JPH0824916A - ロールショップのレイアウト - Google Patents

ロールショップのレイアウト

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JPH0824916A
JPH0824916A JP16360494A JP16360494A JPH0824916A JP H0824916 A JPH0824916 A JP H0824916A JP 16360494 A JP16360494 A JP 16360494A JP 16360494 A JP16360494 A JP 16360494A JP H0824916 A JPH0824916 A JP H0824916A
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JP
Japan
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roll
rolls
area
work
manual
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP16360494A
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English (en)
Inventor
Nobukazu Tsukuda
宣和 佃
Kazumi Kondo
一三 近藤
Mitsuyuki Umeo
満之 梅尾
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Steel Nisshin Co Ltd
Original Assignee
Nisshin Steel Co Ltd
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Publication date
Application filed by Nisshin Steel Co Ltd filed Critical Nisshin Steel Co Ltd
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Publication of JPH0824916A publication Critical patent/JPH0824916A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B21MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
    • B21BROLLING OF METAL
    • B21B31/00Rolling stand structures; Mounting, adjusting, or interchanging rolls, roll mountings, or stand frames
    • B21B31/08Interchanging rolls, roll mountings, or stand frames, e.g. using C-hooks; Replacing roll chocks on roll shafts
    • B21B31/10Interchanging rolls, roll mountings, or stand frames, e.g. using C-hooks; Replacing roll chocks on roll shafts by horizontally displacing, i.e. horizontal roll changing
    • B21B31/103Manipulators or carriages therefor
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B21MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
    • B21BROLLING OF METAL
    • B21B28/00Maintaining rolls or rolling equipment in effective condition
    • B21B28/02Maintaining rolls in effective condition, e.g. reconditioning
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B21MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
    • B21BROLLING OF METAL
    • B21B31/00Rolling stand structures; Mounting, adjusting, or interchanging rolls, roll mountings, or stand frames
    • B21B31/08Interchanging rolls, roll mountings, or stand frames, e.g. using C-hooks; Replacing roll chocks on roll shafts
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B21MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
    • B21BROLLING OF METAL
    • B21B2203/00Auxiliary arrangements, devices or methods in combination with rolling mills or rolling methods
    • B21B2203/32Roll changing stools

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Multi-Process Working Machines And Systems (AREA)
  • General Factory Administration (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 ロールショップにおける自動化作業を効率
的、かつ安全に行う。 【構成】 冷間圧延ライン5のNo.1ミル1、No.
2ミル2、No.3ミル3および2Hロール4に使用さ
れるロールは、冷間圧延ライン5の側方に形成されるロ
ールショップ6内で整備され保管される。ロールショッ
プ6内は、オートローダ7によって自動的にロールの搬
送が行われる自動区域10と、手動クレーン8およびガ
ントリクレーン9によってロールおよびロール付属器具
の搬送が行われる手動区域11とに分割される。No.
1ロールグラインダ21、No.2ロールグラインダ2
2、No.3ロールグラインダ23は、自動区域10内
の手動区域11との境界付近に設けられ、手動区域11
側から手動操作が可能である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、普通鋼、ステンレス鋼
を含む特殊鋼、高合金鉄などの鉄あるいは鉄合金と、ア
ルミニウムや銅などの非鉄金属あるいは非鉄合金などと
を圧延する圧延ラインに付設されるロールショップのレ
イアウトに関する。
【0002】
【従来の技術】金属帯の圧延設備が設けられる圧延工場
では、金属帯の圧延を効率よく行うために、圧延ライン
を構成するミルに使用される圧延ロールの管理や整備が
重要である。圧延ロールは、圧延条件の変更に応じて交
換する必要がある。また、金属帯を、たとえ同一条件で
圧延している場合でも、圧延量にほぼ比例して圧延ロー
ルは摩耗し、一定時間内に交換して整備する必要があ
る。圧延ロールの交換整備を怠ると、圧延ロールの表面
が急激に劣化し、圧延される金属帯の表面品質も劣悪に
なる。圧延ロールは、ロール研削盤を使用して研削し、
複数回の使用が可能である。ロール研削盤における研削
作業では、ある程度のNC化が可能であるけれども、砥
石の交換、あるいはレスト装置を調整して精密な心出し
を行う際に作業者の人手が必要となることがある。
【0003】さらに圧延ロールの中には、バックアップ
ロールなど、非常に重量があり、自動的な搬送が困難な
ものもある。このため、従来では、同一のロールショッ
プにおいて、手動作業と自動作業とが混合して行われて
いる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ロールショップにおい
て、手動作業と自動作業とが混在して行われると、本来
生産効率を向上させるために行われている自動作業の効
率を、作業者の安全を優先するために低下させなければ
ならないことがある。また、圧延ロールは重量物である
ので、移動を自動的に行うことは可能であるけれども、
移動にはかなりの時間を要する。このため、ロールショ
ップは、ロール研削盤やロール置場の配置に留意し、ロ
ールの移動を効率的にする必要がある。
【0005】本発明の目的は、ロールの管理や整備を効
率的に行い、しかも安全性が高いロールショップのレイ
アウトを提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、金属帯の圧延
ラインに付設されて圧延ロールおよびその付属器具を取
扱うロールショップのレイアウトにおいて、ロールショ
ップが、金属帯の通板方向に垂直に延びるように形成さ
れ、ロールショップ内では、自動化された作業のための
自動区域と、手動作業のための手動区域とが分離されて
いることを特徴とするロールショップのレイアウトであ
る。
【0007】また本発明の前記手動区域は、取扱い対象
に予め定める基準以上の重量を有するロールを含み、そ
の搬送経路が最小となるように配置されることを特徴と
する。
【0008】また本発明の前記ロールショップ内では、
ロールの向きを変えずにロールを取扱うことが可能なよ
うに、ロールの管理および整備のための設備が配置され
ていることを特徴とする。
【0009】また本発明の前記自動区域と前記手動区域
との境界部に、ロールショップ外部と自動区域との間で
の受渡し領域を設けることを特徴とする。
【0010】また本発明の前記自動区域内で前記手動区
域に隣接する位置にはロール研削盤が配置され、手動区
域側から操作が可能であることを特徴とする。
【0011】また本発明の前記自動区域内では、ワーク
ロールの保管場所が他のロールよりも圧延ラインに近い
位置に設けられることを特徴とする。
【0012】
【作用】本発明に従えば、金属帯の圧延ラインに付設さ
れるロールショップは、金属帯の通板方向に垂直に延び
るように形成される。ロールショップでは、圧延ロール
およびその付属器具を取扱う。圧延ロールは、金属帯の
通板方向に垂直な軸線まわりに回転しながら金属帯の圧
延を行う。ロールショップが形成される方向は、圧延ロ
ールの軸線方向となるので、ロールショップにおける圧
延ロールの整備と圧延ラインへの挿入および抜取りとを
直線的な位置関係で行うことができる。さらに、ロール
ショップ内では、自動化された作業のための自動区域
と、手動作業のための手動区域とが分離されているの
で、効率的な自動化作業と、安全な手動作業とを併行し
て行うことができる。
【0013】また本発明に従えば、手動区域では、予め
定める基準以上の重量を有するロールを取扱い、その搬
送経路が最小となるように配置される。圧延ラインにお
いて、重量の大きなバックアップロールなどは、交換・
整備の頻度が径の小さなワークロールなどと比較したら
小さい。自動化作業の対象となる圧延ロールを比較的重
量の小さいものに限定することによって、自動運搬装置
などの小型軽量化および位置決め精度の向上を図ること
ができる。手動区域の中でも、重量の大きなロールにつ
いての搬送経路を最小とすれば、手動区域内での作業効
率と安全性の向上とを図ることができる。
【0014】また本発明に従えば、ロールの向きを変え
ずにロールの管理および整備を行うことができる。圧延
ロールはかなりの重量があり、設備間での移動に加えて
ロールの向きを変える必要がある場合は、方向変更の精
度と移動の精度とを向上させることが困難である。方向
を変える必要がなければ、搬送装置などの構成が単純化
され、位置精度などを容易に向上することができる。
【0015】また本発明に従えば、自動区域と手動区域
との境界部にロールショップ外部と自動区域との間での
受渡し領域を設ける。自動区域内で取扱いうるロールの
個数には限りがあり、再使用不可となったロールを廃却
したり、新規のロールを受入れたりする必要がある。受
渡し領域を、手動区域と自動区域との境界部に設けてい
るので、受渡し区域までは手動で自動区域に導入すべき
ロールを移動したり、受渡し領域から廃却すべきロール
を除去させることが、自動区域内での取扱いに対して障
害とならないように行うことができる。
【0016】また本発明に従えば、自動区域内で手動区
域に隣接する位置には、ロール研削盤が配置される。ロ
ール研削盤は、手動区域側から操作が可能であるので、
完全に自動化することが困難な砥石の交換や、レスト装
置の調整などを手動で行うことができ、必要なロール研
削盤の台数を少なくし、ロールショップの必要面積を小
さくすることができる。
【0017】また本発明に従えば、自動区域内では、ワ
ークロールの保管場所が他のロール用圧延ラインに近い
位置に設けられる。圧延ラインに使用される圧延ロール
のうちで、ワークロールの交換整備頻度が最も高い。ワ
ークロールの保管場所が圧延ラインに最も近く設けられ
ているので、ワークロールの交換整備を迅速に行い、圧
延ラインの生産効率を高めることができる。
【0018】
【実施例】以下、本発明の実施例につき図1〜図15に
よって説明する。図1は本発明の一実施例によるロール
ショップのレイアウトを示し、図2は図1のロールショ
ップが付設される圧延ラインの構成を示し、図3は図2
の圧延ライン中に使用される1つのスタンドのミルの構
成を示し、図4および図5は圧延ロールを組替えるため
の組替台車の構成を示し、図6および図7は組替台車と
ロールショップとの間でロールの移送を行う移送台車に
関連する構成を示し、図8はチョック着脱装置の構成を
示し、図9はロールの組替えおよび移送を行う他の構成
を示し、図10はロールショップの自動区域内でロール
の自動搬送を行うオートローダの構成を示し、図11は
オートローダを精度よく停止させるための構成を示し、
図12はバックアップロールを組替える際の状態を示
し、図13はロール研削盤の構成を示し、図14はロー
ル研削盤におけるレスト装置の構成を示し、図15はロ
ール研削盤に設けられる自動探傷装置の構成を示す。
【0019】図1において、金属帯の通板方向に、N
o.1ミル1、No.2ミル2、No.3ミル3および
2Hロール4が連続的に配設され、冷間圧延ライン5が
形成される。冷間圧延ライン5に隣接して、各ミルに使
用される圧延ロールを整備するためのロールショップ6
が設けられる。2Hロール4は、通板される金属帯を上
下方向から一対のロールによって押圧し、圧延のために
必要となる前方張力を付与するために使用される。ロー
ルショップ6では、2Hロール4に使用するロールにつ
いての整備も行う。
【0020】ロールショップ6内でロールを移動させる
ために、オートローダ7が設けられる。オートローダ7
は、ロール搬送専用の天井走行クレーンであり、10t
onの荷重を取扱い、自動運転される。オートローダ7
は、冷間圧延ライン5における金属帯の通板方向に垂直
に延びるレール上を往復走行する。同一のレール上をオ
ートローダ7よりも重い50tonの荷重を取扱う手動
クレーン8が走行可能である。さらに、オートローダ7
の走行範囲内に、ガントリクレーン9が設けられる。ガ
ントリクレーン9は、オートローダ7と平行に走行可能
であり、取扱い荷重は10tonである。
【0021】オートローダ7が走行可能な範囲のうち、
一定の範囲を自動区域10として区切り、自動区域10
内では無人で作業を行う。手動クレーン8とガントリク
レーン9との走行範囲は、手動区域11となる。手動区
域11内で、特に手動クレーン8を用いて重量物を運搬
する作業は、細心の注意を払って行う必要があるけれど
も、その頻度は自動区域10内の自動作業に比較して小
さい。ガントリクレーン9は、主としてチョックの整備
のために使用される。ガントリクレーン9は、高さが低
く、オートローダ7の走行の支障とはならない。
【0022】2Hロール4のためのロールは、自動区域
10内に設けられる2Hロールラック12に保管され
る。2Hロール4から抜出されたロールは、例外的に、
手動クレーン8によって自動区域10内の2Hロールラ
ック12まで搬入される。通常は、ロールショップ6の
外部から手動クレーン8によって受渡しラック13まで
対象物品が搬入され、あるいは受渡しラック13から外
部へ搬出される。オートローダ7は、受渡しラック13
と自動区域10との間でロールなどの搬送を自動的に行
う。このように受渡しラック13は、オートローダ7と
手動クレーン8との両方で取扱い可能な必要があり、両
区域の境界部に設けられる。2Hロールラック12に保
管されるロールは、手動チョック着脱装置14で、手動
によってチョックの着脱が行われる。2Hロール4と、
手動チョック着脱装置14と、2Hロールラック12と
の間におけるロールの搬送は、手動クレーン8によって
行われるけれども、その作業頻度は小さい。しかしなが
ら、2Hロール4に使用するロールは非常に重量が大き
く、移動に要する距離をできる限り短くすることによっ
て作業効率を向上させることができる。自動区域10で
は、ロールからチョックを取外した状態で取扱われる。
その取外しは、自動チョック着脱装置15によって行
う。
【0023】No.1ミル1は、オートローダ7の管理
範囲外に設けられる。各ミル1〜3には、それぞれロー
ル交換を迅速に行うために組替台車が設けられる。N
o.2ミル2およびNo.3ミル3には、No.2組替
台車16およびNo.3組替台車17がそれぞれ設けら
れる。No.1ミル1にも組替台車が設けられるけれど
も、図1においては省略する。
【0024】組替台車は、ミルとの間でロールの交換を
行う。ミルに使用されて整備すべきロールを抜取り、予
め用意してあった整備済みのロールをミルに挿入する。
抜出したロールは、組替台車からNo.1移送台車18
およびNo.2移送台車19に移送される。No.1移
送台車18は、No.1ミル1のロールを冷間圧延ライ
ン5の通板方向に沿って移動可能である。No.2移送
台車19は、No.2ミル2およびNo.3ミル3から
のロールを冷間圧延ライン5の通板方向に沿って移動可
能である。自動チョック着脱装置15は、No.1移送
台車18およびNo.2移送台車19の移動範囲に設け
られる。No.1移送台車18またはNo.2移送台車
19が自動チョック着脱装置15の位置にチョックを装
着した状態のロールを移動させると、ロールの両側から
チョックが自動的に引き外される。チョックを取外した
ロールを載置したNo.1移送台車18またはNo.2
移送台車19は、自動区域10内の所定位置に待機す
る。自動区域10内の各装置は、ミル操作室20内に設
けられるプロセスコンピュータによって設定されるスケ
ジユールにしたがって動作する。
【0025】自動区域10内には、ロールを研削して整
備するためのNo.1ロールグラインダ21、No.2
ロールグラインダ22、No.3ロールグラインダ23
が設けられる。各ロールグラインダ21〜23は、自動
区域10と手動区域11との境界に設置され、手動区域
11側から手動操作が可能である。自動区域10内に
は、ロール冷却装置24,25およびロールの保管場所
であるロールラック26,27,28,29,30,3
1,32,33が設けられ、ロール冷却装置24,25
も含めて各ロールラック24〜33内の保管場所は、予
め特定のコードが割当てられている。
【0026】2Hロール4のロールは、重量が大きいの
で、手動クレーン8によって手動チョック着脱装置14
に搬送され、さらに自動区域10内で冷間圧延ライン5
に最も近い位置に設けられる2Hロールラック12に搬
送される。自動区域10内で次に冷間圧延ライン5に近
いロールラック26,27,28には、組替頻度の高い
ワークロールが保管される。
【0027】図2は、図1の冷間圧延ライン5の構成を
示す。No.1ミル1の入側には、後方張力を付与する
ためのブライドル装置34が設けられる。No.1ミル
1の出側には、剪断装置35a、デフレクタロール36
aおよびテンションリール37aが設けられ、No.1
ミル1のみを使用することもできる。No.2ミル2お
よびNo.3ミル3も使用して圧延を行う際には、剪断
装置35a、デフレクタロール36aおよびテンション
リール37aは使用されず、No.2ミル2の入側に設
けられる振れ止め装置38と2Hロール4の出側に設け
られる剪断装置35b、デフレクタロール36bおよび
テンションリール37bが用いられる。このように、冷
間圧延ライン5を多機能に構成することについての関連
技術は、既に本件出願人による特開平5−228504
号公報の明細書中、たとえば第12段落〜第29段落な
どで開示されている。剪断装置35bとデフレクタロー
ル36bとの間には、先端移送装置39が設けられる。
先端移送装置39は、1つのテンションリール37bを
用いて複数コイルを順次巻取る際に、剪断装置35bに
よって切離された後行金属帯の先端を低速度で誘導案内
しながら、先行金属帯がテンションリール37bによっ
て巻取られて、後行金属帯の巻取りが可能な状態となる
まで、金属帯40を通板停止させずに誘導案内する。
【0028】図3は、No.1ミル1の構成を示す。N
o.1ミル1は、4重圧延機および2重圧延機として切
換え可能である。図3に示す4重圧延機の状態では、タ
ンデム式に冷間圧延ライン5を構成する第1スタンドと
して動作する。圧延される金属帯40は、上下から一対
のワークロール41a,41bによって押圧され、圧延
される。ワークロール41a,41bの上下には、一対
のバックアップロール42a,42bが配置される。ワ
ークロール41a,41bおよびバックアップロール4
2a,42bは、ハウジング43内で、チョック44
a,44bおよびチョック45a,45bによってそれ
ぞれ軸支される。各チョック44a,44bおよび45
a,45bは、ハウジング43の下方に設けられる圧下
シリンダ46によって押圧され、金属帯40を圧延する
ための荷重をワークロール41a,41bに与える。
【0029】ワークロール41a,41bを軸支するチ
ョック44a,44bには、車輪47a,47bが設け
られ、ガイド48内に形成される案内経路にしたがっ
て、ワークロール41a,41bの軸線方向に引出すこ
とができる。
【0030】図4は図1においては省略したNo.1組
替台車49の側面図、図5はその平面図をそれぞれ示
す。No.1組替台車49は、プッシュプル装置50を
有する。プッシュプル装置50は、ワークロール41
a,41bの軸線方向に走行可能であり、フック50
a,50bによってワークロール41a,41bのチョ
ック44a,44bをつかんでNo.1ミル1との間で
挿入または引抜きが可能である。引抜かれたワークロー
ル41a,41bは、両端にチョック44a,44bが
装着された状態である。No.1組替台車49には、N
o.1ミル1のガイド48に対応してガイドレール51
が設けられる。ワークロール41a,41bの両端に装
着されたチョック44a,44bは、ガイドレール51
に案内されてワークロール41a,41bの軸線方向に
移動する。
【0031】No.1組替台車49のNo.1ミル1側
には、組替テーブル52が設けられる。組替テーブル5
2は、移動シリンダ53によって、ワークロール41
a,41bの軸線方向に垂直な方向に移動可能である。
組替テーブル52上には、2組のワークロール41a,
41bを載置可能である。通常は、1組のワークロール
41a,41bを載置して待機し、ロール交換時にはN
o.1ミル1から整備すべきワークロール41a,41
bを引出し、移動シリンダ53によって組替テーブル5
2を移動させて待機していたワークロール41a,41
bをNo.1ミル1内に挿入する。このような移動シリ
ンダ53の動作によって、組替テーブル52上に設けら
れているワークロール41a,41b移動用のガイド5
4a,54b,54cが、ガイドレール51に対して接
続状態を変える。また、プッシュプル装置50のワーク
ロール41a,41bの軸線方向への移動用のガイド5
5に対して、組替テーブル52に設けられているガイド
55a,55b,55cの接続状態が変化する。No.
1組替台車49は、車輪49a,49bおよびシリンダ
49cによって、走行レール56上を走行する。走行レ
ール56は、ワークロール41a,41bの軸線方向に
延びる。
【0032】図6および図7に示すように、No.1組
替台車49が、走行レール56上を、No.1ミル1か
ら遠ざかる方向に移動するとき、No.1移送台車18
との間で、ワークロール41a,41bの移載が可能と
なる。ワークロール41a,41bをNo.1移送台車
18上に移載するために、プッシュプル装置50は、N
o.1移送台車18を挟んでNo.1組替台車49の反
対側に設けられる待機レール57まで移動する。No.
1移送台車18内には、可動式のアーム58a,58b
が備えられ、その開閉機構58cも設けられる。アーム
58a,58bは、チョック44a,44bを取外した
状態でもワークロール41a,41bを支持可能なよう
に設けられる。No.1移送台車18は、金属帯40の
通板方向に沿って設けられる移送レール60上を往復走
行可能である。
【0033】図8は、自動チョック着脱装置61の構成
を示す。自動チョック着脱装置61は、移送レール60
の途中に設けられ、シリンダ62a,62bが駆動する
引抜き装置63a,63bによって、ワークロール41
a,41bの両端からチョック44a,44bを同時に
引き抜く。上下のワークロール41a,41bについて
は、同時にチョック44a,44bの引き外しを行うこ
とができる。
【0034】図9は、No.2ミル2およびNo.3ミ
ル3についてのロール交換要領を示す。No.2ミル2
およびNo.3ミル3は、6重圧延機である。金属帯4
0を直接圧下するワークロール64a,64bの上下を
中間ロール65a,65bで挟み、さらにその上下をバ
ックアップロール66a,66bで抑える。図9(A)
に示すように、ワークロール64a,64bと中間ロー
ル65a,65bとは、同時にNo.2組替台車16お
よびNo.3組替台車17によってNo.2ミル2およ
びNo.3ミル3から引抜かれる。これらのワークロー
ル64a,64bおよび中間ロール65a,65bの引
抜きまたは挿入は、プッシュプル装置67によって行わ
れる。図9(B)に示すように、両側からチョックを着
脱する引抜装置68a,68bの位置へは、図9(C)
または図9(D)に示すように、No.2移送台車19
が移動する。
【0035】図10は、オートローダ7に関連する構成
を示す。オートローダ7は、工場建屋の側壁69上に設
けられるレール70に沿って、搬送すべきロールの軸線
方向に走行する。レール70間には、走行フレーム71
が掛け渡される。走行フレーム71上には、横レール7
2が形成され、横行フレーム73が往復走行可能であ
る。横行フレーム73は、ワイヤ74を介して吊り具7
5を吊下げている。横行フレーム73の自動運転におけ
る移動範囲は、図1に示す自動区域10内に制限され、
ガントリクレーン9のある手動区域11内には侵入する
ことがないように制御されている。
【0036】図11は、オートローダ7がロールを搬送
する際の位置決め機構の構成を示す。オートローダ7を
できるだけ正確な位置に停止させるため、位置決めガイ
ド76が設けられる。位置決めガイド76に、オートロ
ーダ7に設けられる位置決めストッパ77を昇降装置7
8によって挿入すれば、オートローダ7を搬送してきた
ロールを、たとえばロールグラインダ21〜23やロー
ルラック24〜33の所定位置に正確に置くことができ
る。
【0037】図12は、No.1ミル1からバックアッ
プロール42a,42bを抜出した構成を示す。バック
アップロール42a,42bは、非常に重量が大きく、
図10に示すオートローダ7によって運搬することがで
きない。また、組替台車等も利用することができない。
このため、下側のチョック45bには車輪が設けられ、
走行レール56上を移動可能である。下側のバックアッ
プロール42bと上側のバックアップロール42aとの
間には、スペーサ79が設けられる。スペーサ79の高
さは、一対のワークロール41a,41b間の高さに対
応する。
【0038】図13は、No.1ロールグラインダ21
の構成を示す。(A)は正面図、(B)は平面図、
(C)は側面図をそれぞれ示す。なお、他のロールグラ
インダにおいても、No.1ロールグラインダ21と同
様の構成を有する。水平なベッド80の一端には主軸台
81が設けられ、主軸台81に対向して心押台82が設
けられる。心押台82は、ベッド80上を摺動変位可能
である。主軸台81からは、主軸83が突出し、心押台
82からは心押軸84が突出する。主軸83と心押軸8
4との間で、研削すべきロールを心出しし、ロールのネ
ック部をレスト装置85によって支持する。研削すべき
ロールは、ロール受取装置86上に移載され、ロール受
取装置86が徐々に沈んでレスト装置85上に移動させ
る。ベッド80の側方には、ロールの軸線方向に沿って
往復移動可能な往復台87が設けられる。往復台87上
には、ロールの軸線方向に垂直に移動可能な砥石台88
が設けられ、砥石台88は、回転砥石89を有する。回
転砥石89は、ロールの外周面に当接しながらロールの
研削を行う。No.1ロールグラインダ21の近傍に、
フリーバランスアーム90が設けられ、回転砥石89や
レスト装置85の調整時などで、作業者が重量物を取扱
う際に利用する。
【0039】図14は、たとえばワークロール41aを
No.1ロールグラインダ21で研削する場合のレスト
装置85に関連する構成を示す。ワークロール41aを
支持するために、受金91,92が設けられる。受金9
1,92は、ホルダ93に取付られる。受金91,92
の位置を調整するため、調整部94,95がそれぞれ設
けられる。受金91,92の先端は、ホワイトメタルや
バビットメタルなどの軸受材料で構成され、ワークロー
ル41aの外周面に対応した形状に形成されている。レ
スト装置85は、ベッド80上をワークロール41aの
軸線方向に移動可能であり、摺動面には静圧案内面9
6,97が形成され、高精度での移動を行うことができ
る。ワークロール41aの表面に塗布する油は、油タン
ク98から油塗布装置99に供給されて塗布される。
【0040】図15は、ロール探傷のための構成を示
す。自動探傷装置100は、CNC装置101を利用し
てロール表面のクラック点検などを自動的に行う。CN
C装置101内には、CPU102、ハードディスク装
置(HDD)103、フロッピーディスク装置(FD)
104などが設けられる。CNC装置101からの出力
105は、チャートやハードコピーとして与えられる。
ワークロール41aの回転は、回転センサ106によっ
て検出される。ロールの表面のクラック点検は、接触子
107によって行われる。接触子107は、超音波基本
波形108のような出力からクラック点検を行う。
【0041】接触子107は、ワークロール41aが回
転方向109に回転駆動されるのにしたがって、ワーク
ロール41aの外周を超音波探傷する。超音波探傷用セ
ンサ110は台車111に装着され、ガイドローラ11
2を介してワークロール41aの表面から間隔をあけて
取付けられている。この間隔は、距離調整つまみ113
によって調整可能である。超音波探傷用センサ110の
周囲には、遮蔽板114とスイーパ115に囲まれて水
が保持される。この水は、超音波を超音波探傷用センサ
110とワークロール41aとの間で損失を少なく伝達
するために供給される。スイーパ115は、ばね116
によってワークロール41aの表面に押圧される。ワー
クロール41aがあるかないかは、光センサ117によ
って検知される。
【0042】自動区域10で行われる作業は、ロール
研削、ロール探傷、チョック取付け、取外し、ロ
ール運搬である。のロール研削は、圧延の終わったロ
ールの表面疵や疲労層を除去するために必要であり、ロ
ールの組替ごとに行われる。人手による作業では、高い
加工精度が必要なため、熟練した作業者が従事する必要
があるけれども、CNCによる全自動研削を行い、プロ
セスコンピュータによる研削条件管理を行うことによっ
て、自動化される。のロール探傷は、ロール表面のク
ラック研削のため、ロール研削ごとに表面全体にわたっ
て行う。探傷時間がかかるので、CNCと連動し、自動
超音波探傷を行う。のチョック取付け、取外しは、研
削済みロールへのチョック取付けと、使用済みのロール
からのチョック取外しを、ロール組替ごとに行う。チョ
ックとロールとの嵌め合いは非常に高精度であるので、
人手による作業は困難である。自動チョック着脱装置を
導入し、両側から同時にチョックの着脱を行うことによ
って、自動化する。ただし、2Hロール4やバックアッ
プロールは、頻度が少ないために人手で対応している。
のロール運搬は、整備済みロールのミルへの供給や、
ミルからの使用済みロールの払い出しを行う。ロール組
替ごとに必要となり、人手による場合はクレーン操作
や、玉掛けなどで多くの人手を要する。自動ロールクレ
ーンとしてオートローダ7を導入し、プロセスコンピュ
ータによる自動スケジューリング管理を行う。ただし、
2Hロール4のロールは、自動区域10への搬入まで人
手で対応する。
【0043】以上説明した〜の自動作業とは別に、
ベアリングの分解点検整備、研削対象ロール変更に
伴うレスト変更などの作業は、手動作業で行う必要があ
る。のベアリングに規定周期ごとに荷重負荷位置を変
更したり、グリースを補給したりするので非常に精密な
作業を要し、自動化は困難である。の研削対象ロール
変更に伴うレスト変更は、ワークロール、中間ロールを
同一のロールグラインダで研削する場合に必要となる。
受金は重量物であり、交換の時間はかかるけれども、そ
の頻度は少ないので自動化は行っていない。自動区域1
0内のロールラック26〜33の使い分けにおいては、
交換頻度の高いワークロールをできるだけ冷間圧延ライ
ン5側に配置するようにする。ロールショップ外部との
物品の受渡しは、手動区域11の周縁部に受渡し領域を
設け、受渡し領域と自動区域10および手動区域11の
境界部分の受渡しラック13との間を、手動クレーン8
によって搬送を行う。
【0044】以上の実施例では、冷間圧延ライン5を3
つのミル1〜3で構成し、3台のロールグラインダ21
〜23を設けているけれども、これらの数は適宜変更可
能である。また、冷間圧延ライン5は、一連の連続焼鈍
および脱スケール装置に後続配設される多機能圧延ライ
ンであるけれども、単独に設けられる冷間圧延ラインで
あってもよい。また、張力付与装置として2Hロール4
を設けているけれども、巻取り用のテンションリールで
張力を負担したり、ブライドル装置などを設けて張力を
付与してもよい。
【0045】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、ロールシ
ョップが金属帯の通板方向に垂直な圧延ロールの軸線方
向に形成されているので、直線的な圧延ロールの移動で
ロールの交換整備を行うことができる。さらに、ロール
ショップ内は、自動化された作業のための自動化区域
と、手動作業のための手動区域とが分離されているの
で、相互に干渉せず、効率的、かつ安全な圧延ロールお
よびその付属器具の取扱いを行うことができる。
【0046】また本発明によれば、予め定める基準以上
の重量を有するロールは、手動区域で取扱う対象とな
り、手動区域はその搬送経路が最小となるよう配置され
ている。重量の大きなロールを自動区域で取扱う必要が
ないので、区域に設けられる設備類を小型化することが
でき、効率的な点検整備を行うことができる。手動区域
では、重量の大きなロールの搬送経路が最小となるの
で、手動作業を効率よくしかも安全に行うことができ
る。
【0047】また本発明によれば、ロールショップ内で
は、ロールの向きを変えずにロールを取扱うことができ
るので、ロールの搬送が容易で、かつ位置決め精度も向
上することができる。
【0048】また本発明によれば、ロールショップ外部
と自動区域との間で取扱い対象の受渡しを行う際に、手
動区域を利用することができるので、自動区域内の自動
化された作業の支障とならずに、ロールショップ外部と
の対象物の移動を行うことができる。したがって、ロー
ルショップ内には、ロール研削盤やロールラックなど、
必ず必要なもののみを配置し、必要となる頻度が小さい
作業は、ロールショップ外部で行い、ロールショップの
必要面積を小さくして効率的な作業を行うことができ
る。
【0049】また本発明によれば、自動区域に配置する
ロール研削盤を手動区域から操作することができる。ロ
ール研削盤には、レスト装置の交換調整や砥石の交換な
ど、自動化が困難な作業が付随する。そのような作業を
行う作業者は手動区域にいればよいので、作業者の安全
と自動区域における生産効率の向上とを両立させること
ができる。
【0050】また本発明によれば、ワークロールの保管
場所が自動区域で圧延ラインに近い位置に設けられる。
ワークロールの交換頻度が他のロールよりも大きいの
で、ワークロールを圧延ラインに近く配置することによ
って、全体的なロール交換整備の効率を高めることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例によるロールショップのレイ
アウト図である。
【図2】図1のレイアウトに示される冷間圧延ライン5
の構成を示す簡略化した正面図である。
【図3】図2のNo.1ミル1の構成を示す正面図であ
る。
【図4】図2のNo.1ミル1に対してロールの組替を
行うためのNo.1組替台車49の側面図である。
【図5】組替台車49の平面図である。
【図6】No.1移送台車18と、No.1組替台車4
9との関係を示す側面図である。
【図7】No.1移送台車18の正面図である。
【図8】自動チョック着脱装置61の側面図である。
【図9】No.2ミル2およびNo.3ミル3に対して
ロールの組替を行う手順を示す簡略化した側面図であ
る。
【図10】図1の自動区域10内でロールの搬送に用い
られるオートローダ7の正面図である。
【図11】図1の自動区域10内でオートローダ7の停
止位置決めのための構成を示す簡略化した側面図であ
る。
【図12】図1の手動区域11でバックアップロールの
組替を行う際の構成を示す側面図である。
【図13】図1に示すロールグラインダの構成を示す正
面図、平面図および側面図である。
【図14】図13のロールグラインダにおけるレスト装
置の構成を示す部分的な側面図である。
【図15】図13に示すロールグラインダに取付けられ
る自動探傷装置の構成を示す電気的なブロック図および
簡略化した側面図である。
【符号の説明】
1 No.1ミル 2 No.2ミル 3 No.3ミル 4 2Hロール 5 冷間圧延ライン 6 ロールショップ 7 オートローダ 8 手動クレーン 9 ガントリクレーン 10 自動区域 11 手動区域 12 2Hロールラック 13 受渡しラック 14 手動チョック着脱装置 15,61 自動チョック着脱装置 16 No.2組替台車 17 No.3組替台車 18 No.1移送台車 19 No.2移送台車 20 ミル操作室 21 No.1ロールグラインダ 22 No.2ロールグラインダ 23 No.3ロールグラインダ 24,25 ロール冷却装置 26〜33 ロールラック 40 金属帯 41a,41b ワークロール 42a,42b バックアップロール 44a,44b,45a,45b チョック 49 No.1組替台車 50 プッシュプル装置 56 走行レール 60 移送レール 65a,65b 中間ロール 70 レール 71 走行フレーム 73 横行フレーム 75 吊り具 76 位置決めガイド 77 位置決めストッパ 80 ベッド 83 主軸 84 心押軸 85 レスト装置 86 ロール受取装置 89 回転砥石 91,92 受金 100 自動探傷装置 101 CNC装置 110 超音波探傷用センサ

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 金属帯の圧延ラインに付設されて圧延ロ
    ールおよびその付属器具を取扱うロールショップのレイ
    アウトにおいて、 ロールショップが、金属帯の通板方向に垂直に延びるよ
    うに形成され、 ロールショップ内では、自動化された作業のための自動
    区域と、手動作業のための手動区域とが分離されている
    ことを特徴とするロールショップのレイアウト。
  2. 【請求項2】 前記手動区域は、取扱い対象に予め定め
    る基準以上の重量を有するロールを含み、その搬送経路
    が最小となるように配置されることを特徴とする請求項
    1記載のロールショップのレイアウト。
  3. 【請求項3】 前記ロールショップ内では、ロールの向
    きを変えずにロールを取扱うことが可能なように、ロー
    ルの管理および整備のための設備が配置されていること
    を特徴とする請求項1または2記載のロールショップの
    レイアウト。
  4. 【請求項4】 前記自動区域と前記手動区域との境界部
    に、ロールショップ外部と自動区域との間での受渡し領
    域を設けることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに
    記載のロールショップのレイアウト。
  5. 【請求項5】 前記自動区域内で前記手動区域に隣接す
    る位置にはロール研削盤が配置され、手動区域側から操
    作が可能であることを特徴とする請求項1〜4のいずれ
    かに記載のロールショップのレイアウト。
  6. 【請求項6】 前記自動区域内では、ワークロールの保
    管場所が他のロールよりも圧延ラインに近い位置に設け
    られることを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載
    のロールショップのレイアウト。
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