JPH0824165A - トイレマット - Google Patents
トイレマットInfo
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- JPH0824165A JPH0824165A JP18524094A JP18524094A JPH0824165A JP H0824165 A JPH0824165 A JP H0824165A JP 18524094 A JP18524094 A JP 18524094A JP 18524094 A JP18524094 A JP 18524094A JP H0824165 A JPH0824165 A JP H0824165A
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- Japan
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- mat
- sheet layer
- toilet
- water
- foot
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- Toilet Supplies (AREA)
- Laminated Bodies (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 靴を媒体とした小便の他への汚れ転移防止と
吸水性を高めた使い捨て用のトイレマットを提供する。 【構成】 便器外に飛散した小便を受け吸収する吸水性
シート層１でマット表面を形成し、該マット表面の両側
部分を放尿姿勢で足を乗せる足乗せ範囲３，３とした大
きさに形成し、該足乗せ範囲に足を乗せても乗せた靴底
とマット表面を形成する前記吸水性シート層１とが接触
しないように該足乗せ範囲のマット表面に乗せた靴底を
マット表面から離して支持できる樹脂製の突起体６を突
設した。
吸水性を高めた使い捨て用のトイレマットを提供する。 【構成】 便器外に飛散した小便を受け吸収する吸水性
シート層１でマット表面を形成し、該マット表面の両側
部分を放尿姿勢で足を乗せる足乗せ範囲３，３とした大
きさに形成し、該足乗せ範囲に足を乗せても乗せた靴底
とマット表面を形成する前記吸水性シート層１とが接触
しないように該足乗せ範囲のマット表面に乗せた靴底を
マット表面から離して支持できる樹脂製の突起体６を突
設した。
Description
【発明の詳細な説明】
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明はオフィスなどの男子用ト
イレの便器外周辺に飛散した小便による床面の汚れを防
止するトイレマットに関する。
イレの便器外周辺に飛散した小便による床面の汚れを防
止するトイレマットに関する。
【０００２】
【従来の技術】使用頻度の多いオフィスなどの男子用ト
イレのほとんどは床面をコンクリートやタイル張りとし
てある。その床面の小便落下ゾーンは総て変色している
事でもわかるとおり、どうしても便器外の床面に小便が
飛び散る。この使用頻度の多いオフィスなどの男子用ト
イレは逐次便器外に飛散した小便が累積され加速度的に
床面を濡らしていき、靴の底面に付着した小便が靴底面
を媒体としてトイレ内は勿論、トイレ外の室内や廊下に
転移され非衛生的であると同時に臭気を撒き散らしてい
るのが実態である。その為に場所によっては一日に何回
か床面を水洗いし更に乾いたモップで拭き取る作業が行
われているが、トイレ外の廊下や近くの室内まで清掃さ
れている所は少ない。
イレのほとんどは床面をコンクリートやタイル張りとし
てある。その床面の小便落下ゾーンは総て変色している
事でもわかるとおり、どうしても便器外の床面に小便が
飛び散る。この使用頻度の多いオフィスなどの男子用ト
イレは逐次便器外に飛散した小便が累積され加速度的に
床面を濡らしていき、靴の底面に付着した小便が靴底面
を媒体としてトイレ内は勿論、トイレ外の室内や廊下に
転移され非衛生的であると同時に臭気を撒き散らしてい
るのが実態である。その為に場所によっては一日に何回
か床面を水洗いし更に乾いたモップで拭き取る作業が行
われているが、トイレ外の廊下や近くの室内まで清掃さ
れている所は少ない。
【０００３】従来例としては、靴との接触面を少なくし
た多孔性の樹脂製トイレマットがあり、このトイレマッ
トは便器外に飛散した小便が多孔性マットを通過して床
面に落ちるようにしてある。しかし、従来から使用され
ているこの重いトイレマットを洗浄して再使用する事は
大変な作業であると同時にマットを通過して床面に溜っ
ている小便を拭き取る仕事も必要となり不便なものであ
った。このような実情から軽便な使い捨てトイレマット
の出現が要望されていた。
た多孔性の樹脂製トイレマットがあり、このトイレマッ
トは便器外に飛散した小便が多孔性マットを通過して床
面に落ちるようにしてある。しかし、従来から使用され
ているこの重いトイレマットを洗浄して再使用する事は
大変な作業であると同時にマットを通過して床面に溜っ
ている小便を拭き取る仕事も必要となり不便なものであ
った。このような実情から軽便な使い捨てトイレマット
の出現が要望されていた。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】本発明は靴を媒体とし
た小便の他への汚れ転移防止と吸水性を主要な目的課題
とした使い捨て用のトイレマットを提案するものであ
る。本発明で提案されるトイレマットはトイレの清掃を
簡素化し周囲の汚れを防止する事が出来る大変便利なも
ので、清掃コストを著しく下げる事が出来る衛生用品で
ある。
た小便の他への汚れ転移防止と吸水性を主要な目的課題
とした使い捨て用のトイレマットを提案するものであ
る。本発明で提案されるトイレマットはトイレの清掃を
簡素化し周囲の汚れを防止する事が出来る大変便利なも
ので、清掃コストを著しく下げる事が出来る衛生用品で
ある。
【０００５】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明のトイレマットは、便器外に飛散した小便を
受け吸収し得るよう不織布や吸水紙などの吸水性シート
層でマット表面を形成し、該マット表面の両側部分を通
常の放尿姿勢で足を乗せ得る足乗せ範囲とした大きさに
形成し、該足乗せ範囲に足を乗せても乗せた靴底とマッ
ト表面を形成する前記吸水性シート層とが接触しないよ
うに該足乗せ範囲のマット表面に乗せた靴底をマット表
面から離して支持できる樹脂製の突起体を突設したもの
である。
に、本発明のトイレマットは、便器外に飛散した小便を
受け吸収し得るよう不織布や吸水紙などの吸水性シート
層でマット表面を形成し、該マット表面の両側部分を通
常の放尿姿勢で足を乗せ得る足乗せ範囲とした大きさに
形成し、該足乗せ範囲に足を乗せても乗せた靴底とマッ
ト表面を形成する前記吸水性シート層とが接触しないよ
うに該足乗せ範囲のマット表面に乗せた靴底をマット表
面から離して支持できる樹脂製の突起体を突設したもの
である。
【０００６】マット裏面をボール紙などの硬質シート層
で形成したものである。
で形成したものである。
【０００７】また、前記硬質シート層の対吸水性シート
層との積層面側に樹脂コーティング層を形成してもよ
い。
層との積層面側に樹脂コーティング層を形成してもよ
い。
【０００８】前記突起体は、溶融した熱可塑性樹脂を足
乗せ範囲のマット表面に筋状に射出して形成することが
好ましい。
乗せ範囲のマット表面に筋状に射出して形成することが
好ましい。
【０００９】しかも、前記突起体は、溶融した熱可塑性
樹脂を足乗せ範囲のマット表面に、該マット表面の両側
部分に形成された前記足乗せ範囲の形成位置と並列方向
に延びる複数の筋状に射出して形成することが好まし
い。
樹脂を足乗せ範囲のマット表面に、該マット表面の両側
部分に形成された前記足乗せ範囲の形成位置と並列方向
に延びる複数の筋状に射出して形成することが好まし
い。
【００１０】さらに、前記突起体は、溶融した熱可塑性
樹脂を足乗せ範囲のマット表面に筋状に射出し該溶融樹
脂の一部をマット表面を形成している吸水性シート層内
に浸み込ませ浸み込ませた基端部をマット裏面を形成し
ている前記硬質シート層の対吸水性シート層との積層面
に固着することが好ましい。
樹脂を足乗せ範囲のマット表面に筋状に射出し該溶融樹
脂の一部をマット表面を形成している吸水性シート層内
に浸み込ませ浸み込ませた基端部をマット裏面を形成し
ている前記硬質シート層の対吸水性シート層との積層面
に固着することが好ましい。
【００１１】また、前記突起体は、溶融した熱可塑性樹
脂を足乗せ範囲のマット表面に筋状に射出し該溶融樹脂
の一部をマット表面を形成している吸水性シート層内に
浸み込ませ浸み込ませた基端部をマット裏面を形成して
いる前記硬質シート層の対吸水性シート層との積層面側
に形成した樹脂コーティング層に固着することが好まし
い。
脂を足乗せ範囲のマット表面に筋状に射出し該溶融樹脂
の一部をマット表面を形成している吸水性シート層内に
浸み込ませ浸み込ませた基端部をマット裏面を形成して
いる前記硬質シート層の対吸水性シート層との積層面側
に形成した樹脂コーティング層に固着することが好まし
い。
【００１２】さらに、前記足乗せ範囲の形成位置に挾ま
れた中間部を小便落下範囲とし、この小便落下範囲のマ
ット表面を形成している前記吸水性シート層とマット裏
面を形成している前記硬質シート層との積層間に高分子
吸収体を介装してもよい。
れた中間部を小便落下範囲とし、この小便落下範囲のマ
ット表面を形成している前記吸水性シート層とマット裏
面を形成している前記硬質シート層との積層間に高分子
吸収体を介装してもよい。
【００１３】
【実施例】図１は本発明のトイレマットの実施例を示す
平面図、図２は図１のＡ−Ａ矢視線に沿う縦断面図であ
る。このトイレマットは便器が床面より高い位置に設置
されている形式の男性用小便器に使用されるもので全体
を略長方形に形成し、図１の上方側の辺を壁に接して配
置して使用する。このトイレマットは、マットの全表面
を便器外に飛散した小便を受け吸収し得る不織布や吸水
紙などの吸水性シート層１で形成し、マットの全裏面を
ボール紙などの硬質シート層２で形成してある。
平面図、図２は図１のＡ−Ａ矢視線に沿う縦断面図であ
る。このトイレマットは便器が床面より高い位置に設置
されている形式の男性用小便器に使用されるもので全体
を略長方形に形成し、図１の上方側の辺を壁に接して配
置して使用する。このトイレマットは、マットの全表面
を便器外に飛散した小便を受け吸収し得る不織布や吸水
紙などの吸水性シート層１で形成し、マットの全裏面を
ボール紙などの硬質シート層２で形成してある。
【００１４】このトイレマットの大きさ、すなわちマッ
ト表面の大きさは、該マット表面の両側部分に通常の放
尿姿勢で足（靴底）を乗せる足乗せ範囲３，３を設けた
大きさに形成してある。この足乗せ範囲３，３の形成位
置に挾まれた中間部を小便落下範囲４として形成してあ
る。この小便落下範囲４は小便が重点的に飛び散る範囲
である。
ト表面の大きさは、該マット表面の両側部分に通常の放
尿姿勢で足（靴底）を乗せる足乗せ範囲３，３を設けた
大きさに形成してある。この足乗せ範囲３，３の形成位
置に挾まれた中間部を小便落下範囲４として形成してあ
る。この小便落下範囲４は小便が重点的に飛び散る範囲
である。
【００１５】この小便落下範囲４のマット表面を形成し
ている前記吸水性シート層１とマット裏面を形成してい
る前記硬質シート層２との積層間に高分子吸収体５を介
装してある。この小便落下範囲４は小便が重点的に飛び
散る範囲であり、この小便落下範囲４に介装した高分子
吸収体５によって小便落下範囲４に飛び散った小便の吸
水効率を高めている。
ている前記吸水性シート層１とマット裏面を形成してい
る前記硬質シート層２との積層間に高分子吸収体５を介
装してある。この小便落下範囲４は小便が重点的に飛び
散る範囲であり、この小便落下範囲４に介装した高分子
吸収体５によって小便落下範囲４に飛び散った小便の吸
水効率を高めている。
【００１６】この高分子吸収体５としては、高分子吸収
ポリマーを直接介装してもよいし、不織布などの吸水性
シート層１の裏面に粉末の高分子吸収ポリマーを塗布し
てもよいし、粉砕パルプと高分子吸収ポリマーを混ぜ一
定の厚さ層に形成したもの等を採用できる。
ポリマーを直接介装してもよいし、不織布などの吸水性
シート層１の裏面に粉末の高分子吸収ポリマーを塗布し
てもよいし、粉砕パルプと高分子吸収ポリマーを混ぜ一
定の厚さ層に形成したもの等を採用できる。
【００１７】便器外に飛び散った小便は通常この小便落
下範囲４で受け止められるが、この小便落下範囲４に飛
び散った小便が累積され、累積された小便によって小便
落下範囲４が吸水の限界を超えると、マット表面を形成
している吸水性シート層１によって小便落下範囲４外へ
も小便を徐々に拡散していき、足乗せ範囲３，３も小便
で濡れてしまう。また、この小便落下範囲４を超えて通
常の放尿姿勢で足（靴底）Ｆを置く位置（足乗せ範囲
３，３）へ小便を飛び散らしてしまうこともないとは言
えない。
下範囲４で受け止められるが、この小便落下範囲４に飛
び散った小便が累積され、累積された小便によって小便
落下範囲４が吸水の限界を超えると、マット表面を形成
している吸水性シート層１によって小便落下範囲４外へ
も小便を徐々に拡散していき、足乗せ範囲３，３も小便
で濡れてしまう。また、この小便落下範囲４を超えて通
常の放尿姿勢で足（靴底）Ｆを置く位置（足乗せ範囲
３，３）へ小便を飛び散らしてしまうこともないとは言
えない。
【００１８】このようなことから、通常の放尿姿勢で足
（靴底）Ｆを置くマット表面の前記足乗せ範囲３，３
に、該足乗せ範囲３，３に足（靴底）Ｆを乗せても乗せ
た靴底とマット表面を形成する前記吸水性シート層１と
が接触しないように該足乗せ範囲３，３のマット表面に
乗せた靴底をマット表面から離して支持できる多数の樹
脂製の突起体６を突設して、靴底面に小便を付着しない
ようにし、靴を媒体とした他への汚れ転移を防止できる
ようにしてある。
（靴底）Ｆを置くマット表面の前記足乗せ範囲３，３
に、該足乗せ範囲３，３に足（靴底）Ｆを乗せても乗せ
た靴底とマット表面を形成する前記吸水性シート層１と
が接触しないように該足乗せ範囲３，３のマット表面に
乗せた靴底をマット表面から離して支持できる多数の樹
脂製の突起体６を突設して、靴底面に小便を付着しない
ようにし、靴を媒体とした他への汚れ転移を防止できる
ようにしてある。
【００１９】これらの突起体６は、溶融した熱可塑性樹
脂を足乗せ範囲のマット表面に筋状に射出して形成す
る。これはホットメルトをマット表面に筋状に射出して
行う。
脂を足乗せ範囲のマット表面に筋状に射出して形成す
る。これはホットメルトをマット表面に筋状に射出して
行う。
【００２０】しかも、前記突起体６は、溶融した熱可塑
性樹脂を足乗せ範囲３，３のマット表面に、該マット表
面の両側部分に形成された前記足乗せ範囲３，３の形成
位置と並列方向に延びる複数の筋状に射出して形成す
る。すなわち、図１のトイレマットは、このトイレマッ
トの壁に接する上方側の辺と直交する方向に向けた３本
づつの筋状の突起体６を各足乗せ範囲３，３に射出して
形成してある。
性樹脂を足乗せ範囲３，３のマット表面に、該マット表
面の両側部分に形成された前記足乗せ範囲３，３の形成
位置と並列方向に延びる複数の筋状に射出して形成す
る。すなわち、図１のトイレマットは、このトイレマッ
トの壁に接する上方側の辺と直交する方向に向けた３本
づつの筋状の突起体６を各足乗せ範囲３，３に射出して
形成してある。
【００２１】さらに、前記突起体６は、溶融した熱可塑
性樹脂を足乗せ範囲３，３のマット表面に筋状に射出し
該溶融樹脂の一部をマット表面を形成している吸水性シ
ート層１内に浸み込ませ浸み込ませた基端部７をマット
裏面を形成している前記硬質シート層２の対吸水性シー
ト層１との積層面に固着し、マット表面より突出部８を
突出させて形成される。このように突起体６の基端部７
を前記硬質シート層２の対吸水性シート層１との積層面
に固着することによって、突起体６の突出部８で靴底
（男性の体重）の荷重を支持できるようにしている。
性樹脂を足乗せ範囲３，３のマット表面に筋状に射出し
該溶融樹脂の一部をマット表面を形成している吸水性シ
ート層１内に浸み込ませ浸み込ませた基端部７をマット
裏面を形成している前記硬質シート層２の対吸水性シー
ト層１との積層面に固着し、マット表面より突出部８を
突出させて形成される。このように突起体６の基端部７
を前記硬質シート層２の対吸水性シート層１との積層面
に固着することによって、突起体６の突出部８で靴底
（男性の体重）の荷重を支持できるようにしている。
【００２２】筋状の突起体６の太さや数は足（靴底）を
乗せても乗せた靴底とマット表面を形成する前記吸水性
シート層１とが接触しないように乗せた靴底をマット表
面から離して支持できる条件を充たすものとする。
乗せても乗せた靴底とマット表面を形成する前記吸水性
シート層１とが接触しないように乗せた靴底をマット表
面から離して支持できる条件を充たすものとする。
【００２３】前記突起体６の突設形成は、同時にマット
表面の前記吸水性シート層１とマット裏面の前記硬質シ
ート層２とをホットメルト接着する機能を合わせもつも
のである。
表面の前記吸水性シート層１とマット裏面の前記硬質シ
ート層２とをホットメルト接着する機能を合わせもつも
のである。
【００２４】マット裏面にはトイレマットをトイレの床
面に固定するための糊剤を付着してあり、この糊付着部
には剥離紙９を貼り付けてある。
面に固定するための糊剤を付着してあり、この糊付着部
には剥離紙９を貼り付けてある。
【００２５】図４は本発明のトイレマットの他の実施例
を示す縦断面図である。図１乃至図２の実施例は、トイ
レマットの全表面を便器外に飛散した小便を受け吸収し
得る不織布や吸水紙などの吸水性シート層１で形成し、
マットの全裏面をボール紙などの硬質シート層２で形成
してあるが、更に図４の実施例は前記硬質シート層２の
対吸水性シート層１との積層面側に樹脂コーティング層
１０を形成してある。この樹脂コーティング層１０を形
成したことによって、前記吸水性シート層１に吸水され
た小便がボール紙などで形成された硬質シート層２に浸
透されるのを遮断できる。なお、この樹脂コーティング
層１０を樹脂フィルム層としてもよい。
を示す縦断面図である。図１乃至図２の実施例は、トイ
レマットの全表面を便器外に飛散した小便を受け吸収し
得る不織布や吸水紙などの吸水性シート層１で形成し、
マットの全裏面をボール紙などの硬質シート層２で形成
してあるが、更に図４の実施例は前記硬質シート層２の
対吸水性シート層１との積層面側に樹脂コーティング層
１０を形成してある。この樹脂コーティング層１０を形
成したことによって、前記吸水性シート層１に吸水され
た小便がボール紙などで形成された硬質シート層２に浸
透されるのを遮断できる。なお、この樹脂コーティング
層１０を樹脂フィルム層としてもよい。
【００２６】前記したように図４の実施例では、前記硬
質シート層２の対吸水性シート層１との積層面側に樹脂
コーティング層１０を形成したので、前記突起体６は、
溶融した熱可塑性樹脂を足乗せ範囲３，３のマット表面
に筋状に射出し該溶融樹脂の一部をマット表面を形成し
ている吸水性シート層１内に浸み込ませ浸み込ませた基
端部７をマット裏面を形成している前記硬質シート層２
の対吸水性シート層との積層面側に形成した樹脂コーテ
ィング層１０に固着される。このように突起体６の基端
部７を前記硬質シート層２の対吸水性シート層１との積
層面側に形成した樹脂コーティング層１０に固着したの
で、前記硬質シート層２に対する突起体６の固着状態が
より強固になり、突起体６の突出部８で靴底（男性の体
重）の荷重をより効果的に支持できるようにしている。
図４の実施例におけるその他の構成は図１乃至図２に示
した実施例と同じである。
質シート層２の対吸水性シート層１との積層面側に樹脂
コーティング層１０を形成したので、前記突起体６は、
溶融した熱可塑性樹脂を足乗せ範囲３，３のマット表面
に筋状に射出し該溶融樹脂の一部をマット表面を形成し
ている吸水性シート層１内に浸み込ませ浸み込ませた基
端部７をマット裏面を形成している前記硬質シート層２
の対吸水性シート層との積層面側に形成した樹脂コーテ
ィング層１０に固着される。このように突起体６の基端
部７を前記硬質シート層２の対吸水性シート層１との積
層面側に形成した樹脂コーティング層１０に固着したの
で、前記硬質シート層２に対する突起体６の固着状態が
より強固になり、突起体６の突出部８で靴底（男性の体
重）の荷重をより効果的に支持できるようにしている。
図４の実施例におけるその他の構成は図１乃至図２に示
した実施例と同じである。
【００２７】図３は本発明のトイレマットの他の実施例
を示す平面図である。前記したように図１に示したトイ
レマットは便器が床面より高い位置に設置されている形
式の男性用小便器に使用されるものであり、床面まで便
器がある形式の男性用小便器に使用する場合には、図３
に示すように、便器の前部に接触するトイレマットの先
端部に便器の湾曲凸部形状に合わせた湾曲凹部１０を形
成し、更にこの湾曲凹部１０に略放射状の切り込み１１
を形成しておけば、便器の湾曲凸部形状によりフィット
しやすい。図３の実施例におけるその他の構成は図１乃
至図２に示した実施例と同じである。
を示す平面図である。前記したように図１に示したトイ
レマットは便器が床面より高い位置に設置されている形
式の男性用小便器に使用されるものであり、床面まで便
器がある形式の男性用小便器に使用する場合には、図３
に示すように、便器の前部に接触するトイレマットの先
端部に便器の湾曲凸部形状に合わせた湾曲凹部１０を形
成し、更にこの湾曲凹部１０に略放射状の切り込み１１
を形成しておけば、便器の湾曲凸部形状によりフィット
しやすい。図３の実施例におけるその他の構成は図１乃
至図２に示した実施例と同じである。
【００２８】図１乃至図２の実施例に示したトイレマッ
トの製造は、コンベア等による供給過程で、帯状の吸水
性シート層１、帯状の硬質シート層２、高分子吸収体５
を積層し、積層されたマット表面にホットメルト樹脂を
流れ方向に筋状に射出し、この射出工程でマット表面に
筋状の突起体６を突設すると共に、積層体同志を接着
し、流れ方向と直交方向にマットの単位体こどに切断す
ることによって、連続的に製造しやすいため、製造コス
トの低減化を図りやすい。
トの製造は、コンベア等による供給過程で、帯状の吸水
性シート層１、帯状の硬質シート層２、高分子吸収体５
を積層し、積層されたマット表面にホットメルト樹脂を
流れ方向に筋状に射出し、この射出工程でマット表面に
筋状の突起体６を突設すると共に、積層体同志を接着
し、流れ方向と直交方向にマットの単位体こどに切断す
ることによって、連続的に製造しやすいため、製造コス
トの低減化を図りやすい。
【００２９】
【発明の効果】本発明は、以上説明したように構成され
ているので、以下に記載されるような効果を奏する。
ているので、以下に記載されるような効果を奏する。
【００３０】マット表面の両側部分に通常の放尿姿勢で
足を乗せる足乗せ範囲を形成し、この該足乗せ範囲に足
を乗せても乗せた靴底とマット表面を形成する前記吸水
性シート層とが接触しないように該足乗せ範囲のマット
表面に乗せた靴底をマット表面から離して支持できる樹
脂製の突起体を突設したので、足乗せ範囲のマット表面
が小便で濡れていても、靴底面に小便が付着せず、靴を
媒体とした他への汚れ転移を防止できる。
足を乗せる足乗せ範囲を形成し、この該足乗せ範囲に足
を乗せても乗せた靴底とマット表面を形成する前記吸水
性シート層とが接触しないように該足乗せ範囲のマット
表面に乗せた靴底をマット表面から離して支持できる樹
脂製の突起体を突設したので、足乗せ範囲のマット表面
が小便で濡れていても、靴底面に小便が付着せず、靴を
媒体とした他への汚れ転移を防止できる。
【００３１】しかも、前記突起体は、溶融した熱可塑性
樹脂を足乗せ範囲のマット表面に筋状に射出し該溶融樹
脂の一部をマット表面を形成している吸水性シート層内
に浸み込ませ浸み込ませた基端部をマット裏面を形成し
ている硬質シート層の対吸水性シート層との積層面に固
着したので、突起体に乗る男性の荷重を効果的に支持で
きるようにしたことによって、乗せた靴底を濡れたマッ
ト表面から離して支持できる。
樹脂を足乗せ範囲のマット表面に筋状に射出し該溶融樹
脂の一部をマット表面を形成している吸水性シート層内
に浸み込ませ浸み込ませた基端部をマット裏面を形成し
ている硬質シート層の対吸水性シート層との積層面に固
着したので、突起体に乗る男性の荷重を効果的に支持で
きるようにしたことによって、乗せた靴底を濡れたマッ
ト表面から離して支持できる。
【００３２】さらに、前記突起体は、溶融した熱可塑性
樹脂を足乗せ範囲のマット表面に筋状に射出し該溶融樹
脂の一部をマット表面を形成している吸水性シート層内
に浸み込ませ浸み込ませた基端部をマット裏面を形成し
ている硬質シート層の対吸水性シート層との積層面側に
形成した樹脂コーティング層に固着したので、前記硬質
シート層に対する突起体の固着状態がより強固になり、
突起体に乗る男性の荷重をより効果的に支持できるよう
にしたことによって、乗せた靴底を濡れたマット表面か
ら離して支持できる。
樹脂を足乗せ範囲のマット表面に筋状に射出し該溶融樹
脂の一部をマット表面を形成している吸水性シート層内
に浸み込ませ浸み込ませた基端部をマット裏面を形成し
ている硬質シート層の対吸水性シート層との積層面側に
形成した樹脂コーティング層に固着したので、前記硬質
シート層に対する突起体の固着状態がより強固になり、
突起体に乗る男性の荷重をより効果的に支持できるよう
にしたことによって、乗せた靴底を濡れたマット表面か
ら離して支持できる。
【００３３】また、前記突起体は、溶融した熱可塑性樹
脂を足乗せ範囲のマット表面に筋状に射出し該溶融樹脂
の一部をマット表面を形成している吸水性シート層内に
浸み込ませ浸み込ませた基端部をマット裏面を形成して
いる硬質シート層の対吸水性シート層との積層面に固着
したので、マット表面を形成している吸水性シート層と
マット裏面を形成している硬質シート層とを接着する効
果を合わせもつものである。
脂を足乗せ範囲のマット表面に筋状に射出し該溶融樹脂
の一部をマット表面を形成している吸水性シート層内に
浸み込ませ浸み込ませた基端部をマット裏面を形成して
いる硬質シート層の対吸水性シート層との積層面に固着
したので、マット表面を形成している吸水性シート層と
マット裏面を形成している硬質シート層とを接着する効
果を合わせもつものである。
【００３４】また、前記足乗せ範囲の形成位置に挾まれ
た中間部を小便落下範囲とし、この小便落下範囲のマッ
ト表面を形成している前記吸水性シート層とマット裏面
を形成している前記硬質シート層との積層間に高分子吸
収体を介装したので、この小便落下範囲に飛び散った小
便の吸水効率を高めることができる。
た中間部を小便落下範囲とし、この小便落下範囲のマッ
ト表面を形成している前記吸水性シート層とマット裏面
を形成している前記硬質シート層との積層間に高分子吸
収体を介装したので、この小便落下範囲に飛び散った小
便の吸水効率を高めることができる。
【００３５】さらに、前記突起体は、溶融した熱可塑性
樹脂を足乗せ範囲のマット表面に、該マット表面の両側
部分に形成された前記足乗せ範囲の形成位置と並列方向
に延びる複数の筋状に射出して形成したので、連続的に
製造しやすく、トイレマットの製造コストの低減化を図
りやすい。
樹脂を足乗せ範囲のマット表面に、該マット表面の両側
部分に形成された前記足乗せ範囲の形成位置と並列方向
に延びる複数の筋状に射出して形成したので、連続的に
製造しやすく、トイレマットの製造コストの低減化を図
りやすい。
【図１】本発明のトイレマットを示す平面図である。
【図２】図１のＡ−Ａ矢視線に沿う縦断面図である。
【図３】本発明のトイレマットの他の実施例を示す部分
切欠き平面図である。
切欠き平面図である。
【図４】本発明のトイレマットの他の実施例を示す縦断
面図である。
面図である。
【符号の説明】 １ 吸水性シート層 ２ 硬質シート層 ３ 足乗せ範囲 ４ 小便落下範囲 ５ 高分子吸収体 ６ 突起体 ７ 基端部 ８ 突出部 ９ 剥離紙 １０ 樹脂コーティング層 １１ 湾曲凹部 １２ 切り込み
Claims (8)
- 【請求項１】 便器外に飛散した小便を受け吸収し得る
よう不織布や吸水紙などの吸水性シート層（１）でマッ
ト表面を形成し、該マット表面の両側部分を放尿姿勢で
足を乗せ得る足乗せ範囲（３，３）とした大きさに形成
し、該足乗せ範囲に足を乗せても乗せた靴底とマット表
面を形成する前記吸水性シート層とが接触しないように
該足乗せ範囲のマット表面に乗せた靴底をマット表面か
ら離して支持できる樹脂製の突起体（６）を突設したこ
とを特徴とするトイレマット。 - 【請求項２】 マット裏面をボール紙などの硬質シート
層（２）で形成したことを特徴とする請求項１記載のト
イレマット。 - 【請求項３】 前記硬質シート層（２）の対吸水性シー
ト層（１）との積層面側に樹脂コーティング層（１０）
を形成したことを特徴とする請求項１又は２記載のトイ
レマット。 - 【請求項４】 前記突起体（６）は、溶融した熱可塑性
樹脂を足乗せ範囲（３，３）のマット表面に筋状に射出
して形成したことを特徴とする請求項１記載のトイレマ
ット。 - 【請求項５】 前記突起体（６）は、溶融した熱可塑性
樹脂を足乗せ範囲のマット表面に、該マット表面の両側
部分に形成された前記足乗せ範囲（３，３）の形成位置
と並列方向に延びる複数の筋状に射出して形成したこと
を特徴とする請求項１又は４記載のトイレマット。 - 【請求項６】 前記突起体（６）は、溶融した熱可塑性
樹脂を足乗せ範囲のマット表面に筋状に射出し該溶融樹
脂の一部をマット表面を形成している吸水性シート層
（１）内に浸み込ませ浸み込ませた基端部（７）をマッ
ト裏面を形成している前記硬質シート層（２）の対吸水
性シート層との積層面に固着し、マット表面より突出部
（８）を突出させて形成したことを特徴とする請求項
１、２又は４記載のトイレマット。 - 【請求項７】 前記突起体（６）は、溶融した熱可塑性
樹脂を足乗せ範囲のマット表面に筋状に射出し該溶融樹
脂の一部をマット表面を形成している吸水性シート層
（１）内に浸み込ませ浸み込ませた基端部（７）をマッ
ト裏面を形成している前記硬質シート層（２）の対吸水
性シート層との積層面側に形成した樹脂コーティング層
（１０）に固着し、マット表面より突出部（８）を突出
させて形成したことを特徴とする請求項１、２、３又は
４記載のトイレマット。 - 【請求項８】 前記足乗せ範囲（３，３）の形成位置に
挾まれた中間部を小便落下範囲（４）としてあり、この
小便落下範囲のマット表面を形成している前記吸水性シ
ート層（１）とマット裏面を形成している前記硬質シー
ト層（２）との積層間に高分子吸収体（５）を介装した
ことを特徴とする請求項１又は２記載のトイレマット。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18524094A JPH0824165A (ja) | 1994-07-14 | 1994-07-14 | トイレマット |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18524094A JPH0824165A (ja) | 1994-07-14 | 1994-07-14 | トイレマット |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0824165A true JPH0824165A (ja) | 1996-01-30 |
Family
ID=16167347
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP18524094A Pending JPH0824165A (ja) | 1994-07-14 | 1994-07-14 | トイレマット |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0824165A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2015042477A (ja) * | 2013-08-26 | 2015-03-05 | 株式会社大貴 | 吸液シート |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS627294B2 (ja) * | 1982-04-21 | 1987-02-17 | Teijin Ltd | |
| JP3085996B2 (ja) * | 1991-02-25 | 2000-09-11 | アジレント・テクノロジー株式会社 | データのリスティング方法 |
-
1994
- 1994-07-14 JP JP18524094A patent/JPH0824165A/ja active Pending
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS627294B2 (ja) * | 1982-04-21 | 1987-02-17 | Teijin Ltd | |
| JP3085996B2 (ja) * | 1991-02-25 | 2000-09-11 | アジレント・テクノロジー株式会社 | データのリスティング方法 |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2015042477A (ja) * | 2013-08-26 | 2015-03-05 | 株式会社大貴 | 吸液シート |
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