JPH08250119A - リチウム二次電池 - Google Patents
リチウム二次電池Info
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- JPH08250119A JPH08250119A JP7078295A JP7829595A JPH08250119A JP H08250119 A JPH08250119 A JP H08250119A JP 7078295 A JP7078295 A JP 7078295A JP 7829595 A JP7829595 A JP 7829595A JP H08250119 A JPH08250119 A JP H08250119A
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- Inorganic Compounds Of Heavy Metals (AREA)
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- Battery Electrode And Active Subsutance (AREA)
Abstract
ルルで所定量置換してなる特定のカルコゲン化物が正極
活物質として使用されている。 【効果】充放電サイクルに対して結晶構造が安定な特定
のカルコゲン化物が正極活物質として使用されているの
で、本発明電池は充放電サイクル特性に優れる。
Description
わり、詳しくは充放電サイクル特性に優れたリチウム二
次電池を提供することを目的とした、正極活物質の充放
電サイクル時の安定性の改良に関する。
リチウム二次電池が、水の分解電圧を考慮する必要がな
く、正極活物質を適宜選定することにより高電圧化を達
成することが可能であることから、注目されつつある。
は、容易に作製することができるとともに、容量が大き
いことから、LiNiO2 、LiCoO2 、LiNi
0.5 Co0.5 O2 、LiMn2 O4 、V2 O5 などの金
属酸化物が主に使用されている。
活物質として使用したリチウム二次電池には、充放電サ
イクル特性が未だ実用上充分満足できる程度のものでは
ないという問題がある。これは、これらの金属酸化物
は、その結晶構造が不安定なために、充放電サイクル時
のリチウムの吸蔵及び放出の繰り返しに伴い崩壊し易い
ことによるものである。
たものであって、その目的とするところは、これらの金
属酸化物の充放電サイクル時の安定性を改善することに
より、充放電サイクル特性に優れたリチウム二次電池を
提供するにある。
の本発明に係るリチウム二次電池(本発明電池)は、下
式(1)〜(4)のいずれかで表されるカルコゲン化物
を正極活物質とするものである。
a Aw (式中、MはB、Na、Mg、Al、Si、K、
Ca、Sc、Ti、V、Cr、Mn、Fe、Cu、Z
n、Ga、Ge、Zr、Nb、Ru、Ag、Ta、B
i、In、Mo及びWよりなる群から選ばれた少なくと
も一種の元素、AはS、Se及びTeよりなる群から選
ばれた少なくとも一種のカルコゲン、0.4<x<1.
3(但し、xは充放電前の値であり、充放電により変化
する)、0≦y≦1、0≦z≦1、0.5≦y+z≦
1、1.8≦a+w≦2.2、0.05≦w≦0.6で
ある)
a Aw (式中、MはB、Na、Mg、Al、Si、K、
Ca、Sc、V、Cr、Mn、Cu、Zn、Ga、G
e、Zr、Nb、Ru、Ag、Ta、Bi、In、M
o、W、Co及びNiよりなる群から選ばれた少なくと
も一種の元素、AはS、Se及びTeよりなる群から選
ばれた少なくとも一種のカルコゲン、0.4<x<1.
3(但し、xは充放電前の値であり、充放電により変化
する)、0≦y≦1、0≦z≦1、0.5≦y+z≦
1、1.8≦a+w≦2.2、0.05≦w≦0.6で
ある)
m (式中、MはB、Na、Mg、Al、Si、K、C
a、Sc、Ti、V、Cr、Fe、Cu、Zn、Ga、
Ge、Zr、Nb、Ru、Ag、Ta、Bi、In、M
o、W、Co及びNiよりなる群から選ばれた少なくと
も一種の元素、AはS、Se及びTeよりなる群から選
ばれた少なくとも一種のカルコゲン、0.86<x<
1.3(但し、xは充放電前の値であり、充放電により
変化する)、1≦y≦2、3.6≦a+w≦4.4、
0.05≦w≦0.5である)
g、Al、Si、Ca、Sc、V、Cr、Mn、Cu、
Zn、Ga、Ge、Zr、Nb、Ru、Ag、Ta、B
i、In、Mo、W、Co及びNiよりなる群から選ば
れた少なくとも一種の元素、AはS、Se及びTeより
なる群から選ばれた少なくとも一種のカルコゲン、1.
5≦a+w≦3、0.05≦w≦0.5である)
中のAがS(イオウ)であるカルコゲン化物が、充放電
サイクル時の安定性に優れており、好ましい。なかで
も、式(1)中のAがSであるカルコゲン化物は、充放
電サイクル特性に極めて優れる。特に、式(1)中のA
がSであり、且つwの値が0.07〜0.5の範囲内に
あるカルコゲン化物が最も好ましい。
性に問題があった従来の金属酸化物に代えて、酸素の一
部を特定のカルコゲン(S、Se及びTeの少なくとも
一種)で所定量置換してなるカルコゲン化物を正極活物
質として使用する点にある。それゆえ、負極材料、非水
電解質など、電池を構成する他の部材については、従来
リチウム二次電池用として提案され、或いは実用されて
いる種々の材料を特に制限なく用いることが可能であ
る。
ンを電気化学的に吸蔵及び放出することが可能な物質又
は金属リチウムを使用することができる。リチウムイオ
ンを電気化学的に吸蔵及び放出することが可能な物質と
しては、黒鉛、コークス、有機物焼成体等の炭素材料及
びリチウム合金(リチウム−アルミニウム合金、リチウ
ム−鉛合金、リチウム−錫合金)が例示される。
する場合の溶媒としては、エチレンカーボネート、ビニ
レンカーボネート、プロピレンカーボネートなどの高誘
電率溶媒や、これらとジエチルカーボネート、ジメチル
カーボネート、1,2−ジメトキシエタン、1,2−ジ
エトキシエタン、エトキシメトキシエタンなどの低沸点
溶媒との混合溶媒が、同溶質としては、LiPF6 、L
iClO4 、LiCF3 SO3 、LiN(CF3 S
O2 )2 、LiBF4 、LiAsF6 が、それぞれ例示
される。また、固体電解質を使用することも可能であ
る。
選ばれた少なくとも一種のカルコゲンで所定量置換して
なる特定のカルコゲン化物が正極活物質として使用され
ているので、本発明電池は、無置換の酸化物を正極活物
質として使用した従来のリチウム二次電池に比べて、充
放電サイクル特性に優れる。これは、酸素の一部を酸素
よりも共有結合性の高いカルコゲンで置換したことによ
り、正極活物質の結晶構造が安定化したためと考えられ
る。
に説明するが、本発明は下記実施例に何ら限定されるも
のではなく、その要旨を変更しない範囲において適宜変
更して実施することが可能なものである。
(本発明電池)を組み立てた。
(OH)2 とLi2 Seとをモル比18:10:10:
1で乳鉢にて混合し、乾燥空気雰囲気下にて750°C
で20時間熱処理し、石川式らいかい乳鉢にて粉砕し
て、式LiNi0.5 Co0.5 O1.95Se0.05で表される
正極活物質を得た。
アセチレンブラックと、結着剤としてのポリフッ化ビニ
リデンとを、重量比90:6:4で混合して正極合剤を
調製し、この正極合剤を2トン/cm2 の成型圧で直径
20mmの円盤状に加圧成型した後、250°Cで2時
間熱処理して正極を作製した。
圧延板を直径20mmの円盤状に打ち抜いて負極を作製
した。
と1,2−ジメトキシエタンとの体積比1:1の混合溶
媒に、過塩素酸リチウムを1M(モル/リットル)の割
合で溶かして非水電解液を調製した。
液を用いて扁平型の本発明電池BA1を組み立てた(電
池寸法:直径24.0mm、厚さ3.0mm)。なお、
セパレータとしては、ポリプロピレン製の微多孔膜を使
用し、これに先の非水電解液を含浸させた。
的に示す断面図であり、図示の本発明電池BA1は、正
極1、負極2、これら両電極1,2を互いに離間するセ
パレータ3、正極缶4、負極缶5、正極集電体6、負極
集電体7及びポリプロピレン製の絶縁パッキング8など
からなる。
たセパレータ3を介して対向して正負極缶4,5が形成
する電池ケース内に収納されており、正極1は正極集電
体6を介して正極缶4に、又負極2は負極集電体7を介
して負極缶5に接続され、電池内部に生じた化学エネル
ギーを正極缶4及び負極缶5の両端子から電気エネルギ
ーとして外部へ取り出し得るようになっている。
Co(OH)2 とLi2 Teとをモル比18:10:1
0:1で乳鉢にて混合し、乾燥空気雰囲気下にて750
°Cで20時間熱処理し、石川式らいかい乳鉢にて粉砕
して、式LiNi0.5 Co0.5 O1.95Te0.05で表され
る正極活物質を得た。
は実施例1と同様にして、本発明電池BA2を組み立て
た。
Co(OH)2 とLi2 Sとをモル比18:10:1
0:1で乳鉢にて混合し、乾燥空気雰囲気下にて750
°Cで20時間熱処理し、石川式らいかい乳鉢にて粉砕
して、式LiNi0.5 Co0.5 O1.95S0.05で表される
正極活物質を得た。
は実施例1と同様にして、本発明電池BA3を組み立て
た。
Co(OH)2 とをモル比2:1:1で乳鉢にて混合
し、乾燥空気雰囲気下にて750°Cで20時間熱処理
し、石川式らいかい乳鉢にて粉砕して、式LiNi0.5
Co0.5 O2 で表される正極活物質を得た。
は実施例1と同様にして、比較電池BC1を組み立て
た。
TiO2 とLi2 Seとをモル比9:5:10:1で乳
鉢にて混合し、乾燥空気雰囲気下にて850°Cで20
時間熱処理し、石川式らいかい乳鉢にて粉砕して、式L
iFe0.5 Ti0.5 O1.95Se0.05で表される正極活物
質を得た。
は実施例1と同様にして、本発明電池BA4を組み立て
た。
TiO2 とLi2 Teとをモル比9:5:10:1で乳
鉢にて混合し、乾燥空気雰囲気下にて850°Cで20
時間熱処理し、石川式らいかい乳鉢にて粉砕して、式L
iFe0.5 Ti0.5 O1.95Te0.05で表される正極活物
質を得た。
は実施例1と同様にして、本発明電池BA5を組み立て
た。
TiO2 とLi2 Sとをモル比9:5:10:1で乳鉢
にて混合し、乾燥空気雰囲気下にて850°Cで20時
間熱処理し、石川式らいかい乳鉢にて粉砕して、式Li
Fe0.5 Ti0.5 O1.95S0.05で表される正極活物質を
得た。
は実施例1と同様にして、本発明電池BA6を組み立て
た。
TiO2 とをモル比2:1:2で乳鉢にて混合し、乾燥
空気雰囲気下にて850°Cで20時間熱処理し、石川
式らいかい乳鉢にて粉砕して、式LiFe0.5 Ti0.5
O2 で表される正極活物質を得た。
は実施例1と同様にして、比較電池BC2を組み立て
た。
i2 Seとをモル比9:40:1で乳鉢にて混合し、乾
燥空気雰囲気下にて750°Cで20時間熱処理し、石
川式らいかい乳鉢にて粉砕して、式LiMn2 O3.95S
e0.05で表される正極活物質を得た。
は実施例1と同様にして、本発明電池BA7を組み立て
た。
i2 Teとをモル比9:40:1で乳鉢にて混合し、乾
燥空気雰囲気下にて750°Cで20時間熱処理し、石
川式らいかい乳鉢にて粉砕して、式LiMn2 O3.95T
e0.05で表される正極活物質を得た。
は実施例1と同様にして、本発明電池BA8を組み立て
た。
i2 Sとをモル比9:40:1で乳鉢にて混合し、乾燥
空気雰囲気下にて750°Cで20時間熱処理し、石川
式らいかい乳鉢にて粉砕して、式LiMn2 O3.95S
0.05で表される正極活物質を得た。
は実施例1と同様にして、本発明電池BA9を組み立て
た。
モル比1:4で乳鉢にて混合し、乾燥空気雰囲気下にて
750°Cで20時間熱処理し、石川式らいかい乳鉢に
て粉砕して、式LiMn2 O4 で表される正極活物質を
得た。
は実施例1と同様にして、比較電池BC3を組み立て
た。
モル比29:1で乳鉢にて混合し、乾燥空気雰囲気下に
て600°Cで20時間熱処理し、石川式らいかい乳鉢
にて粉砕して、式V2 O4.9 Se0.1 で表される正極活
物質を得た。
は実施例1と同様にして、本発明電池BA10を組み立
てた。
モル比29:1で乳鉢にて混合し、乾燥空気雰囲気下に
て600°Cで20時間熱処理し、石川式らいかい乳鉢
にて粉砕して、式V2 O4.9 Te0.1 で表される正極活
物質を得た。
は実施例1と同様にして、本発明電池BA11を組み立
てた。
ル比29:1で乳鉢にて混合し、乾燥空気雰囲気下にて
600°Cで20時間熱処理し、石川式らいかい乳鉢に
て粉砕して、式V2O4.9 S0.1 で表される正極活物質
を得た。
は実施例1と同様にして、本発明電池BA12を組み立
てた。
用いたこと以外は実施例1と同様にして、比較電池BC
4を組み立てた。
〜BA12及び比較電池BC1〜BC4について、充電
電流密度1mA/cm2 で4.3Vまで放電した後、放
電電流密度3mA/cm2 で2.5Vまで放電する工程
を1サイクルとする充放電サイクル試験を行い、1サイ
クル目の放電容量及び150サイクル目の放電容量を求
めた。結果を表1に示す。
一部を特定のカルコゲン(Se、Te又はS)で置換し
たカルコゲン化物を正極活物質として使用した本発明電
池BA1〜BA3、BA4〜BA6、BA7〜BA9、
BA10〜BA12は、各対応する比較電池BC1、B
C2、BC3、BC4に比べて、150サイクル目の放
電容量が大きい。これは、金属酸化物中の酸素の一部を
特定のカルコゲンで置換したことにより、結晶構造が安
定化し、充放電サイクル時の正極活物質の崩壊が抑制さ
れたためと考えられる。
とCo(OH)2 とLi2 Seとをモル比8:5:5:
1で乳鉢にて混合し、乾燥空気雰囲気下にて750°C
で20時間熱処理し、石川式らいかい乳鉢にて粉砕し
て、式LiNi0.5 Co0.5 O1.9 Se0.1 で表される
正極活物質を得た。
は実施例1と同様にして、本発明電池BA13を組み立
てた。
とCo(OH)2 とLi2 Seとをモル比4:5:5:
3で乳鉢にて混合した後、この混合物を乾燥空気雰囲気
下にて、750°Cで20時間熱処理し、LiNi0.5
Co0.5 O1.7 Se0.3 で表される正極活物質を得た。
次いで、石川式らいかい乳鉢中で粉砕して正極活物質を
得た。
は実施例1と同様にして、本発明電池BA14を組み立
てた。
H)2 とLi2 Seとをモル比1:1:1で乳鉢にて混
合し、乾燥空気雰囲気下にて750°Cで20時間熱処
理し、石川式らいかい乳鉢にて粉砕して、式LiNi
0.5 Co0.5 O1.5 Se0.5 で表される正極活物質を得
た。
は実施例1と同様にして、本発明電池BA15を組み立
てた。
H)2 とLi2 Seとをモル比5:5:6で乳鉢にて混
合し、乾燥空気雰囲気下にて750°Cで20時間熱処
理し、石川式らいかい乳鉢にて粉砕して、式Li1.2 N
i0.5 Co0.5 O1.4 Se0.6 で表される正極活物質を
得た。
は実施例1と同様にして、本発明電池BA16を組み立
てた。
Co(OH)2 とLi2 Seとをモル比94:50:5
0:3で乳鉢にて混合し、乾燥空気雰囲気下にて750
°Cで20時間熱処理し、石川式らいかい乳鉢にて粉砕
して、式LiNi0.5 Co0.5 O1.97Se0.03で表され
る正極活物質を得た。
は実施例1と同様にして、比較電池BC5を組み立て
た。
H)2 とLi2 Seとをモル比50:50:62で乳鉢
にて混合し、乾燥空気雰囲気下にて750°Cで20時
間熱処理し、石川式らいかい乳鉢にて粉砕して、式Li
1.24Ni0.5 Co0.5 O1.38Se0.62で表される正極活
物質を得た。
は実施例1と同様にして、比較電池BC6を組み立て
た。
3〜BA16及び比較電池BC5,BC6について先と
同じ条件で充放電サイクル試験を行い、各電池の1サイ
クル目の放電容量及び150サイクル目の放電容量を求
めた。結果を表2に示す。表2には、本発明電池BA1
及び比較電池BC1の1サイクル目の放電容量及び15
0サイクル目の放電容量も、表1より転記して示してあ
る。
2-w Sew 中のwの値が0.05未満のカルコゲン化物
は、容量減少量が大きく、サイクル特性に劣ることが分
かる。また、式Lix Ni0.5 Co0.5 O2-w Sew 中
のwの値が0.6より大きいカルコゲン化物は、容量が
小さく、正極活物質として適さない。これらのことよ
り、充放電サイクル特性に優れたリチウム二次電池を得
るためには、式Lix Ni0.5 Co0.5 O2-w Sew 中
のwの値が0.05〜0.6の範囲内にあるカルコゲン
化物を使用する必要があることが分かる。
とCo(OH)2 とLi2 Sとをモル比86:50:5
0:7で乳鉢にて混合し、乾燥空気雰囲気下にて750
°Cで20時間熱処理し、石川式らいかい乳鉢にて粉砕
して、式LiNi0.5 Co0.5 O1.93S0.07で表される
正極活物質を得た。
は実施例1と同様にして、本発明電池BA17を組み立
てた。
とCo(OH)2 とLi2 Sとをモル比8:5:5:1
で乳鉢にて混合し、乾燥空気雰囲気下にて750°Cで
20時間熱処理し、石川式らいかい乳鉢にて粉砕して、
式LiNi0.5 Co0.5 O1.9 S0.1 で表される正極活
物質を得た。
は実施例1と同様にして、本発明電池BA18を組み立
てた。
とCo(OH)2 とLi2 Sとをモル比4:5:5:3
で乳鉢にて混合し、乾燥空気雰囲気下にて750°Cで
20時間熱処理し、石川式らいかい乳鉢にて粉砕して、
式LiNi0.5 Co0.5 O1.7 S0.3 で表される正極活
物質を得た。
は実施例1と同様にして、本発明電池BA19を組み立
てた。
H)2 とLi2 Sとをモル比1:1:1で乳鉢にて混合
し、乾燥空気雰囲気下にて750°Cで20時間熱処理
し、石川式らいかい乳鉢にて粉砕して、式LiNi0.5
Co0.5 O1.5 S0.5 で表される正極活物質を得た。
は実施例1と同様にして、本発明電池BA20を組み立
てた。
H)2 とLi2 Sとをモル比10:10:11で乳鉢に
て混合し、乾燥空気雰囲気下にて750°Cで20時間
熱処理し、石川式らいかい乳鉢にて粉砕して、式Li
1.1 Ni0.5 Co0.5 O1.45S0.55で表される正極活物
質を得た。
は実施例1と同様にして、本発明電池BA21を組み立
てた。
H)2 とLi2 Sとをモル比5:5:6で乳鉢にて混合
し、乾燥空気雰囲気下にて750°Cで20時間熱処理
し、石川式らいかい乳鉢にて粉砕して、式Li1.2 Ni
0.5 Co0.5 O1.4 S0.6 で表される正極活物質を得
た。
は実施例1と同様にして、本発明電池BA22を組み立
てた。
Co(OH)2 とLi2 Sとをモル比94:50:5
0:3で乳鉢にて混合し、乾燥空気雰囲気下にて750
°Cで20時間熱処理し、石川式らいかい乳鉢にて粉砕
して、式LiNi0.5 Co0.5 O1.97S0.03で表される
正極活物質を得た。
は実施例1と同様にして、比較電池BC7を組み立て
た。
H)2 とLi2 Sとをモル比50:50:62で乳鉢に
て混合し、乾燥空気雰囲気下にて750°Cで20時間
熱処理し、石川式らいかい乳鉢にて粉砕して、式Li
1.24Ni0.5 Co0.5 O1.38S0.62で表される正極活物
質を得た。
は実施例1と同様にして、比較電池BC8を組み立て
た。
7〜BA22及び比較電池BC7,BC8について先と
同じ条件で充放電サイクル試験を行い、各電池の1サイ
クル目の放電容量及び150サイクル目の放電容量を求
めた。結果を表3に示す。表3には、本発明電池BA3
及び比較電池BC1の1サイクル目の放電容量及び15
0サイクル目の放電容量も、表1より転記して示してあ
る。
チウム二次電池を得るためには、式Lix Ni0.5 Co
0.5 O2-w Sw 中のwの値が0.05〜0.6、好まし
くは0.07〜0.5の範囲内にあるカルコゲン化物を
使用する必要があることが分かる。
とTiO2 とLi2 Seとをモル比8:5:10:2で
乳鉢にて混合し、乾燥空気雰囲気下にて850°Cで2
0時間熱処理し、石川式らいかい乳鉢にて粉砕して、式
LiFe0.5 Ti0.5 O1.9 Se0.1 で表される正極活
物質を得た。
は実施例1と同様にして、本発明電池BA23を組み立
てた。
とTiO2 とLi2 Seとをモル比4:5:10:6で
乳鉢にて混合し、乾燥空気雰囲気下にて850°Cで2
0時間熱処理し、石川式らいかい乳鉢にて粉砕して、式
LiFe0.5 Ti0.5 O1.7 Se0.3 で表される正極活
物質を得た。
は実施例1と同様にして、本発明電池BA24を組み立
てた。
i2 Seとをモル比1:2:2で乳鉢にて混合し、乾燥
空気雰囲気下にて850°Cで20時間熱処理し、石川
式らいかい乳鉢にて粉砕して、式LiFe0.5 Ti0.5
O1.5 Se0.5 で表される正極活物質を得た。
は実施例1と同様にして、本発明電池BA25を組み立
てた。
i2 Seとをモル比5:10:12で乳鉢にて混合し、
乾燥空気雰囲気下にて850°Cで20時間熱処理し、
石川式らいかい乳鉢にて粉砕して、式Li1.2 Fe0.5
Ti0.5 O1.4 Se0.6 で表される正極活物質を得た。
は実施例1と同様にして、本発明電池BA26を組み立
てた。
TiO2 とLi2 Seとをモル比47:25:50:3
で乳鉢にて混合し、乾燥空気雰囲気下にて850°Cで
20時間熱処理し、石川式らいかい乳鉢にて粉砕して、
式LiFe0.5 Ti0.5 O1.97Se0.03で表される正極
活物質を得た。
は実施例1と同様にして、本発明電池BC9を組み立て
た。
i2 Seとをモル比25:50:62で乳鉢にて混合
し、乾燥空気雰囲気下にて850°Cで20時間熱処理
し、石川式らいかい乳鉢にて粉砕して、式Li1.24Fe
0.5 Ti0.5 O1.38Se0.62で表される正極活物質を得
た。
は実施例1と同様にして、本発明電池BC10を組み立
てた。
3〜BA26及び比較電池BC9,BC10について先
と同じ条件で充放電サイクル試験を行い、各電池の1サ
イクル目の放電容量及び150サイクル目の放電容量を
求めた。結果を表4に示す。表4には、本発明電池BA
4及び比較電池BC2の1サイクル目の放電容量及び1
50サイクル目の放電容量も、表1より転記して示して
ある。
チウム二次電池を得るためには、式Lix Fe0.5 Ti
0.5 O2-w Sew 中のwの値が0.05〜0.6の範囲
内にあるカルコゲン化物を使用する必要があることが分
かる。
とTiO2 とLi2 Sとをモル比8:5:10:2で乳
鉢にて混合し、乾燥空気雰囲気下にて850°Cで20
時間熱処理し、石川式らいかい乳鉢にて粉砕して、式L
iFe0.5 Ti0.5 O1.9 S0.1 で表される正極活物質
を得た。
は実施例1と同様にして、本発明電池BA27を組み立
てた。
とTiO2 とLi2 Sとをモル比4:5:10:6で乳
鉢にて混合し、乾燥空気雰囲気下にて850°Cで20
時間熱処理し、石川式らいかい乳鉢にて粉砕して、式L
iFe0.5 Ti0.5 O1.7 S0.3 で表される正極活物質
を得た。
は実施例1と同様にして、本発明電池BA28を組み立
てた。
i2 Sとをモル比1:2:2で乳鉢にて混合し、乾燥空
気雰囲気下にて850°Cで20時間熱処理し、石川式
らいかい乳鉢にて粉砕して、式LiFe0.5 Ti0.5 O
1.5 S0.5 で表される正極活物質を得た。
は実施例1と同様にして、本発明電池BA29を組み立
てた。
i2 Sとをモル比5:10:12で乳鉢にて混合し、乾
燥空気雰囲気下にて850°Cで20時間熱処理し、石
川式らいかい乳鉢にて粉砕して、式Li1.2 Fe0.5 T
i0.5 O1.4 S0.6 で表される正極活物質を得た。
は実施例1と同様にして、本発明電池BA30を組み立
てた。
とTiO2 とLi2 Sとをモル比47:25:50:3
で乳鉢にて混合し、乾燥空気雰囲気下にて850°Cで
20時間熱処理し、石川式らいかい乳鉢にて粉砕して、
式LiFe0.5 Ti0.5 O1.97S0.03で表される正極活
物質を得た。
は実施例1と同様にして、比較電池BC11を組み立て
た。
i2 Sとをモル比25:50:62で乳鉢にて混合し、
乾燥空気雰囲気下にて850°Cで20時間熱処理し、
石川式らいかい乳鉢にて粉砕して、式Li1.24Fe0.5
Ti0.5 O1.38S0.62で表される正極活物質を得た。
は実施例1と同様にして、比較電池BC12を組み立て
た。
7〜BA30及び比較電池BC11,BC12について
先と同じ条件で充放電サイクル試験を行い、各電池の1
サイクル目の放電容量及び150サイクル目の放電容量
を求めた。結果を表5に示す。表5には、本発明電池B
A6及び比較電池BC2の1サイクル目の放電容量及び
150サイクル目の放電容量も、表1より転記して示し
てある。
チウム二次電池を得るためには、式Lix Fe0.5 Ti
0.5 O2-w Sw 中のwの値が0.05〜0.6の範囲内
にあるカルコゲン化物を使用する必要があることが分か
る。
Li2 Seとをモル比3:20:1で乳鉢にて混合し、
乾燥空気雰囲気下にて750°Cで20時間熱処理し、
石川式らいかい乳鉢にて粉砕して、式LiMn2 O3.9
Se0.1 で表される正極活物質を得た。
は実施例1と同様にして、本発明電池BA31を組み立
てた。
Li2 Seとをモル比2:20:3で乳鉢にて混合し、
乾燥空気雰囲気下にて750°Cで20時間熱処理し、
石川式らいかい乳鉢にて粉砕して、式LiMn2 O3.7
Se0.3 で表される正極活物質を得た。
は実施例1と同様にして、本発明電池BA32を組み立
てた。
モル比4:1で乳鉢にて混合し、乾燥空気雰囲気下にて
750°Cで20時間熱処理し、石川式らいかい乳鉢に
て粉砕して、式LiMn2 O3.5 Se0.5 で表される正
極活物質を得た。
は実施例1と同様にして、本発明電池BA33を組み立
てた。
Li2 Seとをモル比47:200:3で乳鉢にて混合
し、乾燥空気雰囲気下にて750°Cで20時間熱処理
し、石川式らいかい乳鉢にて粉砕して、式LiMn2 O
3.97Se0.03で表される正極活物質を得た。
は実施例1と同様にして、比較電池BC13を組み立て
た。
モル比50:13で乳鉢にて混合し、乾燥空気雰囲気下
にて750°Cで20時間熱処理し、石川式らいかい乳
鉢にて粉砕して、式Li1.04Mn2 O3.48Se0.52で表
される正極活物質を得た。
は実施例1と同様にして、比較電池BC14を組み立て
た。
1〜BA33及び比較電池BC13,BC14について
先と同じ条件で充放電サイクル試験を行い、各電池の1
サイクル目の放電容量及び150サイクル目の放電容量
を求めた。結果を表6に示す。表6には、本発明電池B
A7及び比較電池BC3の1サイクル目の放電容量及び
150サイクル目の放電容量も、表1より転記して示し
てある。
チウム二次電池を得るためには、式Lix Mn2 O4-w
Sew 中のwの値が0.05〜0.5の範囲内にあるカ
ルコゲン化物を使用する必要があることが分かる。
Li2 Sとをモル比3:20:1で乳鉢にて混合し、乾
燥空気雰囲気下にて750°Cで20時間熱処理し、石
川式らいかい乳鉢にて粉砕して、式LiMn2 O3.9 S
0.1 で表される正極活物質を得た。
は実施例1と同様にして、本発明電池BA34を組み立
てた。
Li2 Sとをモル比2:20:3で乳鉢にて混合し、乾
燥空気雰囲気下にて750°Cで20時間熱処理し、石
川式らいかい乳鉢にて粉砕して、式LiMn2 O3.7 S
0.3 で表される正極活物質を得た。
は実施例1と同様にして、本発明電池BA35を組み立
てた。
ル比4:1で乳鉢にて混合し、乾燥空気雰囲気下にて7
50°Cで20時間熱処理し、石川式らいかい乳鉢にて
粉砕して、式LiMn2 O3.5 S0.5 で表される正極活
物質を得た。
は実施例1と同様にして、本発明電池BA36を組み立
てた。
Li2 Sとをモル比47:200:3で乳鉢にて混合
し、乾燥空気雰囲気下にて750°Cで20時間熱処理
し、石川式らいかい乳鉢にて粉砕して、式LiMn2 O
3.97S0.03で表される正極活物質を得た。
は実施例1と同様にして、比較電池BC15を組み立て
た。
ル比50:13で乳鉢にて混合し、乾燥空気雰囲気下に
て750°Cで20時間熱処理し、石川式らいかい乳鉢
にて粉砕して、式Li1.04Mn2 O3.48S0.52で表され
る正極活物質を得た。
は実施例1と同様にして、比較電池BC16を組み立て
た。
4〜BA36及び比較電池BC15,BC16について
先と同じ条件で充放電サイクル試験を行い、各電池の1
サイクル目の放電容量及び150サイクル目の放電容量
を求めた。結果を表7に示す。表7には、本発明電池B
A9及び比較電池BC3の1サイクル目の放電容量及び
150サイクル目の放電容量も、表1より転記して示し
てある。
チウム二次電池を得るためには、式Lix Mn2 O4-w
Sw 中のwの値が0.05〜0.5の範囲内にあるカル
コゲン化物を使用する必要があることが分かる。
モル比14:1で乳鉢にて混合し、乾燥空気雰囲気下に
て600°Cで20時間熱処理し、石川式らいかい乳鉢
にて粉砕して、式VO2.4 Se0.1 で表される正極活物
質を得た。
は実施例1と同様にして、本発明電池BA37を組み立
てた。
モル比4:1で乳鉢にて混合し、乾燥空気雰囲気下にて
600°Cで20時間熱処理し、石川式らいかい乳鉢に
て粉砕して、式VO2.2 Se0.3 で表される正極活物質
を得た。
は実施例1と同様にして、本発明電池BA38を組み立
てた。
モル比2:1で乳鉢にて混合し、乾燥空気雰囲気下にて
600°Cで20時間熱処理し、石川式らいかい乳鉢に
て粉砕して、式VO2.0 Se0.5 で表される正極活物質
を得た。
は実施例1と同様にして、本発明電池BA39を組み立
てた。
モル比49:1で乳鉢にて混合し、乾燥空気雰囲気下に
て600°Cで20時間熱処理し、石川式らいかい乳鉢
にて粉砕して、式VO2.47Se0.03で表される正極活物
質を得た。
は実施例1と同様にして、比較電池BC17を組み立て
た。
モル比49:26で乳鉢にて混合し、乾燥空気雰囲気下
にて600°Cで20時間熱処理し、石川式らいかい乳
鉢にて粉砕して、式VO1.98Se0.52で表される正極活
物質を得た。
は実施例1と同様にして、比較電池BC18を組み立て
た。
7〜BA39及び比較電池BC17,BC18について
先と同じ条件で充放電サイクル試験を行い、各電池の1
サイクル目の放電容量及び150サイクル目の放電容量
を求めた。結果を表8に示す。表8には、本発明電池B
A10及び比較電池BC4の1サイクル目の放電容量及
び150サイクル目の放電容量も、表1より転記して示
してある。
チウム二次電池を得るためには、式VO2.5-w Sw 中の
wの値が0.05〜0.5の範囲内にあるカルコゲン化
物を使用する必要があることが分かる。
な特定のカルコゲン化物が正極活物質として使用されて
いるので、本発明電池は充放電サイクル特性に優れる。
の断面図である。
Claims (9)
- 【請求項1】式Lix Niy Coz M1-y-z Oa A
w (式中、MはB、Na、Mg、Al、Si、K、C
a、Sc、Ti、V、Cr、Mn、Fe、Cu、Zn、
Ga、Ge、Zr、Nb、Ru、Ag、Ta、Bi、I
n、Mo及びWよりなる群から選ばれた少なくとも一種
の元素、AはS、Se及びTeよりなる群から選ばれた
少なくとも一種のカルコゲン、0.4<x<1.3(但
し、xは充放電前の値であり、充放電により変化す
る)、0≦y≦1、0≦z≦1、0.5≦y+z≦1、
1.8≦a+w≦2.2、0.05≦w≦0.6であ
る)で表されるカルコゲン化物を正極活物質とするリチ
ウム二次電池。 - 【請求項2】式Lix Niy Coz M1-y-z Oa S
w (式中、MはB、Na、Mg、Al、Si、K、C
a、Sc、Ti、V、Cr、Mn、Fe、Cu、Zn、
Ga、Ge、Zr、Nb、Ru、Ag、Ta、Bi、I
n、Mo及びWよりなる群から選ばれた少なくとも一種
の元素、0.4<x<1.3(但し、xは充放電前の値
であり、充放電により変化する)、0≦y≦1、0≦z
≦1、0.5≦y+z≦1、1.8≦a+w≦2.2、
0.05≦w≦0.6である)で表されるカルコゲン化
物を正極活物質とするリチウム二次電池。 - 【請求項3】式Lix Niy Coz M1-y-z Oa S
w (式中、MはB、Na、Mg、Al、Si、K、C
a、Sc、Ti、V、Cr、Mn、Fe、Cu、Zn、
Ga、Ge、Zr、Nb、Ru、Ag、Ta、Bi、I
n、Mo及びWよりなる群から選ばれた少なくとも一種
の元素、0.4<x<1.3(但し、xは充放電前の値
であり、充放電により変化する)、0≦y≦1、0≦z
≦1、0.5≦y+z≦1、1.8≦a+w≦2.2、
0.07≦w≦0.5である)で表されるカルコゲン化
物を正極活物質とするリチウム二次電池。 - 【請求項4】式LiX Fey Tiz M1-y-z Oa A
w (式中、MはB、Na、Mg、Al、Si、K、C
a、Sc、V、Cr、Mn、Cu、Zn、Ga、Ge、
Zr、Nb、Ru、Ag、Ta、Bi、In、Mo、
W、Co及びNiよりなる群から選ばれた少なくとも一
種の元素、AはS、Se及びTeよりなる群から選ばれ
た少なくとも一種のカルコゲン、0.4<x<1.3
(但し、xは充放電前の値であり、充放電により変化す
る)、0≦y≦1、0≦z≦1、0.5≦y+z≦1、
1.8≦a+w≦2.2、0.05≦w≦0.6であ
る)で表されるカルコゲン化物を正極活物質とするリチ
ウム二次電池。 - 【請求項5】式LiX Fey Tiz M1-y-z Oa S
w (式中、MはB、Na、Mg、Al、Si、K、C
a、Sc、V、Cr、Mn、Cu、Zn、Ga、Ge、
Zr、Nb、Ru、Ag、Ta、Bi、In、Mo、
W、Co及びNiよりなる群から選ばれた少なくとも一
種の元素、0.4<x<1.3(但し、xは充放電前の
値であり、充放電により変化する)、0≦y≦1、0≦
z≦1、0.5≦y+z≦1、1.8≦a+w≦2.
2、0.05≦w≦0.6である)で表されるカルコゲ
ン化物を正極活物質とするリチウム二次電池。 - 【請求項6】式LiX Mny M2-y Oa Am (式中、M
はB、Na、Mg、Al、Si、K、Ca、Sc、T
i、V、Cr、Fe、Cu、Zn、Ga、Ge、Zr、
Nb、Ru、Ag、Ta、Bi、In、Mo、W、Co
及びNiよりなる群から選ばれた少なくとも一種の元
素、AはS、Se及びTeよりなる群から選ばれた少な
くとも一種のカルコゲン、0.86<x<1.3(但
し、xは充放電前の値であり、充放電により変化す
る)、1≦y≦2、3.6≦a+w≦4.4、0.05
≦w≦0.5である)で表されるカルコゲン化物を正極
活物質とするリチウム二次電池。 - 【請求項7】式LiX Mny M2-y Oa Sm (式中、M
はB、Na、Mg、Al、Si、K、Ca、Sc、T
i、V、Cr、Fe、Cu、Zn、Ga、Ge、Zr、
Nb、Ru、Ag、Ta、Bi、In、Mo、W、Co
及びNiよりなる群から選ばれた少なくとも一種の元
素、0.86<x<1.3(但し、xは充放電前の値で
あり、充放電により変化する)、1≦y≦2、3.6≦
a+w≦4.4、0.05≦w≦0.5である)で表さ
れるカルコゲン化物を正極活物質とするリチウム二次電
池。 - 【請求項8】式MOa Aw (式中、MはB、Mg、A
l、Si、Ca、Sc、V、Cr、Mn、Cu、Zn、
Ga、Ge、Zr、Nb、Ru、Ag、Ta、Bi、I
n、Mo、W、Co及びNiよりなる群から選ばれた少
なくとも一種の元素、AはS、Se及びTeよりなる群
から選ばれた少なくとも一種のカルコゲン、1.5≦a
+w≦3、0.05≦w≦0.5である)で表されるカ
ルコゲン化物を正極活物質とするリチウム二次電池。 - 【請求項9】式MOa Sw (式中、MはB、Mg、A
l、Si、Ca、Sc、V、Cr、Mn、Cu、Zn、
Ga、Ge、Zr、Nb、Ru、Ag、Ta、Bi、I
n、Mo、W、Co及びNiよりなる群から選ばれた少
なくとも一種の元素、1.5≦a+w≦3、0.05≦
w≦0.5である)で表されるカルコゲン化物を正極活
物質とするリチウム二次電池。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP07829595A JP3717544B2 (ja) | 1995-03-08 | 1995-03-08 | リチウム二次電池 |
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JP3717544B2 JP3717544B2 (ja) | 2005-11-16 |
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- 1995-03-08 JP JP07829595A patent/JP3717544B2/ja not_active Expired - Fee Related
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