JPH08251686A - トーンゾイレスピーカ装置 - Google Patents
トーンゾイレスピーカ装置Info
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- JPH08251686A JPH08251686A JP5621095A JP5621095A JPH08251686A JP H08251686 A JPH08251686 A JP H08251686A JP 5621095 A JP5621095 A JP 5621095A JP 5621095 A JP5621095 A JP 5621095A JP H08251686 A JPH08251686 A JP H08251686A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 本発明は、収納時の安定度を高くするととも
に、収納面積を小さくし、また運搬時のスピーカ本体の
損傷を防止することを目的とするものである。 【構成】 キャビネット１の外周部に結合具１３を設
け、前面部を向かい合わせた状態でキャビネット１を他
のトーンゾイレスピーカ装置のキャビネット１と結合す
るようにした。
に、収納面積を小さくし、また運搬時のスピーカ本体の
損傷を防止することを目的とするものである。 【構成】 キャビネット１の外周部に結合具１３を設
け、前面部を向かい合わせた状態でキャビネット１を他
のトーンゾイレスピーカ装置のキャビネット１と結合す
るようにした。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この発明は、キャビネットの前面
部に複数個のスピーカ本体が縦配列されているトーンゾ
イレスピーカ装置に関するものである。
部に複数個のスピーカ本体が縦配列されているトーンゾ
イレスピーカ装置に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】図１１は例えば「ラジオ技術選書１１５
スピーカ・システム（下）」（昭和５２年，ラジオ技
術社）第４５５頁に示された従来のトーンゾイレスピー
カ装置を示す斜視図である。図において、１はキャビネ
ット、２はキャビネット１の前面部に縦配列された複数
個のスピーカ本体である。
スピーカ・システム（下）」（昭和５２年，ラジオ技
術社）第４５５頁に示された従来のトーンゾイレスピー
カ装置を示す斜視図である。図において、１はキャビネ
ット、２はキャビネット１の前面部に縦配列された複数
個のスピーカ本体である。
【０００３】このようなトーンゾイレスピーカ装置で
は、垂直面内の指向特性がスピーカ本体２の個数に比例
して鋭くなる。このため、鋭い指向性を持ったスピーカ
装置を得るためには、スピーカ本体２を数多く直線状に
縦配列する必要があり、従ってキャビネット１は垂直方
向に長い形状となる。
は、垂直面内の指向特性がスピーカ本体２の個数に比例
して鋭くなる。このため、鋭い指向性を持ったスピーカ
装置を得るためには、スピーカ本体２を数多く直線状に
縦配列する必要があり、従ってキャビネット１は垂直方
向に長い形状となる。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】上記のように構成され
た従来のトーンゾイレスピーカ装置においては、キャビ
ネット１が縦長の形状となるため、保管の際には、安定
度が低い縦置きよりも、床との接触面積が広く安定度の
高い側面部や後面部を下にして置いており、収納面積を
広く取る必要があるという問題点があった。また、運搬
の際には、キャビネット１の前面部に露出しているスピ
ーカ本体２が損傷する恐れがあるという問題点もあっ
た。
た従来のトーンゾイレスピーカ装置においては、キャビ
ネット１が縦長の形状となるため、保管の際には、安定
度が低い縦置きよりも、床との接触面積が広く安定度の
高い側面部や後面部を下にして置いており、収納面積を
広く取る必要があるという問題点があった。また、運搬
の際には、キャビネット１の前面部に露出しているスピ
ーカ本体２が損傷する恐れがあるという問題点もあっ
た。
【０００５】この発明は、上記のような問題点を解決す
ることを課題としてなされたものであり、収納面積を小
さくするとともに、運搬時のスピーカ本体の損傷を防止
することができるトーンゾイレスピーカ装置を得ること
を目的とする。
ることを課題としてなされたものであり、収納面積を小
さくするとともに、運搬時のスピーカ本体の損傷を防止
することができるトーンゾイレスピーカ装置を得ること
を目的とする。
【０００６】
【課題を解決するための手段】請求項１の発明に係るト
ーンゾイレスピーカ装置は、キャビネットと、このキャ
ビネットの前面部に縦方向に並べて配置されている複数
個のスピーカ本体と、キャビネットの外周部に設けら
れ、前面部を向かい合わせた状態でキャビネットを他の
キャビネットと結合するための結合具とを備えたもので
ある。
ーンゾイレスピーカ装置は、キャビネットと、このキャ
ビネットの前面部に縦方向に並べて配置されている複数
個のスピーカ本体と、キャビネットの外周部に設けら
れ、前面部を向かい合わせた状態でキャビネットを他の
キャビネットと結合するための結合具とを備えたもので
ある。
【０００７】請求項２の発明に係るトーンゾイレスピー
カ装置は、縦方向に複数個に分割可能なキャビネット
と、このキャビネットの前面部に縦方向に並べて配置さ
れている複数個のスピーカ本体と、キャビネットの外周
部に設けられ、前面部を向かい合わせた状態でキャビネ
ットの分割された部分を他の部分と結合するための結合
具と、キャビネットの分割面に設けられ、分割面の上下
のスピーカ本体相互を電気的に接続するための電極とを
備えたものである。
カ装置は、縦方向に複数個に分割可能なキャビネット
と、このキャビネットの前面部に縦方向に並べて配置さ
れている複数個のスピーカ本体と、キャビネットの外周
部に設けられ、前面部を向かい合わせた状態でキャビネ
ットの分割された部分を他の部分と結合するための結合
具と、キャビネットの分割面に設けられ、分割面の上下
のスピーカ本体相互を電気的に接続するための電極とを
備えたものである。
【０００８】請求項３の発明に係るトーンゾイレスピー
カ装置は、前方へ屈曲可能なキャビネットと、このキャ
ビネットの前面部に縦方向に並べて配置されている複数
個のスピーカ本体と、キャビネットの屈曲部に設けら
れ、キャビネットの屈曲を可能にするとともに、屈曲部
の上下のスピーカ本体相互を電気的に接続するための屈
曲部材と、キャビネットの外周部に設けられ、前面部を
向かい合わせた状態でキャビネットを屈曲させたときに
その屈曲状態を保持する結合具とを備えたものである。
カ装置は、前方へ屈曲可能なキャビネットと、このキャ
ビネットの前面部に縦方向に並べて配置されている複数
個のスピーカ本体と、キャビネットの屈曲部に設けら
れ、キャビネットの屈曲を可能にするとともに、屈曲部
の上下のスピーカ本体相互を電気的に接続するための屈
曲部材と、キャビネットの外周部に設けられ、前面部を
向かい合わせた状態でキャビネットを屈曲させたときに
その屈曲状態を保持する結合具とを備えたものである。
【０００９】
【作用】請求項１の発明においては、前面部を向かい合
わせた状態で結合具によりキャビネットを他のキャビネ
ットと結合することにより、収納時の安定度を高くする
とともに、スピーカ本体を保護する。
わせた状態で結合具によりキャビネットを他のキャビネ
ットと結合することにより、収納時の安定度を高くする
とともに、スピーカ本体を保護する。
【００１０】請求項２の発明においては、キャビネット
を分割し、前面部を向かい合わせた状態で分割された部
分を他の部分と結合することにより、収納時の安定度を
高くするとともに、スピーカ本体を保護する。
を分割し、前面部を向かい合わせた状態で分割された部
分を他の部分と結合することにより、収納時の安定度を
高くするとともに、スピーカ本体を保護する。
【００１１】請求項３の発明においては、前面部を向か
い合わせた状態でキャビネットを屈曲させ、その状態を
結合具で保持することにより、収納時の安定度を高くす
るとともに、スピーカ本体を保護する。
い合わせた状態でキャビネットを屈曲させ、その状態を
結合具で保持することにより、収納時の安定度を高くす
るとともに、スピーカ本体を保護する。
【００１２】
【実施例】以下、この発明の実施例を図について説明す
る。 実施例１．図１はこの発明の実施例１によるトーンゾイ
レスピーカ装置を示す斜視図であり、図１１と同一又は
相当部分には同一符号を付し、その説明を省略する。な
お、スピーカ装置は左右２個を１組として使用すること
が殆どであり、図１では２個１組のトーンゾイレスピー
カ装置を示している。
る。 実施例１．図１はこの発明の実施例１によるトーンゾイ
レスピーカ装置を示す斜視図であり、図１１と同一又は
相当部分には同一符号を付し、その説明を省略する。な
お、スピーカ装置は左右２個を１組として使用すること
が殆どであり、図１では２個１組のトーンゾイレスピー
カ装置を示している。
【００１３】図において、１１は一方のトーンゾイレス
ピーカ装置のキャビネット１の両側面部の上下に間隔を
おいて設けられている第１連結片、１２は他方のトーン
ゾイレスピーカ装置のキャビネット１の両側面部の上下
に間隔をおいて設けられている第２連結片であり、これ
ら第１及び第２連結片１１，１２により結合具１３が構
成されている。
ピーカ装置のキャビネット１の両側面部の上下に間隔を
おいて設けられている第１連結片、１２は他方のトーン
ゾイレスピーカ装置のキャビネット１の両側面部の上下
に間隔をおいて設けられている第２連結片であり、これ
ら第１及び第２連結片１１，１２により結合具１３が構
成されている。
【００１４】このようなトーンゾイレスピーカ装置で
は、結合具１３を設けたので、図２に示すように、前面
部を向かい合わせた状態で２個のキャビネット１を結合
することができる。このため、縦置きのままでも収納時
の安定度が高くなり、収納スペースを小さくすることが
できる。また、前面部を向かい合わせることにより、ス
ピーカ本体２が外部に露出せず、運搬時にスピーカ本体
２が損傷するのが防止される。
は、結合具１３を設けたので、図２に示すように、前面
部を向かい合わせた状態で２個のキャビネット１を結合
することができる。このため、縦置きのままでも収納時
の安定度が高くなり、収納スペースを小さくすることが
できる。また、前面部を向かい合わせることにより、ス
ピーカ本体２が外部に露出せず、運搬時にスピーカ本体
２が損傷するのが防止される。
【００１５】図３は図１の結合具１３の一例を示す正面
図である。第２連結片１２には、係合突起１２ａが設け
られている。第１連結片１２には、係合突起１２ａに係
合するＵ字状の止め金具１１ａが回動自在に設けられて
いる。また、第１連結片１２には、止め金具１１ａを第
１連結片１２側へ引っ張って係合突起１２ａに押し付け
て結合状態をロックするとともに、そのロックを解除す
るためのロック金具１１ｂが設けられている。
図である。第２連結片１２には、係合突起１２ａが設け
られている。第１連結片１２には、係合突起１２ａに係
合するＵ字状の止め金具１１ａが回動自在に設けられて
いる。また、第１連結片１２には、止め金具１１ａを第
１連結片１２側へ引っ張って係合突起１２ａに押し付け
て結合状態をロックするとともに、そのロックを解除す
るためのロック金具１１ｂが設けられている。
【００１６】なお、結合具１３の具体的な構成は、図３
のものに限定されるものではなく、種々の結合具を使用
することができる。
のものに限定されるものではなく、種々の結合具を使用
することができる。
【００１７】実施例２．次に、図４はこの発明の実施例
２によるトーンゾイレスピーカ装置を示す分解斜視図で
ある。図において、２１は縦方向に２分割されたキャビ
ネットで、第１分割体２１ａと第２分割体２１ｂとによ
り構成されている。また、第１分割体２１ａの両側面部
には第１連結片１１が、第２分割体２１ｂの両側面部に
は第２連結片１２がそれぞれ設けられており、第１連結
片１１及び第２連結片１２により上記実施例１と同様の
結合具１３が構成されている。２２は第１分割体２１ａ
の下面及び第２分割体２１ｂの上面に設けられ、分割面
の上下のスピーカ本体２相互を電気的に接続する電極で
ある。
２によるトーンゾイレスピーカ装置を示す分解斜視図で
ある。図において、２１は縦方向に２分割されたキャビ
ネットで、第１分割体２１ａと第２分割体２１ｂとによ
り構成されている。また、第１分割体２１ａの両側面部
には第１連結片１１が、第２分割体２１ｂの両側面部に
は第２連結片１２がそれぞれ設けられており、第１連結
片１１及び第２連結片１２により上記実施例１と同様の
結合具１３が構成されている。２２は第１分割体２１ａ
の下面及び第２分割体２１ｂの上面に設けられ、分割面
の上下のスピーカ本体２相互を電気的に接続する電極で
ある。
【００１８】このようなトーンゾイレスピーカ装置で
は、通常は第２分割体２１ｂ上に第１分割体２１ａを設
置してキャビネット２１を組み立てて使用する。このと
き、第１及び第２分割体２１ａ，２１ｂ相互の結合は、
両者の分割部分に嵌合部を設けたり、両側面及び後面に
結合具１３と同様の結合具を取り付けておくこと（いず
れも図示せず）により行えばよい。また、第１分割体２
１ａ側のスピーカ本体２と第２分割体２１ｂ側のスピー
カ本体２との電気的な接続は、電極２２により行われ
る。
は、通常は第２分割体２１ｂ上に第１分割体２１ａを設
置してキャビネット２１を組み立てて使用する。このと
き、第１及び第２分割体２１ａ，２１ｂ相互の結合は、
両者の分割部分に嵌合部を設けたり、両側面及び後面に
結合具１３と同様の結合具を取り付けておくこと（いず
れも図示せず）により行えばよい。また、第１分割体２
１ａ側のスピーカ本体２と第２分割体２１ｂ側のスピー
カ本体２との電気的な接続は、電極２２により行われ
る。
【００１９】一方、この実施例２のトーンゾイレスピー
カ装置を収納する際には、図５に示すように、キャビネ
ット２１を分割し、前面部を向かい合わせた状態で両分
割体２１ａ，２１ｂを結合具１３で結合する。これによ
り、収納時のキャビネット２１の床との接触面積が増大
するとともに、キャビネット２１の高さが半分になり、
安定度が高くなる。しかも、横置きにした場合よりも収
納スペースは小さくなる。さらに、両分割体２１ａ，２
１ｂの前面部を向かい合わせることにより、運搬時のス
ピーカ本体２の損傷が防止される。
カ装置を収納する際には、図５に示すように、キャビネ
ット２１を分割し、前面部を向かい合わせた状態で両分
割体２１ａ，２１ｂを結合具１３で結合する。これによ
り、収納時のキャビネット２１の床との接触面積が増大
するとともに、キャビネット２１の高さが半分になり、
安定度が高くなる。しかも、横置きにした場合よりも収
納スペースは小さくなる。さらに、両分割体２１ａ，２
１ｂの前面部を向かい合わせることにより、運搬時のス
ピーカ本体２の損傷が防止される。
【００２０】図６は図４の電極２２の一例を示す概略の
構成図である。図において、２３は第１分割体２１ａの
下部にばね２４を介して取り付けられている球状の第１
端子で、第１分割体２１ａ側のスピーカ本体２に電気的
に接続されている。２５は第２分割体２１ｂの上部に固
定され第１端子２３を受ける第２端子で、第２分割体２
１ｂ側のスピーカ本体２に電気的に接続されている。ま
た、第２端子２５には、第１端子２３の外周形状に沿っ
た球面状の凹部２５ａが形成されている。
構成図である。図において、２３は第１分割体２１ａの
下部にばね２４を介して取り付けられている球状の第１
端子で、第１分割体２１ａ側のスピーカ本体２に電気的
に接続されている。２５は第２分割体２１ｂの上部に固
定され第１端子２３を受ける第２端子で、第２分割体２
１ｂ側のスピーカ本体２に電気的に接続されている。ま
た、第２端子２５には、第１端子２３の外周形状に沿っ
た球面状の凹部２５ａが形成されている。
【００２１】なお、電極２２の構造は図６に限定される
ものではなく、例えば図７に示すように、矩形の第１電
極２６と、この第１電極２６が挿入される凹部２７ａが
形成された第２電極２７とを有するものでもよい。
ものではなく、例えば図７に示すように、矩形の第１電
極２６と、この第１電極２６が挿入される凹部２７ａが
形成された第２電極２７とを有するものでもよい。
【００２２】また、上記実施例２ではキャビネット２１
を２分割したが、３分割以上に分割してもよい。ここ
で、スピーカ装置は左右２個を１組として使用すること
が殆どであるため、例えばキャビネットを３分割した場
合、２個の分割体を図５に示したように組み合わせ、残
りの１個の分割体は左右もう一方のスピーカ装置のキャ
ビネットの残りの１個の分割体と組み合わせればよい。
を２分割したが、３分割以上に分割してもよい。ここ
で、スピーカ装置は左右２個を１組として使用すること
が殆どであるため、例えばキャビネットを３分割した場
合、２個の分割体を図５に示したように組み合わせ、残
りの１個の分割体は左右もう一方のスピーカ装置のキャ
ビネットの残りの１個の分割体と組み合わせればよい。
【００２３】実施例３．次に、図８はこの発明の実施例
３によるトーンゾイレスピーカ装置を示す斜視図であ
る。図において、３１は２分割されており、この分割部
で前方へ屈曲可能なキャビネット、３２はキャビネット
３１の屈曲部に設けられ、キャビネット３１の屈曲を可
能にするヒンジ，蝶番等の屈曲部材であり、この屈曲部
材３２は、屈曲部の上下のスピーカ本体２相互を電気的
に接続している。また、キャビネット３１の側面部に
は、前面部を向かい合わせた状態でキャビネット３１を
屈曲させたときにその屈曲状態を保持するための結合具
１３が設けられている。
３によるトーンゾイレスピーカ装置を示す斜視図であ
る。図において、３１は２分割されており、この分割部
で前方へ屈曲可能なキャビネット、３２はキャビネット
３１の屈曲部に設けられ、キャビネット３１の屈曲を可
能にするヒンジ，蝶番等の屈曲部材であり、この屈曲部
材３２は、屈曲部の上下のスピーカ本体２相互を電気的
に接続している。また、キャビネット３１の側面部に
は、前面部を向かい合わせた状態でキャビネット３１を
屈曲させたときにその屈曲状態を保持するための結合具
１３が設けられている。
【００２４】このようなトーンゾイレスピーカ装置で
は、通常はキャビネット３１を屈曲させない状態で使用
する。このとき、外力等によりキャビネット３１が容易
に屈曲して崩れないように、キャビネット３１の分割部
分に嵌合部を設けたり、両側面及び後面に結合具１３と
同様の結合具を取り付けておくなどしてもよい。また、
屈曲部の上下に位置するスピーカ本体２相互の電気的な
接続は、屈曲部材３２により行われる。
は、通常はキャビネット３１を屈曲させない状態で使用
する。このとき、外力等によりキャビネット３１が容易
に屈曲して崩れないように、キャビネット３１の分割部
分に嵌合部を設けたり、両側面及び後面に結合具１３と
同様の結合具を取り付けておくなどしてもよい。また、
屈曲部の上下に位置するスピーカ本体２相互の電気的な
接続は、屈曲部材３２により行われる。
【００２５】一方、この実施例３のトーンゾイレスピー
カ装置を収納する際には、図９に示すように、前面部が
向かい合う状態までキャビネット３１を完全に屈曲さ
せ、その状態を結合具１３で保持する。これにより、収
納時のキャビネット３１の床との接触面積が増大すると
ともに、キャビネット３１の高さが半分になり、安定度
が高くなる。しかも、横置きにした場合よりも収納スペ
ースは小さくなる。さらに、キャビネット３１の前面部
を向かい合わせることにより、運搬時のスピーカ本体２
の損傷が防止される。
カ装置を収納する際には、図９に示すように、前面部が
向かい合う状態までキャビネット３１を完全に屈曲さ
せ、その状態を結合具１３で保持する。これにより、収
納時のキャビネット３１の床との接触面積が増大すると
ともに、キャビネット３１の高さが半分になり、安定度
が高くなる。しかも、横置きにした場合よりも収納スペ
ースは小さくなる。さらに、キャビネット３１の前面部
を向かい合わせることにより、運搬時のスピーカ本体２
の損傷が防止される。
【００２６】また、上記実施例２では電極２２に錆等が
発生して導電特性が劣化する恐れがあるが、この実施例
３では、屈曲部の上下のスピーカ本体２が屈曲部材３２
により常時電気的に接続されているので、経年変化によ
る導電特性劣化が少ない。
発生して導電特性が劣化する恐れがあるが、この実施例
３では、屈曲部の上下のスピーカ本体２が屈曲部材３２
により常時電気的に接続されているので、経年変化によ
る導電特性劣化が少ない。
【００２７】なお、上記実施例３では屈曲部を１箇所と
したが、キャビネットの高さ等に応じて２箇所以上で屈
曲させてもよい。例えば２箇所で屈曲させる場合、図１
０のような方法が可能である。即ち、図１０では、キャ
ビネット４１の高さ方向の２箇所に屈曲部材３２を設
け、収納時には２点鎖線の状態に屈曲させるものであ
る。
したが、キャビネットの高さ等に応じて２箇所以上で屈
曲させてもよい。例えば２箇所で屈曲させる場合、図１
０のような方法が可能である。即ち、図１０では、キャ
ビネット４１の高さ方向の２箇所に屈曲部材３２を設
け、収納時には２点鎖線の状態に屈曲させるものであ
る。
【００２８】
【発明の効果】以上説明したように、請求項１の発明の
トーンゾイレスピーカ装置は、キャビネットの外周部に
結合具を設け、前面部を向かい合わせた状態でキャビネ
ットを他のキャビネットと結合するようにしたので、収
納時の安定度を高くするとともに、収納面積を小さくす
ることができ、また運搬時のスピーカ本体の損傷を防止
することができるなどの効果を奏する。
トーンゾイレスピーカ装置は、キャビネットの外周部に
結合具を設け、前面部を向かい合わせた状態でキャビネ
ットを他のキャビネットと結合するようにしたので、収
納時の安定度を高くするとともに、収納面積を小さくす
ることができ、また運搬時のスピーカ本体の損傷を防止
することができるなどの効果を奏する。
【００２９】また、請求項２の発明のトーンゾイレスピ
ーカ装置は、キャビネットを分割し、かつ分割されたキ
ャビネットのそれぞれの部分に結合具を設け、前面部を
向かい合わせた状態でキャビネットの分割された部分を
他の分割部分と結合するようにしたので、収納時の安定
度を高くするとともに、収納面積を小さくすることがで
き、また運搬時のスピーカ本体の損傷を防止することが
できるなどの効果を奏する。
ーカ装置は、キャビネットを分割し、かつ分割されたキ
ャビネットのそれぞれの部分に結合具を設け、前面部を
向かい合わせた状態でキャビネットの分割された部分を
他の分割部分と結合するようにしたので、収納時の安定
度を高くするとともに、収納面積を小さくすることがで
き、また運搬時のスピーカ本体の損傷を防止することが
できるなどの効果を奏する。
【００３０】さらに、請求項３の発明に係るトーンゾイ
レスピーカ装置は、前面部を向かい合わせた状態でキャ
ビネットを屈曲させ、その状態を結合具で保持するよう
にしたので、収納時の安定度を高くするとともに、収納
面積を小さくすることができ、また運搬時のスピーカ本
体の損傷を防止することができるなどの効果を奏する。
また、屈曲部の上下のスピーカ本体相互の電気的な接続
を屈曲部材により行うようにしたので、経年変化による
導電特性の劣化を防止することができるという効果も奏
する。
レスピーカ装置は、前面部を向かい合わせた状態でキャ
ビネットを屈曲させ、その状態を結合具で保持するよう
にしたので、収納時の安定度を高くするとともに、収納
面積を小さくすることができ、また運搬時のスピーカ本
体の損傷を防止することができるなどの効果を奏する。
また、屈曲部の上下のスピーカ本体相互の電気的な接続
を屈曲部材により行うようにしたので、経年変化による
導電特性の劣化を防止することができるという効果も奏
する。
【図１】 この発明の実施例１によるトーンゾイレスピ
ーカ装置を示す斜視図である。
ーカ装置を示す斜視図である。
【図２】 図１の装置２個を結合した状態を示す側面図
である。
である。
【図３】 図１の結合具の一例を示す正面図である。
【図４】 この発明の実施例２によるトーンゾイレスピ
ーカ装置を示す分解斜視図である。
ーカ装置を示す分解斜視図である。
【図５】 図４の装置の収納時の状態を示す側面図であ
る。
る。
【図６】 図４の電極の一例を示す概略の構成図であ
る。
る。
【図７】 図４の電極の他の例を示す概略の構成図であ
る。
る。
【図８】 この発明の実施例３によるトーンゾイレスピ
ーカ装置を示す斜視図である。
ーカ装置を示す斜視図である。
【図９】 図８の装置の収納時の状態を示す側面図であ
る。
る。
【図１０】 図８の他の屈曲方法を示す側面図である。
【図１１】 従来のトーンゾイレスピーカ装置の一例を
示す斜視図である。
示す斜視図である。
１，２１，３１，４１ キャビネット、２スピーカ本
体、１３ 結合具、２２電極、３２ 屈曲部材。
体、１３ 結合具、２２電極、３２ 屈曲部材。
Claims (3)
- 【請求項１】 キャビネットと、このキャビネットの前
面部に縦方向に並べて配置されている複数個のスピーカ
本体と、上記キャビネットの外周部に設けられ、前面部
を向かい合わせた状態で上記キャビネットを他のキャビ
ネットと結合するための結合具とを備えていることを特
徴とするトーンゾイレスピーカ装置。 - 【請求項２】 縦方向に複数個に分割可能なキャビネッ
トと、このキャビネットの前面部に縦方向に並べて配置
されている複数個のスピーカ本体と、上記キャビネット
の外周部に設けられ、前面部を向かい合わせた状態でキ
ャビネットの分割された部分を他の部分と結合するため
の結合具と、上記キャビネットの分割面に設けられ、上
記分割面の上下のスピーカ本体相互を電気的に接続する
ための電極とを備えていることを特徴とするトーンゾイ
レスピーカ装置。 - 【請求項３】 前方へ屈曲可能なキャビネットと、この
キャビネットの前面部に縦方向に並べて配置されている
複数個のスピーカ本体と、上記キャビネットの屈曲部に
設けられ、上記キャビネットの屈曲を可能にするととも
に、上記屈曲部の上下のスピーカ本体相互を電気的に接
続するための屈曲部材と、上記キャビネットの外周部に
設けられ、前面部を向かい合わせた状態で上記キャビネ
ットを屈曲させたときにその屈曲状態を保持する結合具
とを備えていることを特徴とするトーンゾイレスピーカ
装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5621095A JPH08251686A (ja) | 1995-03-15 | 1995-03-15 | トーンゾイレスピーカ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5621095A JPH08251686A (ja) | 1995-03-15 | 1995-03-15 | トーンゾイレスピーカ装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08251686A true JPH08251686A (ja) | 1996-09-27 |
Family
ID=13020753
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5621095A Pending JPH08251686A (ja) | 1995-03-15 | 1995-03-15 | トーンゾイレスピーカ装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08251686A (ja) |
Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2005027307A (ja) * | 2003-06-30 | 2005-01-27 | Bose Corp | ライン・アレイ電気音響変換 |
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-
1995
- 1995-03-15 JP JP5621095A patent/JPH08251686A/ja active Pending
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