JP2007319101A - ペット用吸収シート - Google Patents

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Abstract

【課題】排泄時にペットが滑ったり、排泄した尿でペット自身の毛を汚染することが少ないペット用吸収シートを提供することを目的とする。
【解決手段】吸水性を有する吸収シート本体2Aと、吸収シート本体2Aの上に配置される滑り止めシート8とを有し、滑り止めシート8は、透水孔を有し表面の摩擦抵抗が吸水シート本体2Aの表面より大きいため、転倒事故を防止できる。さらに、滑り止めシート8を、吸水性が吸水シート本体2Aの表面よりも小さい材質からなるネット状に形成することによって、ペット6のお尻とその周辺の毛のほとんどは、滑り止めシート8に接触して吸水シート本体2Aに接触しないため、排泄した尿によってペット6自身が汚染されることが極めて少ない。
【選択図】図1

Description

本発明はペットの排泄物処理のために使用されるペット用吸収シートに関するものである。
犬,猫などのペットを室内で飼育または介護をする場合には、図8に示すように室内の床面1にペット用吸収シート2を敷いて排泄させている。ペット用吸収シート2は、図9に示すように水を通さない防水性の裏面シート3と、透水性の表面シート4との間に、吸水材5を挟んでシート状に形成されており、ペット6の排泄した尿は、表面シート4を通過して吸水材5に吸い取られ、床面1を濡らさずに済む。
特開2001−327225号公報 特開2005−198598号公報
ペットの世界にも高齢化の波が押し寄せている。ペットの脚力は高齢化に伴って弱くなり、さらに足の裏(肉球)の摩擦抵抗も小さくなるため、排泄時にペット用吸収シート2の上でペット6が滑って体を床面1にぶつけたりする転倒事故が発生している。ペット用吸収シート2の上は滑ると学習したペット6が、ペット用吸収シート2の利用を嫌がったりする問題も発生している。
また、図8に図示したペットは毛足が短い種類ものであったが、毛足が長い(10センチメートル程度から20数センチメートル程度)種類のペットの場合には、お尻とその周辺の毛が表面シート4に接触して汚れる問題があり、清潔に保つためには、排泄のたびにペット6のお尻とその周辺の毛を、濡れタオルなどで拭き取ってやることが必要である。
本発明は、排泄時にペットが滑ったりしないペット用吸収シートを提供することを目的とする。
また、排泄した尿でペット自身の毛を汚染することが少ないペット用吸収シートを提供することを目的とする。
本発明の請求項1記載のペット用吸収シートは、吸水性を有する吸収シート本体と、透水孔を有し表面の摩擦抵抗が前記吸水シート本体の表面より大きく前記吸収シート本体の上に配置される滑り止めシートとを有することを特徴とする。
本発明の請求項2記載のペット用吸収シートは、請求項1において、前記滑り止めシートを、吸水性が前記吸水シート本体の表面より小さい材料で形成したことを特徴とする。
本発明の請求項3記載のペット用吸収シートは、請求項1または請求項2において、前記滑り止めシートを、前記吸収シート本体の表面に一体に設けたことを特徴とする。
本発明の請求項4記載のペット用吸収シートは、請求項1または請求項2において、前記滑り止めシートを、前記吸収シート本体とは別体に設けたことを特徴とする。
本発明の請求項5記載の滑り止めシートは、吸水性を有するペット用吸収シート本体の上に配置される滑り止めシートであって、透水孔を有し表面の摩擦抵抗が前記吸水シート本体の表面より大きいことを特徴とする。
本発明の請求項6記載のペット用吸収シートは、吸水性を有する吸収シート本体の表面に、摩擦抵抗が前記吸水シート本体の表面より大きい複数の突部を形成したことを特徴とする。
本発明の請求項7記載のペット用吸収シートは、水を通さない防水性の裏面シートと透水性の表面シートで吸水材を包んでシート状に形成された吸収シート本体と、前記裏面シートと前記吸水材の間、または前記吸水材と前記表面シートの間に形成された突部とを設けたことを特徴とする。
この構成の吸水シートは、吸収シート本体の上に、透水孔を有し表面の摩擦抵抗が吸水シート本体の表面より大きい滑り止めシートを有しているため、利用するペットの転倒事故を防止することができ、排泄された尿は、滑り止めシートの透水孔を介して吸収シート本体の吸水材に吸水される。
また、吸水性が吸水シート本体の表面より小さい材料で滑り止めシートを形成した場合には、ペット自身の毛が吸収シート本体の表面に接触しないため、排泄した尿で毛を汚染することが少ない。
また、吸収シート本体の表面に滑り止めシートを一体に設けた場合には、迅速に利用が可能な状態にセットできる。
また、吸収シート本体とは別体に滑り止めシートを設けた場合には、吸収シート本体を再利用することによって経済的である。
以下、本発明の各実施の形態を図1〜図7に基づいて説明する。
(実施の形態1)
図1〜図4は本発明の(実施の形態1)を示す。
図1は本発明のペット用吸収シートの使用形態を示している。
このペット用吸収シート7は、図2に示すように吸収シート本体2Aと、吸収シート本体2Aの上に配置される滑り止めシート8とを有している。吸収シート本体2Aは、図3に示すように、水を通さない防水性の裏面シート3と、透水性の表面シート4との間に、吸水材5を挟んでシート状に形成されており、図9で説明したペット用吸収シート2と同じものである。
滑り止めシート8は、透水孔9を有し、表面の摩擦抵抗が吸水シート本体2Aの表面より大きく形成されている。この実施の形態の滑り止めシート8は、吸収シート本体2Aとは別体である。具体的には、図4(a)に示すようにポリエステル糸などを4mm〜5mm□程度の目のネット状に編んだ芯材10に、塩化ビニル樹脂などの樹脂11を付けるとともに、芯材10の目の中央に樹脂11の付着していない1mm〜2mm程度の径の多数の透水孔9を形成して図4(b)に示す表面形状としている。芯材10に付着させた樹脂11を発泡させることによって、接触面積が増加してその摩擦係数はさらに大きくなる。
このように形成された滑り止めシート8を、床面1の上に広げた吸水シート本体2Aの上に載せてから、ペット6を図1のようにペット用吸収シート7の上に誘導することによって、滑り止め機能を有した滑り止めシート8の作用によって、滑り止めシート8の裏面と吸収シート本体2Aとの間の滑り、ならびに滑り止めシート8の表面とペット6との間の滑り、の何れの滑りもなく、高齢のペット6であってもペット用吸収シート7の上を安全に歩行できる。
このような使用形態において、ペット6が排泄した尿は、滑り止めシート8を介して吸水シート本体2Aの上に落下する。従来のように、表面が平滑な表面シート4に直接に落下した場合には、尿が飛び跳ねて床面1を濡らすことがあったが、滑り止めシート8は多数の透水孔9が形成されていて表面が凹凸であるため、飛び跳ねて床面1を濡らすことが少ない。
さらに、従来のように表面が平滑な表面シート4に直接に落下した場合には、表面シート4の上を外側に広がりながら、表面シート4を通して時々の位置の吸水材5に吸水されていくが、排尿量が多い場合には、各位置での吸水材5の吸水速度に比べて表面シート4の上での尿の広がり速度が大きく、吸水材5に吸い取られずに床面1へ零れることがあったが、滑り止めシート8は多数の透水孔9が形成されていて表面が凹凸であるため、尿の広がり速度が従来よりも遅くなり、各位置での吸水材5の吸水速度が従来と同じであっても、良好な吸い取り性能を発揮でき、床面1を尿で汚すことが少ない。
吸水の詳しいメカニズムは、滑り止めシート8に落下した尿は、その位置の透水孔9を通して一部が吸水材5に吸水されが、この吸水孔9を溢れた尿は、隣接した透水孔9へ流れ込み、その位置の吸水材5に吸水される。この繰り返しで、広がり速度を遅くしながら、落下した尿が外側へ広範囲に広がり、各位置の透水孔9に満たされた少量づつの尿が表面シート4を通過してその位置の吸水材5に迅速に吸い取られているものと思われる。
さらに、この使用形態では、毛足が長いペットのお尻とその周辺の毛が、従来のように尿が染み込んで濡れた状態の表面シート4に接触するのではなくて、吸水性が吸水シート本体2Aの表面シート4よりも小さな材質の滑り止めシート8に接触するため、排泄した尿によるペット自身の毛の汚染が極めて少ない。したがって、排泄のたびにペットのお尻とその周辺の毛を、濡れタオルなどで拭き取る処理も、簡単な拭き取り処理だけで清潔に保つことができる。
また、滑り止めシート8と吸水シート本体2Aを別体にしたため、使用済みの吸水シート本体2Aを廃棄し、使用済みの滑り止めシート8を洗浄乾燥して再使用することができる。
(実施の形態2)
図5は本発明の(実施の形態2)を示す。
上記の(実施の形態1)では、滑り止めシート8は吸水シート本体2Aとは別体であったが、図5に示すように吸水シート本体2Aの上に滑り止めシート8を予め貼り付けるなどして構成することもできる。詳しくは、接着剤で張り合わせる場合には、透水孔9の目を接着剤などで潰さないようにして張り合わせる。
この場合には、吸水シート本体2Aを床面1に広げるだけの準備で、図1に示した使用形態でペットに排泄させることができる。
(実施の形態3)
図6は本発明の(実施の形態3)を示す。
上記の(実施の形態2)では、吸水シート本体2Aの上に滑り止めシート8を貼り付けるなどして一体化したが、図6(a)(b)に示すように、吸水シート本体2Aの表面シート4に、表面の摩擦抵抗が吸水シート本体2Aの表面より大きい複数個の滑り止め突部12を形成することによっても同様の効果を期待できる。
具体的には、表面シート4の表面に、塩化ビニルなどの樹脂を印刷して、例えば図6(b)に示すように、4mm〜6mm程度の間隔で仕上がり状態の直径が4mm程度の滑り止め突部12を形成する。隣接した滑り止め突部12との間には、樹脂の付着していない1mm〜2mm程度の径の透水孔9が形成される。滑り止め突部12を発泡させることによって接触面積が大きくなってその摩擦係数はさらに大きくなる。
(実施の形態4)
図7は本発明の(実施の形態4)を示す。
上記の(実施の形態3)では、表面シート4の表面に滑り止め突部12を形成したが、裏面シート3と吸水材5の間に突部13を形成することによってもペットの転倒事故の発生を防止できる。
具体的には、図7(a)では、水を通さない防水性の裏面シート3の上に、例えば1cm〜数cm間隔で多数の突部13を形成する。次に、図7(b)(c)に示すように突部13の上に吸水材5を載せて、裏面シート3と透水性の表面シート4によって吸水材5を挟んでシート状に形成する。
なお、突部13の形状と硬度は、ペット6が表面シート4の表面を踏んだときに、図7(d)に示すように、隣接する突部13の間に対応して表面シート4の表面に凹部14が発生するものが少なくても必要である。
このように構成したため、突部13の厚みによって表面シート4の表面に発生する凹部14によって、見かけ上、表面シート4の表面のペット6の足裏に対する摩擦抵抗が大きくなるため、ペットの転倒事故の発生を低減できる。
なお、図7(a)〜(c)では裏面シート3と吸水材5の間に突部を形成したが、吸水材5と表面シート4の間に同様にして突部13を形成しても、ほぼ同様の効果を期待できる。
本発明はペット用吸収シートの高機能化に寄与できる。
本発明のペット用吸収シートの使用形態を示す斜視図 本発明の(実施の形態1)の使用状態の分解図 同実施の形態の要部の断面図 同実施の形態の滑り止めシートの製造工程を示す平面図 本発明の(実施の形態2)のペット用吸収シートの斜視図 本発明の(実施の形態3)のペット用吸収シートの断面図と平面図 本発明の(実施の形態4)のペット用吸収シートの製造工程を示す断面図 従来のペット用吸収シートの使用形態を示す斜視図 同従来例の要部の断面図
符号の説明
1 床面
2A 吸収シート本体
3 裏面シート
4 表面シート
5 吸水材
7 ペット用吸収シート
8 滑り止めシート
9 透水孔
10 芯材
11 樹脂
12 滑り止め突部
13 突部
14 突部13の厚みによる凹部

Claims (7)

  1. 吸水性を有する吸収シート本体と、
    透水孔を有し表面の摩擦抵抗が前記吸水シート本体の表面より大きく前記吸収シート本体の上に配置される滑り止めシートと
    を有するペット用吸収シート。
  2. 前記滑り止めシートを、吸水性が前記吸水シート本体の表面より小さい材料で形成した
    請求項1記載のペット用吸収シート。
  3. 前記滑り止めシートを、前記吸収シート本体の表面に一体に設けた
    請求項1または請求項2記載のペット用吸収シート。
  4. 前記滑り止めシートを、前記吸収シート本体とは別体に設けた
    請求項1または請求項2記載のペット用吸収シート。
  5. 吸水性を有するペット用吸収シート本体の上に配置される滑り止めシートであって、
    透水孔を有し表面の摩擦抵抗が前記吸水シート本体の表面より大きい
    滑り止めシート。
  6. 吸水性を有する吸収シート本体の表面に、摩擦抵抗が前記吸水シート本体の表面より大きい複数の突部を形成した
    ペット用吸収シート。
  7. 水を通さない防水性の裏面シートと透水性の表面シートで吸水材を包んでシート状に形成された吸収シート本体と、
    前記裏面シートと前記吸水材の間、または前記吸水材と前記表面シートの間に形成された突部と
    を設けたペット用吸収シート。
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