JPH08247779A - 音声出力装置 - Google Patents

音声出力装置

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JPH08247779A
JPH08247779A JP7088583A JP8858395A JPH08247779A JP H08247779 A JPH08247779 A JP H08247779A JP 7088583 A JP7088583 A JP 7088583A JP 8858395 A JP8858395 A JP 8858395A JP H08247779 A JPH08247779 A JP H08247779A
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JP
Japan
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emphasized
dictionary
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JP7088583A
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English (en)
Inventor
Takaaki Nagai
孝明 永井
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Honda Motor Co Ltd
Original Assignee
Honda Motor Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 音声出力装置から出力される音声のなかの重
要な部分を強調することにより、聞く者の注意を引いて
アピール性を高揚する。 【構成】 音声辞書から読み出された文節ごとの音声パ
ターンのデータを合成することによって任意の文章を作
成し、その作成された文章をスピーカから音声として出
力する音声出力装置において、文章中の強調したい文節
にアクセントをつける手段をとるようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、音声辞書から読み出さ
れた文節ごとの音声パターンのデータを合成することに
よって作成された文章をスピーカから音声として出力す
る音声出力装置に関する。
【0002】
【従来の技術】最近、画面に写し出された道路地図上に
自車の現在位置を更新表示しながら、その道路地図上に
設定された目的地に到るまでの誘導経路にしたがって、
右,左折などの走行誘導の案内を適宣出力するようにし
た車載用ナビゲーション装置にあって、音声出力装置を
組み込むことによって、走行誘導の案内を音声によって
出力するようにしたものが開発されている。
【0003】従来、この種の音声出力装置にあっては、
音声辞書から読み出された文節ごとの音声パターンのデ
ータを合成することによって任意の文章を作成し、その
作成された文章をスピーカから音声として出力するよう
にしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】解決しようとする問題
点は、従来の音声出力装置では、音声辞書に一律のパタ
ーンをもって登録されている文節ごとの音声のデータを
読み出して合成することによって文章を作成し、その作
成された文章をスピーカから音声としてそのまま出力す
るようにしているので、その音声出力が単調となってい
ることである。
【0005】したがって、その出力される音声を聞く者
に印象を与えることなくアピール性に乏しく、走行誘導
の案内などを聞き流してしまうなど、大事な情報をのが
しやすいという問題がある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、音声辞書から
読み出された文節ごとの音声パターンのデータを合成す
ることによって任意の文章を作成し、その作成された文
章をスピーカから音声として出力する音声出力装置にあ
って、重要な部分で聞く者の注意を引いてアピール性を
高揚するべく、文章中の強調したい文節にアクセントを
つける手段をとるようにしている。
【0007】
【実施例】図1は、画面に写し出された道路地図上に自
車の現在位置を更新表示しながら、その道路地図上に設
定された目的地に到るまでの誘導経路にしたがって走行
誘導の案内を適宜出力するようにした車載用ナビゲーシ
ョン装置1と、音声出力装置2とを組み合せることによ
って、車載用ナビゲーション装置1における各種走行誘
導の案内を音声出力装置2から音声によって出力するよ
うにしたときの構成を示している。
【0008】車載用ナビゲーション装置1としては、従
来のものがそのまま用いられる。
【0009】図2は車載用ナビゲーション装置の具体的
な構成例を示しており、車両の走行距離を検出する距離
検出器11と、車両の進行方向を検出する方向検出器1
2と、自車の位置を測定するGPS受信機13と、検出
された車両の走行距離と進行方向とから、車両の出発点
からの単位走行距離ごとにおけるX−Y座標上の位置を
所定の演算処理によって逐次求めながら、GPSの測定
位置とともに道路地図上における現在位置をわり出すと
ともに、予め道路地図上に設定された目的地に到るまで
の誘導経路にしたがう車両の走行誘導の案内およびその
他全般の制御を行うコンピュータシステムからなる信号
処理部14と、予めデジタル地図データによる道路地図
情報が記憶されている地図情報記憶媒体15と、その記
憶媒体15から必要なエリアの道路地図情報を選択的に
読み出す記憶媒体再生部16と、その読み出された地図
情報にもとづいて所定の道路地図を画面に写し出し、そ
の画面に写し出された道路地図上に、車両の現在位置を
その位置における車両の進行方向とともに車両の走行に
したがって更新的に表示する表示部17と、その表示部
17に表示させる道路地図の選択指定、その表示される
地図上における車両の目的地の設定、また、表示縮尺率
の選択などの表示形態の設定変更などの各種操作指令を
信号処理部14に与えることのできる操作部18とによ
って構成されている。
【0010】信号処理部14は、地図情報記憶媒体15
から読み出したデジタル地図データにもとづいて、道路
地図上に設定された目的地に到るまでの距離、所要時間
などの経路コスト面で有利な最適な誘導経路を探索す
る。その誘導経路の探索としては、従来の手法がそのま
ま適用される。
【0011】そして、信号処理部14は、例えば、自車
の現在位置が誘導経路上における右折すべき交差点の一
定距離手前にさしかかったことを判断して、その交差点
を右折する旨の走行誘導の案内の文章を作成するための
音声読出し指令RSを音声出力装置2に出力する。
【0012】また、音声出力装置2としては、車載用ナ
ビゲーション装置1の信号処理部14から走行誘導の案
内のための文章を作成するために順次出力される各音声
読出し指令RSに応じてアクセスされる音声辞書(辞書
メモリ)21と、そのアクセスによって音声辞書21か
ら逐次読み出された文節ごとの各音声パターンのデータ
を合成することにより所定の文章の音声信号を作成する
合成器22と、その作成された音声信号にしたがって所
定の文章を音声によって出力する増幅器23およびスピ
ーカ24とからなっている。
【0013】このように構成されたものにあっては、基
本的に、画面に写し出された道路地図上に予め設定され
た誘導経路上をならうように、自車の現在位置が進むに
したがって、例えば、「現在国道2号線を走っていま
す。先方にある橋を渡り、50m先の信号がある交差点
を直進したら、右側にガソリンスタンドのある交差点を
右折して下さい。」などの音声による走行誘導の案内が
適宜出される。
【0014】その際、前述したように、音声辞書21に
一律のパターンをもって登録されている文節ごとの音声
パターンのデータを読み出して合成することによって作
成された文章をスピーカから音声としてそのまま出力す
るのでは、その音声出力が単調となってしまい、その走
行誘導の案内を聞き流してしまうおそれがあり、また、
記憶に残らない。
【0015】そのため、本発明では、走行誘導の案内の
ための文章のなかで、特に走行誘導に重要となる強調し
たい文節にアクセントをつけるようにして、聞く者の注
意を促すようにしている。
【0016】走行誘導の案内のための文章のなかからア
クセントをつけて強調したい文節を抽出する手段として
は、車載用ナビゲーション装置1の制御部において、例
えば、右,左折などの進路変更を案内する文節や、誘導
経路から逸脱したり、一方通行路に入ってしまったりし
たときの走行不適状態を報知する文節であることを判断
することによって行われる。
【0017】例えば、「現在国道2号線を走っていま
す。先方にある橋を渡り、50m先の信号がある交差点
を直進したら、右側にガソリントタンドのある交差点を
右折して下さい。」という走行誘導の案内のための文章
のなかでは、特に、進路変更を指示する「右側にガソリ
ントタンドのある交差点を右折して下さい。」という文
節が重要であり、この文節をそれまで女性の声であった
のを男性の声で発音したり、また、高音で発声させたり
するなどしてアクセントをつけるようにする。
【0018】文章中の強調したい文節にアクセントをつ
ける手段として、具体的には、各音声に対して、音調ま
たは音色の異なる強調パターンのデータをそれぞれ音声
辞書21に登録しておき、車載用ナビゲーション装置1
の制御部によって、文章中の強調したい文節を構成する
各音声に対してはそれぞれの強調パターンのデータを音
声辞書21から読み出すようにする。
【0019】または、車載用ナビゲーション装置1の制
御部による制御下において、増幅器23の増幅率を可変
にできるようにしたうえで、文章中の強調したい文節を
構成する各音声の出力の強さを変えることによってアク
セントをつけるようにする。
【0020】または、車載用ナビゲーション装置1の制
御部による制御下において、例えば図3ないし図5に示
すように、合成器22から出力される文章中の強調した
い文節を構成する音声信号の出力周波数を変えることに
よってアクセントをつけるようにする。
【0021】この場合、音声の出力周波数を早くすれば
高い音声となり、音声の出力周波数を遅くすれば低い音
声となり、聞く者の注意を引いてアピール性が高楊する
ことになる。
【0022】あるいはまた、ピーピーなどの電子音を発
生する発音器(図示せず)を設けて、車載用ナビゲーシ
ョン装置1の制御部による制御下において、文章中の強
調したい文節を構成する各音声の出力時に電子音をバッ
ク音として付加してアクセントをつけるようにする。
【0023】なお、本発明は、車載用ナビゲーション装
置において走行誘導の案内を音声によって出力する場合
に限られず、その他一般の音声出力装置に広く適用され
るものである。
【0024】
【発明の効果】以上、本発明の音声出力装置によれば、
音声辞書から読み出された文節ごとの音声パターンのデ
ータを合成することによって任意の文章を作成し、その
作成された文章をスピーカから音声として出力するに際
して、文章中の強調したい文節にアクセントをつけるこ
とができ、重要な部分で聞く者の注意を引いてアピール
性を高揚することができるという利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による音声出力装置の一実施例を示すブ
ロック構成図である。
【図2】車載用ナビゲーション装置の具体的な構成例を
示すブロック図である。
【図3】音声の出力周波数を所定のパターンをもって連
続的に変化させたときの一例を示す特性図である。
【図4】音声の出力周波数を所定のパターンをもって連
続的に変化させたときの他の例を示す特性図である。
【図5】音声の出力周波数を所定のパターンをもって連
続的に変化させたときのさらに他の例を示す特性図であ
る。
【符号の説明】 1 車載用ナビゲーション装置 2 音声出力装置 21 音声辞書 22 合成器 23 増幅器 24 スピーカ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G10L 5/02 G10L 5/02 J

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 音声辞書から読み出された文節ごとの音
    声パターンのデータを合成することによって任意の文章
    を作成し、その作成された文章をスピーカから音声とし
    て出力する音声出力装置において、文章中の強調したい
    文節にアクセントをつける手段をとるようにしたことを
    特徴とする音声出力装置。
  2. 【請求項2】 文節ごとの音声パターンとして、音調ま
    たは音色の異なるパターンのデータをそれぞれ辞書に登
    録しておき、文章中の強調したい文節の音調または音声
    を変化させてアクセントをつけるようにしたことを特徴
    とする前記第1項の記載による音声出力装置。
  3. 【請求項3】 文章中の強調したい文節を構成する各音
    声の出力の強さまたは音声周波数を変えることによって
    アクセントをつけるようにしたことを特徴とする前記第
    1項の記載による音声出力装置。
  4. 【請求項4】 文章中の強調したい文節を構成する各音
    声の出力時にバック音を付加してアクセントをつけるよ
    うにしたことを特徴とする前記第1項の記載による音声
    出力装置。
  5. 【請求項5】 スピーカから音声として出力される文章
    が、車載用ナビゲーション装置から出力される道路地図
    上に設定された誘導経路にしたがう右、左折などの走行
    誘導の案内であることを特徴とする前記第1項の記載に
    よる音声出力装置。
JP7088583A 1995-03-09 1995-03-09 音声出力装置 Pending JPH08247779A (ja)

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Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR20210035111A (ko) * 2020-04-24 2021-03-31 베이징 바이두 넷컴 사이언스 테크놀로지 컴퍼니 리미티드 음성 방송 방법, 장치, 시스템, 설비 및 컴퓨터 판독 가능 매체

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Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20040309