JPH0825128A - 走行切断装置 - Google Patents

走行切断装置

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Publication number
JPH0825128A
JPH0825128A JP16764294A JP16764294A JPH0825128A JP H0825128 A JPH0825128 A JP H0825128A JP 16764294 A JP16764294 A JP 16764294A JP 16764294 A JP16764294 A JP 16764294A JP H0825128 A JPH0825128 A JP H0825128A
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JP
Japan
Prior art keywords
pipe
carriage
traveling
workpiece
moving member
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP16764294A
Other languages
English (en)
Inventor
Kenji Fujioka
健治 藤岡
Atsuya Hayata
篤哉 早田
Kazunobu Kiuchi
一伸 木内
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Publication date
Application filed by Mitsubishi Heavy Industries Ltd filed Critical Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Priority to JP16764294A priority Critical patent/JPH0825128A/ja
Publication of JPH0825128A publication Critical patent/JPH0825128A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 走行する被加工物の正確な切断が可能な走行
切断装置を提供する。 【構成】 走行するパイプ50の走行方向に沿って走行
可能な台車2と、台車2に対してパイプ50の走行方向
に沿って移動可能となるよう台車2に設けられたスライ
ドテーブル7と、台車2に設けられてスライドテーブル
7を台車2の定位置に配置するよう伸縮可能なシリンダ
8と、台車2に設けられてスライドテーブル7を台車2
の定位置にと固定するよう移動可能な固定バー9と、ス
ライドテーブル7とパイプ50とを固定するようスライ
ドテーブル7に設けられたクランプ3と、スライドテー
ブル7に設けられてパイプ50を切断するパイプカッタ
4と、台車2の走行、シリンダ8の伸縮、固定バー9の
移動、クランプ3の挾持、パイプカッタ4の作動を制御
する制御装置21とを備えてなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、走行切断装置に関し、
特に、走行するパイプや帯板などの長尺な被加工物を所
定の長さに切断する場合に用いると有効なものである。
【0002】
【従来の技術】パイプや帯板などの長尺物を製造しなが
ら所定の長さで切断する際には、走行切断装置が用いら
れる。
【0003】このような走行切断装置の一例を図2に示
す。図2に示すように、走行するパイプ50の長手方向
に沿って設けられたガイドレール1上には、車輪2aを
設けた台車2が載せられている。台車2上の前部と後部
とには、パイプ50を挟み込むクランプ3がそれぞれ設
けられている。台車2上の中央部には、パイプ50を切
断するパイプカッタ4が設けられている。台車2の下面
には、ラック2bが形成され、このラック2bには、ピ
ニオン5が噛合している。ピニオン5は、モータ11の
回転軸に連結されている。モータ11には、エンコーダ
12が設けられており、エンコーダ12は、制御装置2
0に電気的に接続されている。制御装置20には、パイ
プ50の走行量を測定するメジャリングロール13及び
前記クランプ3とパイプカッタ4とが電気的に接続され
ている。なお、図2中、これら部材の電気的な接続の記
載は省略してある。
【0004】このような走行切断装置は、次のように作
用する。制御装置20がメジャリングロール13により
パイプ50の所定の走行量を検出すると、制御装置20
は、エンコーダ14からの信号に基づいて、台車2がパ
イプ50の走行速度と同じ速度で走行するようモータ1
1を駆動する。パイプ50の走行速度と台車2の走行速
度が一致したら、制御装置20は、クランプ3でパイプ
50を締め付けて固定した後、パイプカッタ4によりパ
イプ50を切断する。次いで、制御装置20は、クラン
プ3を開放し、エンコーダ14からの信号に基づいて、
台車2が所定の設定位置に移動するようモータ11を駆
動する。
【0005】以下、上述と同様な作動を繰り返すことに
より、パイプ50は、所定の長さに切断されるのであ
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところが、パイプ50
の走行速度に変動が生じ、パイプ50と台車2との走行
速度に誤差が生じてしまうと、切断面の形状不良や切断
位置のずれを起こすだけでなく、パイプカッタ4を損傷
してしまう恐れがある。このため、クランプ2の挾持力
を強力にすることにより、パイプ50に台車2を固定し
て、走行速度を完全に一致させることも考えられるが、
パイプ50に負荷がかかりすぎてしまい、パイプ50に
変形などが生じてしまう。また、大型なクランプが必要
となり、台車全体の重量が増大し、モータ11にかかる
負担が大きくなってモータ11の寿命が短くなるだけで
なく、台車2の迅速な制御が困難になってしまう。
【0007】
【課題を解決するための手段】前述した課題を解決する
ため、本発明による走行切断装置では、走行する被加工
物の走行方向に沿って走行可能な台車と、前記台車に対
して前記被加工物の走行方向に沿って移動可能となるよ
う前記台車に設けられた移動部材と、前記移動部材を前
記台車の所定の位置に配置保持する位置決め手段と、前
記被加工物を前記移動部材に対して固定する固定手段
と、前記移動部材に設けられて前記被加工物を切断する
切断手段と、前記台車と前記被加工物との走行速度の一
致に伴い、前記被加工物が前記移動部材に対して固定さ
れるよう前記固定手段を制御し、前記移動部材が前記台
車に対して移動可能となるよう前記位置決め手段を制御
した後、前記被加工物が切断されるよう前記切断装置を
制御する制御手段と、を備えたことを特徴とする。
【0008】
【作用】前述したように構成された本発明による走行切
断装置では、台車と被加工物との走行速度が一致する
と、制御手段が被加工物を移動部材に対して固定するよ
う固定手段を制御し、移動部材を台車に対して移動可能
となるよう位置決め手段を制御することにより、移動部
材は、被加工物に対しては固定され、台車に対しては移
動可能となるので、台車と被加工物との走行速度に誤差
が生じても、被加工物と切断手段とは、同速度で移動す
る。次いで、制御手段が被加工物を切断するよう切断手
段を制御することにより、切断手段は、誤差を生じるこ
となく被加工物を切断する。
【0009】
【実施例】本発明による走行切断装置の一実施例を図1
を用いて説明する。なお、図1は、その概略構成図であ
る。
【0010】図1に示すように、パイプ50のパスライ
ン下方には、ガイドレーム1がパイプ50の走行方向に
沿って敷設されており、ガイドレール1は、パイプ50
の走行方向に沿って対をなしている。ガイドレール1上
には、台車2の車輪2aが載せられており、台車2は、
ガイドレール1に沿って移動可能となっている。台車2
の下面には、ラック2bがガイドレール1に沿って形成
されている。ラック2bには、エンコーダ12を有する
モータ11の回転軸に設けられたピニオン5が噛合して
いる。従って、モータ11を駆動することにより、ピニ
オン5が回転し、ラック2bを介して台車2をガイドレ
ール1に沿って移動させるのである。
【0011】一方、台車2上には、パイプ50の走行方
向に沿うようにガイドレール6が対をなして布設されて
いる。これらガイドレール6上には、ガイドレール6と
摺動可能に嵌合するガイド溝7aを形成した移動部材で
あるスライドテーブル7が載せられている。つまり、ス
ライドテーブル7は、台車2上をガイドレール6に沿っ
て移動可能なのである。
【0012】また、台車2上の走行方向前部及び後部に
は、伸縮可能なシリンダ8がロッド8aの先端側をスラ
イドーブル7へ向けるようにそれぞれ設けられている。
これらシリンダ8のロッド8aの先端には、スライドテ
ーブル7と当接する押出プレート8bがそれぞれ設けら
れている。従って、これらシリンダ8のロッド8aを伸
縮させることにより、ロッド8aの押出プレート8bが
スライドテーブル7を移動して、スライドテーブル7を
定位置に配置するのである。
【0013】さらに、台車2上で定位置に配置されたス
ライドテーブル7の移動方向前部の一側面側近傍の台車
2上には、スライドテーブル7の前部と当接する固定バ
ー9がスライドテーブル7の移動方向と交差する方向へ
移動可能に設けられており、スライドテーブル7の移動
方向後部の他側面側近傍の台車2上にも、同様な図示し
ない固定バーが設けられている。従って、台車2上の定
位置に配置されたスライドテーブル7の前部及び後部に
これら固定バー9が当接することにより、スライドテー
ブル7は、台車2上の定位置に固定され、これら固定バ
ー9を移動することにより、スライドテーブル7は、固
定状態から開放され、移動可能となるのである。なお、
本実施例では、シリンダ8、固定バー9、などにより、
位置決め手段を構成している。
【0014】また、スライドテーブル7上のパイプ50
の走行方向の前部及び後部には、パイプ50を挾持する
固定手段であるクランプ3が対をなすようそれぞれ設け
られている。これら対をなすクランプ3の間のスライド
テーブル7上には、パイプ50を切断する切断手段であ
るパイプカッタ4が設けられている。従って、クランプ
3及びパイプカッタ4は、スライドテーブル7により、
台車2上をパイプ50の走行方向に沿って移動可能とな
るのである。
【0015】一方、パイプ50の走行方向前方側のパイ
プ50のパスライン下部には、パイプ50の走行量を計
測するメジャリングロール13がパイプ50の下部と当
接するように設けられている。
【0016】前記エンコーダ12及びメジャリングロー
ル13は、制御手段である制御装置21の入力部に電気
的にそれぞれ接続され、前記クランプ3、パイプカッタ
4、シリンダ8、固定バー9、モータ11は、制御装置
21の出力部に電気的にそれぞれ接続されている。但
し、図1中、これら部材の電気的な接続の記載は省略し
てある。
【0017】ここで、制御装置21の作用を、当該走行
切断装置の作用と共に以下に説明する。図1中、右側へ
走行するパイプ50の走行量をメジャリングロール13
が計測し、メジャリングロール13からの信号に基づい
て制御装置21がパイプ50の所定の走行量を検知する
と、制御装置21は、台車2がパイプ50の所定の箇所
でパイプ50の走行速度と同一速度となるようエンコー
ダ12からの信号を確認しながらモータ11を駆動す
る。
【0018】パイプ50の所定の箇所で台車2とパイプ
50との走行速度が一致したら、制御装置21は、パイ
プ50を挾持するようクランプ3をそれぞれ閉じ、スラ
イドテーブル7を移動可能にするよう固定バー9をそれ
ぞれ移動する。これにより、パイプ50と台車2との走
行速度に誤差が生じても、台車2に対してスライドテー
ブル7が移動可能なので、クランプ3は、パイプ50を
無理なく挾持して、パイプ50と所定の箇所で一体的に
移動するのである。
【0019】続いて、制御装置21は、パイプ50を切
断するようパイプカッタ4を作動する。これにより、パ
イプ50は、所定の箇所で形状不良やずれを起こすこと
なく切断されるのである。パイプ50の切断が終了した
ら、制御装置21は、クランプ3をそれぞれ開放し、台
車2の走行を停止するようモータ11の駆動を停止す
る。次に、制御装置21は、台車2を定位置へ再び配置
するようエンコーダ12からの信号を確認しながらモー
タ11を駆動すると共に、スライドテーブル7を台車2
上の定位置へ再び配置するようシリンダ8をそれぞれ作
動した後、スライドテーブル7を定位置に固定するよう
固定バー9をそれぞれ移動する。
【0020】以下、上述した作動を繰り返すことによ
り、パイプ50は、所定の長さに切断されるのである。
従って、クランプの挾持力を強力にすることなく、パイ
プ50を正確に切断することができ、パイプカッタ4を
損傷することがないのである。このため、大型のクラン
プを用いる必要がなくなり、台車2の重量が増えること
もないので、モータ11の寿命の低下や、台車2の制御
性の低下などを生じることがないのである。
【0021】なお、前述した実施例では、パイプ50の
切断を行ったが、帯板などの他の長尺な被加工物はもち
ろんのこと、走行する被加工物であれば、切断可能であ
る。前述した実施例では、スライドテーブル7をシリン
ダ8で定位置へ配置し、固定バー9で定位置に固定した
が、シリンダのみでスライドテーブルを定位置への配置
や固定を行ってもよいし、また、シリンダに代えて、例
えば、ねじ軸を用いることにより、スライドテーブルの
配置や固定などを行ったり、ばねを用いることにより、
スライドテーブルを定位置に常に配置させるように付勢
してもよい。前述した実施例では、ラック2bに噛合す
るピニオン5を回転させることにより、台車2を走行さ
せたが、例えば、ベルトやチェーンなどに台車を取り付
け、ベルトやチェーンなどを走行させることにより、台
車を走行させてもよい。
【0022】
【発明の効果】前述したように、本発明による走行加工
装置では、移動部材が台車に対して移動可能な状態で被
加工物と一体的に移動することにより、台車と被加工物
との速度に誤差を生じても、切断手段が常に被加工物と
一体的に移動するので、被加工物を正確に切断すること
ができると共に、切断手段や被加工物を損傷することが
ない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による走行切断装置の一実施例の概略構
成図である。
【図2】従来の走行切断装置の概略構成図である。
【符号の説明】
2 台車 3 クランプ 4 パイプカッタ 7 スライドテーブル 8 シリンダ 9 固定バー 21 制御装置 50 パイプ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 走行する被加工物の走行方向に沿って走
    行可能な台車と、 前記台車に対して前記被加工物の走行方向に沿って移動
    可能となるよう前記台車に設けられた移動部材と、 前記移動部材を前記台車の所定の位置に配置保持する位
    置決め手段と、 前記被加工物を前記移動部材に対して固定する固定手段
    と、 前記移動部材に設けられて前記被加工物を切断する切断
    手段と、 前記台車と前記被加工物との走行速度の一致に伴い、前
    記被加工物が前記移動部材に対して固定されるよう前記
    固定手段を制御し、前記移動部材が前記台車に対して移
    動可能となるよう前記位置決め手段を制御した後、前記
    被加工物が切断されるよう前記切断装置を制御する制御
    手段と、 を備えたことを特徴とする走行切断装置。
JP16764294A 1994-07-20 1994-07-20 走行切断装置 Withdrawn JPH0825128A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16764294A JPH0825128A (ja) 1994-07-20 1994-07-20 走行切断装置

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JP16764294A JPH0825128A (ja) 1994-07-20 1994-07-20 走行切断装置

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JPH0825128A true JPH0825128A (ja) 1996-01-30

Family

ID=15853559

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JP16764294A Withdrawn JPH0825128A (ja) 1994-07-20 1994-07-20 走行切断装置

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JP (1) JPH0825128A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007237347A (ja) * 2006-03-09 2007-09-20 Nippon Reliance Kk 走行制御装置、及びその装置における走行制御方法
KR100851782B1 (ko) * 2007-10-04 2008-08-13 주식회사 성우하이텍 롤 포밍 성형빔용 휠 컷팅장치
JP2009101429A (ja) * 2007-10-19 2009-05-14 Pura Giken:Kk 長尺材の切断装置

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007237347A (ja) * 2006-03-09 2007-09-20 Nippon Reliance Kk 走行制御装置、及びその装置における走行制御方法
KR100851782B1 (ko) * 2007-10-04 2008-08-13 주식회사 성우하이텍 롤 포밍 성형빔용 휠 컷팅장치
JP2009101429A (ja) * 2007-10-19 2009-05-14 Pura Giken:Kk 長尺材の切断装置

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Legal Events

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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20011002