JPH08247048A - 密閉形圧縮機 - Google Patents

密閉形圧縮機

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Publication number
JPH08247048A
JPH08247048A JP4948495A JP4948495A JPH08247048A JP H08247048 A JPH08247048 A JP H08247048A JP 4948495 A JP4948495 A JP 4948495A JP 4948495 A JP4948495 A JP 4948495A JP H08247048 A JPH08247048 A JP H08247048A
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JP
Japan
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pressure
convex
casing
contact portion
partition wall
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Application number
JP4948495A
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Inventor
Takeo Otsubo
武夫 大坪
Masanori Yanagisawa
雅典 柳沢
Junji Hatano
順二 畑野
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Daikin Industries Ltd
Original Assignee
Daikin Industries Ltd
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Publication date
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Publication of JPH08247048A publication Critical patent/JPH08247048A/ja
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F04POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
    • F04CROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; ROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT PUMPS
    • F04C23/00Combinations of two or more pumps, each being of rotary-piston or oscillating-piston type, specially adapted for elastic fluids; Pumping installations specially adapted for elastic fluids; Multi-stage pumps specially adapted for elastic fluids
    • F04C23/008Hermetic pumps
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F01MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
    • F01CROTARY-PISTON OR OSCILLATING-PISTON MACHINES OR ENGINES
    • F01C21/00Component parts, details or accessories not provided for in groups F01C1/00 - F01C20/00
    • F01C21/10Outer members for co-operation with rotary pistons; Casings
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F04POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
    • F04CROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; ROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT PUMPS
    • F04C2240/00Components
    • F04C2240/60Shafts
    • F04C2240/603Shafts with internal channels for fluid distribution, e.g. hollow shaft

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  • General Engineering & Computer Science (AREA)
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  • Applications Or Details Of Rotary Compressors (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】圧力隔壁の厚みを充分とって強度を維持できな
がら、簡単な構造で該圧力隔壁とケーシングとの間のシ
ール性を向上できるようにする。 【構成】密閉ケーシング1内を高低差圧のある高圧側室
82と低圧側室84とに区画する圧力隔壁7の外周部
に、該圧力隔壁7の肉厚に対し幅が狭い環状の凸状圧接
部9を設けて、この凸状圧接部9をケーシング1内面に
圧接する。圧力隔壁7は、圧縮要素2の固定スクロール
2の背面に突設され、該固定スクロール2の吐出口32
が開口するボス部33を受け入れて、該吐出口32が開
口する高圧側室82を画成する仕切板71とした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、圧縮要素を内装する密
閉ケーシングに、該ケーシング内を高低差圧のある高圧
側室と低圧側室とに区画する圧力隔壁を圧接した密閉形
圧縮機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、密閉ケーシング内を、吸入管が開
口し、一対のスクロールをもつ圧縮要素を内装する低圧
側室と、該低圧側室に対し画成され、前記圧縮要素の吐
出口が開口する高圧側室とを圧力隔壁により区画形成し
た密閉形圧縮機は、例えば、特開平4−124486号
公報にも示されている。
【0003】即ち、高低差圧のある低圧側室と高圧側室
とを有する密閉形圧縮機は、図8に示すように、ケーシ
ングA内を、仕切板B1から成る圧力隔壁Bで、圧縮要
素C及びモータMを内装し、吸入管Dを開口させる低圧
側室Eと、前記圧縮要素Cの固定スクロールC1に設け
る吐出口C2が開口し、かつ、外部吐出管Fが開口する
高圧側室Gとに区画している。
【0004】また、前記仕切板B1は、前記固定スクロ
ールC1の背面に突設され、前記吐出口C2が開口する
ボス部C3を受け入れるようにしている。
【0005】そして、前記吸入管Dから前記低圧側室E
に吸入された低圧ガス冷媒を、前記圧縮要素Cに吸入
し、該圧縮要素Cで圧縮したガス冷媒を前記吐出口C2
から前記吐出チャンバーG1内に吐出させた後、前記外
部吐出管Fから前記ケーシングA外部に吐出するように
していた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、図8に示す
密閉形圧縮機では、前記仕切板B1を前記低圧側室Eと
高圧側室Gとに区画する圧力隔壁Bと成し、この仕切板
B1を、その外周面全面が前記密閉ケーシングAのトッ
プケーシングA1に、焼き嵌めにより圧接するように固
定することにより、高圧側室Gから低圧側室Eへの高圧
ガス冷媒の漏れを防止するようにしているのであるが、
前記仕切板B1は、その厚みに相当する外周面全面を前
記トップケーシングA1の内面に圧接してシールするた
め、前記仕切板B1の外径寸法のバラツキや前記トップ
ケーシングA1の内径寸法のバラツキが大きいと、前記
仕切板B1の外周面と前記トップケーシングA1の内面
との間に隙間が生じ、この隙間から前記高圧側室Gの高
圧ガス冷媒が低圧側室Eに漏れて圧縮機の能力が低下す
る問題があった。
【0007】さらに、前記仕切板B1をトップケーシン
グA1に固定する場合、前記仕切板B1の厚み相当分の
外周面全面を前記トップケーシングA1に圧接すること
から、前記仕切板B1の強度を考慮して厚みを厚くする
と、その外周面の厚み方向長さが長くなり、前記トップ
ケーシングA1との間の平行度が取りにくく、平行度の
バラツキが大きくなって、前記仕切板B1の外周面と前
記トップケーシングA1の内面との間の隙間がさらに大
きくなって、この隙間からの漏れが増えて圧縮機の能力
の低下がさらに著しくなる問題があった。
【0008】本発明は、上記問題に鑑みてなしたもの
で、その目的は、簡単な構造で圧力隔壁の厚みを充分と
れながら、該圧力隔壁とケーシングとの間のシール性を
向上できる密閉形圧縮機を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1記載の発明は、圧縮要素2を内装する密閉
ケーシング1に、該ケーシング1内を高低差圧のある高
圧側室82と低圧側室84とに区画する圧力隔壁7を圧
接した密閉形圧縮機において、前記圧力隔壁7の外周部
に、該圧力隔壁7の肉厚に対し幅が狭い環状の凸状圧接
部9を設けた。
【0010】請求項2記載の発明は、前記圧縮要素2
を、固定スクロール2と公転スクロール4とから構成す
ると共に、前記圧力隔壁7を、前記固定スクロール2の
背面に突設され、該固定スクロール2の吐出口32が開
口するボス部33を受け入れて、該吐出口32が開口す
る高圧側室82を画成する仕切板71とした。
【0011】請求項3記載の発明は、前記凸状圧接部9
を、前記圧力隔壁7の外周から径方向外方に張り出す鍔
状部91から構成した。
【0012】請求項4記載の発明は、請求項3記載の発
明において、前記凸状圧接部9を、複数の前記鍔状部9
1,91から構成した。
【0013】請求項5記載の発明は、前記凸状圧接部9
を、密閉ケーシング1に対し、ほぼ線接触状態で圧接す
る多数の凸状線部92から構成した。
【0014】請求項6記載の発明は、前記凸状圧接部9
に、高圧側から低圧側に径方向外方側に向かって傾斜す
る第1テーパー面93と、低圧側から高圧側に径方向外
方側に向かって傾斜する第2テーパー面94とを備え
た。
【0015】請求項7記載の発明は、請求項6記載の発
明において、前記ケーシング1内面における前記凸状圧
接部9との対向部に、該凸状圧接部9を受入れる環状凹
部96を形成した。
【0016】請求項8記載の発明は、前記凸状圧接部9
を、圧力隔壁7の外周部における低圧側に設けた。
【0017】
【作用】請求項1記載の発明では、前記圧力隔壁7の外
周部に、該圧力隔壁7の肉厚に対し幅が狭い環状の凸状
圧接部9を設け、この凸状圧接部9のみを前記ケーシン
グ1の内面に圧接させて、該凸状圧接部9において前記
高圧側室82と低圧側室84との間がシールされる。
【0018】従って、焼き嵌めにより前記圧力隔壁7を
前記ケーシング1に圧接する場合、前記凸状圧接部9の
外径を、従来のように前記圧力隔壁7の肉厚に相当する
外周面全体を圧接させていたときのこの圧力隔壁の外径
と等しくすると、前記凸状圧接部9の外径と前記ケーシ
ング1の内径とで決まる焼き嵌めしろが、前記圧力隔壁
7の肉厚に相当する外周面全体で受けていた従来の焼き
嵌めしろと同じとなり、しかも、前記ケーシング1の冷
却により、該ケーシング1が収縮する収縮率は同じであ
ることから、焼き嵌めしろが従来と同じでありながら、
前記ケーシング1の収縮による押圧力を受ける前記圧力
隔壁7の面圧は、前記凸状圧接部9が前記圧力隔壁7の
肉厚に対し幅が狭いことから、前記圧力隔壁7の肉厚に
相当する外周面全体で受けていたときの面圧に比べて大
きくできる。
【0019】その結果、前記圧力隔壁7の肉厚を変更す
ることなく、高圧圧力に対する該圧力隔壁7の強度を維
持できながら、面圧が増大されただけ前記ケーシング1
への圧接が強化されるのでシールがより確実に行え、高
圧側室82から低圧側室84へのガス漏れ防止を良好に
行えるので、簡単な構造で圧縮機の能力低下を防止でき
る。
【0020】請求項2記載の発明では、前記圧力隔壁7
を、固定スクロール2の吐出口32が開口するボス部3
3を受け入れて、該吐出口32が開口する高圧側室82
を画成する仕切板71としたから、該仕切板71により
高圧側室82と低圧側室84とを区画して、前記凸状圧
接部9によりシール性を向上できながら、前記固定スク
ロール2の背面外周部が高圧高温の吐出ガスで過熱され
るのを阻止できる。
【0021】請求項3記載の発明では、前記凸状圧接部
9を、前記圧力隔壁7の外周から径方向外方に張り出す
鍔状部91から構成したから、前記凸状圧接部9により
シール幅が小さくできるので面圧を増大してシール性を
向上できながら、前記鍔状部91の張出しによって形成
される前記圧力隔壁7の外周面とケーシング1の内周面
との間の隙間に、前記高圧側室82で高圧ガスから分離
された油を、溜めることが可能となって、この分離油で
オイルシールもできるので、さらにシール性が向上され
る。
【0022】特に、一つの前記鍔状部91を形成する場
合には、前記面圧をかなり大きくでき、しかも、前記鍔
状部91が一つしかないので、前記ケーシング1内面に
前記鍔状部91を沿いやすくでき、前記圧力隔壁7と前
記ケーシング1との平行度がとりやすいので、漏れをよ
り軽減でき、前記圧力隔壁7のケーシング1への圧接作
業も良好に行える。
【0023】請求項4記載の発明では、請求項3記載の
発明において、前記凸状圧接部9を、複数の前記鍔状部
91,91から構成したから、前記圧力隔壁7の複数の
前記凸状圧接部9によるケーシング1への厚み方向支持
長さが長くなっても、支持長さに比べて前記各鍔状部9
1による圧接面の厚み方向長さを短くできることから、
前記支持長さを長くできながら、前記圧力隔壁7の凸状
圧接部9による面圧を大きくしてシールも良好に行え
る。
【0024】請求項5記載の発明では、前記凸状圧接部
9を、密閉ケーシング1に対し、ほぼ線接触状態で圧接
する多数の凸状線部92から構成したから、多数の前記
凸状線部92で前記ケーシング1への圧接を行う多段シ
ールを行っても、各圧接は、ほぼ線接触状態にできるの
で、面圧を上げられ、シールを良好に行える。
【0025】請求項6記載の発明では、前記凸状圧接部
9に、高圧側から低圧側に径方向外方側に向かって傾斜
する第1テーパー面93と、低圧側から高圧側に径方向
外方側に向かって傾斜する第2テーパー面94とを備え
たから、前記凸状圧接部9の形成を容易に行えるし、前
記凸状圧接部9にかかる圧力の応力分布が広くとれるの
で、前記凸状圧接部9に掛かる押圧力が該凸状圧接部9
の一部に集中するのを防止でき、前記凸状圧接部9の強
度を向上できる。
【0026】請求項7記載の発明では、請求項6記載の
発明において、前記ケーシング1内面における前記凸状
圧接部9との対向部に、該凸状圧接部9を受入れる環状
凹部96を形成したから、前記凸状圧接部9を前記ケー
シング1に圧接させるとき、前記凸状圧接部9の前記各
テーパー面93,94を前記環状凹部96へ圧接させる
ことにより、くさび効果により前記凸状圧接部9のケー
シング1への圧接によるシールがさらに強化されてガス
漏れがさらに効率よく防止される。
【0027】請求項8記載の発明では、前記凸状圧接部
9を、圧力隔壁7の外周部における低圧側に設けたか
ら、前記圧力隔壁7の中心部を高圧側室82に向けて突
出させる方向に撓ませるように支持できるので、前記圧
力隔壁7に高圧圧力が作用したときの該圧力隔壁7の耐
久性を向上でき、しかも、前記凸状圧接部9の形成位置
に対し高圧側に形成される前記圧力隔壁7の外周と前記
ケーシング1の内面との間の隙間の厚み方向長さを長く
できるので、前記高圧側室82で高圧ガスから分離され
た油を、該高圧側室82内のガス流の影響を受けること
なく充分に溜めることが可能となり、この分離油でのオ
イルシールがさらに良好に行え、シール性が向上され
る。
【0028】
【実施例】本発明の第1実施例について図1及び図2に
基づいて説明する。本発明は、密閉形圧縮機のうち、ス
クロール形の密閉形圧縮機に適用したものであって、第
1実施例の密閉形圧縮機は、密閉ケーシング1の内部上
方に圧縮要素2を、該ケーシング1の内部下方にモータ
Mを内装しており、前記圧縮要素2は、固定スクロール
2と、公転スクロール4とから成り、これらスクロール
3,4を架構5を介して上下対向状に配設している。
【0029】そして、前記公転スクロール4を前記モー
タMの駆動軸6に連動させる一方、前記固定スクロール
2の背面に、該固定スクロール2の吐出口32が開口す
るボス部33を突設している。
【0030】さらに、前記ケーシング1の内部で前記固
定スクロール2の上部側に、圧力隔壁7となる仕切板7
1を配設するのであって、この仕切板71は、前記ボス
部33を受け入れ、その外周部を前記ケーシング1内面
に圧接させて、前記ケーシング1内を、前記吐出口32
が開口し、かつ、前記圧縮要素2で圧縮された高圧ガス
冷媒をケーシング外部に吐出させる外部吐出管81が開
口する高圧側室82と、吸入管83が開口し、前記モー
タM及び圧縮要素2を配設する低圧側室84とに区画し
たのである。
【0031】従って、前記モータMの駆動に伴う前記駆
動軸6の回転により前記公転スクロール4が前記固定ス
クロール2に対して公転駆動し、この公転駆動で前記吸
入管83から前記低圧側室84内に吸入された低圧ガス
が前記各スクロール3,4の渦巻体31,41で形成さ
れる圧縮室85内に吸入されて圧縮された後、この圧縮
ガスが前記吐出口32から前記高圧側室82に吐出さ
れ、前記外部吐出管81からケーシング1外部に吐出さ
れるのである。
【0032】また、前記仕切板71の前記ケーシング1
内への組付けは、該ケーシング1をトップケーシング1
1とケーシング本体12とから形成して、前記仕切板7
1を前記トップケーシング11に焼き嵌めすることによ
り、前記仕切板71を前記トップケーシング11の内面
に圧接させて固定するようにしている。
【0033】さらに、前記高圧側室82と低圧側室84
との間に、前記高圧側室82に溜る油を前記低圧側室8
4に回収するキャピラリーチューブから成る油戻し通路
86を形成して、前記高圧側室82で分離した油を前記
低圧側室84の底部に形成する油溜(図示せず)に回収
するようにしている。
【0034】しかして、第1実施例では、以上のスクロ
ール圧縮機において、前記圧力隔壁7となる前記仕切板
71の外周部に、この仕切板71の肉厚に対し幅が狭い
環状の凸状圧接部9を設けたのである。
【0035】つまり、第1実施例の前記凸状圧接部9
は、図2に示すように、前記仕切板71の外周面から径
方向外方に所定長さ張り出し、しかも、該仕切板71の
肉厚に対し幅が狭い一つの環状の鍔状部91から構成し
ており、該鍔状部91は、その外径を前記トップケーシ
ング11の常温時における内径より大きく、かつ、焼き
による熱膨張時の内径より小さくまたは同径にして、前
記トップケーシング11を焼いて膨張させた状態のとき
に、前記仕切板71を前記トップケーシング11内に嵌
め込んで焼き嵌めし、この嵌め込んだ状態で、前記トッ
プケーシング11を冷却して収縮させることにより前記
仕切板71の凸状圧接部9、つまり、前記鍔状部91の
外周面を前記トップケーシング11の内面に圧接させて
固定するようにしている。
【0036】さらに、前記鍔状部91は、前記仕切板7
1の厚み方向における低圧側に形成している。
【0037】以上の第1実施例では、前記仕切板71の
外周部に設けた一つの鍔状部91からなる前記凸状圧接
部9のみを前記ケーシング1のトップケーシング11の
内面に圧接させて、前記仕切板71が固定された前記ト
ップケーシング11を、前記圧縮要素2及びモータMが
配設された前記ケーシング本体12に組付けることによ
り、前記凸状圧接部9において前記高圧側室82と低圧
側室84との間がシールされる。
【0038】従って、焼き嵌めにより前記圧力隔壁7を
前記ケーシング1に圧接する場合、前記凸状圧接部9の
外径を、従来のように前記圧力隔壁7の肉厚に相当する
外周面全体を圧接させていたときの圧力隔壁の外径と等
しくすると、前記凸状圧接部9の外径と前記ケーシング
1の内径とで決まる焼き嵌めしろが、前記圧力隔壁7の
肉厚に相当する外周面全体で受けていた従来の焼き嵌め
しろと同じとなり、しかも、前記ケーシング1の冷却に
より、該ケーシング1が収縮する収縮率は同じであるこ
とから、焼き嵌めしろが従来と同じでありながら、前記
ケーシング1の収縮による押圧力を受ける前記圧力隔壁
7の面圧は、前記凸状圧接部9が前記圧力隔壁7の肉厚
に対し幅が狭いことから、前記圧力隔壁7の肉厚に相当
する外周面全体で受けていたときの面圧に比べて大きく
できる。
【0039】その結果、前記圧力隔壁7の肉厚を変更す
ることなく、高圧圧力に対する該圧力隔壁7の強度を維
持できながら、面圧が増大されただけ前記ケーシング1
への圧接が強化されるのでシールがより確実に行え、高
圧側室82から低圧側室84へのガス漏れ防止を良好に
行えるので、簡単な構造で圧縮機の能力低下を防止でき
るのである。
【0040】さらに、第1実施例では、前記凸状圧接部
9を、前記仕切板71の外周面から径方向外方に張り出
す鍔状部91から構成しているので、前記凸状圧接部9
によりシール幅を小さくして面圧を増大することにより
シール性を向上できながら、前記鍔状部91の張出しに
よって形成される前記圧力隔壁7の外周面とケーシング
1の内周面との間の隙間に、前記高圧側室82で高圧ガ
スから分離された油を、溜めることが可能となって、こ
の分離油でオイルシールもできるので、さらにシール性
が向上される。
【0041】特に、前記鍔状部91は、前記仕切板71
の外周部における低圧側に設けているので、前記仕切板
71の中心部を高圧側室82に向けて突出させる方向に
撓ませるように支持でき、前記仕切板71に高圧圧力が
作用したときの該仕切板71の高圧圧力に対する耐久性
を向上できるし、前記凸状圧接部9の形成位置に対し高
圧側に形成される前記仕切板71の外周面と前記ケーシ
ング1の内面との間の隙間の厚み方向長さを長くできる
ので、前記高圧側室82で高圧ガスから分離された油
を、前記高圧側室82のガス流の影響を受けることな
く、充分に溜めることが可能となり、この空間部分に溜
められた油は、前記高圧側室82の吐出ガスによりかき
乱されることがなく、この分離油でオイルシールがさら
に良好に行え、シール性を向上できる。
【0042】また、第1実施例では、前記鍔状部91を
一つしか形成していないので、該鍔状部91の受ける面
圧をかなり大きくできながら、前記鍔状部91が前記ケ
ーシング1内面に沿いやすくなり、前記圧力隔壁7と前
記ケーシング1との平行度がとりやすくなって、漏れを
より軽減できるし、前記圧力隔壁7のケーシング1への
圧接作業も良好に行える。
【0043】さらに、前記圧力隔壁7を、前記固定スク
ロール2の背面に突設され、該固定スクロール2の吐出
口32が開口するボス部33を受け入れて、該吐出口3
2が開口する高圧側室82を画成する仕切板71とした
から、前記高圧側室82内の高圧ガスを、前記固定スク
ロール2の圧縮室85の圧力が最も高くなる中心部に形
成する前記ボス部33の端面のみに作用させられるの
で、前記固定スクロール2の背面外周部に高圧高温のガ
スが付与されて過熱されるのを阻止でき、前記圧縮要素
2内の吐出ガスよる吸入過熱も防止できるのである。
【0044】次に第2実施例について、図3に基づいて
説明する。第2実施例は、前記仕切板71の外周部にお
ける厚み方向低圧側に、前記第1実施例の環状の鍔状部
91を所定間隔離して二つ形成したものである。
【0045】第2実施例では、2つの前記鍔状部91,
91によりシールするため、これら鍔状部91,91を
結ぶケーシング1への厚み方向支持長さが長くなって
も、この支持長さに比べて前記各鍔状部91,91によ
る圧接面の全体の厚み方向長さを短くできることから、
前記支持長さを長くできながら、前記圧力隔壁7の凸状
圧接部9による面圧を大きくしてシールも良好に行え
る。
【0046】図4は、第3実施例であって、前記凸状圧
接部9を、断面が半円弧状で幅が細く、前記密閉ケーシ
ング1に対しほぼ線接触状態で圧接する多数の環状の凸
状線部92から構成したものである。
【0047】第3実施例では、多数の前記凸状線部92
を、前記仕切板71の厚み方向のほぼ全体に亘って形成
しているにも関わらず、前記各凸状線部92の前記ケー
シング1への圧接は、ほぼ線接触状態にできるので、多
段シールを行っても、面圧を上げられ、シールを良好に
行えるのである。
【0048】図5は、第4実施例であって、前記仕切板
71の外周面に、高圧側縁部から低圧側に径方向外方側
に向かって傾斜する第1テーパー面93と、低圧側縁部
から高圧側に径方向外方側に向かって傾斜する第2テー
パー面94とを形成し、これらテーパー面93,94の
径方向外方側縁部に平面部95を連続して形成し、前記
第1テーパー面93、第2テーパー面94、そして、平
面部95により凸状圧接部9を形成したものであり、前
記平面部95を前記トップケーシング11の内面に圧接
させるようにしている。さらに、前記平面部95は、仕
切板71の外周面における低圧側に形成している。
【0049】第4実施例では、前記凸状圧接部9を、前
記第1テーパー面93、第2テーパー面94、そして、
平面部95により形成したから、前記凸状圧接部9の形
成を容易に行えるし、前記凸状圧接部9にかかる押圧力
の応力分布が広くとれるので、ケーシング1への焼き嵌
めによる押圧力が前記凸状圧接部9の一部に集中するを
防止でき該凸状圧接部9の強度を向上できる。
【0050】図6は、第5実施例であって、凸状圧接部
9を、前記仕切板71の外周面から径方向外方に所定長
さ張り出し、しかも、該仕切板71の肉厚に対し幅が狭
い一つの環状の鍔状部91から構成し、さらに、この鍔
状部91の高圧側端面を、高圧側から低圧側に径方向外
方側に向かって傾斜する第1テーパー面93と成すと共
に、低圧側端面を、低圧側から高圧側に径方向外方側に
向かって傾斜する第2テーパー面94と成して、これら
テーパー面93,94の径方向外方側縁部に平面部95
を連続形成して、前記第1テーパー面93、第2テーパ
ー面94、そして、平面部95により鍔状部91からな
る凸状圧接部9を形成したものである。
【0051】さらに、前記ケーシング1内面における前
記凸状圧接部9との対向部に、該凸状圧接部9を受入
れ、前記各テーパー面93,94がそれぞれ圧接する環
状凹部96を形成している。
【0052】第5実施例では、前記凸状圧接部9を前記
ケーシング1に圧接させるとき、前記凸状圧接部9の前
記各テーパー面93,94を前記環状凹部96へ圧接さ
せられるので、くさび効果により前記凸状圧接部9のケ
ーシング1への圧接によるシールがさらに強化されてガ
ス漏れをさらに効率よく防止できるのである。
【0053】尚、第5実施例では、凸状圧接部9を、鍔
状部91にテーパー面93,94を形成することにより
構成し、前記鍔状部91を前記環状凹部96に圧接させ
るようにしたが、図5に示す第4実施例の凸状圧接部9
のテーパー面93,94を受け入れる環状凹部96を前
記ケーシング1に形成するようにしても差し支えない。
【0054】以上の各実施例では、前記圧力隔壁7を仕
切板71により構成したが、図7に示す第6実施例のよ
うに、固定スクロール2の外周部に前記凸状圧接部9を
形成して、前記固定スクロール2そのものを圧力隔壁7
としてもよい。
【0055】斯くするときには、従来、固定スクロール
2を圧力隔壁とする場合、固定スクロール2の外周面と
ケーシング1の内面との間のシールをOリングなどのシ
ール部材を介在させていたが、固定スクロール2に前記
凸状圧接部9を形成することにより、シール部材を別途
必要とすることなく、固定スクロール2による圧力隔壁
7のシールを良好に行うことができるのである。
【0056】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、焼き嵌め
により前記圧力隔壁7を前記ケーシング1に圧接する場
合、前記凸状圧接部9の外径を、従来のように前記圧力
隔壁7の肉厚に相当する外周面全体を圧接させていたと
きのこの圧力隔壁の外径と等しくすると、前記凸状圧接
部9の外径と前記ケーシング1の内径とで決まる焼き嵌
めしろが、前記圧力隔壁7の肉厚に相当する外周面全体
で受けていた従来の焼き嵌めしろと同じとなり、しか
も、前記ケーシング1の冷却により、該ケーシング1が
収縮する収縮率は同じであることから、焼き嵌めしろが
従来と同じでありながら、前記ケーシング1の収縮によ
る押圧力を受ける前記圧力隔壁7の面圧は、前記凸状圧
接部9が前記圧力隔壁7の肉厚に対し幅が狭いことか
ら、前記圧力隔壁7の肉厚に相当する外周面全体で受け
ていたときの面圧に比べて大きくできる。
【0057】その結果、前記圧力隔壁7の肉厚を変更す
ることなく、高圧圧力に対する該圧力隔壁7の強度を維
持できながら、面圧が増大されただけ前記ケーシング1
への圧接が強化されるのでシールがより確実に行え、高
圧側室82から低圧側室84へのガス漏れ防止を良好に
行えるので、簡単な構造で圧縮機の能力低下を防止でき
る。
【0058】請求項2記載の発明によれば、前記圧力隔
壁7を固定スクロールのボス部33を受け入れる仕切板
71から構成したから、該仕切板71により高圧側室8
2と低圧側室84とを区画して、前記凸状圧接部9によ
りシール性を向上できながら、前記固定スクロール2の
背面外周部が高圧高温の吐出ガスで過熱されるのを阻止
できる。
【0059】請求項3記載の発明によれば、前記凸状圧
接部9を、前記圧力隔壁7の外周から径方向外方に張り
出す鍔状部91から構成したから、前記凸状圧接部9に
よりシール幅が小さくできるので面圧を増大してシール
性を向上できながら、前記鍔状部91の張出しによって
形成される前記圧力隔壁7の外周面とケーシング1の内
周面との間の隙間に、前記高圧側室82で高圧ガスから
分離された油を、溜めることが可能となって、この分離
油でオイルシールもできるので、さらにシール性が向上
される。
【0060】特に、一つの前記鍔状部91を形成する場
合には、前記面圧をかなり大きくでき、しかも、前記鍔
状部91が一つしかないので、前記ケーシング1内面に
前記鍔状部91を沿いやすくでき、前記圧力隔壁7と前
記ケーシング1との平行度がとりやすいので、漏れをよ
り軽減でき、前記圧力隔壁7のケーシング1への圧接作
業も良好に行える。
【0061】請求項4記載の発明によれば、請求項3記
載の発明において、前記凸状圧接部9を、複数の前記鍔
状部91,91から構成したから、前記圧力隔壁7の複
数の前記凸状圧接部9によるケーシング1への厚み方向
支持長さが長くなっても、この支持長さに比べて前記各
鍔状部91による圧接面の全体の厚み方向長さを短くで
きることから、前記支持長さを長くできながら、前記圧
力隔壁7の凸状圧接部9による面圧を大きくしてシール
も良好に行える。
【0062】請求項5記載の発明によれば、前記凸状圧
接部9を、密閉ケーシング1に対し、ほぼ線接触状態で
圧接する多数の凸状線部92から構成したから、多数の
前記凸状線部92で前記ケーシング1への圧接を行う多
段シールを行っても、各圧接は、ほぼ線接触状態にでき
るので、面圧を上げられ、シールを良好に行える。
【0063】請求項6記載の発明によれば、前記凸状圧
接部9に、高圧側から低圧側に径方向外方側に向かって
傾斜する第1テーパー面93と、低圧側から高圧側に径
方向外方側に向かって傾斜する第2テーパー面94とを
備えたから、前記凸状圧接部9の形成を容易に行える
し、前記凸状圧接部9にかかる圧力の応力分布が広くと
れるので、前記凸状圧接部9に掛かる押圧力が該凸状圧
接部9の一部に集中するのを防止でき、前記凸状圧接部
9の強度を向上できる。
【0064】請求項7記載の発明によれば、請求項6記
載の発明において、前記ケーシング1内面における前記
凸状圧接部9との対向部に、該凸状圧接部9を受入れる
環状凹部96を形成したから、前記凸状圧接部9を前記
ケーシング1に圧接させるとき、前記凸状圧接部9の前
記各テーパー面93,94を前記環状凹部96へ圧接さ
せることにより、くさび効果によって前記凸状圧接部9
のケーシング1への圧接によるシールをさらに強化して
ガス漏れをさらに効率よく防止できる。
【0065】請求項8記載の発明によれば、前記凸状圧
接部9を、圧力隔壁7の外周部における低圧側に設けた
から、前記圧力隔壁7の中心部を高圧側室82に向けて
突出させる方向に撓ませるように支持できるので、前記
圧力隔壁7に高圧圧力が作用したときの該圧力隔壁7の
耐久性を向上でき、しかも、前記凸状圧接部9の形成位
置に対し高圧側に形成される前記圧力隔壁7の外周と前
記ケーシング1の内面との間の隙間の厚み方向長さを長
くできるので、前記高圧側室82で高圧ガスから分離さ
れた油を、該高圧側室82内のガス流の影響を受けるこ
となく充分に溜めることが可能となり、この分離油での
オイルシールがさらに良好に行え、シール性を向上でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のスクロール圧縮機の第1実施例を示す
部分縦断面図。
【図2】同第1実施例の要部拡大縦断面図。
【図3】第2実施例の要部拡大縦断面図。
【図4】第3実施例の要部拡大縦断面図。
【図5】第4実施例の要部拡大縦断面図。
【図6】第5実施例の要部拡大縦断面図。
【図7】第6実施例の要部拡大縦断面図。
【図8】従来のスクロール圧縮機を示す部分縦断面図。
【符号の説明】
1 ケーシング 82 高圧側室 2 圧縮要素 84 低圧側室 3 固定スクロール 9 凸状圧接部 32 吐出口 91 鍔状部 33 ボス部 92 凸状線部 4 公転スクロール 93 第1テーパー
面 7 圧力隔壁 94 第2テーパー
面 71 仕切板 96 環状凹部

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】圧縮要素(2)を内装する密閉ケーシング
    (1)に、該ケーシング(1)内を高低差圧のある高圧
    側室(82)と低圧側室(84)とに区画する圧力隔壁
    (7)を圧接した密閉形圧縮機において、前記圧力隔壁
    (7)の外周部に、該圧力隔壁(7)の肉厚に対し幅が
    狭い環状の凸状圧接部(9)を設けていることを特徴と
    するスクロール形圧縮機。
  2. 【請求項2】圧縮要素(2)が、固定スクロール(3)
    と公転スクロール(4)とからなり、圧力隔壁(7)
    が、前記固定スクロール(3)の背面に突設され、該固
    定スクロール(3)の吐出口(32)が開口するボス部
    (33)を受け入れて、該吐出口(32)が開口する高
    圧側室(82)を画成する仕切板(71)である請求項
    1記載のスクロール形圧縮機。
  3. 【請求項3】凸状圧接部(9)が、圧力隔壁(7)の外
    周から径方向外方に張り出す鍔状部(91)から成る請
    求項1又は請求項2記載の密閉形圧縮機。
  4. 【請求項4】凸状圧接部(9)が、複数の鍔状部(9
    1)(91)から成る請求項3記載の密閉形圧縮機。
  5. 【請求項5】凸状圧接部(9)が、密閉ケーシング
    (1)に対し、ほぼ線接触状態で圧接する多数の凸状線
    部(92)からなる請求項1又は請求項2記載の密閉形
    圧縮機。
  6. 【請求項6】凸状圧接部(9)が、高圧側から低圧側に
    径方向外方側に向かって傾斜する第1テーパー面(9
    3)と、低圧側から高圧側に径方向外方側に向かって傾
    斜する第2テーパー面(94)とを有する請求項1乃至
    請求項5の何れか一記載の密閉形圧縮機。
  7. 【請求項7】ケーシング(1)内面における凸状圧接部
    (9)との対向部に、該凸状圧接部(9)を受入れる環
    状凹部(96)を形成している請求項6記載の密閉形圧
    縮機
  8. 【請求項8】凸状圧接部(9)を、圧力隔壁(7)の外
    周部における低圧側に設けている請求項1乃至請求項7
    の何れが一記載の密閉形圧縮機。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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