JPH0825279B2 - インク供給装置 - Google Patents
インク供給装置Info
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- JPH0825279B2 JPH0825279B2 JP61149083A JP14908386A JPH0825279B2 JP H0825279 B2 JPH0825279 B2 JP H0825279B2 JP 61149083 A JP61149083 A JP 61149083A JP 14908386 A JP14908386 A JP 14908386A JP H0825279 B2 JPH0825279 B2 JP H0825279B2
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- JP
- Japan
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- ink
- ink supply
- head
- supply pipe
- joint surface
- Prior art date
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-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B41—PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
- B41J—TYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
- B41J2/00—Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed
- B41J2/005—Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by bringing liquid or particles selectively into contact with a printing material
- B41J2/01—Ink jet
- B41J2/17—Ink jet characterised by ink handling
- B41J2/175—Ink supply systems ; Circuit parts therefor
- B41J2/17503—Ink cartridges
- B41J2/17513—Inner structure
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B41—PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
- B41J—TYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
- B41J2/00—Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed
- B41J2/005—Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by bringing liquid or particles selectively into contact with a printing material
- B41J2/01—Ink jet
- B41J2/17—Ink jet characterised by ink handling
- B41J2/175—Ink supply systems ; Circuit parts therefor
- B41J2/17503—Ink cartridges
- B41J2/1752—Mounting within the printer
- B41J2/17523—Ink connection
Description
【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本発明は、インク供給装置に関し、詳しくは記憶剤に
インクを用いるインクジェットプリンタに適用して好適
なインク供給装置に関する。
インクを用いるインクジェットプリンタに適用して好適
なインク供給装置に関する。
［従来の技術］ 従来のインクジェットプリンタとしては、記録媒体に
対してインクを吐出するヘッドと、そのヘッドに対する
インク供給源としてのインク供給装置とを離隔した位置
に別体に具え、それらの間を供給管等の連通部材を含む
インク供給系を介して結合したものがある。
対してインクを吐出するヘッドと、そのヘッドに対する
インク供給源としてのインク供給装置とを離隔した位置
に別体に具え、それらの間を供給管等の連通部材を含む
インク供給系を介して結合したものがある。
しかしながら、このようなインクジェットプリンタで
は、一般に長い供給管を必要とするので、配管時に繁雑
さが生じるのみならずインクの蒸発，空気の混入を生じ
易いという問題があった。
は、一般に長い供給管を必要とするので、配管時に繁雑
さが生じるのみならずインクの蒸発，空気の混入を生じ
易いという問題があった。
これに対して、本出願人は特願昭60−91236号（特開
昭61−249757号）においてヘッドをインク供給源とを一
体の部材として形成した形態のインクジェットプリンタ
を開示している。この特願昭60−91236号では、インク
蒸発、空気混入といった上述の如き問題点を排除できる
のみならず、配管を要さないことからヘッドならびにイ
ンク供給源を含むインク供給系の取扱いが容易となると
いう利点がある反面、インク消費が進み、インク供給源
内のインク残量が小ないしは残量無しとなった場合、イ
ンク収容袋等インク供給源を構成する部材に比して高価
であるヘッドも同時に交換されるので、コスト的に問題
があった。
昭61−249757号）においてヘッドをインク供給源とを一
体の部材として形成した形態のインクジェットプリンタ
を開示している。この特願昭60−91236号では、インク
蒸発、空気混入といった上述の如き問題点を排除できる
のみならず、配管を要さないことからヘッドならびにイ
ンク供給源を含むインク供給系の取扱いが容易となると
いう利点がある反面、インク消費が進み、インク供給源
内のインク残量が小ないしは残量無しとなった場合、イ
ンク収容袋等インク供給源を構成する部材に比して高価
であるヘッドも同時に交換されるので、コスト的に問題
があった。
［発明が解決しようとする問題点］ そこで、ヘッドに対してインク供給源を装着可能とな
し、当該装着状態において一体の組立体が構成されるよ
うにするとともに、インク消費時にはインク供給源のみ
を交換できるようにすることが考えられる。このような
場合、ヘッドとインク供給源との接続に際して装着の容
易性，装着時ないしは交換時のインク漏洩の防止、装着
状態における確実なインク連通等が確保されるようにし
なければならない。ところで、こと種の従来のインク供
給装置では、例えばカラー記録が可能なインク噴射装置
の複数のインクタンクと各インクタンクにインクを補充
する複数のインクカートリッジとの連結部分毎に誤連結
を防止するための互いに形状の異なる凹凸の噛み合わせ
手段を設けた構成は提案されている（実願昭57−64883
号（実開昭58−166464号）の願書に添付した明細書およ
び図面の内容を撮影したマイクロフイルムを参照）。し
かしながら、このような従来のインク供給装置では、イ
ンクタンクへのインクカートリッジの接続時の方向性の
安定化のような装着の容易性等については何等考慮がな
されていなかった。
し、当該装着状態において一体の組立体が構成されるよ
うにするとともに、インク消費時にはインク供給源のみ
を交換できるようにすることが考えられる。このような
場合、ヘッドとインク供給源との接続に際して装着の容
易性，装着時ないしは交換時のインク漏洩の防止、装着
状態における確実なインク連通等が確保されるようにし
なければならない。ところで、こと種の従来のインク供
給装置では、例えばカラー記録が可能なインク噴射装置
の複数のインクタンクと各インクタンクにインクを補充
する複数のインクカートリッジとの連結部分毎に誤連結
を防止するための互いに形状の異なる凹凸の噛み合わせ
手段を設けた構成は提案されている（実願昭57−64883
号（実開昭58−166464号）の願書に添付した明細書およ
び図面の内容を撮影したマイクロフイルムを参照）。し
かしながら、このような従来のインク供給装置では、イ
ンクタンクへのインクカートリッジの接続時の方向性の
安定化のような装着の容易性等については何等考慮がな
されていなかった。
本発明は、上述の課題に鑑みてなされたものであり、
インクヘッド部へのインクカートリッジ部の接続時の方
向性の安定化が得られ、これによりインクヘッド部とイ
ンクカートリッジ部の装着の容易性さらには結合の信頼
性及び確実性の向上を図ったインク供給装置を提供する
ことを目的とする。
インクヘッド部へのインクカートリッジ部の接続時の方
向性の安定化が得られ、これによりインクヘッド部とイ
ンクカートリッジ部の装着の容易性さらには結合の信頼
性及び確実性の向上を図ったインク供給装置を提供する
ことを目的とする。
本発明の他の目的は、インクジェットプリンタのラン
ニングコストを低廉なものとすることができるインク供
給装置を提供することにある。
ニングコストを低廉なものとすることができるインク供
給装置を提供することにある。
［問題点を解決するための手段］ 本発明は、上述の目的を達成するために提案されたも
のであり、インクを吐出するヘッドと、該ヘッドにイン
クを導くインク供給管と、を備えたインクヘッド部と、
前記インクヘッド部に着脱可能とされるとともに、前記
インク供給管を受け入れるインクの導出を行う受容部
と、該受容部の内部開口を封止する封止部材と、を備え
たインクカートリッジ部と、を有したインク供給装置に
おいて、前記インク供給管と前記受容部は前記インクヘ
ッド部と前記インクカートリッジ部との接合面に形成さ
れており、前記接合面には使用されるインクの種類に応
じて誤連結を防止するように数，位置，形態に関して組
み合わせを異ならしめられ、接合方向に関して凹凸状と
された配された互いに係合可能な凹凸状係合部材が配さ
れており、前記凸状係合部材は前記インクヘッド部側の
前記接合面にあり、前記凹状係合部材は前記インクカー
トリッジ部側の前記接合面にあり、前記凸状係合部材の
長さをl1、前記凸状係合部材の基端から前記インク供給
管先端までの長さをl2、前記インクカートリッジ部の前
記受容部を構成し内側に前記封止部材が取り付けられて
いる壁の厚みをl3としたとき、 l3＜l2 l3＞l2−l1＞０ なる関係を有していることを特徴とする。
のであり、インクを吐出するヘッドと、該ヘッドにイン
クを導くインク供給管と、を備えたインクヘッド部と、
前記インクヘッド部に着脱可能とされるとともに、前記
インク供給管を受け入れるインクの導出を行う受容部
と、該受容部の内部開口を封止する封止部材と、を備え
たインクカートリッジ部と、を有したインク供給装置に
おいて、前記インク供給管と前記受容部は前記インクヘ
ッド部と前記インクカートリッジ部との接合面に形成さ
れており、前記接合面には使用されるインクの種類に応
じて誤連結を防止するように数，位置，形態に関して組
み合わせを異ならしめられ、接合方向に関して凹凸状と
された配された互いに係合可能な凹凸状係合部材が配さ
れており、前記凸状係合部材は前記インクヘッド部側の
前記接合面にあり、前記凹状係合部材は前記インクカー
トリッジ部側の前記接合面にあり、前記凸状係合部材の
長さをl1、前記凸状係合部材の基端から前記インク供給
管先端までの長さをl2、前記インクカートリッジ部の前
記受容部を構成し内側に前記封止部材が取り付けられて
いる壁の厚みをl3としたとき、 l3＜l2 l3＞l2−l1＞０ なる関係を有していることを特徴とする。
［作用］ 以上の関係を満足することにより、本発明のインク供
給装置は、まずインク供給管の先端部がインク導出部に
差し込まれ、接続の方向性の安定化が図られる。その
後、さらに両者を近接させることで凹凸状係合部材同士
の連結・非連結が確認され、連結可能な場合にはインク
供給管はさらに差し込まれタンク内部との連結が完了し
インク供給状態を形成することにより、ヘッド部とイン
クカートリッジ部との組み合わせの信頼性の向上を達成
することができる。
給装置は、まずインク供給管の先端部がインク導出部に
差し込まれ、接続の方向性の安定化が図られる。その
後、さらに両者を近接させることで凹凸状係合部材同士
の連結・非連結が確認され、連結可能な場合にはインク
供給管はさらに差し込まれタンク内部との連結が完了し
インク供給状態を形成することにより、ヘッド部とイン
クカートリッジ部との組み合わせの信頼性の向上を達成
することができる。
［実施例］ 以下、本発明の実施例を詳細に説明する。
第１図および第２図は本発明の一実施例の構成を示
す。第１図において、１はインクジェット記録装置のイ
ンク吐出部の一部を構成する直脱自在のインクカートリ
ッジ部であり、筒状のバックケース２、バックケース２
に収納された弾性袋体のインクタンク３、インクタンク
３の口部側を覆い、バックケース２に固定された平板状
のカバー４、カバー４と一体に成形され、インクタンク
３の口部と連通する筒状の受容部（インク供給管受容
部）５、および把手６等を有する。7A〜7D（総括符号を
７とする）はカバー４の外周の所定位置に１個以上形成
したピン受け溝である。
す。第１図において、１はインクジェット記録装置のイ
ンク吐出部の一部を構成する直脱自在のインクカートリ
ッジ部であり、筒状のバックケース２、バックケース２
に収納された弾性袋体のインクタンク３、インクタンク
３の口部側を覆い、バックケース２に固定された平板状
のカバー４、カバー４と一体に成形され、インクタンク
３の口部と連通する筒状の受容部（インク供給管受容
部）５、および把手６等を有する。7A〜7D（総括符号を
７とする）はカバー４の外周の所定位置に１個以上形成
したピン受け溝である。
11は上述のインクカートリッジ部１とともに、インク
ジェット記録装置のインク吐出部を構成する着脱自在の
インクヘッド部であり、上述のカバー４と略同一形状の
平板なフロントケース12、フロントケース12の前面側に
固着した基板13、基板13の上部に固着したヘッドプレー
ト14、ヘッドプレート14に開口した複数のインク吐出孔
15およびフロントケース12の裏面、すなわち上述のカバ
ー４と接触する側の面に形成した筒状のインク供給管16
等を有する。インク供給管16はインクカートリッジ部１
の受容部５と対向する軸心位置に沿ってフロントケース
12と一体に形成され、受容部５筒内に貫入し、後述お封
止膜をやぶってインクタンク３内に突入させることがで
きる。これにより、インクタンク３内のインクはインク
供給管16を通ってフロントケース12の内部に設けた後述
のインク溜部に達し、基板13の信号線（図示しない）に
印加される信号に応じてインク吐出孔15からインク溝を
記録媒体、例えば記録紙に向け吐出させることができ
る。
ジェット記録装置のインク吐出部を構成する着脱自在の
インクヘッド部であり、上述のカバー４と略同一形状の
平板なフロントケース12、フロントケース12の前面側に
固着した基板13、基板13の上部に固着したヘッドプレー
ト14、ヘッドプレート14に開口した複数のインク吐出孔
15およびフロントケース12の裏面、すなわち上述のカバ
ー４と接触する側の面に形成した筒状のインク供給管16
等を有する。インク供給管16はインクカートリッジ部１
の受容部５と対向する軸心位置に沿ってフロントケース
12と一体に形成され、受容部５筒内に貫入し、後述お封
止膜をやぶってインクタンク３内に突入させることがで
きる。これにより、インクタンク３内のインクはインク
供給管16を通ってフロントケース12の内部に設けた後述
のインク溜部に達し、基板13の信号線（図示しない）に
印加される信号に応じてインク吐出孔15からインク溝を
記録媒体、例えば記録紙に向け吐出させることができ
る。
また、17A〜17D（総括符号を17とする）はフロントケ
ース12の裏面の所定位置に突出して設けた１個以上のピ
ンであり、上述のカバー４のピン受け溝7A〜7Dに対向す
る位置に圧入などにより取付けられる。ここで、ピン17
はその先端がピンを構成する胴部分よりも大径として構
成されている。また、ピン受け溝７はピン17の長さと同
じかそれよりも長い穴として設けられるとともに、その
径はピンの径とほぼ同程度とされ、その中途部に縮径部
が設けられている。この縮径部によってピンの侵入が一
旦阻止されるが、さらに強い力によって押しつけるとピ
ンの大径が縮径部を乗り越えて侵入することで、ヘッド
部とインクカートリッジ部との装着が完了する。このと
きヘッド部のインク供給管の先端は勢いよく封止膜に当
接し、確実に封止膜を突き破ることができるためインク
の連通状態を確実に達成することができる。また、この
ように確実に接合した状態を維持できるため使用の途中
でヘッド部とインクカートリッジとの接合状態が緩くな
るようなこともなく接続の信頼性が確保される。また、
ピン17とピン受け溝７との組み合わせについてはインク
カートリッジ部１のインクタンク３に収納されたインク
の色等種類に応じて、ピン17A〜17Bおよびピン受け溝7A
〜７の配置位置が異なるようにあらかじめ設定されてい
る。
ース12の裏面の所定位置に突出して設けた１個以上のピ
ンであり、上述のカバー４のピン受け溝7A〜7Dに対向す
る位置に圧入などにより取付けられる。ここで、ピン17
はその先端がピンを構成する胴部分よりも大径として構
成されている。また、ピン受け溝７はピン17の長さと同
じかそれよりも長い穴として設けられるとともに、その
径はピンの径とほぼ同程度とされ、その中途部に縮径部
が設けられている。この縮径部によってピンの侵入が一
旦阻止されるが、さらに強い力によって押しつけるとピ
ンの大径が縮径部を乗り越えて侵入することで、ヘッド
部とインクカートリッジ部との装着が完了する。このと
きヘッド部のインク供給管の先端は勢いよく封止膜に当
接し、確実に封止膜を突き破ることができるためインク
の連通状態を確実に達成することができる。また、この
ように確実に接合した状態を維持できるため使用の途中
でヘッド部とインクカートリッジとの接合状態が緩くな
るようなこともなく接続の信頼性が確保される。また、
ピン17とピン受け溝７との組み合わせについてはインク
カートリッジ部１のインクタンク３に収納されたインク
の色等種類に応じて、ピン17A〜17Bおよびピン受け溝7A
〜７の配置位置が異なるようにあらかじめ設定されてい
る。
例えば、第１図のものは、黒インクを用いる場合であ
り、上述のピン７およびピン受け溝17の数がそれぞれ４
個設けてある。また、第２図のものはピン７およびピン
受け溝17の数は第１図のものと同じであるが、一部のピ
ン17A′,17D′およびピン受け溝7A′,7D′の配置位置が
第１図のものと異っている。この場合、第１図のものを
例えば黒インク使用のものとすると、第２図のものは黒
インク以外のインク、例えば赤インクや青インク等の異
なる色のインクに使用される。
り、上述のピン７およびピン受け溝17の数がそれぞれ４
個設けてある。また、第２図のものはピン７およびピン
受け溝17の数は第１図のものと同じであるが、一部のピ
ン17A′,17D′およびピン受け溝7A′,7D′の配置位置が
第１図のものと異っている。この場合、第１図のものを
例えば黒インク使用のものとすると、第２図のものは黒
インク以外のインク、例えば赤インクや青インク等の異
なる色のインクに使用される。
このように、使用インクの色または種類に応じてピン
７およびピン受け溝17の配置位置を個別に異ならせてい
るので、後述のように異色インクまたは種類の異なるイ
ンクを使用するインクヘッド部11とインクカートリッジ
部１同志を連結して使用することが防止される。
７およびピン受け溝17の配置位置を個別に異ならせてい
るので、後述のように異色インクまたは種類の異なるイ
ンクを使用するインクヘッド部11とインクカートリッジ
部１同志を連結して使用することが防止される。
第３図は第１図の実施例の断面を示す。ここで、21は
未使用時のインク漏出防止用の封止膜であり、例えばア
ルミラミネート膜などから成り、受容部５のインクタン
ク側開口部の全面を閉じてインクタンク側から装着され
ている。22はインクタンク３内のインク、23はインクタ
ンク３の負圧調整用ピン孔、24はインクヘッド部11に設
けたインク溜部である。
未使用時のインク漏出防止用の封止膜であり、例えばア
ルミラミネート膜などから成り、受容部５のインクタン
ク側開口部の全面を閉じてインクタンク側から装着され
ている。22はインクタンク３内のインク、23はインクタ
ンク３の負圧調整用ピン孔、24はインクヘッド部11に設
けたインク溜部である。
いま、ピン17の長さをl1、ピン17の底部位置からのイ
ンク供給管16の長さをl2、およびカバー４の厚さをl3と
すると、次式（１）および（２）が成立するようにあら
かじめそれぞれの長さを設定する。
ンク供給管16の長さをl2、およびカバー４の厚さをl3と
すると、次式（１）および（２）が成立するようにあら
かじめそれぞれの長さを設定する。
l3＜l2 …（１） l3＞l2−l1＞０ …（２） なお、ピン受け溝７はピン17の長さと同じか、または
それよりも長くする。
それよりも長くする。
すなわち、カバー４の厚さl3よりもインク供給管16の
長さl2が長いので、第４図のように、全てのピン17がピ
ン受け溝７に嵌入され、インクヘッド部11の裏面とカバ
ー４の前面とが接触するときには、インク供給管16は、
第５図に示すように、カバー４の受容部５を貫通して、
封止膜21をやぶることができる。封止膜21がやぶられる
と、インクタンク３内のインク22はインク供給管16を通
り、インクヘッド部11のインク溜部24に流入し、インク
溜部24内を満たす。その後は、いつでもインクをインク
吐出孔15から吐出させることができる。
長さl2が長いので、第４図のように、全てのピン17がピ
ン受け溝７に嵌入され、インクヘッド部11の裏面とカバ
ー４の前面とが接触するときには、インク供給管16は、
第５図に示すように、カバー４の受容部５を貫通して、
封止膜21をやぶることができる。封止膜21がやぶられる
と、インクタンク３内のインク22はインク供給管16を通
り、インクヘッド部11のインク溜部24に流入し、インク
溜部24内を満たす。その後は、いつでもインクをインク
吐出孔15から吐出させることができる。
また、インク供給管16の長さl2をピン17の長さl1より
も長くして、その長さの差（l2−l1）をカバー４の厚さ
l3よりも小にしているので、第６図および第７図に示す
ように、１部のピン17とピン受け溝７の位置がずれてい
るとき、またピン７に対してピン受け溝12が無いときに
は、ピン17の先端がカバー４の壁面に当接してフロント
ケース17の面とカバー４の面とが離れてしまい、インク
供給管16が受容部５に挿入しても、封止膜21の手前で止
まるため、封止膜21がやぶられることがない。従って、
使用インクの色が互いに異なるインクヘッド部とインク
カートリッジ部１とを誤って結合しようとした場合で
も、封止膜21がやぶられることはなく、また、完全にイ
ンク供給管16が挿入されないので、その誤りを容易に知
ることができる。
も長くして、その長さの差（l2−l1）をカバー４の厚さ
l3よりも小にしているので、第６図および第７図に示す
ように、１部のピン17とピン受け溝７の位置がずれてい
るとき、またピン７に対してピン受け溝12が無いときに
は、ピン17の先端がカバー４の壁面に当接してフロント
ケース17の面とカバー４の面とが離れてしまい、インク
供給管16が受容部５に挿入しても、封止膜21の手前で止
まるため、封止膜21がやぶられることがない。従って、
使用インクの色が互いに異なるインクヘッド部とインク
カートリッジ部１とを誤って結合しようとした場合で
も、封止膜21がやぶられることはなく、また、完全にイ
ンク供給管16が挿入されないので、その誤りを容易に知
ることができる。
なお、上述した本実施例ではインクの種類や色を表わ
す結合ピン７やピン受け溝17の位置を変えた例を示した
が、本発明はこれに限定されず、ピンやピン受け溝の数
や太さや形状等をインクの色や種類い応じて変えるよう
にしてもよいことは勿論である。さらに、ピンは球状等
の突起でもよく、ピン受け溝はその突起と嵌合する凹部
や段部でもよい。さらに、ピンやピン受け溝の周囲に使
用インクの色と同じ色のカラー表示をしてもよい。
す結合ピン７やピン受け溝17の位置を変えた例を示した
が、本発明はこれに限定されず、ピンやピン受け溝の数
や太さや形状等をインクの色や種類い応じて変えるよう
にしてもよいことは勿論である。さらに、ピンは球状等
の突起でもよく、ピン受け溝はその突起と嵌合する凹部
や段部でもよい。さらに、ピンやピン受け溝の周囲に使
用インクの色と同じ色のカラー表示をしてもよい。
このように、本実施例によれば、鍵と鍵穴の関係を有
する突起部と、その突起部に嵌合する穴または溝部をイ
ンクヘッド部とインクカートリッジ部とに設け、その突
起部と穴または溝の数や位置あるいは太さまたは形状等
を使用インクの種類や色に応じて異ならしめるようにし
たので、異なる種類や色同志のインクヘッド部とインク
カートリッジ部との連結が防止され、インクヘッド部に
異なるインクが混入されて使用不能となる事故の発生が
阻止される効果が得られる。
する突起部と、その突起部に嵌合する穴または溝部をイ
ンクヘッド部とインクカートリッジ部とに設け、その突
起部と穴または溝の数や位置あるいは太さまたは形状等
を使用インクの種類や色に応じて異ならしめるようにし
たので、異なる種類や色同志のインクヘッド部とインク
カートリッジ部との連結が防止され、インクヘッド部に
異なるインクが混入されて使用不能となる事故の発生が
阻止される効果が得られる。
［発明の効果］ 以上説明したように、本発明によれば、インクヘッド
部とインクカートリッジ部との嵌合面に配された凹凸状
係合部材の長さとインクカートリッジ部のインク導出部
の壁の厚みとを特許請求の範囲で規定した関係を満足す
ることにより、まずインク供給管の先端部がインク導出
部に差し込まれ、接続の方向性の安定化が図られる。そ
の後、さらに両者を近接させることで凹凸状係合部材同
士の連結・非連結が確認され、連結可能な場合にはイン
ク供給管はさらに差し込まれタンク内部との連結が完了
しインク供給状態を形成することにより、ヘッド部とイ
ンクカートリッジ部との組み合わせの信頼性の向上を達
成することができる、といった優れた効果を発揮でき
る。
部とインクカートリッジ部との嵌合面に配された凹凸状
係合部材の長さとインクカートリッジ部のインク導出部
の壁の厚みとを特許請求の範囲で規定した関係を満足す
ることにより、まずインク供給管の先端部がインク導出
部に差し込まれ、接続の方向性の安定化が図られる。そ
の後、さらに両者を近接させることで凹凸状係合部材同
士の連結・非連結が確認され、連結可能な場合にはイン
ク供給管はさらに差し込まれタンク内部との連結が完了
しインク供給状態を形成することにより、ヘッド部とイ
ンクカートリッジ部との組み合わせの信頼性の向上を達
成することができる、といった優れた効果を発揮でき
る。
さらに、凹凸状係合部材の組み合わせをインクの種類
に応じて異ならせていることから、誤ったヘッド部のイ
ンクカートリッジ部との連結が阻止する機構として兼用
しており、ヘッド部とインクカートリッジ部との組み合
わせの信頼性の向上を同時に達成することが可能なイン
ク供給装置を提供できる。
に応じて異ならせていることから、誤ったヘッド部のイ
ンクカートリッジ部との連結が阻止する機構として兼用
しており、ヘッド部とインクカートリッジ部との組み合
わせの信頼性の向上を同時に達成することが可能なイン
ク供給装置を提供できる。
また、本発明をヘッドに直接結合される形態としたの
で、ヘッドの交換を要さないので、インクジェットプリ
ンタのランニングコストを低廉化できる効果が得られ
る。
で、ヘッドの交換を要さないので、インクジェットプリ
ンタのランニングコストを低廉化できる効果が得られ
る。
第１図および第２図は本発明実施例の外観を示す斜視
図、 第３図はその本発明実施例の内部構成を示す縦断面図、 第４図および第５図はその正常使用時の状態を示す縦断
面図、 第６図および第７図はその誤操作時の状態を示す縦断面
図である。 １……インクカートリッジ部、 ２……バックケース、 ３……インクタンク、 ４……カバー、 ５……受容部、 7A〜7D（7A′,7D′,7）……ピン受け溝、 １……インクヘッド部、 12……フロントケース、 15……インク吐出孔、 16……インク供給管、 17A〜17D（17A′,17D′,17）……ピン、 21……封止膜。
図、 第３図はその本発明実施例の内部構成を示す縦断面図、 第４図および第５図はその正常使用時の状態を示す縦断
面図、 第６図および第７図はその誤操作時の状態を示す縦断面
図である。 １……インクカートリッジ部、 ２……バックケース、 ３……インクタンク、 ４……カバー、 ５……受容部、 7A〜7D（7A′,7D′,7）……ピン受け溝、 １……インクヘッド部、 12……フロントケース、 15……インク吐出孔、 16……インク供給管、 17A〜17D（17A′,17D′,17）……ピン、 21……封止膜。
フロントページの続き (56)参考文献 実開 昭58−166464（ＪＰ，Ｕ) 実開 昭55−138777（ＪＰ，Ｕ) 実開 昭58−92788（ＪＰ，Ｕ) 実開 昭60−59489（ＪＰ，Ｕ)
Claims (1)
- 【請求項１】インクを吐出するヘッドと、該ヘッドにイ
ンクを導くインク供給管と、を備えたインクヘッド部
と、 前記インクヘッド部に着脱可能とされるとともに、前記
インク供給管を受け入れインクの導出を行う受容部と、
該受容部の内部開口を封止する封止部材と、を備えたイ
ンクカートリッジ部と、 を有したインク供給装置において、 前記インク供給管と前記受容部は前記インクヘッド部と
前記インクカートリッジ部との接合面に形成されてお
り、 前記接合面には使用されるインクの種類に応じて誤連結
を防止するように数，位置，形態に関して組み合わせを
異ならしめられ、接合方向に関して凹凸状とされて配さ
れた互いに係合可能な凹凸状係合部材が配されており、 前記凸状係合部材は前記インクヘッド部側の前記接合面
にあり、前記凹状係合部材は前記インクカートリッジ部
側の前記接合面にあり、 前記凸状係合部材の長さをl1、前記凸状係合部材の基端
から前記インク供給管先端までの長さをl2、前記インク
カートリッジ部の前記受容部を構成し内側に前記封止部
材が取り付けられている壁の厚みをl3としたとき、 l3＜l2 l3＞l2−l1＞０ なる関係を有していることを特徴とするインク供給装
置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP61149083A JPH0825279B2 (ja) | 1986-06-25 | 1986-06-25 | インク供給装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP61149083A JPH0825279B2 (ja) | 1986-06-25 | 1986-06-25 | インク供給装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS634953A JPS634953A (ja) | 1988-01-09 |
| JPH0825279B2 true JPH0825279B2 (ja) | 1996-03-13 |
Family
ID=15467323
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP61149083A Expired - Fee Related JPH0825279B2 (ja) | 1986-06-25 | 1986-06-25 | インク供給装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0825279B2 (ja) |
Families Citing this family (17)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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| EP0516088B1 (en) * | 1991-05-27 | 1996-10-16 | Seiko Epson Corporation | Ink cartridge for ink jet recording apparatus |
| JP3352706B2 (ja) * | 1991-07-08 | 2002-12-03 | セイコーエプソン株式会社 | インクジェット記録装置のインクカートリッジ |
| US6003985A (en) * | 1991-12-11 | 1999-12-21 | Canon Kabushiki Kaisha | Ink jet recording apparatus |
| EP0715959B1 (en) * | 1991-12-11 | 1999-06-30 | Canon Kabushiki Kaisha | Ink jet cartridge and ink tank |
| CA2112182C (en) * | 1992-12-25 | 2000-06-27 | Masami Ikeda | Detachable ink jet unit and ink jet apparatus |
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| SG100698A1 (en) | 1998-05-13 | 2003-12-26 | Seiko Epson Corp | Ink cartridge for ink-jet printing apparatus |
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| US6702435B2 (en) | 2002-07-18 | 2004-03-09 | Eastman Kodak Company | Ink cartridge having ink identifier oriented to provide ink identification |
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| US6709093B2 (en) | 2002-08-08 | 2004-03-23 | Eastman Kodak Company | Ink cartridge in which ink supply bag held fast to housing |
| US6837576B2 (en) | 2002-08-21 | 2005-01-04 | Eastman Kodak Company | Method of filling ink supply bag for ink cartridge |
| US6705714B1 (en) | 2002-08-21 | 2004-03-16 | Eastman Kodak Company | Ink cartridge having ink supply bag filled to less than capacity and folded in cartridge housing |
| US7004564B2 (en) * | 2003-07-31 | 2006-02-28 | Hewlett-Packard Development Company, L.P. | Printing-fluid container |
| JP7067375B2 (ja) | 2018-08-31 | 2022-05-16 | ブラザー工業株式会社 | システム |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS58166464U (ja) * | 1982-04-30 | 1983-11-05 | シャープ株式会社 | インク噴射装置におけるインク供給装置 |
-
1986
- 1986-06-25 JP JP61149083A patent/JPH0825279B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS634953A (ja) | 1988-01-09 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |