JPH08247001A - 内燃機関に用いられる燃料噴射弁 - Google Patents

内燃機関に用いられる燃料噴射弁

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JPH08247001A
JPH08247001A JP8041337A JP4133796A JPH08247001A JP H08247001 A JPH08247001 A JP H08247001A JP 8041337 A JP8041337 A JP 8041337A JP 4133796 A JP4133796 A JP 4133796A JP H08247001 A JPH08247001 A JP H08247001A
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JP
Japan
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valve
injection passage
wall
injection
valve seat
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JP8041337A
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English (en)
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Erguen Filiz
フィリツ エルグエン
Friedrich Boecking
ベッキング フリードリッヒ
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Robert Bosch GmbH
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    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02MSUPPLYING COMBUSTION ENGINES IN GENERAL WITH COMBUSTIBLE MIXTURES OR CONSTITUENTS THEREOF
    • F02M61/00Fuel-injectors not provided for in groups F02M39/00 - F02M57/00 or F02M67/00
    • F02M61/16Details not provided for in, or of interest apart from, the apparatus of groups F02M61/02 - F02M61/14
    • F02M61/18Injection nozzles, e.g. having valve seats; Details of valve member seated ends, not otherwise provided for
    • F02M61/1806Injection nozzles, e.g. having valve seats; Details of valve member seated ends, not otherwise provided for characterised by the arrangement of discharge orifices, e.g. orientation or size
    • F02M61/1846Dimensional characteristics of discharge orifices

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Fuel-Injection Apparatus (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 均一な燃料噴流を形成すると同時に、遠ざけ
られた燃焼室範囲にも到達する十分な長さの噴流を形成
する。 【構成】 噴射通路23の燃料入口側の端部が、内壁に
対して丸みを有していて、該丸みの上側の、圧力室15
に近い方の入口範囲が大きな半径RAを有しており、下
側の、圧力室15から遠い方の入口範囲が比較的小さな
半径RBを有しており、前記丸みが、接線方向で内壁か
ら出発して、接線方向で噴射通路23の壁に移行してお
り、上側の入口範囲に位置する丸みの半径RAが噴射通
路23の直径Dの0.75〜1.5倍であり、下側の入
口範囲に位置する丸みの半径RBが噴射通路23の直径
Dの0.2〜1.0倍である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、内燃機関に用いら
れる燃料噴射弁であって、弁ボディに設けられた孔内に
軸方向で移動可能に案内された弁部材が設けられてい
て、該弁部材の燃焼室側の端部が、円錐状の弁シール面
を有しており、該弁シール面で前記弁部材が、前記孔の
燃焼室側の端部に設けられた円錐状の弁座面と協働する
ようになっており、該弁座面に燃焼室側で盲孔が続いて
おり、弁部材軸部と前記孔の壁との間に、前記弁座面に
通じた圧力室が設けられており、さらに燃料噴射弁の、
前記弁座面の下流側に位置する内壁から導出された少な
くとも1つの噴射通路が設けられており、該噴射通路
の、前記圧力室に対するハイドロリック接続が前記弁部
材によって閉鎖可能であり、前記噴射通路の燃料入口側
の端部が、内壁に対して丸みを有していて、該丸みの上
側の、前記圧力室に近い方の入口範囲が大きな半径を有
しており、下側の、前記圧力室から遠い方の入口範囲が
比較的小さな半径を有している形式のものに関する。
【0002】
【従来の技術】このような形式の燃料噴射弁は欧州特許
第0370659号明細書に基づき公知である。この公
知の燃料噴射弁では、弁ボディに設けられた孔内にピス
トン状の弁部材が軸方向で移動可能に案内されている。
この孔は燃焼室側で、円錐状の範囲を介して盲孔に移行
している。弁部材の下端部、つまり燃料を供給されるべ
き内燃機関の燃焼室に近い方の端部は、円錐状のシール
面を有している。このシール面で弁部材は前記孔の円錐
状の範囲に設けられた円錐状の弁座と協働するようにな
っている。前記盲孔または弁ボディに設けられた孔の円
錐状の範囲からは、弁座の下流側で噴射弁構造に応じて
少なくとも1つの噴射通路が導出されている。弁部材の
軸部と前記孔の壁との間には、圧力室が設けられてお
り、この圧力室は弁部材と前記孔との間の環状ギャップ
によって形成された圧力通路を介して弁座面に接続され
ている。弁部材はさらに、公知の形式で圧力室の範囲に
設けられた受圧肩部を有している。この受圧肩部には、
圧力管路を介して圧力室に流入する燃料高圧が作用し
て、戻しばねのばね力に抗して弁部材を弁座から持ち上
げる。
【0003】噴射噴流を成形するためには、公知の燃料
噴射弁に設けられた噴射通路の内端部がホッパ状に形成
されており、この場合、盲孔もしくは円錐状の範囲と噴
射通路との間の移行部は規定された半径を描いて丸めら
れる。噴射通路の長手方向軸線の断面図で見て前記半径
は、接線方向で噴射通路内部の燃料噴流狭隘部に移行す
るように設定されている。この場合に、噴射通路の丸く
面取りされた部分と円筒状の部分との間、さらに丸く面
取りされた部分と盲孔の壁もしくは円錐状の範囲の壁と
の間には、縁部が残る。このことはさらに噴流狭隘を助
成し、噴射通路を通る通流度を減少させ、しかも流出す
る燃料噴流のコンパクト性を不都合に低下させる。
【0004】さらに、上記公知の噴射開口の形状には次
のような欠点がある。すなわち、この公知の噴射開口の
形状は、遠ざけられた燃焼室範囲にも確実に到達するた
めに燃焼室内に十分な距離で流入する噴射噴流を成形す
るためには不適当である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、冒頭
で述べた形式の燃料噴射弁を改良して、均一な燃料噴流
が形成されると同時に、遠ざけられた燃焼室範囲にも到
達する十分な長さの噴流が形成されるような燃料噴射弁
を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
に本発明の構成では、前記丸みが、接線方向で内壁から
出発して、接線方向で噴射通路の壁に移行しており、上
側の入口範囲に位置する丸みの半径が噴射通路の直径の
0.75〜1.5倍であり、下側の入口範囲に位置する
丸みの半径が噴射通路の直径の0.2〜1.0倍である
ようにした。
【0007】
【発明の効果】本発明による燃料噴射弁は従来のものに
比べて次のような利点を有している。すなわち、噴射通
路の入口範囲が縁部なしに丸く面取りされていることに
基づき、渦流形成を回避することができるので、均一な
噴射噴流を形成することができる。さらに、小さな噴射
孔直径を維持したままで入口範囲を丸く面取りすること
に基づき、噴射したい燃料の、燃料噴射ポンプから出発
した強力な噴流脈動は、角張った縁部における噴流の鋭
い変向または渦流形成によって損なわれないので、公知
の手段に比べて長い噴射噴流束が形成される。このよう
な噴射噴流束は、燃料を供給されるべき内燃機関の燃焼
室への噴流の流入深さの増大を可能にする。こうして、
その構造に基づき噴射個所に対して大きな距離を有する
燃焼室範囲にも、燃料を確実に到達させることができ
る。このことは燃焼経過の品質を著しく改善する。さら
に、同じ噴射孔横断面において通流量を増大させて、通
流する燃料の流れを均一に形成することができる。この
ことは噴射噴流に対してやはり好都合に作用する。なぜ
ならば、渦流形成による損失を回避することができるか
らである。さらに、噴射孔入口の縁部が大きく丸められ
ていることにより、ノッチ効果も減じられる。このこと
は、円頂部範囲、盲孔範囲および噴射孔範囲における耐
高圧性を2000バールよりも上にまで増大させる。丸
み付けは、たとえば機械的、ハイドロリック的または電
気化学的に行なうことができる。この場合、この加工は
付加的に円頂部強度の増大を生ぜしめる。なぜならば、
これによって硬質部分におけるエッジ酸化が除去される
からである。
【0008】上側の入口範囲における半径が噴射孔直径
の0.75〜1.5倍であり、下側の入口範囲における
半径が噴射孔直径の0.2〜1.0倍であると、特に好
都合な噴射噴流形状が得られる。
【0009】上で説明した噴射噴流成形は、噴射通路の
長さを規定する、噴射通路の範囲に位置する弁ボディの
壁厚さが0.6〜1.4mmであると、一層改善され
る。できるだけ長い噴射噴流を有利に成形するための前
記手段は、盲孔ノズル構造の燃料噴射弁においても、座
孔ノズル構造の燃料噴射弁においても可能となる。この
場合、盲孔式ノズルでは噴射通路の軸線が、盲孔の壁に
対する垂直線から弁部材の方向で傾倒されていると有利
である。
【0010】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態を図
面につき詳しく説明する。
【0011】図1に、本発明にとって重要な構成部分だ
けを示した、内燃機関に用いられる燃料噴射弁は、円筒
状の弁ボディ1を有している。この弁ボディ1は、その
直径の減径された端部で、内燃機関(図示しない)の燃
焼室に突入している。。弁ボディ1には、軸方向の孔3
が配置されている。この孔3は燃焼室側で、円錐状の範
囲を介して、弁ボディ1に設けられた盲孔21に移行す
る。この孔3には、ピストン状の弁部材5が軸方向で移
動可能に案内されている。この弁部材5の下側の、燃焼
室側の端部は円錐状の弁シール面7を有している。この
弁シール面7で弁部材5は、弁ボディ1に設けられた、
円錐状の範囲の一部に形成された円錐状の弁座面9と協
働する。弁部材5の軸部は、受圧肩部11を形成する横
断面拡張部を有している。この横断面拡張部には、弁シ
ール面7とは反対の方向で、直径の増径された弁部材部
分が続いている。この弁部材部分は孔3の壁に密に案内
されている。弁部材軸部の直径の小さな部分は、受圧肩
部11を起点として弁シール面7にまで延びており、こ
の場合、孔3の壁と弁部材5との間には、圧力通路13
を形成する環状ギャップが残っている。この圧力通路1
3は、孔3の横断面拡張によって受圧肩部11の範囲に
形成された圧力室15を起点として、弁座面9にまで延
びており、この場合、圧力室15には、燃料高圧ポンプ
(図示しない)に接続可能な圧力管路17が開口してい
る。
【0012】燃料噴射弁に閉鎖力を加えるためには、さ
らに戻しばね19が設けられている。この戻しばね19
は弁部材5の、燃焼室とは反対の側の端部に作用して、
こうしてこの弁部材5の弁シール面7を弁座面9に押圧
保持する。
【0013】図1および図2に示した第1実施例では、
燃料噴射弁が盲孔式ノズルとして形成されている。この
ためには、孔3の閉じられた端部が盲孔21を形成して
いる。この盲孔21は弁座面9に燃焼室側で続いてい
る。この盲孔21の燃焼室側の端部はドーム形に形成さ
れていると有利である。盲孔21の円セグメント形の内
壁部分からは、少なくとも1つの噴射通路23が導出さ
れて、燃料を供給されるべき内燃機関の燃焼室に開口し
ている。この噴射通路23の軸線は弁部材5の方向で、
盲孔21の内壁面に対する垂直線から傾倒されているの
で、噴射通路23の、図示の縦断面図で見て上側に位置
する、弁座面9寄りの範囲の壁は、下側に位置する、弁
座面9から遠い方の範囲の壁よりも、盲孔21の内壁に
対して小さな角度を有している。噴射通路23の範囲に
おける弁ボディ1の、噴射通路23の軸方向長さをほぼ
規定する壁厚さは、0.6〜1.4mmである。
【0014】噴射噴流成形を改善しかつできるだけ均一
な噴流経過を得るためには、盲孔21の内壁から導出さ
れた、噴射通路23の入口範囲が丸く面取りされてい
る。この場合、弁座面9に近い入口範囲の丸みの半径R
Aは、弁座面9から遠い入口範囲の半径RBよりも大き
く形成されている。
【0015】上側の半径RAは、噴射通路23の直径D
の0.75〜1.5倍であり、下側の半径RBは0.2
〜1.0倍である。このような、盲孔21の内壁にも、
噴射通路23の壁にも接する半径に基づき、高い圧力下
にある燃料が噴射通路23に最適に流入することが可能
となると同時に、噴流形成を損なう渦流形成が回避され
る。本発明による燃料噴射弁は次のように作動する。
【0016】燃料噴射弁の閉鎖状態において、戻しばね
19は、燃料を充填された圧力室15の標準圧に抗して
弁部材5の弁シール面7を弁座面9に接触保持する。燃
料噴射弁において燃料噴射を実施するためには、この燃
料噴射弁の圧力室15が圧力管路17を介して高い燃料
圧で負荷される。この場合、受圧肩部11に作用する押
圧力は戻しばね19のばね力を上回り、弁部材5は弁座
面9から持ち上がる。このときに、高い圧力下にある燃
料は圧力室15と圧力通路13とを介して弁座面9にま
で流入し、弁部材5が持ち上げられた状態でこの弁部材
5に沿って盲孔21に流入する。孔3に設けられた盲孔
21内で、燃料は丸く面取りされた入口を介して噴射通
路23に流入し、さらに噴射目的のために、燃料が供給
されるべき内燃機関の燃焼室に流入する。このときに、
半径RA、RBを備えた入口範囲は噴射通路23内で、
均一でかつ方向付けられた噴射噴流を生ぜしめる。噴射
量の大部分もしくは最大流速を有する部分は、上側の、
つまり弁座面9に近い方の丸みを介して流れるので、こ
の丸みの半径RAは下側の半径RBよりも大きく形成さ
れている。
【0017】噴射の終了時には、圧力室15の高圧が減
圧された状態で弁部材5が、公知の形式で戻しばね19
によって弁座9にまで戻される。
【0018】図3に示した第2実施例は、燃料噴射弁の
形式の点でのみ第1実施例と異なっている。すなわち第
2実施例では、噴射弁がいわゆる座孔式ノズルとして形
成されている。
【0019】このためには、孔3の燃焼室側の閉じられ
た端部(盲孔21)が中空円錐状に形成されており、こ
の場合、円錐側縁は弁座面9を形成している。この弁座
面9には、弁部材5の円錐状の弁シール面7が密に接触
する。噴射通路23は弁座面9から導出されているの
で、この噴射通路23は噴射弁の閉じられた状態で、弁
部材5の弁シール面7によってカバーされ、ひいては閉
鎖されている。噴射通路23は図3で見て、盲孔21の
一部を形成する弁座面9に対して直角に配置されてい
て、図2に示した第1実施例と同様に丸く面取りされた
入口範囲を有している。この入口範囲の上側の、圧力通
路13に近い方の丸みは半径RAを有しており、下側
の、圧力通路13から遠い方の丸みは半径RBを有して
いる。この場合、半径RAは噴射通路23の直径Dの
0.75〜1.5倍であり、半径RBは直径Dの0.2
〜1.0倍である。噴射通路23の範囲に位置する、弁
ボディ1の壁厚さは第2実施例では第1実施例の場合と
同様に、0.6〜1.4mmである。
【0020】したがって、燃料噴射弁の噴射通路23の
本発明による構成を用いると、公知の燃料噴射弁に比べ
て、方向付けられた噴射噴流を形成することが可能とな
り、この噴射噴流は噴射通路への流入時に渦流を全く付
与されないか、もしくはほとんど付与されない。丸く面
取りされた入口範囲は有効噴射孔長さを減少させない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例による燃料噴射弁の断面図
である。
【図2】図1に示した第1実施例による燃料噴射弁の一
部を拡大して示す断面図である。
【図3】本発明の第2実施例による燃料噴射弁の一部を
拡大して示す断面図である。
【符号の説明】
1 弁ボディ、 3 孔、 5 弁部材、 7 弁シー
ル面、 9 弁座面、11 受圧肩部、 13 圧力通
路、 15 圧力室、 17 圧力管路、19 戻しば
ね、 21 盲孔、 23 噴射通路、 RA,RB
半径、 D噴射通路の直径
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 フリードリッヒ ベッキング ドイツ連邦共和国 シュツットガルト マ インツァー シュトラーセ 27

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内燃機関に用いられる燃料噴射弁であっ
    て、弁ボディ(1)に設けられた孔(3)内に軸方向で
    移動可能に案内された弁部材(5)が設けられていて、
    該弁部材(5)の燃焼室側の端部が、円錐状の弁シール
    面(7)を有しており、該弁シール面(7)で前記弁部
    材(5)が、前記孔(3)の燃焼室側の端部に設けられ
    た円錐状の弁座面(9)と協働するようになっており、
    該弁座面(9)に燃焼室側で盲孔(21)が続いてお
    り、弁部材軸部と前記孔(3)の壁との間に、前記弁座
    面(9)に通じた圧力室(15)が設けられており、さ
    らに燃料噴射弁の、前記弁座面(9)の下流側に位置す
    る内壁から導出された少なくとも1つの噴射通路(2
    3)が設けられており、該噴射通路(23)の、前記圧
    力室(15)に対するハイドロリック接続が前記弁部材
    (5)によって閉鎖可能であり、前記噴射通路(23)
    の燃料入口側の端部が、内壁に対して丸みを有してい
    て、該丸みの上側の、前記圧力室(15)に近い方の入
    口範囲が大きな半径(RA)を有しており、下側の、前
    記圧力室(15)から遠い方の入口範囲が比較的小さな
    半径(RB)を有している形式のものにおいて、前記丸
    みが、接線方向で内壁から出発して、接線方向で噴射通
    路(23)の壁に移行しており、上側の入口範囲に位置
    する丸みの半径(RA)が噴射通路(23)の直径
    (D)の0.75〜1.5倍であり、下側の入口範囲に
    位置する丸みの半径(RB)が噴射通路(23)の直径
    (D)の0.2〜1.0倍であることを特徴とする、内
    燃機関に用いられる燃料噴射弁。
  2. 【請求項2】 噴射通路(23)の範囲に位置する弁ボ
    ディ(1)の壁厚さが0.6〜1.4mmである、請求
    項1記載の燃料噴射弁。
  3. 【請求項3】 前記孔(3)の、燃料室側で弁座面
    (9)に続いて設けられて、盲孔(21)を制限する閉
    じられた端部が、ドーム状に形成されており、噴射通路
    (23)が、前記盲孔(21)の、弁部材(5)との重
    なり部の外側に位置する球セグメント状の内壁部分の範
    囲に配置されている、請求項1記載の燃料噴射弁。
  4. 【請求項4】 噴射通路(23)の中心軸線が、前記盲
    孔(21)の球セグメント状の内壁面に対する垂直線に
    対して所定の角度を成しており、噴射通路(23)の上
    側の、弁座面(9)に近い方の壁が、弁座面(9)から
    遠い方の下側の壁面よりも、前記盲孔(21)の壁垂直
    線に対して小さな角度を有している、請求項3記載の燃
    料噴射弁。
  5. 【請求項5】 前記孔(3)の、燃焼室側で弁座面
    (9)に続いた閉じられた端部が、中空円錐状に形成さ
    れており、噴射通路(23)が、弁座面(9)を形成す
    る円錐面部分から導出されていて、噴射通路(23)が
    弁部材(5)の弁シール面(7)によって閉鎖可能であ
    る、請求項1記載の燃料噴射弁。
  6. 【請求項6】 噴射通路(23)が弁座面(9)に対し
    て直角に配置されている、請求項5記載の燃料噴射弁。
JP8041337A 1995-03-02 1996-02-28 内燃機関に用いられる燃料噴射弁 Pending JPH08247001A (ja)

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DE19507171.9 1995-03-02
DE19507171A DE19507171C1 (de) 1995-03-02 1995-03-02 Kraftstoffeinspritzventil für Brennkraftmaschinen

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DE (1) DE19507171C1 (ja)

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