JPH08252766A - 研磨砥粒およびこの研磨砥粒を用いて製造された磁気ディスク - Google Patents

研磨砥粒およびこの研磨砥粒を用いて製造された磁気ディスク

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JPH08252766A
JPH08252766A JP5842895A JP5842895A JPH08252766A JP H08252766 A JPH08252766 A JP H08252766A JP 5842895 A JP5842895 A JP 5842895A JP 5842895 A JP5842895 A JP 5842895A JP H08252766 A JPH08252766 A JP H08252766A
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JP
Japan
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diameter
particle size
magnetic disk
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grain size
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JP5842895A
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Norihiko Nakajima
典彦 中島
Takayuki Hashimoto
高行 橋本
Hiroyuki Nakamura
裕行 中村
Yoshiaki Ito
芳昭 伊藤
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Fuji Electric Co Ltd
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Fuji Electric Co Ltd
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  • Finish Polishing, Edge Sharpening, And Grinding By Specific Grinding Devices (AREA)
  • Magnetic Record Carriers (AREA)
  • Manufacturing Of Magnetic Record Carriers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】磁気ディスクの基板のテクスチャ加工に好適な
研磨砥粒を見出し、この研磨砥粒でテクスチャを形成し
た基板を用いて高記密度でCSS特性に優れR/Wのエ
ラーの少ない磁気ディスクを提供する。 【構成】D50径が0.5μm〜10μmでかつD90
径/MODE径が1.7以下の粒度分布を有する砥粒を
粗粒とし、D50径が粗粒のD50径の0.1倍〜0.
9倍の範囲内でその最大粒径が粗粒の最大粒径を超えな
い粒度分布を有する砥粒を細粒とし、これらの粗粒と細
粒を容量混合比95:5〜40:60で混合して研磨砥
粒とし、この研磨砥粒でテクスチャを形成した基板を用
いて磁気ディスクを作製する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、研磨砥粒,特に固定
磁気ディスク記憶装置に使用される磁気ディスクの基板
の表面のテクスチャ加工に好適な研磨砥粒およびこの研
磨砥粒を用いて基板にテクスチャ加工を施して製造され
た磁気ディスクに関する。
【0002】
【従来の技術】固定磁気ディスク記憶装置は、コンピュ
ーターの小型化,高性能化に合わせて小型化,高記録密
度化が進んでいる。記録密度を向上させるためには、固
定磁気ディスク記憶装置で磁気ヘッドと磁気ディスクと
の間の距離をできるだけ小さくすることが必要で、その
点では両者の表面はできるだけ鏡面であることが望まし
い。ところが、固定磁気ディスク記憶装置においては、
装置停止時には磁気ヘッドと磁気ディスクは停止して互
いに接触しており、装置稼働時は高速回転する磁気ディ
スク上を磁気ヘッドが僅かに浮上して走行しながら情報
の書き込みあるいは読み出しを行う,いわゆるCSS
(コンタクト・スタート・ストップ)方式が採られる。
従って、磁気ディスク表面が完全な鏡面であると摩擦係
数が大きくて、接触停止時に磁気ディスク表面に磁気ヘ
ッドが吸着してしまったり、装置稼働開始時および稼働
停止に過渡的に両者が摺動するするので磁気ディスクが
磨耗して磁性層が破壊されたりしてしまうので、磁気デ
ィスク表面に微細な凹凸を形成して接触面積を小さく
し、摩擦係数を下げることが必要である。一般に、金属
薄膜磁気ディスクではディスク状の基板の表面を研磨テ
ープや研磨スラリを含ませたバフなどで同心円状に擦っ
て凹凸の条痕を形成するテクスチャ加工を施しておくこ
とにより、磁気ディスク表面に所要の微細な凹凸を形成
することが行われている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】固定磁気ディスク記憶
装置において、磁気ディスクと磁気ヘッドとの間の摩擦
係数を低く、また、CSSを繰り返しても上昇しないよ
うにするには、上述のテクスチャ形状が磁気ヘッドの荷
重を分散して受けられるように均一かつ緻密な凹凸であ
ることが望まれる。しかしながら、従来の研磨砥粒によ
るテクスチャ加工では、充分満足できる均一で緻密な凹
凸のテクスチャが形成できていないのが現状である。
【0004】また、テクスチャの凹部の深い谷の部分は
磁気ヘッドとの距離(クリアランス)が相対的に大きい
ことになるので充分なR/W出力が得られずエラーとな
ってしまう場合がある。従って、深い谷を形成しない均
一なテクスチャ加工が望まれていた。この発明は、上述
の点に鑑みてなされたものであって、磁気ディスクの基
板のテクスチャ加工に好適な、均一でかつ緻密な凹凸を
形成できる研磨砥粒を提供し、この研磨砥粒を用いた研
磨テープあるいは研磨スラリでテクスチャ加工を施した
基板を用いることにより、高記録密度でCSS特性に優
れ、かつ、R/Wのエラーの少ない磁気ディスクを提供
することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の課題は、この発明
によれば、篩上質量分布が50%となる粒径(D50
径)が0.5μmないし10μmの範囲内で、かつ、篩
上質量分布が90%となる粒径(D90径)と質量頻度
分布の頂点の粒径(MODE径)との比(D90径/M
ODE径)が1.7以下である粒度分布を有する砥粒を
粗粒とし、篩上質量分布が50%となる粒径(D50
径)が前記粗粒の篩上質量分布が50%となる粒径(D
50径)の0.1倍ないし0.9倍の範囲内の粒度分布
を有する砥粒で、かつ、その最大粒径が前記粗粒の最大
粒径を超えない粒度分布を有する砥粒を細粒とし、これ
らの粗粒と細粒とを容量混合比95:5ないし40:6
0の範囲内で混合して得られる研磨砥粒によって解決さ
れる。
【0006】砥粒の材質としては単結晶ダイヤモンドが
好適である。上述のような特定の粒度分布を有する粗粒
と細粒とを適量混合した研磨砥粒を用いた研磨スラリま
たは研磨テープにより、基板表面にテクスチャ加工を施
し、この基板を用いることにより、高記録密度でCSS
特性に優れ、かつ、R/Wのエラーの少ない磁気ディス
クを得ることができる。
【0007】
【作用】研磨砥粒の粒度分布において、篩上質量分布が
90%となる粒径(D90径)と質量頻度分布の頂点の
粒径(MODE径)との比(D90径/MODE径)が
小さくなるほど,すなわち,MODE径より大きい粒径
側の粒度分布の幅が狭くなればなるほど、均一な凹凸の
研磨面が得られる。
【0008】また、篩上質量分布が50%となる粒径
(D50径)が大きい粒度分布を有する砥粒を粗粒と
し、これよりD50径が小さい粒度分布を有する砥粒を
細粒とし、両者を混合して研磨砥粒とすることによっ
て、従来の一種類の粒度分布の砥粒からなる研磨砥粒の
場合よりも、緻密な凹凸の研磨面が得られる。そうし
て、D50径が0.5μmないし10μmの範囲内であ
り、かつ、D90径/MODE径が1.7以下の粒度分
布を有する砥粒を粗粒とし、この粗粒のD50径の0.
1倍ないし0.9倍,望ましくは0.3倍ないし0.7
倍の範囲内のD50径を有し、かつ、その最大粒径が前
記粗粒の最大粒径を超えない粒度分布を有する砥粒を細
粒とし、両者を容量混合比で95:5ないし40:60
の範囲内で混合して研磨砥粒とし、この研磨砥粒を用い
ることにより均一で緻密な凹凸の研磨面が得られる。
【0009】磁気ディスクの基板の表面にこのような研
磨砥粒を用いた研磨スラリあるいは研磨テープで研磨す
るテクスチャ加工を施すことにより、均一で緻密な凹凸
のテクスチャを形成することができ、高記録密度でCS
S特性に優れ、R/Wのエラーの少ない磁気ディスクを
得ることができる。研磨砥粒の粗粒のD50径が0.5
μm未満であると表面粗さが小さくて磁気ディスク表面
の摩擦係数が大きくなり、また、磁気ヘッドの吸着が起
き易くなり、10μmを超えると表面粗さが大きくて磁
気ヘッドの浮上量を小さくすることができず、高記録密
度が実現できなくなる。また、粗粒のD90径/MOD
E径が1.7を超えると、凹凸の谷の深さが深くなる箇
所が生じ、R/Wのエラー個数が多くなる問題がでてく
る。また、緻密な表面粗さとするためには細粒のD50
径を粗粒のD50径の0.1倍ないし0.9倍,望まし
くは0.3倍ないし0.7倍の範囲内とすることが必要
である。また、細粒の最大粒径が粗粒の最大粒径よりも
大きくなると、スクラッチが発生するようになるので好
ましくない。また、研磨砥粒の細粒の混合比が5容量%
より少なくなると表面粗さが大きくなりすぎ、60容量
%を超えると表面粗さが小さくなりすぎるので好ましく
ない。
【0010】砥粒の材質としては、単結晶ダイヤモンド
が特に好適で、単結晶ダイヤモンド砥粒を用いることに
より、スクラッチのない均一な凹凸を形成することがで
き、R/Wのエラーの少ない優れた性能の磁気ディスク
を得ることができる。
【0011】
【実施例】以下、この発明の実施例について説明する。 実施例1 D50径2μm,MODE径2.3μm,D90径2.
7μm,最大粒径3.9μmの粒度分布(粒度分布の測
定は、以下のものも含めて、レーザー回折/散乱式粒度
分布測定装置(MICROTRAC社製;型式FRA)
により行う)を有する単結晶ダイヤモンド砥粒を粗粒と
し、D50径0.5μm,最大粒径1.5μmの粒度分
布を有する単結晶ダイヤモンド砥粒を細粒とし、これら
の粗粒と細粒を容量で8:2の割合で混合して研磨砥粒
とする。この研磨砥粒をジエチレングリコールモノブチ
ルエーテルの20%水溶液に20カラット/リットルと
なるように分散して研磨スラリを調合した。
【0012】この研磨スラリを用いて、図1の説明図に
示すような加工装置を用いて、Al板表面にNi−P層
を無電解めっき法で形成した3.5インチのAl/Ni
−Pめっき基板表面(基板表面粗さが中心線平均粗さR
a で30Å以下,最大高さR max で500Å以下)にテ
クスチャ加工を施す。基板1を1000rpmで矢印A
の方向に回転しながら、その表面に植毛バフテープ2
(石丸産業(株)製;IDNo.4)を圧接ローラー3
で圧接して矢印Bの方向に走行させながら、その表面に
3.0ミリリットル/分の量でノズル4により前記研磨
スラリを滴下しながら30秒の研磨加工を行ってテクス
チャを形成した後、研磨粉およびクーラントが残らない
ように精密洗浄して乾燥した。
【0013】このようにしてテクスチャを形成した基板
上に、スパッタ法で、Cr下地層,Co−Cr−Ta磁
性層,DLC(ダイヤモンドライクカーボン)保護層を
形成し、その上に、ディップコート法で、液体潤滑剤を
塗布して潤滑層を形成し磁気ディスクとした。 実施例2 D50径2.3μm,MODE径2.7μm,D90径
3.8μm,最大粒径4.6μmの粒度分布を有する単
結晶ダイヤモンド砥粒を粗粒とし、D50径0.8μ
m,最大粒径2.1μmの粒度分布を有する単結晶ダイ
ヤモンド砥粒を細粒とし、これらの粗粒と細粒を容量で
5:5の割合で混合した研磨砥粒をジエチレングリコー
ルモノブチルエーテルの20%水溶液に20カラット/
リットルとなるように分散して研磨スラリを調合した。
【0014】この研磨スラリを用いて、その他は実施例
1と同様にして、磁気ディスクを作製した。 実施例3 D50径3.7μm,MODE径3.8μm,D90径
4.7μm,最大粒径6.5μmの粒度分布を有するア
ルミナ砥粒(フジミインコーポレット製;WA#400
0)を粗粒とし、D50径0.8μm,最大粒径3.3
μmの粒度分布を有するアルミナ砥粒(フジミインコー
ポレット製;WA#8000)を細粒とし、これらの粗
粒と細粒を容量で7:3の割合で混合した研磨砥粒を研
磨クーラント(カストロール社製;JS602)3%と
分散剤(東亜合成化学工業(株)製;A−20U)0.
2%との水溶液に5重量%となるように分散して研磨ス
ラリを調合した。
【0015】この研磨スラリを用いて、その他は実施例
1と同様にして、磁気ディスクを作製した。 比較例1 実施例1で用いた粗粒のみからなる研磨砥粒をジエチレ
ングリコールモノブチルエーテルの20%水溶液に20
カラット/リットルとなるように分散して研磨スラリを
調合した。
【0016】この研磨スラリを用いて、その他は実施例
1と同様にして、磁気ディスクを作製した。 比較例2 実施例3で用いた粗粒のみからなる研磨砥粒を研磨クー
ラント(カストロール社製;JS602)3%と分散剤
(東亜合成化学工業(株)製;A−20U)0.2%と
の水溶液に5重量%となるように分散して研磨スラリを
調合した。
【0017】この研磨スラリを用いて、その他は実施例
1と同様にして、磁気ディスクを作製した。 比較例3 D50径2.2μm,MODE径2.1μm,D90径
3.9μm,最大粒径5.1μmの粒度分布を有する単
結晶ダイヤモンド砥粒を研磨砥粒とし、ジエチレングリ
コールモノブチルエーテルの20%水溶液に20カラッ
ト/リットルとなるように分散して研磨スラリを調合し
た。
【0018】この研磨スラリを用いて、その他は実施例
1と同様にして、磁気ディスクを作製した。 比較例4 比較例3で用いた単結晶ダイヤモンド砥粒を粗粒とし、
これに実施例1で用いた細粒を8:2の容量比で混合し
た研磨砥粒を、ジエチレングリコールモノブチルエーテ
ルの20%水溶液に20カラット/リットルとなるよう
に分散して研磨スラリを調合した。
【0019】この研磨スラリを用いて、その他は実施例
1と同様にして、磁気ディスクを作製した。以上のよう
にして作製した実施例および比較例の各磁気ディスクに
ついて、表面粗さ,磁気ディスクと磁気ヘッドを接触状
態で24時間放置した後の静摩擦係数(Stictio
n−μ),CSS50000回後の動摩擦係数(CSS
−μ),R/Wのエラー特性を評価した。表面粗さとし
ては、中心線平均粗さRa ,最大高さRmax のほかに、
テクスチャーの緻密さを表すパラメーターとして中心線
平均ピーク間隔Sm ,深い谷のパラメーターとして最大
深さRV を測定した。測定は、小坂研究所製のサーフコ
ーダーET−30Kを用い、スタイラス径0.5μm,
測定長0.25mmで24点測定し、その平均値を測定
値とした。エラー特性は、磁気ヘッドはAl2 3 −T
iCマイクロスライダー薄膜ヘッドを用い、磁気ヘッド
浮上量1.25μインチ,試験周波数18.7MHzで
R/W試験を実施して、スライスレベル65%でのエラ
ー個数を比較した。これらの評価結果を表1に示す。表
1の性能欄には各測定項目についての測定値の評価およ
び総合評価を示した。◎印は優れていることを、○印は
良好であることを、×印は不良であることを示す。
【0020】
【表1】
【0021】表1に見られるように、実施例1の磁気デ
ィスクは実施例1の粗粒のみで基板のテクスチャ加工を
行った比較例1の磁気ディスクより性能が優れており、
また、実施例2の磁気ディスクも実施例2の粗粒のみで
基板のテクスチャ加工を行った比較例2の磁気ディスク
より性能が優れており、また、比較例3の磁気ディスク
は実施例2の粗粒よりは細かい砥粒を用いて基板のテク
スチャ加工が行われているにもかかわらず性能が良くな
い。この発明の粗粒と細粒を混合した研磨砥粒の効果は
明らかである。また、比較例4の磁気ディスクの結果よ
り、粗粒と細粒を混合した研磨砥粒で基板のテクスチャ
加工が行われた場合でも粗粒のD90径/MODE径が
1.86と1.7より大きい場合には良好な磁気ディス
クが得られないことが判る。また、実施例の各磁気ディ
スクの結果より、研磨砥粒の粒度分布とテクスチャの緻
密さ,均一さとの関係は砥粒の材質には左右されない
が、単結晶ダイヤモンド砥粒がR/Wのエラー個数が少
なくて優れていることが判る。
【0022】以上示した例は、いずれもテクスチャ加工
を研磨スラリで行った場合について述べたが、研磨テー
プで行った場合でも同様の効果が得られた。
【0023】
【発明の効果】この発明によれば、D50径が0.5μ
mないし10μmの範囲内で、かつ、D90径とMOD
E径との比(D90径/MODE径)が1.7以下であ
る粒度分布を有する砥粒を粗粒とし、D50径が前記粗
粒のD50径の0.1倍ないし0.9倍の範囲内で、か
つ、その最大粒径が前記粗粒の最大粒径を超えない粒度
分布を有する砥粒を細粒とし、これら粗粒と細粒とを容
量混合比で95:5ないし40:60の範囲内で混合し
た研磨砥粒を用いることにより、磁気ディスクの基板の
表面にテクスチャとして好適な、均一でかつ緻密な凹凸
を形成することができる。この研磨砥粒を用いた研磨テ
ープあるいは研磨スラリでテクスチャ加工を施した基板
を用いることにより、高記録密度でCSS特性に優れR
/Wのエラー個数の少ない磁気ディスクを得ることが可
能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係わる基板のテクスチャ加工を行う
装置の一実施例の説明図
【符号の説明】
1 基板 2 バフテープ 3 圧接ローラー 4 ノズル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 伊藤 芳昭 神奈川県川崎市川崎区田辺新田1番1号 富士電機株式会社内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】篩上質量分布が50%となる粒径(D50
    径)が0.5μmないし10μmの範囲内で、かつ、篩
    上質量分布が90%となる粒径(D90径)と質量頻度
    分布の頂点の粒径(MODE径)の比(D90径/MO
    DE径)が1.7以下である粒度分布を有する砥粒を粗
    粒とし、篩上質量分布が50%となる粒径(D50径)
    が前記粗粒の篩上質量分布が50%となる粒径(D50
    径)の0.1倍ないし0.9倍の範囲内で、かつ、その
    最大粒径が前記粗粒の最大粒径を超えない粒度分布を有
    する砥粒を細粒とし、両者が混合されてなる研磨砥粒で
    あり、前記粗粒と細粒との容量混合比が95:5ないし
    40:60の範囲内であることを特徴とする研磨砥粒。
  2. 【請求項2】砥粒の材質が単結晶ダイヤモンドであるこ
    とを特徴とする請求項1記載の研磨砥粒。
  3. 【請求項3】磁気ディスク基板の表面が、請求項1また
    は2記載の研磨砥粒を用いた研磨スラリまたは研磨テー
    プによりテクスチャ加工を施されてなることを特徴とす
    る磁気ディスク。
JP5842895A 1995-03-17 1995-03-17 研磨砥粒およびこの研磨砥粒を用いて製造された磁気ディスク Pending JPH08252766A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2002008122A1 (fr) * 2000-07-21 2002-01-31 The Ishizuka Research Institute, Ltd. Poudre fine de diamant monocristalline a faible distribution en taille des particules et son procede de fabrication
WO2002048279A1 (fr) * 2000-12-12 2002-06-20 Showa Denko K.K. Abrasif, boue abrasive, et procede de fabrication d'un abrasif
JP2002180034A (ja) * 2000-12-12 2002-06-26 Showa Denko Kk 研磨材スラリー及び研磨微粉
US7037352B2 (en) 2000-12-12 2006-05-02 Showa Denko Kabushiki Kaisha Polishing particle and method for producing polishing particle

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