JPH08242240A - Atm交換機およびパス切替方法 - Google Patents
Atm交換機およびパス切替方法Info
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- JPH08242240A JPH08242240A JP7045249A JP4524995A JPH08242240A JP H08242240 A JPH08242240 A JP H08242240A JP 7045249 A JP7045249 A JP 7045249A JP 4524995 A JP4524995 A JP 4524995A JP H08242240 A JPH08242240 A JP H08242240A
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- H04L12/00—Data switching networks
- H04L12/54—Store-and-forward switching systems
- H04L12/56—Packet switching systems
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- Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
- Signal Processing (AREA)
- Data Exchanges In Wide-Area Networks (AREA)
- Detection And Prevention Of Errors In Transmission (AREA)
- Maintenance And Management Of Digital Transmission (AREA)
- Interface Circuits In Exchanges (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 障害発生時に迅速に迂回動作できるATM交
換機およびパス切替方法を提供する。 【構成】 各ATM交換機N1〜N6が、コネクション
設定時に、通常経路の変換用ヘッダ情報を回線インター
フェイス102のルーティングテーブル21に、迂回経
路のヘッダ情報を迂回ルーティングテーブル25に設定
しておく。各回線インターフェイスは、セル到着時に、
障害回線および障害VPIを記憶するビットマップメモ
リ264を参照して出力回線の障害の有無を検査し、障
害なしの場合はルーティングテーブル21に格納されて
いるヘッダ情報を適用し、出力回線に障害有りの場合
は、迂回ルーティングテーブル25に格納されているヘ
ッダ情報を適用してヘッダ変換を行い、セルをATMス
イッチ101に出力する。 【効果】 網の障害時に迂回路の選択を迅速に行えるた
め、障害による廃棄セル数を削減できる、多重障害が発
生しても迂回動作可能となる。
換機およびパス切替方法を提供する。 【構成】 各ATM交換機N1〜N6が、コネクション
設定時に、通常経路の変換用ヘッダ情報を回線インター
フェイス102のルーティングテーブル21に、迂回経
路のヘッダ情報を迂回ルーティングテーブル25に設定
しておく。各回線インターフェイスは、セル到着時に、
障害回線および障害VPIを記憶するビットマップメモ
リ264を参照して出力回線の障害の有無を検査し、障
害なしの場合はルーティングテーブル21に格納されて
いるヘッダ情報を適用し、出力回線に障害有りの場合
は、迂回ルーティングテーブル25に格納されているヘ
ッダ情報を適用してヘッダ変換を行い、セルをATMス
イッチ101に出力する。 【効果】 網の障害時に迂回路の選択を迅速に行えるた
め、障害による廃棄セル数を削減できる、多重障害が発
生しても迂回動作可能となる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は非同期転送モード(AT
M)交換機に関し、特に、通信路の障害に応じた迂回路
選択機能を備えたATM交換機、ATMレイヤ処理回路
およびパス切替方法に関する。
M)交換機に関し、特に、通信路の障害に応じた迂回路
選択機能を備えたATM交換機、ATMレイヤ処理回路
およびパス切替方法に関する。
【0002】
【従来の技術】非同期転送モード(ATM)ネットワー
クにおけるノード装置を構成するATM交換機は、例え
ば図21に示すように、複数の入出力ポートを備えたA
TMスイッチ101と、入出力回線対応に設けられた複
数の回線インタフェース102(102a〜102n)
と、呼制御用の制御装置103からなり、各回線インタ
フェース102は、例えば、図22に示すように、AT
Mスイッチの入力ポートに接続される入力インターフェ
イス(入力ATMレイヤ処理回路)2と、出力ポートに
接続される出力インターフェイス(出力ATMレイヤ処
理回路)93と、入出力回線と上記各インターフェイス
との間に接続される障害監視回路4と、制御プロセッサ
5からなっている。
クにおけるノード装置を構成するATM交換機は、例え
ば図21に示すように、複数の入出力ポートを備えたA
TMスイッチ101と、入出力回線対応に設けられた複
数の回線インタフェース102(102a〜102n)
と、呼制御用の制御装置103からなり、各回線インタ
フェース102は、例えば、図22に示すように、AT
Mスイッチの入力ポートに接続される入力インターフェ
イス(入力ATMレイヤ処理回路)2と、出力ポートに
接続される出力インターフェイス(出力ATMレイヤ処
理回路)93と、入出力回線と上記各インターフェイス
との間に接続される障害監視回路4と、制御プロセッサ
5からなっている。
【0003】回線インタフェース102に入力されたA
TMセルは、障害監視回路4において入力セルが障害管
理用のOAM(Operation, Administration And Mainten
ance)セルか否かがチェックされる。入力セルがOAM
セルの場合は、セル内に設定されている障害情報が読み
出され、その他のセルの場合は、入力セルは障害監視回
路を通過して入力ATMレイヤ処理回路2に入力され
る。入力ATMレイヤ処理回路2は、入力セルのヘッダ
情報であるバーチャルパス識別子(VPI)とバーチャ
ルチャネル(またはコネクション)識別子(VCI)を
それぞれ出力回線用のVPI、VCIの値に変換し、A
TMスイッチの内部ルーチング情報となる出力回線情報
(出力ポート識別子)を付加した形で、入力セルをAT
Mスイッチ101に出力する。
TMセルは、障害監視回路4において入力セルが障害管
理用のOAM(Operation, Administration And Mainten
ance)セルか否かがチェックされる。入力セルがOAM
セルの場合は、セル内に設定されている障害情報が読み
出され、その他のセルの場合は、入力セルは障害監視回
路を通過して入力ATMレイヤ処理回路2に入力され
る。入力ATMレイヤ処理回路2は、入力セルのヘッダ
情報であるバーチャルパス識別子(VPI)とバーチャ
ルチャネル(またはコネクション)識別子(VCI)を
それぞれ出力回線用のVPI、VCIの値に変換し、A
TMスイッチの内部ルーチング情報となる出力回線情報
(出力ポート識別子)を付加した形で、入力セルをAT
Mスイッチ101に出力する。
【0004】ATMスイッチ101は、入力されたAT
Mセルをそれぞれの出力回線情報によって決まる回線イ
ンタフェース102に振り分ける。放送モードのATM
セルで、出力回線情報が複数の出力先をしている場合
は、ATMスイッチ1は、入力セルから必要個数のコピ
ーを生成し、宛先となる複数の回線インタフェース10
2に転送動作する。ATMスイッチ101からの出力セ
ルを受信した各回線インタフェース102は、受信した
ATMセルをおよび障害監視回路4を経由して、出力回
線に送出する。尚、不要となった出力回線情報は、出力
ATM処理回路3において除去される。
Mセルをそれぞれの出力回線情報によって決まる回線イ
ンタフェース102に振り分ける。放送モードのATM
セルで、出力回線情報が複数の出力先をしている場合
は、ATMスイッチ1は、入力セルから必要個数のコピ
ーを生成し、宛先となる複数の回線インタフェース10
2に転送動作する。ATMスイッチ101からの出力セ
ルを受信した各回線インタフェース102は、受信した
ATMセルをおよび障害監視回路4を経由して、出力回
線に送出する。尚、不要となった出力回線情報は、出力
ATM処理回路3において除去される。
【0005】入力ATMレイヤ処理回路2は、例えば図
23に示すように、ルーティングテーブル21と、セル
ヘッダ書換え部22と、セルバッファメモリで23とか
らなっている。ルーティングテーブル21には、入力V
PIと入力VCIとの組に対応して、例えば図2に示す
ように、出力VPI21aと、出力VCI21bと、出
力回線情報21cとが記憶してあり、入力セルのヘッダ
部に設定された入力VPI/VCIをアドレスとしてヘ
ッダ変換後の出力VPI/VCI、および出力回線情報
が読み出されるようになっている。また、各回線インタ
ーフェイス102の制御プロセッサ5は、コネクション
対応に、例えば図3に示すように、迂回先の出力回線情
報25cと、該出力回線における出力VPI25aおよ
び出力VCI25bの値を記憶している。
23に示すように、ルーティングテーブル21と、セル
ヘッダ書換え部22と、セルバッファメモリで23とか
らなっている。ルーティングテーブル21には、入力V
PIと入力VCIとの組に対応して、例えば図2に示す
ように、出力VPI21aと、出力VCI21bと、出
力回線情報21cとが記憶してあり、入力セルのヘッダ
部に設定された入力VPI/VCIをアドレスとしてヘ
ッダ変換後の出力VPI/VCI、および出力回線情報
が読み出されるようになっている。また、各回線インタ
ーフェイス102の制御プロセッサ5は、コネクション
対応に、例えば図3に示すように、迂回先の出力回線情
報25cと、該出力回線における出力VPI25aおよ
び出力VCI25bの値を記憶している。
【0006】入力回線インタフェース2に入力されたセ
ルは、セルバッファメモリ23に一時的に格納される。
この時、ヘッダ部に含まれるVPI/VCIをアドレス
としてルーティングテーブル21から出力VPI/出力
VCIおよび出力回線情報が読み出され、ATMセルヘ
ッダ書き換え部22に供給される。セルヘッダ書換え部
22は、バッファメモリから入力されたATMセルのヘ
ッダ部にあるVPI/VCIをルーティングテーブル2
1から読み出された出力用のVPI/VCIに置き換
え、出力回線情報を付加してATMスイッチ101に送
る。尚、ATMスイッチ101の構成によっては、ルー
ティングテーブル21から読み出した出力回線情報を、
ATMセルと切り離した形でATMスイッチ101に供
給するようにしてもよい。
ルは、セルバッファメモリ23に一時的に格納される。
この時、ヘッダ部に含まれるVPI/VCIをアドレス
としてルーティングテーブル21から出力VPI/出力
VCIおよび出力回線情報が読み出され、ATMセルヘ
ッダ書き換え部22に供給される。セルヘッダ書換え部
22は、バッファメモリから入力されたATMセルのヘ
ッダ部にあるVPI/VCIをルーティングテーブル2
1から読み出された出力用のVPI/VCIに置き換
え、出力回線情報を付加してATMスイッチ101に送
る。尚、ATMスイッチ101の構成によっては、ルー
ティングテーブル21から読み出した出力回線情報を、
ATMセルと切り離した形でATMスイッチ101に供
給するようにしてもよい。
【0007】障害監視回路4は、前述したOAMセルか
らの障害情報の抽出動作の他に、回線、バーチャルパス
(VP)、バーチャルチャネル(VC)の状態を監視
し、障害を検出した場合は、制御プロセッサ5を経由し
て制御装置103へ障害通知動作を行う。また、上記制
御プロセッサ5は、制御装置103からの指令に基づい
て、ルーティングテーブル21に記憶されている出力回
線情報、出力VPI、出力VCIをそれぞれ迂回先の出
力回線情報、出力VPI、出力VCIに書き変える。こ
のルーティングテーブルの書換えにより、入力ATMレ
イヤ処理回路2でのATMセルのヘッダ変換の内容が切
替られ、出力セルの迂回動作が実現されることになる。
らの障害情報の抽出動作の他に、回線、バーチャルパス
(VP)、バーチャルチャネル(VC)の状態を監視
し、障害を検出した場合は、制御プロセッサ5を経由し
て制御装置103へ障害通知動作を行う。また、上記制
御プロセッサ5は、制御装置103からの指令に基づい
て、ルーティングテーブル21に記憶されている出力回
線情報、出力VPI、出力VCIをそれぞれ迂回先の出
力回線情報、出力VPI、出力VCIに書き変える。こ
のルーティングテーブルの書換えにより、入力ATMレ
イヤ処理回路2でのATMセルのヘッダ変換の内容が切
替られ、出力セルの迂回動作が実現されることになる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】従来のATM交換機で
は、上述したように、障害発生時の迂回動作が、回線イ
ンターフェイスの制御プロセッサによるルーティングテ
ーブルの書き換えによって実現されていたため、迂回す
べきコネクション数が多くなった場合、迂回制御に時間
を要し、障害が検出されてから実際にATMセルの迂回
動作が実行されるまでの間に多くのセルが廃棄されてし
まうという問題があった。本発明の目的は、障害発生時
に迅速に迂回動作を実現できるATM交換機、ATMレ
イヤ処理装置およびパス切替方法を提供することにあ
る。
は、上述したように、障害発生時の迂回動作が、回線イ
ンターフェイスの制御プロセッサによるルーティングテ
ーブルの書き換えによって実現されていたため、迂回す
べきコネクション数が多くなった場合、迂回制御に時間
を要し、障害が検出されてから実際にATMセルの迂回
動作が実行されるまでの間に多くのセルが廃棄されてし
まうという問題があった。本発明の目的は、障害発生時
に迅速に迂回動作を実現できるATM交換機、ATMレ
イヤ処理装置およびパス切替方法を提供することにあ
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明によるATM交換機は、複数の入出力回線を
収容したスイッチ手段と、各コネクション毎に、正常時
の出力回線と障害時に迂回路となるべき出力回線とに対
応付けられた複数のヘッダ情報を記憶するヘッダ情報記
憶手段と、上記各入力回線から受信した入力セル毎に、
当該入力セルを出力すべき出力回線での障害有無に応じ
て、上記記憶手段から読み出されたヘッダ情報のうちの
少なくとも1つを選択する選択手段と、上記選択手段に
よって選択されたヘッダ情報に基づいて、入力セルのヘ
ッダ部の内容を変換するためのヘッダ変換手段とを有
し、各入力セルを上記変換されたヘッダ情報と対応する
出力回線に出力するようにしたことを特徴とする。
に、本発明によるATM交換機は、複数の入出力回線を
収容したスイッチ手段と、各コネクション毎に、正常時
の出力回線と障害時に迂回路となるべき出力回線とに対
応付けられた複数のヘッダ情報を記憶するヘッダ情報記
憶手段と、上記各入力回線から受信した入力セル毎に、
当該入力セルを出力すべき出力回線での障害有無に応じ
て、上記記憶手段から読み出されたヘッダ情報のうちの
少なくとも1つを選択する選択手段と、上記選択手段に
よって選択されたヘッダ情報に基づいて、入力セルのヘ
ッダ部の内容を変換するためのヘッダ変換手段とを有
し、各入力セルを上記変換されたヘッダ情報と対応する
出力回線に出力するようにしたことを特徴とする。
【0010】更に詳述すると、上記ヘッダ情報記憶手
段、選択手段およびヘッダ変換手段は、ATM交換機の
入出力回線毎に設けられた各回線インターフェイス内、
例えば、ヘッダ変換機能をもつATMレイヤ処理回路部
に形成される。また、上記ヘッダ情報は、例えば、出力
回線上で有効となる出力コネクション情報(VPI/V
CI)と、出力回線を特定するための出力回線情報とか
らなり、上記ヘッダ変換手段が、各入力セルのヘッダ部
に含まれるコネクション情報を上記選択手段によって選
択されたヘッダ情報が示す出力コネクション情報に置き
換えると共に、ヘッダ部に上記ヘッダ情報が示す出力回
線情報を付加した形式で各入力セルをスイッチ手段に入
力し、上記スイッチ手段が、各入力セルを上記出力回線
情報によって特定される出力回線に振り分ける。なお、
スイッチ手段の構成によっては、上記出力回線情報をセ
ルとは独立した形でスイッチ手段に入力してもよい。
段、選択手段およびヘッダ変換手段は、ATM交換機の
入出力回線毎に設けられた各回線インターフェイス内、
例えば、ヘッダ変換機能をもつATMレイヤ処理回路部
に形成される。また、上記ヘッダ情報は、例えば、出力
回線上で有効となる出力コネクション情報(VPI/V
CI)と、出力回線を特定するための出力回線情報とか
らなり、上記ヘッダ変換手段が、各入力セルのヘッダ部
に含まれるコネクション情報を上記選択手段によって選
択されたヘッダ情報が示す出力コネクション情報に置き
換えると共に、ヘッダ部に上記ヘッダ情報が示す出力回
線情報を付加した形式で各入力セルをスイッチ手段に入
力し、上記スイッチ手段が、各入力セルを上記出力回線
情報によって特定される出力回線に振り分ける。なお、
スイッチ手段の構成によっては、上記出力回線情報をセ
ルとは独立した形でスイッチ手段に入力してもよい。
【0011】本発明のパス切替方法は、複数の入出力回
線を収容したATM交換機において、コネクション設定
の際に、通常用方路となる出力回線の他に、該出力回線
に障害が発生した場合に迂回用方路となるべき少なくと
も1つの出力回線を予めに指定しておき、該通常用およ
び迂回用の各出力回線と対応して、入力セルのヘッダ変
換に適用すべき複数のヘッダ情報を記憶手段に予め記憶
し、上記各入力回線からの入力セルの受信の都度、当該
入力セルを出力すべき通常用方路の出力回線における障
害の有無に応じて、上記記憶手段に記憶してある通常用
の出力回線または迂回用の出力回線と対応した何れかの
ヘッダ情報を選択的に適用して、上記入力セルのヘッダ
変換を行い、上記入力セルを上記ヘッダ変換に適用され
たヘッダ情報と対応する出力回線に出力するようにした
ことを特徴とする。
線を収容したATM交換機において、コネクション設定
の際に、通常用方路となる出力回線の他に、該出力回線
に障害が発生した場合に迂回用方路となるべき少なくと
も1つの出力回線を予めに指定しておき、該通常用およ
び迂回用の各出力回線と対応して、入力セルのヘッダ変
換に適用すべき複数のヘッダ情報を記憶手段に予め記憶
し、上記各入力回線からの入力セルの受信の都度、当該
入力セルを出力すべき通常用方路の出力回線における障
害の有無に応じて、上記記憶手段に記憶してある通常用
の出力回線または迂回用の出力回線と対応した何れかの
ヘッダ情報を選択的に適用して、上記入力セルのヘッダ
変換を行い、上記入力セルを上記ヘッダ変換に適用され
たヘッダ情報と対応する出力回線に出力するようにした
ことを特徴とする。
【0012】
【作用】本発明の構成によれば、入力インタフェース部
が、コネクション毎に、少なくとも1つの迂回路を含む
複数の出力回線と対応して複数のヘッダ情報を予め記憶
し、出力回線に状態に応じてヘッダ変換に適用すべきヘ
ッダ情報を選択するようにしているため、出力回線に障
害が発生した時、あるいは出力回線上の特定のVPで障
害が発生した時、ヘッダ変換に適用するヘッダ情報を迂
回路用のものに切替ることによって、入力セルを障害の
ない迂回路用出力回線に迅速に転送することができる。
また、呼設定時に、1つのコネクションに対して複数の
迂回路を用意し、各迂回路毎の複数に迂回用ヘッダ情報
を予め記憶しておくことによって、当初の出力回線と迂
回中の出力回線の双方に障害(多重障害)が発生した場
合でも、更に他の迂回路を自動的に選択して、迅速なパ
ス切替を実現することができる。
が、コネクション毎に、少なくとも1つの迂回路を含む
複数の出力回線と対応して複数のヘッダ情報を予め記憶
し、出力回線に状態に応じてヘッダ変換に適用すべきヘ
ッダ情報を選択するようにしているため、出力回線に障
害が発生した時、あるいは出力回線上の特定のVPで障
害が発生した時、ヘッダ変換に適用するヘッダ情報を迂
回路用のものに切替ることによって、入力セルを障害の
ない迂回路用出力回線に迅速に転送することができる。
また、呼設定時に、1つのコネクションに対して複数の
迂回路を用意し、各迂回路毎の複数に迂回用ヘッダ情報
を予め記憶しておくことによって、当初の出力回線と迂
回中の出力回線の双方に障害(多重障害)が発生した場
合でも、更に他の迂回路を自動的に選択して、迅速なパ
ス切替を実現することができる。
【0013】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して説明
する。図1は、本発明のATM交換機において各回線イ
ンターフェイスが備える入力ATMレイヤ処理回路2の
1実施例を示すブロック図である。入力ATMレイヤ処
理回路2は、ルーティングテーブル21と、セルヘッダ
書換え部22と、セルバッファメモリ23と、迂回ルー
ティングテーブル25と、迂回対象セル検出部26と、
セレクタ27と、テーブルアドレス生成部28とからな
っている。
する。図1は、本発明のATM交換機において各回線イ
ンターフェイスが備える入力ATMレイヤ処理回路2の
1実施例を示すブロック図である。入力ATMレイヤ処
理回路2は、ルーティングテーブル21と、セルヘッダ
書換え部22と、セルバッファメモリ23と、迂回ルー
ティングテーブル25と、迂回対象セル検出部26と、
セレクタ27と、テーブルアドレス生成部28とからな
っている。
【0014】ルーティングテーブル21は、入力VPI
と入力VCIとの組合せに対応して、図2に示すよう
に、出力VPI21aと、出力VCI21bと、出力回
線情報21cとからなる変換用ヘッダ情報を記憶してお
り、これらのヘッダ情報は入力VPI/VCIの組をア
ドレスとして読み出される。迂回ルーティングテーブル
25は、コネクション対応に、例えば図3に示すよう
に、迂回先の出力VPI25aと、出力VCI25b
と、出力回線情報25cとからなる迂回用ヘッダ情報を
記憶しており、これらのヘッダ情報は、テーブルアドレ
ス生成部28が有効信号を出力した場合に、テーブルア
ドレス生成部28から出力されるアドレス情報に基づい
て読み出される。なお、テーブルアドレス生成部28が
無効信号を出力した場合は、迂回ルーティングテーブル
25からは無効データが出力される。
と入力VCIとの組合せに対応して、図2に示すよう
に、出力VPI21aと、出力VCI21bと、出力回
線情報21cとからなる変換用ヘッダ情報を記憶してお
り、これらのヘッダ情報は入力VPI/VCIの組をア
ドレスとして読み出される。迂回ルーティングテーブル
25は、コネクション対応に、例えば図3に示すよう
に、迂回先の出力VPI25aと、出力VCI25b
と、出力回線情報25cとからなる迂回用ヘッダ情報を
記憶しており、これらのヘッダ情報は、テーブルアドレ
ス生成部28が有効信号を出力した場合に、テーブルア
ドレス生成部28から出力されるアドレス情報に基づい
て読み出される。なお、テーブルアドレス生成部28が
無効信号を出力した場合は、迂回ルーティングテーブル
25からは無効データが出力される。
【0015】入力回線インタフェース2に入力されたA
TMセルは、セルバッファ23に一時的に格納される。
この時、入力セルのヘッダ部から抽出された入力VPI
と入力VCIが、ルーティングテーブル21と迂回対象
セル検出部26に供給される。これによって、上記入力
VPI/VCIと対応するヘッダ情報がルーティングテ
ーブル21から読み出され、セレクタ27に供給され
る。また、上記ヘッダ情報のうち、出力回線情報と出力
VPIが迂回対象セル検出部26に供給される。
TMセルは、セルバッファ23に一時的に格納される。
この時、入力セルのヘッダ部から抽出された入力VPI
と入力VCIが、ルーティングテーブル21と迂回対象
セル検出部26に供給される。これによって、上記入力
VPI/VCIと対応するヘッダ情報がルーティングテ
ーブル21から読み出され、セレクタ27に供給され
る。また、上記ヘッダ情報のうち、出力回線情報と出力
VPIが迂回対象セル検出部26に供給される。
【0016】図4は、迂回対象セル検出部26の1実施
例を示す。迂回対象セル検出部26は、迂回対象セル検
出回路261と、切替端指示テーブル262と、出力回
線ビットマップメモリ263と、障害VPIビットマッ
プメモリ264と、障害回線ビットマップレジスタ26
5とからなり、必要に応じて出力回線ビットマップメモ
リ263が設けられる。切替え端指示テーブル262に
は、出力回線に障害が発生時、その入力ATMレイヤ処
理回路が迂回処理を行うべきか否かを示す指示情報がコ
ネクション単位で記憶してあり、これらの指示情報は入
力VPI/VCIの組をアドレスとして読み出せるよう
になっている。指示情報が「1」の場合は迂回処理を行
い、「0」の場合は迂回処理を行わない。
例を示す。迂回対象セル検出部26は、迂回対象セル検
出回路261と、切替端指示テーブル262と、出力回
線ビットマップメモリ263と、障害VPIビットマッ
プメモリ264と、障害回線ビットマップレジスタ26
5とからなり、必要に応じて出力回線ビットマップメモ
リ263が設けられる。切替え端指示テーブル262に
は、出力回線に障害が発生時、その入力ATMレイヤ処
理回路が迂回処理を行うべきか否かを示す指示情報がコ
ネクション単位で記憶してあり、これらの指示情報は入
力VPI/VCIの組をアドレスとして読み出せるよう
になっている。指示情報が「1」の場合は迂回処理を行
い、「0」の場合は迂回処理を行わない。
【0017】出力回線ビットマップメモリ263は、各
コネクションの出力回線情報を後述するテーブルアドレ
ス生成部28に対してビットマップ形式で通知するため
に用意されるものであり、ルーティングテーブル21か
ら読み出された出力回線情報が既にビットマップ形式と
なっている場合は、このビットマップメモリ263は不
要であり、ルーティングテーブル21からの出力回線情
報を迂回対象セル検出回路261に直接供給すればよ
い。本実施例では、ルーティングテーブル21の出力回
線情報が既にビットマップ形式、すなわち、それぞれが
ATMスイッチ101の複数の出力ポートと対応する複
数のビットからなり、入力セルの出力先となる回線と対
応したビット位置に「1」、それ以外のビット位置に
「0」が設定された形式でとなっているものとする。出
力回線情報が、入力セルの出力先となる回線(または出
力ポート)を各回線に固有の番号で示している場合は、
上記出力回線ビットマップメモリ263によって、回線
番号を上述したビットマップ形式に変換してから、迂回
対象セル検出回路261に供給する。
コネクションの出力回線情報を後述するテーブルアドレ
ス生成部28に対してビットマップ形式で通知するため
に用意されるものであり、ルーティングテーブル21か
ら読み出された出力回線情報が既にビットマップ形式と
なっている場合は、このビットマップメモリ263は不
要であり、ルーティングテーブル21からの出力回線情
報を迂回対象セル検出回路261に直接供給すればよ
い。本実施例では、ルーティングテーブル21の出力回
線情報が既にビットマップ形式、すなわち、それぞれが
ATMスイッチ101の複数の出力ポートと対応する複
数のビットからなり、入力セルの出力先となる回線と対
応したビット位置に「1」、それ以外のビット位置に
「0」が設定された形式でとなっているものとする。出
力回線情報が、入力セルの出力先となる回線(または出
力ポート)を各回線に固有の番号で示している場合は、
上記出力回線ビットマップメモリ263によって、回線
番号を上述したビットマップ形式に変換してから、迂回
対象セル検出回路261に供給する。
【0018】障害VPIビットマップメモリ264は、
後述する障害VPI情報をビットマップ形式で保持し、
障害回線ビットマップレジスタ265は、障害回線情報
をビットマップ形式で保持する。障害VPIビットマッ
プメモリ264と障害回線ビットマップレジスタ265
には、初期状態においてオール0が設定される。或る出
力回線の特定の出力VPIに障害が発生した場合、障害
VPIビットマップメモリ264において、上記障害出
力回線/出力VPIと対応するビット位置に「1」がセ
ットされる。出力回線に障害が発生した場合、障害回線
ビットマップレジスタ265において、障害出力回線と
対応するビット位置に「1」がセットされる。尚、障害
から復旧した場合は、対応するビット位置が「0」にリ
セットされる。
後述する障害VPI情報をビットマップ形式で保持し、
障害回線ビットマップレジスタ265は、障害回線情報
をビットマップ形式で保持する。障害VPIビットマッ
プメモリ264と障害回線ビットマップレジスタ265
には、初期状態においてオール0が設定される。或る出
力回線の特定の出力VPIに障害が発生した場合、障害
VPIビットマップメモリ264において、上記障害出
力回線/出力VPIと対応するビット位置に「1」がセ
ットされる。出力回線に障害が発生した場合、障害回線
ビットマップレジスタ265において、障害出力回線と
対応するビット位置に「1」がセットされる。尚、障害
から復旧した場合は、対応するビット位置が「0」にリ
セットされる。
【0019】各回線インターフェイスにおいて、制御プ
ロセッサ5は、呼制御装置103から障害情報の通知を
受けると、障害内容に応じて上記障害VPIビットマッ
プメモリ264および障害回線ビットマップレジスタ2
65の内容を更新する。回線障害が通知された場合は、
障害回線が上記障害回線ビットマップレジスタ265に
おいて記憶され、VP障害が通知された場合は、障害が
発生した出力回線と障害VPIが上記障害VPIビット
マップメモリ264において記憶される。
ロセッサ5は、呼制御装置103から障害情報の通知を
受けると、障害内容に応じて上記障害VPIビットマッ
プメモリ264および障害回線ビットマップレジスタ2
65の内容を更新する。回線障害が通知された場合は、
障害回線が上記障害回線ビットマップレジスタ265に
おいて記憶され、VP障害が通知された場合は、障害が
発生した出力回線と障害VPIが上記障害VPIビット
マップメモリ264において記憶される。
【0020】入力回線インタフェース(ATMレイヤ処
理回路)2がATMセルを受信し、ルーティングテーブ
ル21から変換ヘッダ情報が読み出され、迂回対象セル
検出部26に出力回線情報と出力VPIが入力される
と、迂回対象セル検出部26は、出力回線情報を迂回対
象セル検出回路261に入力すると共に、障害VPIビ
ットマップメモリ264および障害回線ビットマップレ
ジスタ265から上記出力VPIに対応するビットマッ
プデータを読み出し、これらを迂回対象セル検出回路2
61に入力する。
理回路)2がATMセルを受信し、ルーティングテーブ
ル21から変換ヘッダ情報が読み出され、迂回対象セル
検出部26に出力回線情報と出力VPIが入力される
と、迂回対象セル検出部26は、出力回線情報を迂回対
象セル検出回路261に入力すると共に、障害VPIビ
ットマップメモリ264および障害回線ビットマップレ
ジスタ265から上記出力VPIに対応するビットマッ
プデータを読み出し、これらを迂回対象セル検出回路2
61に入力する。
【0021】図5は、上記迂回対象セル検出回路261
の構成の1例を示す。図において、301、302、3
03、309はラッチ回路、304(304a〜304
n)、305(305a〜305n)および306はA
ND回路、307、308(308a〜308n)はO
R回路を示す。出力回線情報(出力回線ビットマップメ
モリ263の出力)はラッチ302に、障害VPIビッ
トマップメモリ264からの読み出しデータはラッチ3
01に、また、障害回線ビットマップレジスタ265か
らの読み出しデータはラッチ303にそれぞれ保持され
る。
の構成の1例を示す。図において、301、302、3
03、309はラッチ回路、304(304a〜304
n)、305(305a〜305n)および306はA
ND回路、307、308(308a〜308n)はO
R回路を示す。出力回線情報(出力回線ビットマップメ
モリ263の出力)はラッチ302に、障害VPIビッ
トマップメモリ264からの読み出しデータはラッチ3
01に、また、障害回線ビットマップレジスタ265か
らの読み出しデータはラッチ303にそれぞれ保持され
る。
【0022】AND回路304(304a〜304n)
は、上記ラッチ301、302の互いに対応する位置関
係にあるビット毎の論理積を算出する。これによって、
AND回路304の出力は、入力セルを出力すべき回線
のうち回線障害となっているものをビットマップ形式で
示すことになる。同様に、AND回路305(305a
〜305n)は、ラッチ302、303の互いに対応す
る位置関係にあるのビット毎の論理積を算出し、入力セ
ルを出力すべき回線のうちVPI障害となっているもの
をビットマップ形式で示す。OR回路308(308a
〜308n)は、上記AND回路304と305の出力
の各ビット毎の論理和を計算し、入力セルを出力すべき
回線のうち、回線障害、VPI障害の何れかの障害状態
にあるものをビットマップ形式で示す。上記OR回路3
08の出力は、ラッチ309経由でテーブルアドレス生
成部28に送られる。
は、上記ラッチ301、302の互いに対応する位置関
係にあるビット毎の論理積を算出する。これによって、
AND回路304の出力は、入力セルを出力すべき回線
のうち回線障害となっているものをビットマップ形式で
示すことになる。同様に、AND回路305(305a
〜305n)は、ラッチ302、303の互いに対応す
る位置関係にあるのビット毎の論理積を算出し、入力セ
ルを出力すべき回線のうちVPI障害となっているもの
をビットマップ形式で示す。OR回路308(308a
〜308n)は、上記AND回路304と305の出力
の各ビット毎の論理和を計算し、入力セルを出力すべき
回線のうち、回線障害、VPI障害の何れかの障害状態
にあるものをビットマップ形式で示す。上記OR回路3
08の出力は、ラッチ309経由でテーブルアドレス生
成部28に送られる。
【0023】一方、OR回路307は、AND回路30
4、305の出力ビットの論理和を計算する。上記OR
回路307の出力が「1」の場合は、入力回線インター
フェイス2に受信したATMセルの出力先となる回線に
おいて、回線障害、VPI障害の何れかの障害が発生し
ていることを意味している。上記OR回路307の出力
は、切替端指示テーブル262からの出力と共に、AN
D回路306に入力される。入力セルの出力回線が障害
状態にあり、その入力セル(この例では回線インターフ
ェイス)に関して切替端指示が出ている場合に、上記A
ND回路306からセレクタ27に供給される迂回指示
信号が「1」となる。
4、305の出力ビットの論理和を計算する。上記OR
回路307の出力が「1」の場合は、入力回線インター
フェイス2に受信したATMセルの出力先となる回線に
おいて、回線障害、VPI障害の何れかの障害が発生し
ていることを意味している。上記OR回路307の出力
は、切替端指示テーブル262からの出力と共に、AN
D回路306に入力される。入力セルの出力回線が障害
状態にあり、その入力セル(この例では回線インターフ
ェイス)に関して切替端指示が出ている場合に、上記A
ND回路306からセレクタ27に供給される迂回指示
信号が「1」となる。
【0024】図6は、連想メモリを用いたインデックス
CAM(Content AddressableMemory)から構成された
テーブルアドレス生成部28の1実施例を示す。インデ
ックスCAM28は、CAM部281とRAM部282
からなり、RAM部282に読み出すべきデータが格納
され、CAM部281に上記データを一意に識別するた
めの「タグ」と呼ばれる情報が格納されている。インデ
ックスCAMに検索キーを与えられると、上記検索キー
に一致するタグを持ったデータがRAM部282から読
み出される。すなわち、連想メモリは、タグとデータと
の組み合わせを蓄積しておき、通常のメモリアクセスに
おける読み出しアドレスの代わりに、意味のあるデータ
を与えて内容を読み出すようになっている。
CAM(Content AddressableMemory)から構成された
テーブルアドレス生成部28の1実施例を示す。インデ
ックスCAM28は、CAM部281とRAM部282
からなり、RAM部282に読み出すべきデータが格納
され、CAM部281に上記データを一意に識別するた
めの「タグ」と呼ばれる情報が格納されている。インデ
ックスCAMに検索キーを与えられると、上記検索キー
に一致するタグを持ったデータがRAM部282から読
み出される。すなわち、連想メモリは、タグとデータと
の組み合わせを蓄積しておき、通常のメモリアクセスに
おける読み出しアドレスの代わりに、意味のあるデータ
を与えて内容を読み出すようになっている。
【0025】本実施例では、上記インデックスCAMに
対して、入力VPIと、入力VCIと、迂回対象セル検
出部26から与えられた障害回線情報とからなる検索キ
ーを与え、CAM部に上記検索キーと一致するタグがあ
った場合に、RAM部から所望のデータが読み出される
ようにしている。RAM部から読み出されたデータは、
迂回ルーティングテーブル25の読み出しアドレスとな
る。この時、有効信号が迂回ルーティングテーブル25
とセレクタ27に送られる。CAM部に一致するタグが
ない場合は、無効アドレスが迂回ルーティングテーブル
25に送られ、無効信号が迂回ルーティングテーブル2
5とセレクタ27に送られる。
対して、入力VPIと、入力VCIと、迂回対象セル検
出部26から与えられた障害回線情報とからなる検索キ
ーを与え、CAM部に上記検索キーと一致するタグがあ
った場合に、RAM部から所望のデータが読み出される
ようにしている。RAM部から読み出されたデータは、
迂回ルーティングテーブル25の読み出しアドレスとな
る。この時、有効信号が迂回ルーティングテーブル25
とセレクタ27に送られる。CAM部に一致するタグが
ない場合は、無効アドレスが迂回ルーティングテーブル
25に送られ、無効信号が迂回ルーティングテーブル2
5とセレクタ27に送られる。
【0026】セレクタ27は、迂回対象セル検出回路2
61から迂回指示が通知され、且つテーブルアドレス生
成部28から有効信号が入力された場合は、迂回ルーテ
ィングテーブル25の出力データ(出力VPI、出力V
CIおよび出力回線情報)を選択し、それ以外の場合
は、ルーティングテーブル21の出力データ(出力VP
I、出力VCIおよび出力回線情報)を選択し、ATM
セルヘッダ書換え部22に供給する。セルヘッダ書換え
部22は、入力ATMセルのVPI、VCIをセレクタ
27から入力された出力VPI/VCIの値に書き換
え、出力回線情報を付加した形でATMスイッチ1に送
る。なお、ATMスイッチ1の構成が、例えば、複数の
出力回線のポートインターフェイスを共通バスで接続
し、アドレスバス上に出力されたアドレスに一致するポ
ートインターフェイスがデータバス上のATMセルを取
り込むバス型構造をもつ場合は、上記出力回線情報をセ
ルヘッダから分離した形でATMスイッチ1に供給する
ようにしてもよい。
61から迂回指示が通知され、且つテーブルアドレス生
成部28から有効信号が入力された場合は、迂回ルーテ
ィングテーブル25の出力データ(出力VPI、出力V
CIおよび出力回線情報)を選択し、それ以外の場合
は、ルーティングテーブル21の出力データ(出力VP
I、出力VCIおよび出力回線情報)を選択し、ATM
セルヘッダ書換え部22に供給する。セルヘッダ書換え
部22は、入力ATMセルのVPI、VCIをセレクタ
27から入力された出力VPI/VCIの値に書き換
え、出力回線情報を付加した形でATMスイッチ1に送
る。なお、ATMスイッチ1の構成が、例えば、複数の
出力回線のポートインターフェイスを共通バスで接続
し、アドレスバス上に出力されたアドレスに一致するポ
ートインターフェイスがデータバス上のATMセルを取
り込むバス型構造をもつ場合は、上記出力回線情報をセ
ルヘッダから分離した形でATMスイッチ1に供給する
ようにしてもよい。
【0027】次に、本発明のATM交換機におけるAT
Mセルの出力パスの切替え動作について説明する。ここ
では、説明を容易にするために、ATM交換機内で用い
られる出力回線情報が各出力回線と対応するビットマッ
プで表現され、セルを送信すべき出力回線と対応したビ
ット位置には「1」が設定され、それ以外の回線と対応
するビット位置には「0」が設定されるものとする。ま
た、出力回線ビットマップメモリ263は、ルーティン
グテーブルから送られた出力回線情報、つまり出力回線
ビットマップをスルーで迂回対象セル検出回路261に
送るものとする。
Mセルの出力パスの切替え動作について説明する。ここ
では、説明を容易にするために、ATM交換機内で用い
られる出力回線情報が各出力回線と対応するビットマッ
プで表現され、セルを送信すべき出力回線と対応したビ
ット位置には「1」が設定され、それ以外の回線と対応
するビット位置には「0」が設定されるものとする。ま
た、出力回線ビットマップメモリ263は、ルーティン
グテーブルから送られた出力回線情報、つまり出力回線
ビットマップをスルーで迂回対象セル検出回路261に
送るものとする。
【0028】図7は、本発明の迂回動作を説明するため
のネットワークの1例を示す。図において、S1はマル
チキャストコネクションの送信端末、R1、R2はマル
チキャストコネクションの受信端末、N1、N2、N
3、N4、N5、N6は本発明の構成を備えるATM交
換機(ノード装置)、L1、L2、L3、L4、L5、
L6、L7、L8、L9、L10、L11はATM交換
機間を接続する通信回線を示す。ここでは、送信端末S
1から受信端末R1、R2に、図8の太線で示すパスに
沿って、マルチキャストコネクションC1を設定した場
合を想定する。送信端末S1からATM交換機N1に入
力されたATMセルは、回線L3とL4にマルチキャス
トされる。
のネットワークの1例を示す。図において、S1はマル
チキャストコネクションの送信端末、R1、R2はマル
チキャストコネクションの受信端末、N1、N2、N
3、N4、N5、N6は本発明の構成を備えるATM交
換機(ノード装置)、L1、L2、L3、L4、L5、
L6、L7、L8、L9、L10、L11はATM交換
機間を接続する通信回線を示す。ここでは、送信端末S
1から受信端末R1、R2に、図8の太線で示すパスに
沿って、マルチキャストコネクションC1を設定した場
合を想定する。送信端末S1からATM交換機N1に入
力されたATMセルは、回線L3とL4にマルチキャス
トされる。
【0029】今、ATM交換機N1に入力されるATM
セル(入力セル)のVPI、VCIの値をそれぞれ
「3」、「41」とし、ATM交換機N1から出力され
るATMセル(出力セル)のVPI、VCIの値をそれ
ぞれ「7」、「「54」とすると、ATM交換機N1の
回線L1に接続された入力回線インターフェイス(入力
ATMレイヤ処理回路)2のルーティングテーブル21
には、上記マルチキャストコネクションC1に対応し
て、図10に示す変換用ヘッダ情報が設定される。ここ
では、ATM交換機N1の出力回線数を8とし(図で
は、そのうちの5本が示してある)、出力回線情報(8
ビット)のビット位置1、2、3、4、5、…がそれぞ
れ通信回線L1、L2、L3、L4、L5、……に対応
している。
セル(入力セル)のVPI、VCIの値をそれぞれ
「3」、「41」とし、ATM交換機N1から出力され
るATMセル(出力セル)のVPI、VCIの値をそれ
ぞれ「7」、「「54」とすると、ATM交換機N1の
回線L1に接続された入力回線インターフェイス(入力
ATMレイヤ処理回路)2のルーティングテーブル21
には、上記マルチキャストコネクションC1に対応し
て、図10に示す変換用ヘッダ情報が設定される。ここ
では、ATM交換機N1の出力回線数を8とし(図で
は、そのうちの5本が示してある)、出力回線情報(8
ビット)のビット位置1、2、3、4、5、…がそれぞ
れ通信回線L1、L2、L3、L4、L5、……に対応
している。
【0030】図10の出力回線情報は、ビット位置3、
4が「1」となっているため、コネクションC1(VP
I=「7」、VCI=「54」)の入力セルは、回線L
3とL4に出力すべきことを示している。本発明では、
上記マルチキャストコネクションC1に対して、例えば
図9に示すように、迂回路を予め設定しておく。
4が「1」となっているため、コネクションC1(VP
I=「7」、VCI=「54」)の入力セルは、回線L
3とL4に出力すべきことを示している。本発明では、
上記マルチキャストコネクションC1に対して、例えば
図9に示すように、迂回路を予め設定しておく。
【0031】図9の(A)は、出力回線L3に障害が発
生した場合(回線L7またはATM交換機N2の障害を
含む)に、ATM交換機NIが選択する迂回路を示す。
この場合、受信端末R1に向かうATMセルは、回線L
2に出力され、ATM交換機N5と通信回線L6を経由
して、ATM交換機N4に到達する。図9の(B)は、
回線L4に障害が発生した場合の迂回路を示す。受信端
末R2に向かうATMセルは、回線L5に出力され、A
TM交換機N6と通信回線L9を経由して、ATM交換
機N3に到達する。図9の(C)は、上記(A)と
(B)の障害が同時に発生した場合の迂回路を示す。受
信端末R1に向かうATMセルは、(A)に示した迂回
路L2に出力され、受信端末R2に向かうATMセル
は、(B)に示した迂回路L5に出力される。
生した場合(回線L7またはATM交換機N2の障害を
含む)に、ATM交換機NIが選択する迂回路を示す。
この場合、受信端末R1に向かうATMセルは、回線L
2に出力され、ATM交換機N5と通信回線L6を経由
して、ATM交換機N4に到達する。図9の(B)は、
回線L4に障害が発生した場合の迂回路を示す。受信端
末R2に向かうATMセルは、回線L5に出力され、A
TM交換機N6と通信回線L9を経由して、ATM交換
機N3に到達する。図9の(C)は、上記(A)と
(B)の障害が同時に発生した場合の迂回路を示す。受
信端末R1に向かうATMセルは、(A)に示した迂回
路L2に出力され、受信端末R2に向かうATMセル
は、(B)に示した迂回路L5に出力される。
【0032】回線障害時に上述した迂回動作を実現する
ためには、ATM交換機N3、N4、N5、N6におい
て、それぞれのルーティングテーブル21に、迂回コネ
クションのルーティング情報を通常コネクションの場合
と同様に設定する。また、ATM交換機N1の回線イン
タフェース102において、以下に述べるように情報設
定をしておく。
ためには、ATM交換機N3、N4、N5、N6におい
て、それぞれのルーティングテーブル21に、迂回コネ
クションのルーティング情報を通常コネクションの場合
と同様に設定する。また、ATM交換機N1の回線イン
タフェース102において、以下に述べるように情報設
定をしておく。
【0033】先ず、迂回ルーティングテーブル25に、
図11の(A)、(B)、(C)に示すような迂回用ヘッ
ダ情報を予め設定しておく。これらの迂回用ヘッダ情報
は、それぞれ図9の(A)、(B)、(C)と対応した迂
回動作を行うためのものであり、それぞれ迂回ルーティ
ングテーブル25のアドレス「6」、「8」、「11」に
設定されている。上記迂回用ヘッダ情報に対応させて、
テーブルアドレス生成部28に、図12の(A)、
(B)、(C)に示す情報を設定しておく。また、迂回対
象セル検出部26の切替端指示テーブル262で、コネ
クションC1に対応する値を「1」に設定しておく。
尚、テーブルアドレス生成部28には、CAM部の障害
回線情報が全て「0」のデータは設定されていないもの
とする。ATM交換機N1では、初期設定時に、障害回
線ビットマップレジスタ265と障害VPIビットマッ
プメモリ264が、それぞれ図13の(A)、(B)に
示すように、全て「0」に設定されている。
図11の(A)、(B)、(C)に示すような迂回用ヘッ
ダ情報を予め設定しておく。これらの迂回用ヘッダ情報
は、それぞれ図9の(A)、(B)、(C)と対応した迂
回動作を行うためのものであり、それぞれ迂回ルーティ
ングテーブル25のアドレス「6」、「8」、「11」に
設定されている。上記迂回用ヘッダ情報に対応させて、
テーブルアドレス生成部28に、図12の(A)、
(B)、(C)に示す情報を設定しておく。また、迂回対
象セル検出部26の切替端指示テーブル262で、コネ
クションC1に対応する値を「1」に設定しておく。
尚、テーブルアドレス生成部28には、CAM部の障害
回線情報が全て「0」のデータは設定されていないもの
とする。ATM交換機N1では、初期設定時に、障害回
線ビットマップレジスタ265と障害VPIビットマッ
プメモリ264が、それぞれ図13の(A)、(B)に
示すように、全て「0」に設定されている。
【0034】出力回線L3、L4に障害が発生していな
い状態では、回線L1からコネクションC1のATMセ
ルが受信されると、ルーティングテーブル21から、図
10に示した変換用ヘッダ情報(出力VPI、VCI、
出力回線情報)が読み出され、セレクタ27に供給され
る。また、上記変換用ヘッダ情報のうち、出力VPIと
出力回線情報が迂回対象セル検出部26に入力される。
このとき、障害回線ビットマップレジスタ265の出力
は全て「0」となっているため、迂回対象セル検出回路
261では、AND回路304の各出力ビットは全て
「0」となる。また、障害VPIビットマップメモリ2
64の出力も全て「0」となっているため、AND回路
305の各出力ビットの値も同様に全て「0」になる。
切替端指示テーブル262の出力は「1」となっている
が、OR回路307の出力が「0」であるため、AND
回路306の出力は「0」となり、セレクタ27への迂
回指示信号は「0」となる。
い状態では、回線L1からコネクションC1のATMセ
ルが受信されると、ルーティングテーブル21から、図
10に示した変換用ヘッダ情報(出力VPI、VCI、
出力回線情報)が読み出され、セレクタ27に供給され
る。また、上記変換用ヘッダ情報のうち、出力VPIと
出力回線情報が迂回対象セル検出部26に入力される。
このとき、障害回線ビットマップレジスタ265の出力
は全て「0」となっているため、迂回対象セル検出回路
261では、AND回路304の各出力ビットは全て
「0」となる。また、障害VPIビットマップメモリ2
64の出力も全て「0」となっているため、AND回路
305の各出力ビットの値も同様に全て「0」になる。
切替端指示テーブル262の出力は「1」となっている
が、OR回路307の出力が「0」であるため、AND
回路306の出力は「0」となり、セレクタ27への迂
回指示信号は「0」となる。
【0035】また、ラッチ309の値は全て「0」であ
り、このラッチ出力を検索キーとして受け取ったテーブ
ルアドレス生成部28では、CAM部にこれと一致する
値が存在しないため、迂回ルーティングテーブル25に
無効信号と無効アドレスを出力することになる。従っ
て、迂回ルーティングテーブル25は、セレクタ27に
対して無効データを送る。上記セレクタ27は、迂回対
象セル検出部26からの迂回指示信号が「0」であるこ
とから、ルーティングテーブル21の出力を選択して、
セルヘッダ書換え部22に送る。従って、ATM交換機
N1は、図8に示すように、コネクションC1のATM
セルを回線L3とL4に送出するよう動作する。
り、このラッチ出力を検索キーとして受け取ったテーブ
ルアドレス生成部28では、CAM部にこれと一致する
値が存在しないため、迂回ルーティングテーブル25に
無効信号と無効アドレスを出力することになる。従っ
て、迂回ルーティングテーブル25は、セレクタ27に
対して無効データを送る。上記セレクタ27は、迂回対
象セル検出部26からの迂回指示信号が「0」であるこ
とから、ルーティングテーブル21の出力を選択して、
セルヘッダ書換え部22に送る。従って、ATM交換機
N1は、図8に示すように、コネクションC1のATM
セルを回線L3とL4に送出するよう動作する。
【0036】回線障害が発生した場合、ATM交換機N
1は次のように動作する。今、回線L3と接続された回
線インタフェース102において、障害監視回路4が回
線障害を検出したと仮定する。この場合、制御プロセッ
サ5と制御装置103を経由して、各回線インタフェー
ス102に回線障害情報が通知される。制御プロセッサ
5は、図12の(A)に示すように、迂回対象セル検出
部26の障害回線ビットマップレジスタ265のビット
位置3を「1」に設定する。
1は次のように動作する。今、回線L3と接続された回
線インタフェース102において、障害監視回路4が回
線障害を検出したと仮定する。この場合、制御プロセッ
サ5と制御装置103を経由して、各回線インタフェー
ス102に回線障害情報が通知される。制御プロセッサ
5は、図12の(A)に示すように、迂回対象セル検出
部26の障害回線ビットマップレジスタ265のビット
位置3を「1」に設定する。
【0037】この状態で、通信回線L1からコネクショ
ンC1のATMセルを受信すると、迂回対象セル検出回
路261のAND回路304の出力の各ビットの値は、
図15の(A)のようになる。また、障害VPIビット
マップメモリ264の出力は全て「0」であるから、A
ND回路305の出力ビットの値は全て「0」になる。
この場合、切替端指示テーブル262の出力は「1」、
OR回路307の出力も「1」であるので、AND回路
306の出力が「1」になり、セレクタ27に迂回指示
信号「1」が供給される。
ンC1のATMセルを受信すると、迂回対象セル検出回
路261のAND回路304の出力の各ビットの値は、
図15の(A)のようになる。また、障害VPIビット
マップメモリ264の出力は全て「0」であるから、A
ND回路305の出力ビットの値は全て「0」になる。
この場合、切替端指示テーブル262の出力は「1」、
OR回路307の出力も「1」であるので、AND回路
306の出力が「1」になり、セレクタ27に迂回指示
信号「1」が供給される。
【0038】また、ラッチ309には、図15の(A)
に示す値が設定され、これが検索キーとしてテーブルア
ドレス生成部28に送られる。テーブルアドレス生成部
28では、CAM部の内容が上記検索キーと一致する図
12の(A)に示したRAM部の内容(アドレス=
「6」)が読み出され、有効信号と共に、迂回ルーティ
ングテーブル25に送られる。迂回ルーティングテーブ
ル25からは、上記アドレスと対応して、図11の
(A)に示した迂回用ヘッダ情報が読み出され、セレク
タ27に供給される。セレクタ27は、迂回対象セル検
出部26から迂回指示信号が「1」で、且つ、テーブル
アドレス生成部から有効信号が出力されているため、迂
回ルーティングテーブル25の出力(出力VPI=
「7」、VCI=「54」、出力回線情報=「01010000」)をセ
ルヘッダ書換え部22に与える。従って、入力ATMセ
ルは、図9の(A)に示すように、出力回線L2とL4
に送出されることになる。
に示す値が設定され、これが検索キーとしてテーブルア
ドレス生成部28に送られる。テーブルアドレス生成部
28では、CAM部の内容が上記検索キーと一致する図
12の(A)に示したRAM部の内容(アドレス=
「6」)が読み出され、有効信号と共に、迂回ルーティ
ングテーブル25に送られる。迂回ルーティングテーブ
ル25からは、上記アドレスと対応して、図11の
(A)に示した迂回用ヘッダ情報が読み出され、セレク
タ27に供給される。セレクタ27は、迂回対象セル検
出部26から迂回指示信号が「1」で、且つ、テーブル
アドレス生成部から有効信号が出力されているため、迂
回ルーティングテーブル25の出力(出力VPI=
「7」、VCI=「54」、出力回線情報=「01010000」)をセ
ルヘッダ書換え部22に与える。従って、入力ATMセ
ルは、図9の(A)に示すように、出力回線L2とL4
に送出されることになる。
【0039】通信回線L3の回線障害が復旧した場合
は、制御プロセッサ5、制御装置103を経由して各回
線インタフェース102に回線復旧情報が通知される。
制御プロセッサ5は迂回対象セル検出部26の障害回線
ビットマップレジスタ265のビット位置3を「0」に
設定する。
は、制御プロセッサ5、制御装置103を経由して各回
線インタフェース102に回線復旧情報が通知される。
制御プロセッサ5は迂回対象セル検出部26の障害回線
ビットマップレジスタ265のビット位置3を「0」に
設定する。
【0040】次に、VP障害発生の場合の動作について
説明する。通信回線L4が接続されている回線インタフ
ェース102の障害監視回路4がVPIの値が「7」の
VP障害を検出した場合、制御プロセッサ5、制御装置
103を経由して各回線インタフェース102にVP障
害情報が通知される。制御プロセッサ5は図12(b)
に示すように迂回対象セル検出部26の障害VPIビッ
トマップメモリ264のVPIの値が7に対応するビッ
トマップのビット位置4を「1」に設定する。
説明する。通信回線L4が接続されている回線インタフ
ェース102の障害監視回路4がVPIの値が「7」の
VP障害を検出した場合、制御プロセッサ5、制御装置
103を経由して各回線インタフェース102にVP障
害情報が通知される。制御プロセッサ5は図12(b)
に示すように迂回対象セル検出部26の障害VPIビッ
トマップメモリ264のVPIの値が7に対応するビッ
トマップのビット位置4を「1」に設定する。
【0041】障害VPIビットマップモリ264のVP
I=「7」に対応するビットマップが、図14の(B)
の状態にあるとき、回線L1からコネクションC1のA
TMセルを受信すると、障害回線ビットマップレジスタ
265の出力は全て「0」であるから、迂回対象セル検
出回路261のAND回路304の出力の各ビットの値
は全て「0」になる。また、AND回路305の出力の
各ビットの値は、図15の(B)のようになる。
I=「7」に対応するビットマップが、図14の(B)
の状態にあるとき、回線L1からコネクションC1のA
TMセルを受信すると、障害回線ビットマップレジスタ
265の出力は全て「0」であるから、迂回対象セル検
出回路261のAND回路304の出力の各ビットの値
は全て「0」になる。また、AND回路305の出力の
各ビットの値は、図15の(B)のようになる。
【0042】切替端指示テーブル262の出力が「1」
で、OR回路307の出力が「1」であるので、AND
回路306からセレクタ27に迂回指示信号「1」が出
力される。また、ラッチ309には、図15の(B)に
示す出力回線情報が設定され、これが検索キーとしてテ
ーブルアドレス生成部28に供給される。テーブルアド
レス生成部28では、CAM部が上記検索キーと一致す
る図12の(B)に示すRAM部の値(アドレス=
「8」)が読み出され、有効信号と共に迂回ルーティン
グテーブル25に供給される。
で、OR回路307の出力が「1」であるので、AND
回路306からセレクタ27に迂回指示信号「1」が出
力される。また、ラッチ309には、図15の(B)に
示す出力回線情報が設定され、これが検索キーとしてテ
ーブルアドレス生成部28に供給される。テーブルアド
レス生成部28では、CAM部が上記検索キーと一致す
る図12の(B)に示すRAM部の値(アドレス=
「8」)が読み出され、有効信号と共に迂回ルーティン
グテーブル25に供給される。
【0043】迂回ルーティングテーブル25は、上記ア
ドレスに基づいて、図11の(B)の迂回ヘッダ情報を
読み出し、セレクタ27に供給する。セレクタ27は、
迂回対象セル検出部26からの迂回指示信号が「1」
で、且つ、テーブルアドレス生成部から有効信号が出力
されているので、迂回ルーティングテーブル25からの
出力(出力VPI=「7」、VCI=「54」、回線情報=「00
101000」)をセルヘッダ書替え部22に供給する。従っ
て、ATMセルは、図9の(B)のように、出力回線L
3とL5に送出されることになる。
ドレスに基づいて、図11の(B)の迂回ヘッダ情報を
読み出し、セレクタ27に供給する。セレクタ27は、
迂回対象セル検出部26からの迂回指示信号が「1」
で、且つ、テーブルアドレス生成部から有効信号が出力
されているので、迂回ルーティングテーブル25からの
出力(出力VPI=「7」、VCI=「54」、回線情報=「00
101000」)をセルヘッダ書替え部22に供給する。従っ
て、ATMセルは、図9の(B)のように、出力回線L
3とL5に送出されることになる。
【0044】回線L4においてVPI=「7」のVP障
害が復旧した場合は、制御プロセッサ5および制御装置
103を経由して、各回線インタフェース102にVP
復旧が通知される。この時、制御プロセッサ5は、迂回
対象セル検出部26の障害VPIビットマップメモリ2
64において、VPI=「7」に対応するビットマップ
のビット位置4の値を「0」にリセットする。
害が復旧した場合は、制御プロセッサ5および制御装置
103を経由して、各回線インタフェース102にVP
復旧が通知される。この時、制御プロセッサ5は、迂回
対象セル検出部26の障害VPIビットマップメモリ2
64において、VPI=「7」に対応するビットマップ
のビット位置4の値を「0」にリセットする。
【0045】次に、回線障害とVP障害が同時発生した
場合の動作について説明する。例えば、回線L3で回線
障害が発生した後、回線L4と接続されている回線イン
タフェース102において、VPI値が「7」のVP障
害を検出した場合を考える。この場合、障害回線ビット
マップレジスタ265の内容が、図14の(A)のよう
に変化し、障害VPIビットマップモリ264におい
て、VPI=7に対応するビットマップの内容が、同図
の(B)のように変化する。
場合の動作について説明する。例えば、回線L3で回線
障害が発生した後、回線L4と接続されている回線イン
タフェース102において、VPI値が「7」のVP障
害を検出した場合を考える。この場合、障害回線ビット
マップレジスタ265の内容が、図14の(A)のよう
に変化し、障害VPIビットマップモリ264におい
て、VPI=7に対応するビットマップの内容が、同図
の(B)のように変化する。
【0046】ATM交換機N12では、回線L1からコ
ネクションC1のATMセルを受信すると、迂回対象セ
ル検出回路261におけるAND回路304の出力ビッ
トの値は、図15の(A)のようになり、AND回路3
05の出力ビットの値は、同図の(B)のようになる。
この場合、切替端指示テーブル262の出力が「1」、
OR回路307の出力が「1」となるため、AND回路
306の出力が「1」となり、セレクタ27には迂回指
示信号「1」が供給される。また、ラッチ309には、
図15の(C)の値が設定され、これがテーブルアドレ
ス生成部28に検索キーとして供給される。
ネクションC1のATMセルを受信すると、迂回対象セ
ル検出回路261におけるAND回路304の出力ビッ
トの値は、図15の(A)のようになり、AND回路3
05の出力ビットの値は、同図の(B)のようになる。
この場合、切替端指示テーブル262の出力が「1」、
OR回路307の出力が「1」となるため、AND回路
306の出力が「1」となり、セレクタ27には迂回指
示信号「1」が供給される。また、ラッチ309には、
図15の(C)の値が設定され、これがテーブルアドレ
ス生成部28に検索キーとして供給される。
【0047】テーブルアドレス生成部28では、CAM
部が上記検索キーと一致する図12の(C)に示すテー
ブルアドレス「11」がRAM部から読み出され、有効
信号と共に、迂回ルーティングテーブル25に送られ
る。従って、迂回ルーティングテーブル25からは、ア
ドレス「11」に格納してある図11の(C)に示した
迂回用ヘッダ情報が読み出され、セレクタ27に供給さ
れる。セレクタ27は、迂回対象セル検出部26からの
迂回指示信号が「1」であり、且つ、テーブルアドレス
生成部から有効信号が入力されているため、迂回ルーテ
ィングテーブル25の出力(出力VPI=「7」、出力V
CI=「54」、出力回線情報=「01001000」)がセルヘッダ
書替え部22に供給される。従って、上記ATMセル
は、図9の(C)に示すように、出力回線L2とL5に
送出されることになる。
部が上記検索キーと一致する図12の(C)に示すテー
ブルアドレス「11」がRAM部から読み出され、有効
信号と共に、迂回ルーティングテーブル25に送られ
る。従って、迂回ルーティングテーブル25からは、ア
ドレス「11」に格納してある図11の(C)に示した
迂回用ヘッダ情報が読み出され、セレクタ27に供給さ
れる。セレクタ27は、迂回対象セル検出部26からの
迂回指示信号が「1」であり、且つ、テーブルアドレス
生成部から有効信号が入力されているため、迂回ルーテ
ィングテーブル25の出力(出力VPI=「7」、出力V
CI=「54」、出力回線情報=「01001000」)がセルヘッダ
書替え部22に供給される。従って、上記ATMセル
は、図9の(C)に示すように、出力回線L2とL5に
送出されることになる。
【0048】出力回線L3の回線障害が復旧した場合
は、制御プロセッサ5および制御装置103を経由し
て、各回線インタフェース102に回線復旧が通知され
る。この時、制御プロセッサ5は、迂回対象セル検出部
26の障害回線ビットマップレジスタ265のビット位
置3の値を「0」にリセットする。また、出力回線L4
において、VPI値=「7」のVP障害が復旧した場合
は、制御プロセッサ5および制御装置103を経由し
て、各回線インタフェース102にVP復旧情報が通知
され、制御プロセッサ5が、迂回対象セル検出部26の
障害VPIビットマップメモリ264に格納されている
VPI値=「7」に対応するビットマップデータにおい
て、ビット位置4の値を「0」にリセットする。
は、制御プロセッサ5および制御装置103を経由し
て、各回線インタフェース102に回線復旧が通知され
る。この時、制御プロセッサ5は、迂回対象セル検出部
26の障害回線ビットマップレジスタ265のビット位
置3の値を「0」にリセットする。また、出力回線L4
において、VPI値=「7」のVP障害が復旧した場合
は、制御プロセッサ5および制御装置103を経由し
て、各回線インタフェース102にVP復旧情報が通知
され、制御プロセッサ5が、迂回対象セル検出部26の
障害VPIビットマップメモリ264に格納されている
VPI値=「7」に対応するビットマップデータにおい
て、ビット位置4の値を「0」にリセットする。
【0049】次に、障害回線またはVPI障害回線の迂
回後に迂回先の回線で新たな障害が発生した場合の迂回
動作について説明する。図7と同様の構成をもつ図16
のネットワークにおいて、送信端末S1から受信端末R
2への通信が、太線で示したコネクションC2を介して
行われていると仮定する。ここで、回線L1からATM
交換機N1に入力されるATMセルのVPI、VCIの
値をそれぞれ「5」、「98」とし、ATM交換機N1
から回線L3に出力されるATMセルのVPI、VCI
の値をそれぞれ「8」、「43」とすると、ATM交換
機N1において、上記回線L1に接続された入力インタ
ーフェイス(入力ATMレイヤ処理回路)2のルーティ
ングテーブル21には、コネクションC2に関する変換
用ヘッダ情報が図18の内容で設定されている。
回後に迂回先の回線で新たな障害が発生した場合の迂回
動作について説明する。図7と同様の構成をもつ図16
のネットワークにおいて、送信端末S1から受信端末R
2への通信が、太線で示したコネクションC2を介して
行われていると仮定する。ここで、回線L1からATM
交換機N1に入力されるATMセルのVPI、VCIの
値をそれぞれ「5」、「98」とし、ATM交換機N1
から回線L3に出力されるATMセルのVPI、VCI
の値をそれぞれ「8」、「43」とすると、ATM交換
機N1において、上記回線L1に接続された入力インタ
ーフェイス(入力ATMレイヤ処理回路)2のルーティ
ングテーブル21には、コネクションC2に関する変換
用ヘッダ情報が図18の内容で設定されている。
【0050】上記コネクションC2に対し、回線L3に
代わる迂回路L4、L5を、図17の(A)、(B)に
太線で示すにように設定する場合を考える。
代わる迂回路L4、L5を、図17の(A)、(B)に
太線で示すにように設定する場合を考える。
【0051】図17の(A)は、出力回線L3、または
その下流側に位置するATM交換機N2または通信回線
L11に障害が発生した場合に選択される迂回路を示
す。この場合、受信端末R2に向かうATMセルは、出
力回線L4を経由してATM交換機N4に到達する。図
17の(B)は、出力回線L3(またはその下流側に位
置したATM交換機N2または通信回線L11)に障害
が発生し、更に迂回先の出力回線L4にも障害が発生し
た場合に、選択される第2の迂回路を示し、受信端末R
2に向かうATMセルは、出力回線L5、ATM交換機
N6、通信回線L9を経由してATM交換機N3に到達
する。
その下流側に位置するATM交換機N2または通信回線
L11に障害が発生した場合に選択される迂回路を示
す。この場合、受信端末R2に向かうATMセルは、出
力回線L4を経由してATM交換機N4に到達する。図
17の(B)は、出力回線L3(またはその下流側に位
置したATM交換機N2または通信回線L11)に障害
が発生し、更に迂回先の出力回線L4にも障害が発生し
た場合に、選択される第2の迂回路を示し、受信端末R
2に向かうATMセルは、出力回線L5、ATM交換機
N6、通信回線L9を経由してATM交換機N3に到達
する。
【0052】上述した2重障害時の迂回動作を行うため
には、下流側のATM交換機N3および迂回路上のAT
M交換機N6において、ルーティングテーブル21に、
迂回路(L5、L9)用のヘッダ情報を予め通常コネク
ションの変換用ヘッダ情報と同様に設定しておく。さら
に、発側のATM交換機N1において、入力回線L1と
接続された回線インタフェース102に予め以下のよう
にテーブル情報を設定しておく。
には、下流側のATM交換機N3および迂回路上のAT
M交換機N6において、ルーティングテーブル21に、
迂回路(L5、L9)用のヘッダ情報を予め通常コネク
ションの変換用ヘッダ情報と同様に設定しておく。さら
に、発側のATM交換機N1において、入力回線L1と
接続された回線インタフェース102に予め以下のよう
にテーブル情報を設定しておく。
【0053】図19の(A)、(B)は、迂回ルーティ
ングテーブル25のアドレス「15」と「31」に設定
された迂回用ヘッダ情報を示し、それぞれ図17の
(A)、(B)に示した迂回動作と対応している。図2
0の(A)、(B)は、上記迂回用ヘッダ情報と対応し
てテーブルアドレス生成部28に設定されるアドレス検
索情報を示す。尚、迂回対象セル検出部26の切替端指
示テーブル262では、上記コネクションC2に対応す
る値を「1」にしておく。
ングテーブル25のアドレス「15」と「31」に設定
された迂回用ヘッダ情報を示し、それぞれ図17の
(A)、(B)に示した迂回動作と対応している。図2
0の(A)、(B)は、上記迂回用ヘッダ情報と対応し
てテーブルアドレス生成部28に設定されるアドレス検
索情報を示す。尚、迂回対象セル検出部26の切替端指
示テーブル262では、上記コネクションC2に対応す
る値を「1」にしておく。
【0054】ATM交換機N1において、回線L3に接
続された回線インタフェース102の障害監視回路4が
出力回線L3に回線障害が発生したことを検出すると、
障害回線L3に対応して、障害回線ビットマップレジス
タ265のビット位置3が「1」にセットされる。従っ
て、図9で説明したのと同様の原理で、テーブルアドレ
ス生成部28から図20の(A)に示したアドレス「1
5」が読み出され、これに基づいて図19の(A)に示
した迂回用ヘッダ情報(出力VPI=「11」、出力VCI
=「103」、出力回線情報=「00010000」)がセルヘッダ書
替え部22に供給され、それ以降到着した当該コネクシ
ョンC2のATMセルが、図17の(A)に示すよう
に、第1の迂回用出力回線L4に送出されることにな
る。
続された回線インタフェース102の障害監視回路4が
出力回線L3に回線障害が発生したことを検出すると、
障害回線L3に対応して、障害回線ビットマップレジス
タ265のビット位置3が「1」にセットされる。従っ
て、図9で説明したのと同様の原理で、テーブルアドレ
ス生成部28から図20の(A)に示したアドレス「1
5」が読み出され、これに基づいて図19の(A)に示
した迂回用ヘッダ情報(出力VPI=「11」、出力VCI
=「103」、出力回線情報=「00010000」)がセルヘッダ書
替え部22に供給され、それ以降到着した当該コネクシ
ョンC2のATMセルが、図17の(A)に示すよう
に、第1の迂回用出力回線L4に送出されることにな
る。
【0055】この状態で、回線L4に接続されている回
線インタフェース102の障害監視回路4が出力回線L
4の回線障害が発生したことを検出すると、障害回線ビ
ットマップレジスタ265のビット位置4にも「1」が
セットされ、障害回線ビットマップレジスタ265は回
線L3とL4が障害状態にあることを示す。この場合
は、テーブルアドレス生成部28から図20の(B)に
示したアドレス「31」が読み出され、これに基づいて
図19の(B)に示した迂回用ヘッダ情報(出力VPI
=「10」、出力VCI=「204」、出力回線情報=「0000100
0」)がセルヘッダ書替え部22に供給され、それ以降到
着した当該コネクションC2のATMセルが、図17の
(B)に示すように、第2の迂回用出力回線L5に送出
されることになる。
線インタフェース102の障害監視回路4が出力回線L
4の回線障害が発生したことを検出すると、障害回線ビ
ットマップレジスタ265のビット位置4にも「1」が
セットされ、障害回線ビットマップレジスタ265は回
線L3とL4が障害状態にあることを示す。この場合
は、テーブルアドレス生成部28から図20の(B)に
示したアドレス「31」が読み出され、これに基づいて
図19の(B)に示した迂回用ヘッダ情報(出力VPI
=「10」、出力VCI=「204」、出力回線情報=「0000100
0」)がセルヘッダ書替え部22に供給され、それ以降到
着した当該コネクションC2のATMセルが、図17の
(B)に示すように、第2の迂回用出力回線L5に送出
されることになる。
【0056】以上の如く、迂回ルーティングテーブル
に、現用パスに障害が発生した場合に選択すべき第1の
迂回先回線、さらには上記第1の迂回先回線に障害が発
生した場合に選択すべき第2、第3、……の迂回先回線
を予め登録しておくことにより、多重障害が発生した場
合でも迅速に迂回動作を行うことができる。上記実施例
では迂回先で回線障害が発生した場合について説明した
が、迂回先でVP障害が発生した場合にも同様の原理に
よって多重障害の迂回動作を実現できることは明らかで
ある。
に、現用パスに障害が発生した場合に選択すべき第1の
迂回先回線、さらには上記第1の迂回先回線に障害が発
生した場合に選択すべき第2、第3、……の迂回先回線
を予め登録しておくことにより、多重障害が発生した場
合でも迅速に迂回動作を行うことができる。上記実施例
では迂回先で回線障害が発生した場合について説明した
が、迂回先でVP障害が発生した場合にも同様の原理に
よって多重障害の迂回動作を実現できることは明らかで
ある。
【0057】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、ATM交換機の各回線インターフェイス部
に、障害発生時の迂回先と対応して変換用のヘッダ情報
を予め備えておくことにより、網に障害が発生した場合
に迅速に迂回動作を行うことができ、廃棄セル数を削減
できる。また、コネクション毎に迂回路を多重に設定し
ておき、各迂回路毎のヘッダ情報を予め用意しておくこ
とによって、多重障害発生時にも迂回動作を迅速に行う
ことが可能となる。
によれば、ATM交換機の各回線インターフェイス部
に、障害発生時の迂回先と対応して変換用のヘッダ情報
を予め備えておくことにより、網に障害が発生した場合
に迅速に迂回動作を行うことができ、廃棄セル数を削減
できる。また、コネクション毎に迂回路を多重に設定し
ておき、各迂回路毎のヘッダ情報を予め用意しておくこ
とによって、多重障害発生時にも迂回動作を迅速に行う
ことが可能となる。
【図1】本発明のATM交換機に適用される入力インタ
フェース2の1実施例を示すブロック図。
フェース2の1実施例を示すブロック図。
【図2】図1および図23に示したルーティングテーブ
ル21に設定される変換用ヘッダ情報の1例を示す図。
ル21に設定される変換用ヘッダ情報の1例を示す図。
【図3】図1に示した本発明の入力インターフェイス2
に含まれる迂回ルーティングテーブル25に設定される
迂回用ヘッダ情報の1例を示す図。
に含まれる迂回ルーティングテーブル25に設定される
迂回用ヘッダ情報の1例を示す図。
【図4】図1に示した入力インターフェイス2に含まれ
る迂回対象セル検出部26の1実施例を示すブロック
図。
る迂回対象セル検出部26の1実施例を示すブロック
図。
【図5】図4に示した迂回対象セル検出部26に含まれ
る迂回対象セル検出回路261の1実施例を示すブロッ
ク図。
る迂回対象セル検出回路261の1実施例を示すブロッ
ク図。
【図6】図1に示した入力インターフェイス2に含まれ
るテーブルアドレス生成部28の1実施例を示す図。
るテーブルアドレス生成部28の1実施例を示す図。
【図7】本発明を適用する通信ネットワークの1例を示
す図。
す図。
【図8】図7の通信ネットワーク上に形成されるマルチ
キャストコネクションC1の経路を示す図。
キャストコネクションC1の経路を示す図。
【図9】図8のマルチキャストコネクションC1におけ
る障害発生時のパス切替動作を説明するための図。
る障害発生時のパス切替動作を説明するための図。
【図10】図1に示した入力インタフェース2に含まれ
るルーティングテーブル21に設定される変換用ヘッダ
情報の1例を示す図。
るルーティングテーブル21に設定される変換用ヘッダ
情報の1例を示す図。
【図11】図1に示した入力インタフェース2に含まれ
る迂回ルーティングテーブル25に設定される迂回用ヘ
ッダ情報の1例を示す図。
る迂回ルーティングテーブル25に設定される迂回用ヘ
ッダ情報の1例を示す図。
【図12】図1に示した入力インタフェース2に含まれ
るテーブルアドレス生成部28に設定される情報の1例
を示す図。
るテーブルアドレス生成部28に設定される情報の1例
を示す図。
【図13】図4に示した障害回線ビットマップレジスタ
265と障害VPIビットマップメモリ264の初期状
態における記憶内容を示す図。
265と障害VPIビットマップメモリ264の初期状
態における記憶内容を示す図。
【図14】図4に示した障害回線ビットマップレジスタ
265と障害VPIビットマップメモリ264の障害発
生時における記憶内容の1例を示す図。
265と障害VPIビットマップメモリ264の障害発
生時における記憶内容の1例を示す図。
【図15】障害発生時に、図1に示した迂回対象セル検
出部26からテーブルアドレス生成部28に出力される
検索キーデータの1例を示す図。
出部26からテーブルアドレス生成部28に出力される
検索キーデータの1例を示す図。
【図16】本発明の第2の実施例である多重障害時のパ
ス切替動作を説明するためのネットワーク上のコネクシ
ョンC2を示す図。
ス切替動作を説明するためのネットワーク上のコネクシ
ョンC2を示す図。
【図17】コネクションC2に多重障害が発生した場合
の本発明によるパス切替動作を説明するための図。
の本発明によるパス切替動作を説明するための図。
【図18】第2実施例でルーティングテーブル21に設
定される変換用ヘッダ情報の1例を示す図。
定される変換用ヘッダ情報の1例を示す図。
【図19】第2実施例で迂回ルーティングテーブル25
に設定される迂回用ヘッダ情報の1例を示す図。
に設定される迂回用ヘッダ情報の1例を示す図。
【図20】第2実施例でテーブルアドレス生成部28に
設定される検索情報の1例を示す図。
設定される検索情報の1例を示す図。
【図21】本発明を適用するATM交換機の1例を示す
構成図。
構成図。
【図22】図21に示したATM交換機の回線インタフ
ェース102の従来技術における構成の1例を示す図。
ェース102の従来技術における構成の1例を示す図。
【図23】図22に示した回線インターフェイスに含ま
れる入力回線インタフェース(入力ATMレイヤ処理回
路)2の従来技術における構成の1例を示す図。
れる入力回線インタフェース(入力ATMレイヤ処理回
路)2の従来技術における構成の1例を示す図。
101…ATMスイッチ、102…回線インタフェー
ス、103…制御装置、2…入力ATMレイヤ処理回
路、3…出力ATMレイヤ処理回路、4…障害監視回
路、5…制御プロセッサ、21…ルーティングテーブ
ル、22…セルヘッダ書換え部、23…セルバッファメ
モリ、25…迂回ルーティングテーブル、26…迂回対
象セル検出部、27…セレクタ、28…テーブルアドレ
ス生成部、261…迂回対象セル検出回路、262…切
替端指示テーブル、263…出力回線ビットマップメモ
リ、264…障害VPIビットマップメモリ、265…
障害回線ビットマップレジスタ、281…CAM部、2
82…RAM部、S1…送信端末、R1、R2…受信端
末、N1〜N6…ATM交換機、L1〜L11…通信回
線。
ス、103…制御装置、2…入力ATMレイヤ処理回
路、3…出力ATMレイヤ処理回路、4…障害監視回
路、5…制御プロセッサ、21…ルーティングテーブ
ル、22…セルヘッダ書換え部、23…セルバッファメ
モリ、25…迂回ルーティングテーブル、26…迂回対
象セル検出部、27…セレクタ、28…テーブルアドレ
ス生成部、261…迂回対象セル検出回路、262…切
替端指示テーブル、263…出力回線ビットマップメモ
リ、264…障害VPIビットマップメモリ、265…
障害回線ビットマップレジスタ、281…CAM部、2
82…RAM部、S1…送信端末、R1、R2…受信端
末、N1〜N6…ATM交換機、L1〜L11…通信回
線。
Claims (22)
- 【請求項1】複数の入出力回線を収容したスイッチ手段
を備え、各入力回線から受信した入力セルをそれぞれの
ヘッダ部の内容に応じて決まる少なくとも1つの出力回
線に振り分ける非同期転送モード(ATM)交換機にお
いて、 各コネクション毎に、正常時の出力回線と障害時に迂回
路となるべき出力回線とに対応付けられた複数のヘッダ
情報を記憶するヘッダ情報記憶手段と、 上記各入力回線から受信した入力セル毎に、当該入力セ
ルを出力すべき出力回線での障害有無に応じて、上記記
憶手段から読み出されたヘッダ情報のうちの少なくとも
1つを選択する選択手段と、 上記選択手段によって選択されたヘッダ情報に基づい
て、入力セルのヘッダ部の内容を変換するためのヘッダ
変換手段とを有し、 各入力セルを上記変換されたヘッダ情報と対応する出力
回線に出力するようにしたことを特徴とするATM交換
機。 - 【請求項2】前記入出力回線毎に回線インターフェイス
を有し、各回線インターフェイスが、前記ヘッダ情報記
憶手段と、前記選択手段と、前記ヘッダ変換手段とを備
えたことを特徴とする請求項1に記載のATM交換機。 - 【請求項3】前記ヘッダ情報が、出力回線上で有効な出
力コネクション情報と、出力回線を特定するための出力
回線情報とからなり、 前記ヘッダ変換手段が、各入力セルのヘッダ部に含まれ
るコネクション情報を前記選択手段によって選択された
ヘッダ情報が示す出力コネクション情報に置き換えると
共に、上記ヘッダ部に上記ヘッダ情報が示す出力回線情
報を付加した形式で各入力セルを前記スイッチ手段に入
力し、 上記スイッチ手段が、各入力セルを上記出力回線情報に
よって特定される出力回線に振り分けることを特徴とす
る請求項1または請求項2に記載のATM交換機。 - 【請求項4】前記ヘッダ情報記憶手段が、入力セルを正
常時の出力回線に送出するための第1のヘッダ情報群を
記憶する第1のテーブル手段と、入力セルを迂回路に送
出するための第2のヘッダ情報群を記憶するための第2
のテーブル手段とからなり、 前記選択手段が、該ATM交換機に収容された複数の出
力回線について障害の有無を示す状態情報を記憶するた
めの状態記憶手段と、上記第1のテーブル手段から各入
力セルのヘッダ部に含まれるコネクション識別情報と対
応付けられた第1のヘッダ情報を読み出すための手段
と、上記第1のテーブル手段から読み出された第1のヘ
ッダ情報で特定される第1の出力回線の状態を上記状態
記憶手段に記憶された障害状態情報によって判定し、上
記第1の出力回線が正常な場合は上記第1のヘッダ情報
を前記ヘッダ変換手段に供給し、上記第1の出力回線に
障害があった場合は、当該入力セルのコネクション識別
情報と出力回線の障害状況との組合せによって特定され
る第2のヘッダ情報を上記第2のテーブル手段から読み
出して前記ヘッダ変換手段に供給するための選択制御手
段とからなることを特徴とする請求項1〜請求項3の何
れかに記載のATM交換機。 - 【請求項5】前記選択制御手段が、入力セルのコネクシ
ョン識別情報と出力回線の障害状況との組合せに対応し
たテーブルアドレスを出力するためのアドレス生成手段
を有し、上記アドレス生成手段によって出力されたテー
ブルアドレスに基づいて、前記第2のテーブル手段から
前記第2のヘッダ情報が読み出されることを特徴とする
請求項4に記載のATM交換機。 - 【請求項6】前記第1、第2のテーブル手段に記憶され
るヘッダ情報が、出力用のコネクション情報と、出力回
線を特定するための出力回線情報とからなり、 前記選択制御手段が、上記第1または第2のテーブル手
段から読み出されたヘッダ情報のうち、出力用のコネク
ション情報を前記ヘッダ変換手段に、出力回線情報を前
記スイッチ手段にそれぞれ供給し、 前記ヘッダ変換手段が、各入力セルのヘッダ部に含まれ
るコネクション情報を前記選択手段から与えられた出力
用のコネクション情報に置き換えて上記スイッチ手段に
入力し、 上記スイッチ手段が、上記ヘッダ変換手段から入力され
た各入力セルを、上記選択制御手段から入力された出力
回線情報によって特定される出力回線に振り分けること
を特徴とする請求項4または請求項5に記載のATM交
換機。 - 【請求項7】前記状態情報記憶手段が、物理的な出力回
線毎の障害および各出力回線に多重化されたコネクショ
ン毎の障害の有無を記憶したことを特徴とする請求項4
〜請求項6の何れかに記載のATM交換機。 - 【請求項8】前記記憶手段が、何れかのコネクションに
ついて正常時にセルを出力すべき複数の出力回線と対応
させて前記ヘッダ情報を記憶しており、該コネクション
の入力セルが複数の出力回線にブロードキャストされる
ようにしたことを特徴とする請求項1〜請求項7の何れ
かに記載のATM交換機。 - 【請求項9】複数の入出力ポートを備えたスイッチ手段
と、上記入出力ポートと入出力回線との間に設けられた
複数の回線インターフェイスと、上記各回線インターフ
ェイスと上記スイッチ手段とに接続された呼制御装置か
らなり、各入力回線から受信した入力セルをそれぞれの
ヘッダ部の内容に応じて決まる少なくとも1つの出力回
線に振り分ける非同期転送モード(ATM)交換機にお
いて、 各回線インターフェイスが、 入力セルをコネクション対応に予め通常用方路として指
定された出力回線に振り分けるための第1ヘッダ情報を
発生する第1のヘッダ生成手段と、 各入力セルをコネクション対応に予め迂回用方路として
指定された出力回線に振り分けるための第2ヘッダ情報
を発生する第2のヘッダ生成手段と、 入力回線から受信した入力セル対応に、通常用方路の出
力回線が正常な場合は上記第1のヘッダ生成手段で生成
された第1ヘッダ情報を適用し、上記通常用方路の出力
回線における障害または該出力回線に多重化されたコネ
クション障害が発生した場合は、上記第2のヘッダ生成
手段で生成された第2ヘッダ情報を適用して各入力セル
のヘッダ部を選択的に変換するヘッダ変換手段とを備
え、 上記スイッチ手段が、上記各入力ポートから受信した入
力セルをヘッダ変換に適用されたヘッダ情報と対応する
出力回線に振り分け動作するようにしたことを特徴とす
るATM交換機。 - 【請求項10】前記ヘッダ変換手段が、ATM交換機に
収容された各出力回線毎に障害の有無を記憶するための
状態記憶手段を備え、各入力セル毎に、前記第1のヘッ
ダ生成手段で生成された第1ヘッダ情報で特定される出
力回線の状態を上記状態記憶手段の記憶情報によって判
定し、上記出力回線が正常な場合は上記第1ヘッダ情報
を選択し、上記出力回線に障害があった場合は、前記第
2のヘッダ生成手段で生成したヘッダ情報を選択してヘ
ッダ変換を行うことを特徴とする請求項9に記載のAT
M交換機。 - 【請求項11】前記ヘッダ変換手段が、 ATM交換機に収容された各出力回線毎に障害の有無を
記憶するための状態記憶手段と、各入力セル毎に、前記
第1のヘッダ生成手段で生成された第1ヘッダ情報で特
定される第1の出力回線の状態を上記状態記憶手段の記
憶情報によって判定するための手段と、前記第2のヘッ
ダ生成手段に各入力セルのコネクション識別情報と出力
回線の障害状況とによって決まるアドレス情報を与える
ための手段とを備え、 上記第1の出力回線が正常な場合は上記第1ヘッダ情報
を選択し、上記第1の出力回線に障害があった場合は、
前記第2のヘッダ生成手段が上記アドレス情報に応じて
生成した第2のヘッダ情報を選択して、ヘッダ変換を行
うことを特徴とする請求項9に記載のATM交換機。 - 【請求項12】前記第2のヘッダ生成手段が、1つのコ
ネクションについて、異なる迂回用出力回線と対応付け
られた複数の第2ヘッダ情報のうちの1つを選択的に生
成する機能を有し、 前記ヘッダ変換手段が、ATM交換機に収容された各出
力回線毎に障害の有無を記憶するための状態記憶手段
と、各入力セル毎に、前記第1のヘッダ生成手段で生成
された第1ヘッダ情報で特定される第1の出力回線の状
態を上記状態記憶手段の記憶情報によって判定するため
の手段と、前記第2のヘッダ生成手段に各入力セルのコ
ネクション識別情報と出力回線の障害状況とによって決
まるアドレス情報を与えるための手段とを備え、上記第
1の出力回線が正常な場合は、上記第1ヘッダ情報を選
択し、上記第1の出力回線に障害があった場合は、前記
第2のヘッダ生成手段が上記アドレス情報に応じて生成
した障害状況によって異なる第2のヘッダ情報を選択し
て、ヘッダ変換を行うことを特徴とする請求項9に記載
のATM交換機。 - 【請求項13】複数の入出力回線を収容した非同期転送
モード(ATM)交換機における出力パス切替方法であ
って、 コネクション設定の際に、通常用方路となる出力回線の
他に、該出力回線に障害が発生した場合に迂回用方路と
なるべき少なくとも1つの出力回線を予めに指定してお
き、該通常用および迂回用の各出力回線と対応して、入
力セルのヘッダ変換に適用すべき複数のヘッダ情報を記
憶手段に予め記憶し、 上記各入力回線からの入力セルの受信の都度、当該入力
セルを出力すべき通常用方路の出力回線における障害ま
たは該出力回線に多重化されたコネクション障害の有無
に応じて、上記記憶手段に記憶してある通常用の出力回
線または迂回用の出力回線と対応した何れかのヘッダ情
報を選択的に適用して、上記入力セルのヘッダ変換を行
い、 上記入力セルを上記ヘッダ変換に適用されたヘッダ情報
と対応する出力回線に出力するようにしたことを特徴と
するパス切替方法。 - 【請求項14】前記ヘッダ情報をATM交換機の各入出
力回線に接続された回線インターフェイス部において記
憶することを特徴とする請求項13に記載のパス切替方
法。 - 【請求項15】前記ATM交換機の何れかの出力回線で
障害が発生または復旧した時、前記各回線インターフェ
イス部において出力回線毎の障害状態を示す記憶情報を
更新しておき、 各入力回線からの入力セルの受信の都度、当該入力セル
を出力すべき通常用方路の出力回線における障害の有無
を上記記憶情報に基づいて判断し、上記通常用方路の出
力回線に障害が発生していた場合に、迂回用として指定
してある出力回線と対応したヘッダ情報を適用して入力
セルのヘッダ変換を行うことを特徴とする請求項14に
記載のパス切替方法。 - 【請求項16】少なくとも1つのコネクションについ
て、迂回用方路となるべき複数の出力回線を指定し、迂
回用の各出力回線と対応して前記ヘッダ変換に適用すべ
き複数のヘッダ情報を記憶しておき、 各入力回線からの入力セルの受信の都度、当該入力セル
を出力すべき通常用方路の出力回線における障害の有無
を上記記憶情報に基づいて判断し、上記通常用方路の出
力回線に障害が発生していた場合に、迂回用となるべき
出力回線における障害の発生状況に応じて、迂回用の何
れかの出力回線と対応したヘッダ情報を選択し、前記入
力セルのヘッダ変換を行うことを特徴とする請求項13
〜請求項15の何れかに記載のパス切替方法。 - 【請求項17】少なくとも1つのコネクションについ
て、通常用方路となる複数の出力回線を指定し、各出力
回線毎に迂回用方路となるべき出力回線を指定し、通常
用および迂回用の各出力回線と対応して前記ヘッダ変換
に適用すべきヘッダ情報を記憶しておき、 上記コネクションの入力セルが受信された時、当該入力
セルを出力すべき通常用方路の複数の出力回線における
障害の有無を前記障害有無を示す記憶情報に基づいて判
断し、上記通常用方路の何れかの出力回線に障害が発生
していた場合に、迂回用として指定してある出力回線と
対応したヘッダ情報を適用し、障害のない出力回線につ
いては通常用出力回線と対応したヘッダ情報を適用し、
1つの入力セルを複数の出力回線にブロードキャストす
ることを特徴とする請求項13〜請求項15の何れかに
記載のパス切替方法。 - 【請求項18】複数の入出力回線を備えた非同期転送モ
ード(ATM)ノード装置における1つの入力回線に挿
入されるATMレイヤ処理装置であって、 コネクション対応に、通常時のヘッダ変換に適用される
第1ヘッダ情報を発生する第1のヘッダ生成手段と、 コネクション対応に、出力回線障害時のヘッダ変換に適
用される第2ヘッダ情報を発生する第2のヘッダ生成手
段と、 入力回線から受信した入力セル対応に、通常時の出力回
線が正常な場合は上記第1のヘッダ生成手段で生成され
た第1ヘッダ情報を適用し、上記通常時の出力回線に障
害が発生した場合は上記第2のヘッダ生成手段で生成さ
れた第2ヘッダ情報を適用して、各入力セルのヘッダ部
を選択的に変換するヘッダ変換手段とを備えたことを特
徴とするATMレイヤ処理装置。 - 【請求項19】前記ヘッダ変換手段が、前記ノード装置
の各出力回線毎に障害の有無を記憶するための状態記憶
手段を備え、各入力セル毎に、前記第1のヘッダ生成手
段で生成された第1ヘッダ情報で特定される出力回線の
状態を上記状態記憶手段の記憶情報によって判定し、上
記出力回線が正常な場合は上記第1ヘッダ情報を選択
し、上記出力回線に障害があった場合は、前記第2のヘ
ッダ生成手段で生成したヘッダ情報を選択してヘッダ変
換を行うことを特徴とする請求項18に記載のATMレ
イヤ処理装置。 - 【請求項20】前記ヘッダ変換手段が、 前記ノード装置の各出力回線毎に障害の有無を記憶する
ための状態記憶手段と、各入力セル毎に、前記第1のヘ
ッダ生成手段で生成された第1ヘッダ情報で特定される
第1の出力回線の状態を上記状態記憶手段の記憶情報に
よって判定するための手段と、前記第2のヘッダ生成手
段に各入力セルのコネクション識別情報と出力回線の障
害状況とによって決まるアドレス情報を与えるための手
段とを備え、 上記第1の出力回線が正常な場合は上記
第1ヘッダ情報を選択し、上記第1の出力回線に障害が
あった場合は、前記第2のヘッダ生成手段が上記アドレ
ス情報に応じて生成した第2のヘッダ情報を選択して、
ヘッダ変換を行うことを特徴とする請求項18に記載の
ATMレイヤ処理装置。 - 【請求項21】前記状態記憶手段が、各出力回線の障害
の有無を出力回線対応に表示ビットをもつビットマップ
によって記憶し、前記判定手段が、前記第1の出力回線
の状態を上記ビットマップによって判定することを特徴
とする請求項20に記載のATMレイヤ処理装置。 - 【請求項22】前記ビットマップが、各出力回線の物理
パスの障害、バーチャルパスまたはバーチャルチャネル
の障害の状態により決定されることを特徴とする請求項
21に記載のATMレイヤ処理装置。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7045249A JPH08242240A (ja) | 1995-03-06 | 1995-03-06 | Atm交換機およびパス切替方法 |
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7045249A JPH08242240A (ja) | 1995-03-06 | 1995-03-06 | Atm交換機およびパス切替方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08242240A true JPH08242240A (ja) | 1996-09-17 |
Family
ID=12714000
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7045249A Pending JPH08242240A (ja) | 1995-03-06 | 1995-03-06 | Atm交換機およびパス切替方法 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5764624A (ja) |
JP (1) | JPH08242240A (ja) |
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