JPH08252394A - 脱水兼用洗濯機 - Google Patents

脱水兼用洗濯機

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Publication number
JPH08252394A
JPH08252394A JP7057167A JP5716795A JPH08252394A JP H08252394 A JPH08252394 A JP H08252394A JP 7057167 A JP7057167 A JP 7057167A JP 5716795 A JP5716795 A JP 5716795A JP H08252394 A JPH08252394 A JP H08252394A
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JP
Japan
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water
tank
washing
drain valve
tub
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Application number
JP7057167A
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English (en)
Inventor
Tetsukazu Tanaka
徹和 田中
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02BCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO BUILDINGS, e.g. HOUSING, HOUSE APPLIANCES OR RELATED END-USER APPLICATIONS
    • Y02B40/00Technologies aiming at improving the efficiency of home appliances, e.g. induction cooking or efficient technologies for refrigerators, freezers or dish washers

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  • Detail Structures Of Washing Machines And Dryers (AREA)
  • Control Of Washing Machine And Dryer (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 水及び時間の節約ができるのと、静かに運転
できるのとの効果が選択して得られるようにする。 【構成】 洗濯時の運転状態を、第1の排水弁24と、
第2の排水弁25、及び接続管27による接続管路から
成る切換機構28により、回転槽4のみに貯水して洗濯
する状態と、回転槽4及び水槽2の双方に貯水して洗濯
する状態とに切換えうるようにした。この場合、回転槽
のみに貯水して洗濯する状態では、水槽にまで貯水する
必要がないので、水及び時間の節約ができる。一方、回
転槽4及び水槽2の双方に貯水して洗濯をする状態で
は、駆動機構19の振動に基づいて水槽2の底部が振動
することにより出る音を水槽2の内部に溜めた水で響き
にくくできるので、発生する騒音を小さくすることがで
きる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は槽を内外二重に具える脱
水兼用洗濯機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、脱水兼用洗濯機においては、
槽が内外二重に具えられている。この場合、その内側の
槽は洗濯時には制止されるが脱水時には回転される回転
槽であって、一般的には周側部のほゞ全域に多数の脱水
孔を有している。又、外側の槽は一般的には回転槽の上
記脱水孔を通して出る水を洗濯時に溜める水槽である。
従って、このものの場合、洗濯時には回転槽と水槽の双
方に水が溜められるようになっている。これに対して近
年、回転槽を上部にのみ脱水孔を有するものとして、洗
濯時にこの回転槽の内部にのみ水を溜めるようにしたも
のがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述のものの場合、前
者の洗濯時に回転槽と水槽の双方に貯水するものでは、
使用水量が多く、その給水,排水に時間がかかることも
あって、水及び時間の節約ができなかった。一方、後者
の洗濯時に回転槽の内部にのみ貯水するものでは、水及
び時間の節約はできるものの、前者に比べて洗濯時に比
較的騒音が目立つという問題点を有していた。
【0004】本発明は上述の事情に鑑みてなされたもの
であり、従ってその目的は、水及び時間の節約ができる
のと静かに運転できるのとの効果が選択して得られる脱
水兼用洗濯機を提供するにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の脱水兼用洗濯機においては、脱水用の開口
部を上部にのみ有する回転槽と、この回転槽を収容した
水槽とを具備すると共に、洗濯時の運転状態を、上記回
転槽のみに貯水して洗濯する状態と、回転槽及び水槽の
双方に貯水して洗濯する状態とに切換える切換機構を具
備したことを特徴とする。
【0006】この場合、切換機構は、回転槽の排水口か
ら延びる排水路を開閉する第1の排水弁と、この第1の
排水弁の下流側に配設した第2の排水弁、及びこの第2
の排水弁と第1の排水弁との間に一端部を接続され他端
部を水槽に接続した接続管路とにより構成すると良く、
特に、その接続管路の他端部は水槽の底部に接続すると
良い。
【0007】又、回転槽及び水槽の双方に貯水して洗濯
するとき、水槽には回転槽の水位と同水位貯水するか、
又は回転槽の水位より低い水位貯水するようにすると良
い。更に、運転状態の切換えは、運転のコース選択又は
スイッチ切換えに応じて行なうようにすると良く、運転
の予約機能を有するものにおいては、予約運転の実行時
刻に応じて行なうようにすると良い。
【0008】
【作用】上記手段によれば、切換機構の切換えで、回転
槽のみに貯水して洗濯する状態と、回転槽及び水槽の双
方に貯水して洗濯する状態とのいずれかが所望に得られ
る。この場合、回転槽のみに貯水して洗濯する状態で
は、水槽にまで貯水する必要がないので、水及び時間の
節約ができる。
【0009】一方、従来の回転槽のみに貯水して洗濯を
する機種では、既述のように回転槽,水槽の双方に貯水
する方式のものに比べて洗濯時に比較的騒音が目立つこ
とがああり、その原因を探ったところ、騒音の発生源が
モータやギヤ機構など駆動機構で、この駆動機構の振動
により水槽の底部が振動して出る音が空洞となっている
水槽の内部で響くことが騒音の要因であることが判明し
た。これに対して、回転槽及び水槽の双方に貯水して洗
濯をした場合、上述の駆動機構の振動に基づいて水槽の
底部が振動することにより出る音を水槽の内部に溜めた
水で響きにくくでき、発生する騒音を小さくすることが
できる。
【0010】又、その場合、切換機構を、回転槽の排水
口から延びる排水路を開閉する第1の排水弁と、この第
1の排水弁の下流側に配設した第2の排水弁、及びこの
第2の排水弁と第1の排水弁との間に一端部を接続され
他端部を水槽に接続した接続管路とにより構成したもの
では、その第1及び第2の排水弁の開閉だけで洗濯時の
運転状態の切換えができる。
【0011】更に、この場合、接続管路の他端部を水槽
の底部に接続したものでは、その接続部を水槽の給水口
として機能させ得るほか、排水口としても機能させるこ
とができるもので、別途専用に排水口を設ける必要をな
くし得る。そして、回転槽及び水槽の双方に貯水して洗
濯するとき、水槽に回転槽の水位と同水位貯水するよう
にしたものでは、騒音の抑制がより効果的にでき、他
方、回転槽の水位より低い水位貯水するようにしたもの
では、騒音の抑制が極力節水しながらできる。
【0012】加えて、運転状態の切換えを運転のコース
選択又はスイッチ切換えに応じて行なうようにしたもの
では、コース内容や使用者の希望に合った運転状態で洗
濯ができる。又、運転の予約機能を有するものにおい
て、運転状態の切換えを予約運転の実行時刻に応じて行
なうようにしたものでは、その運転の実行時刻に合った
運転状態で洗濯ができる。
【0013】
【実施例】以下、本発明の一実施例につき、図面を参照
して説明する。まず図1には脱水兼用洗濯機全体の構成
を示しており、外箱1内に水槽2を弾性吊持機構3(一
部のみ図示)により支持して配設し、水槽2内に回転槽
4を配設している。これら水槽2及び回転槽4はともに
下部から上部へ漸次径大となるテーパ付きの有底円筒状
を成すもので、そのうち、水槽2の底部には、中心部に
ハウジング挿入口5を形成し、周囲部中の図中右側部に
回転槽4用の排水口6とエアトラップ7を、左側部に接
続口8をそれぞれ形成している。
【0014】これに対して、回転槽4の底部の中心部に
は排水口9を形成しており、この排水口9と上記水槽2
の排水口6とを排水路10で結び、該排水路10が排水
口9から排水口6へと延びるようにしている。又、回転
槽4の周側部には脱水用開口部である脱水孔11を最上
部にのみ横一列状に形成しており、このほか、回転槽4
の最上部にはバランスリング12を取付け、一方、水槽
2の最上部にはリング状の水槽カバー13を取付けて、
これに内蓋14を枢設している。なお、内蓋14には開
閉操作用の取手部15と回転槽4内に注水するための注
水口16とを設けている。更に、外箱1の最上部にはト
ップカバー17を装着している。
【0015】水槽2の外下方部にはモータ18を主体と
する駆動機構19を配設しており、これの減速ギヤ機構
やブレーキ機構等(図示せず)を内蔵したハウジング2
0を前記水槽2底部のハウジング挿入口5から水槽2内
に臨ませている。又、そのハウジング20からは、洗濯
軸21を内挿した脱水軸22を前記排水路10を水密且
つ回転可能に通して水槽2内に突出させており、その脱
水軸22の突出端部に前記回転槽4を取付け、更に回転
槽4内に突出した洗濯軸21の突出端部に撹拌体23を
取付けている。
【0016】そして、前記水槽2の排水口6とエアトラ
ップ7には第1の排水弁24を共通に接続し、これの下
流側下方に第2の排水弁25を接続して、更にその下流
側外方に機外に突出する排水ホース26を接続してい
る。又、上記第1の排水弁24と第2の排水弁25との
間には接続管27の一端部を接続しており、この接続管
27の他端部を前記水槽2の接続口8に接続して、これ
ら第1の排水弁24,第2の排水弁25,及び接続管2
7により洗濯時の運転状態を後述のごとく切換える切換
機構28を構成している。
【0017】図2は前記トップカバー17の前部上面に
設けた操作パネル29を示しており、これには各種操作
スイッチ30と各種表示体31を設けていて、その中で
も「コース切換」スイッチ30aは「標準」,「スピー
ド」,「強力」,「静音」とあるコースの選択をするた
めのもので、表示体31a〜31dはその選択したコー
スを発光により表示するようになっている。又、「節約
切換」スイッチ30bは「節約」と「普通」の選択をす
るためのもので、表示体31eはその節約の選択がされ
たことを発光により表示するようになっている。更に、
「予約」スイッチ30cは運転の予約を例えば運転の終
了時刻でもってするもので、表示部31ffその予約時
刻(例えば現時点から何時間後か)を表示するようにな
っている。
【0018】図3は上記操作パネル29の裏側(トップ
カバー17の内部)に配設した制御手段として機能する
マイクロコンピュータ32を示しており、これには上記
各種操作スイッチ30から成る操作スイッチ部33より
各種操作信号が入力されると共に、トップカバー17に
枢設した蓋34(図1参照)の開閉に応動する蓋スイッ
チ35より蓋開閉信号が入力され、更に、前記水槽2内
の水位を前記エアトラップ7から接続チューブ36(図
1参照)を介して検知する水位センサ37から水位検知
信号が入力されるようになっている。
【0019】そして、それらの入力並びにあらかじめ記
憶された制御プログラムに基づいて、マイクロコンピュ
ータ32は、上記操作パネル29の各種表示体31から
成る表示部38と、内蓋14の注水口16を通じて回転
槽4内に給水する給水弁39、前記駆動機構19のモー
タ18、前記切換機構28の第1の排水弁24、第2の
排水弁25を駆動するための駆動回路40に駆動制御信
号を与えるようになっている。
【0020】そこで、以下には上記マイクロコンピュー
タ32の機能に基づく作用について述べる。マイクロコ
ンピュータ32は、運転のコースを判断するときに、図
4に示すごとく、「コース切換」スイッチ30aにより
選択されたコースが「標準」又は「スピード」コースで
あるか否かの判断をする(ステップA1)。ここで、選
択されたコースが「標準」又は「スピード」コースであ
ると判断されれば、「1タブ運転」を実行し(ステップ
A2)、「標準」又は「スピード」コースではない
(「強力」又は「静音」コースである)と判断されれ
ば、「2タブ運転」を実行する(ステップA3)。
【0021】上記「1タブ運転」は、切換機構28の第
2の排水弁25を開放させたまま、第1の排水弁24を
開閉制御して行なうもので、中でも洗濯時には第1の排
水弁24を閉鎖させる。この結果、洗濯時には、給水弁
39から内蓋14の注水口16を通じて回転槽4内に供
給される水が、図5に示すように、排水路10から回転
槽4内に溜められ、この回転槽4内にのみ貯水した状態
(水槽2内には貯水しない状態)で洗濯を行なう。
【0022】なお、この洗濯時には、駆動機構19によ
り、回転槽4を制止して、撹拌体23を正逆回転させ
る。又、排水時には第1の排水弁24を開放させること
により、上記回転槽4内の水を排水路10から第1の排
水弁24,第2の排水弁25,及び排水ホース26を通
じて機外に排出する。更に、脱水時には、上記排水時の
状態のままで、駆動機構19により、回転槽4を撹拌体
23と共に回転させ、それによる遠心力で洗濯物から絞
り出した水を回転槽4の内周側面を昇らせて最上部の各
脱水孔11から振切り、排水時同様に機外に排出する。
【0023】これに対して、「2タブ運転」は、第1の
排水弁24を開放させたまま、第2の排水弁25を開閉
制御して行なうもので、中でも洗濯時には第2の排水弁
25を閉鎖させる。この結果、洗濯時には、給水弁39
から内蓋14の注水口16を通じて回転槽4内に供給さ
れる水が、図6に示すように、排水路10から回転槽4
内に溜められると共に、接続管27から水槽2内にも溜
められるもので、すなわち、回転槽4及び水槽2の双方
に貯水した状態で洗濯を行なう。
【0024】ここで、上記「2タブ運転」時の回転槽4
及び水槽2の各貯水水位については、水位センサ37か
らの水位検知信号をもとに、例えば図7の(a)に示す
ように両方が水位H1 に達してからも、第1の排水弁2
4を開放させ続けて接続管27を通じての水槽2内への
給水を続けることにより、同図の(b)に示すように両
方を水位H2 まで同様に高める方法と、図8の(a)に
示すように両方が水位H1 に達してから、第1の排水弁
24を閉鎖させて接続管27を通じての水槽2内への給
水を断つことにより、同図の(b)に示すように回転槽
4の水位だけをH2 まで高め、水槽2の水位はH1 (例
えば200〜250[mm)に留める方法とがあり、こ
のいずれかを採用している。
【0025】又、このときの洗濯運転及び脱水運転の内
容は前述同様であるが、排水時には第2の排水弁25を
開放させる点が前述と異なる(たゞし、第1の排水弁2
4及び第2の排水弁25をともに開放させる点は同じで
ある)。
【0026】一方、マイクロコンピュータ32は、図9
に示すごとく、「節約切換」スイッチ30bについて、
それが操作されたか否か、すなわち、「節約」が選択さ
れたか否かの判断もするもので(ステップB1)、操作
された(「節約」が選択された)と判断されれば、選択
されたコースがいずれであろうと「1タブ運転」を実行
し(ステップB2)、操作されていない(「節約」が選
択されず、「普通」が選択された)と判断されれば、同
じく選択されたコースがいずれであろうと「2タブ運
転」を実行する(ステップB3)。これら「1タブ運
転」及び「2タブ運転」の各運転内容は上述のとおりで
ある。
【0027】更に、マイクロコンピュータ32は、「予
約」スイッチ30cによる予約がなされているとき、予
約された運転の終了時刻から運転の所要時間を差引く演
算をして運転の開始時刻を決定するが、図10に示すご
とく、この決定した予約運転の開始時刻すなわち実行時
刻が所定の時間帯例えば午後10時から午前6時まで
の、静かさを要する睡眠時間帯中にあるか否かの判断を
する(ステップC1)。そして、そこで運転の実行時刻
がその時間帯中にないと判断されれば、「1タブ運転」
を実行し(ステップC2)、その時間帯中にあると判断
されれば、「2タブ運転」を実行する(ステップC
3)。これら「1タブ運転」及び「2タブ運転」の各運
転内容はやはり前述のとおりである。
【0028】このように本構成のものでは、切換機構2
8の切換えで、回転槽4のみに貯水して洗濯する「1タ
ブ運転」状態と、回転槽4及び水槽2の双方に貯水して
洗濯する「2タブ運転」状態とのいずれかが所望に得ら
れる。この場合、回転槽4のみに貯水して洗濯する「1
タブ運転」状態では、水槽2にまで貯水する必要がない
ので、水及び時間の節約ができる。一方、従来の回転槽
のみに貯水して洗濯をする機種で、その洗濯時に比較的
騒音が目立つ原因は、駆動機構の振動によって水槽の底
部が振動して出る音が空洞となっている水槽の内部で響
いていたことであり、これに対して、回転槽4及び水槽
2の双方に貯水して洗濯をする「2タブ運転」状態で
は、上述の駆動機構19の振動に基づいて水槽2の底部
が振動することにより出る音を水槽2の内部に溜めた水
で響きにくくできるので、発生する騒音を小さくするこ
とができる。
【0029】発明者の実験によれば、洗濯容量が5[k
g]の脱水兼用洗濯機で、標準負荷量の洗濯物を洗濯し
たとき、外箱1の中央高さ位置に対して前方に1[m]
離れたところで騒音を測定した結果、「1タブ運転」で
は測定値が40[dB]であったのに対して、「2タブ
運転」(水槽2内には回転槽4内の水位と同水位貯水)
では測定値は38[dB]となり、2[dB]減じるこ
とができた。又、この場合、音質もソフトになった。
【0030】そして、特に上記構成のものの場合、切換
機構28を、回転槽4の排水口9から延びる排水路10
を開閉する第1の排水弁24と、この第1の排水弁24
の下流側に配設した第2の排水弁25、及びこの第2の
排水弁25と第1の排水弁24との間に一端部を接続さ
れ他端部を水槽2に接続した接続管27による接続管路
とにより構成しており、これによって、前述のようにそ
の第1及び第2の排水弁24,25の開閉だけで「1タ
ブ運転」及び「2タブ運転」の運転状態の切換えができ
る。
【0031】更に、この場合、接続管路(接続管27)
の他端部を水槽2の底部に接続しているので、その接続
部である接続口8を水槽2の給水口として機能させ得る
ほか、排水口としても機能させることができるもので、
別途専用に排水口を設ける必要をなくし得る。又、回転
槽4及び水槽2の双方に貯水して洗濯する「2タブ運
転」のとき、水槽2に回転槽4の水位と同水位貯水する
ようにしたものでは、多くの水量で騒音の抑制がより効
果的にでき、他方、回転槽4の水位より低い水位貯水す
るようにしたものでは、騒音の抑制が極力節水しながら
できる。
【0032】加えて、運転状態の切換えを運転のコース
選択又はスイッチ切換えに応じて行なうようにしてお
り、これによって、一般的な「標準」及び「スピード」
のコースでは水及び時間を節約するために「1タブ運
転」を実行し、水流が強力で騒音が発生しやすい「強
力」及び静かさを必要とする「静音」のコースでは「2
タブ運転」を実行するというようにコース内容に合った
運転状態で洗濯ができ、更に、スイッチ切換えで、コー
スに関係なく使用者の希望に合った運転状態で洗濯がで
きる。
【0033】更に、運転の予約機能を有するものについ
て、運転状態の切換えをその予約運転の実行時刻に応じ
て行なうようにしているので、静かさを要する睡眠時間
帯では騒音の少ない運転状態(「2タブ運転」)で洗濯
ができ、そのほかの時間帯では水及び時間を節約する運
転状態(「1タブ運転」)で洗濯ができるなど、運転の
実行時刻に合った運転状態で洗濯ができる。
【0034】なお、運転の予約は運転の終了時刻ではな
く、運転の開始時刻でするものであっても良い。このほ
か、本発明は上記し且つ図面に示した実施例にのみ限定
されるものではなく、要旨を逸脱しない範囲内で適宜変
更して実施し得る。
【0035】
【発明の効果】本発明の脱水兼用洗濯機は以上説明した
とおりのもので、次に述べる効果を奏する。第1に、脱
水用の開口部を上部にのみ有する回転槽と、この回転槽
を収容した水槽とを具備すると共に、洗濯時の運転状態
を、上記回転槽のみに貯水して洗濯する状態と、回転槽
及び水槽の双方に貯水して洗濯する状態とに切換える切
換機構を具備したことにより、回転槽のみに貯水して洗
濯する状態と、回転槽及び水槽の双方に貯水して洗濯す
る状態とのいずれかが所望に得られて、水及び時間の節
約ができるのと、静かに運転できるのとの効果を所望に
選択して得ることができる。
【0036】第2に、上記切換機構を、回転槽の排水口
から延びた排水路を開閉する第1の排水弁と、この第1
の排水弁の下流側に配設した第2の排水弁、及びこの第
2の排水弁と第1の排水弁との間に一端部を接続され他
端部を水槽に接続した接続管路とにより構成したことに
より、運転状態の切換えが第1及び第2の排水弁を開閉
するだけの容易さでできる。
【0037】第3に、上記接続管路の他端部を水槽の底
部に接続したことにより、その接続部を水槽の給水口と
して機能させ得るほか、排水口としても機能させること
ができて、別途専用に排水口を設ける必要をなくし得
る。第4に、上記回転槽及び水槽の双方に貯水して洗濯
するとき、水槽には回転槽の水位と同水位貯水するか、
又は回転槽の水位より低い水位貯水するようにしたこと
により、騒音の抑制がより効果的にでき、又は、騒音の
抑制が極力節水しながらできる。
【0038】第5に、上記運転状態の切換えを運転のコ
ース選択又はスイッチ切換えに応じて行なうようにした
ことにより、コース内容や使用者の希望に合った運転状
態で洗濯ができる。第6に、運転の予約機能を有するも
のにおいて、上記運転状態の切換えを予約運転の実行時
刻に応じて行なうようにしたことにより、その運転の実
行時刻に合った運転状態で洗濯ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す全体の破断側面図
【図2】操作パネルの平面図
【図3】概略電気構成図
【図4】作用説明用のフローチャートその1
【図5】主要部分の「1タブ」運転状態での概略縦断面
【図6】主要部分の「2タブ」運転状態での概略縦断面
【図7】主要部分の「2タブ」運転状態での水位の変化
を(a),(b)で順に示した概略縦断面図
【図8】主要部分の「2タブ」運転状態での水位の異な
る変化を(a),(b)で順に示した概略縦断面図
【図9】作用説明用のフローチャートその2
【図10】作用説明用のフローチャートその3
【符号の説明】
2は水槽、4は回転槽、8は接続口、9は排水口、10
は排水路、11は脱水孔(脱水用開口部)、19は駆動
機構、24は第1の排水弁、25は第2の排水弁、27
は接続管(接続管路)、28は切換機構、30aは「コ
ース切換」スイッチ、30bは「節約切換」スイッチ、
30cは「予約」スイッチ、32はマイクロコンピュー
タ(制御手段)、37は水位センサ、39は給水弁を示
す。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 脱水用の開口部を上部にのみ有する回転
    槽と、この回転槽を収容した水槽とを具備すると共に、
    洗濯時の運転状態を、前記回転槽のみに貯水して洗濯す
    る状態と、回転槽及び水槽の双方に貯水して洗濯する状
    態とに切換える切換機構を具備したことを特徴とする脱
    水兼用洗濯機。
  2. 【請求項2】 切換機構を、回転槽の排水口から延びた
    排水路を開閉する第1の排水弁と、この第1の排水弁の
    下流側に配設した第2の排水弁、及びこの第2の排水弁
    と第1の排水弁との間に一端部を接続され他端部を水槽
    に接続した接続管路とにより構成したことを特徴とする
    請求項1記載の脱水兼用洗濯機。
  3. 【請求項3】 接続管路の他端部を水槽の底部に接続し
    たことを特徴とする請求項2記載の脱水兼用洗濯機。
  4. 【請求項4】 回転槽及び水槽の双方に貯水して洗濯す
    るとき、水槽には回転槽の水位と同水位貯水するか、又
    は回転槽の水位より低い水位貯水するようにしたことを
    特徴とする請求項1記載の脱水兼用洗濯機。
  5. 【請求項5】 運転状態の切換えを運転のコース選択又
    はスイッチ切換えに応じて行なうようにしたことを特徴
    とする請求項1記載の脱水兼用洗濯機。
  6. 【請求項6】 運転の予約機能を有するものにおいて、
    運転状態の切換えを予約運転の実行時刻に応じて行なう
    ようにしたことを特徴とする請求項1記載の脱水兼用洗
    濯機。
JP7057167A 1995-03-16 1995-03-16 脱水兼用洗濯機 Pending JPH08252394A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7057167A JPH08252394A (ja) 1995-03-16 1995-03-16 脱水兼用洗濯機

Applications Claiming Priority (1)

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