折り返されている。従って、略コ字形
とされた巻き込み先端部36Aは、その内方に凹溝38
を有している。また、巻き込み先端部36Aが隙間34
の近傍に位置されていることにより、巻き込み先端部3
6Aと基材24、30との間の発泡層26、32が薄肉
化されている(以下、この部分を「薄肉部40」と称
す)。なお、薄肉部40の肉厚寸法は、約1〜2mm程
度に設定されている。
【0031】一方、ドア側表皮端末28Aは、隙間34
の上方で同様に屈曲された後にインパネ側表皮端末22
Aに沿って垂下されている。さらに、ドア側表皮端末2
8Aの先端部は、巻き込み先端部36Aの凹溝38内に
挿入されている。この状態では、エアバッグドア20の
発泡層32とインストルメントパネル12の発泡層26
との発泡圧によって、ドア側表皮端末28Aとインパネ
側表皮端末22Aとが相互に圧接されている。従って、
インパネ側表皮端末22A及びドア側表皮端末28Aは
摩擦接触状態で一体化されているのみであり、即ち両者
は分離されており、接着や溶着等はなされていない。
【0032】次に、上述したエアバッグドア20を有す
るインストルメントパネル12の製造方法の説明を通し
て、本実施例の作用を説明する。
【0033】まず、第1の工程によって、後に表皮2
2、28を構成する表皮基材42がパウダスラッシュ成
形により製作される。具体的には、まず、図5(A)に
示される如く、電鋳型44が所定温度(約280°C)
に加熱される。この電鋳型44は、後にエアバッグドア
20の表皮28を形成するための段部44Aと、後にイ
ンストルメントパネル12の表皮22を形成するための
基部44Bと、段部44Aと基部44Bとの境界部に設
けられ垂直に突出する突出部44Cと、を含んで構成さ
れている。さらに、突出部44Cの所定位置には断面三
角形状のノッチ46が形成されている。次いで、加熱さ
れた電鋳型44の表面に粉末(パウダ)が投入される。
これにより、粉末が溶融し電鋳型44の表面に付着され
る。粉末が融着された状態では、電鋳型44の突出部4
4Cの周囲に後にインパネ側表皮端末22A及びドア側
表皮端末28Aとなって表皮巻き込み部36を構成する
略U字形の端末構成部48が形成される。その後、不要
な粉末が回収されて電鋳型44が約70°Cに冷却され
る。
【0034】次いで、第2の工程によって、図5(B)
に示される如く、成形された表皮基材42が電鋳型44
から脱型され、更に前述したノッチ46に相当する部分
で分離される。なお、分離の仕方はインパネ側表皮端末
22Aとドア側表皮端末28Aとを相互に引っ張ってち
ぎるようにしてもよいし、ノッチ46の先端部が露見す
る程度の表皮厚さに設定すれば脱型した時点で同時に分
離される。これにより、インストルメントパネル12の
表皮22とエアバッグドア20の表皮28とが分離独立
した状態で得られる。また、この状態では、表皮22に
はインパネ側表皮端末22Aが形成されており、表皮2
8にはドア側表皮端末28Aが形成されている。その
後、図5(C)に示される如く、表皮22のインパネ側
表皮端末22Aの凹溝38に表皮28のドア側表皮端末
28Aを挿入させる。これにより、インパネ側表皮端末
22A及びドア側表皮端末28Aによる表皮巻き込み部
36が構成される。
【0035】次いで、第3の工程によって、図6(A)
に示される如く、表皮22、28が下型50にセットさ
れると共に基材24、30が上型52にセットされる。
この工程で使用される下型50には所定幅寸法のスリッ
ト54が形成されており、このスリット54内にスライ
ドプレート56が上下動可能に配置されている。そし
て、表皮22、28をセットする際には、スライドプレ
ート56を上昇位置に保持させておく。この状態で表皮
22、28をセットする訳であるが、この際表皮巻き込
み部36内へスライドプレート56を嵌挿させる。つま
り、インパネ側表皮端末22Aとドア側表皮端末28A
との間にスライドプレート56を嵌挿させ、両者の間に
挟持された状態にしておく。一方、上型52には、イン
ストルメントパネル12の基材24及びエアバッグドア
20の基材30がセットされる。この際、表皮巻き込み
部36の直上に上型52の突起58が位置される。この
突起58は、基材24、30の位置決めを成すと共に隙
間34の形成用とされる他、後述するウレタン発泡時の
ウレタン洩れを防止する役目を果たす。なお、基材2
4、30の位置決めを別の部位で行うのであれば、突起
58に要求される機能はウレタン洩れの防止だけになる
ので、この場合には基材24、30の隣接端部間に隙間
34を閉塞するための樹脂フィルムやテープ等を貼着し
ておくだけでもよい。また、突起58を設けた上で樹脂
フィルムやテープ等を貼着するようにしてもよい。
【0036】次いで、第4の工程によって、表皮22、
28と基材24、30との間に発泡材が注入されて発泡
される。これにより、発泡層26、32が形成される。
また、発泡層26、32が形成されることにより、薄肉
部40も形成される。
【0037】その後、第5の工程によって、図6(B)
に示される如く、発泡完了時の所定のタイミングでイン
パネ側表皮端末22Aとドア側表皮端末28Aとの間か
らスライドプレート56が下降されて表皮巻き込み部3
6から抜かれる。なお、スライドプレート56を抜くべ
き「発泡完了時の所定のタイミング」とは、発泡完了
(ナイズタイム)タイミング±10〜20sec である。
これにより、インパネ側表皮端末22A及びドア側表皮
端末28Aは、発泡層26及び発泡層32から所定の発
泡圧を受けて相互に圧接される。以上により、表皮2
2、28、基材24、30、発泡層26、32の三者が
一体化され、エアバッグドア20を有するインストルメ
ントパネル12が得られる。
【0038】その後、エアバッグ装置10の本体がエア
バッグドア20の基材30の裏面側に組付けられる。
【0039】一方、インストルメントパネル12がエア
バッグ装置10と共に車両に組み付けられ車両走行状態
となった後、車両急減速状態になると、図示しないエア
バッグセンサがこれを感知して雷管を発火させる。この
ため、エンハンサを介してガス発生剤が燃焼し、大量の
ガスが発生する。従って、袋体18が膨張し、エアバッ
グドア20をインストルメントパネル12の内方側から
押圧する。その結果、最も剛性が低い薄肉部40が破断
して、破断ラインに沿って表皮巻き込み部36が分離さ
れる。つまり、ドア側表皮端末28Aがインパネ側表皮
端末22Aの凹溝38から抜け出して、両者が分離され
る。これにより、エアバッグドア20がウインドシール
ドガラス側へ展開する。この結果、袋体18がウインド
シールドガラスに当接した後に、助手席に着座する乗員
側へ向けて膨出されて乗員を保護する。なお、図2から
観ると、エアバッグドア20が展開する際にその基材3
0の後端部が表皮巻き込み部36に干渉するような寸法
取りとなっているが、仮に干渉したとしても何ら問題は
生じない。
【0040】このように本実施例では、表皮巻き込み部
36の巻き込み先端部36Aを基材24、30に近接配
置させたので、薄肉部40の肉厚寸法を極めて薄肉にす
ることができる。さらに、インパネ側表皮端末22A及
びドア側表皮端末28Aは発泡圧で摩擦接触によって圧
接されているのみであるため、双方を完全に分離された
状態にすることができる。これらのことから、本実施例
によれば、車両急減速時におけるエアバッグ20の確実
な展開を保証することができる。
【0041】また、本実施例によれば、前述した如くイ
ンパネ側表皮端末22A及びドア側表皮端末28Aは摩
擦接触によって圧接されているのみであるため、エアバ
ッグドア20が車両急減速時に展開した際に発泡層32
の表皮巻き込み部36付近の部分が飛散しないばかり
か、展開した際の抵抗が殆どない。さらに、本実施例に
よれば、巻き込み先端部36Aが発泡層26、32の深
部に位置されているので、太陽光による熱劣化の影響を
受けることもない。これらの点からも、車両急減速時に
おけるエアバッグドア20の確実な展開を保証すること
ができる。
【0042】また、本実施例によれば、表皮巻き込み部
36を構成するインパネ側表皮端末22A及びドア側表
皮端末28Aは発泡層26、32によって圧接されてい
るため、両者の間に隙間が生じることはない。さらに、
ドア側表皮端末28Aをインパネ側表皮端末22Aによ
って巻き込んでいるため、表皮巻き込み部36では表皮
が二重(或いは三重)になっており、発泡材の洩れを防
止している。これらのことから、本実施例によれば、エ
アバッグドア20ひいてはエアバッグドア20を有する
インストルメントパネル12の外観品質を向上させるこ
とができる。
【0043】また、本実施例によれば、製造段階(第1
の工程)ではインストルメントパネル12の表皮22と
エアバッグドア20の表皮28とが一体構成化された表
皮基材42を成形し、後にこれを分離することでインス
トルメントパネル12の表皮22及びエアバッグドア2
0の表皮28を製作する構成であるため、両者別個に製
作して使用する場合に比し、低コスト化を図ることがで
きる。さらに、本実施例によれば、ノッチ46を有する
電鋳型44を用いたパウダスラッシュ成形によって表皮
基材42を成形し、後に分離する構成であるため、分離
及び成形の容易化を図ることができる。このため、この
点においても、低コスト化を図ることができる。
【0044】さらに、本実施例によれば、前述した如
く、インパネ側表皮端末22A及びドア側表皮端末28
Aが摩擦接触によって圧接されているので、乗員がイン
ストルメントパネル12のエアバッグドア20の上部に
荷物等を置いて荷重がかかったとしても、インパネ側表
皮端末22A及びドア側表皮端末28Aがずれるといっ
た不具合は生じない。
【0045】なお、本実施例では、エアバッグドアを有
する部材として助手席用のエアバッグドア20を有する
インストルメントパネル12を例にして説明したが、本
発明の適用対象はこれに限らず、例えば運転席用エアバ
ッグ装置におけるステアリングパッド(この場合、エア
バッグドアを有する部材に相当するのはステアリングパ
ッドであり、エアバッグドアに相当するのはその中央部
に設けられる展開部である)に本発明を適用することも
可能であるし、側面衝突用エアバッグ装置におけるドア
トリム等(この場合、エアバッグドアを有する部材に相
当するのはドアトリムであり、エアバッグドアに相当す
るのはその中央部付近に設けられるドア部である)に本
発明を適用することも可能である。
【0046】また、本実施例では、インストルメントパ
ネル12の頂部にエアバッグドア20が配設されるタイ
プを例にして説明したが、これに限らず、インストルメ
ントパネル12におけるグローブボックス上部にエアバ
ッグドアが配設されるタイプに本発明を適用してもよ
い。
【0047】さらに、本実施例では、インストルメント
パネル12の表皮22及びエアバッグドア20の表皮2
8をパウダスラッシュ成形により成形したが、これに限
らず、パウダを用いないゾルタイプのスラッシュ成形に
よって成形してもよいし、真空成形等によって成形する
ことも可能である。
【0048】また、本実施例では、図2に示される如
く、表皮巻き込み部36の巻き込み先端部36Aがエア
バッグドア20の基材30及びインストルメントパネル
12の基材24の双方に跨がって近接配置されている
が、これに限らず、隙間34の寸法次第ではいずれか一
方に近接配置されるようにしてもよい。
【0049】さらに、本実施例では、表皮巻き込み部3
6の巻き込み先端部36Aがエアバッグドア20の基材
30及びインストルメントパネル12の基材24の双方
に近接配置されているが、これに限らず、双方又はいず
れか一方に当接配置するようにしてもよい。なお、この
場合、薄肉部40は廃止される。
【0050】
【発明の効果】以上説明したように請求項2記載の本発
明に係るエアバッグドアを有する部材の製造方法によっ
て製造される請求項1記載の本発明に係るエアバッグド
アを有する部材は、エアバッグドアの破断ラインに沿っ
て表皮を分離すると共に、分離された表皮の端末同士を
互いに突き合わせ、かつ、一方の端末を他方の端末によ
って巻き込むと共に、巻き込み先端部を基材本体又はエ
アバッグドア用基材或いは双方に跨がって当接又は近接
するように突出させ、さらに、一方の端末及び他方の端
末を発泡層によって圧接させたので、外観品質を良好に
維持しつつ、車両急減速時にエアバッグドアを確実に展
開させることができるという優れた効果を有する。
【0051】また、請求項3記載の本発明に係るエアバ
ッグドアを有する部材の製造方法は、請求項2記載の本
発明において、表皮の端末構成部は、ノッチを有する電
鋳型を用いたスラッシュ成形によって成形されるので、
成形の容易化を図ることができ、ひいては低コスト化を
図ることができるという優れた効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施例に係る助手席用エアバッグドアを有す
るインストルメントパネルを示す図3の1−1線断面図
である。
【図2】表皮巻き込み部を拡大して示す図3の2−2線
断面図である。
【図3】エアバッグドアの外観を示す斜視図である。
【図4】図1に示されるエアバッグ装置が組付けられた
インストルメントパネルの外観斜視図である。
【図5】(A)〜(C)はエアバッグドアの表皮を含む
インストルメントパネルの表皮の製造手順を示す説明図
である。
【図6】(A)及び(B)はエアバッグドアを有するイ
ンストルメントパネルの製造手順を示す説明図である。
【図7】第1の従来例に係るエアバッグドアを有するイ
ンストルメントパネルの縦断面図である。
【図8】第2の従来例に係るエアバッグドアの斜視図で
ある。
【図9】図8の9−9線断面図である。
【図10】第3の従来例に係るエアバッグドアを有する
インストルメントパネルの縦断面図である。
【図11】図10に示される従来例の要部拡大図であ
る。
【図12】図11に示される薄肉溶着部の製作手順を説
明するための説明図である。
【符号の説明】
12 インストルメントパネル(エアバッグドアを有
する部材) 18 袋体 20 エアバッグドア 22 表皮 22A インパネ側表皮端末(他方の端末) 24 基材(基材本体) 26 発泡層 27 開口(膨出用開口) 28 表皮 28A ドア側表皮端末(一方の端末) 30 基材(エアバッグドア用基材) 32 発泡層 36A 巻き込み先端部 38 凹溝 44 電鋳型 46 ノッチ 48 端末構成部 50 下型(一方の型) 52 上型(他方の型) 56 スライドプレート(スライド部材)

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両急減速時に膨出する袋体の膨出用開
    口を備えた基材本体と、 この基材本体の膨出用開口を閉止するエアバッグドア用
    基材と、 これらの基材本体及びエアバッグドア用基材上に配置さ
    れた発泡層と、 この発泡層の表面を覆う表皮と、 を含んで構成されるエアバッグドアを有する部材であっ
    て、 エアバッグドアの破断ラインに沿って表皮を分離すると
    共に、分離された表皮の端末同士を互いに突き合わせ、 かつ、一方の端末を他方の端末によって巻き込むと共
    に、巻き込み先端部を基材本体又はエアバッグドア用基
    材或いは双方に跨がって当接又は近接するように突出さ
    せ、 さらに、一方の端末及び他方の端末を発泡層によって圧
    接させた、 ことを特徴とするエアバッグドアを有する部材。
  2. 【請求項2】 車両急減速時に膨出する袋体に押圧され
    て破断する際の破断ラインに沿って設けられかつ断面略
    U字形を成す端末構成部を含む樹脂製の表皮を成形する
    第1の工程と、 先端側所定部位で端末構成部を分離し、分離することに
    より設けられた一方の端末を他方の端末の凹溝に挿入す
    る第2の工程と、 一方の型内からスライド可能に突出するスライド部材
    に、挿入状態にある一方の端末と他方の端末との間の部
    分を嵌挿させることにより一方の型内に表皮をセットす
    ると共に、一方の型に対向して配置される他方の型内に
    車両急減速時に膨出する袋体の膨出用開口を備えた基材
    本体及びこの基材本体の膨出用開口を閉止するエアバッ
    グドア用基材をセットする第3の工程と、 型締めした一方の型と他方の型との間に発泡材を注入し
    て発泡させることにより発泡層を設ける第4の工程と、 発泡完了時の所定のタイミングで、一方の端末と他方の
    端末との間からスライド部材を抜く第5の工程と、 を含むことを特徴とするエアバッグドアを有する部材の
    製造方法。
  3. 【請求項3】 前記表皮の端末構成部は、ノッチを有す
    る電鋳型を用いたスラッシュ成形によって成形される、 ことを特徴とする請求項2記載のエアバッグドアを有す
    る部材の製造方法。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0849128A1 (de) * 1996-12-21 1998-06-24 TRW Automotive Safety Systems GmbH Abdeckung für ein Airbag-Modul
JP2003011765A (ja) * 2001-06-28 2003-01-15 Mitsuboshi Belting Ltd エアバッグドア一体型インストルメントパネルの製造方法

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