JP2016087530A - トリガー式噴出器用の霧及び直噴射の切替可能なノズル機構並びにトリガー式噴出器 - Google Patents

トリガー式噴出器用の霧及び直噴射の切替可能なノズル機構並びにトリガー式噴出器 Download PDF

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Abstract

【課題】良好な直噴射状態を可能とするトリガー式噴出器用の霧及び直噴射の切替可能なノズル機構を提供する。【解決手段】前後両端開放のスピンエレメントの前部にボス軸を支承させ、このボス軸の外面にキャップの第1嵌合筒部を回転可能に嵌合し、上記ボス軸は、直噴射用の第1溝部14と霧噴出用の第2溝部とを有し、上記第1嵌合筒部の後部内面に前後方向に延びる共用溝部30を設け、上記キャップは、スピン溝26を有しており、スピンエレメントに対するキャップの回転により各溝部の切替を可能とし、上記キャップは、上記共用溝部30を上記スピン溝26の細溝部26bより幅広に形成し、直噴射モードとしたときに、第1溝部14が細溝部26bと重ならないように構成した。【選択図】図3

Description

本発明は、トリガー式噴出器用の霧及び直噴射の切替可能なノズル機構並びにトリガー式噴出器に関する。
この種のノズル機構として、図10に示す如く、前後両端開口の筒状のスピンエレメントの内部に支承したボス軸aに、キャップの前壁中央部から後方突出した嵌合筒部bを回転自在に嵌合し、嵌合筒部の内側の前壁部分にノズル孔cを開口するとともに、この前壁部分にノズル孔に連通するスピン溝dを形成し、ボス軸の前面を横断してボス軸の周面前部へ延びる直噴射用連通溝eと、この連通溝eと平行にボス軸の周面前部を延びる霧噴出用連通溝fとを形成し、さらにスピンエレメントの筒壁内に共用連通溝gを設けたものが知られている(特許文献1)。
霧噴出モードでは、共用連通溝g→霧噴出用連通溝f→スピン溝d→ノズル孔cのように液体が流通することでスピンがかかる。キャップを回転させて、直射出モードとすると、共用連通溝g→直噴射用連通溝e→ノズル孔cの順に射出することができる。
実開昭56−133358
特許文献1のノズル機構では、図10の状態から直噴射用連通溝eが図面上で縦になるようにキャップを回転させたときに直噴射用連通溝が後方から見てスピン溝と重なった状態となる。液体の勢いにより大半の液体は、直射出用連通溝を通ってノズル孔に到達するが、一部の液体はスピン溝に入り、そこで多少のスピンがかかる。その結果として、ノズル孔から噴出される液体は完全な直噴射とならず、直噴射と霧とが混じったような状態となる。
本発明の目的は、良好な直噴射状態を可能とするトリガー式噴出器用の霧及び直噴射の切替可能なノズル機構、並びにトリガー式噴出器を提供することである。
第1の手段は、トリガー式噴出器用の霧及び直噴射の切替可能なノズル機構であり、
前後端開口の通液筒6の前部内に、通液筒と同心状のボス軸12を支承したスピンエレメント4と、
中央部にノズル孔24を有する前壁22の裏面から小径の第1嵌合筒部28及び大径の第2嵌合筒部32を後方突出し、第2嵌合筒部32を通液筒6に、第1嵌合筒部28をボス軸12の外周面12cにそれぞれ回転可能に嵌合したキャップ20とで構成され、
上記ボス軸12の前面を横切るとともに端部を上記外周面12cへ延びる延長端部16とした第1溝部14と、上記外周面12cの前部を延長端部16と平行に延びる霧噴出用の第2溝部18とを設け、
上記第1嵌合筒部28の後部内面に前後方向に延びる共用溝部30を設け、
上記第1嵌合筒部28内側で前壁の後面にスピン溝26を設け、このスピン溝26は、ノズル孔24と連続する中央部26aから斜め外方へ細溝部26bを延長しており、
上記キャップ20の回転により、少なくとも、共用溝部30から第1溝部14を介してノズル孔24へ開通する直噴射モードと、共用溝部30から第2溝部18及びスピン溝26を介してノズル孔24へ開通する霧噴出モードとの切替が可能に構成した、直噴射及び霧噴出の切替可能なトリガー式噴出器用のノズル機構であって、
上記共用溝部30を上記細溝部26bより幅広とし、共用溝部30の周方向の一方端部である第1端部e1が後方から見て細溝部26bとの隣接位置にあるように形成するとともに、他方端部である第2端部e2が延長端部16と隣接位置にあるようにキャップ20を回転させて直噴射モードとしたときに、キャップの回転軸方向から見て第1溝部14が細溝部26bと重ならないように構成している。
本手段では、図1に示すスピンエレメント4とキャップ20とからなるスピン機構において、スピンエレメント4の共用溝部30を周方向に幅広に設けるとともに、共用溝部30の第1端部e1が図5に示すように細溝部26bと隣接して見えるように形成している。また共用溝部30の第2端部e2を、キャップ20の回転軸方向から見て(図9(C)参照)、延長端部16と隣り合うようにキャップを回転させ、直噴射状態とすることができる。この状態において、スピン溝26と第1溝部14とは重ならないので、延長端部16からスピン溝26へ液体が入らない。従って良好な直噴射が可能となる。
本明細書において、「後方から見て隣接位置にある」というときには、隣接した位置関係にあるように見えるという程度の意味である。「キャップの回転軸方向から見て…隣接位置にある」というときも同様である。この場合の「見て」とは透視してみることも含むものとする。
第2の手段は、第1の手段を有し、かつ上記回転軸方向から見て、上記細溝部26bの外端が細溝部26bの内端よりも第2端部e2に近づくような向きに細溝部26bを傾斜させている。
本手段では、図9(C)に示すように、中央部26aから斜め外方へ延びる細溝部26bが第2端部e2へ接近するように形成している。そうすることで、共用溝部30の周方向の幅が大きくなりすぎることを防止できる。
第3の手段は、第1の手段又は第2の手段を有し、かつ上記延長端部16と第2溝部18との離間角度θを60°<θ≦90°の範囲としている。
本手段は、図6に示す延長端部16と第2溝部18との離間角度θを60°<θ≦90°としている。これにより、スピン溝26が第1溝部14と重ならないように設計することが容易となる。
第4の手段は、トリガー式噴出器であり、第1の手段から第3の手段の何れかに記載のノズル機構2を噴出器本体100に取り付けてなる。
本手段は、図7に示すように、第1の手段から第3の手段の何れかに記載のノズル機構2を噴出器本体100に取り付けた構成を提案している。図示例ではスピンエレメント4を、噴出器本体100の射出筒部と別体としているが、両者を一体に形成しても構わない。
第1の手段及び第4の手段に係る発明によれば、スピンエレメントの共用溝部30の周方向の一方端部である第1端部e1が後方から見て細溝部と隣接位置にあるように設け、他方端部である第2端部e2を延長端部16とを連通させたときに、回転軸方向から見て第1溝部14とスピン溝26とが重ならないように形成したから、良好な直噴射状態を実現できる。
第2の手段に係る発明によれば、上記回転軸方向から見て上記細溝部26bの外端が細溝部26bの内端よりも第2端部e2に近づくような向きに細溝部26bを傾斜させているので、共用溝部30の幅が過度に大きくならない。
第3の手段に係る発明によれば、上記延長端部16と第2溝部18との離間角度θを60°<θ≦90°の範囲としたから、スピン溝26に対して第1溝部14を十分に離すことができる。
本発明の第1実施形態に係るノズル機構の断面図である。 図1のノズル機構の正面図である。 図2のノズル機構の正面図のうち符号IIIで示す部分を拡大した図である。 図1のノズル機構の一つの部品の断面図である。 図1のノズル機構の一つの部品の背面図である。 図1のノズル機構の他の部品の正面図である。 図1のノズル機構を適用したトリガー式噴出器の断面図である。 図1のノズル機構の作用説明図である。 図1のノズル機構の他の作用説明図である。 従来のノズル機構の要部を示す図である。
図1から図6は、本発明の第1の実施形態に係るノズル機構2を示している。このノズル機構2は、スピンエレメント4と、キャップ20とで構成されている。これら各部材は、例えば合成樹脂材で形成することができる。説明の便宜上、本発明の基本的構成から解説する。
スピンエレメント4は、前後両端開口の通液筒6を有し、この通液筒6の前部6a内に、内向きフランジ10を介して、ボス軸12を支承させてなる。
上記通液筒6の前部6aの外側には、図6に示すように、前方から見て矩形の鍔部11を付設させている。また鍔部11の上側と連続して突部8を付設している。
上記内向きフランジ10には、通液孔10aを開口する。
上記ボス軸12は、図示例において筒孔12aの前部を閉塞した水平筒状である。ボス軸12には、第1溝部14と一対の第2溝部18とを設ける。第1溝部14は、ボス軸12の前面12bを直径方向に横断している。上記第1溝部14の両端部は、延長端部16としてボス軸12の外周面12c前部へボス軸の軸線(後述のキャップの回転軸)と平行に延びている。また第1溝部14の中央部15は図8(B)に示すように山形の突部に形成されている。一対の第2溝部18は、ボス軸12の外周面前部に、各延長端部16に対して平行にかつ一定の離間角度θを存して形成されている。もっともこれらの構造は適宜変更することができる。
キャップ20は、中央部にノズル孔24を有する垂直な前壁22の後面から、小径の第1嵌合筒部28と、中径のシール筒部34と、大径の第2嵌合筒部32とを、3重筒状に後方へ突出しており、さらに前壁22の外周部から外周壁36を後方突出している。
上記第1嵌合筒部28は、上記ボス軸12の外周面12cへ、また第2嵌合筒部32は通液筒6の前部6a外面へそれぞれ回転可能に嵌合している。シール筒部34は通液筒6の前端部内面に液密にかつ回転可能に嵌合させている。
上記第1嵌合筒部28の後部内面には、キャップの回転軸方向に平行に延びる共用溝部30を設ける。この共用溝部30は、キャップ20の回転により、共用溝部30の前部が、上記延長端部16の後部及び第2溝部18の後部のいずれにも連通可能となるように形成する。図示例では、第1嵌合筒部28の直径方向に一対の共用溝部30を設けているが、その構造は適宜変更することができる。
上記第1嵌合筒部28の内側に位置させて、ノズル孔24を配置するとともに、前壁22の後面にスピン溝26を形成する。スピン溝26は、ノズル孔24に連続する円形の中央部26aと、この中央部26aから斜め外方へ延びる一対の細溝部26bとで形成している。
好適な図示例では、外周壁36の後部に適当数(図示例では3つ)の膨出部38を設けている。この膨出部38内に前述の突部8を、キャップ20の回転による離脱可能に嵌合させて、キャップ20の位置決め手段Pとしている。位置決め手段Pは、ノズル機構の各モード(本実施形態では直噴射・霧・停止の3種類)に対応した位置決めを可能とする。
また図示例では、上記外周壁36を前壁22よりも前方へ延長するとともに、外周壁36の後部側に滑らかに弯曲する凹部40を外周壁の一か所に形成している。また外周壁36と第2嵌合筒部32との間に図1に示す仕切り板部42を形成している。
上記構成において、本願のノズル機構2を後述の噴出器本体100の射出筒部112に取り付けて、キャップ20を回転させ、図8(A)に示すように、共用溝部30が第2溝部18を介してスピン溝26に連続した状態とすることができる。この状態で、トリガー式噴出器を操作すると、ノズル孔24から霧が噴出される。さらにキャップ20を回転させ、図8(B)に示すように、共用溝部30が第1溝部14を介してノズル孔24に連通した状態とすることができる。この状態で、トリガー式噴出器を操作すると、液体を直噴射させることができる。
本発明においては、上記共用溝部30を周方向に広い幅広溝部としている。この共用溝部30の周方向の両端部を第1端部e1及び第2端部e2とする。キャップ20は、後方からみて第1端部e1と上記細溝部26bの外端とが隣接位置にあるように設ける。こうすることで、第2端部e2と延長端部16とが後方から見て隣接位置になるようにキャップ20を回転させたときに、第1溝部14がスピン溝26と重なることを防止している(図9参照)。
また細溝部26bは、中央部26aから斜め外方へ、細溝部26bの外端が細溝部26bの内端と比べて第2端部e2へ近づく向きに傾斜している。換言すれば、図9(C)に示す後述する直射出モードのように、第2端部e2と後方から見て隣接位置にある延長端部16に近づくように細溝部26bを傾斜させている。従って共用溝部30の周方向の幅をそれほど長くしなくても、スピン溝26と第1溝部14とが重ならない構成を実現できる。
また本発明においては、図6に示すように、延長端部16と第2溝部18との離間角度θを60°<θ≦90°としている。離間角度がより小さい従来例と比べて、延長端部16と第2溝部18との間の空間が広がり、延長端部16とスピン溝26とが重ならないという条件を実現し易い。
図9は、本発明の各溝部同士の関係をノズル機構2のモード毎に模式的に表したものである。図面に明瞭にするため、便宜的にスピン溝26及び共用溝部30を実線で表している。
図9(A)は停止モードを示している。延長端部16及び第2溝部18のいずれも共用溝部30に連通しておらず、直噴射も霧噴出もできない。
図9(B)は霧噴出モードを示している。共用溝部30の第1端部e1と第2溝部18とが後方から見て隣接位置にあり、液体が第2溝部18を経て細溝部26bを通ることで液体にスピンがかかり、霧としてノズル孔24から噴出される。
図9(C)は直射出モードを示している。共用溝部30の第2端部e2と延長端部16とが後方から見て隣接位置にあり、第1溝部14を通ってノズル孔24から直射出される。前述の通り、これら両溝部とスピン溝26とは重なっていないため、意図せずに液体にスピンがかかる不都合を生じない。
図7は、本発明のノズル機構2を噴出器本体100に適用したトリガー式噴出器を示している。この噴出器本体100の構成に関して簡単に説明する。
噴出器本体100は、装着筒102と、主流路部材104と、トリガー118と、ピストン部材120と、弾性部材122と、カバー部材124とで構成される。
装着筒102は、容器体Cの口頸部N外面に嵌合している。
主流路部材104は、基筒部106、主筒部110、射出筒部112、シリンダ嵌合筒部114、シリンダ筒116を有する。
上記基筒部106は、口頸部N及び装着筒102内に挿入され、固定されている。図示例では、基筒部106の筒壁外面から突出した鍔部を、口頸部Nの上端と装着筒102の上部との間に挟持させている。
上記主筒部110は、大径の基筒部106の上端からフランジ状壁部108を介して起立する小径の筒体である。図示例の主筒部110は、内筒部110aと外筒部110bとで形成しているが、必ずしもこのような構成としなくてもよい。主筒部110の内部からは吸い上げパイプを容器体内へ垂下している。また主筒部110の内部には、下側から順に第1逆止弁V1及び第2逆止弁V2を形成している。
上記射出筒部112は、第2逆止弁V2より上方の主筒部分から前方へ延長している。
上記シリンダ嵌合筒部114は、射出筒部112より下方に位置して主筒部110から前方突出している。シリンダ嵌合筒部114の内部には、シリンダ筒116を嵌合している。シリンダ筒116の内部は、第1逆止弁V1と第2逆止弁V2との間の主筒部分と連通している。またシリンダ嵌合筒部114の下部には第1透孔h2を、フランジ状壁部10には第2透孔h2をそれぞれ開口している。
上記トリガー118は、射出筒部112の前部へ枢着部118aで枢着して、この枢着部から下方へ垂下している。
上記ピストン部材120は、シリンダ筒116内に嵌合された筒状ピストン120aを有し、かつ前端部を上記トリガー118に連係させている。
上記弾性部材122は、上記射出筒部112とトリガー118の上部との間に取り付けられ、トリガー118を後方へ引いたときに、前方へ弾性復帰させるように形成している。
カバー部材124は、主流路部材104の外面を覆っている。
この噴出器本体100の射出筒部112に上記スピンエレメント4の後部を嵌合されている。そして噴出器本体100は、上記トリガー118を引くことでピストン部材120が後退し、シリンダ筒116内の液体を、第2逆止弁V2から射出筒部112を介してノズル機構2から噴出し、トリガー118の開放により弾性部材122の弾性復元力でピストン部材120が前進して、容器体C内の液体を第1逆止弁V2を介してシリンダ筒116内に引き込むように構成している。
2…ノズル機構
4…スピンエレメント
6…通液筒 6a…前部 8…突部 10…内向きフランジ 10a…通液孔
11…鍔部 12…ボス軸 12a…筒孔 12b…前面 12c…外周面
14…第1溝部 15…中央部 16…延長端部 18…第2溝部
20…キャップ
22…前壁 24…ノズル孔 26…スピン溝 26a…中央部
26b…細溝部 28…第1嵌合筒部 30…共用溝部
32…第2嵌合筒部
34…シール筒部 36…外周壁 38…膨出部 40…凹部
42…仕切り板部
100…噴出器本体
102…装着筒
104…主流路部材 106…基筒部 108…フランジ状壁部
110…主筒部 110a…内筒部 110b…外筒部
112…射出筒部 114…シリンダ嵌合筒部
116…シリンダ筒
118…トリガー 118a…枢着部
120…ピストン部材 120a…筒状ピストン 120b…係止部
122…弾性部材
124…カバー部材
C…容器体
e1…第1端部 e2…第2端部
h1…第1透孔 h2…第2透孔
N…口頸部
V1…第1逆止弁 V2…第2逆止弁

Claims (4)

  1. 前後端開口の通液筒(6)の前部内に、通液筒と同心状のボス軸(12)を支承したスピンエレメント(4)と、
    中央部にノズル孔(24)を有する前壁(22)の裏面から小径の第1嵌合筒部(28)及び大径の第2嵌合筒部(32)を後方突出し、第2嵌合筒部(32)を通液筒(6)に、第1嵌合筒部(28)をボス軸(12)の外周面(12c)にそれぞれ回転可能に嵌合したキャップ(20)とで構成され、
    上記ボス軸12の前面を横切るとともに端部を上記外周面12cへ延びる延長端部16とした第1溝部14と、上記外周面(12c)の前部を延長端部(16)と平行に延びる霧噴出用の第2溝部(18)とを設け、
    上記第1嵌合筒部(28)の後部内面に前後方向に延びる共用溝部(30)を設け、
    上記第1嵌合筒部(28)内側で前壁の後面にスピン溝(26)を設け、このスピン溝(26)は、ノズル孔(24)と連続する中央部(26a)から斜め外方へ細溝部(26b)を延長しており、
    上記キャップ(20)の回転により、少なくとも、共用溝部(30)から第1溝部14を介してノズル孔(24)へ開通する直噴射モードと、共用溝部(30)から第2溝部(18)及びスピン溝(26)を介してノズル孔(24)へ開通する霧噴出モードとの切替が可能に構成した、直噴射及び霧噴出の切替可能なトリガー式噴出器用のノズル機構であって、
    上記共用溝部(30)を上記細溝部(26b)より幅広とし、共用溝部(30)の周方向の一方端部である第1端部(e1)が後方から見て細溝部(26b)との隣接位置にあるように形成するとともに、他方端部である第2端部(e2)が延長端部(16)と隣接位置にあるようにキャップ(20)を回転させて直噴射モードとしたときに、キャップの回転軸方向から見て第1溝部14が細溝部(26b)と重ならないように構成したことを特徴とする、トリガー式噴出器用の霧及び直噴射の切替可能なノズル機構。
  2. 上記回転軸方向から見て、上記細溝部(26b)の外端が細溝部(26b)の内端よりも第2端部(e2)に近づくような向きに細溝部(26b)を傾斜させていることを特徴とする、請求項1記載のトリガー式噴出器用の霧及び直噴射の切替可能なノズル機構。
  3. 上記延長端部(16)と第2溝部(18)との離間角度(θ)を60°<θ≦90°の範囲としたことを特徴とする、請求項1又は請求項2記載のトリガー式噴出器用の霧及び直噴射の切替可能なノズル機構。
  4. 請求項1から請求項3の何れかに記載のノズル機構(2)を噴出器本体(100)に取り付けてなるトリガー式噴出器。
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