JPH08241508A - 読取り/書込み磁気抵抗(mr)ヘッド - Google Patents

読取り/書込み磁気抵抗(mr)ヘッド

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JPH08241508A
JPH08241508A JP7336940A JP33694095A JPH08241508A JP H08241508 A JPH08241508 A JP H08241508A JP 7336940 A JP7336940 A JP 7336940A JP 33694095 A JP33694095 A JP 33694095A JP H08241508 A JPH08241508 A JP H08241508A
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write
layers
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gap
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JP7336940A
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Hung-Liang Hu
フン=リアン・フー
Rodney Edgar Lee
ロドニー・エドガー・リー
Hugo A E Santini
ヒューゴー・アルベルト・エミリオ・サンティーニ
Ching H Tsang
チン・ホワ・ツァン
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明の一目的は、より効率的な組合せ式の
書込み読取りヘッドを提供することである。 【解決手段】 第1および第2のシールド層が磁極端領
域のすぐ後ろで絶縁体スタック領域において削除されま
たは薄くなっている、複合型沈下磁気抵抗(MR)読取
り/書込みヘッドを提供する。これにより、磁極端領域
の後ろの、書込みヘッドの書込みコイル、絶縁体スタッ
ク、磁極片などのヘッド構成要素が配置された場所に凹
部が形成される。ヘッドのMRセンサ用のリードは、空
気軸受け面(ABS)と平行に延び、そこでシールド層
の範囲を越えて第1および第2の導体に接続する。導体
は、シールド層に短絡する危険なしに、空気軸受け面に
対して垂直にヘッド内に戻る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、誘導性磁極片、コ
イル層、絶縁体層などの構成要素を含む、沈下した絶縁
体スタック領域を有するマージ型またはピギーバック型
の磁気抵抗(MR)ヘッドに関する。
【0002】
【従来の技術】マージ型またはピギーバック型のMRヘ
ッドは、読取りヘッド部分と書込みヘッド部分を有し、
書込みヘッド部分が読取りヘッド部分の上に配置され
る。読取りヘッド部分は、第1と第2のギャップ層の間
に挟まれ、かつ第1と第2のシールド層の間に挟まれ
た、MRセンサを有する。MRセンサは、回転磁気ディ
スクなどの移動磁気媒体からデータを読み取るための、
空気軸受け面(ABS)で露出した外縁部を備える。回
転磁気ディスク上の磁化領域の変化は、それと対応する
MRセンサの抵抗変化を引き起こし、センス電流がMR
センサ中を流れたときにそれが電圧の変化の形で検出さ
れる。書込みヘッド部分は、絶縁体層の間に挟まれ、か
つ第1と第2の磁極片の間に挟まれた、コイル層(書込
みコイル)を有する。磁極片は、磁極端において終端
し、後部ギャップにおいて磁気的に接続され、磁極端
は、ABSにおいて薄いギャップ層で分離されて変換ギ
ャップを形成する。磁極端の割れ目は、「書込みギャッ
プ」と呼ばれる。書込みギャップを横切るフラックス
が、回転磁気ディスクの円形トラック上に情報として記
録される。
【0003】ピギーバック型MRヘッドでは、第2のシ
ールド層と第1の磁極片が別の層であり、一方マージ型
MRヘッドでは、第2のシールド層と第1の磁極片が、
書込み動作中は書込み磁極として働き、読取り動作中は
第2のシールドとして働く、共通層に合体されている。
ピギーバック型ヘッドでもマージ型MRヘッドでも、シ
ールド層が、MRセンサを、磁気ディスク・ドライブの
重要な構成要素である隣接するデータ・トラックや処理
回路からの磁界などの漂遊磁界から保護する。
【0004】残念ながら、ピギーバック型MRヘッドの
両方のシールド層とマージ型MRヘッドの第1のシール
ド層が、書込みヘッドの動作に不都合な影響を及ぼすこ
とがある。書込みコイルと1つまたは複数のシールド層
は共に、磁極端領域と後部ギャップとの間にあり書込み
コイルの上下の絶縁体層によって画定される、絶縁スタ
ック領域内に配置される。書込みコイルと1つまたは複
数のシールド層との間には強い誘導結合があり、これが
書込みコイルの磁気抵抗を著しく増加させる。電流が書
込みコイル中を流れるとき、1つまたは複数のシールド
層中に誘起されるフラックスは、書込みコイルが生成す
るフラックス場に対抗する逆フラックス場を生じさせ
る。書込みコイルが、受容可能な大きさのフラックス場
を生成するためには、逆フラックス場の作用に対処する
ために書込みコイルを大きくしなければならない。これ
は、さらに別の問題を引き起こす。1つまたは複数のシ
ールド層がピーク値の大きいフラックス場にさらされる
とき、シールド層内の磁区が、磁化容易軸から大きく回
転されることがある。フラックス場の大きさが減少した
とき、これらの磁区がその本来の配向を回復しないこと
がある。シールド層の磁区の配向の狂いが相当に大きい
場合は、シールド層とMRセンサとの間の静磁気結合の
ために、MRセンサのバイアス点が変化することがあ
る。バイアス点の変化により、リードバック信号が弱ま
るほどMRセンサの応答が変化することがある。
【0005】したがって、読取りヘッドのシールド層が
書込みヘッドの動作に及ぼす影響を小さくし、書込みヘ
ッドがシールド層を介して読取りヘッドの動作に及ぼす
影響を小さくする必要が強く感じられている。
【0006】従来技術によるピギーバック型およびマー
ジ型MRヘッドは、その構造上、その製作が難しい。こ
の点に関して、書込みギャップの上の絶縁スタックが高
いため、第2の磁極片の垂直プロフィルが著しく増大す
る。第2の磁極片上の垂直プロフィルが高いため、製作
中に、第2の磁極端の縦横比(幅対厚さ)を小さくし
て、第2の磁極端の側壁の滑らかさと垂直性(「精細
度」)を制御するのは困難である。
【0007】縦横比は、第2の磁極端を作るために必要
なフォトレジスト・マスク層の高さと第2の磁極端の幅
の比によって決定される。高いデータ伝送速度で書き込
むためには、第2の磁極端の幅はサブミクロン単位でな
ければならない。第2の磁極端の所望の幅が1ミクロン
で、第2の磁極端を作成するためのフォトレジストの高
さが10ミクロンならば、縦横比は10である。周知の
ように、十分に画定された第2の磁極端を縦横比10で
製作するのは極めて難しい。第2の磁極端の側壁の精細
度が悪いと、書込みデータの分解能が悪化することがあ
る。したがって、一緒に合体された高分解能の読取りヘ
ッドと調和する高分解能で高データ伝送速度の書込みヘ
ッドを製作できるように、第2の磁極端の縦横比を小さ
くする必要性が強く感じられる。
【0008】ピギーバック型/マージ型MRヘッドの動
作に関するもう1つの重要なことは、読取りヘッドの絶
縁体層が薄く、それによって絶縁破壊が生じる可能性が
あることである。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】本発明の一目的は、よ
り効率的な組合せ式の書込み読取りヘッドを提供するこ
とである。
【0010】本発明の他の目的は、書込みコイルの磁気
抵抗を減少させた、ピギーバック型またはマージ型MR
ヘッドを提供することである。
【0011】本発明の他の目的は、コイルの磁気抵抗を
減少させ、書込みコイルの大きさを小さくし、MRヘッ
ドの書込み動作中に1つまたは複数のシールド層内にお
ける磁区の移動を小さくすることである。
【0012】本発明の他の目的は、上記目的のいずれか
を達成し、かつヘッドの縦横比を小さくすることであ
る。
【0013】本発明の他の目的は、上記目的のいずれか
を達成し、かつ導体リードとシールド層との間の電気的
短絡を最小限に抑える、MRセンサまでの導体リード用
経路を提供することである。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明では、ピギーバッ
ク型またはマージ型のMRヘッドの絶縁体スタック領域
において1つまたは複数のシールド層をなくするかまた
は1つまたは複数のシールド層を薄くすることによっ
て、従来技術のMRヘッドの限界を克服する。ピギーバ
ック型MRヘッドでは、絶縁スタック領域において、シ
ールド層の一方または両方をなくするかまたは薄くする
ことができる。マージ型MRヘッドでは、絶縁体スタッ
ク領域において、第1のシールド層をなくするかまたは
薄くすることができる。絶縁体スタック領域内の1つま
たは複数のシールド層をなくすと、書込みコイルの磁気
抵抗が大幅に減少する。絶縁体スタック領域内の1つま
たは複数のシールド層をなくする代わりに薄くする場合
も、磁気抵抗の低減が、大幅にではないが達成される。
この構成により、書込み磁極とMRセンサのバランスが
とれる。一方または両方のシールド層の薄くした部分を
確保することによって、MRセンサを漂遊磁界から十分
に保護することができる。
【0015】一方または両方のシールド層の削除または
薄化は、MRセンサのすぐ後ろにおいて後部ギャップの
方向に行なわれる。これにより、絶縁体スタック領域が
載る面が低くなり、その結果「沈下」プロフィルが得ら
れる。
【0016】通常MRセンサの磁気シールドの臨界領域
が、磁極端領域であることに留意されたい。この領域で
は、本発明の実施形態はすべて、完全な厚さの第1およ
び第2のシールド層を有する。このため、MRセンス電
流を導く第1および第2のリードの経路を独特に方向付
ける機会が与えられる。リードは、ABSと平行にMR
センサに対して直交方向にシールド層を越える場所まで
延び、さらにヘッドの後ろに向かい、そこでリードをパ
ッドに接続できるようになっている。従来技術のMR読
取りヘッドにおいては、これらのリードは通常、MRセ
ンサへの接続部からヘッド中に直接戻る。第1および第
2のギャップ層が、リードをシールド層から絶縁する。
これらの層は読取りヘッドの分解能を高めるためにでき
るだけ薄く保たれるので、ギャップ層内のピン・ホール
のために、リードとシールドの間で電気的に短絡する可
能性が大きい。本発明によれば、短絡の可能性は、AB
Sと平行なリードの短い横方向の延長範囲だけで生じ、
ヘッドの後ろまでの長い延長範囲では生じない。
【0017】本発明の絶縁体スタック領域において1つ
または複数のシールド層の厚さをゼロにするかまたは最
小にすることによって、ピギーバック型またはマージ型
MRヘッドの書込みヘッド部分の作成中に、凹んだ部分
が形成される。これにより縦横比が大幅に小さくなり、
書込みヘッド部分用の、十分に画定された高いデータ伝
送速度の第2の磁極端を作成することができる。本発明
において、縦横比を、10以上からを約4にまで小さく
することができる。
【0018】本発明のその他の目的および利点は、添付
図面を参照し以下の詳細な説明を読むことによって、当
業者にはより明らかになるであろう。
【0019】
【発明の実施の形態】次に、図面を参照すると、いくつ
かの図にわたって同じ参照番号は同じまたは類似した部
分を指す。図1に、磁気ディスク・ドライブ20を示
す。ドライブ20は、磁気ディスク24を支持して回転
させるスピンドル22を有する。スピンドル22は、モ
ータ制御機構28によって制御されるモータ26によっ
て回転される。磁気ヘッド30は、ディスク24の記録
および読取り用のピギーバック型またはマージ型MRヘ
ッドでよく、サスペンション・アクチュエータ・アセン
ブリ34で支持されるスライダ32に取り付けられてい
る。サスペンション・アクチュエータ・アセンブリ34
は、磁気ヘッド30が磁気ディスク24の表面に対して
変換位置になるようにスライダ32を位置決めする。デ
ィスク24がモータ26によって回転されるとき、ディ
スク表面によって空気が動かされ、その結果スライダが
ディスクの表面からわずかに離れて空気のクッション
(空気軸受け)上に乗る。その後、磁気ヘッド30は、
ディスク24の表面の多数の円形トラックに情報を書き
込み、かつそこからデータおよびサーボ情報を読み取る
ために使用される。駆動電子回路36は、情報を書き込
むための駆動信号を提供し、ディスク24からのリード
バック信号およびサーボ信号を処理する。
【0020】図2に、図1のスライダ32上の磁気ヘッ
ド30として使用できる従来技術によるマージ型MRヘ
ッド30Aを示す。ヘッド30Aは、第1と第2のシー
ルド層S1とS2の間に挟まれた第1と第2のギャップ
層G1およびG2の間に挟まれたMRセンサ(MR)を
有する。リード層(その1つを図2にL1で示す)が、
MRセンサに接続され、やはり第1と第2のギャップ層
G1とG2の間に挟まれている。リード層L1およびL
2は、図2の破断部分の右側にある端子パッド(図示せ
ず)に接続されている。パッドは、駆動電子回路36
(図1参照)の外部電気接点を提供する。ヘッドの読取
り部分は、前述の構成要素を含む。図1の磁気ディスク
24がMRセンサに隣接して回転するとき、ディスク上
の磁気領域が、MRセンサによって検出され、センス電
流はその抵抗が変化して、リードを介してMRセンサ中
を流れ、その結果MRセンサの抵抗の変化に対応するM
Rセンサの両端間電位の変化が生じる。その後、これら
の電位変化は、図1に示した駆動電子回路36によって
リードバック信号として処理される。
【0021】従来技術によるマージ型MRヘッド30A
はまた、書込み部分も備えている。書込み部分は、絶縁
体層I1とI3の間に挟まれた、書込みコイル層C(書
込みコイル)と絶縁体層I2とを有する。この領域は普
通、絶縁体スタック領域と呼ばれる。絶縁体層I1およ
びI3は、第1と第2の磁極片P1とP2の間に挟まれ
ている。磁極片P1およびP2は、絶縁体スタック領域
の左側で磁極端PT1およびPT2を形成し、それらの
磁極端は、そこで厚さ0.2μm程度の薄いギャップ層
Gによって分離される。磁極片P1およびP2は、後部
ギャップBGにおいて絶縁体スタックの右側で磁気的に
接続される。したがって、信号電流が書込みコイル中を
流れるとき、第1および第2の磁極片P1およびP2中
にフラックスが誘導され、空気軸受け面(ABS)にお
いてギャップGの両側にまたがるフリンジ・フラックス
が生じる。このフリンジ・フラックスによって、図1に
示した駆動電子回路36から供給される書込み信号に応
答して回転磁気ディスク24に情報が書き込まれる。ヘ
ッド30Aは、1つの層が第2のシールド層S2として
も第1の磁極片P1としても働くので、マージ型MRヘ
ッドと呼ばれる。この層は、書込み動作中は第1の磁極
片P1として働き、読取り動作中は第2のシールド層S
2として働く。
【0022】従来技術のマージ型MRヘッドの大きな問
題は、書込みコイルの近くでシールド層S1およびS2
の寸法が大きくなることである。第1および第2のシー
ルド層S1およびS2は、センダストやパーマロイ、窒
化鉄などの強磁性体材料から製作される。書込みコイル
に電圧が加えられるとき、第1のシールド層S1は、イ
ンダクタンスとして作用し、書込みコイルの起電力(E
MF)と対抗する逆起電力(CEMF)を発生させる。
コイルの周波数またはデータ伝送速度が高くなるほど、
シールド層S1のインダクタンスは大きくなる。
【0023】従来技術のマージ型MRヘッド30Aのも
う1つの問題は、第2の磁極片P2の垂直プロフィルが
高いために、ABSにおいて第2の磁極端PT2が精細
度に欠けることである。これは、絶縁体スタック(絶縁
体層I1、I2、およびI3)が高いためである。その
結果、第2の磁極片P2のトポグラフィが高くなり、望
ましくない高い縦横比になる。高密度ヘッドでは、AB
Sにおける磁極端PT2の幅は極めて狭くなければなら
ず、1μm以下が好ましい。第2の磁極片P2を製作す
るために必要なフォトレジスト40の厚さと、ABSに
おける磁極端PT2の幅の比によって、縦横比が設定さ
れる。フォトレジストの厚さが10μmで第2の磁極端
PT2の幅が1μmならば、縦横比は10である。第2
の磁極片P2およびABSにおける磁極端を構成するた
めに必要な従来技術のフォトレジスト層の厚さは、通常
10μm以上である。フォトレジストはスピン・オンす
るとき、図2に二点鎖線40で示した構成をとる。フォ
トレジスト層をマスクし露光するとき、フォトレジスト
が厚いために、光によってABSにおいて精細度の不十
分な磁極端PT2ができる。この結果、本来ならば精細
度を良好にするためにほぼ垂直でかつ厳密に寸法が決定
されるべきなのに、不ぞろいな側壁を有し十分に画定さ
れない磁極端PT2が得られる。
【0024】小さな縦横比を有する十分に画定された第
2の磁極端PT2を得るために、様々な従来技術の技法
が利用されてきた。そのような2つの技法を、図3、図
4、図5、および図6に示す。図3および図4では、第
2の磁極片P2の第1の部分42が、ABSにおいて低
い平面プロフィルで形成される。これは、約4μmの薄
くてほぼ平坦なフォトレジスト層をもたらす。フォトレ
ジストの付着に続いて、イオン・ビーム・ミリングまた
は反応性イオン・エッチングを利用して、磁極端の側壁
を画定する。絶縁体スタックおよび書込みコイルを形成
した後、第2の磁極片の第2の大きな部分44を、図4
に45で示したように部分42に接合する。
【0025】図5および図6では、磁極端PT2は、部
分46および48から形成される。部分46は、薄いフ
ォトレジスト層によるパターニングと、それに続くイオ
ン・ビーム・ミリングまたは反応性イオン・エッチング
によって構成し、側壁を画定する。次に、飽和の問題を
最小限に抑えるために、大きい方の部分48を、ABS
に隣接する49において部分46上に接合する。図3、
図4、図5、および図6に示した製作方法はどちらも、
コストが高くかつ生産ベースで一貫して実行するのが難
しい多数の追加の処理段階を要する。
【0026】図7は、図1に示したスライダ上で磁気ヘ
ッド30として使用できる、本発明の第1の実施形態3
0Bを構成するマージ型MRヘッドを示す。ヘッド30
Bは、磁極端領域、絶縁体スタック領域およびコイル領
域を有し、磁極端領域は、ABSから絶縁体スタック領
域まで延び、絶縁体スタック領域は、磁極端から後部ギ
ャップ(図2)まで延び、コイル領域は、絶縁体スタッ
ク領域内に磁極端領域から離して配置される。実施形態
30Bでは、MRセンサの保護のために、第1および第
2のシールド層S1およびS2が磁極端領域に配置され
る。本発明の実施形態30Bと、図2に示した従来技術
の実施形態30Aとの大きな違いは、実施形態30Bで
は、第1のシールドS1が、磁極端領域とコイル領域と
の間で斜面50に沿って終端していることである。これ
によって、絶縁体スタックを構成するヘッドの後続の薄
膜層用の、沈下したまたは凹んだ部分51ができる。第
2のギャップ層G2が、第1のシールド層S1の斜面5
0に沿って延び、そこからABSに対して垂直にヘッド
の後部領域の方に延びる。リードが、図2の従来技術の
ヘッドで示した経路と同じ経路に沿っていないことに留
意されたい。ヘッド30Bのリードは、後でより詳しく
説明する異なる経路をとることができる。
【0027】層S2/P1、書込みギャップ、絶縁体層
I1、書込みコイル、絶縁体層I2とI3、および第2
の磁極片P2はすべて、絶縁体スタック領域において、
第1のシールド層S1によって形成される凹部によって
へこみ、それによって書込みギャップ面の上の第2の磁
極片の高さが低くなって、第2の磁極端PT2の平坦性
が高まっている。これにより、磁極端PT2の製作中に
レジストの縦横比が大幅に小さくなり、その結果、図7
のABSでのレジスト層40の厚さを見ると分かるよう
に、ABSにおいて約4μmの薄いレジスト層によって
磁極端の作成が可能になる。レジスト層が薄いため、よ
り狭い磁極端を良好な精細度で精密に作成することがで
き、それによりヘッドのビット密度を高くすることがで
きる。さらに重要なことは、第1のシールド層S1の大
きな部分がなくなり、それにより書込みコイルの動作を
妨害する誘導が減少することである。第1のシールド層
S1の残りの部分は書込みコイルから離れており、した
がって、高周波数の電流が書込みコイル中を流れるとき
に、第1のシールド層S1の逆起電力によってその起電
力が打ち消されることが少なくなる。したがって、実施
形態30Bは、従来技術のマージ型MRヘッドに勝る大
きな改善を提供する。第1のシールド層S1の斜面50
は、図8に示したように、負の斜面52を有するレジス
ト層によって作成することができる。その後、負の斜面
に隣接してパーマロイをメッキし、レジストを除去する
と、図7に示したような第1のシールド層S1の斜面5
0が形成される。
【0028】図9は、第2のシールド層S2と第1の磁
極片P1とがスペーサ60によって分離された別々の層
であること以外は図2に示したマージ型MRヘッドと同
じ、従来技術のピギーバック型ヘッド30Cの図であ
る。ピギーバック型ヘッドのマージ型MRヘッドに勝る
利点は、第1および第2のシールド層S1およびS2
が、高起電力書込み動作後の磁壁の再配向の影響を受け
ることが少なく、そのためMRセンサのバイアス点が一
定になることである。しかしながら、実施形態30Cに
は、図2に示した従来技術の実施形態と同じ欠点があ
る。すなわち、(1)書込みコイルに近接するシールド
層S1およびS2が大きいため、データ伝送速度が高い
ときに大きなインダクタンスが生じること、および
(2)第2の磁極片P2の垂直プロフィルが高いことで
ある。
【0029】図10に、本発明のもう1つの改善された
ピギーバック型ヘッドの実施形態30Dを示す。この実
施形態では、第1および第2のシールド層S1およびS
2が共に磁極領域とコイル領域の間の70と72でそれ
ぞれ終端し、その結果ギャップ層G1およびG2が、第
1のシールド層の後部70に沿って下に傾斜し、ヘッド
の後部に向かって延びる。ギャップ層G1およびG2と
第1の磁極片P1との間に、大きなスペーサ層74を設
けることができる。第1の磁極片P1、第1の絶縁体層
I1、第2の絶縁体層I2と書込みコイル、第3の絶縁
体層I3、および第2の磁極片P2のトポグラフィは、
第1および第2のシールド層S1およびS2が終端する
ことによって生じる凹部によって減少し、これにより、
絶縁体スタックが「沈下」する。実施形態30Dは、第
2のシールド層S2と第1の磁極片P1に共通の層を使
用しないという点で、図7に示した実施形態30Bに勝
る利点を有する。したがって、磁極片P1およびP2の
書込み動作中に生じる大きな起電磁界が、シールド層S
1およびS2の磁区構造およびそのMRセンサとの関係
に及ぼす影響は小さい。実施形態30Dのリード層はギ
ャップ層G1およびG2と一緒に延びないことに留意さ
れたい。この実施形態のリード層については、後でさら
に詳しく説明する。
【0030】図11は、第1および第2のシールド層S
1およびS2の厚さの減少した部分80および82が、
それら自体の厚さの減少によって生じた凹部において、
図11に示したような沈下した絶縁体スタック領域を通
って延びること以外は実施形態30Dと類似している、
本発明の実施形態30Eを示す。部分80および82の
厚さは、磁極端領域における第1および第2のシールド
層S1およびS2の厚さの約4分の1でよい。凹部の部
分80および82は、MRセンサを書込みコイルの起電
磁界およびアクチュエータ・モータや他の電子回路など
の他の外部ソースからさらに保護する。その欠点は、こ
れらの層80および82が、書込みコイルと誘導結合さ
れていることである。しかしながら、これらの層は、P
1層およびスペーサ層84によって分離されているため
に、書込みコイルから離れている。したがって、このピ
ギーバック型ヘッドでは、書込みコイルの書込み動作に
大きな影響を与えずに、S1およびS2層80および8
2をより薄くすることが可能である。
【0031】図12に、第2のシールド層S2が90で
終端し、第1のシールド層S1が沈下した絶縁体スタッ
ク領域においてABSと垂直に延びる厚さの減少した部
分92を有すること以外は実施形態30Eと類似してい
る、本発明の実施形態30Fを示す。厚さの減少した部
分92とスペーサ層94の間には、リード層(その1つ
を96で示す)があり、このリード層は、第1と第2の
ギャップ層G1およびG2の間に挟まれ、絶縁体スタッ
ク領域においてABSに対して垂直に延びる。実施形態
30Fは、書込みコイルに誘導結合されている強磁性体
材料がより少ない点で、実施形態30Eに勝る利点を有
する。
【0032】図13に示した本発明の実施形態30G
は、第2のシールド層S2と第1の磁極片P1が共通層
であるマージ型MRヘッドである。この実施形態では、
第1のシールド層S1は、絶縁体スタック領域において
ABSに対して垂直に延びる厚さの減少した部分100
を有し、層S2/P1は、ABSからヘッドの後部領域
まで完全な厚さの層である。第1のシールド層S1は、
書込みコイルの近くで厚さが減少するので、書込みコイ
ルの動作に対する誘導性抵抗は小さい。この実施形態で
は、ギャップ層G1とG2の間に挟まれ、絶縁体スタッ
ク領域においてABSに対して垂直に延びる、リード
(その1つを102で示す)を使用する。
【0033】図14に、マージ型MRヘッドの本発明の
さらに他の実施形態30Hを示す。この実施形態では、
第1のシールド層S1が110で終端し、共通層S2/
P1は、絶縁体スタック領域においてABSに対して垂
直に延びる厚さの減少した部分112を有する。この実
施態様は、書込みコイルに対する誘導効果が実施形態3
0Dよりも小さくなるが、漂遊起電磁界に対するMRセ
ンサの保護も弱い。MRセンサのリードは、ギャップ層
G1/G2と一緒にへッドに戻らない。さらに詳しくは
後で説明する。
【0034】図15に、マージ型MRヘッドの形の本発
明のもう1つの実施形態30Iを示す。この実施形態で
は、完全な長さのシールド層S1が、磁極端領域を貫い
て絶縁体スタック領域まで続いている。共通層S2/P
1は、磁極端領域では際立った高さに設けられるが、絶
縁体スタック領域内の120において大幅に薄くなり、
絶縁体スタック領域の厚さ120は、磁極端領域のS2
/P1層の厚さの約1/8である。これにより、ヘッド
構造内部で絶縁体層I1、I2、I3、および書込みコ
イルをへこませるための追加の高さがもたらされ、それ
により第2の磁極端PT2をさらに平坦化することがで
きる。この実施形態では、絶縁体スタック領域におい
て、リード層(その1つを122で示す)が、ABSに
対して垂直にギャップ層G1およびG2と共に延びる。
【0035】図16、図17および図18は、図7、図
10および図14に示した本発明の実施形態30B、3
0Dおよび30H用のリードL1およびL2を提供する
本発明の実施形態30Jを示す。図16では、書込みコ
イルCが、後部ギャップBGの周りにある。実施形態3
0Jでは、第1および第2のギャップ事前充填層G1P
およびG2Pを使用する。第1のギャップ事前充填層G
1Pは、第1のギャップ層G1の上にあり、第2のギャ
ップ事前充填層G2Pは、第2のギャップ層G2の上に
ある。すべてのギャップ層は、MRセンサからヘッドと
直交して(ABSと平行に)延び、ギャップ層G1およ
びG2は、MRの下面と上面を覆ってシールド層S1と
S2の間に狭い読取りギャップを確立する。ギャップ層
G1PおよびG2Pは、図18に示したようにMRセン
サをわずかに(約1μm)越えて、124と126で終
端する。リードL1およびL2は、MRセンサに連続的
に接続することができ、ギャップ層G1PとG2の間に
挟まれ、第1のシールド層S1の上をヘッドと直交して
S2/P1層の境界を越えてギャップ層と共に延びる。
ギャップ層G2およびG2Pは、リードL1およびL2
をそれぞれ導体C1およびC2に接続するバイア130
および132を有する。導体C1およびC2は、シール
ド層から離れてヘッド内に戻り、パッド134および1
36と接続される。パッド134および136は、図1
に示した駆動電子回路36に接続することができる。リ
ードL1およびL2は、二重のギャップ層によって、ほ
ぼその長さ全体にわたってシールド層S1およびS2と
の短絡から保護されることに留意されたい。したがっ
て、ギャップ層G1およびG2は、読取り分解能を良く
するために薄くすることができ、ギャップ層G1Pおよ
びG2Pは、ギャップ層G1およびG2の潜在的ピン・
ホールによってリードがシールド層S1またはS2に短
絡されないようにする。プロフィル・ギャップ層G1P
およびG2Pの詳細に関しては、参照により本明細書に
組み込まれた、本出願人に譲渡された、同出願の、R.
E.Fontana他の"Narrow Gap Magnetoresistive
Read Head"と題する同時係属出願、整理番号を参照さ
れたい。
【0036】本発明の多くの修正および変形例は、明ら
かに上記の教示に照らせば可能であり、併記した特許請
求の範囲の範囲内でのみ解釈されるものとする。
【0037】まとめとして、本発明の構成に関して以下
の事項を開示する。
【0038】(1)第1と第2のギャップ層の間に挟ま
れたMR読取りセンサと、絶縁体層の間に挟まれた書込
みコイルとを備え、前記ギャップ層が第1と第2のシー
ルド層に挟まれ、前記絶縁体層が第1の磁極片と第2の
磁極片との間に挟まれ、前記磁極片が、磁極端において
終端し、前記磁極端が、空気軸受け面(ABS)におい
てギャップ層によって分離され、後部ギャップにおいて
磁気的に結合され、さらに、磁極端領域と絶縁体スタッ
ク領域とコイル領域を備え、磁極端領域がABSから絶
縁体スタック領域まで延び、絶縁体スタック領域が磁極
端領域から後部ギャップまで延び、コイル領域が絶縁体
スタック領域内に磁極端領域から離して配置されてい
る、読取り/書込みMR(磁気抵抗)ヘッドであって、
第1および第2のシールド層が、磁極端領域に配置さ
れ、絶縁体スタック領域に凹部を形成するように、第1
および第2のシールド層の少なくとも一方が、絶縁体ス
タック領域において削除されまたは薄くなっており、書
込みコイルおよび絶縁体層が前記凹部内に配置され、第
2の磁極片が書込みコイルおよび絶縁体層の上に配置さ
れている、読取り/書込みMRヘッド。 (2)磁気記憶デバイスを移動させる手段と、磁気記憶
デバイスに隣接して読取り/書込みMRヘッドを支持す
る手段と、読取り/書込みMRヘッドに接続され、読取
り/書込みMRヘッドに信号を送り、読取り/書込みM
Rヘッドから信号を受け取る手段とを有することを特徴
とする、上記(1)に記載の読取り/書込みMRヘッド
を備える駆動装置。 (3)第1と第2のギャップ層の間に挟まれ、MRセン
サの第1および第2の反対側の端にそれぞれ接続された
第1および第2のリード層と、MRセンサを横切り第2
のシールド層を越えて配置された第1および第2の導電
体とを備え、第1および第2のリード層が、MRセンサ
からABSに平行に延び、第2のギャップ層のバイアを
介してそれぞれ第1および第2の導体に接続されている
ことを特徴とする、上記(1)に記載の読取り/書込み
MRヘッド。 (4)第1および第2のギャップ事前充填層を備え、第
2のギャップ層が、第1と第2のギャップ事前充填層の
間に挟まれ、第1および第2のリード層が、第1のギャ
ップ事前充填層と第2のギャップ層との間に挟まれ、第
2のギャップ事前充填層も、第1および第2のリードを
第1および第2の導体に接続するバイアを備え、第1お
よび第2の導体が、ABSに対して直交方向に延びて第
1および第2のシールド層を越えてヘッドに戻り、第1
および第2のパッドに接続された終端部を有することを
特徴とする、上記(3)に記載の読取り/書込みMRヘ
ッド。 (5)第1のシールド層と第1の磁極片が、別々の層で
あることを特徴とする、上記(1)に記載の読取り/書
込みMRヘッド。 (6)第1のシールド層と第1の磁極片が、共通の層で
あることを特徴とする、上記(1)に記載の読取り/書
込みMRヘッド。 (7)第1と第2のシールド層の一方が、磁極端領域と
コイル領域との間にある後壁において終端することを特
徴とする、上記(1)に記載の読取り/書込みMRヘッ
ド。 (8)第1と第2のシールド層の前記一方が、前記第1
のシールド層であることを特徴とする、上記(7)に記
載の読取り/書込みMRヘッド。 (9)第1と第2のギャップ層の間に挟まれ、MRセン
サの第1および第2の反対側の端にそれぞれ接続された
第1および第2のリード層と、MRセンサを横切り第2
のシールド層を越えて配置された第1および第2の導体
とを備え、第1および第2のリード層が、MRセンサか
らABSに平行に延び、第2のギャップ層のバイアを介
してそれぞれ第1および第2の導体に接続されているこ
とを特徴とする、上記(8)に記載の読取り/書込みM
Rヘッド。 (10)第1および第2のギャップ事前充填層を備え、
第2のギャップ層が、第1と第2のギャップ事前充填層
の間に挟まれ、第1および第2のリード層が、第1のギ
ャップ事前充填層と第2のギャップ層との間に挟まれ、
第2のギャップ事前充填層も、第1および第2のリード
を第1および第2の導体に接続するバイアを備え、第1
および第2の導体が、ABSに対して直交方向に延びて
第1および第2のシールド層を越えてヘッドに戻り、第
1および第2のパッドに接続された終端部を有すること
を特徴とする、上記(9)に記載の読取り/書込みMR
ヘッド。 (11)第2のシールド層が、磁極端領域内の第1の部
分と、絶縁体スタック領域内の第2の部分と、第1と第
2の部分を相互接続する傾斜部分とを有し、傾斜部分
が、第1のシールド層の後壁に面した傾斜前壁と、前記
凹部の前壁を形成する傾斜後壁とを有することを特徴と
する、上記(10)に記載の読取り/書込みMRヘッ
ド。 (12)第2のシールド層の第1部分、第2部分、およ
び傾斜部分がほぼ同じ厚さであり、第2のシールド層と
第1の磁極片が単一層を構成することを特徴とする、上
記(11)に記載の読取り/書込みMRヘッド。 (13)第2のシールド層の第2の部分が、第2のシー
ルド層の第1の部分よりも薄いことを特徴とする、上記
(11)に記載の読取り/書込みMRヘッド。 (14)第1のシールド層が傾斜後壁を有し、さらに、
MRセンサに接続され、第1のシールド層の傾斜後壁を
下に延びる第1および第2のリードを有することを特徴
とする、上記(8)に記載の読取り/書込みMRヘッ
ド。 (15)第2のシールド層が、磁極端領域内の第1の部
分と、絶縁体スタック領域内にある第2の部分と、第1
と第2の部分を相互接続する傾斜部分とを有し、傾斜部
分が、第1のシールド層の後壁に対向する傾斜前壁と、
前記凹部の前壁を形成する傾斜後壁とを有することを特
徴とする、上記(14)に記載の読取り/書込みMRヘ
ッド。 (16)第2のシールド層の第1部分、第2部分、およ
び傾斜部分がほぼ同じ厚さであり、第2のシールド層と
第1の磁極片が共通の層を構成することを特徴とする、
上記(15)に記載の読取り/書込みMRヘッド。 (17)第2のシールド層の第2の部分が、第2のシー
ルド層の第1の部分よりも薄いことを特徴とする、上記
(15)に記載の読取り/書込みMRヘッド。 (18)前記第1と第2のシールド層の一方が、前記第
2のシールド層であることを特徴とする、上記(7)に
記載の読取り/書込みMRヘッド。 (19)第1のシールド層が、磁極端領域と絶縁体スタ
ック領域でほぼ同じ厚さであることを特徴とする、上記
(18)に記載の読取り/書込みMRヘッド。 (20)第1と第2のシールド層が共に、磁極端領域と
絶縁体スタック領域の間で終端することを特徴とする、
上記(7)に記載の読取り/書込みMRヘッド。 (21)第1と第2のギャップ層の間に挟まれ、MRセ
ンサの第1および第2の反対側の端にそれぞれ接続され
た第1および第2のリード層と、MRセンサを横切り第
2のシールド層を越えて配置された第1および第2の導
体とを備え、第1および第2のリード層が、MRセンサ
からABSに平行に延び、第2のギャップ層のバイアを
介してそれぞれ第1および第2の導体に接続されている
ことを特徴とする、上記(20)に記載の読取り/書込
みMRヘッド。 (22)第1および第2のギャップ事前充填層を備え、
第2のギャップ層が、第MR領域を除き第1と第2のギ
ャップ事前充填層の間に挟まれ、第1および第2のリー
ド層が、第1のギャップ事前充填層と第2のギャップ層
との間に挟まれ、第2のギャップ事前充填層も、第1お
よび第2のリードを第1および第2の導体に接続するバ
イアを備え、第1および第2の導体が、ABSに対して
直交方向に延びて第1および第2のシールド層を越えて
ヘッドに戻り、第1および第2のパッドに接続された終
端部を有することを特徴とする、上記(21)に記載の
読取り/書込みMRヘッド。 (23)第1と第2のシールド層の少なくとも一方が、
磁極端領域内にある第1の部分と、絶縁体スタック領域
内にある第2の部分とを有し、絶縁体領域内に凹部を形
成するために、第2の部分が第1の部分よりも薄くなっ
ていることを特徴とする、上記(1)に記載の読取り/
書込みMRヘッド。 (24)第1のシールド層が、磁極端領域内よりも絶縁
スタック領域内で薄くなっていることを特徴とする、上
記(23)に記載の読取り/書込みMRヘッド。 (25)第1のシールド層が傾斜後壁を有し、さらに、
MRセンサに接続され、第1のシールド層の傾斜後壁を
下に延びる第1および第2のリードを有することを特徴
とする、上記(23)に記載の読取り/書込みMRヘッ
ド。 (26)第2のシールド層が、磁極端領域内よりも絶縁
体スタック領域内で薄くなっていることを特徴とする、
上記(23)に記載の読取り/書込みMRヘッド。 (27)第2のシールド層と第1の磁極片が、共通の層
を構成することを特徴とする、上記(26)に記載の読
取り/書込みMRヘッド。 (28)前記第1と第2のシールド層がそれぞれ、磁極
端領域内にある第1の部分と絶縁体スタック領域内にあ
る第2の部分とを有し、第1と第2のシールド層の少な
くとも一方の第2部分が、第1部分よりも薄いことを特
徴とする、上記(1)に記載の読取り/書込みMRヘッ
ド。 (29)第1のシールド層の第2部分が、第1のシール
ド層の第1部分よりも薄いことを特徴とする、上記(2
8)に記載の読取り/書込みMRヘッド。 (30)第2のシールド層の第1と第2の部分がほぼ同
じ厚さを有し、第2のシールド層と第1の磁極片が共通
の層を構成することを特徴とする、上記(29)に記載
の読取り/書込みMRヘッド。 (31)第2のシールド層の第2部分が、第2のシール
ド層の第1部分よりも薄いことを特徴とする、上記(2
8)に記載の読取り/書込みMRヘッド。 (32)第1および第2のシールド層の第2部分が、そ
れぞれ第1および第2のシールド層の第1部分よりも薄
いことを特徴とする、上記(28)に記載の読取り/書
込みMRヘッド。 (33)第1のシールド層が傾斜後壁を有し、さらに、
MRセンサに接続され、第1のシールド層の傾斜後壁を
下に延びる第1および第2のリードを有することを特徴
とする、上記(32)に記載の読取り/書込みMRヘッ
ド。 (34)第1と第2のギャップ層の間に挟まれたMR読
取りセンサと、絶縁体層の間に挟まれた書込みコイルと
を備え、前記ギャップ層が第1と第2のシールド層に挟
まれ、前記絶縁体層が第1の磁極片と第2の磁極片との
間に挟まれ、前記磁極片が磁極端で終端し、前記磁極端
が、空気軸受け面(ABS)においてギャップ層で分離
され、後部ギャップにおいて磁気的に結合され、さら
に、磁極端領域と絶縁体スタック領域とコイル領域を備
え、磁極端領域がABSから絶縁体スタック領域まで延
び、絶縁体スタック領域が磁極端領域から後部ギャップ
まで延び、コイル領域が絶縁体スタック領域内に磁極端
領域から離して配置されている、読取り/書込みMR
(磁気抵抗)ヘッドを作成する方法であって、第1およ
び第2のシールド層を、絶縁体スタック領域に凹部を形
成するために、各シールド層を絶縁体スタック領域内で
削除されまたは薄くなるように付着させる段階と、前記
凹部内に書込みコイルと絶縁体層を形成する段階と、書
込みコイルおよび絶縁層の上に第2の磁極片を形成する
段階とを含む方法。 (35)第1と第2のギャップ層の間にABSと平行に
第1および第2のリード層を形成し、第1と第2のリー
ド層をそれぞれMRセンサの第1と第2の反対側の端に
接続する段階と、MRセンサを横切り第2のシールド層
を越えて第1および第2の導体を形成する段階と、第1
と第2のリード層を、第2のギャップ層のバイアを介し
てそれぞれ第1と第2の導体に接続する段階とを含むこ
とを特徴とする、上記(34)に記載の方法。 (36)第1および第2のギャップ事前充填層を、第2
のギャップ層が第1と第2のギャップ事前充填層の間に
鋏まれ、第1および第2のリード層が第1のギャップ・
プロフィル層と第2のギャップ層との間に挟まれるよう
に形成する段階と、第2のギャップ事前充填層に、第1
および第2のリード層を第1および第2の導体に接続す
るためのバイアを形成する段階と、ABSに対して直交
方向に延びて第1および第2のシールド層を越えてヘッ
ドに戻る第1および第2の導体を形成し、第1および第
2の導体に、第1および第2のパッドに接続された終端
部を設ける段階とを含むことを特徴とする、上記(3
5)に記載の方法。 (37)第2のシールド層と第1の磁極片を、別々の層
として形成する段階を含むことを特徴とする、上記(3
4)に記載の方法。 (38)第2のシールド層と第1の磁極片を、共通の層
として形成する段階を含むことを特徴とする、上記(3
4)に記載の方法。 (39)第1と第2のシールド層の一方を、磁極端領域
とコイル領域との間にある後壁において終端させる段階
を含むことを特徴とする、上記(34)に記載の方法。 (40)第1のシールド層を前記後壁において終端させ
る段階を含むことを特徴とする、上記(39)に記載の
方法。 (41)第1と第2のギャップ層の間にABSと平行に
第1および第2のリード層を形成し、第1および第2の
リード層をそれぞれMRセンサの第1と第2の反対側の
端に接続する段階と、MRセンサを横切り第2のシール
ド層を越えて第1および第2の導体を形成する段階と、
第1と第2のリード層を、第2のギャップ層のバイアを
介して第1と第2の導体に接続する段階とを含むことを
特徴とする、上記(40)に記載の方法。 (42)第1および第2のギャップ事前充填層を、第2
のギャップ層が第1と第2のギャップ事前充填層の間に
挟まれ、第1および第2のリード層が第1のギャップ・
プロフィル層と第2のギャップ層との間に挟まれるよう
に形成する段階と、第2のギャップ事前充填層に、第1
および第2のリード層を第1および第2の導体に接続す
るためのバイアを形成する段階と、ABSに対して直交
方向に延びて第1および第2のシールド層を越えてヘッ
ドに戻る第1および第2の導体を形成し、第1および第
2の導体に、第1および第2のパッドに接続された終端
部を設ける段階とを含むことを特徴とする、上記(4
1)に記載の方法。 (43)第2のシールド層に、磁極端領域内の第1の部
分と、絶縁体スタック領域内の第2の部分と、第1と第
2の部分を相互接続する傾斜部分とを形成する段階を含
み、傾斜部分が、第1のシールド層の後壁に面する傾斜
前壁と、前記凹部の前壁を形成する傾斜後壁とを有する
ことを特徴とする、上記(42)に記載の方法。 (44)第2のシールド層の第1部分、第2部分、およ
び傾斜部分をほぼ同じ厚さに形成する段階と、第2のシ
ールド層と第1の磁極片を単一層として形成する段階と
を含むことを特徴とする、上記(43)に記載の方法。 (45)第2のシールド層の第2部分を第2のシールド
層の第1部分よりも薄く形成する段階を含むことを特徴
とする、上記(43)に記載の方法。 (46)第1のシールド層に傾斜後壁を形成する段階
と、第1および第2のリードをMRセンサに接続し、第
1および第2のリードを第1のシールド層の傾斜後壁に
沿って下方に延ばす段階とを含むことを特徴とする、上
記(40)に記載の方法。 (47)第2のシールド層に、磁極端領域内の第1の部
分と、絶縁体スタック領域内の第2の部分と、第1と第
2の部分を相互接続する傾斜部分とを形成する段階を含
み、傾斜部分が、第1のシールド層の後壁に面する傾斜
前壁と、前記凹部の前壁を形成する傾斜後壁とを有する
ことを特徴とする、上記(46)に記載の方法。 (48)第2のシールド層の第1部分、第2部分、およ
び傾斜部分をほぼ同じ厚さに形成する段階と、第2のシ
ールド層および第1の磁極片を単一層として形成する段
階とを含むことを特徴とする、上記(47)に記載の方
法。 (49)第2のシールド層の第2部分を、第2のシール
ド層の第1部分よりも薄く形成する段階を含むことを特
徴とする、上記(47)に記載の方法。 (50)第2のシールド層を、前記後壁で終端させる段
階を含むことを特徴とする、上記(39)に記載の方
法。 (51)第1のシールド層を、磁極端領域と絶縁体スタ
ック領域でほぼ同じ厚さに形成する段階を含むことを特
徴とする、上記(50)に記載の方法。 (52)第1と第2のシールド層を共に、磁極端領域と
絶縁体スタック領域との間で終端させることを特徴とす
る、上記(39)に記載の方法。 (53)第1と第2のギャップ層の間にABSと平行に
第1および第2のリード層を形成し、第1と第2のリー
ド層をそれぞれMRセンサの第1と第2の反対の端に接
続する段階と、第1および第2の導体を、MRセンサを
横切り第2のシールド層を越えて形成する段階と、第1
と第2のリード層を、第2のギャップ層のバイアを介し
てそれぞれ第1と第2の導体に接続する段階とを含むこ
とを特徴とする、上記(52)に記載の方法。 (54)第1および第2のギャップ事前充填層を、第2
のギャップ層が第1と第2のギャップ事前充填層の間に
挟まれ、第1および第2のリード層が第1のギャップ・
プロフィル層と第2のギャップ層との間に挟まれるよう
に形成する段階と、第2のギャップ事前充填層に、第1
および第2のリード層を第1および第2の導体に接続す
るためのバイアを形成する段階と、ABSに対して直交
方向に延びて第1および第2のシールド層を越えてヘッ
ドに戻る第1および第2の導体を形成し、第1および第
2の導体に、第1および第2のパッドに接続される終端
部を設ける段階とを含むことを特徴とする、上記(5
0)に記載の方法。 (55)前記第1と第2のシールド層の少なくとも一方
に、磁極端領域内にある第1の部分と絶縁体スタック領
域内にある第2の部分とを形成する段階と、絶縁体スタ
ック領域内に前記凹部を設けるため、第2の部分を第1
の部分よりも薄く形成する段階とを含むことを特徴とす
る、上記(34)に記載の方法。 (56)第1のシールド層を、磁極端領域内よりも絶縁
体スタック領域内で薄く形成する段階を含むことを特徴
とする、上記(55)に記載の方法。 (57)第1のシールド層に傾斜後壁を形成する段階
と、第1および第2のリードをMRセンサに接続し、第
1および第2のリードを第1のシールド層の後壁に沿っ
て下方に延ばす段階とを含むことを特徴とする、上記
(55)に記載の方法。 (58)第2のシールド層を、磁極端領域内よりも絶縁
体スタック領域内で薄く形成する段階を含むことを特徴
とする、上記(55)に記載の方法。 (59)第2のシールド層と第1の磁極片を共通の層と
して形成する段階を含むことを特徴とする、上記(5
8)に記載の方法。 (60)前記第1と第2のシールド層のそれぞれに、磁
極端領域内にある第1の部分と絶縁体スタック領域内に
ある第2の部分とを形成する段階と、第1と第2のシー
ルド層の少なくとも一方の第2部分を、第1部分よりも
薄く形成する段階とを含むことを特徴とする、上記(6
0)に記載の方法。 (61)第1のシールド層の第2部分を第1のシールド
層の第1部分よりも薄く形成する段階を含むことを特徴
とする、上記(60)に記載の方法。 (62)第2のシールド層の第1および第2の部分をほ
ぼ同じ厚さに形成する段階と、第2のシールド層および
第1の磁極片を共通の層として形成する段階とを含むこ
とを特徴とする、上記(61)に記載の方法。 (63)第2のシールド層の第2部分を第2のシールド
層の第1部分よりも薄く形成する段階を含むことを特徴
とする、上記(60)に記載の方法。 (64)第1および第2のシールド層の第2部分を、そ
れぞれ第1と第2のシールド層の第1部分よりも薄く形
成する段階を含むことを特徴とする、上記(60)に記
載の方法。 (65)第1のシールド層に傾斜後壁を形成する段階
と、第1および第2のリードをMRセンサに接続し、第
1および第2のリードを第1のシールド層の傾斜後壁に
沿って下方に延ばす段階とを含むことを特徴とする、上
記(64)に記載の方法。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の磁気ヘッドを使用するディスク・ドラ
イブの概略図である。
【図2】従来技術のMRヘッドの垂直横断面図である。
【図3】十分に画定された第2の磁極端を得るための従
来の方式を示す、マージ型MRヘッドのABSにおける
垂直横断面図である。
【図4】十分に画定された第2の磁極端を得るための従
来の方式を示す、マージ型MRヘッドの垂直横断面図で
ある。
【図5】十分に画定された第2の磁極端を得るための別
の従来の方式を示す、マージ型MRヘッドのABSにお
ける垂直横断面図である。
【図6】十分に画定された第2の磁極端を得るための別
の従来の方式を示す、マージ型MRヘッドの垂直横断面
図である。
【図7】本発明の第1の実施形態の垂直横断面図であ
る。
【図8】図7に示した第1の実施形態の第1のシールド
層の傾斜した後縁を得るための処理段階で使用される層
の垂直横断面図である。
【図9】従来技術のピギーバック型MRヘッドの垂直横
断面図である。
【図10】本発明の第2の実施形態の垂直横断面図であ
る。
【図11】本発明の第3の実施形態の垂直横断面図であ
る。
【図12】本発明の第4の実施形態の垂直横断面図であ
る。
【図13】本発明の第5の実施形態の垂直横断面図であ
る。
【図14】本発明の第6の実施形態の垂直横断面図であ
る。
【図15】本発明の第7の実施形態の垂直横断面図であ
る。
【図16】MRセンサからのリードの経路を決めるため
の独特な方式を示す、本発明のマージ型MRヘッドの前
部の概略平面図である。
【図17】MRセンサから第1および第2のリード(見
えない線)がとる経路を示すために一部分を除去した、
マージ型MRヘッドの等角投影図である。
【図18】図17の左前側部分の、一部分を切除してそ
の細部を示した等角投影図である。
【符号の説明】
20 ディスク・ドライブ 22 スピンドル 24 磁気ディスク 26 モータ 28 モータ制御機構 30 磁気ヘッド 32 スライダ 34 サスペンション・アクチュエータ・アセンブリ 36 駆動電子回路 50 斜面 S1 第1のシールド層 S2 第2のシールド層 G1 第1のギャップ層 G2 第2のギャップ層 P1 第1の磁極片 P2 第2の磁極片 PT1 第1の磁極端 PT2 第2の磁極端 I1 絶縁体層 I2 絶縁体層 I3 絶縁体層
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ロドニー・エドガー・リー アメリカ合衆国93907 カリフォルニア州 サリナスノースウッド・プレース 17845 (72)発明者 ヒューゴー・アルベルト・エミリオ・サン ティーニ アメリカ合衆国95119 カリフォルニア州 サン・ノゼ ボデガ・ウェイ 339 (72)発明者 チン・ホワ・ツァン アメリカ合衆国94087 カリフォルニア州 サニーヴェール ヘレナ・ドライブ 882

Claims (35)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】第1と第2のギャップ層の間に挟まれたM
    R読取りセンサと、絶縁体層の間に挟まれた書込みコイ
    ルとを備え、前記ギャップ層が第1と第2のシールド層
    に挟まれ、前記絶縁体層が第1の磁極片と第2の磁極片
    との間に挟まれ、前記磁極片が、磁極端において終端
    し、前記磁極端が、空気軸受け面(ABS)においてギ
    ャップ層によって分離され、後部ギャップにおいて磁気
    的に結合され、さらに、磁極端領域と絶縁体スタック領
    域とコイル領域を備え、磁極端領域がABSから絶縁体
    スタック領域まで延び、絶縁体スタック領域が磁極端領
    域から後部ギャップまで延び、コイル領域が絶縁体スタ
    ック領域内に磁極端領域から離して配置されている、読
    取り/書込みMR(磁気抵抗)ヘッドであって、 第1および第2のシールド層が、磁極端領域に配置さ
    れ、 絶縁体スタック領域に凹部を形成するように、第1およ
    び第2のシールド層の少なくとも一方が、絶縁体スタッ
    ク領域において削除されまたは薄くなっており、 書込みコイルおよび絶縁体層が前記凹部内に配置され、 第2の磁極片が書込みコイルおよび絶縁体層の上に配置
    されている、 読取り/書込みMRヘッド。
  2. 【請求項2】磁気記憶デバイスを移動させる手段と、 磁気記憶デバイスに隣接して読取り/書込みMRヘッド
    を支持する手段と、 読取り/書込みMRヘッドに接続され、読取り/書込み
    MRヘッドに信号を送り、読取り/書込みMRヘッドか
    ら信号を受け取る手段とを有することを特徴とする、請
    求項1に記載の読取り/書込みMRヘッドを備える駆動
    装置。
  3. 【請求項3】第1と第2のギャップ層の間に挟まれ、M
    Rセンサの第1および第2の反対側の端にそれぞれ接続
    された第1および第2のリード層と、 MRセンサを横切り第2のシールド層を越えて配置され
    た第1および第2の導電体とを備え、 第1および第2のリード層が、MRセンサからABSに
    平行に延び、第2のギャップ層のバイアを介してそれぞ
    れ第1および第2の導体に接続されていることを特徴と
    する、請求項1に記載の読取り/書込みMRヘッド。
  4. 【請求項4】第1および第2のギャップ事前充填層を備
    え、 第2のギャップ層が、第1と第2のギャップ事前充填層
    の間に挟まれ、第1および第2のリード層が、第1のギ
    ャップ事前充填層と第2のギャップ層との間に挟まれ、 第2のギャップ事前充填層も、第1および第2のリード
    を第1および第2の導体に接続するバイアを備え、 第1および第2の導体が、ABSに対して直交方向に延
    びて第1および第2のシールド層を越えてヘッドに戻
    り、第1および第2のパッドに接続された終端部を有す
    ることを特徴とする、請求項3に記載の読取り/書込み
    MRヘッド。
  5. 【請求項5】第1のシールド層と第1の磁極片が、別々
    の層であることを特徴とする、請求項1に記載の読取り
    /書込みMRヘッド。
  6. 【請求項6】第1のシールド層と第1の磁極片が、共通
    の層であることを特徴とする、請求項1に記載の読取り
    /書込みMRヘッド。
  7. 【請求項7】第1と第2のシールド層の一方が、磁極端
    領域とコイル領域との間にある後壁において終端するこ
    とを特徴とする、請求項1に記載の読取り/書込みMR
    ヘッド。
  8. 【請求項8】第1と第2のシールド層の前記一方が、前
    記第1のシールド層であることを特徴とする、請求項7
    に記載の読取り/書込みMRヘッド。
  9. 【請求項9】第1と第2のギャップ層の間に挟まれ、M
    Rセンサの第1および第2の反対側の端にそれぞれ接続
    された第1および第2のリード層と、 MRセンサを横切り第2のシールド層を越えて配置され
    た第1および第2の導体とを備え、 第1および第2のリード層が、MRセンサからABSに
    平行に延び、第2のギャップ層のバイアを介してそれぞ
    れ第1および第2の導体に接続されていることを特徴と
    する、請求項8に記載の読取り/書込みMRヘッド。
  10. 【請求項10】第1および第2のギャップ事前充填層を
    備え、 第2のギャップ層が、第1と第2のギャップ事前充填層
    の間に挟まれ、第1および第2のリード層が、第1のギ
    ャップ事前充填層と第2のギャップ層との間に挟まれ、 第2のギャップ事前充填層も、第1および第2のリード
    を第1および第2の導体に接続するバイアを備え、 第1および第2の導体が、ABSに対して直交方向に延
    びて第1および第2のシールド層を越えてヘッドに戻
    り、第1および第2のパッドに接続された終端部を有す
    ることを特徴とする、請求項9に記載の読取り/書込み
    MRヘッド。
  11. 【請求項11】第2のシールド層が、磁極端領域内の第
    1の部分と、絶縁体スタック領域内の第2の部分と、第
    1と第2の部分を相互接続する傾斜部分とを有し、傾斜
    部分が、第1のシールド層の後壁に面した傾斜前壁と、
    前記凹部の前壁を形成する傾斜後壁とを有することを特
    徴とする、請求項10に記載の読取り/書込みMRヘッ
    ド。
  12. 【請求項12】第2のシールド層の第1部分、第2部
    分、および傾斜部分がほぼ同じ厚さであり、 第2のシールド層と第1の磁極片が単一層を構成するこ
    とを特徴とする、請求項11に記載の読取り/書込みM
    Rヘッド。
  13. 【請求項13】第2のシールド層の第2の部分が、第2
    のシールド層の第1の部分よりも薄いことを特徴とす
    る、請求項11に記載の読取り/書込みMRヘッド。
  14. 【請求項14】第1のシールド層が傾斜後壁を有し、さ
    らに、 MRセンサに接続され、第1のシールド層の傾斜後壁を
    下に延びる第1および第2のリードを有することを特徴
    とする、請求項8に記載の読取り/書込みMRヘッド。
  15. 【請求項15】第2のシールド層が、磁極端領域内の第
    1の部分と、絶縁体スタック領域内にある第2の部分
    と、第1と第2の部分を相互接続する傾斜部分とを有
    し、傾斜部分が、第1のシールド層の後壁に対向する傾
    斜前壁と、前記凹部の前壁を形成する傾斜後壁とを有す
    ることを特徴とする、請求項14に記載の読取り/書込
    みMRヘッド。
  16. 【請求項16】第2のシールド層の第1部分、第2部
    分、および傾斜部分がほぼ同じ厚さであり、 第2のシールド層と第1の磁極片が共通の層を構成する
    ことを特徴とする、請求項15に記載の読取り/書込み
    MRヘッド。
  17. 【請求項17】第2のシールド層の第2の部分が、第2
    のシールド層の第1の部分よりも薄いことを特徴とす
    る、請求項15に記載の読取り/書込みMRヘッド。
  18. 【請求項18】前記第1と第2のシールド層の一方が、
    前記第2のシールド層であることを特徴とする、請求項
    7に記載の読取り/書込みMRヘッド。
  19. 【請求項19】第1のシールド層が、磁極端領域と絶縁
    体スタック領域でほぼ同じ厚さであることを特徴とす
    る、請求項18に記載の読取り/書込みMRヘッド。
  20. 【請求項20】第1と第2のシールド層が共に、磁極端
    領域と絶縁体スタック領域の間で終端することを特徴と
    する、請求項7に記載の読取り/書込みMRヘッド。
  21. 【請求項21】第1と第2のギャップ層の間に挟まれ、
    MRセンサの第1および第2の反対側の端にそれぞれ接
    続された第1および第2のリード層と、 MRセンサを横切り第2のシールド層を越えて配置され
    た第1および第2の導体とを備え、 第1および第2のリード層が、MRセンサからABSに
    平行に延び、第2のギャップ層のバイアを介してそれぞ
    れ第1および第2の導体に接続されていることを特徴と
    する、請求項20に記載の読取り/書込みMRヘッド。
  22. 【請求項22】第1および第2のギャップ事前充填層を
    備え、 第2のギャップ層が、第MR領域を除き第1と第2のギ
    ャップ事前充填層の間に挟まれ、第1および第2のリー
    ド層が、第1のギャップ事前充填層と第2のギャップ層
    との間に挟まれ、 第2のギャップ事前充填層も、第1および第2のリード
    を第1および第2の導体に接続するバイアを備え、 第1および第2の導体が、ABSに対して直交方向に延
    びて第1および第2のシールド層を越えてヘッドに戻
    り、第1および第2のパッドに接続された終端部を有す
    ることを特徴とする、請求項21に記載の読取り/書込
    みMRヘッド。
  23. 【請求項23】第1と第2のシールド層の少なくとも一
    方が、磁極端領域内にある第1の部分と、絶縁体スタッ
    ク領域内にある第2の部分とを有し、 絶縁体領域内に凹部を形成するために、第2の部分が第
    1の部分よりも薄くなっていることを特徴とする、請求
    項1に記載の読取り/書込みMRヘッド。
  24. 【請求項24】第1のシールド層が、磁極端領域内より
    も絶縁スタック領域内で薄くなっていることを特徴とす
    る、請求項23に記載の読取り/書込みMRヘッド。
  25. 【請求項25】第1のシールド層が傾斜後壁を有し、さ
    らに、 MRセンサに接続され、第1のシールド層の傾斜後壁を
    下に延びる第1および第2のリードを有することを特徴
    とする、請求項23に記載の読取り/書込みMRヘッ
    ド。
  26. 【請求項26】第2のシールド層が、磁極端領域内より
    も絶縁体スタック領域内で薄くなっていることを特徴と
    する、請求項23に記載の読取り/書込みMRヘッド。
  27. 【請求項27】第2のシールド層と第1の磁極片が、共
    通の層を構成することを特徴とする、請求項26に記載
    の読取り/書込みMRヘッド。
  28. 【請求項28】前記第1と第2のシールド層がそれぞ
    れ、磁極端領域内にある第1の部分と絶縁体スタック領
    域内にある第2の部分とを有し、 第1と第2のシールド層の少なくとも一方の第2部分
    が、第1部分よりも薄いことを特徴とする、請求項1に
    記載の読取り/書込みMRヘッド。
  29. 【請求項29】第1のシールド層の第2部分が、第1の
    シールド層の第1部分よりも薄いことを特徴とする、請
    求項28に記載の読取り/書込みMRヘッド。
  30. 【請求項30】第2のシールド層の第1と第2の部分が
    ほぼ同じ厚さを有し、 第2のシールド層と第1の磁極片が共通の層を構成する
    ことを特徴とする、請求項29に記載の読取り/書込み
    MRヘッド。
  31. 【請求項31】第2のシールド層の第2部分が、第2の
    シールド層の第1部分よりも薄いことを特徴とする、請
    求項28に記載の読取り/書込みMRヘッド。
  32. 【請求項32】第1および第2のシールド層の第2部分
    が、それぞれ第1および第2のシールド層の第1部分よ
    りも薄いことを特徴とする、請求項28に記載の読取り
    /書込みMRヘッド。
  33. 【請求項33】第1のシールド層が傾斜後壁を有し、さ
    らに、 MRセンサに接続され、第1のシールド層の傾斜後壁を
    下に延びる第1および第2のリードを有することを特徴
    とする、請求項32に記載の読取り/書込みMRヘッ
    ド。
  34. 【請求項34】第1と第2のギャップ層の間に挟まれた
    MR読取りセンサと、絶縁体層の間に挟まれた書込みコ
    イルとを備え、前記ギャップ層が第1と第2のシールド
    層に挟まれ、前記絶縁体層が第1の磁極片と第2の磁極
    片との間に挟まれ、前記磁極片が磁極端で終端し、前記
    磁極端が、空気軸受け面(ABS)においてギャップ層
    で分離され、後部ギャップにおいて磁気的に結合され、
    さらに、磁極端領域と絶縁体スタック領域とコイル領域
    を備え、磁極端領域がABSから絶縁体スタック領域ま
    で延び、絶縁体スタック領域が磁極端領域から後部ギャ
    ップまで延び、コイル領域が絶縁体スタック領域内に磁
    極端領域から離して配置されている、読取り/書込みM
    R(磁気抵抗)ヘッドを作成する方法であって、 第1および第2のシールド層を、絶縁体スタック領域に
    凹部を形成するために、各シールド層を絶縁体スタック
    領域内で削除されまたは薄くなるように付着させる段階
    と、 前記凹部内に書込みコイルと絶縁体層を形成する段階
    と、 書込みコイルおよび絶縁層の上に第2の磁極片を形成す
    る段階とを含む方法。
  35. 【請求項35】第1と第2のギャップ層の間にABSと
    平行に第1および第2のリード層を形成し、第1と第2
    のリード層をそれぞれMRセンサの第1と第2の反対側
    の端に接続する段階と、 MRセンサを横切り第2のシールド層を越えて第1およ
    び第2の導体を形成する段階と、 第1と第2のリード層を、第2のギャップ層のバイアを
    介してそれぞれ第1と第2の導体に接続する段階とを含
    むことを特徴とする、請求項34に記載の方法。
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