JPH08248385A - アクティブマトリックス型液晶ディスプレイとその駆動方法 - Google Patents

アクティブマトリックス型液晶ディスプレイとその駆動方法

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JPH08248385A
JPH08248385A JP4880395A JP4880395A JPH08248385A JP H08248385 A JPH08248385 A JP H08248385A JP 4880395 A JP4880395 A JP 4880395A JP 4880395 A JP4880395 A JP 4880395A JP H08248385 A JPH08248385 A JP H08248385A
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pixels
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liquid crystal
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Application number
JP4880395A
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English (en)
Inventor
Tsutomu Furuhashi
勉 古橋
Hiroyuki Nitta
博幸 新田
Makiko Ikeda
牧子 池田
Sumihisa Oishi
純久 大石
Satoru Tsunekawa
悟 恒川
Toshio Futami
利男 二見
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】TFT液晶ディスプレイにおいて、特に信号線
数を削減して信号駆動回路の低コスト化を図る。 【構成】TFT液晶パネル116は、マトリクス状に配
置された画素のそれぞれの行ごとに、偶数列番目に配置
された画素に接続される偶数列走査線と、奇数列番目に
配置された画素に接続される奇数列走査線とを備え、複
数の信号線の各々は、マトリクス状に配置された画素の
隣接する2つの列ごとに共有される。走査駆動回路11
1は、マトリクス状に配置された画素のそれぞれの行ご
との偶数列走査線と奇数列走査線とに順次選択信号を伝
送し、信号駆動回路106は走査駆動回路111により
それぞれの行ごとに偶数列走査線もしくは奇数列走査線
が選択されるときに、当該選択された行の偶数列走査線
もしくは奇数列走査線に接続される偶数列もしくは奇数
列の画素の表示データを複数の信号線のそれぞれに送出
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、TFT液晶ディスプレ
イに係り、特に、高画質表示、低消費電力動作が可能な
TFT液晶パネルの構成と駆動回路およびその駆動回路
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のTFT(Thin Film Transister)
液晶ディスプレイは、特開昭63−237095号公報
の『カラー液晶表示装置』(日立製作所)に記載されて
いるように、マトリックス状に配列された電極の交差部
にTFT、画素電極、液晶およびカラーフィルタからな
る画素を有するTFT液晶パネルに表示データに対応し
た階調電圧を印加することでカラー表示を行っている。
【0003】従来のTFT液晶ディスプレイを図2、図
3および図4を参照して説明する。図2に従来液晶表示
装置の構成図を示し、図3に従来液晶パネルの等価回路
図を示し、図4に従来液晶表示装置の駆動波形図を示
す。
【0004】図2において、信号バス101は、上位装
置であるシステム250から供給される表示データと同
期信号とを転送する。液晶コントローラ201は、表示
データと同期信号とをTFT液晶ディスプレイを駆動す
るための表示データおよび液晶駆動信号に変換する。信
号バス202は、信号駆動回路205に供給する表示デ
ータと液晶駆動信号とを転送する。信号バス203は、
走査駆動回路209に液晶駆動信号を供給する。信号バ
ス204は、電源回路に供給する信号を転送する。信号
駆動回路205は、一水平ライン分の液晶表示データを
取り込み、階調電圧生成回路207は、一水平ライン分
の液晶表示データに対応したドレイン電圧を生成する。
赤色データ記憶回路206Rは、赤色データ(以下、R
データと称す)を順次取り込み記憶する。緑色データ記
憶回路206Gは、緑色データ(以下、Gデータと称
す)を順次取り込み記憶する。青色データ記憶回路20
6Bは、青色データ(以下、Bデータと称す)を順次取
り込み記憶する。ドレインバス208は、階調電圧であ
るドレイン電圧(Vd)をTFT液晶パネルに転送する
出力端子である。走査駆動回路209は、ゲートバス2
10に順次選択電圧を印加する。ゲートバス210は、
一水平ライン分の画素を順次選択するゲート電圧(V
g)を転送する。電源回路211は、電源電圧を供給す
る。電源バス212は、走査駆動回路209に電源電圧
を供給する。電源バス213は、信号駆動回路205に
電源電圧を供給する。TFT液晶パネル214は、ドレ
インバス208とゲートバス210とがマトリクス状に
交差する構成をとっているとともに、縦方向に同一色の
カラーフィルタが設けられた縦ストライプ構造となって
いる。
【0005】図3は、図2に示すTFT液晶パネル21
4の画素部の等価回路を示している。画素部301に
は、スイッチング動作を行うTFTと液晶LCとが構成
されている。水平方向の画素部では、ゲート線302
(Gn-1,Gn,Gn+1)を共有し、垂直方向の画素部で
は、ドレイン線303(D0,D1,…Dm)を共有し
ている。よって、解像度が垂直方向480ライン、水平
方向640ドットのパーソナルコンピュータ用TFT液
晶パネルでは、480本のゲート線210を有すること
になる。更に、水平方向に関しては、1ドットはRGB
の3画素で構成されていることから、1920(=64
0×3)本のドレイン線を有することになる。
【0006】図4は、従来の液晶表示装置の駆動波形図
を示したものである。図4において、Gnは図3に示す
ゲートバス210のうちnライン目のゲート信号の電圧
波形を示し、Gn+1はゲートバス210のうち(n+
1)ライン目のゲート信号の電圧波形を示し、Vgon
はゲートの選択レベル、Vgoffはゲートの非選択レ
ベルを示す。Vdは、ドレイン信号の電圧波形を示し、
Vclnはn行目の液晶LCに印加されて保持される電
圧波形を示し、Vcl(n+1)は、(n+1)行目の
液晶LCに印加されて保持される電圧波形を示す。Vc
omは液晶LCに印加保持される電圧の基準となる電圧
レベルを示す。
【0007】つぎに、図2における動作の詳細な説明を
する。
【0008】液晶コントローラ201は、信号バス10
1で転送される表示データと同期信号とをTFT液晶デ
ィスプレイを駆動するための表示データおよび液晶駆動
信号に変換する。そして、液晶コントローラ201は、
信号駆動回路205に供給する表示データおよび液晶駆
動信号を信号バス202を介して転送し、走査駆動回路
209に供給する液晶駆動信号を信号バス203を介し
て転送し、電源回路211に供給する信号を信号バス2
04を介して転送する。信号駆動回路205は、信号バ
ス202を介して転送される表示データを記憶回路20
6R、206G、206Bで順次取り込み記憶する。そ
して、信号駆動回路205は、一水平ライン分の液晶表
示データを取り込み終わると、信号バス202を介して
転送する同期信号に同期して、階調電圧生成回路207
において一水平ライン分の液晶表示データに対応したド
レイン電圧を生成し、ドレインバスに出力する。信号駆
動回路205がドレイン電圧を生成し、ドレインバス2
08に出力するのに同期して、走査駆動回路209は、
ゲートバス210に順次選択電圧を印加する。ゲートバ
スの選択電圧は、図4に示すように一水平表示期間印加
されることになる。そして、これを一フレーム期間繰り
返すことにより、一画面分の表示データに対応した電圧
を各画素部301に印加することが可能になる。また、
図4に示すように、ドレイン線をライン毎に交流化する
ことで、ライン毎に正極性と負極性の電圧を交互に印加
することが可能になるとともに、隣接するドレイン線を
介して転送するドレイン電圧の極性を反転することで、
水平画素毎に正極性と負極性の電圧を交互に印加するこ
とが可能になる。これにより、正極性と負極性の電圧が
画面全体に均等分布することから、ちらつきの発生を防
止している。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】従来技術に記載したT
FT液晶ディスプレイは、垂直方向のドレインバス20
8のドレイン線に対応する出力端子を有する信号駆動回
路と、水平方向のゲートバス210のゲート線に対応す
る出力端子を有する走査回路とが必須である。信号駆動
回路は、多レベルの階調電圧を生成することが必要なこ
とから、現在、出力端子当たり約3円のコストとなって
いることから、解像度640水平ドットのカラーTFT
液晶パネルに必要な信号駆動回路のコストは、1920
(=RGB×640)×3≒5760円となる。また、
走査回路は、選択電圧と非選択電圧の2レベルの電圧を
生成することから、その出力端子当たりのコストは信号
駆動回路の約半分の1.5円で済むことになり、解像度
480垂直ラインのカラーTFT液晶パネルに必要な走
査回路のコストは、480×1.5≒720円となる。
よって、解像度640ドット×480ラインのカラーT
FT液晶パネルの駆動回路のコストは、約6440円と
なる。
【0010】これらのことから、コストの高い信号駆動
回路の部品点数が多いことが、TFT液晶ディスプレイ
の低コスト化を図る上での課題となっている。
【0011】本発明の目的は、信号駆動回路数を削減し
て低コスト化を図ることができるTFT液晶ディスプレ
イおよびその駆動方法を提供することにある。また、他
の目的としては、高速書き込みが実現できるTFT液晶
ディスプレイおよびその駆動方法を提供することにあ
る。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、アクティブ素子および液晶により構成される複数の
画素をマトリクス状に配置する液晶パネルを備えるアク
ティブマトリックス型液晶ディスプレイにおいて、前記
複数の画素の各々の表示データに対応した信号を送出す
る信号駆動手段と、前記複数の画素の各々に前記表示デ
ータを書き込むための選択信号を送出する走査駆動手段
とを有し、前記液晶パネルは、前記マトリクス状に配置
された画素の隣接する2つの列ごとに共有され、前記信
号駆動手段から送出される前記表示データに対応した信
号を伝送する複数の信号線と、前記マトリクス状に配置
された画素のそれぞれの行ごとに設けた、前記マトリク
ス状に配置された画素の偶数列番目に配置された画素に
接続される偶数列走査線と、奇数列番目に配置された画
素に接続される奇数列走査線とを備え、前記走査駆動手
段は、前記行ごとに順次、前記行ごとの前記偶数列走査
線と前記奇数列走査線とにそれぞれ前記選択信号を送出
し、前記信号駆動手段は、前記走査駆動手段により前記
行ごとの前記偶数列走査線に選択信号が送出されている
ときに、当該選択信号が送出された行の偶数列走査線に
接続される偶数列の画素の表示データを前記複数の信号
線のそれぞれに送出し、前記走査駆動手段により前記行
ごとの前記奇数列走査線に選択信号が送出されていると
きに、当該選択信号が送出された行の奇数列走査線に接
続される奇数列の画素の表示データを前記複数の信号線
のそれぞれに送出する。
【0013】他の解決手段として、アクティブ素子およ
び液晶により構成される複数の画素をマトリクス状に配
置する液晶パネルを備えるアクティブマトリックス型液
晶ディスプレイにおいて、前記複数の画素の各々の表示
データに対応した信号を送出する信号駆動手段と、前記
信号駆動手段から送出される前記表示データを書き込む
ための選択信号を前記複数の画素の各々の行ごとに送出
し、また、前記画素のそれぞれの行ごとに選択信号を送
出するときに、当該選択信号が送出される行より後に選
択信号が送出される行であって、前記信号駆動手段によ
り前記画素に印加する電圧の極性と同一の極性が印加さ
れる行に対して予備的に選択信号をさらに送出する走査
駆動手段とを有し、前記信号駆動手段は、前記走査駆動
手段により前記それぞれの行ごとに選択信号が送出され
ているときに、当該送出された行の画素の表示データを
当該画素のそれぞれに送出するようにしてもよい。
【0014】さらに、アクティブ素子および液晶により
構成される複数の画素をマトリクス状に配置し、前記マ
トリクス状に配置された画素の行ごとに同一の色のカラ
ーフィルタを備える液晶パネルと、前記複数の画素の各
々の表示データに対応した信号を送出する信号駆動手段
と、前記複数の画素の各々に前記表示データを書き込む
ための選択信号を送出する走査駆動手段とを備えるアク
ティブマトリックス型液晶ディスプレイにおいて、前記
走査駆動手段は、前記マトリクス状に配置された画素の
それぞれの行ごとに順次選択信号を送出し、前記信号駆
動手段は、前記走査駆動手段によりそれぞれの行ごとに
選択信号が送出されるときに、当該選択信号が送出され
た行のカラーフィルタの画素の表示データを前記複数の
信号線のそれぞれに送出するようにしてもよい。
【0015】
【作用】本発明における液晶パネルでは、マトリクス状
に配置された画素のそれぞれの行ごとに、偶数列番目に
配置された画素に接続される偶数列走査線と、奇数列番
目に配置された画素に接続される奇数列走査線とを備
え、前記複数の信号線の各々は、前記マトリクス状に配
置された画素の隣接する2つの列ごとに共有される。
【0016】走査駆動手段は、前記行ごとに順次、前記
行ごとの前記偶数列走査線と前記奇数列走査線とにそれ
ぞれ前記選択信号を送出する。
【0017】信号駆動手段は、前記走査駆動手段により
前記行ごとの前記偶数列走査線に選択信号が送出されて
いるときに、当該選択信号が送出された行の偶数列走査
線に接続される偶数列の画素の表示データを前記複数の
信号線のそれぞれに送出し、前記走査駆動手段により前
記行ごとの前記奇数列走査線に選択信号が送出されてい
るときに、当該選択信号が送出された行の奇数列走査線
に接続される奇数列の画素の表示データを前記複数の信
号線のそれぞれに送出する。
【0018】これにより、信号線は、水平方向の隣接す
る偶数画素と奇数画素で共有するため、信号駆動手段の
信号線数を水平方向のドット数×3(赤色、青色、緑
色)/2本にすることができる。
【0019】また、走査駆動手段において、対応する信
号電圧が信号線から供給される前に一旦選択電圧を供給
し、対応する信号電圧が信号線から供給された時に再び
選択電圧を印加するようにすることで、予め所望する信
号電圧と同一極性の信号電圧を予備書き込みができる作
用がある。
【0020】また、液晶パネルに、マトリクス状に配置
された画素の行ごとに同一の色のカラーフィルタを設け
る場合には、信号線数を水平方向のドット数と同一にで
きる作用がある。この場合、信号駆動手段は、走査駆動
手段によりそれぞれの行ごとに選択信号が送出されると
きに、当該選択信号が送出された行の画素の表示データ
を前記複数の信号線のそれぞれに送出する。
【0021】
【実施例】本発明の第1の実施例を図1、図5、図6お
よび図7を参照して説明する。図1にTFT液晶ディス
プレイの構成図を示し、図5にTFT液晶パネルの等価
回路図を示し、図6に画素部印加電圧極性図を示し、図
7にTFT液晶パネルの駆動波形図を示す。
【0022】図1において、信号バス101は、上位装
置であるシステム250から供給される表示データと同
期信号とを転送する。液晶コントローラ102は、表示
データと同期信号とをTFT液晶ディスプレイを駆動す
るための表示データおよび液晶駆動信号に変換する。信
号バス103は、信号駆動回路に供給する表示データと
液晶駆動信号とを転送する。信号バス104は、走査駆
動回路111に液晶駆動信号を供給する。信号バス10
5は、電源回路に供給する信号を転送する。信号駆動回
路106は、一水平ライン分の液晶表示データを取り込
み、階調電圧生成回路109は、一水平ライン分の液晶
表示データに対応したドレイン電圧を生成する。赤色デ
ータ記憶回路107Rは、赤色データ(以下、Rデータ
と称す)を順次取り込み記憶する。緑色データ記憶回路
107Gは、緑色データ(以下、Gデータと称す)を順
次取り込み記憶する。青色データ記憶回路107Bは、
青色データ(以下、Bデータと称す)を順次取り込み記
憶する。表示データ選択回路108は、一水平周期を2
分割し、はじめの1/2水平周期期間で水平方向偶数画
素に対応した表示データを選択し、後の1/2水平期間
で水平方向奇数画素に対応した表示データを選択する。
ドレインバス110は、階調電圧であるドレイン電圧
(Vd)をTFT液晶パネルに転送する出力端子であ
る。走査駆動回路111は、ゲートバス112に順次選
択電圧を印加する。ゲートバス112は、一水平ライン
分の画素を順次選択するゲート電圧(Vg)を転送す
る。電源回路113は、電源電圧を供給する。電源バス
114は走査駆動回路111に電源電圧を供給する。電
源バス115は、信号駆動回路106に電源電圧を供給
する。TFT液晶パネル116は、ドレインバス110
とゲートバス112とがマトリクス状に交差する構成を
とっているとともに、縦方向に同一色のカラーフィルタ
が設けられた縦ストライプ構造となっている。
【0023】図5に、図1に示すTFT液晶パネル11
6の画素部の等価回路図を示す。画素部501は、スイ
ッチング動作を行うTFTと液晶LCとで構成し、液晶
の一方の電極はTFTに、もう一方の電極は全画素共通
の対向電極Comに接続している。本実施例において
は、図5に示すように、水平方向の奇数画素と偶数画素
とでドレイン線を共有するとともに、垂直方向の画素で
もドレイン線を共有する。また、ゲート線は水平方向の
奇数画素毎に共有し、偶数画素毎に共有する。よって、
解像度が垂直方向480ライン、水平方向640ドット
のパーソナルコンピュータ用TFT液晶パネルでは、1
ドットはRGBの3画素で構成されていることから、9
60(=480×2)本のゲート線112を有すること
になる。更に、960(=640×3÷2)本のドレイ
ン線503を有することになる。
【0024】図6は、図1に示すTFT液晶パネル11
6に印加される電圧の極性を示したものである。本実施
例では、同一水平方向の画素部において、偶数ドレイン
線(D0、D2、…)と奇数ドレイン線(D1、D3、
…)とで、駆動する画素部に印加する電圧極性が反転
し、その電圧印加極性はライン毎に反転するように駆動
することにする。
【0025】図7は、図1に示すTFT液晶パネルの駆
動波形図を示したものである。図7において、Gn
(0)は、ゲートバス112のうちnライン目でかつ水
平方向偶数画素、つまり図5および図6で示すドレイン
線の左側に位置する画素のゲート線の電圧波形であり、
例えば、G1(0)はゲートバス112のうち1ライン
目でかつ水平方向偶数画素、つまり図5および図6で示
すドレイン線の左側に位置する画素のゲート線の電圧波
形である。また、G1(1)はゲートバス112のうち
1ライン目でかつ水平方向奇数画素、つまり図5および
図6で示すドレイン線の右側に位置する画素のゲート線
の電圧波形である。ゲート線の電圧波形において、Vg
onはゲート線の選択レベル、Vgoffは非選択レベ
ルである。Vdはドレイン信号の電圧波形であり、本実
施例では、ドレイン線D0のドレイン電圧を示すことに
する。また、Vcl(1,0)は1行0列目の液晶LC
に印加され保持される電圧波形であり、Vcl(1,
1)は1行1列目の液晶LCに印加され保持される電圧
波形であり、Vcl(2,0)は2行0列目の液晶LC
に印加され保持される電圧波形であり、Vcomは液晶
LCに印加保持される電圧の基準となる対向電極Com
の電圧レベルを示している。T1からT10は、何れも
1/2水平期間の時間を示している。
【0026】つぎに、図1における動作の詳細な説明を
する。
【0027】液晶コントローラ101は、信号バス10
1で転送される表示データと同期信号とをTFT液晶デ
ィスプレイを駆動するための表示データおよび液晶駆動
信号に変換する。そして、信号駆動回路106に供給す
る表示データおよび液晶駆動信号を信号バス103で転
送し、走査駆動回路111に供給する液晶駆動信号を信
号バス104で転送し、電源回路113に供給する信号
を信号バス105で転送する。信号駆動回路106は、
信号バス103で転送される表示データを記憶回路10
7R、107G、107Bで順次取り込み記憶する。そ
して、信号駆動回路106は、一水平ライン分の表示デ
ータを取り込み終わると、記憶した表示データを表示デ
ータ選択回路108に入力する。表示データ選択回路1
08では、一水平周期を2分割して、はじめの1/2水
平周期期間では、図5および図6に示すドレインバス1
10の左側に接続されている水平方向偶数画素に対応し
た表示データを選択する。つまり、ドレインバス110
のうちドレイン線D0ではRデータを選択し、ドレイン
線D1ではBデータを選択するように動作する。そし
て、後の1/2水平期間では、ドレインバス110の右
側に接続されている水平方向奇数画素に対応した表示デ
ータを選択する。つまり、ドレインバス110のうちド
レイン線D0ではGデータを選択し、ドレイン線D1で
はRデータを選択するように動作する。従って、階調電
圧生成回路109では、はじめの1/2水平期間で水平
方向偶数画素の1/2水平ライン分の表示データに対応
したドレイン電圧を生成し、ドレインバスに出力する。
そして、階調電圧生成回路109は、後の1/2水平期
間で水平方向奇数画素の1/2水平ライン分の表示デー
タに対応したドレイン電圧を生成し、ドレインバスに出
力する。
【0028】信号駆動回路106は、ドレイン電圧を生
成し、ドレインバス110に出力するのに同期して、走
査駆動回路111はゲートバス112に順次選択電圧を
印加する。ゲートバスの選択電圧Vgonは、図7に示
すように、1/2水平期間印加されることになる。つま
り、T3の期間では水平方向偶数画素である1行0列目
に印加するドレイン電圧Vdが供給され、ゲート線G1
(0)に選択電圧Vgonが印加されて画素部の液晶L
Cに充電される。T4の期間では水平方向奇数画素であ
る1行1列目に印加するドレイン電圧Vdが供給され、
ゲート線G1(1)に選択電圧Vgonが印加されて画
素部の液晶LCに充電される。これにより、一水平ライ
ンの画素部に電圧が印加することが可能になる。そし
て、書き込み動作は2ラインへ移行し、T5の期間では
水平方向偶数画素である2行0列目に印加するドレイン
電圧Vdが供給され、ゲート線G2(0)に選択電圧V
gonが印加されて画素部の液晶LCに充電される。こ
こで、図6に示すように、同一水平ライン上のドレイン
線を共有する隣接画素部では、同一の極性電圧を印加す
ることから、図7に示すように、T3およびT4期間で
のドレイン電圧極性は同一極性となり、T5およびT6
期間でのドレイン電圧極性は同一極性となるように動作
する。また、図6に示すように偶数ラインと奇数ライン
との画素部では、反転した極性電圧を印加することか
ら、図7に示すT5およびT6期間でのドレイン電圧極
性は、T3およびT4期間でのドレイン電圧極性に対し
て極性が反転するように動作する。また、本実施例の図
7において、ドレイン電圧Vdがドレイン線D0の電圧
波形として説明したが、図6に示すように、偶数のドレ
イン線(D2、D4、…)では、ドレイン線D0と同様
の電圧極性となり、奇数のドレイン線(D1、D3、
…)では、ドレイン線D0と極性反転した電圧となる。
この動作を一フレーム期間繰り返すことにより、一画面
分の表示データに対応した電圧を各画素部に印加するこ
とが可能になるとともに、画素部の液晶LCに印加する
電圧が正極性と負極性に画面全体で均等に分布すること
から高画質表示が得られる。
【0029】ここで、信号駆動回路106は集積回路で
あることから、そのコストはチップサイズに起因して
る。信号駆動回路106において、階調電圧生成回路1
09の占有面積が大きいことから、液晶表示データ選択
回路108を新たに設けても、そのコストは約1割程度
の上昇にしかならず、出力端子当たりのコストは約3.
5円程度である。
【0030】これにより、従来技術では、信号駆動回路
のコストが1920端子(=RGB×640)×3円≒
5760円であり、走査回路のコストが480端子×
1.5円≒720円であるので、駆動回路の合計コスト
が約6440円であった。本実施例では、信号駆動回路
のコストが960端子(=RGB×640÷2)×3.
5円≒3360円であり、走査回路のコストが960端
子(=480×2)×1.5円≒1440円である駆動
回路の合計コストが約4800円となり、従来技術に対
して約25%のコスト削減が可能である。
【0031】つぎに、第2の実施例を、図8に示す駆動
波形図を用いて説明する。第2の実施例は、TFTの書
き込み速度が遅い場合を想定したものである。つまり、
従来技術では、一画素当たりの選択期間が一水平周期で
あったのに対して、本発明の第1の実施例では、1/2
水平周期と短くなっており、TFTの書き込み速度が遅
い場合には、1/2水平周期では所望する電圧が画素部
の液晶LCに充電できない場合がある。そこで、第2の
実施例は、書き込み速度が遅いTFTを用いても所望す
る電圧が画素部の液晶LCに充電できる高速書き込み動
作を考慮したものである。
【0032】図8に示す駆動波形図において、水平方向
偶数画素である1行0列目の画素部の液晶LCと水平方
向奇数画素である1行1列目の画素部の液晶LCには、
前フレームで負極性の電圧が印加されて蓄積されてい
る。液晶はフレーム毎に極性の異なる電圧を印加して劣
化を防止することから、図8に示すように、水平方向偶
数画素である1行0列目の画素部の液晶LCと水平方向
奇数画素である1行1列目の画素部の液晶LCとには、
正極性の電圧を印加する必要がある。よって、画素部の
液晶が保持していた極性の電圧と、書き込む極性の電圧
とでは、極性が異なる電圧を印加することから、書き込
み速度が遅いTFTでは、充電時間が長くなることにな
る。本実施例では、T3の期間でゲート線G3(0)に
一旦選択電圧Vgonを印加することで、ゲート線G1
(0)で駆動する1行0列目に印加すべき正極性の電圧
を予め3行0列目の画素部に印加する予備の書き込み動
作を行い、その後、T7の期間でドレイン線から所望す
るドレイン電圧Vdが供給された時点で、再びゲート線
G3(0)に選択電圧Vgonを印加して画素部の液晶
LCに充電する。同様に、T4の期間でゲート線G3
(1)に一旦選択電圧Vgonを印加することで、ゲー
ト線G1(1)で駆動する1行1列目に印加すべき正極
性の電圧を予め3行1列目の画素部に印加する予備書き
込み動作を行い、その後T8の期間でドレイン線から所
望するドレイン電圧Vdが供給された時点で、再びゲー
ト線G3(1)に選択電圧Vgonを印加して画素部の
液晶LCに充電する。他のラインでも同様に実施するこ
とにより、一画面分の表示動作が実行できる。予め所望
する極性の電圧と同極性の電圧を一旦印加する予備書き
込みを実施し、改めて所望する電圧を印加する動作を行
うことから、書き込み速度が遅いTFTを用いても所望
する電圧が画素部の液晶LCに充電できることになる。
また、所望するドレイン電圧Vdを印加する直前に予備
書き込みを実施することから、表示を損なうことがな
い。
【0033】つぎに、第3の実施例を、図9のTFT液
晶パネルの印加電圧極性図、図10の駆動波形図を用い
て説明する。第3の実施例では、第2の実施例と同様
に、TFTの書き込み速度が遅い場合を想定したもので
ある。第2の実施例と異なる点は、ライン毎のドレイン
線から転送されるドレイン電圧(Vd)が反転しない点
である。
【0034】図9において、同一水平方向の画素部にお
いて、偶数ドレイン線(D0、D2、…)と奇数ドレイ
ン線(D1、D3、…)で駆動する画素部に印加する電
圧極性が反転しており、その電圧印加極性はライン毎で
一定である。
【0035】図10に示す駆動波形図において、1行0
列目と1行1列目の画素部の液晶LCには、前フレーム
で負極性の電圧が蓄積されている。よって、表示画面を
損なわないように、予め正極性の電圧を印加する予備書
き込みを実施して、改めて所望する電圧を印加すること
で、高速書き込みが可能になる。本実施例では、T3の
期間でゲート線G1(0)に一旦選択電圧Vgonを印
加することで、ゲート線G0(1)で駆動する0行1列
目に印加すべき正極性の電圧を予め1行0列目の画素部
に印加する予備書き込み動作を行い、その後T4の期間
でドレイン線から所望するドレイン電圧Vdが供給され
た時点で、画素部の液晶LCに充電する。同様に、T4
の期間でゲート線G1(1)に一旦選択電圧Vgonを
印加することで、ゲート線G1(0)で駆動する1行0
列目に印加すべき正極性の電圧を予め1行1列目の画素
部に印加する予備書き込み動作を行い、その後T5の期
間でドレイン線から所望するドレイン電圧Vdが供給さ
れた時点で、画素部の液晶LCに充電する。このよう
に、隣接する画素部において、そのゲート線選択電圧を
1/2水平期間前に生成することで、予備書き込み動作
が実施できるので、高速書き込みが実現できる。
【0036】本発明の第4の実施例を図11、図12、
図13および図14を参照して説明する。図11に液晶
表示装置の構成図を示し、図12に液晶パネルの等価回
路図、図13に画素部印加電圧極性図を示し、図14に
液晶表示装置の駆動波形図を示す。
【0037】図11において、信号バス101は、上位
装置であるシステム250から供給される表示データと
同期信号とを転送する。液晶コントローラ1101は、
表示データと同期信号とをTFT液晶ディスプレイを駆
動するための表示データおよび液晶駆動信号に変換す
る。信号バス1102は、信号駆動回路1105に供給
する液晶表示データと液晶駆動信号とを転送する。信号
バス1103は走査駆動回路1110に供給し、信号バ
ス1104は電源回路に供給する信号を転送する。信号
駆動回路1105は、一水平ライン分の液晶表示データ
を取り込む。赤色データ記憶回路1106Rは赤色デー
タ(以下、Rデータと称す)を順次取り込み記憶する。
緑色データ記憶回路1106Gは緑色データ(以下、G
データと称す)を順次取り込み記憶する。青色データ記
憶回路1106Bは青色データ(以下、Bデータと称
す)を順次取り込み記憶する。液晶表示データ選択回路
1107は一水平周期が3分割され、はじめの1/3水
平周期期間で全てのドレイン線でRデータを選択し、次
の1/3水平期間で全てのドレイン線でGデータを選択
し、最後の1/3水平期間で全てのドレイン線でBデー
タを選択する。階調電圧生成回路1108は、一水平ラ
イン分の液晶表示データに対応したドレイン電圧を生成
する。ドレインバス1109は、階調電圧であるドレイ
ン電圧(Vd)をTFT液晶パネルに転送する出力端子
である。走査駆動回路1110は、ゲートバス1111
に順次選択電圧を印加する。ゲートバス1111は、一
水平ライン分の画素を順次選択するゲート電圧(Vg)
を転送する。電源回路1112は、電源電圧を供給す
る。電源バス1113は走査駆動回路1110に電源電
圧を供給する。電源バス1114は信号駆動回路110
5に電源電圧を供給する。TFT液晶パネル1115
は、ドレインバス1109とゲートバス1111とがマ
トリクス状に交差する構成をとっているとともに、横方
向に同一色のカラーフィルタが設けられた横ストライプ
構造となっている。
【0038】図12に、図11に示すTFT液晶パネル
1115の画素部の等価回路を示す。画素部1201に
は、スイッチング動作を行うTFTと液晶とが構成され
ている。ドレイン線は、図示したように垂直方向の画素
部で共有し、ゲート線は水平方向の画素部で共有する。
よって、解像度が垂直方向480ライン、水平方向64
0ドットのパーソナルコンピュータ用TFT液晶パネル
では、1ドットはRGBの3画素で構成されていること
から1440(=480×RGB)本のゲート線111
1を有することになる。更に、水平方向に関しては、6
40本のドレイン線を有することになる。
【0039】図13は、図11に示す液晶パネルに印加
される電圧の極性を示したものである。本実施例では、
同一水平方向の画素部において、偶数ドレイン線(D
0、D2、…)と奇数ドレイン線(D1、D3、…)と
で駆動する画素部に印加する電圧極性を反転させ、その
電圧印加極性はライン毎に反転するように駆動させるこ
とにする。
【0040】図14は、図11に示す液晶表示装置の駆
動波形図を示したものである。G1(R)は、ゲートバ
ス1111のうち1(R)ライン目のゲート線の電圧波
形であり、G1(G)はゲートバス1111のうち1
(G)ライン目のゲート線の電圧波形であり、G1
(B)はゲートバス1111のうち1(B)ライン目の
ゲート線の電圧波形であり、Vgonは選択レベル、V
goffは非選択レベルを示す。Vdはドレイン信号の
電圧波形であり、Vlc(1(R)・0)は1(R)行
0列目の液晶CLに印加され保持される電圧波形であ
り、Vlc(1(G)・0)は1(G)行0列目の液晶
CLに印加され保持される電圧波形であり、Vlc(1
(B)・0)は1(B)行0列目の液晶CLに印加され
保持される電圧波形であり、Vcomは液晶CLに印加
保持される電圧の基準となる電圧レベルである。T1か
らT16は何れも1/3水平期間の時間を示している。
【0041】つぎに、図11を参照して動作の詳細な説
明をする。
【0042】図11において、液晶コントローラ110
1は、信号バス101で転送される表示データと同期信
号をTFT液晶ディスプレイを駆動するための液晶表示
データおよび液晶駆動信号に変換する。そして、信号駆
動回路1105に供給する液晶表示データおよび液晶駆
動信号を信号バス1102で転送し、走査駆動回路11
10に供給する液晶駆動信号を信号バス1103で転送
し、電源回路1112に供給する信号を信号バス110
4で転送する。信号駆動回路1105は、信号バス11
02で転送される液晶表示データを記憶回路1106
R、1106G、1106Bにより順次取り込み記憶す
る。そして、信号駆動回路1105は、一水平ライン分
の液晶表示データを取り込み終わると、表示データ選択
回路1107に入力される。表示データ選択回路110
7では、一水平周期が3分割され、はじめの1/3水平
周期期間では、図12に示すドレインバス1109に接
続されているゲート線Gn(R)で駆動する画素に対応
した表示データを選択する。つまり、本実施例では、全
てのドレイン線でRデータを選択するように動作する。
そして、次の1/3水平期間では、図12に示すドレイ
ンバス1109に接続されているゲート線Gn(G)で
駆動する画素に対応した表示データを選択する。つま
り、本実施例では、全てのドレイン線でGデータを選択
するように動作する。そして、次の1/3水平期間で
は、図12に示すドレインバス1109に接続されてい
るゲート線Gn(B)で駆動する画素に対応した表示デ
ータを選択する。つまり、本実施例では、全てのドレイ
ン線でBデータを選択するように動作する。 従って、
階調電圧生成回路1109では、はじめの1/3水平期
間でRデータに対応したドレイン電圧を生成し、次の1
/3水平期間でGデータに対応したドレイン電圧を生成
し、次の1/3水平期間でBデータに対応したドレイン
電圧を生成し、ドレインバスに出力する。
【0043】信号駆動回路1105がドレイン電圧を生
成し、ドレインバス1109に出力するのに同期して、
走査駆動回路1110は、ゲートバス1111に順次選
択電圧を印加する。ゲートバスの選択電圧Vgonは図
14に示すように1/3水平期間印加されることにな
る。つまり、T4の期間ではRデータに対応したドレイ
ン電圧Vdが供給され、ゲート線G1(R)に選択電圧
Vgonが印加されて画素部に充電され、T5の期間で
はGデータに対応したドレイン電圧Vdが供給され、ゲ
ート線G1(G)に選択電圧Vgonが印加されて画素
部に充電され、T6の期間ではBデータに対応したドレ
イン電圧Vdが供給され、ゲート線G1(B)に選択電
圧Vgonが印加されて画素部に充電される。
【0044】ここで、図13に示すように、偶数ライン
と奇数ラインとの画素部では、反転した極性電圧を印加
する。また、図14に示すように、例えば、T4、T
5、T6期間でのドレイン電圧の極性は順次反転極性と
なり交番する。また、図13において、ドレイン電圧V
dは、偶数のドレイン線(D0、D2、…)と、奇数の
ドレイン線(D1、D3、…)とは極性が反転してい
る。この動作を一フレーム期間繰り返すことにより、一
画面分の表示データに対応した電圧を各画素部に印加す
ることが可能になる。
【0045】ここで、信号駆動回路106は集積回路で
あることから、そのコストはチップサイズに起因して
る。信号駆動回路106において、階調電圧生成回路1
09の占有面積が大きいことから、液晶表示データ選択
回路108を新たに設けても、そのコストは約1割程度
の上昇にしかならず、出力端子当たりのコストは約3.
5円程度である。
【0046】これにより、従来技術では、駆動回路の合
計コストが約6440円であったのに対して、本発明で
は、信号駆動回路のコストが640端子×3.5円=2
240円であり、走査回路のコストが1440端子(=
480×RGB)×1.5円=2160円である駆動回
路の合計コストが約4400円と約30%のコスト削減
が可能である。
【0047】つぎに、図15に示す駆動波形図を参照し
て第5の実施例を説明する。第5の実施例では、第2の
実施例と同様に、TFTの書き込み速度が速い場合を想
定したものである。つまり、従来技術では、一画素当た
りの選択期間が一水平周期であったのに対して、本発明
の第5の実施例では、1/3水平周期となっており、T
FTの書き込み速度が遅い場合には、1/3水平周期で
は所望する電圧が画素部の液晶に充電できない場合があ
る。よって、第5の実施例は、書き込み速度が遅いTF
Tを用いても高速書き込みが実現できるものである。
【0048】図15は、図11に示す液晶表示装置にお
いて、第5の実施例による駆動波形図を示している。G
3(R)は、図12に示すゲートバス1111のうち3
(R)ライン目のゲート線の電圧波形であり、G3
(G)はゲートバス1111のうち3(G)ライン目の
ゲート線の電圧波形であり、G3(B)はゲートバス1
111のうち3(B)ライン目のゲート線の電圧波形で
あり、Vgonは選択レベル、Vgoffは非選択レベ
ルを示す。Vdはドレイン信号の電圧波形であり、Vl
c(3(R)・0)は3(R)行0列目の液晶CLに印
加され保持される電圧波形であり、Vlc(3(G)・
0)は3(G)行0列目の液晶CLに印加され保持され
る電圧波形であり、Vlc(3(B)・0)は3(B)
行0列目の液晶CLに印加され保持される電圧波形であ
り、Vcomは液晶CLに印加保持される電圧の基準と
なる電圧レベルである。T1からT16は何れも1/3
水平期間の時間を示している。
【0049】図15に示す駆動波形図において、3
(R)行0列目の画素部の液晶では前フレームで正極性
の電圧が、3(G)行0列目の画素部の液晶では前フレ
ームで負極性の電圧が、3(B)行0列目の画素部の液
晶では前フレームで正極性の電圧が蓄積されている。よ
って、表示画面を損なわないように、予め前フレームと
逆相の電圧を予備的に印加しておき、改めて所望する電
圧を印加することで、高速書き込みが可能になる。本実
施例では、例えば、T4の期間で3(R)行0列目の画
素部に負極性の電圧を予備電圧として予め印加し、T1
0期間で所望する負極性の電圧を印加する。なお、この
T4の時のドレイン電圧は、ゲート線G1(R)で駆動
する負極性の電圧である。同様に、T5の期間で3
(G)行0列目の画素部に正極性の電圧を予備電圧とし
て予め印加し、T11期間で所望する正極性の電圧を印
加する。なお、このT5の時のドレイン電圧は、ゲート
線G3(G)で駆動する正極性の電圧である。同様に、
T6の期間で3(B)行0列目の画素部に負極性の電圧
を予備電圧として予め印加し、T12期間で所望する負
極性の電圧を印加する。なお、このT6の時のドレイン
電圧は、ゲート線G1(B)で駆動する負極性の電圧で
ある。
【0050】以上の動作により、高速書き込みが実現で
きる。
【0051】つぎに、図16および図17を参照して第
6の実施例を説明する。図11に示す液晶表示装置にお
いて、第6の実施例による液晶パネルへの印加電圧極性
図を図16に示し、駆動波形図を図17に示す。
【0052】第6の実施例では、第5の実施例と同様
に、TFTの書き込み速度が遅い場合を想定したもので
ある。第5の実施例と異なる点は、ライン毎のドレイン
線から転送されるドレイン電圧(Vd)が3ライン毎に
反転する点である。図16において、同一水平方向の画
素部において、偶数ドレイン線(D0、D2、…)と奇
数ドレイン線(D1、D2、…)とで駆動する画素部に
印加する電圧極性が反転しており、その電圧印加極性は
3ライン毎つまり、1ドット毎に反転している。
【0053】図17に示す駆動波形図において、3
(R)行0列目、3(G)行0列目、3(B)行0列目
いずれの画素部の液晶にも、前フレームで正極性の電圧
が蓄積されている。よって、表示画面を損なわないよう
に、予め前フレームと逆相の負極性の電圧を印加してお
き、改めて所望する電圧を印加することで、高速書き込
みが可能になる。本実施例では、ゲート線G3(R)、
G3(G)、G3(B)に選択電圧Vgonが印加され
るT4、T5およびT6の期間では3(R)行0列目、
3(G)行0列目、3(B)行0列目の画素部にゲート
線G1(R)、G1(G)、G1(B)で駆動する負極
性の電圧を予備電圧として予め印加する。そして、3
(R)行0列目の画素部の液晶には、T10の期間で所
望するドレイン電圧(Vd)を印加し、3(G)行0列
目の画素部の液晶には、T11の期間で所望するドレイ
ン電圧(Vd)を印加し、3(B)行0列目の画素部の
液晶には、T12の期間で所望するドレイン電圧(V
d)を印加する。
【0054】このように、予め所望する液晶印加電圧と
同一極性の電圧を印加しておくことで、高速書き込みが
実現できる。
【0055】つぎに、図18および図19を参照して第
7の実施例を説明する。図11に示す液晶表示装置にお
いて、第7の実施例による液晶パネルへの印加電圧極性
図を図18に示し、駆動波形図を図19に示す。
【0056】第7の実施例では、第5の実施例と同様
に、TFTの書き込み速度が遅い場合を想定したもので
ある。第5の実施例と異なる点は、ライン毎のドレイン
線から転送されるドレイン電圧(Vd)がラインごとに
反転しない点である。
【0057】図18において、同一水平方向の画素部に
おいて、偶数ドレイン線(D0、D2、…)と奇数ドレ
イン線(D1、D3、…)とで駆動する画素部に印加す
る電圧極性が反転しており、その電圧印加極性はライン
毎に同一である。
【0058】図19に示す駆動波形図において、図示し
たドレイン線(仮に偶数ドレイン線(D0、D2、…)
とする。)で駆動する画素部において、前フレームで正
極性の電圧が蓄積されてた場合、表示画面を損なわない
ように、予め前フレームと逆相の負極性の電圧を印加し
ておき、改めて所望する電圧を印加することで、高速書
き込みが可能になる。本実施例では、例えば、ゲート線
G1(R)に選択電圧Vgonが印加されるT2および
T3の期間では1(R)行0列目の画素部にゲート線G
0(G)、G0(B)で駆動する正極性の電圧を予備電
圧として予め印加し、T4の期間で所望するドレイン電
圧(Vd)を印加する。同様に、ゲート線G1(G)に
選択電圧Vgonが印加されるT3およびT4の期間で
は1(G)行0列目の画素部にゲート線G0(B)、G
1(R)で駆動する正極性の電圧を予備電圧として予め
印加し、T5の期間で所望するドレイン電圧(Vd)を
印加する。また、ゲート線G1(B)に選択電圧Vgo
nが印加されるT4およびT5の期間では1(R)行0
列目の画素部に先のゲート線G1(R)、G1(G)で
駆動する正極性の電圧を予備電圧として予め印加し、T
6の期間で所望するドレイン電圧(Vd)を印加する。
【0059】このように、隣接する画素部において、そ
のゲート線選択電圧を2/3水平期間前に生成すること
で、高速書き込みが実現できる。
【0060】つぎに、第1の実施例から第6の実施例で
用いている走査駆動回路のブロック図を図20に記載
し、その動作を説明する。図20において、走査駆動回
路111は、1フレーム期間に1回の割合(垂直周期)
で、1/2水平周期期間有効になる垂直クロック200
1および水平周期の1/2周期ごとに有効になる1/2
水平クロック2002を入力し、シフトクロック200
4−0(0)、2004−0(1)、2004−1
(0)…を生成するシフトレジスタ2003と、電圧レ
ベルをシフトするためのレベルシフト回路2005と、
ゲート選択電圧2007とゲート非選択電圧2008と
のうちいずれかを各ゲート線ごとに選択するゲート電圧
セレクタ2009とを有する。ゲート選択電圧2007
とゲート非選択電圧2008とは、それぞれ必要な電圧
レベルを供給する。
【0061】図20に示す構成において、第1の実施例
におけるタイムチャートを図22に示す。図22におい
て、図7に示すような第1の実施例の駆動波形図のT
1,T2…の期間と同じように、T1,T2…は、1/
2水平期間をそれぞれ示す。また、図20および図22
において、2004−0(0)、2004−0(1)、
2004−1(0)…は、図5に示すGn(0)、Gn
(1)、Gn+1(0)、Gn+1(1)の各ゲート線
と同期するシフトクロックをそれぞれ示している。
【0062】図20において、シフトレジスタ2003
では、垂直クロック2001を入力し、これを1/2水
平クロック2002の立上りのタイミングで取り込み、
1/2水平クロック2002の立上りのタイミング毎
に、図22に示すようなシフトクロック2004−0
(0)、2004−0(1)、2004−1(0)…を
順次生成する動作を行う。その後、シフトクロック20
04の各々は、ゲート電圧セレクタとの電圧レベルを合
わせ込むため、レベルシフト回路2005で電圧がレベ
ルシフトされ、シフトクロック2006−0(0)、2
006−0(1)、2006−1(0)…として出力さ
れる。その後、シフトクロック2006−0(0)、2
006−0(1)、2006−1(0)…はゲート電圧
セレクタ2009に転送され、ゲート電圧セレクタ20
09では、シフトクロック2006が有効のときにゲー
ト選択電圧を選択し、無効のときにゲート非選択電圧を
選択してゲートバス112の各ゲート線に出力する。こ
れにより、図7に示すようなゲート選択電圧を得ること
ができる。
【0063】また、図20に示す走査駆動回路におい
て、1/2水平クロック2002を、水平周期の1/3
周期ごとに有効になる1/3水平クロックとすることに
より、第4の実施例における図14に示すようなゲート
選択信号を生成することができる。1/2水平クロック
もしくは1/3水平クロックは、水平クロックをそれぞ
れの分周比で分周することにより生成することができ
る。
【0064】また、図20に示す走査駆動回路におい
て、図23に示すように、垂直クロック2001を、1
フレーム期間に2回の割合(垂直周期)で、1/2水平
周期期間有効になる垂直クロックとし、水平クロック2
002を水平周期の1/2周期ごとに有効になる1/2
水平クロックとすれば、第2の実施例における図8に示
すようなゲート選択電圧を生成することができる。
【0065】さらに、図20に示す走査駆動回路におい
て、垂直クロック2001を、1フレーム期間に2回の
割合(垂直周期)で、1/2水平周期期間有効になる垂
直クロックとし、水平クロック2002を水平周期の1
/3周期ごとに有効になる1/3水平クロックとすれ
ば、第5の実施例における図15に示すようなゲート選
択電圧を生成することができる。
【0066】また、図20に示す走査駆動回路におい
て、図24に示すように、垂直クロック2001を、1
フレーム期間に1回の割合(垂直周期)で、1/2水平
周期期間有効になる垂直クロックとし、水平クロック2
002を1水平周期有効になり、水平周期の1/2周期
ごとにシフトするような水平クロックとすれば、第3の
実施例における図10に示すようなゲート選択電圧を生
成することができる。
【0067】つぎに、第2の走査駆動回路のブロック図
を図21に示し、その動作を説明する。
【0068】図21において、走査駆動回路1110
は、1フレーム期間に1回の割合(垂直周期)で、1/
3水平周期期間有効になる垂直クロック2101と水平
周期の1/3周期ごとに有効になる1/3水平クロック
2103とを入力し、シフトクロック2105−0、2
105−1、2105−2…を生成するシフトレジスタ
2104と、1/3水平周期期間有効になる垂直クロッ
ク2102と水平周期の1/3周期ごとに有効になる1
/3水平クロック2103とを入力し、シフトクロック
2107−0(R)、2107−0(G)、2107−
0(B)…を生成するシフトレジスタ2106と、OR
回路2108と、電圧レベルをシフトするためのレベル
シフト回路2110と、ゲート選択電圧2007とゲー
ト非選択電圧2008とのうちいずれかを各ゲート線ご
とに選択するゲート電圧セレクタ2009とを有する。
【0069】図21に示す構成において、第7の実施例
におけるタイムチャートを図25に示す。図25におい
て、図17に示すような第7の実施例の駆動波形図のT
1,T2…の期間と同じように、T1,T2…は、1/
3水平期間をそれぞれ示す。また、図21および図25
において、2105−0(0)、2105−0(1)、
2105−1(0)…は、図17に示すGn(0)、G
n(1)、Gn+1(0)、Gn+1(1)の各ゲート
線と同期するシフトクロックをそれぞれ示している。
【0070】図21において、シフトレジスタ2104
では、垂直クロック2101を入力し、これを1/3水
平クロック2103の立上りのタイミングで取り込み、
1/3水平クロック2103が3回有効になる毎に、図
25に示すようなシフトクロック2105−0、210
5−1、2105−2…を順次生成する動作を行う。ま
た、シフトレジスタ2106では、垂直クロック210
2を入力し、これを1/3水平クロック2103の立上
りのタイミングで取り込み、1/3水平クロック210
3が有効になる毎に、シフトクロック2107−0
(R)、2107−0(G)、2107−0(B)…を
順次生成する動作を行う。その後、OR回路では、シフ
トクロック2105−0、2105−1、2105−2
…と、シフトクロック2107−0(R)、2107−
0(G)、2107−0(B)…との対応するそれぞれ
がORされ、シフトクロック2109−0(R)、21
09−0(G)、2109−0(B)…がそれぞれ出力
される。例えば、図25に示すように、シフトクロック
2105−2と、シフトクロック2107−2(R)、
2107−2(G)、2107−2(B)とのそれぞれ
がORされ、シフトクロック2109−2(R)、21
09−2(G)、2109−2(B)が出力される。さ
らに、ゲート電圧セレクタとの電圧レベルを合わせ込む
ため、レベルシフト回路2110で電圧がレベルシフト
され、シフトクロック2111−0(R)、2111−
0(G)、2111−0(B)…として出力される。そ
の後、シフトクロック2111−0(R)、2111−
0(G)、2111−0(B)…は、ゲート電圧セレク
タ2009に転送され、ゲート電圧セレクタ2009で
は、シフトクロック2111が有効のときにゲート選択
電圧を選択し、無効のときにゲート非選択電圧を選択し
てゲートバス112の各ゲート線に出力する。これによ
り、図17に示すようなゲート選択電圧を得ることがで
きる。
【0071】以上示したような走査駆動回路を構成する
ことにより、それぞれの実施例におけるゲート選択電圧
を生成することができる。
【0072】上述した実施例をパーソナルコンピュータ
用TFT液晶ディスプレイに適用した場合、第1の実施
例では、コストの高い信号駆動回路数を1/2に削減で
きるので、従来技術の約25%のコスト削減が可能にな
る。また、第4の実施例では、信号駆動回路数を1/3
に削減できるので、従来技術の約30%のコスト削減が
可能になり、何れもTFT液晶ディスプレイの低コスト
化が推進できる効果がある。
【0073】さらに、本発明の第2、第3、第5、第
6、第7の実施例において、予備書き込み動作を行うこ
とから、低速な書き込み動作を行うTFTを用いた場合
でも、所望する階調電圧を画素部に印加できる効果が有
る。
【0074】また、本発明の全ての実施例において、列
毎に正極性と負極性の液晶駆動電圧を印加できるので、
印加する電圧の極性が画面全体で均等になり、フリッカ
を防止でき、高画質表示が可能になる。
【0075】さらに、全ての実施例において、信号駆動
回路内部で、TFT液晶パネルの画素構成に添ったデー
タ選択処理を行っていることから、液晶コントローラに
新たにラインメモリ等の記憶回路を設ける必要がないの
で、従来技術と同様の低コストな液晶コントローラの使
用が可能になる効果がある。
【0076】
【発明の効果】本発明によれば、TFT液晶ディスプレ
イの駆動回路において、信号駆動回路数を削減して低コ
スト化を図ることができ、また、高速書き込みが実現で
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のTFT液晶ディスプレイの構成図
【図2】従来のTFT液晶ディスプレイの構成図
【図3】従来のTFT液晶パネルの等価回路図
【図4】従来のTFT液晶パネルの駆動波形図
【図5】図1記載の本発明のTFT液晶パネルの等価回
路図
【図6】図1記載の本発明の画素部の印加電圧極性図
【図7】図1記載の本発明のTFT液晶パネルの駆動波
形図
【図8】図1記載の本発明のTFT液晶パネルの駆動波
形図
【図9】図1記載の本発明の画素部の印加電圧極性図
【図10】図1記載の本発明のTFT液晶パネルの駆動
波形図
【図11】本発明のTFT液晶ディスプレイの構成図
【図12】図11記載の本発明のTFT液晶パネルの等
価回路図
【図13】図11記載の本発明の画素部の印加電圧極性
【図14】図11記載の本発明のTFT液晶パネルの駆
動波形図
【図15】図11記載の本発明のTFT液晶パネルの駆
動波形図
【図16】図11記載の本発明の画素部の印加電圧極性
【図17】図11記載の本発明のTFT液晶パネルの駆
動波形図
【図18】図11記載の本発明の画素部の印加電圧極性
【図19】図11記載の本発明のTFT液晶パネルの駆
動波形図
【図20】実施例における第1の走査駆動回路のブロッ
ク図
【図21】実施例における第1の走査駆動回路のブロッ
ク図
【図22】第1の実施例における走査駆動回路のタイミ
ングチャート図
【図23】第2の実施例における走査駆動回路のタイミ
ングチャート図
【図24】第3の実施例における走査駆動回路のタイミ
ングチャート図
【図25】第6の実施例における走査駆動回路のタイミ
ングチャート図
【符号の説明】
101…信号バス、102…液晶コントローラ、103
…信号バス、104…信号バス、105…信号バス、1
06…信号駆動回路、107R…Rデータ記憶回路、1
07G…Gデータ記憶回路、107B…Bデータ記憶回
路、108…表示データ選択回路、109…階調電圧生
成回路、110…ドレインバス、111…走査駆動回
路、112…ゲートバス、113…電源回路、114…
電源バス、115…電源バス、116…TFT液晶パネ
ル、201…液晶コントローラ、202…信号バス、2
03…信号バス、204…信号バス、205…信号駆動
回路、206R…Rデータ記憶回路、206G…Gデー
タ記憶回路、206B…Bデータ記憶回路、207…階
調電圧生成回路、208…ドレインバス、209…走査
駆動回路、210…ゲートバス、211…電源回路、2
12…電源バス、213…電源バス、214…TFT液
晶パネル、301…画素、501…画素、1101…液
晶コントローラ、1102…信号バス、1103…信号
バス、1104…信号バス、1105…信号駆動回路、
1106R…Rデータ記憶回路、1106G…Gデータ
記憶回路、1106B…Bデータ記憶回路、1107…
表示データ選択回路、1108…階調電圧生成回路、1
109…ドレインバス、1110…走査駆動回路、11
11…ゲートバス、1112…電源回路、1113…電
源バス、1114…電源バス、1115…TFT液晶パ
ネル、1201…画素。
フロントページの続き (72)発明者 大石 純久 神奈川県川崎市麻生区王禅寺1099番地 株 式会社日立製作所システム開発研究所内 (72)発明者 恒川 悟 東京都小平市上水本町五丁目20番1号 株 式会社日立製作所半導体事業部内 (72)発明者 二見 利男 千葉県茂原市早野3300番地 株式会社日立 製作所電子デバイス事業部内

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】アクティブ素子および液晶により構成され
    る複数の画素をマトリクス状に配置する液晶パネルを備
    えるアクティブマトリックス型液晶ディスプレイにおい
    て、 前記複数の画素の各々の表示データに対応した信号を送
    出する信号駆動手段と、 前記複数の画素の各々に前記表示データを書き込むため
    の選択信号を送出する走査駆動手段とを有し、 前記液晶パネルは、前記マトリクス状に配置された画素
    の隣接する2つの列ごとに共有され、前記信号駆動手段
    から送出される前記表示データに対応した信号を伝送す
    る複数の信号線と、 前記マトリクス状に配置された画素のそれぞれの行ごと
    に設けた、前記マトリクス状に配置された画素の偶数列
    番目に配置された画素に接続される偶数列走査線と、奇
    数列番目に配置された画素に接続される奇数列走査線と
    を備え、 前記走査駆動手段は、前記行ごとに順次、前記行ごとの
    前記偶数列走査線と前記奇数列走査線とにそれぞれ前記
    選択信号を送出し、 前記信号駆動手段は、前記走査駆動手段により前記行ご
    との前記偶数列走査線に選択信号が送出されているとき
    に、当該選択信号が送出された行の偶数列走査線に接続
    される偶数列の画素の表示データを前記複数の信号線の
    それぞれに送出し、前記走査駆動手段により前記行ごと
    の前記奇数列走査線に選択信号が送出されているとき
    に、当該選択信号が送出された行の奇数列走査線に接続
    される奇数列の画素の表示データを前記複数の信号線の
    それぞれに送出することを特徴とするアクティブマトリ
    ックス型液晶ディスプレイ。
  2. 【請求項2】請求項1において、前記走査駆動手段は、
    前記画素の一行の前記偶数列走査線と前記奇数列走査線
    とへの選択信号の送出を、一水平表示期間内に行うこと
    を特徴とするアクティブマトリックス型液晶ディスプレ
    イ。
  3. 【請求項3】請求項1において、前記走査駆動手段は、
    前記画素のそれぞれの行ごとの前記偶数列走査線と前記
    奇数列走査線とを順次選択信号を送出するときに、当該
    選択信号が送出される行より後に選択信号が送出される
    行であって、前記信号駆動手段により前記画素に印加す
    る電圧の極性と同一の極性が印加される行の前記偶数列
    走査線と前記奇数列走査線とに対して予備的に選択信号
    をさらに送出することを特徴とするアクティブマトリッ
    クス型液晶ディスプレイ。
  4. 【請求項4】請求項1において、前記信号駆動手段は、
    前記複数の信号線の各々に送出する前記信号の電圧極性
    を隣接する信号線ごとに反転させて送出することを特徴
    とするアクティブマトリックス型液晶ディスプレイ。
  5. 【請求項5】請求項1において、前記信号駆動手段は、
    前記複数の信号線の各々に送出する前記信号の電圧極性
    を前記画素の行ごとに反転させて送出し、 前記走査駆動手段は、前記画素のそれぞれの行ごとの前
    記偶数列走査線と前記奇数列走査線とを順次選択信号を
    送出するときに、当該選択信号が送出される行より後に
    選択信号が送出される行であって、前記信号駆動手段に
    より前記画素に印加する電圧の極性と同一の極性が印加
    される行の前記偶数列走査線と前記奇数列走査線とに対
    して予備的に選択信号をさらに送出することを特徴とす
    るアクティブマトリックス型液晶ディスプレイ。
  6. 【請求項6】請求項1において、前記液晶パネルは、前
    記マトリクス状に配置された画素の列ごとに同一の色の
    カラーフィルタをさらに備えることを特徴とするアクテ
    ィブマトリックス型液晶ディスプレイ。
  7. 【請求項7】アクティブ素子および液晶により構成され
    る複数の画素をマトリクス状に配置する液晶パネルを備
    えるアクティブマトリックス型液晶ディスプレイにおい
    て、 前記複数の画素の各々の表示データに対応した信号を送
    出する信号駆動手段と、 前記信号駆動手段から送出される前記表示データを書き
    込むための選択信号を前記複数の画素の各々の行ごとに
    送出し、また、前記画素のそれぞれの行ごとに選択信号
    を送出するときに、当該選択信号が送出される行より後
    に選択信号が送出される行であって、前記信号駆動手段
    により前記画素に印加する電圧の極性と同一の極性が印
    加される行に対して予備的に選択信号をさらに送出する
    走査駆動手段とを有し、 前記信号駆動手段は、前記走査駆動手段により前記それ
    ぞれの行ごとに選択信号が送出されているときに、当該
    送出された行の画素の表示データを当該画素のそれぞれ
    に送出することを特徴とするアクティブマトリックス型
    液晶ディスプレイ。
  8. 【請求項8】アクティブ素子および液晶により構成され
    る複数の画素をマトリクス状に配置し、前記マトリクス
    状に配置された画素の行ごとに同一の色のカラーフィル
    タを備える液晶パネルと、 前記複数の画素の各々の表示データに対応した信号を送
    出する信号駆動手段と、 前記複数の画素の各々に前記表示データを書き込むため
    の選択信号を送出する走査駆動手段とを備えるアクティ
    ブマトリックス型液晶ディスプレイにおいて、 前記走査駆動手段は、前記マトリクス状に配置された画
    素のそれぞれの行ごとに順次選択信号を送出し、 前記信号駆動手段は、前記走査駆動手段によりそれぞれ
    の行ごとに選択信号が送出されるときに、当該選択信号
    が送出された行のカラーフィルタの画素の表示データを
    前記複数の信号線のそれぞれに送出することを特徴とす
    るアクティブマトリックス型液晶ディスプレイ。
  9. 【請求項9】請求項8において、前記カラーフィルタ
    は、隣接する3水平方向の画素において赤色、緑色およ
    び青色のカラーフィルタであり、 前記走査駆動手段は、前記隣接する3水平方向の走査線
    への選択信号の送出を、一水平表示期間内に行うことを
    特徴とするアクティブマトリックス型液晶ディスプレ
    イ。
  10. 【請求項10】請求項8において、前記走査駆動手段
    は、前記画素のそれぞれの行ごとに選択信号を送出する
    ときに、当該選択信号が送出される行より後に選択信号
    が送出される行であって、前記信号駆動手段により前記
    画素に印加する電圧の極性と同一の極性が印加される行
    に対して予備的に選択信号を送出することを特徴とする
    アクティブマトリックス型液晶ディスプレイ。
  11. 【請求項11】請求項8において、前記信号駆動手段
    は、前記複数の信号線の各々から送出する前記信号の電
    圧極性を隣接する信号線ごとに反転させて送出すること
    を特徴とするアクティブマトリックス型液晶ディスプレ
    イ。
  12. 【請求項12】請求項8において、前記信号駆動手段
    は、前記複数の信号線の各々から送出する前記信号の電
    圧極性を前記画素の行ごとに反転させて送出し、 前記走査駆動手段は、前記画素のそれぞれの行ごとに選
    択信号を送出するときに、当該選択信号が送出される行
    より後に選択信号が送出される行であって、前記信号駆
    動手段により前記画素に印加する電圧の極性と同一の極
    性が印加される行に対して予備的に選択信号をさらに送
    出することを特徴とするアクティブマトリックス型液晶
    ディスプレイ。
  13. 【請求項13】アクティブ素子および液晶により構成さ
    れる複数の画素をマトリクス状に配置し、前記マトリク
    ス状に配置された画素の隣接する2つの列ごとに共有さ
    れ、前記複数の画素の各々の表示データに対応した信号
    を前記複数の画素の各々に伝送する複数の信号線と、前
    記マトリクス状に配置された画素のそれぞれの行ごとに
    設けた、偶数列番目に配置された画素に接続される偶数
    列走査線と、奇数列番目に配置された画素に接続される
    奇数列走査線とを備える液晶パネルの駆動方法であっ
    て、 前記マトリクス状に配置された画素のそれぞれの行ごと
    に順次、前記偶数列走査線と前記奇数列走査線とに、前
    記画素の各々に前記表示データに対応した信号を書き込
    むように指示するための選択信号をそれぞれ送出し、 前記行ごとの前記偶数列走査線に選択信号が送出されて
    いるときに、当該選択信号が送出された行の偶数列走査
    線に接続される偶数列の画素の表示データを前記複数の
    信号線のそれぞれに送出し、 前記行ごとの前記奇数列走査線に選択信号が送出されて
    いるときに、当該選択信号が送出された行の奇数列走査
    線に接続される奇数列の画素の表示データを前記複数の
    信号線のそれぞれに送出することを特徴とする駆動方
    法。
  14. 【請求項14】アクティブ素子および液晶により構成さ
    れる複数の画素をマトリクス状に配置し、前記複数の画
    素の各々の表示データに対応した信号を前記複数の画素
    の各々に伝送する複数の信号線と、前記複数の信号線に
    より前記表示データに対応した信号が与えられていると
    きに当該信号を前記画素の各々に書き込むように指示す
    るための選択信号を前記画素の各々に伝送する複数の走
    査線とを備える液晶パネルの駆動方法であって、 前記表示データに対応した信号を前記信号線に送出し、 前記表示データを書き込むための選択信号を前記複数の
    画素の各々の行ごとに送出し、 前記画素のそれぞれの行ごとに選択信号を送出するとき
    に、当該選択信号が送出される行より後に選択信号が送
    出される行であって、前記画素に印加する電圧の極性と
    同一の極性が印加される行に対して予備的に選択信号を
    さらに送出することを特徴とする駆動方法。
  15. 【請求項15】アクティブ素子および液晶により構成さ
    れる複数の画素をマトリクス状に配置する液晶パネルに
    おいて、 前記マトリクス状に配置された画素の隣接する2つの列
    ごとに共有される複数の信号線と、 前記マトリクス状に配置された画素のそれぞれの行ごと
    に設けた、前記マトリクス状に配置された画素の偶数列
    番目に配置された画素に接続される偶数列走査線と、奇
    数列番目に配置された画素に接続される奇数列走査線と
    を備えることを特徴とする液晶パネル。
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