JPH08246317A - 熱可塑性樹脂の重合体フィラメントからフリース帯状体を製造する方法 - Google Patents

熱可塑性樹脂の重合体フィラメントからフリース帯状体を製造する方法

Info

Publication number
JPH08246317A
JPH08246317A JP8005946A JP594696A JPH08246317A JP H08246317 A JPH08246317 A JP H08246317A JP 8005946 A JP8005946 A JP 8005946A JP 594696 A JP594696 A JP 594696A JP H08246317 A JPH08246317 A JP H08246317A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
polymer
feature
stretching
fleece
intermediate product
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP8005946A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2635539B2 (ja
Inventor
Rolf Helmut Joest
ロルフ、ヘルムート、イェスト
Hans-Georg Dipl Ing Geus
ハンス、ゲオルク、ゲウス
Hermann Balk
ヘルマン、バルク
Bernd Kunze
ベルント、クンツェ
Herbert Schulz
ヘルベルト、シュルツ
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Reifenhaeuser GmbH and Co KG Maschinenenfabrik
Original Assignee
Reifenhaeuser GmbH and Co KG Maschinenenfabrik
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Reifenhaeuser GmbH and Co KG Maschinenenfabrik filed Critical Reifenhaeuser GmbH and Co KG Maschinenenfabrik
Publication of JPH08246317A publication Critical patent/JPH08246317A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2635539B2 publication Critical patent/JP2635539B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • DTEXTILES; PAPER
    • D04BRAIDING; LACE-MAKING; KNITTING; TRIMMINGS; NON-WOVEN FABRICS
    • D04HMAKING TEXTILE FABRICS, e.g. FROM FIBRES OR FILAMENTARY MATERIAL; FABRICS MADE BY SUCH PROCESSES OR APPARATUS, e.g. FELTS, NON-WOVEN FABRICS; COTTON-WOOL; WADDING ; NON-WOVEN FABRICS FROM STAPLE FIBRES, FILAMENTS OR YARNS, BONDED WITH AT LEAST ONE WEB-LIKE MATERIAL DURING THEIR CONSOLIDATION
    • D04H3/00Non-woven fabrics formed wholly or mainly of yarns or like filamentary material of substantial length
    • D04H3/005Synthetic yarns or filaments
    • D04H3/007Addition polymers
    • DTEXTILES; PAPER
    • D04BRAIDING; LACE-MAKING; KNITTING; TRIMMINGS; NON-WOVEN FABRICS
    • D04HMAKING TEXTILE FABRICS, e.g. FROM FIBRES OR FILAMENTARY MATERIAL; FABRICS MADE BY SUCH PROCESSES OR APPARATUS, e.g. FELTS, NON-WOVEN FABRICS; COTTON-WOOL; WADDING ; NON-WOVEN FABRICS FROM STAPLE FIBRES, FILAMENTS OR YARNS, BONDED WITH AT LEAST ONE WEB-LIKE MATERIAL DURING THEIR CONSOLIDATION
    • D04H3/00Non-woven fabrics formed wholly or mainly of yarns or like filamentary material of substantial length
    • D04H3/005Synthetic yarns or filaments
    • D04H3/009Condensation or reaction polymers
    • DTEXTILES; PAPER
    • D04BRAIDING; LACE-MAKING; KNITTING; TRIMMINGS; NON-WOVEN FABRICS
    • D04HMAKING TEXTILE FABRICS, e.g. FROM FIBRES OR FILAMENTARY MATERIAL; FABRICS MADE BY SUCH PROCESSES OR APPARATUS, e.g. FELTS, NON-WOVEN FABRICS; COTTON-WOOL; WADDING ; NON-WOVEN FABRICS FROM STAPLE FIBRES, FILAMENTS OR YARNS, BONDED WITH AT LEAST ONE WEB-LIKE MATERIAL DURING THEIR CONSOLIDATION
    • D04H3/00Non-woven fabrics formed wholly or mainly of yarns or like filamentary material of substantial length
    • D04H3/005Synthetic yarns or filaments
    • D04H3/009Condensation or reaction polymers
    • D04H3/011Polyesters
    • DTEXTILES; PAPER
    • D04BRAIDING; LACE-MAKING; KNITTING; TRIMMINGS; NON-WOVEN FABRICS
    • D04HMAKING TEXTILE FABRICS, e.g. FROM FIBRES OR FILAMENTARY MATERIAL; FABRICS MADE BY SUCH PROCESSES OR APPARATUS, e.g. FELTS, NON-WOVEN FABRICS; COTTON-WOOL; WADDING ; NON-WOVEN FABRICS FROM STAPLE FIBRES, FILAMENTS OR YARNS, BONDED WITH AT LEAST ONE WEB-LIKE MATERIAL DURING THEIR CONSOLIDATION
    • D04H3/00Non-woven fabrics formed wholly or mainly of yarns or like filamentary material of substantial length
    • D04H3/02Non-woven fabrics formed wholly or mainly of yarns or like filamentary material of substantial length characterised by the method of forming fleeces or layers, e.g. reorientation of yarns or filaments

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Textile Engineering (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Nonwoven Fabrics (AREA)
  • Treatment Of Fiber Materials (AREA)
  • Artificial Filaments (AREA)
  • Spinning Methods And Devices For Manufacturing Artificial Fibers (AREA)
  • Laminated Bodies (AREA)
  • Yarns And Mechanical Finishing Of Yarns Or Ropes (AREA)
  • Shaping By String And By Release Of Stress In Plastics And The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 熱可塑性樹脂の重合体フィラメントからフリ
ース帯状体を製造するための方法を提供することであ
る。 【解決手段】 重合体フィラメントの製造のためには、
送風空気平面噴射によってノズル孔の出口領域において
作動する溶融物吹出しヘッドが使用される。重合体流の
流量及び送風空気平面噴射、送風空気平面噴射の速度並
びに送風空気の温度は、個々の重合体フィラメントが極
めて小さなフィラメント直径及び極めて小さな結晶度を
呈するように選定される。重合体フィラメントは、連続
的に動かされるベルトスクリ−ン上に分散されてフリー
ス帯状体中間製品にされる。調整されたフリース帯状体
中間製品は、伸張温度に加熱され、100%から400
%の伸張範囲で、縦方向はもとより、横方向において
も、すなわち双軸的に伸長される。伸長されたフリース
帯状体中間製品は、伸張温度よりも高い熱硬化温度にお
いてフリース帯状体完成品へと熱硬化される。フリース
帯状体完成品においては、比較的結晶度が高い。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、二つの超分子的配
列状態、すなわち、微結晶状態領域と非結晶状態領域か
ら形成された、熱可塑性樹脂の重合体フィラメントから
フリース帯状体を製造する方法に関する。重合体フィラ
メントは、無端繊維及びモノフィラメントとも呼ばれる
長さの大きな繊維を意味する。これに対するものは重合
体繊維、すなわち比較的短い繊維であって、ステ−プル
ファイバ−とも称される。適合する重合体は、ポリアミ
ド、ポリエチレン、ポリエステル、及びポリプロピレン
であるが、これに限定されるものではない。特に適して
いるのは、ポリアミド6及びポリアミド6.6、及びポ
リエチレンテレフタレ−トである。微結晶状態領域の支
配的なパラメタ−は、微結晶群内の連鎖パック、結晶
度、微結晶配向、及び微結晶寸法である。このような重
合体の場合には、微結晶群内の連鎖パックは、重合体の
加工条件によって実際上影響を受けることはない。他方
において、結晶度及びとりわけ微結晶配向は、加工によ
って影響を与えることが出来る。微結晶構造は特に安定
しているので、鎖状分子にむらが生ずる傾向はない。フ
ィラメントの収縮は、結晶度が増大するに連れて減少す
る。微結晶割合は、微結晶配向が繊維の軸に沿って延び
ているときにのみ、強度に対して貢献する。結晶度は、
冷却速度が上昇するに連れて低下する。微結晶群内の鎖
状分子の配向度が高いと、結晶度が促進される。配向な
る概念は、この場合においては、非結晶領域内の鎖状分
子の定位はもとより、微結晶領域の定位をも意味する。
フィラメントが伸張する際は、分子及び結晶領域の配向
が定められる。配向の度合は、熱的及び機械的条件に大
きく依存している。それは一般的には容易に経験的に確
認することが出来る。配向が増加するに連れて、強度は
増大し、同時に延性及び収縮挙動が減少する。溶融物中
では、鎖状分子はいずれも定位を持っておらず、相互に
錯綜している(ITB 糸及び平面の造成、2/94、
8−9ペ−ジ参照)。
【0002】
【従来技術】熱可塑性樹脂の重合体フィラメントからフ
リース帯状体を製造する方法は、さまざまな実施形態で
公知である(米国特許第4340563号明細書、米国
特許第4405297号明細書、米国特許第38550
45号明細書、米国特許第5296289号明細書、ド
イツ特許出願公開第4014414号公報、ドイツ特許
出願公開第4014989号公報参照)。重合体フィラ
メントは、重合体溶融物としていわゆる紡糸機のノズル
孔から流出し、いわばフィラメントのより糸を形成す
る。このフィラメント糸は、冷却チャンバ−を通過し、
その中で相応のプロセス用空気の流れを受ける。その
後、フィラメント糸は、伸張導管に入り込み、その中で
空気力によって伸張が行なわれる。伸長された重合体フ
ィラメントは、フリ−ス形成のために連続的に動かされ
るベルトスクリ−ン上に分散され、ベルトスクリ−ン上
を頻繁に、いわば吸引される。ベルトスクリ−ン上に分
散された際に、重合体フィラメントの交叉箇所に、交叉
溶接箇所と称される固定的な接続が生ずる。フリース帯
状体を伸張温度に加熱して、縦方向はもとより、横方向
においても、すなわち双軸的に伸張することも公知であ
る(ドイツ特許出願公開第1900265号公報)。こ
のような双軸的な伸張が、単位面積当り重量の低下をも
たらすことは明らかである。最後に、重合体フィラメン
トが、重合体フィラメント全体に亘って縦方向及び横方
向に分散された、ミリメ−トル範囲の直径を有する点溶
接構造要素を具備し、且つ、一般に少なくとも1本のロ
−ルが加熱されたカレンダ−ロ−ルを備えたカレンダ−
装置を通して導くことも公知である(米国特許第529
6289号参照)。この重合体フィラメントの結晶度
は、それ相応にフリース帯状体中の重合体フィラメント
の物理的パラメタ−を規定し、従ってフリース帯状体そ
れ自体における物理的パラメタ−を規定する。フリース
帯状体が後に連続する熱硬化とともに双軸的な伸張に曝
されるときは、単位面積当り重量があらかじめ定められ
ている場合には強度の改善が必要になる。逆に強度があ
らかじめ定められている場合には、単位面積当り重量を
減少しなければならない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、熱可塑性樹
脂の重合体フィラメントから成るフリース帯状体の製造
の際に、フリース帯状体完成品中の強度を高め、延性及
び残留収縮を低下させる技術的課題を基礎に置く。換言
するならば、この技術的課題は、製造されるべきフリー
ス帯状体の強度が与えられている場合に、より少ない延
性及び残留収縮で、単位面積当り重量を低減することで
ある。
【0004】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するた
め、本発明の対象は、熱可塑性樹脂の重合体フィラメン
トからフリース帯状体を製造する方法にして、当該重合
体が二つの超分子的配列状態、すなわち、微結晶状態領
域と非結晶状態領域から形成されており、下記の特徴、
すなわち、1.1)重合体フィラメントの製造のため
に、合成樹脂案内コア及び重合体溶融物を重合体流の形
態で流出するための少なくとも一列のノズル孔を有し、
更にノズル孔の出口領域において吹き付け空気平面噴出
を用いて作動する、溶融物吹出しヘッドが使用され、且
つ当該溶融物吹出しヘッドが、長尺の重合体フィラメン
トが製造されるように駆動されること、1.2)個々の
重合体フィラメントが100μm以下のフィラメント直
径及び45%以下の結晶度を有するように、重合体流及
び吹き付け空気平面噴出の流量、吹き付け空気平面噴出
の速度、並びに吹き付け空気の温度が選定されること、
1.3)特徴1.2)により整えられた重合体フィラメ
ントが、連続的に動かされるベルトスクリ−ン上に分散
され、且つその際、重合体フィラメントの交叉点におい
て交叉溶接結合で自己材料で固定されてフリース帯状体
中間製品へと統合されること、1.4)特徴1.3)に
より整えられたフリース帯状体中間製品が、伸張温度に
加熱され、且つ伸張方向において100%から400%
まで、同じく縦方向はもとより横方向においても、すな
わち双軸的に伸張されること、1.5)特徴1.4)に
より伸長されたフリース帯状体中間製品が、伸張温度よ
りも高い熱硬化温度によって、フリース帯状体完成品へ
と熱硬化されること、の特徴を備え、フリース帯状体完
成品中の重合体フィラメントが平均して少なくとも50
%の結晶度を有するように、特徴1.4)による伸張、
及び特徴1.5)による熱硬化が実施される方法であ
る。
【0005】
【発明の実施の形態】結晶度は、とりわけ著しく大き
く、例えば75%又は80%にもなるはずのものであ
る。吹き付け空気平面噴出が、緊密に相並んで存在する
一連のノズル孔から個々の噴射として流出することが出
来、これが合い補って吹き付け空気平面噴出となること
は当然である。重合体フィラメントは、溶融物吹出しヘ
ッドから出た後は、主として非結晶状態にある。当該重
合体フィラメントは、伸張を示しているが、もはや定め
られた以上に結晶状態に移行させることは出来ない。特
徴1.3)の枠内では、ベルトスクリ−ンによる吸引で
作業させることも出来る。
【0006】本発明の優れた実施形態により、フリース
帯状体中間製品は、特徴1.3)と関連して、フリース
帯状体中間製品全体に亘って縦方向及び横方向に分散さ
れた、少なくとも直径が1mmの点溶接構造要素を備え
ており、且つ更にカレンダ−装置を通して導かれる。
【0007】特徴1.1)において原則的なものとして
記載された構造の溶融物吹出しヘッドは、さまざまな実
施形態で公知になっている(とりわけ、欧州特許出願公
開第0377226号公報、及びドイツ特許第4036
734号明細書参照)。溶融物吹出しヘッドは、重合体
フィラメントから、すなわち多くの用途において特にフ
リース帯状体の強度に関連するときに、重合体フィラメ
ントから成る、すなわちいわゆる無端の繊維から成るフ
リース帯状体とは匹敵し得ず、その結果として、これら
の用途のためには適していないような、短い重合体ステ
−プルファイバ−から、フリース帯状体を製造するため
に使用されるものである。本発明は、溶融物吹出しヘッ
ドにより、重合体フィラメントも製造することが出来る
という認識に基づくものである。その限りで、溶融物吹
出しヘッドの操作の際に、ノズル孔から流出する重合体
流が、吹き破られて重合体繊維、すなわち短いステ−プ
ルファイバ−になるようなことが生じないように、この
点についてだけは注意しなければならない。これは、重
合体流と、いわば横方向の流れで平面噴射的に重合体流
に負荷を与える吹出し空気との間の、空気力学的な交互
作用の簡単な問題であり、容易に調整することが出来
る。更に本発明は、個々の重合体フィラメントが、特徴
1.2)に記載された直径並びに結晶度を有するよう
に、重合体流の流量、吹き付け空気平面噴出における送
風空気の流量、吹き付け空気平面噴出の速度及び送風空
気の温度を、驚くべき方法で調整することが出来るとい
う認識からも由来するものである。それにもかかわら
ず、この極めて小さな直径の重合体フィラメントは、驚
くべき方法で、特徴1.3)の意味においてフリース帯
状体を形成するように、つまり、十分に「自己粘着的
に」、交叉溶接箇所に分散させることが出来るのであ
る。本発明の理論に従って溶融物吹出しヘッドを使用し
て製造される重合体フィラメントは、公知の処置方法に
対して、特徴1.2)が示すように、極めて小さなフィ
ラメント直径を有する。それにもかかわらず、フィラメ
ントの破断もなく、且つまた交叉溶接箇所の破断もなし
に、特徴1.4)による高い伸張比を有する双軸的伸張
を実施することが出来る。その結果、公知の製品に対し
て低い単位面積当り重量で、より高い強度とより小さな
延性を備え、且つ極めて収縮の少ない、換言するなら
ば、公知の製品に対して所定の強度で、より小さな単位
面積当り重量を備えたフリース帯状体を、重合体フィラ
メントから製造することに成功している。その限りで、
本発明によって達成可能な重合体材料の節約には、著し
いものがある。これらはすべて、とりわけ既述のよう
に、フリース帯状体中間製品が点溶接構造要素を備えて
いるときに当てはまるものである。フリース帯状体完成
品が、重合体フィラメント中に、或いは交叉溶接箇所
に、若干の破断箇所を有することは当然である。これら
の破断箇所の数は、何の影響も生じないように、少数に
留めることが出来る。本発明によって製造される重合体
フィラメントは、フリ−ス状の比較的粗目の表面を呈す
る。
【0008】特徴1.4)による伸張の際には、重合体
フィラメントの交差点における交叉溶接箇所が、実際上
害なわれずに残るように進行する。
【0009】特徴1.4)による伸張の際には、80℃
から150℃の範囲内の伸張温度で作業することが望ま
しい。また、特徴1.5)による熱硬化の際には、18
0℃から200℃の範囲内の熱硬化温度で作業すること
が望ましい。
【0010】本発明による優れた実施形態によれば、特
徴1.5)による熱硬化が加熱空気によって行なわれ、
且つその際、重合体フィラメントの表面が少なくとも領
域ごとに溶接されるようになっている。この処置は、重
合体フィラメントの抗張力を高めるものである。更に本
発明の優れた実施形態によれば、フリース帯状体中の重
合体フィラメントが約75%の結晶度を有するように、
本方法が全体として管理されることになっている。更に
本発明の優れた実施形態によれば、点溶接構造要素が、
貫通溶接されてない溶接ホッパ−を具備し、且つ当該溶
接ホッパ−が特徴1.4)による双軸的な伸張によって
均等に移動されるような方法で行なわれる。貫通溶接さ
れてない溶接ホッパ−とは、その中で重合体フィラメン
トが未だそのまま存在し且つ点溶接構造要素中の同じく
均質な重合体領域の形成が回避されたことが認識可能で
あるものを称する。
【0011】本発明の枠内で、特徴1.4)による伸
張、及び特徴1.5)による熱硬化を、請求項1に記載
された規準と相並んで実施することが出来る。相並んで
とは、重合体フィラメントの製造、重合体フィラメント
の分散によるフリース帯状体中間製品の形成、並びに伸
張及び熱硬化が、一つの装置において行なわれることを
意味する。しかしながら、特徴1.4)による伸張、及
び特徴1.5)による熱硬化は、請求項1に記載された
条件とは別個に実施する可能性も存在する。別個にと
は、この条件がフリース帯状体中間製品の製造とは異な
る時点に、或いは異なる場所において行なわれることを
意味する。
【0012】本発明によって製造されるフリース帯状体
完成品は、極めて多様な用途及び応用を見出だすことが
出来、このために単位面積当り重量、強度、延性及び収
縮挙動に関して相応に調整することが出来る。フリース
帯状体完成品は、複数のフリース帯状体層及び異なる材
料及び/又は異なる構造のフリース帯状体から成るフリ
ース帯状体統合体の構成要素としても使用することが出
来る。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (71)出願人 591069293 ライフェンホイゼル、ゲゼルシャフト、ミ ット、ベシュレンクテル、ハフツング、ウ ント、コンパニー、マシーネンファブリー ク REIFENHAEUSER GESEL LSCHAFT MIT BESCHRA NKTER HAFTUNG & COM PAGNIE MASCHINENFAB RIK ドイツ連邦共和国、5210、トロイスドル フ、15、シュピッヘル、シュトラーセ(番 地ナシ) (72)発明者 ロルフ、ヘルムート、イェスト ドイツ、47226、デュースブルク、ライン シュトラーセ、43 (72)発明者 ハンス、ゲオルク、ゲウス ドイツ、53859、ニーデルカセル、バーン ホーフシュトラーセ、54アー (72)発明者 ヘルマン、バルク ドイツ、53844、トロイスドルフ、ライヒ ェンシュタインシュトラーセ、25ベー (72)発明者 ベルント、クンツェ ドイツ、53773、ヘネフ、シュールシュト ラーセ、9 (72)発明者 ヘルベルト、シュルツ ドイツ、53840、トロイスドルフ、ヘルマ ン−エーレルス−シュトラーセ、37

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 熱可塑性樹脂の重合体フィラメントから
    フリース帯状体を製造する方法であって、当該重合体が
    二つの超分子的配列状態、すなわち、微結晶状態領域と
    非結晶状態領域から形成されており、下記の特徴、すな
    わち、 1.1)重合体フィラメントの製造のために、合成樹脂
    案内コア、及び少なくとも重合体溶融物を重合体流の形
    態で流出するための少なくとも一列のノズル孔を有し、
    更にノズル孔の出口領域において吹き付け空気平面噴出
    を用いて作動する、溶融物吹出しヘッドが使用され、且
    つ当該溶融物吹出しヘッドが、長尺の重合体フィラメン
    トが製造されるように駆動されること、 1.2)個々の重合体フィラメントが100μm以下の
    フィラメント直径及び45%以下の結晶度を有するよう
    に、重合体流及び吹き付け空気平面噴出の流量、吹き付
    け空気平面噴出の速度、並びに吹き付け空気の温度が選
    定されること、 1.3)特徴1.2)により整えられた重合体フィラメ
    ントが、連続的に動かされるベルトスクリ−ン上に分散
    され、且つその際、重合体フィラメントの交叉点におい
    て自己の材料で交叉溶接箇所で固定されてフリース帯状
    体中間製品へと統合されること、 1.4)特徴1.3)により整えられたフリース帯状体
    中間製品が、伸張温度に加熱され、且つ伸張方向におい
    て100%から400%まで、同じく縦方向はもとより
    横方向においても、すなわち双軸的に伸張されること、 1.5)特徴1.4)により伸長されたフリース帯状体
    中間製品が、伸張温度よりも高い熱硬化温度によって、
    フリース帯状体完成品へと熱硬化されること、の特徴を
    備え、フリース帯状体完成品中の重合体フィラメントが
    平均して少なくとも50%の結晶度を有するように、特
    徴1.4)による伸張、及び特徴1.5)による熱硬化
    が実施されるという条件を備えた方法。
  2. 【請求項2】 フリース帯状体中間製品が、特徴1.
    3)との関連で、フリース帯状体中間製品全体に亘って
    縦方向及び横方向に分散された、少なくとも直径が1m
    mの点溶接構造要素を備えており、且つ更にカレンダ−
    装置を通して導かれ、次いで特徴1.4)による双軸的
    な伸張、並びに特徴1.5)による熱硬化、並びに請求
    項1に記載された条件が実施される、請求項1による方
    法。
  3. 【請求項3】 特徴1.4)による伸張の際に、重合体
    フィラメントの交叉点における交叉溶接箇所が、実際上
    破断されずに残される、請求項1又は2のいずれか一つ
    による方法。
  4. 【請求項4】 ポリアミド、ポリエステル、ポリエチレ
    ン及びポリプロピレンの群から成る重合体による実施形
    態において、特徴1.4)による伸張の際に約300%
    の伸張で作業がなされる、請求項1から3のいずれか一
    つによる方法。
  5. 【請求項5】 特徴1.4)による伸張の際に80℃か
    ら150℃の範囲内の伸張温度で作業がなされる、請求
    項1から4のいずれか一つによる方法。
  6. 【請求項6】 特徴1.5)による熱硬化の際に180
    ℃から200℃の範囲内の熱硬化温度で作業がなされ
    る、請求項1から5のいずれか一つによる方法。
  7. 【請求項7】 特徴1.5)による熱硬化が、加熱空気
    によって行なわれ、且つその際、重合体フィラメントの
    表面が、少なくとも領域ごとに溶接される、請求項1か
    ら6のいずれか一つによる方法。
  8. 【請求項8】 点溶接構造要素が、通し溶接されてない
    溶接ホッパ−によって作られ、且つ当該溶接ホッパ−が
    特徴1.4)による双軸的な伸張によって平坦に移動さ
    れる、請求項2から7のいずれか一つによる方法。
  9. 【請求項9】 特徴1.4)による伸張並びに特徴1.
    5)による熱硬化が、請求項1に記載された条件と相並
    んで実施される、請求項1から8のいずれか一つによる
    方法。
  10. 【請求項10】 特徴1.4)による伸張並びに特徴
    1.5)による熱硬化が、請求項1に記載された条件と
    は別個に実施される、請求項1から8のいずれか一つに
    よる方法。
JP8005946A 1995-01-17 1996-01-17 熱可塑性樹脂の重合体フィラメントからフリース帯状体を製造する方法 Expired - Lifetime JP2635539B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
DE19501123.6 1995-01-17
DE19501123A DE19501123C2 (de) 1995-01-17 1995-01-17 Verfahren zur Herstellung einer Vliesbahn aus thermoplastischen Polymerfilamenten

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH08246317A true JPH08246317A (ja) 1996-09-24
JP2635539B2 JP2635539B2 (ja) 1997-07-30

Family

ID=7751603

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8005946A Expired - Lifetime JP2635539B2 (ja) 1995-01-17 1996-01-17 熱可塑性樹脂の重合体フィラメントからフリース帯状体を製造する方法

Country Status (4)

Country Link
US (1) US5609808A (ja)
JP (1) JP2635539B2 (ja)
DE (1) DE19501123C2 (ja)
IT (1) IT1281662B1 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010537068A (ja) * 2007-08-17 2010-12-02 ファイバーウェブ,インコーポレイテッド 単一のポリマー系から製造される区域接合された不織布

Families Citing this family (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5958322A (en) 1998-03-24 1999-09-28 3M Innovation Properties Company Method for making dimensionally stable nonwoven fibrous webs
JP4191855B2 (ja) * 1999-08-24 2008-12-03 新日本石油株式会社 横延伸不織布の製造方法及び横延伸装置
DE10108092B4 (de) * 2001-02-19 2007-01-04 Carl Freudenberg Kg Verfahren zur Herstellung eines Tuftingträgers
WO2003014451A1 (en) * 2001-08-07 2003-02-20 The Procter & Gamble Company Fibers and webs capable of high speed solid state deformation
US8007485B2 (en) * 2001-12-31 2011-08-30 Kimberly-Clark Worldwide, Inc. Mechanical fastening system for an absorbent article
US6799957B2 (en) * 2002-02-07 2004-10-05 Nordson Corporation Forming system for the manufacture of thermoplastic nonwoven webs and laminates
US8129297B2 (en) * 2002-07-29 2012-03-06 E. I. Du Pont De Nemours And Company Method and apparatus for heating nonwoven webs
FR2848940B1 (fr) * 2002-12-20 2006-02-17 Cera Bande textile calandree pour cache-bagages de vehicule automobile
US7887311B2 (en) * 2004-09-09 2011-02-15 The Research Foundation Of State University Of New York Apparatus and method for electro-blowing or blowing-assisted electro-spinning technology

Family Cites Families (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB1213441A (en) * 1968-01-04 1970-11-25 Celanese Corp Improvements in fibrous products
BE794339A (fr) * 1972-01-21 1973-07-19 Kimberly Clark Co Matieres non tissees
US4013816A (en) * 1975-11-20 1977-03-22 Draper Products, Inc. Stretchable spun-bonded polyolefin web
US4405297A (en) * 1980-05-05 1983-09-20 Kimberly-Clark Corporation Apparatus for forming nonwoven webs
US4340563A (en) * 1980-05-05 1982-07-20 Kimberly-Clark Corporation Method for forming nonwoven webs
US4818463A (en) * 1986-04-26 1989-04-04 Buehning Peter G Process for preparing non-woven webs
DE4014414C2 (de) * 1990-05-04 1996-08-08 Reifenhaeuser Masch Anlage für die Herstellung einer Spinnvliesbahn aus verstreckten Kunststoff-Filamenten
DE4014989A1 (de) * 1990-05-10 1991-11-14 Reifenhaeuser Masch Anlage fuer die herstellung einer spinnvliesbahn aus verstreckten kunststoff-filamenten
DE4036734C1 (ja) * 1990-11-17 1992-01-30 Reifenhaeuser Gmbh & Co Maschinenfabrik, 5210 Troisdorf, De
US5296289A (en) * 1992-04-29 1994-03-22 Collins Loren M Stretchable spun bonded nonwoven web and method
DE4312419C2 (de) * 1993-04-16 1996-02-22 Reifenhaeuser Masch Anlage für die Herstellung einer Spinnvliesbahn aus aerodynamischen verstreckten Filamenten aus Kunststoff

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010537068A (ja) * 2007-08-17 2010-12-02 ファイバーウェブ,インコーポレイテッド 単一のポリマー系から製造される区域接合された不織布

Also Published As

Publication number Publication date
US5609808A (en) 1997-03-11
ITMI960048A0 (ja) 1996-01-15
DE19501123C2 (de) 1998-07-30
DE19501123A1 (de) 1996-07-18
JP2635539B2 (ja) 1997-07-30
IT1281662B1 (it) 1998-02-26
ITMI960048A1 (it) 1997-07-15

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2635540B2 (ja) 熱可塑性樹脂の重合体フィラメントからフリース帯状体を製造する方法
RU2148683C1 (ru) Способ формирования полученного из расплава волокнистого полотна и устройство для его осуществления
DE3781313T2 (de) Verfahren und vorrichtung.
DE3586699T2 (de) Verfahren und apparat zum mit extrusion kombinierten zentrifugalspinnen.
US4083914A (en) Methods for production of filaments from foils
JPH03174008A (ja) 熱可塑性プラスチックから紡糸フリースを製造する途中で合成糸及び/又は合成繊維を製造する方法及び紡糸ノズルユニット
EP0325116B1 (de) Verfahren zur Herstellung von Feinstpolymerfasern
CA1284411C (en) Extrusion process and an extrusion die with a central air jet
JP2635539B2 (ja) 熱可塑性樹脂の重合体フィラメントからフリース帯状体を製造する方法
JP2009515061A (ja) 三次元的に捲縮された被覆ステープルファイバーを製造するための方法、及び被覆ステープルファイバー
US2957747A (en) Process for producing crimpable polyamide filaments
EP0726338B1 (de) Verfahren zur Herstellung eines multifilen Fadens
US5762857A (en) Method for producing nonwoven web using pulsed electrostatic charge
CA1119366A (en) Process and apparatus for production of non-woven structure
KR100770381B1 (ko) 합성 얀의 제조 방법 및 장치
JP2003055831A (ja) 延伸装置及び延伸プラスチックフィラメントの製造方法
ITMI960205A1 (it) Procedimento per la produzione di un nastro di velo in filamenti polimerici termoplastici
JP2000509770A (ja) 延伸装置及び延伸合成繊維フィラメント糸の製造方法
CN1036539C (zh) 纺粘型非织造物的生产方法和设备
US5643515A (en) Method and apparatus for producing stretched yarns
AU681181B2 (en) Process for producing spunbonded webs
US3167845A (en) Bulk yarn process and apparatus
JP3787953B2 (ja) 一方向強化樹脂構造体の製造方法及びその製造装置
JP3992373B2 (ja) 交絡付与装置及びマルチフィラメント糸の製造方法
US20050017401A1 (en) Continuous process for producing a non-woven fabric from filaments stretched by calendaring

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080425

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090425

Year of fee payment: 12

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100425

Year of fee payment: 13

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110425

Year of fee payment: 14

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120425

Year of fee payment: 15

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120425

Year of fee payment: 15

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130425

Year of fee payment: 16

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130425

Year of fee payment: 16

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140425

Year of fee payment: 17

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

EXPY Cancellation because of completion of term