JPH08252256A - 断層撮影装置 - Google Patents

断層撮影装置

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JPH08252256A
JPH08252256A JP5938095A JP5938095A JPH08252256A JP H08252256 A JPH08252256 A JP H08252256A JP 5938095 A JP5938095 A JP 5938095A JP 5938095 A JP5938095 A JP 5938095A JP H08252256 A JPH08252256 A JP H08252256A
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light emitting
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Shiro Oikawa
四郎 及川
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Abstract

(57)【要約】 【目的】本発明は、被検体内部の断層を光学的に撮影す
る断層撮影装置に関し、撮影時間の短縮を図る。 【構成】光放射部11の複数の光源LA,…,LO,
…,LBと、光検出部17の複数の光センサDA,…,
LO,…,DBを、ビームスプリッタ12に関し鏡面対
称な位置に離散的に配置する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、被検体内部の断層を撮
影する断層撮影装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、被検体、特に人体の体表や体
腔内壁の表面構造を光学的に調べ、具体的には例えば胃
カメラにより胃の内壁の状態を写真撮影し、それに基づ
いて診断等が行なわれている。近年、そのような生体組
織やそれを切除して得た病理組織試料等の被検体の表面
状態の観察のみでなく、その表面の奥、すなわち被検体
の内部を光学的に観察するための研究が行なわれてい
る。表面状態のみでなく内部の状態を観察することによ
り、より多くの情報を得ることができ、例えば臨床に応
用した場合、より適切を診断を行なうことができる。
【0003】従来、被検体内部を光学的に観察する手法
として、CLSM(共焦点走査型顕微鏡)が知られてい
る。図24は、CLSMの原理説明図である。ピンホー
ル板81のピンホール81aを経由した、フォーカス性
の良いレーザ光80を、ビームスプリッタ82および対
物レンズ83を経由して被検体1の内部の所定の観測点
Oに向けて照射する。観測点Oからの反射光は、対物レ
ンズ83を経由しビームスプリッタ82を透過して、共
焦点ピンホール板84のピンホール84aの位置に集光
する。このピンホール84aは、ビームスプリッタ82
に関し、ピンホール板81のピンホール81a(光源)
と鏡面対称な関係にある。観測点O以外の、例えば被検
体の表面上の点R′,R″等での反射光は、共焦点ピン
ホール板84の位置では広がってしまう。したがって観
測点Oからの反射光が選択的に強調されてピンホール8
4aを通過する。この反射光を光検出器85で受光す
る。被検体1を走査して各観測点について反射光信号を
得ることにより、被検体1の内部の像を得ることができ
る。
【0004】このCLSMでは、共焦点ピンホール板8
4を配置しているために、観測点Oからの反射光が強調
され、従来の単純顕微鏡よりも深さ分解能が改善されて
いる。しかし、被検体表面からの深さによる入射光の急
激な減衰効果により、深さ方向の分解能力は十分ではな
い。これを改善するために、可干渉距離の短いLC(L
ow Coherent)光源を用いたヘテロダイン干
渉法によるOCMが研究されている。
【0005】図25は、従来のOCM(Optical
Coherence Microscopy)の基本
構成図である。可干渉距離の短い光を発する、例えばS
LD(Superlumunescent Diod
e)91から発せられた光は、ピンホール92、コリメ
ートレンズ93を経由して、ビームスプリッタ94で、
物体光90aと参照光90bとに二分される。物体光9
0aは、対物レンズ95により、被検体1の内部の観測
点Oに焦点を結ぶ。被検体1の表面および内部で反射し
た物体光は、ビームスプリッタ94を経由しさらに集光
レンズ96を経由して光検出器97に入射する。
【0006】一方、ビームスプリッタ94で物体光と二
分された参照光90bは、参照ミラー98で反射しビー
ムスプリッタ94により反射した物体光90aと重畳さ
れて光検出器97に入射する。参照ミラー98の位置
は、物体光90aが観測点Oで反射しビームスプリッタ
94を経由して光検出器97に至る迄の物体光の光路長
と、参照光が参照ミラー98で反射しビームスプリッタ
94を経由して光検出器97に至る迄の参照光の光路長
とが等しくなるように設定されている。この場合、観測
点Oを中心とし、SLD91から発せられた光の可干渉
距離に相当する深さ領域dについてのみ干渉が生じるこ
とになり、この干渉成分を抽出することにより、被検体
1内部の深さ方向に距離dの分解能を持った信号を得る
ことができる。ここに示す例では、この干渉成分を抽出
するために、参照ミラー98に駆動部99が備えられて
おり、この駆動部99は、正弦波発生器100からの正
弦波信号により、参照ミラー98を、その光軸方向に可
干渉距離よりも短い振幅aで振動させる。光検出器97
で検出された信号はプリアンプ101を経由してロック
インアンプ102に入力されるが、このロックインアン
プ102には正弦波発生器100からの正弦波信号も入
力され、ロックインアンプ102から、干渉成分のみが
抽出された干渉信号が出力される。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】このOCMは、深さ方
向の分解能は優れているが、撮影に時間がかかるという
問題があり、撮影時間の短縮と高感度化の実現が課題と
なっている。本発明は、上記事情に鑑み、撮影時間が短
縮化されたOCM方式の断層撮影装置を提供することを
目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成する本発
明の断層像撮影装置は、 (1)所定の光放射面上に離散配置された、所定の可干
渉距離を有する光波を放射する複数の光源を備えた光放
射部 (2)上記複数の光源から放射された各光波それぞれを
物体光と参照光とに二分するビームスプリッタ (3)上記物体光による、光放射面上の複数の光源それ
ぞれの像を、所定の結像面上に形成するとともに、その
結像面で反射した物体光を所定の光検出面上に導いて、
結像面上の、上記複数の光源それぞれの像を、その光検
出面上の、上記ビームスプリッタに関して、光放射面上
の複数の光源それぞれの配置位置と鏡面対称な各位置に
写像する物体光結像光学系 (4)上記参照光を、上記ビームスプリッタに向けて反
射する参照ミラー (5)上記参照光を上記参照ミラーに導くとともに、そ
の参照ミラーで反射した参照光を上記光検出面に導い
て、参照光による、光放射面上の複数の光源それぞれの
像を、結像面で反射した物体光による前記複数の光源そ
れぞれの像に重畳させて形成する参照光結像光学系 (6)光検出面上の上記各位置に離散配置された複数の
光センサを有する光検出部を備えたことを特徴とする。
【0009】ここで、光放射面上に離散配置された複数
の光源、および光検出面上に離散配置された複数の光セ
ンサは、それら光放射面上、光検出面上に、例えば、一
次元的に配列されていてもよく、二次元的に配列されて
いてもよい。また、上記「鏡面対称」とは、幾何光学的
に光線が鏡(ビームスプリッタ)で折り返した場合の互
いに対応する位置をいい、レンズ等により倒立像が形成
される場合は、そのレンズ等の通過前後の光線上の互い
に対応する位置をいう。
【0010】上記本発明の断層撮影装置において、 (7)上記参照ミラーを光軸方向に往復移動させるミラ
ー駆動機構を備えることが好ましい。このミラー駆動機
構を備えた構成の場合、そのミラー駆動機構が、参照ミ
ラーを、光源から放射された光波の可干渉距離よりも短
い距離だけ光軸方向に互いに離れた第1の位置と第2の
位置との間を、それら第1の位置および第2の位置それ
ぞれで動きが反転する反転期間を挟んで往復移動させる
ものであり、さらに、 (8)上記複数の光センサそれぞれに対応して備えられ
た、対応する光センサで得られた信号のうちの、その光
センサに入射した物体光と参照光とが干渉することによ
り生成された干渉信号成分を抽出する帯域フィルタ回
路、その帯域フィルタ回路から出力された干渉信号成分
を検波する検波回路、およびその検波回路の出力信号
を、参照ミラーが移動する間積分して参照ミラーが前記
反転期間にある間その積分信号を保持する積分保持回路
を有する光センサ別信号処理系 (9)各光センサ別信号処理系の積分保持回路が各積分
信号を保持している間に、それらの各積分信号を、複数
の光センサ別信号処理系にわたって時分割に入力してデ
ィジタル信号に変換するAD変換器を備えた構成とする
ことが好ましい。
【0011】また、本発明の断層撮影装置において、上
記(1)〜(6)の、光放射部、ビームスプリッタ、物
体光結像光学系、参照ミラー、参照光結像光学系、およ
び光検出部を構成要素とする干渉計の各構成要素間を結
ぶ光軸の延びる方向が略二次元的に広がるようにそれら
の構成要素が平面的に配置されるとともに、上記複数の
光源および上記複数の光センサが、それぞれ光放射面上
および光検出面上において、少なくとも、上記構成要素
が配置された干渉計配置面に交わる方向に配置され、か
つ (10)上記干渉計を、干渉計配置面に交わる回動軸の
まわりを往復回動させる干渉計回動機構を備えた構成と
することが好ましい。
【0012】また、本発明の断層撮影装置において、光
放射部とビームスプリッタとの間、およびビームスプリ
ッタと光検出部との間に、互いに同期して駆動される音
響光学偏光器を備えることも好ましい態様である。これ
らの音響光学偏向器に代えて、ビームスプリッタと結像
面との間に音響光学偏向器を備えてもよい。さらに、本
発明の断層撮影装置において、光放射部とビームスプリ
ッタとの間、およびビームスプリッタと光検出部との間
に、互いに同期して往復回動される反射ミラーを備える
ことも好ましい態様である。これらの反射ミラーに代え
て、ビームスプリッタと結像面との間に、往復回動され
る反射ミラーを備えてもよい。
【0013】また、本発明の断層撮影装置は、互いに対
応する光放射面上の光源と光検出面上の光センサが上記
ビームスプリッタに関して鏡面対称な位置を保った状態
で、光放射面および光検出面が光軸に対し斜めを向いて
いてもよい。
【0014】
【作用】本発明の断層撮影装置は、光放射部の複数の光
源と光検出部の複数の光センサが、ビームスプリッタに
関し鏡面対称に離散配置されているため、被検体内の複
数点の情報を同時に収集することができ、それだけ高感
度化、撮影時間の短縮化に寄与することになる。
【0015】ここで、上記(7)のミラー駆動機構を備
えると、干渉成分を有効に抽出することができる。この
ミラー駆動機構を備えた場合、そのミラー駆動機構が、
参照ミラーを、上記の反転期間を挟んで往復移動させる
ものであって、かつ、上記(8)の光センサ別信号処理
系を備えると、参照ミラーの動きがほぼ停止している反
転期間中に信号を取り込むことにより、ノイズを最小限
に押え、S/Nの良い信号を抽出することができる。
【0016】また、本発明の断層撮影装置において、干
渉計の構成要素を平面的に配置し、その干渉計を、その
干渉計配置面に交わる回動軸のまわりに往復回動させる
干渉計回動機構を備えた構成とした場合、二次元断層を
得るコンパクトな断層撮影装置が構成される。また、本
発明の断層撮影装置において、音響光学偏向器を備えた
場合、機械的な可動部なしで、高速に二次元断層撮影を
行なうことのできる断層撮影装置が構成される。
【0017】さらに、本発明の断層撮影装置において、
往復回動する反射ミラーを備えた場合、反射ミラーを往
復回動させる機械的可動部が残るが、音響光学偏向器を
備えた場合に次いで高速な、二次元断層撮影用断層撮影
装置が構成される。また、本発明の断層撮影装置におい
て、光放射面および光検出面が光軸に対し斜めを向くよ
うに光源および光センサを配置すると、例えば、被検体
の、深さ方向に広がる断層面の撮影を行なうことができ
るなど、その斜めの向け方に応じた任意の方向に広がる
断層面の撮影を行なうことができる。
【0018】
【実施例】以下、本発明の実施例について説明する。図
1は、本発明の断層撮影装置の第1実施例の構成図であ
る。この図1に示す断層撮影装置10の光放射部11
は、例えば128個等の多数の光源LA,…,LO,
…,LBが図1の紙面内の方向に一次元的に離散的に配
列され、光放射面111を形成している。これら多数の
光源LA,…,LO,…,LBのそれぞれは、例えばS
LD(Superluminescent Diod
e)、もしくは、レーザ光源とそのレーザ光源から放射
されたレーザ光の可干渉距離を短縮させる低コピーレン
ト化装置との組合せ等から構成され、そられの光源L
A,…,LO,…,LBからは可干渉距離の短かい光が
放射される。尚、これらの光源LA,…,LO,…,L
Bは、互いに異なる放射源から放射されたものであって
もよく、1つの放射源から放射された光を光ファイバ,
ピンホール等で複数に分けたものであってもよい。
【0019】これらの光源LA,…,LO,…,LBか
ら放射された光は、ビームスプリッタ12により、物体
光13と参照光14とに二分される。物体光13は、対
物レンズ15を経由し、被検体1の内部の結像面16上
の各点A,…,O,…,Bに各光源LA,…,LO,
…,LBの像を形成する。被検体1で反射した物体光1
3は、再度対物レンズ15を経由し、ビームスプリッタ
12を経由して、光検出部17の光検出面171に達す
る。光検出面171上には、結像面16上の、各光源の
像が形成された各点A,…,O,…,Bに対しそれぞれ
共役の位置、すなわち、ビームスプリッタ12に関し、
各光源LA,…,LO,…,LBと鏡面対称な各位置に
各光センサDA,…,DO,…,DBが配置されてお
り、光検出面171に達した物体光は、それら多数の光
センサDA,…,DO,…DBのそれぞれで検出され
る。
【0020】一方、ビームスプリッタ12により物体光
13とに二分された参照光14は、参照レンズ19によ
り、参照ミラー20の光反射面上に、各光源LA,…,
LO,…,LBの像MA,…,MO,…,MBが形成さ
れるように集光される。参照ミラー20で反射した参照
光14は、再び参照レンズ19を経由し、さらにビーム
スプリッタ12を経由して光検出面171に達する。こ
のとき、参照ミラー20上に形成された、各光源の像M
A,…,MO,…,MBは、参照レンズ19およびビー
ムスプリッタ12により、光検出面171上の各光セン
サDA,…,DO,…,DBの配置位置に写像される。
すなわち、各光センサDA,…,DO,…,DBには、
同一の各光源LA,…,LO,…,LBから放射された
光が二分された物体光と参照光が重畳されて入射され
る。ここで各光源LA,…,LO,…,LBから発せら
れて二分された物体光13と参照光14の、各光源L
A,…,LO,…,LBに対応する各光センサDA,
…,DO,…,DBに至る迄の光路長が互いに等しくな
るように光学系が配置されている。
【0021】図2は、図1に示す断層撮影装置10にお
ける光放射部11の一構成例を示す図である。ここに
は、SLD11_1から放射された可干渉距離の短い光
が多数本の光ファイバ11_2にそれらの各一端から入
射され、それらの光ファイバ11_2の各他端が平板1
1_3の表面の光放射面111と面一となるようにその
平板11_3上に一列に配列され、それぞれが光源L
A,…,LBを形成している。
【0022】図3は、図1に示す断層撮影装置10にお
ける、光放射部11のもう一つの構成例を示す図であ
る。ここには、レーザ光源11_4と、低コヒーレント
化ユニット11_5が備えられている。多数の光源を並
列点灯させようとすると、例えば約2W等のかなり大き
な連続パワーの放射源を備えることが好ましい。この図
3に示す例ではレーザ光源11_4を備えているため、
パワーの大きな光を放射することができ、光の透過率、
反射率の悪い被検体についても断層撮影を行なうことが
できる。ただしレーザ光源11_4そのままでは可干渉
距離が長すぎるため、可干渉距離を短縮化するために低
コヒーレント化ユニット11_5が備えられている。
【0023】図4は、図1に示す断層撮影装置10にお
ける光検出部17の一構成例を示す図である。この光検
出部17の箱体の表面である光検出面171には、多数
の光センサDA,…,DBが配設されている。また、こ
の箱体の内部には各光センサLA,…,LBに対応し
て、後述する、帯域フィルタ回路、検波回路、積分保持
回路等が配列されている。
【0024】図5は、図1に示す断層撮影装置10の参
照ミラーの一構成例を示す図である。参照光を反射する
反射ミラー20_1の裏面に圧電素子20_2、および
さらにその後方にその圧電素子20_2を駆動する駆動
部20_3が備えられている。この駆動部20_3によ
り圧電素子20_2が駆動され、それに伴って反射ミラ
ー20_1が前後に往復移動する。
【0025】図6は、参照ミラーの往復移動のカーブと
被検体内の可干渉深さの変化を示す模式図、図7は、参
照ミラーの移動による、光センサでの干渉受光信号の模
式図である。参照ミラーの光反射面20aが、時刻t1
において、図6に示す破線20a′の位置にあるとき、
そのときの参照光の光路長と同一の光路長を有する物体
光は、被検体1内部の点Cで反射した物体光であり、こ
のとき点Aは、可干渉距離Lのほぼ限界位置にある。ま
た、参照ミラーの光反射面20aが、時刻t2 におい
て、図6に実線で示す位置にあるとき、そのときの参照
光の光路長と同一の光路長を有する物体光は、点Bで反
射した物体光であり、このときは、点A,B,Cとも可
干渉距離内にある。また、参照ミラーの光反射面が、図
6に破線で示す位置20a″にあるとき、そのときの参
照光の光路長と同一の光路長を有する物体光は、点Aで
反射した物体光であり、このときは、今度は点Cが可干
渉距離Lのほぼ限界位置にある。したがって参照ミラー
が図6に示す時刻t1 〜t3 の間の距離a(例えば20
μm)の動きの間、各点A,B,Cからの反射光による
干渉信号はそれぞれ図7(A)〜(C)のように変化
し、光検出面上の光センサでは、図7(A)〜(C)の
信号を各時刻毎に加算した信号が得られることになる。
被検体1の深さ方向の分解能dは、この可干渉距離Lと
ほぼ等しい結果となる。
【0026】図8は、光検出部の各光センサでの受光信
号を処理する信号処理系の一例を示すブロック図、図9
は、図8の信号処理系の各部の信号波形の模式図であ
る。参照ミラーは、図9(a)に示すように、図6に示
す反射面20aが位置20a′にあるときと位置20
a″にあるときに一旦停止した停止期間(本発明にいう
反転期間の典型例)TSTOPを有し、位置20a′から位
置20a″への移動、および位置20a″から位置20
a′への移動はほぼ直線的に行なわれる。また、光放射
部では、図9(f)に示すように、参照ミラーが移動し
ている間だけパルス的に光が放射される。
【0027】各光センサで検出された信号は、各光セン
サに対応して備えられた帯域フィルタ回路に入力され、
この帯域フィルタ回路では干渉信号成分が抽出される。
この帯域フィルタ回路からは、図9(b)に示すような
信号が出力される。この帯域フィルタ回路で抽出された
干渉信号は、検波回路に入力されて検波され、図9
(c)に示すような信号に変換される。この検波回路の
出力は、次いで、積分保持回路に入力される。この積分
保持回路では、図9(d)に示す積分期間T0 、ホール
ド期間T1 、リセット期間T2 のうちの積分期間T0
間、入力信号が積分され、ホールド期間T1 の間その積
分された信号が保持され、リセット期間T2内で初期値
にリセットされ、これにより、図9(d)に示すような
信号が生成される。
【0028】AD変換器は、ホールド期間T1 の間に、
光検出部に配列された全ての光センサに対応する全ての
積分保持回路の出力を時系列的にサンプリングしてディ
ジタル信号に変換する。このように、参照ミラーの動き
が停止し、もしくはその動きが緩やかになり、積分保持
回路がホールド期間にあるときに信号を取り込むことに
よりノイズが押えられ、S/Nの良い信号を得ることが
できる。
【0029】図10は、本発明の断層撮影装置の第2実
施例の構成図である。図1に示す第1実施例の各構成要
素に対応する構成要素には、図1に付した符号と同一の
符号を付して示し、あるいは図示を省略し、相違点のみ
について説明する。以下に参照する各図においても同様
である。この図10に示す第2実施例では、図1に示す
第1実施例における対物レンズ15,参照レンズ19に
代えて、レンズ21,22,23,24を備え、ビーム
スプリッタ12を経由する光束が平行光束となるように
光学系が組まれている。このように平行光束がビームス
プリッタ12を経由するように構成してもよい。また、
図示は省略するが、図1に示す第1実施例と図10に示
す第2実施例との中間的な、ビームスプリッタ12を準
平行光束が経由するような光学系を組んでもよい。
【0030】図11は、本発明の断層撮影装置の第3実
施例の概略構成図である。図11に示すように、円筒形
の殻30の中央にビームスプリッタ12が配置され、そ
の円筒殻30の内壁に光放射面111、光検出面17
1、参照ミラー20が配置されている。また、物体光、
参照光の光路には、それぞれ、対物レンズ22,参照レ
ンズ23が配置されている。物体光は、円筒殻30に設
けられた被検体走査用窓31を通して被検体(図示せ
ず)を照射し、被検体で反射した物体光をその被検体走
査用窓31を通して内部に取り込むように構成されてい
る。本実施例では、干渉計を構成する各要素が平面状に
配置されており、この干渉計は、この干渉計配置面に垂
直な回動軸のまわりに往復回動するように構成されてい
る。
【0031】図12,図13は、図11に示す第3実施
例における、それぞれ、光放射面111、光検出面17
1上の光源、光センサのレイアウト図である。図12,
図13には、それぞれ、光源111_1,111_2,
…,111_nおよび光センサ171_1,171_
2,…,171_nが二列に並ぶとともにその二列が互
いに半ピッチずれた千鳥状に並んでいる。ここれら図1
2,図13の横方向が、図11の干渉計配置面に対し垂
直な方向に対応する。
【0032】図14は、図11に示す第3実施例におけ
る、データ収集順序を示す図である。図11に示す干渉
計が干渉計配置面に垂直な回動軸のまわりに回動する
と、千鳥状にずれた位置に配列された光センサにより、
図14に示すように順次間を埋めるように各画素点のデ
ータが収集される。光源のピッチを狭め隣接する光源か
ら発せられた光どうしの重なりが生じるとコントラスト
が低下するおそれがあるため、光源どうしはある程度の
ピッチを保った位置に配列する必要がある。その光源ピ
ッチよりも狭い画素ピッチでデータを収集しようとする
場合、ここに示すような千鳥状の配列が有効である。
【0033】図15,図16は、図11に示す第3実施
例における、それぞれ、干渉計の回動によるデータ収集
のタイミング、そのデータ収集により得られた断層画面
を示した図である。図15に示すように被検体内の結像
面16(図1参照)において光源の像が2.6mm移動
し、その移動時間が片道0.1秒の場合であって、図1
2,図13に示す光源、光センサがそれぞれ128個並
んでいるとすると、図16に示すように、結像面上で
2.6mm×2.6mmの画角について、1画素あたり
20μm×20μmの大きさの画素で、縦横それぞれ1
28画素の分解能で、秒20コマの断層像撮影を行なう
ことができる。
【0034】図17は、図11に示す第3実施例の外観
斜視図である。干渉計全体が円筒殻30の内部に配置さ
れており、物体光は、被検体走査用窓31を経由して観
察試料(被検体)1を照射し、被検体1で反射した物体
光は、再び被検体走査用窓31を経由して内部に取り込
まれる。この干渉計全体は、駆動部32により、図示の
矢印X−X方向に往復回動される。
【0035】図18は、本発明の断層撮影装置の第4実
施例の構成図である。この第4実施例には、図10に示
す第2実施例の各構成要素が備えられており、さらに、
光放射部11とビームスプリッタ12との間、およびビ
ームスプリッタ12と光検出部17との間に、それぞれ
音響光学(AO)偏向器41,42が備えられている。
これらのAO偏向器41,42は、AO制御回路40に
より、互いに同期して駆動される。
【0036】光放射面111、光検出面171上には、
それぞれ光源、光センサがビームスプリッタ12に関
し、互いに像面対称の位置に一次元的に離散配置されて
おり、AO偏向器41,42は、それぞれ、光源から放
射された光、光センサで受光される光を、光源、光セン
サの配列方向に対し垂直な方向に偏向する。これによ
り、機械的な可動部なしで、結像面16に沿った二次元
断層のデータを高速に収集することができる。
【0037】また、これらのAO偏向器41,42によ
り、あるいは、これらのAO偏向器41,42に隣接し
て他のAO偏向器(図示せず)を配置して、光源、光セ
ンサの配列方向に垂直な方向のみでなく、光源、光セン
サの配列方向にも光を偏向し、光源の配列ピッチの間を
埋め、これにより、より細かな画素ピッチの断層画面を
得てもよい。
【0038】尚、光放射部11とビームスプリッタ12
との間、およびビームスプリッタ12と光検出部17と
の間の双方にAO偏向器41,42を配置することに代
え、図18に破線で示すように、ビームスプリッタ12
と結像面16との間にAO偏向器43を配置してもよ
い。光学系としての鏡面対称性を厳密に保つためには、
2台のAO偏向器41,42を備えることが好ましい
が、必要とされる精度や構成の複雑さ、コスト等を考慮
しいずれを選択してもよい。
【0039】図19は、本発明の断層撮影装置の第5実
施例の構成図である。この第5実施例には、図1に示す
第1実施例をベースに、光放射部11とビームスプリッ
タ12との間、およびビームスプリッタ12と光検出部
17との間にそれぞれ、紙面に垂直な回転軸のまわりに
往復回動する反射ミラー51,52が備えられており、
これに伴い、反射ミラー51,52によって光軸方向が
変更されるため光放射面111、光検出面171の向き
が異なっている。さらに、この第5実施例では、光反射
面111上の光源、光検出面171上の光センサは、図
19の紙面に垂直な方向に一次元配列されている。
【0040】反射ミラー51,52には、それぞれ、反
射ミラー51,52を往復回動させる駆動源53,54
が取り付けられており、それらの駆動源53,54はミ
ラー駆動回路50からの信号により、反射ミラー51,
52を互いに同期して駆動する。これにより、図18に
示す第4実施例と同様に、二次元断層画面を高速に収集
することができる。
【0041】また、図18に示す第4実施例と同様、こ
れらの反射ミラー51,52により、あるいは、これら
の反射ミラー51,52に隣接して他の反射ミラーを配
置して、光源、光センサの配列方向に垂直な方向のみで
なく、光源、光センサの配列方向にも光を偏向し、光源
の配列ピッチの間を埋め、これにより、より細かな画素
ピッチの断層画面を得てもよい。
【0042】また、図18に示す第4実施例と同様、反
射ミラー51,52に代えて、ビームスプリッタ12と
結像面16との間に往復回動する反射ミラー55を備え
てもよい。反射ミラーの配置位置については、鏡面対称
としての誤差、反射ミラーを2枚備えることによる同期
誤差、等を考慮し、いずれを選択してもよい。図20,
図21は、本発明の断層撮影装置の第6実施例の構成を
示す、それぞれ側面図、および正面図である。
【0043】この第6実施例では、光放射面、光検出面
が、光軸に対し斜めに配列されている。この場合、図2
1に示すように被検体1を光軸に対し斜めに配置する
と、その被検体の深さ方向の断面に沿った断層画面デー
タを得ることができる。また、光放射面、光検出面の傾
け方、被検体の配置の仕方に応じて、被検体の任意の方
向の断面に沿った断層画面データを得ることもできる。
【0044】尚、図21に示されるように被検体内の結
像面16が直線になるようにするためには、対物レンズ
15の結像特性により、光検出面171は所定の曲線と
なる。また鏡面対称の観点から、参照ミラー20(図2
3参照)は直線的階段状であり、光放射面111(図2
2参照)は、光検出面171と同じ所定の曲線となる。
【0045】図22は、図20,図21に示す第6実施
例における光放射部の構成例を示す図である。この図2
2に示すように、複数の光源LA,…,LBが、斜めの
光放射面111上に配列されている。図23は、図2
0,図21に示す第6実施例における、参照ミラーの構
成例を示す図である。
【0046】この参照ミラーは、階段状に構成されてお
り、各光源の像が階段の各段上に形成される。尚、上記
各実施例において、光検出部の光検出面171、及び光
放射部の光放射面111は、光学系を決定する開孔群で
あればよく、必ずしもセンサーデバイスや光源デバイス
そのものの配置である必要はない。
【0047】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
被検体内の複数点の情報を同時に収集することができ、
このため高感度化、撮影時間の短縮化を実現した断層撮
影装置が構成される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の断層撮影装置の第1実施例の構成図で
ある。
【図2】図1に示す断層撮影装置における光放射部の一
構成例を示す図である。
【図3】図1に示す断層撮影装置における、光放射部の
もう一つの構成例を示す図である。
【図4】図1に示す断層撮影装置における光検出部の一
構成例を示す図である。
【図5】図1に示す断層撮影装置の参照ミラーの一構成
例を示す図である。
【図6】参照ミラーの往復移動のカーブと被検体内の可
干渉深さの変化を示す模式図である。
【図7】参照ミラーの移動による、光センサでの干渉信
号の模式図である。
【図8】光検出部の各光センサでの受光信号を処理する
信号処理系の一例を示すブロック図である。
【図9】図8の信号処理系の各部の信号波形の模式図で
ある。
【図10】本発明の断層撮影装置の第2実施例の構成図
である。
【図11】本発明の断層撮影装置の第3実施例の概略構
成図である。
【図12】図11に示す第3実施例における、光放射面
上の光源のレイアウト図である。
【図13】図11に示す第3実施例における、光検出面
上の光センサのレイアウト図である。
【図14】図11に示す第3実施例における、データ収
集順序を示す図である。
【図15】図11に示す第3実施例における干渉計の回
動によるデータ収集のタイミングを示した図である。
【図16】図11に示す第3実施例における、データ収
集により得られた断層画面を示した図である。
【図17】図11に示す第3実施例の外観斜視図であ
る。
【図18】本発明の断層撮影装置の第4実施例の構成図
である。
【図19】本発明の断層撮影装置の第5実施例の構成図
である。
【図20】本発明の断層撮影装置の第6実施例の構成を
示す側面図である。
【図21】本発明の断層撮影装置の第6実施例の構成を
示す正面図である。
【図22】図20,図21に示す第6実施例における光
放射部の構成例を示す図である。
【図23】図20,図21に示す第6実施例における、
参照ミラーの構成例を示す図である。
【図24】CLSMの原理説明図である。
【図25】従来のOCM(Optical Coher
ence Microscopy)の基本構成図であ
る。
【符号の説明】
10 断層撮影装置 11 光放射部 111 光放射面 12 ビームスプリッタ 13 物体光 14 参照光 15 対物レンズ 16 結像面 17 光検出部 171 光検出面 19 参照レンズ 20 参照ミラー 21,22,23,24 レンズ 41,42,43 音響光学偏向器 51,52,55 反射ミラー

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定の光放射面上に離散配置された、所
    定の可干渉距離を有する光波を放射する複数の光源を備
    えた光放射部と、 前記複数の光源から放射された各光波それぞれを物体光
    と参照光とに二分するビームスプリッタと、 前記物体光による、前記光放射面上の複数の光源それぞ
    れの像を、所定の結像面上に形成するとともに、該結像
    面で反射した物体光を所定の光検出面上に導いて、前記
    結像面上の、前記複数の光源それぞれの像を、該光検出
    面上の、前記ビームスプリッタに関して、前記光放射面
    上の複数の光源それぞれの配置位置と鏡面対称な関係に
    ある各位置に写像する物体光結像光学系と、 前記参照光を、前記ビームスプリッタに向けて反射する
    参照ミラーと、 前記参照光を前記参照ミラーに導くとともに、該参照ミ
    ラーで反射した参照光を前記光検出面に導いて、該参照
    光による、前記光放射面上の複数の光源それぞれの像
    を、前記結像面で反射した物体光による前記複数の光源
    それぞれの像に重畳させて形成する参照光結像光学系
    と、 前記光検出面上の前記各位置に離散配置された複数の光
    センサを有する光検出部とを備えたことを特徴とする断
    層撮影装置。
  2. 【請求項2】 前記参照ミラーを光軸方向に往復移動さ
    せるミラー駆動機構を備えたことを特徴とする請求項1
    記載の断層撮影装置。
  3. 【請求項3】 前記ミラー駆動機構が、前記参照ミラー
    を、前記光源から放射された光波の可干渉距離よりも短
    い距離だけ互いに光軸方向に離れた第1の位置と第2の
    位置との間を、該第1の位置および該第2の位置それぞ
    れで動きが反転する反転期間を挟んで往復移動させるも
    のであり、 前記複数の光センサそれぞれに対応して備えられた、対
    応する光センサで得られた信号のうちの、該光センサに
    入射した物体光と参照光とが干渉することにより生成さ
    れた干渉信号成分を抽出する帯域フィルタ回路、該帯域
    フィルタ回路から出力された前記干渉信号成分を検波す
    る検波回路、および該検波回路の出力信号を、前記参照
    ミラーが移動する間積分して該参照ミラーが前記反転期
    間にある間該積分信号を保持する積分保持回路を有する
    光センサ別信号処理系と、 各光センサ別信号処理系の積分保持回路が各積分信号を
    保持している間に、該各積分信号を、複数の光センサ別
    信号処理系にわたって時分割に入力してディジタル信号
    に変換するAD変換器とを備えたことを特徴とする請求
    項2記載の断層撮影装置。
  4. 【請求項4】 前記光放射部、前記ビームスプリッタ、
    前記物体光結像光学系、前記参照ミラー、前記参照光結
    像光学系、および前記光検出部を構成要素とする干渉計
    の各構成要素間を結ぶ光軸の延びる方向が略二次元的に
    広がるように該構成要素が平面的に配置されるととも
    に、前記複数の光源および前記複数の光センサが、それ
    ぞれ前記光放射面上および前記光検出面上において、少
    なくとも前記構成要素が配置された干渉計配置面に交わ
    る方向に配置され、かつ前記干渉計を、前記干渉計配置
    面に交わる回動軸のまわりを往復回動させる干渉計回動
    機構を備えたことを特徴とする請求項1から3のうちい
    ずれか1項記載の断層撮影装置。
  5. 【請求項5】 前記光放射部と前記ビームスプリッタと
    の間、および前記ビームスプリッタと前記光検出部との
    間に、互いに同期して駆動される音響光学偏光器を備え
    たことを特徴とする請求項1から3のうちいずれか1項
    記載の断層撮影装置。
  6. 【請求項6】 前記ビームスプリッタと前記結像面との
    間に音響光学偏光器を備えたことを特徴とする請求項1
    から3のうちいずれか1項記載の断層撮影装置。
  7. 【請求項7】 前記光放射部と前記ビームスプリッタと
    の間、および前記ビームスプリッタと前記光検出部との
    間に、互いに同期して往復回動される反射ミラーを備え
    たことを特徴とする請求項1から3のうちいずれか1項
    記載の断層撮影装置。
  8. 【請求項8】 前記ビームスプリッタと前記結像面との
    間に、往復回動される反射ミラーを備えたことを特徴と
    する請求項1から3のうちいずれか1項記載の断層撮影
    装置。
  9. 【請求項9】 互いに対応する、前記光放射面上の光源
    と前記光検出面上の光センサが前記ビームスプリッタに
    関して鏡面対称な位置を保った状態で、前記光放射面お
    よび前記光検出面が光軸に対し斜めを向いていることを
    特徴とする請求項1から8のうちいずれか1項記載の断
    層撮影装置。
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