JPH08252508A - ポンプディスペンサの吐出モード切換え装置 - Google Patents

ポンプディスペンサの吐出モード切換え装置

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JPH08252508A
JPH08252508A JP7083115A JP8311595A JPH08252508A JP H08252508 A JPH08252508 A JP H08252508A JP 7083115 A JP7083115 A JP 7083115A JP 8311595 A JP8311595 A JP 8311595A JP H08252508 A JPH08252508 A JP H08252508A
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JP
Japan
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discharge
flow
liquid
mode
pump dispenser
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Withdrawn
Application number
JP7083115A
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English (en)
Inventor
Manabu Hosokawa
学 細川
Nagaaki Hori
修彰 堀
Tomoyuki Shibata
知之 柴田
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Toyo Seikan Group Holdings Ltd
Original Assignee
Toyo Seikan Kaisha Ltd
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Publication date
Application filed by Toyo Seikan Kaisha Ltd filed Critical Toyo Seikan Kaisha Ltd
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Withdrawn legal-status Critical Current

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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B05SPRAYING OR ATOMISING IN GENERAL; APPLYING FLUENT MATERIALS TO SURFACES, IN GENERAL
    • B05BSPRAYING APPARATUS; ATOMISING APPARATUS; NOZZLES
    • B05B11/00Single-unit hand-held apparatus in which flow of contents is produced by the muscular force of the operator at the moment of use
    • B05B11/0005Components or details
    • B05B11/0027Means for neutralising the actuation of the sprayer ; Means for preventing access to the sprayer actuation means
    • B05B11/0029Valves not actuated by pressure
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B05SPRAYING OR ATOMISING IN GENERAL; APPLYING FLUENT MATERIALS TO SURFACES, IN GENERAL
    • B05BSPRAYING APPARATUS; ATOMISING APPARATUS; NOZZLES
    • B05B11/00Single-unit hand-held apparatus in which flow of contents is produced by the muscular force of the operator at the moment of use
    • B05B11/01Single-unit hand-held apparatus in which flow of contents is produced by the muscular force of the operator at the moment of use characterised by the means producing the flow
    • B05B11/10Pump arrangements for transferring the contents from the container to a pump chamber by a sucking effect and forcing the contents out through the dispensing nozzle
    • B05B11/1001Piston pumps
    • B05B11/1009Piston pumps actuated by a lever
    • B05B11/1011Piston pumps actuated by a lever without substantial movement of the nozzle in the direction of the pressure stroke
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B05SPRAYING OR ATOMISING IN GENERAL; APPLYING FLUENT MATERIALS TO SURFACES, IN GENERAL
    • B05BSPRAYING APPARATUS; ATOMISING APPARATUS; NOZZLES
    • B05B1/00Nozzles, spray heads or other outlets, with or without auxiliary devices such as valves, heating means
    • B05B1/12Nozzles, spray heads or other outlets, with or without auxiliary devices such as valves, heating means capable of producing different kinds of discharge, e.g. either jet or spray

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Abstract

(57)【要約】 【目的】直進流、渦流、泡の全ての吐出モードを切換え
可能で、しかも各吐出流に乱れが生じないポンプディス
ペンサの吐出モード切換え装置を提供する。 【構成】霧状の吐出液流を生成するための第1の流路1
5と、直進状の吐出液流を生成する第2の流路14と、
第1および第2の流路15,14を開閉操作する操作部
材11と、を備えたバルブ機構と、第1の流路15を通
じて吐出される霧状の吐出液流と干渉させて吐出液流を
発泡化させる移動可能の発泡用アダプタ13と、を備
え、バルブ機構によって、液体を霧状に吐出する第1モ
ードと、液体を直進流として吐出させる第2モードと、
液体の吐出を止める第3モードとの3モードを切換え可
能とし、さらに、発泡用アダプタ13によって液体を泡
状に吐出する第4モードに切換え可能としたことを特徴
とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ポンプディスペンサの
吐出液流の形態を可変とする吐出モード切換え装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種のポンプディスペンサの吐
出モードとしては、内容液を直線的に吐出するストリー
ムモードと、内容液を霧状にして吐出口から放射状に吐
出するスプレーモードと、内容液を泡状に吐出するフォ
ームモードがある。
【0003】このような吐出モードの切換えは、注口部
に設けられたヒンジキャップ状のものを開閉する方法
と、注口部外周にスライドバルブを装着し、このスライ
ドバルブを回転させる方法が多用されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来は、スト
リームモードとスプレーモード、あるいはスプレーモー
ドとフォームモードを切換え可能としているだけで、全
てのモードを切換え可能としたものはなく、使い勝手が
悪かった。
【0005】また、従来のものは、流路溝が他のモード
のものと一部干渉しており、吐出流に乱れが生じやす
い。
【0006】たとえば、ストリーム(直進流)発生の際
にスプレー(渦流)用溝に液流が干渉して若干渦巻傾向
となり、直進流に乱れが生じるという問題があった。
【0007】本発明は、上記した従来技術の課題を解決
するためになされたもので、その目的とするところは、
直進流、渦流、泡の全ての吐出モードを切換え可能で、
しかも各吐出流に乱れが生じないポンプディスペンサの
吐出モード切換え装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1記載の発明は、容器開口部に装着され容器
内の内容液を所定量汲み出して吐出するポンプディスペ
ンサに設けられるポンプディスペンサの吐出モード切換
え装置において、霧状の吐出液流を生成するための第1
の流路と、直進状の吐出液流を生成する第2の流路と、
前記第1および第2の流路を開閉操作する操作部材と、
を備えたバルブ機構と、前記第1の流路を通じて吐出さ
れる霧状の吐出液流と干渉させて吐出液流を発泡化させ
る環状壁を有し、該環状壁を霧状の吐出液流と干渉する
位置と干渉しない位置とに移動可能の発泡用アダプタ
と、を備え、バルブ機構によって、液体を霧状に吐出す
る第1モードと、液体を直進流として吐出させる第2モ
ードと、液体の吐出を止める第3モードとの3モードを
切換え可能とし、さらに、前記発泡用アダプタによって
液体を泡状に吐出する第4モードに切換え可能としたこ
とを特徴とする。
【0009】請求項2記載の発明は、前記バルブ機構
を、ポンプディスペンサの吐出通路に連通する流入口と
外部に開口する吐出口とを備えた内部中空の支持部材
と、該支持部材内に回転自在に支持され前記支持部材に
設けられた開口窓より回転操作可能の回転部材と、を備
えた構成とし、回転部材に第1,第2の流路を独立して
設け、この第1,第2の流路の一端を前記流入口に連通
し、第1,第2の流路の他端を前記回転部材の回転操作
によって前記吐出口と選択的に合致するように構成した
ことを特徴とする。
【0010】請求項3記載の発明は、前記流入口の中心
軸と吐出口の中心軸が所定距離だけ離れていることを特
徴とする。
【0011】請求項4記載の発明は、前記流入口の中心
軸と吐出口の中心軸がほぼ同軸上に位置していることを
特徴とする。
【0012】請求項5記載の発明は、バルブ機構が、ポ
ンプディスペンサの吐出通路に連通する流入口を備えた
先端が開放された内部中空の支持部材と、支持部材の開
放端部を閉塞するように支持部材に回転自在に支持され
先端壁に吐出口が設けられた操作部材としての回転部材
と、を備えた構成とし、前記固定部材には中実円筒形状
のバルブ軸が設けられると共に、前記回転部材には前記
バルブ軸外周に回転自在に嵌合する回転スリーブが設け
られ、前記バルブ軸端面には、吐出口に臨む凹部と、バ
ルブ軸端面の周縁から凹部の接線方向に延びる第1流路
としての傾斜溝と、半径方向に沿って延びる第2流路と
しての半径方向溝と、を設け、一方、前記回転スリーブ
内周面には軸方向に延びる切欠き溝を設け、該切欠き溝
の一端を前記流入口に連通させ、他端を前記回転スリー
ブの回転によって前記傾斜溝と半径方向溝に選択的に合
致させる構成としたことを特徴とする。
【0013】
【作用】本請求項1記載の発明にあっては、霧状の吐出
液流を生成する第1モードの場合には、操作部材によっ
てバルブ機構の第2流路を閉塞しかつ第1流路を開き、
内容液を霧状に吐出する。
【0014】この第1モードの場合には、発泡用アダプ
タの環状壁が霧状の液流と干渉しない位置に位置させ
る。
【0015】直進流を生成する第2モードの場合には、
操作部材によって第1流路を閉塞しかつ第2流路を開
き、内容液を直進流として吐出する。
【0016】吐出液流を閉じる第3モードの場合には、
操作部材によって、第1,第2流路を共に閉塞する。
【0017】泡を生成する第4モードの場合には、操作
部材によってバルブ機構を第1モードに設定し、発泡用
アダプタの環状壁が霧状の吐出液流と干渉する位置まで
移動させる。すると、霧状の吐出液流が発泡用アダプタ
の環状壁に衝突して発泡化される。
【0018】請求項2記載の発明にあっては、霧状の吐
出液流を生成する第1モードの場合には、回転部材を回
転させて支持部材の吐出口に、回転部材の第1流路を合
致させる。すると、支持部材の流入口から流入する内容
液は回転部材の第1流路を通じて吐出口に至り、吐出口
から内容液が渦流として霧状に吐出される。
【0019】この第1モードの場合には、発泡用アダプ
タの環状壁が霧状の液流と干渉しない位置に位置させ
る。
【0020】直進流を生成する第2モードの場合には、
回転部材を回転させて支持部材の吐出口に回転部材の第
2流路を合致させる。すると、支持部材の流入口から流
入する内容液が第2流路を通じて吐出口に至り、吐出口
から内容液が直進流として吐出される。
【0021】泡を生成する第4モードの場合には、回転
部材を霧状の吐出液流を生成する第1モードに設定し、
発泡用アダプタの環状壁が霧状の吐出液流と干渉する位
置まで移動させる。吐出口からは内容液が放射状に拡散
しながら霧状に吐出され、この霧状の吐出液流が環状壁
に衝突して発泡化される。
【0022】特に、第1および第2流路を回転部材に独
立して設けておけば、第1,第2流路が互いに干渉せ
ず、吐出液流に乱れが生じない。
【0023】請求項3記載の発明は、流入口の中心軸と
吐出口の中心軸とを所定距離だけ離しておけば、渦流の
形成効果が高い。
【0024】また、請求項4記載の発明は、流入口と吐
出口の中心軸を同軸的に配置しておけば、離した場合に
比べて装置の大きさを小径化できる。
【0025】一方、請求項5記載の発明は、霧状の吐出
液流を生成する第1モードの場合には、回転部材を回転
させて回転スリーブ内周の切欠き溝をバルブ軸端面に形
成された傾斜溝に合致させる。すると、流入口から切欠
き溝を通じてバルブ軸端面の凹部に流入する液流は渦流
となり、その遠心力によって吐出口から放射状に広がり
ながら霧状に散布される。
【0026】この第1モードの場合にも、発泡用アダプ
タの衝突壁が霧状の液流と干渉しない位置に位置させ
る。
【0027】直進流を生成する第2モードの場合には、
回転部材を回転させて、回転スリーブ内周の切欠き溝を
バルブ軸端面に形成された半径方向溝に合致させる。す
ると、流入口から切欠き溝を通じてバルブ軸端面の凹部
に流入する液流は渦流とならず、吐出口から直進流とな
って吐出される。
【0028】そして、泡を生成する第4モードの場合に
は、回転部材を霧状の吐出液流を生成する第1モードに
し、発泡用アダプタを霧状の吐出液流と干渉する位置に
移動させる。これにより、吐出口から霧状に放射状に拡
散しながら霧状に吐出され、この霧状の液が発泡用アダ
プタの環状壁に衝突して発泡化され、泡状になって吐出
されることになる。
【0029】
【実施例】以下に本発明を図示の実施例に基づいて説明
する。
【0030】[第1実施例]図1乃至図4は、本発明の
第1実施例に係るポンプディスペンサの吐出モード切換
え装置を示している。
【0031】この吐出モード切換え装置1は、容器2の
開口部に装着され容器2内の内容液を所定量汲み出して
吐出するポンプディスペンサ3の吐出口部4に設けられ
るものである。
【0032】本発明の吐出モード切換え装置1はどのよ
うなタイプのポンプディスペンサにも適用可能である
が、図示例ではトリガ式ポンプディスペンサに適用した
場合を例示している。
【0033】ポンプディスペンサ3の構成を簡単に説明
すると、側方に延びる吐出口部4を備えたトリガヘッド
301と、容器2とトリガヘッド301とを連結するリ
テーナ302と、このリテーナ302に接続されるディ
ップチューブ303と、を備えている。
【0034】トリガヘッド301は中空部材で、その中
空内部には下方に開口するシリンダ304が設けられ、
このシリンダ304内周に下方からピストン部材305
が上下移動可能に挿入されている。このピストン部材3
05の上下移動によってシリンダ304とピストン部材
305間のポンプ室306の容積を膨張・収縮させ、内
容液を吸入・吐出するようになっている。
【0035】ピストン部材305の上下移動は、トリガ
ヘッド301に揺動自在に枢支されたトリガレバー30
7によって操作される。すなわち、ポンプ室306内に
はピストン部材305をシリンダ304から下方に引き
離してポンプ室306の容積を拡張させる方向に付勢す
るスプリング308が装着され、スプリング308のば
ね力に抗してトリガレバー307を引くことによって、
ポンプ室306内の容積を収縮させて内容液を吐出させ
る。吐出が完了するとスプリング308のばね力によっ
てポンプ室306の容積が拡張して負圧となり内容液が
ポンプ室306内に吸入されるようになっている。
【0036】吐出口部4には、内容液をポンプ室306
内に吸入する際には閉じ、ポンプ室306から吐出する
際には開く吐出弁機構309が設けられている。
【0037】また、ディップチューブ303とポンプ室
306とを連通すべく中空のピストン部材305内の吸
入通路310には、内容液をポンプ室306内に吸入す
る際には開き、ポンプ室306から吐出する際には閉じ
る吸入弁機構311が設けられている。
【0038】吐出モード切換え装置1は、霧状の吐出液
流(スプレー)を生成するための第1の流路としてのス
プレー用流路15と、直進状の吐出液流(ストリーム)
を生成する第2の流路としてのストリーム用流路14の
開閉操作を行うバルブ機構と、第1の流路15を通じて
吐出される霧状の吐出液流と干渉させて吐出液流を発泡
化させる発泡用アダプタ13とを備えている。
【0039】バルブ機構は、吐出口部4に設けられ一端
が開口している中空のハウジング10と、このハウジン
グ10内に回転自在に支持される操作部材としてのスラ
イドバルブ11と、ハウジング10の開口部を閉塞する
バルブカバー12とから構成されている。上記ハウジン
グ10とバルブカバー12によって内部中空の支持部材
が構成される。
【0040】吐出口部4は、トリガヘッド301のシリ
ンダ304から上端部から側方に延びるニップル部41
と、ニップル部41に差込み固定されるバルブインサー
ト42とから構成されており、上記ハウジング10はバ
ルブインサート42と一体成形されている。バルブイン
サート42とハウジング10は直線的に連続している
が、ハウジング10の外径はバルブインサート42より
も大径で、ハウジング10の中心軸はバルブインサート
42の中心軸よりも下方に片寄せてあり、バルブインサ
ート42の上端縁とハウジング10の上端縁がほぼ一致
するように成形されている。
【0041】ハウジング10は二重円筒形状で、ハウジ
ング10の外周を構成する外筒部101と、この外筒部
101の上端部内周に内接する内筒部102と、外筒部
101と内筒部102の一端を連結する円板状の端壁部
103と、を備えている。内筒部102は外筒部101
よりも小径でかつバルブインサート42よりも大径に構
成され、端壁部103にバルブインサート42先端が連
結され、外筒部101と内筒部102の下側面間は補強
リブ104によって連結されている。また、端壁部10
3には内筒部102と同心的に突出する環状の第1ガイ
ド突起105が設けられている。
【0042】ハウジング10の内筒部102の上側面
は、一部切欠かれた開口窓106が形成されている。
【0043】スライドバルブ11は略円筒状部材で、そ
の外周が前記ハウジング10の内筒部102内周に回転
摺動自在に挿入されており、その両端面には回転軸を中
心に同一径の第1,第2ガイド溝111,112が設け
られており、ハウジング10の端壁部103と対向する
第1ガイド溝111が端壁部103に設けられた第1ガ
イド突起105に回転摺動自在に挿入される。
【0044】スライドバルブ11の第1,第2ガイド溝
111,112よりも内側に位置する中実の中央部11
3に、上記したストリーム用流路14およびスプレー用
流路15が、スライドバルブ11の回転軸の周りに所定
角度(図示例では120度)を隔てて独立して設けられ
ている。
【0045】このストリーム用流路14およびスプレー
用流路15は互いに平行に軸方向に延びており、一端が
ハウジング10の端壁部103に形成された流入口10
7と連通し、他端にストリーム用流出ポート14aおよ
びスプレー用流出ポート15aが設けられている。
【0046】ストリーム用流出ポート14aはストリー
ム用流路14から細く絞られた細孔によって構成され
る。
【0047】また、スプレー用流出ポート15aは、ス
ライドバルブ11の端面に形成された円形の凹部15b
と、凹部15bの接線方向に傾斜して延びる傾斜溝15
cと、から構成されている。この傾斜溝15cは、一端
がスプレー用流路15に連通し、他端が凹部15bに接
続されており、吐出液流を傾斜溝15cを伝って凹部1
5bに流れ込ませることによって渦流を形成し、吐出液
流に遠心力を付与して放射状に吐出させるように構成さ
れている。
【0048】もちろん、渦流を形成しないでも霧状の吐
出液流を形成することは可能であり、第1の流路の構成
はこのような傾斜溝の構成に限定されない。たとえば、
細孔から圧力をかけて噴出するだけでも霧状の吐出液流
を形成することは可能である。
【0049】一方、バルブカバー12には一箇所の吐出
口12aが設けられ、前記スライドバルブ11を回転さ
せることによって、ストリーム用流出ポート14aとス
プレー用流出ポート15aを選択的に吐出口12aに合
致させるようになっている。
【0050】バルブカバー12はハウジング10の先端
開口部を覆うもので、スライドバルブ11の端面に回転
摺動自在に接触する円板部121と、この円板部121
の外周縁から突出してハウジング10の先端部内周に係
合する環状壁部122と、前記スライドバルブ11端面
の第2環状溝112に係合する環状の第2ガイド突起1
23と、を備えている。
【0051】また、円板部121の反スライドバルブ側
端面には、円板部121よりも大径で、吐出口12aを
中心とし上端が円板部121の上端部と一致するような
円筒壁124が設けられている。円筒壁124の下端部
には、ハウジング10下端部の補強リブ104に係合し
て回り止めを図るための溝125aを備えたガイド片1
25が突設されている。円筒壁124には空気穴126
が開口している。
【0052】発泡用アダプタ13は、前記バルブカバー
12の円筒壁124に軸方向にスライド自在に嵌合する
環状部材で、内周が円筒壁124外周に嵌合する外筒部
131と、外筒部131の内側に所定距離だけ隔てて配
される環状壁132と、外筒部131と環状壁132を
連結する補強リブ133と、から構成されている。環状
壁132は吐出口12aと同心円上に形成されている。
【0053】そして、外筒部131と環状壁132の間
の環状隙間が前記バルブカバー12の円筒壁124に軸
方向にスライド自在に嵌合されており、発泡用アダプタ
13をハウジング10端面に当接するまで押し込んだ第
1位置A、発泡用アダプタ13をハウジング10端面か
ら離間するように引き出した第2位置B間を、移動自在
となっている。第2位置Bの位置決めは、バルブカバー
12の円筒壁124の先端部内周に設けた係合突起12
4aを環状壁132に係合することによって行う。
【0054】第1位置Aでは、環状壁132はスプレー
モードでの霧状の液流と干渉せず、しかもバルブカバー
12の円筒壁124に設けられた空気穴126が閉塞さ
れる。
【0055】第2位置Bでは、発泡用アダプタ13の環
状壁132はスプレーモードの液流と干渉すると共に、
空気穴126が開放されて環状壁132で乱された液流
に空気が混入し泡が生成される。
【0056】上記実施例にあっては、次のようにして吐
出モードを切り換える。
【0057】内容液を霧状に吐出する第1のスプレーモ
ードの場合には、図3(b),(c)に示すように、スライ
ドバルブ11を回転させてバルブカバー12の吐出口1
2aに、スライドバルブ11のスプレー用流出ポート1
5aと合致させる。
【0058】すると流入口107から流入する内容液は
ハウジング10のスプレー用流路15を通じてスプレー
用流出ポート15aに至り、吐出口12aから内容液が
渦流として霧状に吐出される。この実施例では、流入口
107の流入軸Iと内容液が吐出される吐出口12aの
吐出軸Oをオフセットさせているので、渦流の形成効果
が高い。
【0059】このスプレーモードの場合には、発泡用ア
ダプタ13の環状壁132が霧状の液流と干渉しない第
1位置Aに位置させている。
【0060】次に、内容液を直線状に吐出する第2のス
トリームモードの場合には、図3(f),(g)に示すよう
に、スライドバルブ11を回転させてバルブカバー12
の吐出口12aに、スライドバルブ11のストリーム用
流出ポート14aを合致させる。
【0061】すると、ポンプディスペンサ3の吐出口部
4から流入する内容液がスライドバルブ11の中央部1
13に設けられたストリーム用流路14を通じてストリ
ーム用流出ポート14aに至り、吐出口12aを通じて
直進流として吐出される。
【0062】次に、吐出を停止する第3のモードの場合
には、図3(d),(e)に示すように、スライドバルブ1
1を回転させて、スプレー用流出ポート15aおよびス
トリーム用流出ポート14aのいずれとも吐出口12a
と合致させず、端壁部によってスプレー用流出ポート1
5aおよびストリーム用流出ポート14aを閉塞する。
【0063】ここで、各スプレーモード,ストリームモ
ードおよび停止モードは、スライドバルブ11の回転位
置によって選択されるもので、スライドバルブ11とハ
ウジング10の互いに対向する端面間に、互いに係脱自
在のクリック用の係合突起114aおよび係合凹部11
4bが設けられ、各吐出モードの位置が感覚的に分かる
ように構成している。
【0064】また、スライドバルブ11の各モード位置
にて開口窓106から露出する部分に、それぞれのモー
ドが視覚的に確認できるようにモード表示115が施さ
れている。
【0065】次いで、内容液を泡状に吐出する第4のフ
ォームモードの場合には、図3(a)および図4に示すよ
うに、スライドバルブ11をスプレーモードにした状態
で、発泡用アダプタ13をバルブカバー12の吐出口1
2aから離れた第2位置Bに移動させる。
【0066】すると、バルブカバー12の吐出口12a
からは内容液が放射状に拡散しながら霧状に吐出され、
この霧状の液が発泡用アダプタ13の環状壁132に衝
突して発泡化され、泡状になって吐出される。
【0067】[第2実施例]図5および図6には本発明
の第2実施例が示されている。
【0068】この第2実施例では、ハウジング20の流
入口207とバルブカバー22の吐出口22aの中心軸
I,Oをほぼ同軸上に設けたものである。このようにす
れば、第1実施例のようにオフセットさせた場合に比べ
て装置の大きさを小径化できる。
【0069】第1実施例とは、スライドバルブ11は全
く同一の構成で、ハウジング20,バルブカバー22お
よび発泡用アダプタ23の構成が若干相違している。
【0070】すなわち、ハウジング20は第1実施例と
異なり一重の円筒形状で、ハウジング20の外周を構成
する外筒部201と、外筒部201の一端を閉塞する円
板状の端壁部203とを備えており、端壁部203にバ
ルブインサート42先端が連結されると共に流入口20
7が開口している。また、端壁部203には流入口20
7を取り囲むように環状の第1ガイド突起205が設け
られている。また、外筒部201の上側面は開口窓20
6が形成されている。
【0071】一方、バルブカバー22には一箇所の吐出
口22aが設けられ、第1実施例と同様に、スライドバ
ルブ11を回転させることによって、ストリーム用流出
ポート14aとスプレー用流出ポート15aを選択的に
吐出口22aに合致させるようになっている。
【0072】すなわち、スプレーモードの場合には、図
5(c)に示すように、スプレー用流出ポート15aを吐
出口22aに合致させる。また、ストリームモードの場
合には、図5(d)に示すようにストリーム用流出ポート
14aを吐出口22aに合致させる。また、停止モード
の場合には、図5(e)に示すように、スプレー用流出ポ
ート15aとストリーム用流出ポート14aを共に吐出
口22aに合致させず閉塞させる。
【0073】吐出口22aの位置は、スプレー用流出ポ
ート15aおよびストリーム用流出ポート14aの回転
軌跡となる円周上の上端に位置する。この点、回転軌跡
の円周上の下端に位置する第1実施例と相違し、第1実
施例と比べて回転軌跡の直径分だけ上方に偏移してい
る。
【0074】スプレー用流路15とストリーム用流路1
4の他端も、スライドバルブ11の回転によって流入口
207と選択的に合致するようになっており、スプレー
用流路15およびストリーム用流路14が流入口207
から吐出口22aまで直線的な流路構成となる。
【0075】第1実施例では、スプレー用流路15とス
トリーム用流路14の端部と流入口207の関係は、流
入口207が各流路の回転軌跡上の上端に位置し、流れ
は曲線路となる。第1実施例のような曲線路構成をとる
と、霧状に吐出するスプレーモードに有利である。
【0076】バルブカバー22はハウジング20の先端
開口部を覆うもので、スライドバルブ11の端面に回転
摺動自在に接触する円板部221と、この円板部221
の外周縁から突出してハウジング20の先端部内周に係
合する環状壁部222と、スライドバルブ11端面の第
2環状溝112に係合する環状の第2ガイド突起223
と、を備えている。
【0077】また、円板部221の反スライドバルブ側
端面には、円板部221よりも小径で、吐出口22aを
中心とし円板部221の中心よりも上方に偏移した位置
に中心を有するような円筒壁224が設けられている。
この円筒壁224には空気穴226が開口している。
【0078】発泡用アダプタ23は、前記バルブカバー
22の円筒壁224に軸方向にスライド自在に嵌合する
環状部材で、内周が円筒壁224外周に嵌合する外筒部
231と、外筒部231の内側に所定距離だけ隔てて配
される環状壁232と、外筒部231と環状壁232を
連結する補強リブ233と、から構成されている。
【0079】外筒部231の外周231aはバルブカバ
ー22の外周とほぼ同一円周上に位置し、内周231b
はバルブカバー22の円筒壁224の外周とほぼ同一円
周上に位置している。
【0080】そして、外筒部231内周と環状壁232
の間の環状隙間が前記バルブカバー22の円筒壁224
に軸方向にスライド自在に嵌合されており、発泡用アダ
プタ23をハウジング20端面に当接するまで押し込ん
だ第1位置A、発泡用アダプタ23をハウジング20端
面から離間するように引き出した第2位置B間を、移動
自在となっている。第2位置Bの位置決めは、バルブカ
バー22の円筒壁224の先端部内周に設けた係合突起
224aを環状壁232に係合することによって行う。
【0081】第1位置Aでは、図5(a)に示すように、
環状壁232はスプレーモードでの霧状の液流と干渉せ
ず、しかもバルブカバー22の円筒壁224に設けられ
た空気穴226が閉塞される。
【0082】第2位置Bでは、図6に示すように、発泡
用アダプタ23の環状壁232はスプレーモードの液流
と干渉すると共に、空気穴226が開放されて環状壁2
32で乱された液流に空気が混入し泡が生成される。
【0083】その他の構成および作用は第1実施例と同
一なので、同一の構成部分については同一の符号を付し
て説明を省略する。
【0084】[第3実施例]図7には本発明の第3実施
例が示されている。
【0085】この第3実施例は、バルブ機構を、ポンプ
ディスペンサの吐出通路に連通する流入口307を備え
た先端が開放された内部中空のハウジング30と、ハウ
ジング30の開放端部を閉塞するようにハウジング30
に回転自在に支持され先端壁311に吐出口312が設
けられた操作部材としての回転部材31と、を備えた構
成としたものである。
【0086】ハウジング30には円形断面のバルブ軸3
01が設けられると共に、回転部材31には前記バルブ
軸301外周に回転自在に嵌合する回転スリーブ313
が設けられている。
【0087】また、バルブ軸301端面には、吐出口3
12に臨む凹部302と、バルブ軸301端面の周縁か
ら凹部302に向かって接線方向に延びて形成される第
1流路としての傾斜溝303と、半径方向に沿って延び
る第2流路としての半径方向溝304と、が設けられて
いる。
【0088】一方、回転スリーブ313内周面には軸方
向に延びる切欠き溝314が設けられ、この切欠き溝3
14の一端が前記流入口307に連通し、他端が前記回
転スリーブ313の回転によって傾斜溝303と半径方
向溝304に選択的に合致する構成となっている。
【0089】なお、回転部材31の先端部には前方に延
びる円筒壁315が設けられており、この円筒壁315
に、発泡用アダプタ33がスライド自在に装着されてい
る。
【0090】発泡用アダプタ33は、回転部材31の円
筒壁315に軸方向にスライド自在に嵌合する環状部材
で、内周が円筒壁315外周に嵌合する外筒部331
と、外筒部331の内側に所定距離だけ隔てて配される
環状壁332と、外筒部331と環状壁332を連結す
る補強リブ333と、から構成されている。環状壁33
2は吐出口312と同心円上に形成されている。
【0091】そして、外筒部331と環状壁332の間
の環状隙間がハウジング30の円筒壁315に軸方向に
スライド自在に嵌合されており、発泡用アダプタ33を
ハウジング30端面に当接するまで押し込んだ第1位置
A、発泡用アダプタ33をハウジング30端面から離間
するように引き出した第2位置B間を、移動自在となっ
ている。第2位置Bの位置決めは、円筒壁315の先端
部内周に設けた係合突起315aを環状壁332に係合
することによって行う。
【0092】第1位置Aでは、図7(a)に示すように、
環状壁332はスプレーモードでの霧状の液流と干渉せ
ず、しかも円筒壁315に設けられた空気穴316が閉
塞される。
【0093】第2位置Bでは、発泡用アダプタ33の環
状壁332はスプレーモードの液流と干渉すると共に、
空気穴316が開放されて環状壁332で乱された液流
に空気が混入し泡が生成される。
【0094】この第3実施例の吐出モードの切換えは、
次のようになされる。
【0095】まず、霧状の吐出液流を生成する第1モー
ドの場合には、図7(b)に示すように、回転部材31を
回転させて回転スリーブ313内周の切欠き溝314を
バルブ軸端面に形成された傾斜溝303に合致させる。
【0096】すると、流入口307から切欠き溝314
を通じてバルブ軸端面の凹部302に流入する液流は渦
流となり、その遠心力によって吐出口312から放射状
に広がりながら霧状に散布される。
【0097】この第1モードの場合にも、発泡用アダプ
タ33の環状壁332が霧状の液流と干渉しない位置に
位置させる。
【0098】直進流を生成する第2モードの場合には、
図7(c)に示すように、回転部材31を回転させて、回
転スリーブ313内周の切欠き溝314をバルブ軸端面
に形成された半径方向溝304に合致させる。すると、
流入口307から切欠き溝314を通じてバルブ軸端面
の凹部302に流入する液流は渦流とならず、吐出口3
12から直進流となって吐出される。
【0099】吐出を停止する場合には、図7(d)に示す
ように、回転部材31を回転させて、回転スリーブ31
3内周の切欠き溝314が傾斜溝303にも半径方向溝
304にも合致しない位置に設定する。すると、切欠き
溝314は閉塞され、流入口307から流入した液体は
バルブ軸端面側へ流れ込まない。
【0100】泡を生成する第4モードの場合には、図7
(e)に示すように、回転部材31を霧状の吐出液流を生
成する第1モードにし、発泡用アダプタ13を霧状の吐
出液流と干渉する位置に移動させる。これにより、吐出
口312から霧状に放射状に拡散しながら霧状に吐出さ
れ、この霧状の液が発泡用アダプタ13の環状壁132
に衝突して発泡化され、泡状になって吐出されることに
なる。
【0101】この第3実施例の場合には、第1,第2実
施例に比べてバルブカバーが不要となり、部品点数が一
点少なくてすむ。しかも、第1,第2実施例と同様に、
4モードの切換えが可能であり、スプレー用流路とスト
リーム用流路が独立して構成されるので、互いに干渉し
て流れに乱れが生じることはない。
【0102】
【発明の効果】以上説明したように、本発明にあって
は、スライドバルブの回転操作と、発泡用アダプタの往
復操作によって、ストリーム,スプレーおよびフォーム
の各吐出モードを全て切換えることが可能となり、使い
勝手の良いモード切換え装置を実現できる。
【0103】また、ストリーム用流路とスプレー用流路
を独立構成としたので、ストリームモードあるいはスプ
レーモードにしたときに、液流が他の流路と干渉し合わ
ないので、安定した液流となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明の第1実施例にポンプディスペン
サの吐出モード切換え装置を示すもので、同図(a)は縦
断面図、同図(b)は同図(a)のBーB線断面図、同図
(c)は同図(a)のCーC線断面図である。
【図2】図2(a)は図1の吐出モード切換え装置が適用
されたトリガ式ポンプディスペンサの全体構成を示す縦
断面図、同図(b)は同図(a)の吐出モード切換え装置の
正面図、同図(c)は同図(b)の側面図、同図(d)は同図
(b)の上面図である。
【図3】図3は図1の吐出モード切換え装置のモード切
換え状態の説明図である。
【図4】図4は図3のフォームモードの説明図である。
【図5】図5は本発明の第2実施例にポンプディスペン
サの吐出モード切換え装置を示すもので、同図(a)は縦
断面図、同図(b)は吐出口側から見た側面図、同図(c)
乃至(e)は吐出モード切換え状態の説明図である。
【図6】図6は図5の吐出モード切換え装置のフォーム
モード状態を示す図である。
【図7】図7は本発明の第3実施例に係るポンプディス
ペンサの吐出モード切換え装置を示すもので、同図(a)
は縦断面図、同図(b)乃至(d)は吐出モードの説明図、
同図(e)はフォームモードの説明図である。
【符号の説明】
1 モード切換え装置 2 容器 3 ポンプディスペンサ 4 吐出口部 10,20,30 ハウジング(支持部材) 11 スライドバルブ(操作部材) 12,22 バルブカバー(支持部材) 13,23,33 発泡用アダプタ 14 ストリーム用流路(第2流路) 14a ストリーム用流出ポート 15 スプレー用流路(第1流路) 15a スプレー用流出ポート

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】容器開口部に装着され容器内の内容液を所
    定量汲み出して吐出するポンプディスペンサに設けられ
    るポンプディスペンサの吐出モード切換え装置におい
    て、 霧状の吐出液流を生成するための第1の流路と、直進状
    の吐出液流を生成する第2の流路と、前記第1および第
    2の流路を開閉操作する操作部材と、を備えたバルブ機
    構と、 前記第1の流路を通じて吐出される霧状の吐出液流と干
    渉させて吐出液流を発泡化させる環状壁を有し、該環状
    壁を霧状の吐出液流と干渉する位置と干渉しない位置と
    に移動可能の発泡用アダプタと、を備え、 前記バルブ機構によって、液体を霧状に吐出する第1モ
    ードと、液体を直進流として吐出させる第2モードと、
    液体の吐出を止める第3モードとの3モードを切換え可
    能とし、さらに、前記発泡用アダプタによって液体を泡
    状に吐出する第4モードに切換え可能としたことを特徴
    とするポンプディスペンサの吐出モード切換え装置。
  2. 【請求項2】バルブ機構は、ポンプディスペンサの吐出
    通路に連通する流入口と外部に開口する吐出口とを備え
    た内部中空の支持部材と、該支持部材内に回転自在に支
    持され前記支持部材に設けられた開口窓より回転操作可
    能の操作部材としての回転部材と、を備え、 該回転部材に第1,第2の流路が独立して設けられ、こ
    の第1,第2の流路の一端が前記流入口に連通され、第
    1,第2の流路の他端が前記回転部材の回転操作によっ
    て前記吐出口と選択的に合致するように構成される請求
    項1に記載のポンプディスペンサの吐出モード切換え装
    置。
  3. 【請求項3】流入口の中心軸と吐出口の中心軸が所定距
    離だけ離れている請求項2に記載のポンプディスペンサ
    の吐出モード切換え装置。
  4. 【請求項4】流入口の中心軸と吐出口の中心軸がほぼ同
    軸上に位置している請求項2に記載のポンプディスペン
    サの吐出モード切換え装置。
  5. 【請求項5】バルブ機構は、ポンプディスペンサの吐出
    通路に連通する流入口を備えた先端が開放された内部中
    空の支持部材と、該支持部材の開放端部を閉塞するよう
    に支持部材に回転自在に支持され先端壁に吐出口が設け
    られた操作部材としての回転部材と、を備え、 前記固定部材には中実円筒形状のバルブ軸が設けられる
    と共に、前記回転部材には前記バルブ軸外周に回転自在
    に嵌合する回転スリーブが設けられ、 前記バルブ軸端面には、吐出口に臨む凹部と、バルブ軸
    端面の周縁から凹部の接線方向に延びる第1流路として
    の傾斜溝と、半径方向に沿って延びる第2流路としての
    半径方向溝と、を設け、 一方、前記回転スリーブ内周面には軸方向に延びる切欠
    き溝を設け、該切欠き溝の一端を前記流入口に連通さ
    せ、他端を前記回転スリーブの回転によって前記傾斜溝
    と半径方向溝に選択的に合致させる構成としたことを特
    徴とする請求項1に記載のポンプディスペンサの吐出モ
    ード切換え装置。
JP7083115A 1995-03-15 1995-03-15 ポンプディスペンサの吐出モード切換え装置 Withdrawn JPH08252508A (ja)

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