JPH08251314A - 受電回路およびpcm一次群端局装置 - Google Patents

受電回路およびpcm一次群端局装置

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JPH08251314A
JPH08251314A JP5578295A JP5578295A JPH08251314A JP H08251314 A JPH08251314 A JP H08251314A JP 5578295 A JP5578295 A JP 5578295A JP 5578295 A JP5578295 A JP 5578295A JP H08251314 A JPH08251314 A JP H08251314A
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JP
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impedance
loop current
capacitor
circuit
relay
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JP5578295A
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Takashi Nakano
隆志 中野
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Fujitsu Ltd
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Fujitsu Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】本発明は交換機から加入者線対応に供給される
電源を受電し、ループ電流を通電する受電回路に関し、
通話状態でのループ電流を少なくすることにより、部品
の数を少なくし、発熱量を小さくすることのできる受電
回路を実現することを目的とする。 【構成】交換機から供給される電源を受電しループ電流
を通電するループ電流通電回路と、交換機から送出され
るリンガ信号の受信中に加入者線がオフフックとなった
ことを示す信号を出力端子1より出力し、通話を行なう
加入者線がループ状態であることを示す信号を出力端子
2から出力する制御回路と、ループ電流通電回路がルー
プ状態で通電する電流の大きさと、リンガ信号を受信中
に加入者線がオフフックとなったリングトリップ状態で
通電する電流の大きさを設定するループ電流設定回路を
備え構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は交換機から加入者線対応
に供給される電源を受電し、ループ電流を通電する受電
回路に関する。
【0002】交換機に接続されて使用されるPCM一次
端局装置の小型化、経済化が要求されている。特に、P
CM一次端局装置の交換機の加入者線対応に設けられる
受電回路は、使用される数量が多いため、受電回路の小
型化、経済化はPCM一次端局装置全体の小型化、経済
化に対して大きな効果がある。
【0003】
【従来の技術】図13は従来例を説明する図である。図
中の100はPCM一次群端局装置の中の受電回路であ
り、110はループ電流設定回路、120はループ電流
通電回路、130は制御回路である。200はPCM一
次群端局装置100に電源を供給する電源Vbbとルー
プ検出回路210、リングトリップ回路(図中Rトリッ
プ回路と示す)220を備える交換機である。PCM一
次群端局装置100、交換機200はそれぞれ通話を行
なうための通話回路を備えているが、図には本発明に関
係する電源供給、電源受電に関する部分のみを示してい
る。
【0004】図の構成において、ループ電流は制御回路
130からの制御信号により、ループ電流通電回路12
0がオン/オフすることにより、加入者線へオフフック
/オンフック状態を通知している。
【0005】ループ電流通電回路120は4個のトラン
ジスタTR1〜TR4、抵抗R5〜R8、トランジスタ
TR1〜TR4のベース電流を供給するフォトカプラP
C、およびフォトカプラPCのダイオードに通電する電
流を設定する抵抗R4から構成されている。VPはフォ
トカプラPC用の電源である。
【0006】また、ループ電流設定回路110はインピ
ーダンスZ1、Z2およびコンデンサCから構成されて
いる。図において、交換機200から供給される電源
は、インピーダンスZ1とインピーダンスZ2で分圧さ
れる。この分圧された電圧がループ電流通電回路120
のフォトカプラPCに供給され、このフォトカプラPC
の出力によりトランジスタTR1〜TR4のベース電流
が決定され、そして、このベース電流によりトランジス
タTR1〜TR4のコレクタ電流も決定される。このよ
うに、ループ電流通電回路120に流れる電流はループ
電流設定回路110のインピーダンスZ1、Z2の値に
より決定される。
【0007】また、コンデンサCはインピーダンスZ2
と並列に接続されている。音声信号に対しては、コンデ
ンサCとインピーダンスZ2の合成インピーダンスは小
さくなり、インピーダンスZ1と合成インピーダンスと
の分圧比は小さくなるので、音声信号に対するトランジ
スタTR1〜TR4のベース電流は小さくなり、ループ
電流通電回路120のインピーダンスは高くなる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上述の従来例では、ル
ープ電流設定回路110のインピーダンスZ1とインピ
ーダンスZ2の分圧比により、ループ電流通電回路12
0に流れる通電電流の大きさが決定される。
【0009】交換機200は、ループ検出回路210と
リングトリップ回路220を備えている。交換機200
のリングトリップ回路220はリンガ信号を送出して、
加入者線が応答したことを検出した場合に、リンガ信号
を停止させるものであり、例えば、リングトリップ回路
220を動作させるために、60mAの電流が必要であ
るものとする。
【0010】一方、ループ検出回路210はリングトリ
ップ回路220の動作電流よりも小さい電流、例えば、
30mAで動作する。ループ電流通電回路120は、こ
のような、ループ検出回路210、リングトリップ回路
220を動作させるためのループ電流を通電させるもの
であるが、その電流容量は大きい方の電流値、すなわ
ち、リングトリップ回路220を動作させることのでき
るループ電流を流すことができるように構成することが
必要であり、ループ電流設定回路110のインピーダン
スZ1、インピーダンスZ2もこのような電流を流せる
ような値に設定する。
【0011】従来例においては、ループ電流通電回路1
20のトランジスタは、このような電流容量を満足させ
るために、トランジスタTR1〜トランジスタTR4か
ら構成し、抵抗も抵抗R5〜R8を使用している。
【0012】このように、必要とするループ電流を通電
するためにループ電流通電回路120の部品点数を増や
したり、回路の熱分散を行なうことが必要で受電回路の
コストアップの原因の一つとなっている。
【0013】本発明は、通話状態でのループ電流を少な
くすることにより、部品の数を少なくし、発熱量を小さ
くすることのできる受電回路を実現しようとする。
【0014】
【課題を解決するための手段】図1は本発明の原理を説
明するブロック図である。図中の100は交換機200
から加入者対応に供給される電源を受電し、ループ電流
を通電する受電回路を示す。
【0015】また、受電回路100中の120は交換機
200から供給される電源を受電しループ電流を通電す
るループ電流通電回路であり、130は交換機200か
ら送出されるリンガ信号を受信中に、加入者線がオフフ
ックとなったことを示す信号を出力端子1より出力し、
通話を行なう加入者線がループ状態であることを示す信
号を出力端子2から出力する制御回路であり、110は
ループ電流通電回路120がループ状態で通電する電流
の大きさと、リンガ信号受信中に加入者線がオフフック
となったリングトリップ状態で通電する電流の大きさを
設定するループ電流設定回路であり、ループ電流検出、
リングトリップ動作に応じたループ電流を通電する。
【0016】
【作用】交換機200が動作を行なうための、ループ検
出回路210、リングトリップ回路220の動作電流は
異なっており、通常、リングトリップ回路220の方が
大きな電流が流れる。リングトリップ回路220は交換
機200がリンガ信号を送出中に、加入者線が応答した
ことを検出して、リンガ信号をオフとするものであり、
その動作時間は数100mS程度である。一方、ループ
検出回路210の動作電流は、リングトリップ回路22
0の動作電流より小さいが、通話している間は流れてお
り、通電時間が長時間に亘る場合がある。したがって、
リングトリップ回路220が必要とする大きな電流を、
長時間に亘る通話中にも、通電するには、ループ電流通
電回路120の部品点数が多くなり、放熱量も大きくな
るので熱設計も難しくなる。
【0017】そこで、本発明では、ループ電流設定回路
110の出力電圧を変化させることにより、ループ検
出、リングトリップのそれぞれの動作に必要な電流を流
すようにしている。
【0018】
【実施例】図2は本発明の実施例(1)を説明する図で
ある。図中の100は交換機200から供給される電源
を受電しループ電流を通電する受電回路であり、120
は交換機200から供給される電源を受電しループ電流
を通電するループ電流通電回路であり、130は被呼者
が応答したことを出力端子(図中outと示す)1から
出力し、ループ状態となったことを出力端子2より出力
する制御回路であり、110はループ電流通電回路12
0がループ状態で通電する電流の大きさと、リングトリ
ップ状態で通電する電流の大きさを設定するループ電流
設定回路である。
【0019】交換機200は受電回路100に供給する
電源Vt、Vr(ここでは、|Vt|>|Vr|)、ル
ープ検出回路210、リングトリップ回路220を備え
ている。
【0020】実施例(1)では、ループ電流設定回路1
10を次のように構成している。Tip(図中Tと示
す)、Ring(図中Rと示す)間にインピーダンスZ
1とコンデンサCを直列に接続し、コンデンサCにイン
ピーダンスZ2を並列に接続し、さらに、インピーダン
スZ3とリレーRLのメーク接点を直列に接続したもの
を並列に接続している。
【0021】リングトリップ状態では制御回路130が
出力端子1から、「ロウ」レベルの信号を出力する。こ
のとき、ループ電流設定回路110の出力電圧は入力電
圧をインピーダンスZ1とインピーダンスZ2で分圧し
た値になる。その数100mS(交換機200がリング
トリップ動作を行なうのに充分な時間)後、出力端子2
からループ状態を示す「ロウ」レベルの信号が出力され
るので、リレーRLが動作し、接点が閉じ、インピーダ
ンスZ2とインピーダンスZ3が並列に接続され、その
合成インピーダンスZはインピーダンスZ2より小さな
値となるので、ループ電流通電回路120の入力端子2
の電圧が下がり、ループ電流を少なくする。
【0022】図3は本発明の実施例(2)を説明する図
である。実施例(2)のループ電流設定回路110は、
Tip、Ring間にインピーダンスZ1とコンデンサ
Cとを直列に接続し、コンデンサCにはインピーダンス
Z3を並列に接続している。さらにインピーダンスZ1
には、リレーRLの接点により、オン/オフできるイン
ピーダンスZ2を並列に接続してあり、制御回路130
の出力端子2が「ロウ」レベルを出力し、リレーRLが
動作し、リレーRLの接点がオープンとなることによ
り、ループ電流通電回路120の入力端子2の電圧が低
下し、ループ電流が小さくなる。
【0023】図4は本発明の実施例(3)を説明する図
である。実施例(3)のループ電流設定回路110は、
Tip、Ring間にインピーダンスZ1にコンデンサ
Cを直列に接続し、コンデンサCにはインピーダンスZ
2とインピーダンスZ3を直列に接続したものを並列に
接続している。さらにインピーダンスZ3には、リレー
RLの接点を並列に接続し、オン/オフできるようにし
てあり、制御回路130の出力端子2が「ロウ」レベル
となり、リレーRLが動作し、リレーRLの接点がオン
となることにより、ループ電流通電回路120の入力端
子2の電圧が低下し、ループ電流が小さくなる。
【0024】図5は本発明の実施例(4)を説明する図
である。Tip、Ring間にインピーダンスZ1とイ
ンピーダンスZ2とコンデンサCと直列に接続し、コン
デンサCにはインピーダンスZ3を並列に接続してい
る。
【0025】さらに、インピーダンスZ2にはリレーR
Lの接点を並列に接続してオン/オフできるようにして
あり、制御回路130の出力端子2が「ロウ」レベルと
なることにより、リレーRLが動作し、リレーRLの接
点がオープンとなることにより、ループ電流通電回路1
20の入力端子2の電圧が低下し、ループ電流が小さく
なる。
【0026】図6は本発明の実施例(5)を説明する図
である。Tip、Ring間にインピーダンスZ1とコ
ンデンサCと直列に接続している。さらにコンデンサC
にリレーRLの接点により、切替え接続されるインピー
ダンスZ2とインピーダンスZ3を並列に接続してあ
り、制御回路130の出力端子2が「ロウ」レベルとな
ることにより、リレーRLが動作し、リングトリップ状
態ではインピーダンスZ3が接続されていたものが、ル
ープ状態ではインピーダンスZ2が接続され、ループ電
流通電回路120の入力端子2の電圧が低下し、ループ
電流が小さくなる。ここで、インピーダンスZ2<イン
ピーダンスZ3である。
【0027】図7は本発明の実施例(6)を説明する図
である。図7の構成は、図6の構成とは逆に、コンデン
サCと並列に接続されたインピーダンスZ2の値は固定
としておき、コンデンサCとTip間に接続されるイン
ピーダンスをリレーRLの接点により、インピーダンス
Z1とインピーダンスZ3を切替え接続する。制御回路
130の出力端子2が「ロウ」レベルとなることによ
り、リレーRLが動作し、リングトリップ状態ではイン
ピーダンスZ3が接続されていたものが、ループ状態で
はインピーダンスZ1が接続され、ループ電流通電回路
120の入力端子2の電圧が低下し、ループ電流が小さ
くなる。ここで、インピーダンスZ1>インピーダンス
Z3である。
【0028】図8は本発明の実施例(7)を説明する図
である。図8の構成は、図6の接続関係とは異なるが、
動作は同様であり、コンデンサCと並列に接続されるイ
ンピーダンスをリレーRLの接点により、インピーダン
スZ2とインピーダンスZ3を切替え接続する。制御回
路130の出力端子2が「ロウ」レベルとなることによ
り、リレーRLが動作し、リングトリップ状態ではイン
ピーダンスZ3が接続されていたものが、ループ状態で
はインピーダンスZ2が接続され、ループ電流通電回路
120の入力端子2の電圧が低下し、ループ電流が小さ
くなる。ここで、インピーダンスZ2<インピーダンス
Z3である。
【0029】図9は本発明の実施例(8)を説明する図
である。図9の構成は、図7の接続関係とは異なるが、
動作は同様であり、コンデンサCと並列に接続されるイ
ンピーダンスをリレーRLの接点により、インピーダン
スZ1とインピーダンスZ3を切替え接続する。制御回
路130の出力端子2が「ロウ」レベルとなることによ
り、リレーRLが動作し、リングトリップ状態ではイン
ピーダンスZ3が接続されていたものが、ループ状態で
はインピーダンスZ1が接続され、ループ電流通電回路
120の入力端子2の電圧が低下し、ループ電流が小さ
くなる。ここで、インピーダンスZ1>インピーダンス
Z3である。
【0030】図10は本発明の実施例(9)を説明する
図である。図10の構成は図2の構成において、リレー
RLを電子スイッチESWで構成したものであり、その
動作は図2と同じである。図の構成では電子スイッチE
SWをオンとするために出力端子2の極性を反転するイ
ンバータINVを設けている。さらに、図3〜図9のリ
レーRLを電子スイッチESWで構成することも可能で
ある。
【0031】図11は本発明の実施例(10)を説明す
る図である。図11の構成は図2の構成において、イン
ピーダンスZ1、インピーダンスZ3を抵抗R1、R3
で構成し、インピーダンスZ2をツェナダイオードZD
で構成したものであり、その動作は図2と同じである。
さらに、図2〜図9のインピーダンスZ1〜インピーダ
ンスZ3を適宜、ツェナダイオードZDに置き換えるこ
とも可能である。
【0032】また、図2〜図9の構成において、インピ
ーダンスZ1〜インピーダンスZ3を抵抗で構成するこ
とも可能である。図12は本発明によるPCM一次群端
局装置の実施例である。図はPCM一次群端局装置と交
換機200を示し、PCM一次群端局装置には、図2の
実施例(1)で説明したループ電流設定回路110を使
用した例である。実施例で設定したループ電流設定回路
110を使用することにより、ループ状態でのループ電
流を小さくすることができるので、ループ電流通電回路
120の電流容量を小さくすることができる。
【0033】従来例ではループ電流を流すトランジスタ
をトランジスタTR1〜TR4で構成していたが、図に
示す実施例においては1個のトランジスタTR1のみを
使用している。
【0034】これは、リングトリップ時の電流はループ
状態での電流より大きいが、リングトリップ時の電流が
流れる時間は、短い時間の数100mS程度であるの
で、ループ電流通電回路120を短い時間だけ、過負荷
状態とすることにより、このような構成が可能となる。
【0035】リンガ検出回路300は交換機200から
のリンガ信号を検出して制御回路130に送るものであ
り、これに応答することにより出力端子1が「ロウ」と
なりリングトリップを行なう。
【0036】このような構成の受電回路を使用すること
により、PCM一次群端局装置を小型化、経済化するこ
とができる。
【0037】
【発明の効果】本発明によれば、受電回路のループ状態
で流す電流を、交換機のループ検出回路が必要とする最
小限の値とすることにより、ループ電流通電回路を構成
する部品数を少なくすることができ、さらに発熱量も小
さくなるので熱設計の自由度も増す。
【0038】さらに、このような構成の受電回路使用す
ることにより、PCM一次群端局装置の経済化を図るこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の原理を説明するブロック図
【図2】 本発明の実施例(1)を説明する図
【図3】 本発明の実施例(2)を説明する図
【図4】 本発明の実施例(3)を説明する図
【図5】 本発明の実施例(4)を説明する図
【図6】 本発明の実施例(5)を説明する図
【図7】 本発明の実施例(6)を説明する図
【図8】 本発明の実施例(7)を説明する図
【図9】 本発明の実施例(8)を説明する図
【図10】 本発明の実施例(9)を説明する図
【図11】 本発明の実施例(10)を説明する図
【図12】 本発明によるPCM一次群端局装置の実施
【図13】 従来例を説明する図
【符号の説明】
100 受電回路 110 ループ電流設定回路 120 ループ電流通電回路 130 制御回路 200 交換機 210 ループ検出回路 220 リングトリップ回路 300 リンガ検出回路 RL リレー Z1〜Z3 インピーダンス C コンデンサ ESW 電子スイッチ ZD ツェナダイオード INV インバータ PC フォトカプラ R1、R3〜R8 抵抗 TR1〜TR4 トランジスタ Vbb、Vt、Vr、VR、VP 電源

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 交換機から加入者対応に供給される電源
    を受電し、ループ電流を通電する受電回路であって、 前記交換機から供給される電源を受電しループ電流を通
    電するループ電流通電回路と、 前記交換機から送出されるリンガ信号を受信中に、加入
    者線がオフフックとなったことを示す信号を出力端子1
    より出力し、通話を行なう加入者線がループ状態である
    ことを示す信号を出力端子2から出力する制御回路と、 前記ループ電流通電回路がループ状態で通電する電流の
    大きさと、リンガ信号受信中に、加入者線がオフフック
    となったリングトリップ状態で通電する電流の大きさを
    設定するループ電流設定回路を備えたことを特徴とする
    受電回路。
  2. 【請求項2】 前項記載のループ電流設定回路を、 電源VtとインピーダンスZ1の一端と前記ループ電流
    通電回路の入力端子1を接続し、インピーダンスZ1の
    他端をコンデンサCの一端とインピーダンスZ2の一端
    とリレーRLの接点の一端と前記ループ電流通電回路の
    入力端子2と接続し、電源VrとコンデンサCの他端と
    インピーダンスZ2の他端と、インピーダンスZ3の一
    端と前記ループ電流通電回路の出力端子と接続し、リレ
    ーRLの接点の他端をインピーダンスZ3の他端に接続
    し、リレーRLのコイルの一端を制御回路の出力端子2
    に接続し、リレーRLのコイルの他端を電源VRと接続
    して構成したことを特徴とする請求項1記載の受電回
    路。
  3. 【請求項3】 1項記載のループ電流設定回路を、 電源Vtと電源Vr間に、インピーダンスZ1とコンデ
    ンサCとを直列に接続し、インピーダンスZ1に並列
    に、リレーRLの接点とインピーダンスZ2とを直列に
    接続したものを接続し、コンデンサCにインピーダンス
    Z3を並列に接続し、インピーダンスZ1とコンデンサ
    Cの接続点を前記ループ電流通電回路の入力端子2に接
    続して構成したことを特徴とする請求項1記載の受電回
    路。
  4. 【請求項4】 1項記載のループ電流設定回路を、 電源Vtと電源Vr間に、インピーダンスZ1とコンデ
    ンサCとを直列に接続し、コンデンサCにインピーダン
    スZ2とインピーダンスZ3とを直列に接続したものを
    並列に接続し、インピーダンスZ3にはさらにリレーR
    Lの接点を並列に接続し、インピーダンスZ1とコンデ
    ンサCの接続点を前記ループ電流通電回路の入力端子2
    に接続して構成したことを特徴とする請求項1記載の受
    電回路。
  5. 【請求項5】 1項記載のループ電流設定回路を、 電源Vtと電源Vr間に、インピーダンスZ1とインピ
    ーダンスZ2とコンデンサCとを直列に接続し、コンデ
    ンサCにインピーダンスZ3を並列に接続し、インピー
    ダンスZ2にリレーRLの接点を並列に接続し、インピ
    ーダンスZ2とコンデンサCの接続点を前記ループ電流
    通電回路の入力端子2に接続し構成したことを特徴とす
    る請求項1記載の受電回路。
  6. 【請求項6】 1項記載のループ電流設定回路を、 電源Vtと電源Vr間に、インピーダンスZ1とコンデ
    ンサCとを直列に接続し、コンデンサCにインピーダン
    スZ2とリレーRLのメーク接点を直列に接続したもの
    と、インピーダンスZ3とリレーRLのブレーク接点を
    直列に接続したものとを並列に接続し、インピーダンス
    Z1とコンデンサCの接続点を前記ループ電流通電回路
    の入力端子2に接続し構成したことを特徴とする請求項
    1記載の受電回路。
  7. 【請求項7】 1項記載のループ電流設定回路を、 電源Vtと電源Vr間に、インピーダンスZ1とリレー
    RLのメーク接点とコンデンサCを直列に接続し、コン
    デンサCにはインピーダンスZ2を並列に接続し、イン
    ピーダンスZ1とリレーRLのメーク接点を直列に接続
    したものに、さらに、インピーダンスZ3とリレーRL
    のブレーク接点を直列に接続したものを並列に接続し、
    リレーRLの接点とコンデンサCの接続点を前記ループ
    電流通電回路の入力端子2に接続して構成したことを特
    徴とする請求項1記載の受電回路。
  8. 【請求項8】 2〜7項記載のループ電流設定回路にお
    いて、 リレーRLを電子スイッチで構成したことを特徴とする
    請求項2〜7記載の受電回路。
  9. 【請求項9】 2、4、6項記載のループ電流設定回路
    において、 インピーダンスZ1、インピーダンスZ3を抵抗で構成
    し、インピーダンスZ2をツェナーダイオードで構成し
    たことを特徴とする請求項2、4、6記載の受電回路。
  10. 【請求項10】 2〜7項記載のループ電流設定回路に
    おいて、 インピーダンスZ1〜インピーダンスZ3を抵抗で構成
    したことを特徴とする請求項2〜6記載の受電回路。
  11. 【請求項11】 1〜10項記載のループ電流設定回路
    を搭載したことを特徴とするPCM一次群端局装置。
JP5578295A 1995-03-15 1995-03-15 受電回路およびpcm一次群端局装置 Withdrawn JPH08251314A (ja)

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JP5578295A Withdrawn JPH08251314A (ja) 1995-03-15 1995-03-15 受電回路およびpcm一次群端局装置

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