JPH08247040A - 給水装置 - Google Patents

給水装置

Info

Publication number
JPH08247040A
JPH08247040A JP4747995A JP4747995A JPH08247040A JP H08247040 A JPH08247040 A JP H08247040A JP 4747995 A JP4747995 A JP 4747995A JP 4747995 A JP4747995 A JP 4747995A JP H08247040 A JPH08247040 A JP H08247040A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pump
water
pressure
water supply
time
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP4747995A
Other languages
English (en)
Inventor
Tetsunori Sakatani
哲則 坂谷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kawamoto Pump Mfg Co Ltd
Original Assignee
Kawamoto Pump Mfg Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kawamoto Pump Mfg Co Ltd filed Critical Kawamoto Pump Mfg Co Ltd
Priority to JP4747995A priority Critical patent/JPH08247040A/ja
Publication of JPH08247040A publication Critical patent/JPH08247040A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Control Of Non-Positive-Displacement Pumps (AREA)
  • Details Of Reciprocating Pumps (AREA)
  • Control Of Positive-Displacement Pumps (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 ポンプ1の起動頻度を少なく抑えてポンプ1
の寿命悪化などの不具合を解消しつつ、圧力タンク7の
許容できない異常についてはそれを自動的にしかも水の
使用量の増大など一過性の外乱に影響を受けることなく
的確に捕らえて外部に知らせることができ、ひいては定
期点検作業の必要性をなるべく減らして作業負担の軽減
およびメンテナンス費用の低減が図れる給水装置を提供
する。 【構成】 圧力Pが設定値以下になるとポンプ起動し、
その後、流量Fが所定値以下になるとポンプ停止を許容
する。停止時から一定時間t2 を計時し、起動時から一
定時間t1 (<t2 )を計時する。ポンプ停止が許容さ
れて、しかも一定時間t1 ,t2 の計時が終了すると、
そこで初めてポンプ1を停止する。ポンプ1が停止して
いる時間t0 を計時し、その計時t0 が所定時間中に設
定値以下となる回数を計数し、その計数値が所定値に達
すると、異常の旨を報知する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、ポンプおよび蓄圧手
段により給水を行なう給水装置に関する。
【0002】
【従来の技術】ポンプおよび蓄圧手段により給水を行な
う給水装置の例を図6に示す。図において、1は給水用
のポンプで、複数台たとえば4台が用意されている。こ
れらポンプ1の取水口が吸込管2を介して受水槽3,3
に接続される。受水槽3,3には液体たとえば水が収容
されている。
【0003】各ポンプ1の吐出口にそれぞれ逆止弁4を
介して給水管5が接続され、その給水管5に給水管6が
接続される。給水管6の先は水の受給が必要な場所まで
延設される。
【0004】給水管5に蓄圧手段たとえば圧力タンク7
の下部が接続される。圧力タンク7は内部に柔軟性の隔
膜7aを有しており、その隔膜7aを挟む上側空間に空
気または窒素ガスなど圧縮性の気体があらかじめ充填さ
れ、下側空間には給水管5の水が収容される。すなわ
ち、圧力タンク7は、ポンプ1の運転による給水圧力を
受けて水を収容し、その給水圧力がなくなると収容水を
充填気体の圧力にて給水管5へ送出する機能を有する。
【0005】また、給水管5に圧力検出部8が接続さ
れ、給水管6に流量検出部9が設けられる。圧力検出部
8は、給水管5内の水の圧力が設定値以下になると作動
する。
【0006】流量検出部9は、給水管6内を流れる水の
流量が所定値以下になると作動する。所定値は、ポンプ
台数に対応して複数段用意されている。この給水装置の
作用を説明する。
【0007】受給側で水が使用されて給水管5内の水の
圧力が設定値以下になると、ポンプ1が起動される。こ
の場合、圧力の低下に伴い、ポンプ1の運転台数が1
台、2台、3台、4台と順次に増やされる。
【0008】ポンプ1が起動されると、受水槽3内の水
が吸い込まれてそれが給水管5に吐出され、給水管6を
通って受給側に供給される。同時に、ポンプ1の給水圧
力により、給水管5を流れる水の一部が圧力タンク7内
の気体を圧縮しながら同圧力タンク7に収容される。
【0009】受給側の水の使用量が減り、給水管6内の
水の流量が所定値以下になると、ポンプ1が停止され
る。この場合、ポンプ1の運転台数が複数台であったな
ら、流量の減少に伴い、ポンプ1の運転台数が4台、3
台、2台、1台と順次に減らされていく。
【0010】ポンプ1が停止(運転台数が零)して給水
圧力がなくなると、圧力タンク7に収容されている水が
同圧力タンク7内の気体の圧力を受けて給水管5,6へ
送出される。この送出により、ポンプ1を運転すること
なく受給側への給水を続けることができる。
【0011】水の使用が続いて圧力タンク7内の水が少
なくなると、給水管5内の水の圧力が再び設定値以下と
なり、ポンプ1が再起動される。こうして、ポンプ1の
起動と停止が交互に繰り返されながら、また圧力タンク
7による水の収容と送出が交互に繰り返されながら、給
水が行なわれる。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】圧力タンク7に充填さ
れている気体は、隔膜7aによって隔離されてはいるも
のの、時間経過に伴い、隔膜7aの分子的な微小孔を通
して収容水に溶け込み、減少する傾向がある。
【0013】圧力タンク7の気体量が減少すると、圧力
タンク7の蓄水容量が減少し、圧力タンク7による送出
分が少なくなる。この影響でポンプ1の起動頻度が増大
し、ポンプ1の寿命が短くなる。また、これを防止する
ためにポンプ1の起動後一定時間は停止しないようにす
ると、ポンプ1の総運転期間が長くなって消費電力が増
大してしまう。
【0014】隔膜7aが破損した場合には、ポンプ1が
停止してその直後に再起動するなどの不具合が生じる。
そこで、従来、定期的に圧力タンク7を取り外して気体
の充填圧力を点検する作業が必須となっている。しかし
ながら、この定期点検作業は作業員の負担になり、メン
テナンス費用の上昇にもつながる。
【0015】本発明の給水装置は上記の事情を考慮した
もので、蓄圧手段の圧力が減少した場合でもポンプの起
動頻度を少なく抑えてポンプの寿命悪化などの不具合を
解消しつつ、蓄圧手段の許容できない異常についてはそ
れを自動的にしかも水の使用量の増大など一過性の外乱
に影響を受けることなく的確に捕らえて外部に知らせる
ことができ、ひいては定期点検作業の必要性をなるべく
減らして作業負担の軽減およびメンテナンス費用の低減
が図れ、十分な信頼性を確保できることを目的とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】本発明の給水装置は、給
水用のポンプと、このポンプから吐出される水を所定の
場所へ送るための給水管と、この給水管に接続され、上
記ポンプの運転による給水圧力を受けて水を収容し、そ
の給水圧力がなくなると収容水をあらかじめ充填されて
いる気体の圧力にて給水管へ送出する蓄圧手段と、上記
給水管内の水の圧力を検出する圧力検出手段と、上記圧
力検出手段の検出結果に応じて上記ポンプを起動し、そ
の後、同圧力検出手段の検出結果に応じてポンプ停止を
許容する制御手段と、上記ポンプの停止時から一定時間
2 を計時する計時手段と、上記ポンプの起動時から一
定時間t1 (<t2 )を計時する計時手段と、上記制御
手段がポンプ停止を許容し、かつ上記各計時手段の計時
2 ,t1 が共に終了したとき、上記ポンプを停止する
制御手段と、上記ポンプが停止している時間t0 を計時
する計時手段と、この計時手段の計時t0 が所定時間中
に設定値以下となる回数を計数する計数手段と、この計
数手段の計数値が所定値に達すると、異常の旨を報知す
る報知手段とを備える。
【0017】
【作用】本発明の給水装置では、給水管内の水の圧力の
変化に応じてポンプが起動され、水が給水管に吐出され
る。このとき、給水管を流れる水の一部が圧力タンクに
収容される。水の使用が減って給水管内の水の圧力が変
化すると、ポンプ停止が許容される。一方、ポンプの停
止時から一定時間t2 が計時されるとともに、ポンプの
起動時から一定時間t1 (<t2 )が計時される。ポン
プ停止が許容されて、しかも一定時間t1 ,t2 の計時
が共に終了すると、そこで初めてポンプが停止される。
すなわち、ポンプが停止された後、ポンプが起動されて
次に停止されるまでの1サイクルの時間として、最低で
も時間t2 が確保される。ポンプが停止すると、圧力タ
ンクに収容されている水が同圧力タンク内の気体の圧力
により給水管に送出される。また、ポンプが停止してい
る時間t0 が計時され、その計時t0 が所定時間中に設
定値以下となる回数が計数される。この計数値が所定値
に達すると、異常の旨が報知される。
【0018】
【実施例】以下、この発明の一実施例について図面を参
照して説明する。まず、ポンプおよびその周辺部の配管
構成については図6と同じである。図1に示すように、
三相交流電源10の単相ラインに制御部11が接続され
る。この制御部11に、上記圧力検出部8、上記流量検
出部9、複数の電磁接触器12、タイマ13,14,1
5,16、カウンタ17、運転操作部18、および表示
部19が接続される。
【0019】タイマ13は、所定時間たとえば1時間を
計時するための1時間タイマである。タイマ14は、ポ
ンプ1が停止している時間t0 を計時するための停止時
間タイマである。タイマ15は、一定時間t1 たとえば
10秒を計時するための10秒タイマである。タイマ16
は、一定時間t2 (>t1 )たとえば30秒を計時するた
めの30秒タイマである。
【0020】運転操作部18は、運転の開始および停止
など、運転条件を入力するためのものである。表示部1
9は、運転状況や異常に関する種々の情報を表示する。
制御部11は、主要な機能手段として、次の[1]ない
し[8]を有する。
【0021】[1]圧力検出部8または流量検出部9の
検出結果に応じてポンプ1を起動し、その後、圧力検出
部8または流量検出部9の検出結果に応じてポンプ停止
を許容する制御手段。たとえば、圧力検出部8の検出圧
力Pが設定値以下になるとポンプ1を起動し、その後、
流量検出部9の検出流量Fが所定値以下になるとポンプ
停止を許容する。ポンプ1の起動および停止を圧力検出
部8の検出圧力Pのみに応じて制御することも可能であ
る。
【0022】[2]電源投入時、タイマ13を繰り返し
作動させる制御手段。 [3]ポンプ1が停止(運転台数が零)したとき、タイ
マ16に作動開始指令を与えて一定時間t2 (=30秒)
を計時する計時手段。
【0023】[4]ポンプ1が起動したとき、タイマ1
5に作動開始指令を与えて一定時間t1 (=10秒)を計
時する計時手段。 [5]ポンプ停止が許容された状態でタイマ16,15
の計時t2 ,t1 が共に終了したとき、ポンプ1を停止
する制御手段。
【0024】[6]ポンプ1が停止(運転台数が零)し
ている時間t0 を停止時間タイマ14により計時する計
時手段。 [7]タイマ13の計時に基づく所定時間(=1時間)
中に、停止時間タイマ14の計時t0 が設定値(たとえ
ば 5秒)以下となる回数をカウンタ18により計数する
計数手段。
【0025】[8]カウンタ18の計数値が所定値に達
すると、異常の旨を表示部19により報知する報知手
段。 一方、三相交流電源10に上記各電磁接触器12の接点
12aを介して各ポンプ1のモータ1Mがそれぞれ接続
される。
【0026】つぎに、上記の構成の作用を図2のフロー
チャートを参照して説明する。まず、電源投入と同時に
1時間タイマ13が作動される。受給側で水が使用され
て給水管5内の水の圧力(圧力検出部8の検知圧力)P
が設定値以下になると、電磁接触器12が付勢されて接
点12aが閉成し、ポンプ1が起動される。
【0027】ポンプ1が起動されると、受水槽3内の水
が吸い込まれて給水管5に吐出され、給水管6を通って
受給側に供給される。同時に、給水圧力により、給水管
5を流れる水の一部が圧力タンク7内の気体を圧縮しな
がら同圧力タンク7に収容される。給水管5内の水の圧
力Pは設定値以上に復帰する。
【0028】この場合、再び圧力Pが設定値以下になる
と、その低下毎に各電磁接触器12が順次に付勢され、
ポンプ1の運転台数が1台、2台、3台、4台と順次に
増やされる。
【0029】また、ポンプ1の起動と同時に10秒タイマ
15が作動される。受給側の水の使用量が減り、給水管
6内の水の流量(流量検出部9の検出流量)Fが所定値
以下になると(圧力Pはすでに設定値以上に復帰してい
る)、ポンプ停止が許容される。
【0030】ポンプ停止が許容されて、しかも前回のポ
ンプ停止時から作動している30秒タイマ16がタイムア
ップし、かつ10秒タイマ15がタイムアップすると、電
磁接触器12が消勢されて接点12aが開放し、ポンプ
1が停止される。この場合、ポンプ1の運転台数が複数
台であったなら、流量Fの減少に伴い各電磁接触器12
が順次に消勢され、ポンプ1の運転台数が順次に減らさ
れていく。
【0031】ポンプ1が停止(運転台数が零)して給水
圧力がなくなると、圧力タンク7に収容されている水が
同圧力タンク7の気体の圧力を受けて給水管5へ送出さ
れる。この送出により、ポンプ1を運転することなく受
給側への給水を続けることができる。この場合、ポンプ
1の運転を要しないので、省エネルギー効果が得られ
る。
【0032】また、ポンプ1の停止(運転台数が零)と
同時に30秒タイマ16および停止時間タイマ14がそれ
ぞれ作動される。停止時間タイマ14は、ポンプ1が停
止している時間t0 を計時することになる。
【0033】水の使用が続いて圧力タンク7内の水量が
少なくなると、給水管5内の水の圧力Pが再び設定値以
下となり、ポンプ1が再起動される。こうして、ポンプ
1の起動と停止が交互に繰り返されながら、また圧力タ
ンク7による水の収容と送出が交互に繰り返されなが
ら、給水が行なわれる。
【0034】ところで、圧力タンク7に充填されている
気体は、隔膜7aによって隔離されてはいるものの、時
間経過に伴い、隔膜7aの分子的な微小孔を通して収容
水に溶け込み、減少する傾向がある。
【0035】圧力タンク7の気体量が減少すると、圧力
タンク7の蓄水容量が減少し、圧力タンク7による送出
分が少なくなる。この影響でポンプ1の起動頻度が増大
し、ポンプ1の寿命が短くなる心配がある。また、ポン
プ1の総運転期間が長くなって消費電力が増大する心配
もある。
【0036】ただし、上記したように、ポンプ1の停止
時から30秒を計時し、かつポンプ1の起動時から10秒を
計時し、ポンプ停止が許容された状態で両計時が共に終
了したところでポンプ1を停止するようにしているの
で、ポンプ1が停止および起動を経て次の停止に至るま
での1サイクルの時間として、最低でも30秒が確保され
る。つまり、少なくとも30秒の時間が経過しなければ、
ポンプ1が停止されないことになる。
【0037】この様子を図3および図4に示している。
図3の例では、1サイクルの時間として30秒が確保され
ている。図4の例では、1サイクルの時間として35秒が
確保されている。
【0038】したがって、たとえ圧力タンク7の圧力が
減少しても、ポンプ1の起動頻度を少なく抑えることが
でき、よってポンプ1の寿命に対する悪影響は回避され
る。ただし、ポンプ1の総運転期間が延長されるため、
消費電力が増大することになる。
【0039】一方、隔膜7aが破損した場合には、ポン
プ1が停止してその直後に再起動するなどの不具合が生
じる。そこで、ポンプ1の起動と同時に停止時間タイマ
14が停止され、そのときの停止時間タイマ14の計時
0 と設定値たとえば 5秒とが比較される。計時t0
5秒より長ければ、正常であるとの判定の下に運転が継
続される。
【0040】図5に示すように、計時t0 が 5秒以下の
場合、カウンタ18の計数値Nが“1”だけ減算され
る。そして、カウンタ18の計数値Nが零かどうか判定
される。
【0041】1時間タイマ13がカウントアップする
と、カウンタ18がリセットされ、計数値Nが初期値の
たとえば“60”にセットされる。そして、1時間タイマ
13の作動が再開される。
【0042】カウンタ18がリセットされないまま計数
値Nが零になると、すなわち計時t0 が 5秒以下となる
回数が1時間のうちに60回続くと、異常の旨が表示部1
9で表示される。ここで、60回は、1時間のうちで発生
し得る最大起動回数(=120回)の50% の値である。
【0043】保守員は、表示部19の表示を見ることに
より、圧力タンク7に許容できない異常が生じているこ
とを自動的にしかも的確に察知することができ、必要な
処置を行なうことができる。
【0044】とくに、計時t0 が 5秒以下となった時点
で直ちに異常と判定せず、計時t0が 5秒以下となる頻
度から異常を判定するようにしているので、圧力タンク
7の異常を水の使用量の増大など一過性の外乱に影響を
受けることなく的確に捕らえることができ、よって十分
な信頼性が確保できる。
【0045】これに伴い、定期的に圧力タンク7を取り
外して気体の充填圧力を点検するなどの定期点検作業の
必要性が減少し、作業負担の軽減およびメンテナンス費
用の低減が図れる。
【0046】なお、上記実施例では、ポンプ1の台数が
4台の場合を例に説明したが、ポンプ1の台数に限定は
ない。その他、この発明は上記実施例に限定されるもの
ではなく、要旨を変えない範囲で種々変形実施可能であ
る。
【0047】
【発明の効果】以上述べたように、本発明の給水装置
は、給水用のポンプと、このポンプから吐出される水を
所定の場所へ送るための給水管と、この給水管に接続さ
れ、上記ポンプの運転による給水圧力を受けて水を収容
し、その給水圧力がなくなると収容水をあらかじめ充填
されている気体の圧力にて給水管へ送出する蓄圧手段
と、上記給水管内の水の圧力を検出する圧力検出手段
と、上記圧力検出手段の検出結果に応じて上記ポンプを
起動し、その後、同圧力検出手段の検出結果に応じてポ
ンプ停止を許容する制御手段と、上記ポンプの停止時か
ら一定時間t2 を計時する計時手段と、上記ポンプの起
動時から一定時間t1 (<t2 )を計時する計時手段
と、上記制御手段がポンプ停止を許容し、かつ上記各計
時手段の計時t2 ,t1 が共に終了したとき、上記ポン
プを停止する制御手段と、ポンプが停止している時間t
0 を計時する計時手段と、この計時手段の計時t0 が所
定時間中に設定値以下となる回数を計数する計数手段
と、この計数手段の計数値が所定値に達すると、異常の
旨を報知する報知手段とを備えたので、蓄圧手段の圧力
が減少した場合でもポンプの起動頻度を少なく抑えてポ
ンプの寿命悪化などの不具合を解消しつつ、蓄圧手段の
許容できない異常についてはそれを自動的にしかも水の
使用量の増大など一過性の外乱に影響を受けることなく
的確に捕らえて外部に知らせることができ、ひいては定
期点検作業の必要性をなるべく減らして作業負担の軽減
およびメンテナンス費用の低減が図れ、十分な信頼性を
確保できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例の制御回路のブロック図。
【図2】同実施例の作用を説明するためのフローチャー
ト。
【図3】同実施例の作用を説明するためのタイムチャー
ト。
【図4】同実施例の作用を説明するためのタイムチャー
ト。
【図5】同実施例の作用を説明するためのタイムチャー
ト。
【図6】同実施例および従来装置の配管構成図。
【符号の説明】
1…ポンプ、3…受水槽、5,6…給水管、7…圧力タ
ンク、7a…隔膜、8…圧力検出部、9…流量検出部、
11…制御部、12…電磁接触器、13…1時間タイ
マ、14…停止時間タイマ、15…10秒タイマ、16…
30秒タイマ、17…カウンタ、18…運転操作部、19
…表示部。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 給水用のポンプと、 このポンプから吐出される水を所定の場所へ送るための
    給水管と、 この給水管に接続され、前記ポンプの運転による給水圧
    力を受けて水を収容し、その給水圧力がなくなると収容
    水をあらかじめ充填されている気体の圧力にて給水管へ
    送出する蓄圧手段と、 前記給水管内の水の圧力を検出する圧力検出手段と、 前記圧力検出手段の検出結果に応じて前記ポンプを起動
    し、その後、同圧力検出手段の検出結果に応じてポンプ
    停止を許容する制御手段と、 前記ポンプの停止時から一定時間t2 を計時する計時手
    段と、 前記ポンプの起動時から一定時間t1 (<t2 )を計時
    する計時手段と、 前記制御手段がポンプ停止を許容し、かつ前記各計時手
    段の計時t2 ,t1 が共に終了したとき、前記ポンプを
    停止する制御手段と、 前記ポンプが停止している時間t0 を計時する計時手段
    と、 この計時手段の計時t0 が所定時間中に設定値以下とな
    る回数を計数する計数手段と、 この計数手段の計数値が所定値に達すると、異常の旨を
    報知する報知手段と、 を具備したことを特徴とする給水装置。
JP4747995A 1995-03-07 1995-03-07 給水装置 Pending JPH08247040A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4747995A JPH08247040A (ja) 1995-03-07 1995-03-07 給水装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4747995A JPH08247040A (ja) 1995-03-07 1995-03-07 給水装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH08247040A true JPH08247040A (ja) 1996-09-24

Family

ID=12776281

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4747995A Pending JPH08247040A (ja) 1995-03-07 1995-03-07 給水装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH08247040A (ja)

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2000043843A1 (en) * 1999-01-20 2000-07-27 Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha Feedback control method and device
JP2010156197A (ja) * 2004-12-03 2010-07-15 Ebara Corp 圧力タンクの異常検知方法および給水装置
JP2011137305A (ja) * 2009-12-28 2011-07-14 Ebara Corp 増圧給水システム
JP2012188921A (ja) * 2010-02-19 2012-10-04 Ebara Corp 圧力タンクの異常検知方法および給水装置
CN103671065A (zh) * 2013-12-10 2014-03-26 苏州欧赛电器有限公司 一种用于蒸汽清洁器电磁泵的流量和工作压力检测装置
KR101511710B1 (ko) * 2015-02-11 2015-04-13 화랑시스템(주) 부스터 펌프 시스템 및 부스터 펌프의 제어방법
JP2015222062A (ja) * 2014-05-23 2015-12-10 川本電産株式会社 給液装置
KR20230011564A (ko) * 2021-07-14 2023-01-25 (주) 인정테크 인버터 부스터 펌프 시스템의 슬립모드 제어방법

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2000043843A1 (en) * 1999-01-20 2000-07-27 Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha Feedback control method and device
JP2010156197A (ja) * 2004-12-03 2010-07-15 Ebara Corp 圧力タンクの異常検知方法および給水装置
JP2011137305A (ja) * 2009-12-28 2011-07-14 Ebara Corp 増圧給水システム
JP2012188921A (ja) * 2010-02-19 2012-10-04 Ebara Corp 圧力タンクの異常検知方法および給水装置
CN103671065A (zh) * 2013-12-10 2014-03-26 苏州欧赛电器有限公司 一种用于蒸汽清洁器电磁泵的流量和工作压力检测装置
CN103671065B (zh) * 2013-12-10 2015-10-21 苏州欧赛电器有限公司 一种用于蒸汽清洁器电磁泵的流量和工作压力检测装置
JP2015222062A (ja) * 2014-05-23 2015-12-10 川本電産株式会社 給液装置
KR101511710B1 (ko) * 2015-02-11 2015-04-13 화랑시스템(주) 부스터 펌프 시스템 및 부스터 펌프의 제어방법
KR20230011564A (ko) * 2021-07-14 2023-01-25 (주) 인정테크 인버터 부스터 펌프 시스템의 슬립모드 제어방법

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6625519B2 (en) Pump controller for submersible turbine pumps
JP6071488B2 (ja) 給水装置および給水方法
JPH08247040A (ja) 給水装置
JP5396503B2 (ja) 圧力タンクの異常検知方法および給水装置
JP5189608B2 (ja) 圧力タンクの異常検知方法および給水装置
JPH04194385A (ja) 故障診断装置を備えた給水装置の故障診断方法
JPH07279854A (ja) 給水装置
JP4804747B2 (ja) ポンプの始動頻度異常を検知する給水装置の運転方法および給水装置
US6712956B2 (en) Apparatus for monitoring discharge of photoresist
KR20020054698A (ko) 웨이퍼 코팅용 약액 공급감시방법 및 공급감시용유량계측장치
US6595390B1 (en) Method and apparatus for dispensing fluid doses
JP2012149668A (ja) 潤滑油供給排出装置
JP3625943B2 (ja) 給水装置の制御方法及び制御装置
JP3518182B2 (ja) 給油装置
JP3463472B2 (ja) 給油装置
JPH10339249A (ja) 非常用ディーゼル発電設備及びその警報発生方法
JPH0868384A (ja) 給水装置
JPH10141163A (ja) 燃料の供給システムにおける異常検出装置
CN212109085U (zh) 中央空调补水系统及中央空调系统
JPS5877185A (ja) 圧縮機の台数制御装置
JPH0925880A (ja) 液体供給システムのポンプ劣化監視装置
JPH0732902B2 (ja) 薬注装置の監視装置
JP3013762B2 (ja) 燃料供給装置
CN114689308A (zh) 止回阀故障检测装置及止回阀故障检测方法
JPH07229176A (ja) 給水制御装置