JP2000151647A - Atm通信装置 - Google Patents

Atm通信装置

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JP2000151647A
JP2000151647A JP10326667A JP32666798A JP2000151647A JP 2000151647 A JP2000151647 A JP 2000151647A JP 10326667 A JP10326667 A JP 10326667A JP 32666798 A JP32666798 A JP 32666798A JP 2000151647 A JP2000151647 A JP 2000151647A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】装置内制御部を介さずにVPを切り替える。 【解決手段】ユーザ端末又は対向する他のATM通信装
置との間の通信を終端するインタフェース部のそれぞれ
に、自インタフェース部の属するATM通信装置が中継
局か切替局かの情報を格納した位置情報テーブルと、V
Pのルーティング情報を格納したルーティングテーブル
と、自インタフェース部の属するATM通信装置が障害
箇所に対して下流側に位置する切替局である場合には、
上流側より現用VPを介して受信されたOAMセルが現
用VPの切替えを要求するとき、自インタフェース部の
属するATM通信装置が障害箇所に対して上流側に位置
する切替局である場合には、下流側より予備VPを介し
て受信されたOAMセルが現用VPの切替を要求すると
き、自インタフェース部内に設けられている上記ルーテ
ィングテーブルを検索し、格納されている情報を基に、
VPの切替えを直接制御するAPSプログラム部とを備
える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、仮想パス(VP:
Virtual Path)切替え機能を備えるATM(非同期通信
モード)通信装置に関する。
【0002】
【従来の技術】ATM通信網では、障害対策のため、同
一区間につき2つの通信経路を設定する方式が採られ
る。すなわち、現用系VP(プライマリVP)に対し、
対となる予備系VP(セカンダリVP)を予め設定して
おく方式が採られる。かかる方式を採用することによ
り、現用系VPに障害が生じても、即座に通信経路を予
備系VPに切り替えることにより、通信を継続できるよ
うになっている。
【0003】従来、かかるVPの切替えは、ATM通信
装置(XC装置、交換機等)内の装置内制御部が行って
いる。装置内制御部は、現用系VPの故障を認識する
と、その切替え先となる予備系VPを特定し、ATMセ
ルを伝達するインタフェース部(IF部)に切替え指示
を出すことにより、VPの切替えを実行する。
【0004】なお、装置内制御部と各IF部とは、装置
内LANや制御バス等を介して接続されており、VPの
障害検出、切替え指示その他処理に関するメッセージ
(データ)のやりとりは、かかる通信経路を経由して行
われている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、従来技術の
場合には、装置内制御部の主導で切替え処理が実行され
るため、以下に示すような場合に対処し得ないという問
題があった。 (1)装置内制御部自体が故障した場合、又は、装置内
制御部と各IF部とを接続する通信経路に故障が生じた
場合、VPの切替えを実行できない。 (2)装置内制御部の主導により切り替え処理が実行さ
れるため、切替え処理(故障検出及び切り替え指示等)
に時間がかかる。
【0006】本発明は、以上の課題を考慮してなされた
もので、確実かつ短時間にてVPの切替え処理を実行で
きるATM通信装置を提案する。
【0007】
【課題を解決するための手段】かかる課題を解決するた
め、本発明においては、ユーザ端末又は対向する他のA
TM通信装置との間の通信を終端するインタフェース部
のそれぞれに、以下の手段を備えるようにする。
【0008】すなわち、(1)自インタフェース部の属
するATM通信装置が中継局か切替局かの情報を格納し
た位置情報テーブルと、(2)VPのルーティング情報
を格納したルーティングテーブルと、(3)自インタフ
ェース部の属するATM通信装置が障害箇所に対して下
流側に位置する切替局である場合には、上流側より現用
VPを介して受信されたOAMセルが現用VPの切替を
要求するとき、自インタフェース部の属するATM通信
装置が障害箇所に対して上流側に位置する切替局である
場合には、下流側より予備VPを介して受信されたOA
Mセルが現用VPの切替を要求するとき、自インタフェ
ース部内に設けられているルーティングテーブルを検索
し、格納されている情報を基に、VPの切替えを直接制
御するAPSプログラム部とを備えるようにする。
【0009】かかる構成とすることにより、各ATM通
信装置は、インタフェース部単独により、装置内制御部
を介すことなくVPの切替えを実行することが可能とな
る。その結果、装置内制御部自体が故障した場合や装置
内制御部とインタフェース部との通信路に障害が生じた
場合でも、VPの切替えを自律的に実行できる。
【0010】また、従来装置のように、VPの切替えに
装置内制御部が介在せず、インタフェース部内で処理が
完結するため(すなわち、他のユニットとの間での通信
を必要としないため)、VPの切替え自体高速化でき
る。
【0011】
【発明の実施の形態】(A)第1の実施形態 (A−1)全体構成 以下、本発明に係るATM通信装置を、ユーザ端末とネ
ットワークとの接続点(UNI:User Network Interfa
ce)に設けるATM交換機やネットワークとノードとの
接続点(NNI:Network Node Interface)に設けるA
TMクロスコネクタに適用する場合について説明する。
【0012】本実施形態に係るATM通信装置は、一般
的な装置の構成と同様、3つの機能部から構成されてい
る。すなわち、装置内制御部1と、インタフェース(I
F)部2と、スイッチ(SW)部3とから構成されてい
る。このうち、IF部2は、本装置と対向する他のAT
M通信装置(ATM交換機やATMクロスコネクタ)や
収容する加入者数に応じた数だけ設けられている。 (A−2)各部の構成 (A−2−1)装置内制御部1の構成 装置内制御部1は、装置内の処理を制御するための手段
であり、以下のプログラムで構成されている。すなわ
ち、受信制御プログラム11、XC制御プログラム1
2、警報処理プログラム13、通信制御プログラム14
その他プログラムから構成されている。
【0013】ここで、受信制御プログラム11は、AT
M通信装置に接続されたOpS(Operation System)か
ら制御オーダを受信し対応するプログラムである。XC
制御プログラム12は、OpSからの制御オーダに基づ
いて、帯域等のVP接続情報をチェックし、IF部2へ
回線設定(VP接続)指示を行うプログラムである。警
報処理プログラム13は、インタフェース部2の警報処
理プログラム22やスイッチ部3の警報処理プログラム
32から通知される警報情報に基づいて故障箇所の特定
やOpSへの通知を行うプログラムである。通信制御プ
ログラム14は、インタフェース部2やスイッチ部3と
の通信を制御するプログラムである。 (A−2−2)インタフェース部2の構成 インタフェース部2は、ユーザ回線や局内回線を収容
し、ユーザセル(ATMセル)の多重化や障害検出、ト
ラヒック監視等を行うための手段であり、具体的には、
以下に示す各種プログラムとLSIより構成されてい
る。
【0014】すなわち、HCV(Header Converter)プ
ログラム21、帯域制御プログラム22、警報処理プロ
グラム23、OAM(Operation Administration and M
aintenance)プログラム24、通信制御プログラム2
5、APS(Auto ProtectionSwitch)プログラム2
6、ルーティングテーブル27、回線終端部28、OA
M部29、UPC(Usage Parameter Control)/NP
C(Network Parameter Control)部210、ヘッダ変
換部211、位置情報テーブル212から構成されてい
る。
【0015】ここで、HCVプログラム21は、ヘッダ
変換部211にATMセルのヘッダ変換を指示するプロ
グラムである。帯域制御プログラム22は、UPC/N
PC部210に帯域制御情報を設定するプログラムであ
る。警報処理プログラム23は、100[msec]周期で
各種LSIの故障検出及び装置内制御部への通知を行う
プログラムである。OAMプログラム24は、OAM部
29からOAMセルを受信し、その分析・制御を行うプ
ログラムである。通信制御プログラム25は、IF部2
と装置内制御部1との通信を制御するプログラムであ
る。APSプログラム26は、OAMプログラム24の
指示に基づき切替制御を行うプログラムである。
【0016】ルーティングテーブル27は、プライマリ
VPやセカンダリVPのルーティング情報等を記憶する
テーブルである。ルーティングテーブル27の具体的な
構成例を図2に示す。ルーティングテーブル27は、回
線番号毎に、運用状態、経路情報、帯域情報等の情報が
設定されている。
【0017】回路終端部28は、ユーザ端末又は他局と
接続された光ファイバを介して伝送される光信号を電気
信号に変換するためのLSIである。OAM部29は、
VP内におけるOAMセルの挿入、取り出し、監視(モ
ニタ)などを行うためのLSIである。UPC/NPC
部210は、伝送路のセル流量の制御を行うためのLS
Iである。ヘッダ変換部211は、ヘッダ変換処理によ
りATMセルの交換(XC)を制御するためのLSIで
ある。
【0018】位置情報テーブル212は、該当装置(I
F部)が切替端であるかそれとも中継局かを示すデータ
が設定されたテーブルである。本データは、保守者によ
り、装置初期設定時等に、OpSより設定される識別情
報である。例えば、切替え端であれば(1)が、中継局
であれば(0)が設定される。 (A−2−3)SW部3の構成 SW部3は、IF部2から入力されるATMセルのヘッ
ダ情報を参照して、出力の方路(IF部)へセルを振り
分ける処理を行う。SW部3は、通信制御プログラム3
1、警報処理プログラム32等から構成される。 (A−3)OAMセルの構成 図3に、OAM部29が検出するOAMセルの具体的構
成例を示す。OAMセルは、ATMセルヘッダ41、障
害、性能管理、切替等のOAMセルの種別を種別OAM
タイプ42、OAMタイプのさらに詳細を示すOAM機
能タイプ43、APS切替等の切替動作実施の結果を示
す切替失敗要因44、ペイロード部分の情報の誤り検出
符号46、対向側の切替端が切替済みであるかを示す対
向側切替フラグ47等から構成される。 (A−4)実施形態装置による切替え処理動作の内容 (A−4−1)VPの切替え 以下の説明では、図4に表したネットワークシステム上
でVPの切替えを行う場合について説明する。なお、図
中、ネットワーク上に配置されている4つのVPHは、
いずれも本実施形態に係る装置(すなわち、図1に示す
装置構成を採る装置)であるものとする。
【0019】通常、現用系VP(プライマリVP)と予
備系VP(セカンダリVP)は網障害等の発生に備え、
別ルートに設定されている。例えば、図4に示すよう
に、実線で示すプライマリVP(VPI#1)と、破線
で示すセカンダリVP(VPI#2)のように別ルート
に設定されている。
【0020】通常時(網正常時)、加入者Aから送出さ
れたATMセルは、プライマリVP(VPH1→VPH
2→VPH4で表されるルート)を経由して加入者Bに
到達する。勿論、セカンダリVPを経由しても加入者A
と加入者Bとの間で、データをやりとりすることもでき
るが、通常時には用いられておらず(帯域0)、プライ
マリVPのみが使用される。
【0021】しかし、異常が生じた場合には(プライマ
リVPに故障が生じた場合等の際には)、図5に示すよ
うに、加入者Aから出力されたATMセルは、セカンダ
リVP(VPH1→VPH3→VPH4デ表されるルー
ト)を経由して加入者Bに到達する。 (A−4−2)切換え動作の実行手順(概要) 続いて、かかるVPの切換えが具体的にどのような手順
で実行されるかの概要を、図6を用いて説明する。
【0022】ここでは、VPH1とVPH2との間に位
置するリンク部分(プライマリVP)に障害が発生した
ものとする。この場合、当該リンクの下流側(図中右
側)に位置するVPH2が、伝送路上の通信警報(故障
検出)を検出する。次に、VPH2は、下流側(図中右
側)の切替端であるVPH4に、OAMセル(図3)を
送信し、セカンダリVPへの切替を指示する。
【0023】切替要求(OAMセル)を受信したVPH
4は、セカンダリVPと端末Aとを接続(VPI#1と
VPI#2の接続)すると共に、セカンダリVPを使用
して、上流側(図中左側)の切替端であるVPH1に対
して切替要求(OAMセル)を送信する。切替要求(O
AMセル)を受信したVPH1は、セカンダリVPと端
末Aを接続(VPI#1とVPI#2の接続)する。
【0024】以上の手順により、プライマリVPからセ
カンダリVPへの切換えが完了する。 (A−4−3)切換え動作の実行手順(具体例) 次に、上記動作を行うために、各VPH(図6における
VPH1、VPH2、VPH3、VPH4)において実
行される処理内容を説明する。 VPH2の処理 まず、VPH2の警報処理プログラム23が、VPH1
−VPH2区間の障害に起因した伝送路警報(通信警
報)を検出する。警報処理プログラム23は、次に警報
を分析し、プライマリVPの障害と判断すると、下流側
に位置する切替端にVPの切替えを要求するたあめ、図
3に示すOAMセル(図3)を送信する。
【0025】本OAMセル(図3)は、障害を検知した
警報処理プログラム23と同じ加入者側IF2内のOA
Mプログラム24により生成され送信される。なお、O
AMセルのOAMタイプ42は「切替管理」に、OAM
機能タイプ43は「VP切替要求」に、切替失敗要因4
4は「正常」に、対向側切替フラグ47は「対向側切替
端末」に設定される。 VPH4の処理 次に、切替端であるVPH4の処理について説明する。
図7は、VPH4におけるIF部2の構成を示したもの
である。VPH2から送出されたOAMセルは、局内側
IF部「A」(「A」は、説明の便宜上用いる識別子で
ある)を介して装置内に取り込まれた後、SW部3を介
して切替端IF部(加入者側IF部)に渡される。
【0026】切替端IF部は、この後、一連の切替処理
及びOAMセルの送信を主導する。具体的には、切替端
IF部のOAM部29がOAMセルを検出し、OAMプ
ログラム24によりOAMタイプ43を分析する。ここ
で、OAMタイプ43が切替管理であれば、切替要求の
OAMセル(図3)であると判断する。次に、OAMプ
ログラム24は、自己の属するIF部が切替端に位置す
るIF部か否か、位置情報テーブル212を用いて判断
する。
【0027】ここで、自己が切替端であるとの結論を得
ると、OAMプログラム24は、OAMセル(図3)内
のOAM機能タイプ43を分析し、VP切替要求であれ
ば、VP切替を実行する。切替端でなければ、OAMセ
ルをそのまま、下流側に転送する。
【0028】VPの具体的な切替処理は、APSプログ
ラム26により実行される。まず、APSプログラム2
6が、OAMセル(図3)内のATMセルヘッダよりV
PI番号を抽出し、VPI番号をインデックス値として
ルーテイングテーブル27を参照する。これにより、切
替先となる予備系のVPI番号、帯域情報その他の切替
情報が得られる。本情報により、APSプログラム26
は、HCVプログラム21及び帯域制御プログラム22
の設定を行う。
【0029】HCVプログラム21及び帯域制御プログ
ラム22は、APSプログラム26から入力された切替
情報(VPI番号、帯域情報その他の切替情報等)に基
づき、VPIの故障状態や帯域のチェック等を実行す
る。その結果が正常である場合、HCVプログラム21
及び帯域制御プログラム22は、UPC/NPC部21
0及びヘッダ変換部211に対してデータを設定する。
【0030】切替え終了後、OAMセル(図3)内の対
向側切替フラグ47を参照し、切替フラグ=0(対向側
切替端切替未)になっていれば、対向側切替端に対し
て、切替ルート(セカンダリVPルート)を使用して、
VP切替要求のOAMセル(図3)を転送する。ここ
で、OAMセルのOAMタイプは「切替管理」に、OA
M機能タイプは「正常」に、対向側切替フラグは「対向
側切替端切替済」に設定される。
【0031】なお、ルーティングテーブル27に設定さ
れるセカンダリVPの情報は、プライマリVPの情報と
同様に、保守者によりOpSから投入される。 VPH3の処理 次に、セカンダリVP上に位置するVPH3の処理につ
いて説明する。VPH3は、VPH1とVPH4の間に
位置して中継局の役割を果たすものであり、切替え処理
は行わず、VPH4から受取ったOAMセル(図3)を
そのまま下流局であるVPH1にスルーさせるだけであ
る。
【0032】具体的には、VPH4と同様にOAMセル
(図3)を受信し、OAMタイプ42を分析し、切替管
理であればさらに位置情報テーブル212を分析する。
ここで、VPH4の位置情報が中継局(0)であれば、
入力されたOAMセル(図3)をそのままスルーさせ
る。図8に、VPH3におけるOAMセルの流れを示
す。 VPH1の処理 続いて、もう一方の切替端であるVPH1の処理につい
て説明する。切替えまでの動作は、VPH4と同じ処理
を行う。ただし、VPH1は、処理の最後にOAMセル
(図3)を送出し、切替え結果をVPH4に通知する。
【0033】切替えが成功した場合、VPH1は、OA
Mセル(図3)のOAMタイプ42を「切替管理」に、
OAM機能タイプ43を「VP切替応答」に設定する
と、共に、切替失敗要因44を「正常」に設定する。
【0034】一方、切替えに失敗した場合、VPH1
は、OAMタイプ42を「切替管理」に、OAM機能タ
イプ43を「VP切替応答」に設定すると共に、切替失
敗要因44を該当する値に設定する。例えば、VPIが
故障中であれば、予備回線故障中(1)等を設定する。
図9に、VPH1におけるOAMセルの流れを示す。 VPH4の処理 最後に、VPH4は、VPH1からの実行結果(切替失
敗要因44)を受信し、その結果を装置内制御部1に通
知する。以上で、一連の切替え処理が終了する。 (A−5)実施形態の効果 以上のように、本実施形態に係るATM通信装置では、
IF部2内に格納されたルーティングテーブル27及び
位置情報テーブル212と、OAMセル(図3)によっ
て通知される情報とに基づいてVPの切替を実行するた
め、装置内制御部1を一切介さずにVPの切替えが実現
される。
【0035】かくして、装置内制御部1に故障が生じた
場合や装置内制御部1とIF部2との間の通信経路に故
障が生じた場合でも、本実施形態に係るATM通信装置
を用いれば、VPの切替えを確実に実行することができ
る。
【0036】しかも、一連の切替処理は、単一のIF部
内で実行されるため(同一筐体内にある他の処理部(例
えば、装置内制御部1)との通信を必要としないた
め)、切替処理の高速化も実現できる。 (A−6)他の実施形態 (1)図1においては、説明の便宜上、ルーティングテ
ーブル27及び位置情報テーブル212を便宜上別々に
表したが、実際の装置では、単一の記憶媒体の異なる記
憶領域にそれぞれを記憶しておくことも可能である。
【0037】同様に、各種プログラムについても、実際
の装置では、単一の記憶媒体の異なる記憶領域にそれぞ
れを記憶しておくことも可能である。なお、これらプロ
グラムで実現される機能をハードウェアによって実現す
ることも可能である。 (2)回線終端部28として、光ファイバを終端する場
合について説明したが、伝送路を光ファイバに限る意図
によるものではない。
【0038】
【発明の効果】上述のように、本発明によれば、ユーザ
端末又は対向する他のATM通信装置との間の通信を終
端するインタフェース部のそれぞれに、位置情報テーブ
ルと、ルーティングテーブルと、APSプログラム部と
を備え、インタフェース部単独で、装置内制御部を介す
ことなくVPの切替えを実行できるようにしたことによ
り、装置内制御部自体が故障した場合や装置内制御部と
インタフェース部との通信路に障害が生じた場合でも、
VPの切替えを自律的に実行できる。
【0039】また、従来装置のように、VPの切替えに
装置内制御部が介在しないため、インタフェース部内で
処理を完結でき、VPの切替えを高速化できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】ATM通信装置の実施形態例を示すブロック図
である。
【図2】ルーティングテーブルを示す図表である。
【図3】OAMセルの構成例を示す図である。
【図4】ネットワークシステムの構成例を示す図であ
る。
【図5】故障発生時におけるルートの切替例を示す図で
ある。
【図6】VP切替の処理を概念的に表した図である。
【図7】VPH4の処理説明に供する図である。
【図8】VPH3の処理説明に供する図である。
【図9】VPH1の処理説明に供する図である。
【符号の説明】
1…装置内制御部、11…受信制御プログラム、12…
XC制御プログラム、13…警報処理プログラム、14
…通信制御プログラム、2…インタフェース部、21…
HCVプログラム、22…帯域制御プログラム、23…
警報処理プログラム、24…OAMプログラム、25…
通信制御プログラム、26…APSプログラム、27…
ルーティングテーブル、28…回線終端部、29…OA
M部、30…UPC/NPC部、211…ヘッダ変換
部、212…位置情報テーブル、3…SW部、31…通
信制御プログラム、32…警報処理プログラム。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 増田 重人 東京都港区虎ノ門1丁目7番12号 沖電気 工業株式会社内 Fターム(参考) 5K030 GA12 HA10 HB11 HB14 JL07 JL08 KA05 KA13 LB08 MD02 5K035 AA01 AA03 DD01 EE01 LL18 MM04

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ユーザ端末又は対向する他のATM通信
    装置との間の通信を終端するインタフェース部のそれぞ
    れに、 自インタフェース部の属するATM通信装置が中継局か
    切替局かの情報を格納した位置情報テーブルと、 VPのルーティング情報を格納したルーティングテーブ
    ルと、 自インタフェース部の属するATM通信装置が障害箇所
    に対して下流側に位置する切替局である場合には、上流
    側より現用VPを介して受信されたOAMセルが現用V
    Pの切替を要求するとき、自インタフェース部の属する
    ATM通信装置が障害箇所に対して上流側に位置する切
    替局である場合には、下流側より予備VPを介して受信
    されたOAMセルが現用VPの切替を要求するとき、自
    インタフェース部内に設けられている上記ルーティング
    テーブルを検索し、格納されている情報を基に、VPの
    切替えを直接制御するAPSプログラム部とを備えたこ
    とを特徴とするATM通信装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のATM通信装置は、上
    流側又は下流側から受信されたOAMセルが現用VPの
    切替えを要求する場合でも、自インタフェース部の属す
    るATM通信装置が中継局であるときは、受信されたO
    AMセルをそのまま下流側又は上流側に転送することを
    特徴とするATM通信装置。
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