JPH08252125A - 調理台付き冷蔵装置 - Google Patents

調理台付き冷蔵装置

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Publication number
JPH08252125A
JPH08252125A JP5620095A JP5620095A JPH08252125A JP H08252125 A JPH08252125 A JP H08252125A JP 5620095 A JP5620095 A JP 5620095A JP 5620095 A JP5620095 A JP 5620095A JP H08252125 A JPH08252125 A JP H08252125A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cooking table
top plate
discharge pipe
cooking
recess
Prior art date
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Pending
Application number
JP5620095A
Other languages
English (en)
Inventor
Koji Ueno
浩司 上野
Kazuhiro Yoshida
和弘 吉田
Saki Takeuchi
佐紀 竹内
Kazuhiko Inoue
和彦 井上
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hoshizaki Electric Co Ltd
Original Assignee
Hoshizaki Electric Co Ltd
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Publication date
Application filed by Hoshizaki Electric Co Ltd filed Critical Hoshizaki Electric Co Ltd
Priority to JP5620095A priority Critical patent/JPH08252125A/ja
Publication of JPH08252125A publication Critical patent/JPH08252125A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 冷蔵装置から調理台を取り外すことなく、調
理台上にある残滓,汚水等を好適に取り除くことが可能
な調理台付き冷蔵装置を提供する。 【構成】 調理台付き冷蔵装置は、調理台3の天板19
に前縁から後縁に亙って前後に長く延びる凹部25を有
し、そこに排出管27の入口27aが接続されている。
そのため、調理により生じた残滓等は、凹部に収集され
た後排出管の入口に誘導され排出される。また、調理に
より生じた残滓等が周囲にこぼれるのを防ぐため、調理
台の底板の全周縁には囲壁体21が立設されている。さ
らに、排出管の入口は凹部の後方部分に接続され、冷蔵
装置の本体部後方に存在する空間を通して排出先まで連
通している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、冷蔵室を有する箱体の
上に調理台がある調理台付き冷蔵装置に関し、特に、そ
の調理台上にある残滓および/または汚水(以下、残滓
等と称す)を該調理台から排出する技術に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】実開昭58−77552号公報には、従
来の調理台付き冷蔵装置の一例が開示されている。この
調理台付き冷蔵装置は、下部が箱体となっており、その
内部には、冷蔵室と一般的な構成を有する冷凍回路とが
収納されている。また、箱体の前面には、前記冷蔵室か
ら調理用材料の出し入れをするための冷蔵室扉が設けら
れている。箱体の上方には、長板状の調理台が載置され
ている。この調理台の両端の前後方向の中心の位置に
は、所定の大きさの切り欠きあるいは孔が設けられてい
る。一方、箱体の上部であって、調理台が載置された際
前記切り欠き(孔)の部分が上方にくる位置には、該切
り欠き(孔)の形状に適合する突起部材(係止ピン)が
設けられている。従って、調理台が箱体に対して着脱自
在であるため、調理によって残滓等が調理台に蓄積した
際には、調理台を取り外して洗い場等まで運んで清掃す
ることが可能であった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の調理台付き冷蔵
装置においては、調理者は、下部の冷蔵庫より調理用材
料を取り出し、調理台上で種々の作業を行っていた。そ
の際、調理に不要になった残滓や、材料等を洗った汚水
が調理台上に目立ってくると、調理者は、それまでの作
業を中断して、冷蔵装置から調理台を取り外した後所定
の洗い場まで運んで、調理台を清掃してから、再び作業
を再開しなければならなかった。このため、手間がかか
り、調理の効率が思うように上がらない傾向があった。
また、調理中においては、包丁等の調理器具、調理用材
料、水滴等が調理台より落下し、危険であるばかりか、
調理台付き冷蔵装置自体やその設置場所周辺を汚したり
する恐れがあった。従って、本発明は、冷蔵装置から調
理台を取り外すことなく、調理台上に溜まった残滓等を
好適に取り除くことが可能な調理台を備えた調理台付き
冷蔵装置を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
め、本発明の調理台付き冷蔵装置は、前記調理台の天板
に、該天板の側端部に沿って前後方向に延びる凹部が形
成され、該凹部の後方部分に形成された開口には排出管
の入口が接続される。そして、前記排出管は、前記本体
部の後方に存在する空間を通って配設されている。ま
た、前記調理台の前記天板には、その全周縁に亙って囲
壁体を立設してもよい。さらに、前記凹部の底面を前記
排出管の前記入口に向けて傾斜させてもよい。
【0005】
【作用】上述の構成を有する本発明の調理台付き冷蔵装
置において、調理中に調理台上に材料の残滓や汚水が目
立つようになってきた場合には、調理者によって、前記
残滓等が調理台の天板に形成された凹部に落とされる。
その際、凹部が天板の前後方向に長く形成されているた
め、調理者は、排出管の入口の位置を気にせず、調理台
の天板上の残滓等を凹部に向かって移動させるだけでよ
い。また、調理台の天板の全周縁に亙って、囲壁体が立
設されているものでは、残滓等はその除去の際に囲壁体
により案内されて凹部に向かい、また、調理台上にある
調理器具、残滓等は落下しない。凹部の底面が排出管の
入口に向けて傾斜している場合には、凹部に集められた
残滓等は、同凹部に沿って移動され、容易に排出管の入
口まで誘導され排出される。
【0006】
【実施例】本発明の好適な実施例について添付図面を参
照して詳細に説明するが、図中、同一符号は同一又は対
応部分を示すものとする。尚、以下の説明では、冷蔵室
の扉が設けられている方を“前”として説明を行う。図
1および図2に全体図が示される本発明の実施例による
調理台付き冷蔵装置1の本体部は、下方の箱体5と、そ
の側方に配設された冷蔵回路ユニット11とからなる。
本体部の上部は、調理台3により覆われており、その上
にはスープディスペンサ7が設置されている。箱体5
は、断熱材で造られた2つの側壁、前壁、後壁、底壁お
よび頂壁からなり、箱体5の内部は、冷蔵室9となって
いる。冷蔵室9は、蒸発器等を含む一般的な構成部材か
らなる冷蔵回路ユニット11によって冷却される。冷蔵
室9は、前面側が開口しており、箱体5の前壁即ち前面
にある扉13によって、同開口が開閉される。冷蔵回路
ユニット11の前面にはその作動をコントロールするた
めの制御盤等が設けられたフロントパネル15がある。
箱体5の底壁の下面には、調理台付き冷蔵装置1を好適
に設置するための4つの脚17が、それぞれ所定の位置
に付設されている。
【0007】調理台3は、天板19と、天板19の周縁
に立設される囲壁体21とからなる。囲壁体21は、調
理しているとき、あるいは、調理後の清掃をしていると
きに、調理台3の天板19上の調理材料,残滓がこぼれ
て周囲を汚さないように、所定の高さを有している。図
3において見て、囲壁体21の前側部分を前側囲壁21
a、後側部分を後側囲壁21b、側方部分を側方囲壁2
1e,21fとすると、後側囲壁21bと側方囲壁21
eの交叉位置には、長方形状のホテルパン取付部23が
設けられている。また、後側囲壁21bの一部分には、
スープディスペンサ7のための取付台部分21cが一体
形成されており、取付台部分21c上にはスープディス
ペンサ7がボルト等の固定手段によって取り付け固定さ
れる。冷蔵回路ユニット11は、箱体5の後端まで延び
ておらず、その前方で終端しているため、図2および図
3に示されるように、取付台部分21cは、後側囲壁2
1bの長手方向の全面に亙って設ける必要はない。その
ため、取付台部分21cの後面21dを設置場所の壁等
(図示せず)に極力近接させる態様で、調理台付き冷蔵
装置1を設置しても、取付台部分21cの無い後側囲壁
21bの背後の領域には、前述の壁等と後側囲壁21b
との間に所定のスペース28(空間)が必ず生じる。
【0008】調理台3の天板19の上面には、本発明の
特徴である凹部25が上向きに開口する態様で形成され
ている。詳細については、図3,図4および図5を参照
して以下に説明する。図4は、図3のIV−IV線に沿って
切断し、図5は、図3のV−V線に沿って切断し、それぞ
れ矢印の方向から見た場合の断面図である。凹部25
は、底面25a,左右の側面25b,前側面25cおよ
び後側面25dから形成されており、底面25aは、調
理台3の前後方向に長く延びていて、実施例では、調理
台3の天板19の上面とほぼ平行な平坦な面である。側
面25b、前側面25cおよび後側面25dは、凹部2
5の開口が上向きに広がるように所定の角度で傾斜して
いる。底面25aと側面25bとの接続部分、同様に、
底面25aと前側面25cおよび後側面25dとの接続
部分は、図4や図5の部分的な拡大図から諒解されるよ
うに、角の無いように滑らかであることが望ましい。そ
の理由は、前記の接続部分に角があると、残滓等がそこ
に溜まる可能性があるからである。
【0009】本実施例の凹部25は、図4および図5に
示されるように、凹部25が天板19の一部分として最
初から形成されている前提で説明をしているが、これに
限らず、調理台3の天板19に所定の穴を明け、溶接等
の手段により、凹部25を、天板19の下面側から前記
穴の周囲の下面に取り付けてもよい。その際、天板19
の前記穴の周囲と凹部25との接着部分は、平滑に且つ
漏れの生じないようにする。また、凹部25の底面25
aの後方寄りには、開口26が形成され、そこに排出管
27の入口27aが接続されている。一方、排出管27
の出口(図示せず)は、排水溝や下水溝等に連通してい
る。排出管27の取り付けに関しては、例えば、同排出
管27の外径に等しい径の上記開口26を、予め天板1
9における後側囲壁21b寄りに穿設しておき、この開
口26に排出管27を挿入し溶接等により固定する。排
出管27の入口27aの上面は、底面25aと面一とな
るように取り付けるのが望ましい。また、別の態様とし
て、後側囲壁21b寄りに穿設した前述の開口26の径
を、排出管27の内径に等しくし、排出管27自体を開
口26に挿入するのではなく、入口27aの上面を開口
26の周囲の下面に接続してもよい。排出管27の入口
27aと出口との間の部分は、図2に示されるように、
後側囲壁21bの後方であって、取付台部分21cの無
い領域に生じる上記のスペース28を通って配設されて
いる。
【0010】排出管27の入口27aを底面25aの後
方寄りに接続し、排出管27を後側囲壁21bの後方を
通る態様にしておくと、排出管27の配管作業を効率よ
く進めるのに充分な広さを有する前述したスペースを有
効に利用できるだけでなく、天板の前方部に接続しよう
とすると、冷蔵庫の後述する扉の開閉に支障が生じ、天
板の側方部に接続しようとすると、その分天板を側方に
延長し装置全体が大型化し、箱体内,冷蔵室内,冷凍回
路内を通す場合には、箱体,冷蔵室,冷凍回路の貫通部
分に特別な加工が必要である等の問題を解決することが
できる。
【0011】次に、本実施例にかかる調理台付き冷蔵装
置1が実際にどのように使用されるか説明をする。図3
において、調理によって天板19上に残滓等が目立って
きた場合、調理者は、まず、調理台3の天板19上の残
滓等を、ふきん等を用いて凹部25に向かって移動さ
せ、凹部25内に落とす。天板19上の残滓等を全て凹
部25内に落としたら、今度は、凹部25内の残滓等を
底面25aに沿って移動させ、後側囲壁21b近傍にあ
る入口27aに流し込む。入口27aに入った残滓等
は、排出管27を通って所定の排水溝,下水溝等に排出
される。一般的には、冷蔵装置の設置状態は、設置場所
にある排水溝との関係で、冷蔵装置自体が前方に傾いて
いる状態が多く、そのような場合には、特に、囲壁体2
1の前側囲壁21aと天板19との間に残滓等が溜まり
易いが、本実施例では、前後に長い凹部25が設けられ
ているため、残滓等は、一旦凹部25に集められ、容易
に排出管27の入口27に誘導される。尚、上述した実
施例は、本発明の一実施例に過ぎず、別の例として、凹
部の底面が平面ではなく、排出管27の入口27aに向
かって傾斜していてもよい。このようなものでは、平面
のものに比べて、さらに残滓等を排出管27の入口27
aに誘導しやすくなる。
【0012】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1に記載の
本発明の調理台付き冷蔵装置によれば、調理台の天板に
該天板の側端部に沿って前後方向に延びる凹部を形成
し、該凹部の後方部分に形成された開口には排出管の入
口を接続し、前記排出管は前記本体部の後方に存在する
空間を通っているため、底板上の残滓等は凹部に落下さ
せて集められた後、該凹部に沿って移動させて排出管か
ら排出される。そのため、調理台を冷蔵装置本体部から
取り外さなくても調理台の清掃ができるので、清掃が容
易であると同時に、調理の作業効率が大幅に向上する。
また、請求項2に記載の発明によれば、調理台の前記天
板の全周縁に亙って囲壁体を立設したため、調理台から
包丁等の調理器具が落下する危険な事故や、調理用材料
あるいは水滴等が落下して冷蔵装置やその周辺を汚した
りすることを防止できる。さらに、請求項3に記載の発
明によれば、前記凹部の底面を前記排出管の前記入口に
向けて傾斜させたため、凹部に集められた残滓等を容易
に排出管の入口に案内できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施例に係る調理台付き冷蔵装置の
全体正面図である。
【図2】 図1の実施例に係る調理台付き冷蔵装置の全
体側面図である。
【図3】 図1の実施例に係る調理台単体の拡大斜視図
である。
【図4】 図3のIV−IV線に沿って切断し矢印の方向か
ら見た部分拡大断面図である。
【図5】 図3のV−V線に沿って切断し矢印の方向から
見た部分拡大断面図である。
【符号の説明】
1…調理台付き冷蔵装置、3…調理台、19…天板、2
1…囲壁体、25…凹部、25a…底面、27…排出
管、27a…入口、28…スペース(空間)。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 井上 和彦 愛知県豊明市栄町南館3番の16 ホシザキ 電機株式会社内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 本体部の上部に調理台を有し、前記本体
    部の内部に冷蔵室を有する冷蔵装置において、前記調理
    台の天板には、該天板の側端部に沿って前後方向に延び
    る凹部が形成され、該凹部の後方部分に形成された開口
    には排出管の入口が接続され、前記排出管は前記本体部
    の後方に存在する空間を通っていることを特徴とする調
    理台付き冷蔵装置。
  2. 【請求項2】 前記調理台の前記天板の全周縁に亙って
    囲壁体が立設されている請求項1に記載の調理台付き冷
    蔵装置。
  3. 【請求項3】 前記凹部の底面が前記排出管の前記入口
    に向けて傾斜している請求項1または請求項2に記載の
    調理台付き冷蔵装置。
JP5620095A 1995-03-15 1995-03-15 調理台付き冷蔵装置 Pending JPH08252125A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5620095A JPH08252125A (ja) 1995-03-15 1995-03-15 調理台付き冷蔵装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5620095A JPH08252125A (ja) 1995-03-15 1995-03-15 調理台付き冷蔵装置

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Publication Number Publication Date
JPH08252125A true JPH08252125A (ja) 1996-10-01

Family

ID=13020487

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5620095A Pending JPH08252125A (ja) 1995-03-15 1995-03-15 調理台付き冷蔵装置

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JP (1) JPH08252125A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20010070682A (ko) * 2001-05-30 2001-07-27 황인성 음식물쓰레기 보관용 냉장실이 부설된 씽크대

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KR20010070682A (ko) * 2001-05-30 2001-07-27 황인성 음식물쓰레기 보관용 냉장실이 부설된 씽크대

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Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20040427