JPH08249243A - メモリの初期化が可能な情報処理装置 - Google Patents

メモリの初期化が可能な情報処理装置

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JPH08249243A
JPH08249243A JP7051042A JP5104295A JPH08249243A JP H08249243 A JPH08249243 A JP H08249243A JP 7051042 A JP7051042 A JP 7051042A JP 5104295 A JP5104295 A JP 5104295A JP H08249243 A JPH08249243 A JP H08249243A
Authority
JP
Japan
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memory
backup
data
specific address
voltage
Prior art date
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Pending
Application number
JP7051042A
Other languages
English (en)
Inventor
Takushi Kamiya
卓志 神谷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by NEC Corp filed Critical NEC Corp
Priority to JP7051042A priority Critical patent/JPH08249243A/ja
Publication of JPH08249243A publication Critical patent/JPH08249243A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 バックアップメモリの初期化を簡略にし、短
時間で初期化可能とする。 【構成】 バックアップ電圧検出部1は、バックアップ
電圧VBがデータ保持電圧VS以下ならばハイレベルの
メモリライト信号SRを生成し、バックアップRAM2
の特定アドレスのデータを破壊する。CPU3はシステ
ム起動時、特定アドレスのデータを照合し、破壊されて
いなければバックアップ可として通常の処理を、破壊さ
れていればバックアップ不可としてRAM2を初期化
し、特定アドレスにも初期値を書き込む。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はバッテリによってバック
アップされるバックアップメモリの初期化に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のバックアップメモリの初
期化の一つの方法が特開平2−101553号公報に開
示されている。図4はその公報に開示された情報処理装
置を示す回路図である。図4において、情報処理装置7
の中央処理部1は、CPUバス信号線5に接続され、R
OM2またはRAM3のプログラムを実行する。ROM
2は初期化ルーチンを含む内容を格納する読み出し専用
メモリで、CPUバス信号線5に接続されている。RA
M3はCPUバス信号線5に接続され、中央処理部1の
命令により読出し/書込みが可能であり、読出し時には
パリティチェックが実行される。チェック結果は、エラ
ー通知信号線6により中央処理部1に通知される。バッ
テリ4は、情報処理装置7の電源が切断されたときにR
AM3の内容をバックアップする。
【0003】図5はROM2とRAM3とのメモリマッ
プを示す説明図、図6はROM2の内部に格納された初
期化ルーチンを示すフローチャートである。情報処理装
置7の電源が投入されたとき、中央処理部1はROM2
に格納されている初期化ルーチンの実行を開始する。初
期化ルーチンの実行中、RAM3の全番地からデータが
読み出され、パリティチェックが行われる。パリティチ
ェックの結果が正常であれば、バッテリバックアップは
正常に動作しているものとして中央処理部1は初期化を
終了する。その後、電源切断前の状態から処理が再開さ
れる。RAM3のパリティチェックの結果にパリティエ
ラーが検出された場合、中央処理部1はバッテリバック
アップは失敗したものと判断し、RAM3の内容をクリ
アして、外部機器8より外部条件を取り込んでRAM3
に書き込む。これにより、初期化を自動的に終了する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の情報処
理装置におけるバックアップメモリの初期化は、RAM
の全番地からデータを読み出してパリティチェックを行
うため、バックアップメモリの容量が大きいシステムで
は初期化に時間がかかるという問題点があった。
【0005】また、パリティチェックを行う手段を付加
させなければならなかった。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の情報処理装置
は、電源投入時、メモリに供給されるバックアップ電圧
がメモリのデータ保持電圧以下であれば第1の手段がメ
モリライト信号を生成し、第2の手段がメモリの特定ア
ドレスのデータを破壊する。また、制御手段は、システ
ム起動時、特定アドレスのデータを照合し、初期値が破
壊されていない場合はバックアップ可とみなして通常の
処理を、破壊されている場合はバックアップ不可とみな
してバックアップRAMを初期化し、さらに上記特定ア
ドレスに初期値を書き込む。
【0007】
【実施例】次に本発明の実施例について図面を参照して
説明する。
【0008】図1は本発明の一実施例のバックアップメ
モリ初期化が可能なマイクロコンピュータを使用した情
報処理装置の回路図である。図において、情報処理装置
は、第1の手段であるバックアップ電圧検出回路1と、
NORゲート回路4と、バックアップメモリ(RAM)
2と、バックアップメモリ2の書き込み読みだしとその
他図示しないシステム回路を制御する制御手段であるC
PU3と、バックアップメモリ2とCPU3との間のア
ドレスバスとデータバスに接続されたプルアップ抵抗R
3,R4とを有する。NORゲート4とプルアップ抵抗
R3,R4が第2の手段に相当する。
【0009】バックアップ電圧検出部1は、バックアッ
プ電圧VBがデータ保持電圧VS以下であればハイレベ
ルのメモリライト信号SRを生成する。データ保持電圧
VSはマイクロコンピュータシステムの電源電圧VCC
を抵抗器R1とR2で分圧した電圧で、オペアンプ1A
のマイナス入力側に供給される。バックアップ電圧VB
は、オペアンプ1Aのプラス入力側に接続される。オペ
アンプ1Aの出力がメモリライト信号SRになり、NO
Rゲート4に供給される。
【0010】図2はバックアップ電圧検出部1の特性図
と波形図である。図において、曲線10はデータ保持電
圧VSの電源投入時における電圧変化を示す。電源投入
時にバックアップ電圧VBがデータ保持電圧VS以上
(図中のVB1)であればメモリライト信号SRはロー
レベル(図2(b)の実線)のまま変化しない。バック
アップ電圧VBがデータ保持電圧VS以下(図中のVB
2)であればメモリライト信号SRはハイレベル(図2
(b)の破線)となり、メモリライトを指示する。
【0011】NORゲート4はバックアップ電圧検出部
1からのハイレベルのメモリライト信号SRまたはCP
U3からのメモリライト信号NWRにより、バックアッ
プメモリ2をデータ書き込み状態にする書き込み制御信
号を発生する。
【0012】図3は電源を投入後にシステムを起動した
時のCPU3によるバックアップメモリ初期化動作を示
す動作フローチャートである。電源投入後、バックアッ
プ電圧VBがバックアップメモリ2のデータ保持電圧V
S以下であれば、バックアップ電圧検出部1からハイレ
ベルのメモリライト信号が生成され、バックアップメモ
リ2が書き込み状態になる。一方、電源投入後、電源電
圧VCCが十分なレベルになりCPU3がシステム起動
状態になるまで、CPU3からのアドレスバスとデータ
バスが遮断状態にある。したがって、電源投入後、バッ
クアップ電圧検出部1からのハイレベルのメモリライト
信号によってバックアップメモリ2が書き込み状態にな
ると、CPU3がシステム起動するまでCPU3によっ
てバックアップメモリ2にデータが書き込まれないが、
CPU3とバックアップメモリ2との間のアドレスライ
ンのプルアップ状態に応じた特定アドレスにデータライ
ンのプルアップ状態に応じたデータが書き込まれる。本
実施例では、特定アドレスはプルアップ抵抗をアドレス
バスのどのビットラインに接続するかで決まる。
【0013】今、全てのアドレスラインと全てのデータ
ラインがプルアップ抵抗R3,R4によってプルアップ
されているものとすると、電源投入時、特定アドレス
(*FFFh)の初期値NULL(オール0のデータ)
がデータラインのプルアップ抵抗R4で決まるデータに
よって破壊される(データ*FFFhが書き込まれ
る)。
【0014】バックアップ電圧VBがデータ保持電圧V
S以上であればメモリライト信号SRはローレベルのま
までバックアップメモリ2は書き込み状態にならず、特
定アドレスのデータ(初期値NULL)は破壊されな
い。
【0015】CPU3によるシステム起動(ステップ2
1)時、CPU3は特定アドレス(*FFFh)のデー
タを照合し(ステップ22)、初期値NULLが破壊さ
れていない場合はバックアップ可とみなして通常の処理
(ステップ23)を実行し、破壊されている場合(NU
LLではない)はバックアップ不可とみなしてバックア
ップRAMを初期化し(ステップ24)、さらに特定ア
ドレス(*FFFh)に初期値NULLを書き込む。特
定アドレスに初期値が書き込まれることで、後の判定処
理に初期値を利用できる。
【0016】本発明の実施例によれば、システム起動時
にバックアップメモリの一つのアドレスのデータを照合
するだけでバックアップの可否を判断し、バックアップ
メモリの初期化ができるため、処理が簡単で短時間で行
えるという効果がある。また、パリティチェックのため
の手段が不要になり、装置構成を簡略にできるという効
果もある。
【0017】さらに本発明の実施例によれば、バックア
ップメモリ2の特定アドレスを破壊する第2の手段は、
メモリ2のアドレスラインの所定のビットラインをプル
アップしてメモリ2に接続する第1のプルアップ回路
と、メモリ2のデータラインの所定のビットラインをプ
ルアップしてメモリに接続する第2のプルアップ回路
と、メモリライト信号RSを前記メモリに供給するNO
R回路4とを含み、メモリライト信号RSがメモリに供
給される間、プルアップされたアドレスラインビットの
レベルに応じたアドレス信号が特定アドレスとなり、該
特定アドレスにプルアップされたデータラインビットの
レベルに応じたデータ値を書き込むことで特定アドレス
のデータを破壊する。この構成によって、CPU3は、
特定アドレスの初期値データを破壊するプログラムが全
く不要で、しかも特定アドレスがプルアップだけで簡単
に指定できる。
【0018】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、システム
起動時にバックアップメモリの一つのアドレスのデータ
を照合するだけでバックアップの可否を判断し、バック
アップメモリの初期化ができるため、処理が簡単で短時
間で行えるという効果がある。
【0019】また、パリティチェックのための手段が不
要になり、装置構成を簡略にできるという効果もある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例の情報処理装置を示す回路図で
ある。
【図2】図1の情報処理装置のバックアップ電圧検出部
の動作特性を示し、(a)は特性図、(b)は出力波形
図である。
【図3】図1のシステム起動時のCPUの動作フローチ
ャートである。
【図4】従来の情報処理装置を示すブロック図である。
【図5】図4の情報処理装置のROMとRAMのメモリ
マップを示す説明図である。
【図6】図4の情報処理装置の初期化ルーチンを示すフ
ローチャートである。
【符号の説明】
1 バックアップ電圧検出部 2 バックアップRAM 3 CPU

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 バックアップ電源によって電源バックア
    ップされるメモリを使用する情報処理装置おいて、 電源投入時、前記バックアップ電源のバックアップ電圧
    が前記メモリのデータ保持電圧以下の時にメモリライト
    信号を発生する第1の手段と、前記メモリライト信号に
    よって前記メモリの特定アドレスのデータを破壊する第
    2の手段と、システム起動時、前記特定アドレスのデー
    タを照合し、初期値が破壊されていない場合はバックア
    ップ可とみなして通常の処理を実行し、破壊されている
    場合はバックアップ不可とみなして前記メモリを初期化
    し、さらに前記特定アドレスに初期値を書き込む制御手
    段とを備えていることを特徴とするメモリの初期化が可
    能な情報処理装置。
  2. 【請求項2】 前記第1の手段は、前記データ保持電圧
    を発生する電圧発生手段と、前記データ保持電圧と前記
    バックアップ電圧とを比較し、その結果を前記メモリラ
    イト信号として出力する比較手段とを有する請求項1に
    記載されたメモリの初期化が可能な情報処理装置。
  3. 【請求項3】 前記第2の手段は、前記メモリのアドレ
    スラインの所定のビットラインをプルアップして前記メ
    モリに接続する第1のプルアップ回路と、前記メモリの
    データラインの所定のビットラインをプルアップして前
    記メモリに接続する第2のプルアップ回路と、前記メモ
    リライト信号を前記メモリに供給する手段とを含み、前
    記メモリライト信号が前記メモリに供給される間、前記
    アドレスラインのプルアップされたラインのレベルに応
    じたアドレス信号が前記特定アドレスとなり、該特定ア
    ドレスに前記データラインのプルアップされたラインの
    レベルに応じたデータ値を書き込むことで前記特定アド
    レスのデータを破壊することを特徴とする請求項1に記
    載されたメモリの初期化が可能な情報処理装置。
JP7051042A 1995-03-10 1995-03-10 メモリの初期化が可能な情報処理装置 Pending JPH08249243A (ja)

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Cited By (1)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013544413A (ja) * 2010-11-29 2013-12-12 トムソン ライセンシング コールドブートとウォームブートとを区別する方法およびデバイス

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Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 19970819