JPH08241929A - 半導体集積回路装置 - Google Patents
半導体集積回路装置Info
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- JPH08241929A JPH08241929A JP7070410A JP7041095A JPH08241929A JP H08241929 A JPH08241929 A JP H08241929A JP 7070410 A JP7070410 A JP 7070410A JP 7041095 A JP7041095 A JP 7041095A JP H08241929 A JPH08241929 A JP H08241929A
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Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H10—SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- H10B—ELECTRONIC MEMORY DEVICES
- H10B10/00—Static random access memory [SRAM] devices
- H10B10/12—Static random access memory [SRAM] devices comprising a MOSFET load element
- H10B10/125—Static random access memory [SRAM] devices comprising a MOSFET load element the MOSFET being a thin film transistor [TFT]
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01L—SEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
- H01L27/00—Devices consisting of a plurality of semiconductor or other solid-state components formed in or on a common substrate
- H01L27/02—Devices consisting of a plurality of semiconductor or other solid-state components formed in or on a common substrate including semiconductor components specially adapted for rectifying, oscillating, amplifying or switching and having potential barriers; including integrated passive circuit elements having potential barriers
- H01L27/0203—Particular design considerations for integrated circuits
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- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
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- Y10S257/00—Active solid-state devices, e.g. transistors, solid-state diodes
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-
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 ソース・ドレイン領域およびチャネル領域を
構成する活性領域に対してゲート電極(ワード線を含
む)が位置ずれを起こすことがあっても、ペアのトラン
ジスタ間では特性に差が生じないようにする。 【構成】 駆動トランジスタQd1、Qd2におけるよ
うに、チャネル領域の近傍で活性領域23の形状が(点
又は線)対称をなすようにする。或は、トランスファト
ランジスタQt1、Qt2における場合のように、チャ
ネル領域の近傍でワード線21の形状が(点又は線)対
称をなすようにする。 【効果】 ゲート電極(ワード線)が位置ずれを起こす
ことがあっても、ペアトランジスタ間ではチャネル領域
の形状が同等になるので特性に差は生じない。
構成する活性領域に対してゲート電極(ワード線を含
む)が位置ずれを起こすことがあっても、ペアのトラン
ジスタ間では特性に差が生じないようにする。 【構成】 駆動トランジスタQd1、Qd2におけるよ
うに、チャネル領域の近傍で活性領域23の形状が(点
又は線)対称をなすようにする。或は、トランスファト
ランジスタQt1、Qt2における場合のように、チャ
ネル領域の近傍でワード線21の形状が(点又は線)対
称をなすようにする。 【効果】 ゲート電極(ワード線)が位置ずれを起こす
ことがあっても、ペアトランジスタ間ではチャネル領域
の形状が同等になるので特性に差は生じない。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、半導体集積回路装置に
関し、特に、製造上位置合わせずれを起こすことがあっ
てもウェハ全体で回路特性の均一性が損なわれることの
ないようになされたレイアウトパターンを有する半導体
集積回路装置に関するものである。
関し、特に、製造上位置合わせずれを起こすことがあっ
てもウェハ全体で回路特性の均一性が損なわれることの
ないようになされたレイアウトパターンを有する半導体
集積回路装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、半導体集積回路装置ではフリップ
フロップ回路をはじめ記憶装置のセンスアンプ回路やス
タティック・ランダム・アクセス・メモリ(以下、SR
AM)のメモリセル等において、回路上対をなす電界効
果トランジスタ(以下、ペア・トランジスタ)が数多く
使用されている。そして、これらペア・トランジスタの
特性の差は集積回路の歩留り、性能、特性ばらつき等に
影響を与える。
フロップ回路をはじめ記憶装置のセンスアンプ回路やス
タティック・ランダム・アクセス・メモリ(以下、SR
AM)のメモリセル等において、回路上対をなす電界効
果トランジスタ(以下、ペア・トランジスタ)が数多く
使用されている。そして、これらペア・トランジスタの
特性の差は集積回路の歩留り、性能、特性ばらつき等に
影響を与える。
【0003】以下にSRAMのメモリセルを例に挙げ
て、図10(a)、図11(a)、(b)、図12、図
13、図14を参照して従来技術について説明する。図
10(a)には抵抗負荷型SRAMセルの回路図が示さ
れている。SRAMセルは、2個の駆動用トランジスタ
と2個の負荷素子から成る1個のフリップフロップおよ
び2個のトランスファトランジスタで構成されている。
て、図10(a)、図11(a)、(b)、図12、図
13、図14を参照して従来技術について説明する。図
10(a)には抵抗負荷型SRAMセルの回路図が示さ
れている。SRAMセルは、2個の駆動用トランジスタ
と2個の負荷素子から成る1個のフリップフロップおよ
び2個のトランスファトランジスタで構成されている。
【0004】セルアレイ内においては、1組の相補型デ
ータ線DL1、DL2と1組のワード線WL1、WL2
との交差部にあって、トランスファトランジスタQt
1、Qt2によってデータ線とワード線に接続されてい
る。セル内の駆動用トランジスタQd1、Qd2のソー
ス端子は接地配線VSSに接続され、ドレイン端子はセル
ノードN1、N2においてトランスファトランジスタQ
t1、Qt2のソース・ドレイン端子の一端および負荷
素子である高抵抗素子R1、R2の一端にそれぞれ接続
されている。
ータ線DL1、DL2と1組のワード線WL1、WL2
との交差部にあって、トランスファトランジスタQt
1、Qt2によってデータ線とワード線に接続されてい
る。セル内の駆動用トランジスタQd1、Qd2のソー
ス端子は接地配線VSSに接続され、ドレイン端子はセル
ノードN1、N2においてトランスファトランジスタQ
t1、Qt2のソース・ドレイン端子の一端および負荷
素子である高抵抗素子R1、R2の一端にそれぞれ接続
されている。
【0005】Qd1のゲート端子はノードN2に接続さ
れ、Qd2のゲート端子はノードN1に接続されてい
る。また高抵抗素子R1、R2の他端は電源配線VCCに
接続されている。これによって駆動用トランジスタQd
1、Qd2、負荷素子R1、R2から成るフリップフロ
ップが構成される。ここでは駆動用トランジスタQd
1、Qd2、トランスファトランジスタQt1、Qt2
はすべてnチャネルMOSトランジスタで構成されてい
る。
れ、Qd2のゲート端子はノードN1に接続されてい
る。また高抵抗素子R1、R2の他端は電源配線VCCに
接続されている。これによって駆動用トランジスタQd
1、Qd2、負荷素子R1、R2から成るフリップフロ
ップが構成される。ここでは駆動用トランジスタQd
1、Qd2、トランスファトランジスタQt1、Qt2
はすべてnチャネルMOSトランジスタで構成されてい
る。
【0006】SRAMセルは、双安定回路であるフリッ
プフロップの二つの安定状態に対応して、例えば、ノー
ドN1がhighレベルでノードN2がlowレベルの
ときその状態をデータ“1”、ノードN1がlowレベ
ルでノードN2がhighレベルのときその状態をデー
タ“0”として記憶する。
プフロップの二つの安定状態に対応して、例えば、ノー
ドN1がhighレベルでノードN2がlowレベルの
ときその状態をデータ“1”、ノードN1がlowレベ
ルでノードN2がhighレベルのときその状態をデー
タ“0”として記憶する。
【0007】図11(a)、(b)は、SRAM単位セ
ルの従来の平面レイアウト図の一例である。図11
(a)、(b)は、それぞれMOSFET部(a)と高
抵抗素子部(b)とを分けて描いた平面レイアウト図で
あり、実際には高抵抗素子部(b)はMOSFET部
(a)の上に重なって配置される。また、この単位セル
に隣接するセルは、この単位セルをその長辺と短辺でそ
れぞれ鏡面反転したものになっている。従ってコンタク
ト孔はそれぞれ隣接するセルと共用しておりその半分が
描かれている。
ルの従来の平面レイアウト図の一例である。図11
(a)、(b)は、それぞれMOSFET部(a)と高
抵抗素子部(b)とを分けて描いた平面レイアウト図で
あり、実際には高抵抗素子部(b)はMOSFET部
(a)の上に重なって配置される。また、この単位セル
に隣接するセルは、この単位セルをその長辺と短辺でそ
れぞれ鏡面反転したものになっている。従ってコンタク
ト孔はそれぞれ隣接するセルと共用しておりその半分が
描かれている。
【0008】駆動用トランジスタQd1、Qd2のソー
ス領域は、コンタクト孔20を介して接地配線10に接
続されており、そのドレイン領域はトランスファトラン
ジスタQt1、Qt2のソース・ドレイン領域にn+ 型
拡散層8を共用して接続されている。駆動用トランジス
タQd1、Qd2およびトランスファトランジスタQt
1、Qt2のソース・ドレイン領域(n+ 型拡散層8)
およびチャネル領域は、フィールド酸化膜によって画定
された活性領域26内に形成されている。このn+ 型拡
散層8はダイレクトコンタクト16により駆動用トラン
ジスタQd1、Qd2のゲート電極5に接続されてい
る。さらに、このゲート電極5にはコンタクト孔18を
介して多結晶シリコン高抵抗12(R1、R2)が接続
されている。
ス領域は、コンタクト孔20を介して接地配線10に接
続されており、そのドレイン領域はトランスファトラン
ジスタQt1、Qt2のソース・ドレイン領域にn+ 型
拡散層8を共用して接続されている。駆動用トランジス
タQd1、Qd2およびトランスファトランジスタQt
1、Qt2のソース・ドレイン領域(n+ 型拡散層8)
およびチャネル領域は、フィールド酸化膜によって画定
された活性領域26内に形成されている。このn+ 型拡
散層8はダイレクトコンタクト16により駆動用トラン
ジスタQd1、Qd2のゲート電極5に接続されてい
る。さらに、このゲート電極5にはコンタクト孔18を
介して多結晶シリコン高抵抗12(R1、R2)が接続
されている。
【0009】多結晶シリコン高抵抗12の両端に隣接す
る多結晶シリコン層は不純物導入によって低抵抗化され
その一方は電源配線13として配置されている。トラン
スファトランジスタQt1、Qt2のソース・ドレイン
領域の一方はコンタクト孔19を介して相補型のデータ
線15(DL1、DL2)に接続されている。トランス
ファトランジスタQt1、Qt2のゲート電極はそれぞ
れワード線22(WL1、WL2)が兼用している。
る多結晶シリコン層は不純物導入によって低抵抗化され
その一方は電源配線13として配置されている。トラン
スファトランジスタQt1、Qt2のソース・ドレイン
領域の一方はコンタクト孔19を介して相補型のデータ
線15(DL1、DL2)に接続されている。トランス
ファトランジスタQt1、Qt2のゲート電極はそれぞ
れワード線22(WL1、WL2)が兼用している。
【0010】この種メモリセルにおいては、できるだけ
小さなセルサイズを得るために、ソース・ドレイン領域
およびチャネル領域を画定する活性領域のパターンとゲ
ート電極パターンとはすべて直交するのではなく、その
交差する部分以外の領域で一方のパターンが屈曲して配
置されている。セル内フリップフロップのバランスを確
保するため、この従来技術では対をなすそれぞれ2個の
駆動用トランジスタ、負荷素子、トランスファトランジ
スタがそれぞれ同一のゲート長、ゲート幅、抵抗長、抵
抗幅を有するように設計されている。さらにメモリセル
の中心点に対して各素子がそれぞれ対称的に配置されて
いる。
小さなセルサイズを得るために、ソース・ドレイン領域
およびチャネル領域を画定する活性領域のパターンとゲ
ート電極パターンとはすべて直交するのではなく、その
交差する部分以外の領域で一方のパターンが屈曲して配
置されている。セル内フリップフロップのバランスを確
保するため、この従来技術では対をなすそれぞれ2個の
駆動用トランジスタ、負荷素子、トランスファトランジ
スタがそれぞれ同一のゲート長、ゲート幅、抵抗長、抵
抗幅を有するように設計されている。さらにメモリセル
の中心点に対して各素子がそれぞれ対称的に配置されて
いる。
【0011】図12には図11のA−A′線における断
面図が示されている。不純物濃度約1015cm-3のn型
シリコン基板1上のメモリセル形成領域に不純物濃度1
016〜1017cm-3程度のp型ウェル2が形成されてお
り、その表面の素子分離領域には選択酸化により厚さ2
00〜500nmのフィールド酸化膜3が形成されてい
る。基板表面の素子領域には、5〜20nmのゲート酸
化膜4を介して、厚さ50〜200nmのn型にドープ
された多結晶シリコン膜、厚さ10〜200nmのタン
グステンシリサイド膜、厚さ50〜100nmのシリコ
ン膜から成る三層膜のゲート電極5が形成されており、
その側面に酸化膜によるサイドウォール6が設けられて
いる。
面図が示されている。不純物濃度約1015cm-3のn型
シリコン基板1上のメモリセル形成領域に不純物濃度1
016〜1017cm-3程度のp型ウェル2が形成されてお
り、その表面の素子分離領域には選択酸化により厚さ2
00〜500nmのフィールド酸化膜3が形成されてい
る。基板表面の素子領域には、5〜20nmのゲート酸
化膜4を介して、厚さ50〜200nmのn型にドープ
された多結晶シリコン膜、厚さ10〜200nmのタン
グステンシリサイド膜、厚さ50〜100nmのシリコ
ン膜から成る三層膜のゲート電極5が形成されており、
その側面に酸化膜によるサイドウォール6が設けられて
いる。
【0012】シリサイド膜上のシリコン膜は、後工程の
サイドウォール形成時のエッチバックやコンタクト孔開
口時のドライエッチングによるダメージからシリサイド
膜を保護するために設けられたものである。ゲート電極
5とサイドウォール6をマスクとしたイオン注入により
不純物濃度1020〜1021cm-3程度のn+ 型拡散層8
が形成されており、これに接続してサイドウォール6直
下には不純物濃度1017〜1018cm-3程度のn- 型拡
散層7が形成されている。
サイドウォール形成時のエッチバックやコンタクト孔開
口時のドライエッチングによるダメージからシリサイド
膜を保護するために設けられたものである。ゲート電極
5とサイドウォール6をマスクとしたイオン注入により
不純物濃度1020〜1021cm-3程度のn+ 型拡散層8
が形成されており、これに接続してサイドウォール6直
下には不純物濃度1017〜1018cm-3程度のn- 型拡
散層7が形成されている。
【0013】ゲート電極5の上には絶縁膜9を介して厚
さ150〜300nmのタングステンシリサイド膜によ
る接地配線10が形成され、接地配線10の上には絶縁
膜11を介して厚さ50〜200nmの多結晶シリコン
高抵抗12および電源配線13が形成されている。さら
にその上には絶縁膜14を介してアルミ配線によるデー
タ線15が形成されている。ゲート電極5はダイレクト
コンタクト16によりn+ 型拡散層17に接続されてお
り、接地配線10はコンタクト孔(20:図示されてい
ない)を介してn+ 型拡散層(8)に接続されており、
多結晶シリコン高抵抗12はコンタクト孔18を介して
ゲート電極5に接続されている。また、データ線15は
コンタクト孔19を介してn+ 型拡散層に接続されてい
る。
さ150〜300nmのタングステンシリサイド膜によ
る接地配線10が形成され、接地配線10の上には絶縁
膜11を介して厚さ50〜200nmの多結晶シリコン
高抵抗12および電源配線13が形成されている。さら
にその上には絶縁膜14を介してアルミ配線によるデー
タ線15が形成されている。ゲート電極5はダイレクト
コンタクト16によりn+ 型拡散層17に接続されてお
り、接地配線10はコンタクト孔(20:図示されてい
ない)を介してn+ 型拡散層(8)に接続されており、
多結晶シリコン高抵抗12はコンタクト孔18を介して
ゲート電極5に接続されている。また、データ線15は
コンタクト孔19を介してn+ 型拡散層に接続されてい
る。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】従来の電界効果トラン
ジスタを用いたメモリセルでは、製造工程中のパターン
の位置合わせ等において位置ずれが発生した場合、ペア
・トランジスタに特性差が生じフリップフロップがアン
バランスとなって、セル動作の安定性が確保できなくな
るという問題点があった。
ジスタを用いたメモリセルでは、製造工程中のパターン
の位置合わせ等において位置ずれが発生した場合、ペア
・トランジスタに特性差が生じフリップフロップがアン
バランスとなって、セル動作の安定性が確保できなくな
るという問題点があった。
【0015】例えば、図13は図11(a)のパターン
を短辺方向に3セル分を並べた平面レイアウト図であ
り、活性領域26に対してゲート電極5およびワード線
22がX方向にずれて形成された場合が示されている。
図中には点線でずれのない本来のゲートパターン(ワー
ド線パターン)も示されている。セル内での一対の駆動
用トランジスタおよびトランスファトランジスタのチャ
ネル領域39、40および41、42はそれぞれ図中の
斜線の様に形成される。
を短辺方向に3セル分を並べた平面レイアウト図であ
り、活性領域26に対してゲート電極5およびワード線
22がX方向にずれて形成された場合が示されている。
図中には点線でずれのない本来のゲートパターン(ワー
ド線パターン)も示されている。セル内での一対の駆動
用トランジスタおよびトランスファトランジスタのチャ
ネル領域39、40および41、42はそれぞれ図中の
斜線の様に形成される。
【0016】図示されたように、この場合、駆動用のペ
ア・トランジスタでチャネル領域の形状が異なってしま
い、しきい値やオン電流に差が生じてしまう。トランス
ファトランジスタのペアについても同様である。これら
の特性差の程度は位置合わせのずれの大きさによって異
なるため、ウェハ面内やウェハ間で位置合わせずれの大
きさが異なる場合、それぞれにおいてペア・トランジス
タの特性差にばらつきが発生する。
ア・トランジスタでチャネル領域の形状が異なってしま
い、しきい値やオン電流に差が生じてしまう。トランス
ファトランジスタのペアについても同様である。これら
の特性差の程度は位置合わせのずれの大きさによって異
なるため、ウェハ面内やウェハ間で位置合わせずれの大
きさが異なる場合、それぞれにおいてペア・トランジス
タの特性差にばらつきが発生する。
【0017】また、図14においては、ゲート電極5お
よびワード線22がウェハ内の一点を中心として矢印の
方向に回転したことにより、活性領域26に対してずれ
て形成された場合が示されている。この場合も斜線部の
チャネル領域43、44間、およびチャネル領域45、
46間において形状差が生じ、駆動用およびトランスフ
ァ用のそれぞれのペア・トランジスタで特性に差が出て
しまう。さらにこの場合、回転の中心からの距離によっ
てペア・トランジスタのチャネル領域の形状差の程度が
異なってくるため、ウェハ上の位置によってペア・トラ
ンジスタの特性差にばらつきが発生することになる。
よびワード線22がウェハ内の一点を中心として矢印の
方向に回転したことにより、活性領域26に対してずれ
て形成された場合が示されている。この場合も斜線部の
チャネル領域43、44間、およびチャネル領域45、
46間において形状差が生じ、駆動用およびトランスフ
ァ用のそれぞれのペア・トランジスタで特性に差が出て
しまう。さらにこの場合、回転の中心からの距離によっ
てペア・トランジスタのチャネル領域の形状差の程度が
異なってくるため、ウェハ上の位置によってペア・トラ
ンジスタの特性差にばらつきが発生することになる。
【0018】これらペア・トランジスタの特性差が大き
くなると、SRAMセル内でフリップフロップの二つの
安定状態のアンバランスが大きくなり一方の安定性が悪
化する。このため、データの読み出し時や外部ノイズの
発生時にデータが反転(データ破壊)しやすくなる。特
に電源電圧が低い場合にこれが顕著になりSRAMセル
の電源電圧マージンが悪化する。
くなると、SRAMセル内でフリップフロップの二つの
安定状態のアンバランスが大きくなり一方の安定性が悪
化する。このため、データの読み出し時や外部ノイズの
発生時にデータが反転(データ破壊)しやすくなる。特
に電源電圧が低い場合にこれが顕著になりSRAMセル
の電源電圧マージンが悪化する。
【0019】さらに、素子の微細化に対し位置合わせず
れの大きさが同様にスケーリングされない場合、トラン
ジスタ特性に対し相対的にペア・トランジスタの特性差
が大きくなってくる。従って、ペア・トランジスタの特
性差に敏感に左右されるセルの安定性は、微細化された
場合位置合わせずれにより大きく損なわれる。ペア・ト
ランジスタの特性差はウェハ内、ウェハ間における位置
合わせずれの程度の違いによりばらつきをもつが、チッ
プ内のワーストケースのペア・トランジスタの特性差で
SRAMチップとしての特性や歩留りが決まってしまう
ため、特性差ばらつきが大きくなると歩留りが低下する
ことになる。
れの大きさが同様にスケーリングされない場合、トラン
ジスタ特性に対し相対的にペア・トランジスタの特性差
が大きくなってくる。従って、ペア・トランジスタの特
性差に敏感に左右されるセルの安定性は、微細化された
場合位置合わせずれにより大きく損なわれる。ペア・ト
ランジスタの特性差はウェハ内、ウェハ間における位置
合わせずれの程度の違いによりばらつきをもつが、チッ
プ内のワーストケースのペア・トランジスタの特性差で
SRAMチップとしての特性や歩留りが決まってしまう
ため、特性差ばらつきが大きくなると歩留りが低下する
ことになる。
【0020】従って、本発明の目的とするところは、製
造工程中に位置合わせずれを起こすことがあっても、ペ
ア・トランジスタ間で特性にばらつきを生じさせないよ
うにすることであり、このことにより、動作安定性が高
く、歩留り高く製造することが可能な半導体集積回路装
置を提供しようとするものである。
造工程中に位置合わせずれを起こすことがあっても、ペ
ア・トランジスタ間で特性にばらつきを生じさせないよ
うにすることであり、このことにより、動作安定性が高
く、歩留り高く製造することが可能な半導体集積回路装
置を提供しようとするものである。
【0021】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明によれば、ゲート電極(5、21、51)
と、これに交差する、チャネル領域とソース・ドレイン
領域を有する活性半導体層領域(23、24、25、5
2)とを備え、前記ゲート電極と前記活性半導体層領域
との相対位置がずれてこれらが形成された場合には、チ
ャネル領域の平面形状が四角形からそれ以外の形状へと
変化する電界効果トランジスタを少なくとも一対有する
半導体集積回路装置において、前記ゲート電極と前記活
性半導体層領域との相対位置がずれてこれらが形成され
たことにより前記一対の電界効果トランジスタのチャネ
ル領域の形状が四角形以外の形状となったとき、両トラ
ンジスタのチャネル領域の形状が同一であるか互いに鏡
像の関係にあることを特徴とする半導体集積回路装置、
が提供される。
め、本発明によれば、ゲート電極(5、21、51)
と、これに交差する、チャネル領域とソース・ドレイン
領域を有する活性半導体層領域(23、24、25、5
2)とを備え、前記ゲート電極と前記活性半導体層領域
との相対位置がずれてこれらが形成された場合には、チ
ャネル領域の平面形状が四角形からそれ以外の形状へと
変化する電界効果トランジスタを少なくとも一対有する
半導体集積回路装置において、前記ゲート電極と前記活
性半導体層領域との相対位置がずれてこれらが形成され
たことにより前記一対の電界効果トランジスタのチャネ
ル領域の形状が四角形以外の形状となったとき、両トラ
ンジスタのチャネル領域の形状が同一であるか互いに鏡
像の関係にあることを特徴とする半導体集積回路装置、
が提供される。
【0022】
【実施例】次に、本発明の実施例について図面を参照し
て説明する。 [第1の実施例]図1(a)、(b)は、本発明の第1
の実施例のSRAMセルの平面レイアウト図である。図
1(a)、(b)は、それぞれMOSFET部(a)と
高抵抗素子部(b)とに分けて描いた平面レイアウト図
であり、実際には高抵抗素子部(b)はMOSFET部
(a)の上に重なって配置されている。また、この単位
セルに隣接するセルは、この単位セルをその長辺と短辺
でそれぞれ鏡面反転したものになっている。従ってコン
タクト孔はそれぞれ隣接するセルと共用しておりその半
分が描かれている。
て説明する。 [第1の実施例]図1(a)、(b)は、本発明の第1
の実施例のSRAMセルの平面レイアウト図である。図
1(a)、(b)は、それぞれMOSFET部(a)と
高抵抗素子部(b)とに分けて描いた平面レイアウト図
であり、実際には高抵抗素子部(b)はMOSFET部
(a)の上に重なって配置されている。また、この単位
セルに隣接するセルは、この単位セルをその長辺と短辺
でそれぞれ鏡面反転したものになっている。従ってコン
タクト孔はそれぞれ隣接するセルと共用しておりその半
分が描かれている。
【0023】各素子の配置は、図11(a)、(b)に
示した従来例のものと同様である。また、図1のA−
A′線における断面図は従来技術の図12と同様であ
る。そこで、重複する説明については適宜省略する。本
実施例においては、図1に示すように、SRAMセルの
駆動用トランジスタQd1とトランスファトランジスタ
Qt1とのソース・ドレイン領域およびチャネル領域
は、活性領域23に形成されている。駆動用トランジス
タQd2とトランスファトランジスタQt2のソース・
ドレイン領域およびチャネル領域も同様に活性領域23
に形成されている。
示した従来例のものと同様である。また、図1のA−
A′線における断面図は従来技術の図12と同様であ
る。そこで、重複する説明については適宜省略する。本
実施例においては、図1に示すように、SRAMセルの
駆動用トランジスタQd1とトランスファトランジスタ
Qt1とのソース・ドレイン領域およびチャネル領域
は、活性領域23に形成されている。駆動用トランジス
タQd2とトランスファトランジスタQt2のソース・
ドレイン領域およびチャネル領域も同様に活性領域23
に形成されている。
【0024】駆動用トランジスタQd1のソース領域を
画定するフィールドライン23a、23bはチャネル領
域を画定するフィールドライン23c、23dと角度
θ、2π−θをなして接しており、ドレイン領域を画定
するフィールドライン23e、23fはチャネル領域を
画定するフィールドライン23c、23dと角度2π−
θ、θをなして接している。さらに、ソース領域、ドレ
イン領域は、チャネル領域の近傍において、チャネル領
域の中心に対して点対称の形状に形成される。駆動用ト
ランジスタQd2も同様のパターンに形成される。
画定するフィールドライン23a、23bはチャネル領
域を画定するフィールドライン23c、23dと角度
θ、2π−θをなして接しており、ドレイン領域を画定
するフィールドライン23e、23fはチャネル領域を
画定するフィールドライン23c、23dと角度2π−
θ、θをなして接している。さらに、ソース領域、ドレ
イン領域は、チャネル領域の近傍において、チャネル領
域の中心に対して点対称の形状に形成される。駆動用ト
ランジスタQd2も同様のパターンに形成される。
【0025】トランスファトランジスタQt1のゲート
電極(ワード線21)においては、チャネル領域を確定
するゲートライン21a、21bが、素子分離領域上に
延びるゲートライン21c、21dおよび21e、21
fとそれぞれ角度φおよび2π−φをなして接してい
る。そしてチャネル領域近傍ではチャネル領域両側のゲ
ートパターン(ワード線パターン)がチャネル領域に対
して線対称に配置されている。トランスファトランジス
タQt2についても同様のパターンに構成されている。
なお、本実施例において、θおよびφは135°に選定
されている。
電極(ワード線21)においては、チャネル領域を確定
するゲートライン21a、21bが、素子分離領域上に
延びるゲートライン21c、21dおよび21e、21
fとそれぞれ角度φおよび2π−φをなして接してい
る。そしてチャネル領域近傍ではチャネル領域両側のゲ
ートパターン(ワード線パターン)がチャネル領域に対
して線対称に配置されている。トランスファトランジス
タQt2についても同様のパターンに構成されている。
なお、本実施例において、θおよびφは135°に選定
されている。
【0026】図2は、図1(a)に示したパターンを短
辺方向に3セル分を並べた平面レイアウト図であり、活
性領域23に対してゲート電極5およびワード線21が
X方向にずれて形成された場合が示されている。図中に
は点線でずれのない本来のゲート(ワード線)パターン
も示されている。この位置ずれがおきたとき、一対の駆
動用トランジスタのチャネル領域31、32の平面形状
はそれぞれ四角形から他の図形へと変化するが互いに同
一の形状を保った状態で変化する。また、トランスファ
トランジスタのチャネル領域33、34もそれぞれ四角
形から他の図形へと変化するが、互いに鏡像関係の状態
を保って形成される。このように、一定の範囲内の位置
合わせずれであれば、位置合わせずれによるチャネル領
域の変形がそれぞれ同じように起こるため、ペア・トラ
ンジスタで特性差の発生は抑制される構造になってい
る。
辺方向に3セル分を並べた平面レイアウト図であり、活
性領域23に対してゲート電極5およびワード線21が
X方向にずれて形成された場合が示されている。図中に
は点線でずれのない本来のゲート(ワード線)パターン
も示されている。この位置ずれがおきたとき、一対の駆
動用トランジスタのチャネル領域31、32の平面形状
はそれぞれ四角形から他の図形へと変化するが互いに同
一の形状を保った状態で変化する。また、トランスファ
トランジスタのチャネル領域33、34もそれぞれ四角
形から他の図形へと変化するが、互いに鏡像関係の状態
を保って形成される。このように、一定の範囲内の位置
合わせずれであれば、位置合わせずれによるチャネル領
域の変形がそれぞれ同じように起こるため、ペア・トラ
ンジスタで特性差の発生は抑制される構造になってい
る。
【0027】また、図3には、ゲート電極5およびワー
ド線21がウェハ内のある一点を中心として矢印の方向
に回転したことにより、活性領域23に対してずれて形
成された場合が示されている。この場合、チャネル領域
は斜線部のように形成されるが、従来例の場合に比較し
て、駆動用およびトランスファ用それぞれのペア・トラ
ンジスタにおいてチャネル領域の差は小さく、特性差の
発生は抑制される。
ド線21がウェハ内のある一点を中心として矢印の方向
に回転したことにより、活性領域23に対してずれて形
成された場合が示されている。この場合、チャネル領域
は斜線部のように形成されるが、従来例の場合に比較し
て、駆動用およびトランスファ用それぞれのペア・トラ
ンジスタにおいてチャネル領域の差は小さく、特性差の
発生は抑制される。
【0028】図1に示した本実施例および図11に示し
た従来例のレイアウトは、マスクパターン上のものであ
り、実際にウェハ上に加工されたパターンは、例えば図
4(a)、(b)に示すようにパターンの屈曲部で一部
曲線を含んだものになる。図4(a)は第1の実施例
に、図4(b)は従来例に対応しており、活性領域2
3、26に対してそれぞれゲート電極5およびワード線
21、22が−X方向に位置合わせずれを起こした場合
を示している。また、図中でそれぞれ斜線部がトランジ
スタのチャネル領域を表している。実際のパターンにお
いても従来技術ではペア・トランジスタのチャネル領域
形状に差が生じるのに対し、本発明の実施例ではこの差
が生じにくくなっている。
た従来例のレイアウトは、マスクパターン上のものであ
り、実際にウェハ上に加工されたパターンは、例えば図
4(a)、(b)に示すようにパターンの屈曲部で一部
曲線を含んだものになる。図4(a)は第1の実施例
に、図4(b)は従来例に対応しており、活性領域2
3、26に対してそれぞれゲート電極5およびワード線
21、22が−X方向に位置合わせずれを起こした場合
を示している。また、図中でそれぞれ斜線部がトランジ
スタのチャネル領域を表している。実際のパターンにお
いても従来技術ではペア・トランジスタのチャネル領域
形状に差が生じるのに対し、本発明の実施例ではこの差
が生じにくくなっている。
【0029】本発明の第1の実施例の駆動用ペア・トラ
ンジスタと、図11に示した従来例の駆動用ペア・トラ
ンジスタを、同一ウェハ上に0.1μm程度の位置合わ
せずれで試作し、それぞれのペア・トランジスタのオン
電流の差を測定した。その結果、従来例ではは約6%の
オン電流差が生じたのに対し、本実施例では約3.5%
に差を低減させることができた。これは、SRAMセル
で動作可能な電源電圧の下限を計算上0.3V程度低下
させることに相当する。さらにウェハ内でのオン電流差
のばらつきも従来例に対し本発明の実施例ではσで約1
5%低減するというデータが得られており、本発明の効
果が確認されている。
ンジスタと、図11に示した従来例の駆動用ペア・トラ
ンジスタを、同一ウェハ上に0.1μm程度の位置合わ
せずれで試作し、それぞれのペア・トランジスタのオン
電流の差を測定した。その結果、従来例ではは約6%の
オン電流差が生じたのに対し、本実施例では約3.5%
に差を低減させることができた。これは、SRAMセル
で動作可能な電源電圧の下限を計算上0.3V程度低下
させることに相当する。さらにウェハ内でのオン電流差
のばらつきも従来例に対し本発明の実施例ではσで約1
5%低減するというデータが得られており、本発明の効
果が確認されている。
【0030】[第2の実施例]図5(a)は、本発明の
第2の実施例であるSRAMのMOSFET部のレイア
ウト図である。本実施例においても、MOSFET部上
には図1(b)と同様の高抵抗部が配置されている。本
実施例の図1に示した第1の実施例と相違する点は、駆
動用トランジスタおよびトランスファ用トランジスタの
チャネル領域およびソース・ドレイン領域を画定する活
性領域24の形状が第1の実施例の場合と異なっている
点である。
第2の実施例であるSRAMのMOSFET部のレイア
ウト図である。本実施例においても、MOSFET部上
には図1(b)と同様の高抵抗部が配置されている。本
実施例の図1に示した第1の実施例と相違する点は、駆
動用トランジスタおよびトランスファ用トランジスタの
チャネル領域およびソース・ドレイン領域を画定する活
性領域24の形状が第1の実施例の場合と異なっている
点である。
【0031】本実施例においては、駆動用トランジスタ
のソース領域を画定するフィールドライン24cはチャ
ネル領域を画定するフィールドライン24aと角度θ′
をなして接しており、ドレイン領域を画定するフィール
ドライン24dはチャネル領域を画定するフィールドラ
イン24bと角度θ′をなして接している。
のソース領域を画定するフィールドライン24cはチャ
ネル領域を画定するフィールドライン24aと角度θ′
をなして接しており、ドレイン領域を画定するフィール
ドライン24dはチャネル領域を画定するフィールドラ
イン24bと角度θ′をなして接している。
【0032】本実施例においては、本来のソース領域、
ドレイン領域は、チャネル領域近傍において本来のチャ
ネル領域の中心に対して点対称に配置されている。図5
(b)には、図5(a)に示した正規位置から、ゲート
電極5およびワード線21が活性領域24に対してX方
向に位置合わせずれを起こした場合が示されている。図
5(b)において、トランジスタのチャネル領域は斜線
部で表されており、この実施例においてもチャネル領域
35とチャネル領域36とは同一の形状に変化してお
り、位置合わせずれによる駆動用のペア・トランジスタ
間の特性差の発生は抑制される(トランスファ用のペア
・トランジスタについては第1の実施例の場合と同
じ)。
ドレイン領域は、チャネル領域近傍において本来のチャ
ネル領域の中心に対して点対称に配置されている。図5
(b)には、図5(a)に示した正規位置から、ゲート
電極5およびワード線21が活性領域24に対してX方
向に位置合わせずれを起こした場合が示されている。図
5(b)において、トランジスタのチャネル領域は斜線
部で表されており、この実施例においてもチャネル領域
35とチャネル領域36とは同一の形状に変化してお
り、位置合わせずれによる駆動用のペア・トランジスタ
間の特性差の発生は抑制される(トランスファ用のペア
・トランジスタについては第1の実施例の場合と同
じ)。
【0033】[第3の実施例]図6(a)は、本発明の
第3の実施例であるSRAMのMOSFET部のレイア
ウト図である。本実施例においても、MOSFET部上
には図1(b)と同様の高抵抗部が配置されている。本
実施例の第1および第2の実施例と相違する点は、駆動
用トランジスタおよびトランスファ用トランジスタのチ
ャネル領域およびソース・ドレイン領域を画定する活性
領域25の形状が第1、第2の実施例の場合と異なって
いる点である。
第3の実施例であるSRAMのMOSFET部のレイア
ウト図である。本実施例においても、MOSFET部上
には図1(b)と同様の高抵抗部が配置されている。本
実施例の第1および第2の実施例と相違する点は、駆動
用トランジスタおよびトランスファ用トランジスタのチ
ャネル領域およびソース・ドレイン領域を画定する活性
領域25の形状が第1、第2の実施例の場合と異なって
いる点である。
【0034】本実施例においては、駆動用トランジスタ
のソース領域を画定するフィールドライン25bはチャ
ネル領域を画定するフィールドライン25aと角度θ″
をなして接しており、ドレイン領域を画定するフィール
ドライン25cはチャネル領域を画定するフィールドラ
イン25aと角度θ″をなして接している。
のソース領域を画定するフィールドライン25bはチャ
ネル領域を画定するフィールドライン25aと角度θ″
をなして接しており、ドレイン領域を画定するフィール
ドライン25cはチャネル領域を画定するフィールドラ
イン25aと角度θ″をなして接している。
【0035】本実施例においては、本来のソース領域、
ドレイン領域は、チャネル領域近傍において本来のチャ
ネル領域の中心に対して線対称に配置されている。図6
(b)には、図6(a)に示した正規位置から、ゲート
電極5およびワード線21が活性領域25に対してX方
向に位置合わせずれを起こした場合が示されている。図
6(b)において、トランジスタのチャネル領域は斜線
部で表されており、この実施例においてはチャネル領域
37とチャネル領域38とは同一の形状で形状変化を起
こしており、位置合わせずれによる駆動用のペア・トラ
ンジスタ間の特性差の発生は抑制される。
ドレイン領域は、チャネル領域近傍において本来のチャ
ネル領域の中心に対して線対称に配置されている。図6
(b)には、図6(a)に示した正規位置から、ゲート
電極5およびワード線21が活性領域25に対してX方
向に位置合わせずれを起こした場合が示されている。図
6(b)において、トランジスタのチャネル領域は斜線
部で表されており、この実施例においてはチャネル領域
37とチャネル領域38とは同一の形状で形状変化を起
こしており、位置合わせずれによる駆動用のペア・トラ
ンジスタ間の特性差の発生は抑制される。
【0036】[第4の実施例]次に、図7(a)、
(b)、図8、図9および図10(b)を参照して本発
明の第4の実施例について説明する。本実施例では、S
RAMセルは負荷素子としてpチャネルの薄膜トランジ
スタ(以下、TFT)を用いて構成されている。この場
合の回路図は図10(b)に示されている。TFTQl
1、Ql2はソース端子が電源配線VCCに、ドレイン端
子がノードN1、N2にそれぞれ接続されており、ゲー
ト端子はそれぞれ他方のTFTのドレイン端子即ちノー
ドN2、N1に接続されている。
(b)、図8、図9および図10(b)を参照して本発
明の第4の実施例について説明する。本実施例では、S
RAMセルは負荷素子としてpチャネルの薄膜トランジ
スタ(以下、TFT)を用いて構成されている。この場
合の回路図は図10(b)に示されている。TFTQl
1、Ql2はソース端子が電源配線VCCに、ドレイン端
子がノードN1、N2にそれぞれ接続されており、ゲー
ト端子はそれぞれ他方のTFTのドレイン端子即ちノー
ドN2、N1に接続されている。
【0037】図7(a)、(b)はTFTを負荷素子と
した単位セルの平面レイアウト図である。MOSFET
部(a)とTFT部(b)とに分けて描かれているが、
実際にはTFT部(b)はMOSFET部(a)の上に
重なって配置されている。本実施例において、MOSF
ET部は、図1(a)に示された第1の実施例のMOS
FET部と同様に構成されている。この単位セルに隣接
するセルは、この単位セルをその長辺と短辺でそれぞれ
鏡面反転したものになっている。従ってコンタクト孔は
それぞれ隣接するセルと共用しており、そのためその半
分のみが描かれている。また、この図でデータ線は省略
されているが、そのレイアウトは図1の場合と同じであ
る。
した単位セルの平面レイアウト図である。MOSFET
部(a)とTFT部(b)とに分けて描かれているが、
実際にはTFT部(b)はMOSFET部(a)の上に
重なって配置されている。本実施例において、MOSF
ET部は、図1(a)に示された第1の実施例のMOS
FET部と同様に構成されている。この単位セルに隣接
するセルは、この単位セルをその長辺と短辺でそれぞれ
鏡面反転したものになっている。従ってコンタクト孔は
それぞれ隣接するセルと共用しており、そのためその半
分のみが描かれている。また、この図でデータ線は省略
されているが、そのレイアウトは図1の場合と同じであ
る。
【0038】図7(b)に示すように、TFTQl1、
Ql2は、ゲート電極51を有しており、そして、この
ゲート電極直下にチャネル領域が形成されるトップゲー
トタイプに構成されている。すなわち、ゲート電極51
下には、多結晶シリコン層52が形成されており、その
ゲート電極直下の部分はチャネル領域に、それ以外の部
分は不純物が導入されて低抵抗多結晶シリコン層52a
になされている。低抵抗多結晶シリコン層52aは、T
FTQl1、Ql2のソース・ドレイン領域を構成する
領域であり、そしてこのソース・ドレイン領域の一方は
セル短辺方向に延びる電源配線13として配置され、他
方はコンタクト孔18において他方のTFTのゲート電
極51と駆動用トランジスタのゲート電極5に接続され
ている。
Ql2は、ゲート電極51を有しており、そして、この
ゲート電極直下にチャネル領域が形成されるトップゲー
トタイプに構成されている。すなわち、ゲート電極51
下には、多結晶シリコン層52が形成されており、その
ゲート電極直下の部分はチャネル領域に、それ以外の部
分は不純物が導入されて低抵抗多結晶シリコン層52a
になされている。低抵抗多結晶シリコン層52aは、T
FTQl1、Ql2のソース・ドレイン領域を構成する
領域であり、そしてこのソース・ドレイン領域の一方は
セル短辺方向に延びる電源配線13として配置され、他
方はコンタクト孔18において他方のTFTのゲート電
極51と駆動用トランジスタのゲート電極5に接続され
ている。
【0039】TFTQl1のゲート電極51において
は、チャネル領域を画定するゲートライン51a、51
bと、ゲート配線のパターンを確定するゲートライン5
1c、51dおよび51e、51fとは、それぞれ角度
ψ、2π−ψをなして接している。そしてチャネル領域
両側のゲート配線パターンがチャネル領域の近傍におい
てチャネル領域に対して点対称に配置されている。TF
TQl2も同様なパターンに構成されている。
は、チャネル領域を画定するゲートライン51a、51
bと、ゲート配線のパターンを確定するゲートライン5
1c、51dおよび51e、51fとは、それぞれ角度
ψ、2π−ψをなして接している。そしてチャネル領域
両側のゲート配線パターンがチャネル領域の近傍におい
てチャネル領域に対して点対称に配置されている。TF
TQl2も同様なパターンに構成されている。
【0040】図8は、図7のA−A′線における断面図
である。不純物濃度約1015cm-3のn型シリコン基板
1上のメモリセル形成領域に不純物濃度1016〜1017
cm-3程度のp型ウェル2が形成されており、その表面
にはフィールド酸化膜3から順に接地配線10までが従
来例で述べたような手順で形成されている。その後、接
地配線10の上に絶縁膜11を介して厚さ50〜100
nmの多結晶シリコン層52が形成され、その上には厚
さ10〜30nmのTFTのゲート酸化膜53が、さら
にその上には厚さ50〜150nmの多結晶シリコン膜
によるTFTのゲート電極51が形成されている。
である。不純物濃度約1015cm-3のn型シリコン基板
1上のメモリセル形成領域に不純物濃度1016〜1017
cm-3程度のp型ウェル2が形成されており、その表面
にはフィールド酸化膜3から順に接地配線10までが従
来例で述べたような手順で形成されている。その後、接
地配線10の上に絶縁膜11を介して厚さ50〜100
nmの多結晶シリコン層52が形成され、その上には厚
さ10〜30nmのTFTのゲート酸化膜53が、さら
にその上には厚さ50〜150nmの多結晶シリコン膜
によるTFTのゲート電極51が形成されている。
【0041】TFTのチャネル領域およびソース・ドレ
イン領域となる多結晶シリコン層52は、グレインサイ
ズを大きくしてTFTの電気特性を向上させるため、ア
モルファスシリコンを500〜600℃でアニールして
形成されている。ソース・ドレイン領域および電源配線
13となる低抵抗多結晶シリコン層52aは、ゲート電
極51をマスクにした不純物イオン注入により形成され
ている。TFTの上には絶縁膜14を介してアルミ配線
によるデータ線15が形成されている。また、データ線
15はコンタクト孔19を介してn+ 型拡散層に接続さ
れている。
イン領域となる多結晶シリコン層52は、グレインサイ
ズを大きくしてTFTの電気特性を向上させるため、ア
モルファスシリコンを500〜600℃でアニールして
形成されている。ソース・ドレイン領域および電源配線
13となる低抵抗多結晶シリコン層52aは、ゲート電
極51をマスクにした不純物イオン注入により形成され
ている。TFTの上には絶縁膜14を介してアルミ配線
によるデータ線15が形成されている。また、データ線
15はコンタクト孔19を介してn+ 型拡散層に接続さ
れている。
【0042】図9は、図7(b)に示したパターンを短
辺方向に3セル分を並べた平面レイアウト図であり、チ
ャネル領域およびソース・ドレイン領域の形成される多
結晶シリコン層52のパターンに対しゲート電極51の
パターンがX方向にずれて形成された状態が実線で示さ
れている(点線は本来の位置)。このとき、セル内でペ
アとなるTFTのチャネル領域はそれぞれ図中の斜線の
ように形成される。すなわち、両トランジスタのチャネ
ル領域は同一の形状に変化して形成されており、従っ
て、一定量の位置合わせずれの範囲内であれば、位置合
わせずれによるペア・TFTの特性差を抑えることがで
きる。
辺方向に3セル分を並べた平面レイアウト図であり、チ
ャネル領域およびソース・ドレイン領域の形成される多
結晶シリコン層52のパターンに対しゲート電極51の
パターンがX方向にずれて形成された状態が実線で示さ
れている(点線は本来の位置)。このとき、セル内でペ
アとなるTFTのチャネル領域はそれぞれ図中の斜線の
ように形成される。すなわち、両トランジスタのチャネ
ル領域は同一の形状に変化して形成されており、従っ
て、一定量の位置合わせずれの範囲内であれば、位置合
わせずれによるペア・TFTの特性差を抑えることがで
きる。
【0043】本実施例では、基板表面に形成される駆動
用トランジスタとトランスファトランジスタは、第1の
実施例の場合と同様に構成されており、したがって、本
実施例によれば、先の実施例の効果に加えて、上層に形
成されるペアの薄膜トランジスタの特性差をも低減する
ことができ、位置合わせずれに対してSRAMセルのよ
り高い安定性を実現することができる。
用トランジスタとトランスファトランジスタは、第1の
実施例の場合と同様に構成されており、したがって、本
実施例によれば、先の実施例の効果に加えて、上層に形
成されるペアの薄膜トランジスタの特性差をも低減する
ことができ、位置合わせずれに対してSRAMセルのよ
り高い安定性を実現することができる。
【0044】
【発明の効果】以上説明したように、本発明による半導
体集積回路装置は、活性半導体層領域とゲート電極との
相対位置がずれて形成されることがあっても、ペアとな
るトランジスタ同士では、チャネル領域が互いに同一形
状乃至鏡像関係の形状を保って変化するようにしたもの
であるので、本発明によれば、製造上の位置合わせずれ
により生じるペア・トランジスタチャネル間の特性差
を、ウェハ内、ウェハ間を通して抑制することができ
る。したがって、本発明によれば、動作安定性の高い半
導体集積回路装置を高い歩留りで製造することが可能に
なる。
体集積回路装置は、活性半導体層領域とゲート電極との
相対位置がずれて形成されることがあっても、ペアとな
るトランジスタ同士では、チャネル領域が互いに同一形
状乃至鏡像関係の形状を保って変化するようにしたもの
であるので、本発明によれば、製造上の位置合わせずれ
により生じるペア・トランジスタチャネル間の特性差
を、ウェハ内、ウェハ間を通して抑制することができ
る。したがって、本発明によれば、動作安定性の高い半
導体集積回路装置を高い歩留りで製造することが可能に
なる。
【図1】本発明の第1の実施例を示すSRAMセルの平
面レイアウト図。
面レイアウト図。
【図2】本発明の第1の実施例の効果を説明するための
SRAMセルの平面レイアウト図。
SRAMセルの平面レイアウト図。
【図3】本発明の第1の実施例の効果を説明するための
SRAMセルの平面レイアウト図。
SRAMセルの平面レイアウト図。
【図4】本発明の第1の実施例および従来例のウェハ上
での現実のパターンを示す平面図。
での現実のパターンを示す平面図。
【図5】本発明の第2の実施例を示すSRAMセルの平
面レイアウト図。
面レイアウト図。
【図6】本発明の第3の実施例を示すSRAMセルの平
面レイアウト図。
面レイアウト図。
【図7】本発明の第4の実施例を示すSRAMセルの平
面レイアウト図。
面レイアウト図。
【図8】図7のA−A′線での断面図。
【図9】本発明の第4の実施例の効果を説明するための
SRAMセルの平面レイアウト図。
SRAMセルの平面レイアウト図。
【図10】SRAMセルの等価回路図。
【図11】従来のSRAMセルの平面レイアウト図。
【図12】図1および図11のA−A′線での断面図。
【図13】従来例の問題点を説明するためのSRAMセ
ルの平面レイアウト図。
ルの平面レイアウト図。
【図14】従来例の問題点を説明するためのSRAMセ
ルの平面レイアウト図。
ルの平面レイアウト図。
1 n型シリコン基板 2 p型ウェル 3 フィールド酸化膜 4 ゲート酸化膜 5 ゲート電極 6 サイドウォール 7 n- 型拡散層 8、17 n+ 型拡散層 9、11、14 絶縁膜 10 接地配線 12 多結晶シリコン高抵抗 13 電源配線 15 データ線 16 ダイレクトコンタクト 18、19、20 コンタクト孔 21、22 ワード線 21a〜21f ゲートライン 23、24、25、26 活性領域 23a〜23f、24a〜24d、25a〜25c フ
ィールドライン 31〜46 チャネル領域 51 ゲート電極 51a〜51f ゲートライン 52 多結晶シリコン層(チャネル領域) 52 低抵抗多結晶シリコン層(ソース・ドレイン領
域、電源配線) 53 ゲート酸化膜
ィールドライン 31〜46 チャネル領域 51 ゲート電極 51a〜51f ゲートライン 52 多結晶シリコン層(チャネル領域) 52 低抵抗多結晶シリコン層(ソース・ドレイン領
域、電源配線) 53 ゲート酸化膜
Claims (5)
- 【請求項1】 ゲート電極と、これに交差する、チャネ
ル領域とソース・ドレイン領域を有する活性半導体層領
域とを備え、前記ゲート電極と前記活性半導体層領域と
の相対位置がずれてこれらが形成された場合には、チャ
ネル領域の平面形状が四角形からそれ以外の形状へと変
化する電界効果トランジスタを少なくとも一対有する半
導体集積回路装置において、前記ゲート電極と前記活性
半導体層領域との相対位置がずれてこれらが形成された
ことにより前記一対の電界効果トランジスタのチャネル
領域の形状が四角形以外の形状となったとき、両トラン
ジスタのチャネル領域の形状が同一であるか互いに鏡像
の関係にあることを特徴とする半導体集積回路装置。 - 【請求項2】 前記ゲート電極と前記活性半導体層領域
の内、一方はチャネル領域の近傍で直線的な形状をして
おり、他方は、本来のチャネル領域と接する部分で本来
のチャネル領域を画定する辺とは180°以外の角度で
交わる辺を有しており、かつ、チャネル領域の近傍にお
いて、本来のチャネル領域の中心または中心線に対し点
対称または線対称の形状をなしていることを特徴とする
請求項1記載の半導体集積回路装置。 - 【請求項3】 前記180°以外の角度が135°であ
ることを特徴とする請求項2記載の半導体集積回路装
置。 - 【請求項4】 前記活性半導体層領域が、素子領域を分
離する素子分離領域によって画定された領域であること
を特徴とする請求項1記載の半導体集積回路装置。 - 【請求項5】 前記活性半導体層領域が、絶縁膜上に形
成された多結晶シリコン層或は単結晶シリコン層により
形成された領域であることを特徴とする請求項1記載の
半導体集積回路装置。
Priority Applications (3)
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---|---|---|---|
JP7070410A JP2748885B2 (ja) | 1995-03-06 | 1995-03-06 | 半導体集積回路装置 |
US08/610,309 US5811858A (en) | 1995-03-06 | 1996-03-04 | Semiconductor integrated circuit device having gate or active area patterned to allow for misalignment |
KR1019960005747A KR100210555B1 (ko) | 1995-03-06 | 1996-03-06 | 반도체 집적 회로 장치 |
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7070410A JP2748885B2 (ja) | 1995-03-06 | 1995-03-06 | 半導体集積回路装置 |
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Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08241929A true JPH08241929A (ja) | 1996-09-17 |
JP2748885B2 JP2748885B2 (ja) | 1998-05-13 |
Family
ID=13430682
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP7070410A Expired - Fee Related JP2748885B2 (ja) | 1995-03-06 | 1995-03-06 | 半導体集積回路装置 |
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---|---|
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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US7615813B2 (en) | 2000-02-17 | 2009-11-10 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Semiconductor device using fuse/anti-fuse system |
US8221942B2 (en) | 2009-01-22 | 2012-07-17 | Sony Corporation | Pattern correction method, exposure mask, manufacturing method of exposure mask, and manufacturing method of semiconductor device |
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KR100392153B1 (ko) * | 1998-07-27 | 2003-07-22 | 세이코 엡슨 가부시키가이샤 | 반도체 메모리 장치 및 그 제조 방법 |
FR2787240B1 (fr) * | 1998-12-14 | 2002-08-09 | St Microelectronics Sa | Procede de realisation d'une resistance dans un circuit integre et dispositif integre correspondant de memoire vive statique a quatre transistors et deux resistances |
US6501138B1 (en) * | 1999-04-16 | 2002-12-31 | Seiko Epson Corporation | Semiconductor memory device and method for manufacturing the same |
US6320237B1 (en) | 1999-11-08 | 2001-11-20 | International Business Machines Corporation | Decoupling capacitor structure |
US6684520B1 (en) | 2000-02-25 | 2004-02-03 | Xilinx, Inc. | Mask-alignment detection circuit in x and y directions |
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JPH0426157A (ja) * | 1990-05-22 | 1992-01-29 | Fujitsu Ltd | 半導体記憶装置 |
JPH04137070U (ja) * | 1991-06-12 | 1992-12-21 | 日本電気株式会社 | 半導体記憶装置 |
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US5166763A (en) * | 1988-07-20 | 1992-11-24 | Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha | Static type semiconductor memory device and method of manufacturing thereof |
US5060035A (en) * | 1989-07-13 | 1991-10-22 | Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha | Silicon-on-insulator metal oxide semiconductor device having conductive sidewall structure |
-
1995
- 1995-03-06 JP JP7070410A patent/JP2748885B2/ja not_active Expired - Fee Related
-
1996
- 1996-03-04 US US08/610,309 patent/US5811858A/en not_active Expired - Lifetime
- 1996-03-06 KR KR1019960005747A patent/KR100210555B1/ko not_active IP Right Cessation
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Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
KR100210555B1 (ko) | 1999-07-15 |
US5811858A (en) | 1998-09-22 |
JP2748885B2 (ja) | 1998-05-13 |
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