JP2572240Y2 - トイレ用吸水性床敷シート - Google Patents

トイレ用吸水性床敷シート

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JP2572240Y2
JP2572240Y2 JP1989144890U JP14489089U JP2572240Y2 JP 2572240 Y2 JP2572240 Y2 JP 2572240Y2 JP 1989144890 U JP1989144890 U JP 1989144890U JP 14489089 U JP14489089 U JP 14489089U JP 2572240 Y2 JP2572240 Y2 JP 2572240Y2
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water
toilet
notch
absorbent
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Inventor
正富 大塚
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アース製薬 株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案はトイレ用吸水性床敷シートに関する。
〔従来の技術と問題点〕
従来より布帛からなる床敷きマット製品は知られてい
た。従来の製品は布帛からなり裏面にゴム製のシートを
貼合せたものであったので、布帛部分に尿がしみこんだ
ままであり、かえって悪臭源となるなど不衛生なもので
あった。
そこで通水性表面材、吸水性中間層、非通水性バック
シートからなるものなどのトイレ用吸水性床敷シートが
考案された。また最近のペットブームにつれて室内での
ペットの増加が顕著になり、室内に用いる消臭芳香機能
をもつ床敷シートが多用されてきている。この床敷シー
トを応用し、それに吸水機能を加えればトイレに使用し
た場合誤ってトイレの床にこぼした尿をすばやく吸収す
る汚れ防止機能と消臭、芳香機能とを併せ有するシート
を得ることができる。
通水性表面材は平方米当り10〜90gの厚みの不織布と
することにより、尿の逆戻りを防ぎながら通水量をコン
トロールして吸水スピードを向上させ、かつ嵩ばらない
シートを得ることができる。同時に特定の消臭、芳香材
がその消臭、芳香効果を尿中の成分で損なわれることな
く、効果を持続することができる。
次に吸水性中間層においては、吸水材として高吸水性
ポリマーをシート状、綿状で用いる。高吸水性ポリマー
は、それ自体アンモニア等の悪臭成分を吸着してしまう
ので消臭作用も発揮でき好ましいものである。
さらに上記吸水性中間層には、消臭、殺菌、芳香剤を
配合するが、香料をEVAプラスチックポリマーなどのシ
ート状物に含浸させたものを用いる。このようにするこ
とで香料の持続性が保たれる。
又非通水性バックシートとしては、微孔性シート、PP
シート、PEシート或いはアルミシート等を用い、床が濡
れるのを防止する。なお該バックシートの裏面には両面
テープ等からなる固定材を設けてもよく、前記の各層に
は抗菌剤を保持させた抗菌性シートを用いるようにして
もよい。
〔解決すべき課題〕
前記のような床敷シートはトイレ用として有効である
が、さらにその機能を完全にするために床敷シート本体
の一辺に切欠きを設けてトイレの便器の基台下端周縁に
切欠きを接触させれば便器外に落下した尿をトイレの床
にこぼす惧はなくなり、又シート本体の反対側の辺の両
側を切り欠いて足置きを形成すればシート本体を踏むこ
とがなく一層衛生的である。
しかしながら最初からこれらの切欠きを有する床敷シ
ートを製作しようとすれば形状が複雑で作製に手間がか
かり、又便器の基台の寸法も異なっている場合もあり、
床敷シートの切欠きが基台下端周縁に合致するとは限ら
ないこともある。
〔課題を解決するための手段〕
この考案は前記の課題を解決するために、通水性表面
材、吸水性材、非通水性材からなるものを包含するトイ
レ用吸水性床敷シートにおいて、シートの一辺に便器基
台下端周縁用切り欠き、若しくは、例えば1本又は複数
本のミシン目によって連結されていて、シート本体から
切り離されることにより切欠きが構成される切欠き相当
部を設けるとともに、その反対側の辺側の左右両側部分
に、足置き、若しくはシート本体から切り離されること
により足置きが形成される足置き相当部を設けたトイレ
用吸水性床敷シートを得たものである。
〔実施例〕
第1図(A)はこの考案の一実施例の平面図、同じく
(B)はその縦断面図であって、1はシート本体であ
り、本体1の一辺に切欠き2が形成され、裏面には貼着
材1aが線状に2本取りつけられ、又切欠き2のある辺の
反対側の辺の側の左右両側には足置き9が形成されてい
る。本体1は例えば通水性表面材3、中間吸水層4、非
通水性バックシート5の順で三層に形成されているのが
好ましい。
上記の吸水層4としては、図示の如くパルプ4a中に芳
香材6と共に高吸水性ポリマー4bを均一に分散させて構
成されているものなどが用いられる。前述の如く芳香材
6は香料をEVAプラスチックポリマーなどのシート状物
に含浸させたものである。
使用するときは、トイレの便器の基台下端周縁に本体
1の切欠き2を接触させて、裏面の貼着材1aで本体1が
ずれないようにトイレの床に固設することによってセッ
トできる。このようにしてセットしておけば排尿時、便
器外に落下した尿を確実にシートに吸収することがで
き、芳香効果も同時に持続的に得られる。さらに足置き
9が形成されているので排尿中シート本体を踏むことが
なく極めて衛生的である。
第2図は他の実施例の背面図であって、この例ではシ
ート本体1の裏面の貼着材1aが切欠き2の両側1b,1bに
設けられている。そのため通常のトイレ用床敷マットが
敷いてある場合でも該マット上にこの考案の床敷シート
1を置いたとき、貼着材1aが切欠き2を有する辺の両側
1b,1bに設けられているため便器の基台部分に貼着され
シート本体1のズレの心配がない。
第3図はさらに別な実施例を示す。第1図、第2図に
示すように、シート本体1に最初から切欠きや足置きを
形成すれば形状が複雑となり、製作に手間がかかるとい
う不工合を免かれない。そこで第3図に示す実施例では
本体シート1は矩形に作製し、本体から切り離しが可能
なように、例えばミシン目8で連結された切欠き相当部
7及び足置き相当部(9)を形成する。使用するときに
ミシン目8から切り離すことによって第1図又は第2図
に示すように切欠き2及び足置き9が形成される。
第4図は第3図の実施例をさらに改良した例を示す。
第3図に示すようにミシン目が1つで、切欠き2の寸法
が一種類の場合は、基台の寸法の異なる便器毎に異なる
床敷シートを用意しなければならないことになる。そこ
で第4図に示す例では複数のミシン目8を入れてあり、
便器の基台の寸法によって複数のu字状のミシン目の
中、適当なミシン目によって切欠き相当部7を切り離せ
ば所定の便器の基台の下端周縁の寸法に対応する切欠き
が形成される。
〔効果〕
この考案のトイレ用吸水性床敷シートは前記の如き構
成であって、極めて衛生的であるのみならず、シート本
体を矩形に成形し、所要のミシン目を入れ、必要に応じ
てミシン目等で切り離して所要の切欠きや足置きを形成
することもできるので、手間がかからず簡単に製作でき
る。
【図面の簡単な説明】
第1図(a)はこの考案の第1実施例の平面図、第1図
(b)は同じく縦断面図、第2図ないし第4図は夫々別
な実施例を示す図である。 符号の説明 1……シート本体 2……切欠き 3……通水性表面材 4……吸水性中間層 5……非通水性材 6……消臭、芳香材 7……切欠き相当部 8……ミシン目 9……足置き

Claims (2)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】通水性表面材、吸水性材、ならびに非通水
    性材からなるものを包含するトイレ用吸水性床敷シート
    において、 該シートの一辺に便器基台下端周縁用切り欠き、若しく
    はシート本体から切り離されることにより切欠きが形成
    される切欠き相当部を設けるとともに、 その反対側の辺側の左右両側部分に、足置き、若しくは
    シート本体から切り離されることにより足置きが形成さ
    れる足置き相当部を設けたことを特徴とするトイレ用吸
    水性床敷シート。
  2. 【請求項2】前記の切欠き相当部及び足置き相当部はシ
    ート本体に、1つ又は複数のミシン目によって連結され
    ていることを特徴とする請求項1記載のトイレ用吸水性
    床敷シート。
JP1989144890U 1989-12-18 1989-12-18 トイレ用吸水性床敷シート Expired - Lifetime JP2572240Y2 (ja)

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JPH0385996U JPH0385996U (ja) 1991-08-30
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