JPH08241285A - 電子計算機 - Google Patents

電子計算機

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JPH08241285A
JPH08241285A JP7067495A JP7067495A JPH08241285A JP H08241285 A JPH08241285 A JP H08241285A JP 7067495 A JP7067495 A JP 7067495A JP 7067495 A JP7067495 A JP 7067495A JP H08241285 A JPH08241285 A JP H08241285A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 検算を行いその結果を印字する機能を有する
電子計算機において、印刷紙の節約、印刷内容の明確化
を図る。 【構成】 演算式データを入力するための入力手段5
と、入力された演算式データに基づいて演算を行うCP
U2と、入力された一連のデータを記憶するRAM4
と、新たに演算式データが入力される毎にRAM4に記
憶されたデータとの一致を検出するCPU2と、CPU
2によりRAM4に記憶されたデータと新たに入力され
たデータとの一致が検出された後、RAM4に記憶され
ているデータとCPU2による演算結果とを印刷するプ
リンター11とを備える。前回の計算の際には印刷は行
なわれず、前回と今回の全てのデータの一致が確認され
た後印刷されるので、印刷紙を節約できる。また、演算
結果とともに検算終了マークを印刷することで、印刷さ
れた内容が検算を実施した結果によるものであることを
明確にする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、検算機能と印刷機能
とを備えた電子計算機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】電卓などの電子計算機には検算機能と印
刷機能を備えたものがある。この種の電子計算機は、通
常の演算モードでのキー操作をジャーナルメモリに記憶
しておき、検算モードでキー入力操作が行われると、通
常の演算モードのときと同様に計算および結果の表示を
行いつつ、ジャーナルメモリに記憶されている入力デー
タと新たに入力された入力データとを比較し、比較の結
果、差異が認められたら警報音などによって誤入力があ
ったことを入力者に通知するようになっている。
【0003】そして、各モードでのキー入力操作後、印
刷スイッチをオンすることにより、ジャーナルメモリに
記憶されている入力データと計算結果を紙に印刷して、
前回と今回の計算過程及び結果を確認できるようになっ
ている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上述した
従来の電子計算機の印刷機能は、印刷スイッチがオンさ
れる度に、ジャーナルメモリに記憶されている入力デー
タを単に順番に印字するという画一的なものである。そ
のため検算の度に同じ内容が2度印刷されることにな
り、印刷紙の消費量が多いという問題があった。
【0005】また、通常の演算の場合も検算の場合も同
じ印刷形態で印刷されるため、印刷された紙に使用者が
印を付けるなどしない限り、印刷された内容が検算を実
施した結果によるものであるか否かが判らなくなるとい
う問題があった。
【0006】本発明は、上記従来技術の欠点を解消すべ
く創案されたものであり、その目的は、検算の際の印刷
において印刷紙を節約でき、しかも印刷された内容が検
算を実施した結果によるものであることを明確化できる
電子計算機を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明に係る第1の電子計算機は、入力された一連の
演算式データを記憶し、新たに入力された演算式データ
と前記記憶された演算式データとを比較することで検算
を行う検算機能を備えた電子計算機において、演算式デ
ータを入力するための入力手段と、この入力手段により
入力された演算式データに基づいて演算を行う演算手段
と、前記入力手段から入力された一連の演算式データを
記憶する記憶手段と、新たに演算式データが入力される
毎に前記記憶手段に記憶された演算式データとの一致を
検出する検出手段と、この検出手段により前記記憶手段
に記憶された一連の演算式データと新たに入力された演
算式データとの一致が検出された後、前記記憶手段に記
憶されている演算式データと前記演算手段による演算結
果とを印刷する印刷手段と、を備えてなることを特徴と
する電子計算機(請求項1)。
【0008】第1の電子計算機において、前記印刷手段
は前記演算手段による演算結果と検算終了を表すマーク
又は文字の少なくとも一方を印刷する演算結果印刷手段
を備えてなることが望ましい(請求項2)。
【0009】また第1の電子計算機は、前記検出手段に
よって前記記憶手段に記憶された演算式データと新たに
入力されたデータとが不一致であると判断された際に、
正しい演算式データを入力するデータ訂正手段を備え、
前記記憶手段は記憶していた訂正部分の演算式データに
代えて前記データ訂正手段によって入力された演算式デ
ータを記憶する記憶手段であることが望ましい(請求項
3)。
【0010】また第1の電子計算機において、前記検出
手段は新たに入力される演算式データの各種演算命令デ
ータ(+、−、×、÷のうちのいずれか)が入力される
毎に前記記憶手段に入力された一連の演算データの対応
した部分との一致を検出する検出手段であることが望ま
しい(請求項4)。
【0011】次に、本発明に係る第2の電子計算機は、
入力された一連の演算式データを記憶し、新たに入力さ
れた演算式データと前記記憶された演算式データとを比
較することで検算を行う検算機能を備えた電子計算機に
おいて、演算式データを入力するための入力手段と、こ
の入力手段により入力された演算式データに基づいて演
算を行う演算手段と、前記入力手段から入力された一連
の演算式データを記憶する記憶手段と、新たに演算式デ
ータが入力される毎に前記記憶手段に記憶された演算式
データと新たに入力された演算式データとの一致を検出
する検出手段と、前記記憶手段に記憶される一連の演算
式データが入力される毎に該データを印刷するデータ印
刷手段と、前記検出手段により前記記憶手段に記憶され
た一連の演算式データと新たに入力された演算式データ
との一致が検出された際、前記演算手段によって演算さ
れた新たに入力された演算式データの演算結果を印刷す
る結果印刷手段と、を備えてなることを特徴とする(請
求項5)。
【0012】第2の電子計算機において、前記印刷手段
は検算終了を表すマーク又は文字の少なくとも一方を印
刷する演算結果印刷手段を備えてなることが望ましい
(請求項6)。
【0013】次に、本発明に係る第3の電子計算機は、
入力された一連の演算式データを記憶し、新たに入力さ
れた演算式データと前記記憶された演算式データとを比
較することで検算を行う検算機能を備えた電子計算機に
おいて、演算式データを入力するための入力手段と、こ
の入力手段により入力された演算式データに基づいて演
算を行う演算手段と、前記入力手段から入力された一連
の演算式データを記憶する記憶手段と、新たに演算式デ
ータが入力される毎に前記記憶手段に記憶された演算式
データと新たに入力された演算式データとの一致を検出
する検出手段と、前記記憶手段に記憶される一連の演算
式データが入力される毎に該データを印刷すると共に該
演算式データの入力が終了した際前記演算手段による演
算結果を印刷するデータ印刷手段と、前記検出手段によ
り前記記憶手段に記憶された一連の演算式データと新た
に入力された演算式データとの一致が検出された際、前
記演算手段によって演算された新たに入力された演算式
データの演算結果を印刷する結果印刷手段と、を備えて
なることを特徴とする(請求項7)。
【0014】また第3の電子計算機において、前記結果
印刷手段は前記演算手段による演算結果と検算終了を表
すマーク又は文字の少なくとも一方を印刷する演算結果
印刷手段を備えてなることが望ましい(請求項8)。
【0015】次に、本発明に係る第4の電子計算機は、
入力された一連の演算式データを記憶し、新たに入力さ
れた演算式データと前記記憶された演算式データとを比
較することで検算を行う検算機能を備えた電子計算機に
おいて、演算式データを入力するための入力手段と、こ
の入力手段により入力された演算式データに基づいて演
算を行う演算手段と、前記入力手段から入力された一連
の演算式データを記憶する記憶手段と、新たに演算式デ
ータが入力される毎に前記記憶手段に記憶された演算式
データと新たに入力された演算式データとの一致を検出
する検出手段と、この検出手段により前記記憶手段に記
憶された演算式データと新たに入力された演算式データ
との一致が検出された後、一致した演算データを印刷す
る印刷手段と、を備えてなることを特徴とする(請求項
9)。
【0016】第4の電子計算機において、前記印刷手段
は前記検出手段により前記記憶手段に記憶された演算式
データと新たに入力された演算式データとが一致してい
ないと検出された際、前記記憶手段に記憶されたデータ
と新たに入力されたデータとを印刷する正誤データ印刷
手段を備えてなることが望ましい(請求項10)。
【0017】また第4の電子計算機は、前記検出手段に
よって前記記憶手段に記憶された演算式データと新たに
入力された演算式データとが不一致であると判断された
際に、正しい演算データを入力するデータ訂正手段を備
え、さらに前記印刷手段はデータ訂正手段によって入力
されたデータを印刷する訂正データ印刷手段を備えてな
ることが望ましい(請求項11)。
【0018】また第4の電子計算機において、前記訂正
データ印刷手段はデータ訂正手段によって入力されたデ
ータと共に訂正を行ったことを知らせるマークをも印刷
する訂正データ印刷手段であることが望ましい(請求項
12)。
【0019】また第4の電子計算機は、前記検出手段に
よって前記記憶手段に記憶された一連の演算式データの
一致検出が終了した際、検算終了を表すマーク又は文字
の少なくとも一方を印刷する演算結果印刷手段を備えて
なることが望ましい(請求項13)。
【0020】また第4の電子計算機において、前記検出
手段は新たに入力される演算式データの各種演算命令デ
ータ(+、−、×、÷のうちのいずれか)が入力される
毎に前記記憶手段に入力された一連の演算データの対応
した部分との一致を検出する検出手段であることをが望
ましい(請求項14)。
【0021】また上記第1〜4の電子計算機は、通常の
演算処理を行う演算モードと、検算処理を行う検算モー
ドとを備え、前記記憶手段は前記演算モードで入力され
た一連の演算式データを記憶する記憶手段であり、前記
検出手段は検算モードにおいて入力された演算式データ
と前記記憶手段に記憶された演算式データとの一致を検
出する検出手段であることが望ましい(請求項15)。
【0022】
【作用】第1の電子計算機では、前記入力手段により入
力された演算式データは、前記演算手段で演算処理され
るとともに、前記記憶手段に記憶される。そして、前記
入力手段により新たに演算式データが入力される毎に、
前記記憶手段に記憶されている演算式データ(前回のデ
ータ)と新たに入力された演算式データ(今回のデー
タ)との一致が前記検出手段によって検出され、前記検
出手段により前回と今回の一連の全ての演算式データの
一致が確認された後、前記記憶手段に記憶されている一
連の演算式データと前記演算手段による演算結果とが前
記印刷手段によって印刷される。
【0023】したがって第1の電子計算機によれば、前
回の計算の際には印刷は行なわれず、前回と今回の全て
のデータの一致が確認された後、記憶手段に記憶されて
いるデータと演算手段による演算結果とが印刷されるの
で、印刷紙を節約できる。
【0024】また第1の電子計算機において請求項2の
構成を採用すれば、上記演算結果と共に、検算終了を表
すマーク又は文字の少なくとも一方が印刷される。した
がって印刷された内容が検算を実施した結果によるもの
であることを請求項1の場合よりも明確にできる。
【0025】また第1の電子計算機において請求項3に
記載された構成を採用すれば、前記検出手段によって前
記記憶手段に記憶された演算式データと新たに入力され
たデータとが不一致であると判断された際、前記データ
訂正手段により正しい演算式データが入力されると、前
記記憶手段に記憶されている訂正部分の演算式データが
前記データ訂正手段によって入力された演算式データに
更新される。したがって前記検出手段により一連の演算
式データの一致が確認された後、前記記憶手段に記憶さ
れている一連の演算式データを印刷することにより、検
算済みの正しい演算式データが印刷される。
【0026】また第1の電子計算機において請求項4に
記載された構成を採用すれば、新たに入力される演算式
データ中の演算命令データ(+、−、×、÷のうちのい
ずれか)が入力される毎に、前記記憶手段に記憶されて
いる一連の演算式データの対応した部分(例えば、前記
記憶手段に記憶されている対応する演算命令データおよ
びその直前に入力された数値データ)との一致が検出手
段により検出される。したがって、新たに演算命令デー
タが入力される毎に誤入力を検出でき、その後の無駄な
入力操作を防止できる。
【0027】次に第2の電子計算機では、前記入力手段
により入力された演算式データは、前記演算手段で演算
処理されるとともに、前記記憶手段に記憶されていく。
またこれと並行して、前記入力手段により演算式データ
が入力される毎に、入力された演算式データがデータ印
刷手段によって印刷されていく。そして当該演算式デー
タの入力終了後、前記入力手段により新たに演算式デー
タが入力されると、前記記憶手段に記憶されている一連
の演算式データと新たに入力された演算式データとの一
致が前記検出手段によって検出され、全ての演算式デー
タの一致が確認されたときに、前記演算手段によって演
算された新たに入力された演算データの演算結果が前記
結果印刷手段により印刷される。
【0028】したがって第2の電子計算機によれば、前
回の計算の際に演算式データのみ印刷され、前回と今回
の全てのデータの一致が確認された後、新たに入力され
た演算データの演算結果のみ印刷されるので、印刷紙を
節約できる。
【0029】また第2の電子計算機において請求項6に
記載された構成を採用すれば、上記演算結果と共に検算
終了を表すマーク又は文字の少なくとも一方が上記印刷
手段により印刷される。したがって印刷された内容が検
算を実施した結果によるものであることを請求項5の場
合よりも明確にできる。
【0030】また第3の電子計算機では、前記入力手段
により入力された演算式データは、前記演算手段で演算
処理されるとともに、前記記憶手段に記憶されていく。
またこれと並行して、前記入力手段により演算式データ
が入力される毎に、入力された演算式データが前記デー
タ印刷手段によって順次印刷されていき、当該演算式デ
ータの入力終了後演算結果が印刷される。その後前記入
力手段により新たに演算式データが入力されると、前記
記憶手段に記憶されている一連の演算式データと新たに
入力された演算式データとの一致が前記検出手段によっ
て検出され、全ての演算式データの一致が確認されたと
きに、前記演算手段によって演算された新たに入力され
た演算データの演算結果が前記結果印刷手段により印刷
される。
【0031】したがって第3の電子計算機によれば、前
回の計算の際に演算式データと演算結果とが印刷され、
前回と今回の全てのデータの一致が確認された後、新た
に入力された演算データの演算結果のみ再度印刷される
ので、印刷紙を節約できるとともに、印刷された内容が
検算を実施した結果によるものであることを明確にでき
る。検算を実施した場合には演算結果が2度印刷される
ためである。
【0032】また第3の電子計算機において請求項8に
記載された構成を採用すれば、上記演算結果と共に検算
終了を表すマーク又は文字の少なくとも一方が印刷され
る。したがって印刷された内容が検算を実施した結果に
よるものであることを請求項7の場合よりも明確にでき
る。
【0033】次に、第4の電子計算機では、前記入力手
段により入力されたデータは、前記演算手段で演算処理
されるとともに、前記記憶手段に記憶される。そして、
当該演算式データの入力終了後、前記入力手段により新
たに演算式データが入力されると、前記検出手段により
前記記憶手段に記憶されている演算式データと新たに入
力された演算式データとの一致が確認され、その毎に一
致が確認された演算式データが前記印刷手段により印刷
される。
【0034】したがって第4の電子計算機によれば、前
回の計算の際には印刷は行なわれず、検算の際、前記記
憶手段に記憶されている演算式データと新たに入力され
た演算式データとの一致が確認される毎に当該演算式デ
ータが印刷されるので、印刷紙を節約できる。
【0035】また第4の電子計算機において請求項10
に記載された構成を採用すれば、前記検出手段により前
記記憶手段に記憶された演算式データと新たに入力され
た演算式データとが一致していないと検出された際、前
記記憶手段に記憶されたデータと新たに入力されたデー
タとが正誤データ印刷手段によって印刷されるので、印
刷された内容が検算を実施した結果によるものであるこ
とを請求項9の場合よりも明確にできるとともに、どの
データが一致していなかったのか、どうして入力を誤っ
たのかなど、入力過程の検証に役立つ。
【0036】また第4の電子計算機において請求項11
に記載された構成を採用すれば、前記検出手段によって
前記記憶手段に記憶された演算式データと新たに入力さ
れたデータとが不一致であると判断された際、前記デー
タ訂正手段により正しい演算式データが入力されると、
データ訂正手段によって入力された正しい演算式データ
が訂正データ印刷手段により印刷される。したがって検
算済みの正しい演算式データのみ印刷することができる
ので、印刷紙を節約できる。
【0037】また第4の電子計算機において請求項12
に記載された構成を採用すれば、データ訂正手段によっ
て入力されたデータと共に訂正を行ったことを知らせる
マークが訂正データ印刷手段により印刷されるので、訂
正個所を明確にでき、どのデータが一致していなかった
のか、どうして入力を誤ったのかなど、入力過程の検証
に役立つ。
【0038】また第4の電子計算機において請求項13
に記載された構成を採用すれば、上記演算結果と共に検
算終了を表すマーク又は文字の少なくとも一方が上記印
刷手段により印刷される。したがって印刷された内容が
検算を実施した結果によるものであることを請求項9の
場合よりも明確にできる。
【0039】また第4の電子計算機において請求項14
に記載された構成を採用すれば、新たに入力される演算
式データ中の演算命令データ(+、−、×、÷のうちの
いずれか)が入力される毎に、前記記憶手段に記憶され
ている一連の演算式データの対応した部分(例えば、前
記記憶手段に記憶されている対応する演算命令データお
よびその直前に入力された数値データ)との一致が検出
手段により検出される。したがって、新たに演算命令デ
ータが入力される毎に誤入力を検出でき、その後の無駄
な入力操作を防止できる。
【0040】また、上記第1〜第4の電子計算機におい
て請求項15に記載された構成を採用すれば、演算モー
ドにおいて前記入力手段により演算式データを入力して
演算処理を行った後、検算モードに切り換えて再度前記
入力手段により一連の演算式データを入力して行くこと
により、演算モードにおいて前記記憶手段に記憶された
一連の演算式データと新たに入力された演算式データと
の一致が前記検出手段により検出されて検算が行われ
る。このように演算モードと検算モードとを備え、検算
モードに切り換えたときのみ前記検出手段を機能させる
ことで、使用者が適宜モードを切り換えて通常の演算処
理および検算処理を行うことができる。
【0041】
【実施例】以下に、本発明の電子計算機の実施例につい
て説明する。図1は、本発明の電子計算機の基本構成を
示すブロック図である。同図に示す電子計算機1は、プ
ログラムの命令に従って電子計算機1全体の制御を行う
中央演算処理装置(CPU)2と、CPU2で処理する
マイクロプログラムを記憶した読み出し専用メモリ(R
OM)3と、データを記憶する随時書き込み読み出しメ
モリ(RAM)4と、データ入力や後述するモードの切
換など行うためのキー入力部5と、CPU2から出力さ
れる数値データや各種メッセージデータを表示するため
の表示駆動回路6および表示部7と、CPU2から出力
される告知音信号を増幅して放音するための増幅回路8
およびスピーカ9と、CPU2から出力される数値デー
タや演算命令データを印字出力するためのインターフェ
ース装置(I/O)10およびプリンター11とからな
る。
【0042】上記RAM4は、図2に示すように、上記
表示部7に表示するデータを記憶する表示レジスタ(置
数入力レジスタを兼ねる)12の領域と、CPU2が演
算するための数値を一時記憶する演算用レジスタ13の
領域と、演算結果を一時記憶するメモリレジスタ14の
領域と、プログラム実行中の各種条件を表すフラグF、
Hの内容を記憶するフラグレジスタ15の領域とを有す
る。
【0043】各フラグの内容は下記のとおりである。
【0044】F=0 通常の演算モード F=1 検算モード H=0 訂正モード解除 H=1 訂正モード また、RAM4は、キー入力部5からの入力内容を一時
記憶するジャーナルメモリ16の領域と、ジャーナルメ
モリ16の各レジスタを指定するアドレスポインタPn
を記憶するポインタメモリ17の領域とを有している。
【0045】ジャーナルメモリ16は、入力された数値
を記憶する置数メモリの領域16aと、入力された演算
命令(+、−、×、÷、=、√、%、+/−)などを記
憶するファンクションメモリの領域16bとを有する。
そして、キー入力部5から演算のための入力がなされる
毎に、数値データと、その直後に入力された演算命令デ
ータとをセットにして、アドレスポインタP0、P1、P
2、P3、・・・によって指定されているジャーナルメモ
リ16の領域のレジスタに順次記憶するようになってい
る。
【0046】上記キー入力部5は、図3に示すように、
電子計算機1の操作面18上に配設された置数キー群1
9、演算命令キー群20、命令キー群21、メモリーキ
ー群22、および検算キー「検算」23を備えている。
置数キー群19は、0から9までの数値をそれぞれ入力
するための数字キー「0」〜「9」と、小数点を入力す
るための少数点キー「.」キーとからなる。
【0047】演算命令キー群20は、四則演算命令をそ
れぞれ入力するための四則演算命令キー「+」、
「−」、「×」、「÷」と、答を求めるためのイコール
キー「=」とからなる。
【0048】命令キー群21は、表示されている数値の
正負を切り換えるための正負キー「+/−」と、表示さ
れている数値の最小桁を消去するための桁下げキー
「▼」と、押し間違えた数値の訂正(置数訂正)をする
ためのクリアーキー「C」と、それまでの演算データを
全て消去(初期化)するためのオールクリアーキー「A
C」とからなる。
【0049】メモリーキー群22は、表示されている数
値を上記メモリレジスタに記憶されている数値に足す
(プラスの数値で入力)ためのメモリープラスキー「M
+]と、引く(マイナスの数値で入力)ためのメモリー
マイナスキー「M−」と、上記メモリレジスタに記憶さ
れている数値を呼び戻すためのメモリーリコールキー
「MR]と、上記メモリレジスタに記憶されている数値
を呼び戻すと同時にメモリー内容を消去するためのメモ
リーリコールクリアーキー「MC]とからなる。
【0050】「検算」キー23は、標準演算モードと検
算モードとを交互に切り換えるための命令キーである。
また、電子計算機1の操作面18には、丸めスイッチ2
4と小数点指定スイッチ25とが設けられている。
【0051】丸めスイッチ24は、小数点以下をどのよ
うに処理するかを指定するためのスイッチで、小数点以
下を可能なだけ自由に求めるフリーモード゛F″と、小
数点指定スイッチ26によって指定された桁の下1桁を
切り捨てるカットモード゛C″と、四捨五入する四捨五
入モード゛5/4″のいずれかを指定できるようになっ
ている。
【0052】小数点指定スイッチ25は、丸めスイッチ
24がカットモード゛C″または四捨五入モード゛5/
4″の指定になっているときに有効なスイッチで、小数
点以下は求めない0桁モード゛0″、小数点以下1桁ま
で求める1桁モード゛1″、小数点以下2桁まで求める
2桁モード゛2″、小数点以下4桁まで求める4桁モー
ド゛4″のいずれかを指定できる。
【0053】また、この小数点指定スイッチ25
は、「.」キーを押さなくても自動的に2桁目に小数点
を入れる固定小数点モード゛ADD2″ の指定もできるよ
うになっている。
【0054】上記表示部7は、周知の液晶ディスプレイ
からなるものであり、CPU2から出力された数値デー
タや各種メッセージデータなどが表示駆動回路6に入力
されると、この表示駆動回路6によって駆動されて、表
示窓7aに置数や答などの数値データや、各種メッセー
ジデータなどを表示するものである。
【0055】表示窓7aは、図3に示すように操作面1
8の入力キーの上方に設けられている。この表示窓7a
には8桁までの数値を表示できるようになっている。そ
して数値表示領域の左側には、RAM4のメモリレジス
タに数値が入っているときは゛M″が、定数固定計算中
は゛K″が、ある数を0で割るなどの入力エラーがあっ
たときは゛E″が、それぞれ点灯するようになってい
る。
【0056】また、数値表示領域の上側の領域は、゛検
算中″、゛OK″、゛OVER″などのメッセージ表示
領域であり、検算モードになっているときに゛検算中″
が、検算の結果、計算が正しかったときに゛OK″が、
メモリーがオーバーフローしたときに゛OVER″が、
それぞれ表示されるようになっている。
【0057】また、表示窓7aの左上隅部には、表示窓
7aに表示されている数値に続いて入力された演算命令
の記号(+、−、×、÷、=)を表示するための演算記
号表示部26が設けられている。
【0058】上記プリンター11は、電子計算機1本体
の上端部に設けられている。このプリンター11は、イ
ンクリボン式の熱転写プリンタであり、操作面18に設
けられたプリント(PRINT)スイッチ28がオンさ
れると、CPU2からI/O10を介して送られてくる
データにより駆動されて、印刷紙であるロールペーパー
27に印刷を行う。このプリンター11には、黒と赤の
2種類のインクリボンがセットされており、CPU2か
らのデータの応じて黒色の印刷と赤色の印刷を選択的に
行えるようになっている。
【0059】次に、上記のように構成された電子計算機
1の動作について説明する。
【0060】[第1の実施例]まず第1の実施例の動作
について図4、図5、および図12のフローチャートと
図14とを用いて説明する。キー入力部5からデータが
入力されると、置数キー/ファンクションキー処理ルー
チン(図4、図5)において、まずフラグFが0か否
か、すなわち通常演算モードか検算モードかが判断され
る(ステップS101)。
【0061】そして、Fが0の場合には、その入力デー
タが置数キーによる入力データであるか否かが判断され
(ステップS102)、置数キーの場合には、その数値
が表示レジスタ12に記憶されると同時に表示窓7aに
表示される(ステップS103)。この置数キーによる
入力操作が任意の回数繰り返されることにより8桁まで
の任意の桁数の数値が表示窓7aに表示される。
【0062】また、ステップS102において、置数キ
ー以外のキー、すなわちこの場合演算命令キーによる入
力データであると判断されると、入力された数値データ
(0、1、2、3、5.3など)と、演算命令データ
(+、−、×、÷)とが、アドレスポインタPn(最初
はPn=PO)で指定されているジャーナルメモリ16の
レジスタの置数メモリの領域16a、ファンクションメ
モリの領域16bにそれぞれ記憶される(ステップS1
04)。
【0063】この演算操作が繰り返される度に、アドレ
スポインタPnが順次その次のアドレス指定Pn+1となり
(ステップS105)、入力データを基に次々と計算処
理、計算結果表示がなされ、最後に答えが表示窓7aに
表示される(ステップS106)。
【0064】以上の通常の演算モードにおけるキー入力
操作を行った後、「検算」キー23が押されると、「検
算」キー処理ルーチン(図12)が実行され、ステップ
S501において現在通常の演算モードであると判断さ
れ、表示窓7aのメッセージ表示領域に゛検算中″が表
示される(ステップS502)。そしてアドレスポイン
タPnが初期のアドレス指定P0になった後、フラグFが
F=1、すなわち検算モードになる(ステップS50
3、S504)。
【0065】なお、既に検算モードになっているときに
「検算」キー23が操作されると、゛検算中″の表示が
消去され(ステップS505)、通常演算モードにもど
る(ステップS506)。検算モードでは、置数キー/
ファンクションキー処理ルーチン(図5)において、ス
テップS101で検算モードと判断され、ステップS1
07でHが0か否か、すなわち訂正モードになっていな
いか否かが判断される。
【0066】そして、フラグHが0のときにデータが入
力されると、その入力データが置数キーによる入力デー
タであるか否かが判断され(ステップS108)、置数
キーの場合には、その数値が表示レジスタ12に記憶さ
れると同時に表示窓7aに表示される(ステップS10
9)。この置数キーによる入力操作が任意の回数繰り返
されることにより8桁までの任意の桁数の値数が表示窓
7aに表示される。
【0067】次いで、ステップS108で演算命令キー
が操作されたと判断されると、入力された今回の数値/
演算命令データと、Pnで指定されているジャーナルメ
モリ16の領域のレジスタに記憶されている前回の数値
/演算命令データとが比較されることにより検算がおこ
なわれる(ステップS110)。
【0068】そして、入力された数値/演算命令データ
とジャーナルメモリ16の領域に記憶されている前回の
数値/演算命令データとが一致している場合には、アド
レスポインタPnが順次その次のアドレス指定Pn+1とな
り(ステップS111)、計算処理、計算結果表示処理
がなされる(ステップS112)。上記置数キーと演算
命令キーの操作が繰り返えされる度に、入力された数値
/演算命令データとPnで指定されたジャーナルメモリ
16の領域の各レジスタに記憶されている数値/演算命
令データとが次々と比較され、一致している場合には、
次々と計算処理、計算結果表示処理がなされる(ステッ
プS110〜S112)。
【0069】そして、計算終了で「=」キーが操作され
ると(ステップS113)、表示窓7aのメッセージ表
示領域に、計算が正しかったことを示す゛OK″が表示
される(ステップS114)。
【0070】その後、ステップS115においてプリン
トスイッチ28がオンされていると判断されると、ジャ
ーナルメモリ16に記憶されている入力データ(数値デ
ータ、演算命令データ)および答えが印字され(ステッ
プS116)、更に答えの印字の傍らに、演算結果であ
ることを示すマーク゛*″並びに演算済みであることを
示すマーク゛△″が印字される(ステップS117)。
【0071】また、ステップS110において、入力さ
れた数値/演算命令データと、Pnで指定されたジャー
ナルメモリ16の領域のレジスタに記憶されている前回
の数値/演算命令データとが一致していないと判断され
た場合、スピーカ7から「ピッピッ」という警報音が発
せられ(ステップS118)、一致しなかったデータが
表示窓7aに点滅表示される(ステップS119)。そ
の後、フラグHが1、すなわち訂正モードになる(ステ
ップS120)。
【0072】そして、キー入力部5より訂正入力処理が
なされると、置数キー/ファンクションキー処理ルーチ
ンのステップS121において訂正処理がおこなわれ、
置数キーにより正しい入力がされた後に、演算命令キー
によって正しい入力がされると、ステップS122にお
いて演算命令キーが入力されたと判断され、フラグHが
0になり、訂正モードを終了させる(ステップS12
3)。
【0073】上記訂正処理後、アドレスポインタPnが
その次のアドレス指定Pn+1となり(ステップS12
4)、計算処理、計算結果表示処理がなされる(ステッ
プS125)。
【0074】その後、前記ステップS110〜S112
と同様の処理を経て、前回と今回の全ての数値/演算命
令データが一致していた場合、「=」キーが操作される
と(ステップS113)、表示窓7aのメッセージ表示
領域に゛OK″が表示される(ステップS114)。
【0075】ここでプリントスイッチ28がオンされる
と、ステップS115においてプリントスイッチがオン
になっていると判断され、ジャーナルメモリ16に記憶
されている入力データ(数値データ、演算命令データ)
および答えが印字され(ステップS116)、更に答え
の印字の傍らに、演算結果であることを示すマーク゛
*″並びに演算済みであることを示すマーク゛△″が印
字される(ステップS117)。
【0076】図14には、第1の実施例における一回目
(通常の演算モード)と二回目(検算モード)の入力デ
ータ例および結果の表示例(a)、(b)と、印刷例
(c)とが示されている。
【0077】第1の実施例の電子計算機1によれば、一
回目の計算の終了時には印刷が行われず、二回目の計
算、すなわち検算が終了したとき初めて入力データおよ
び答えが印字されるので、印刷紙を節約することができ
る。
【0078】また、答えの印字(図7中では゛4,95
3.″)の傍らに検算済みであることを示すマーク゛
△″が自動的に印刷されているので、検算が終了してい
ることが印刷をみればすぐに判る。
【0079】[第2の実施例]次に第2の実施例の動作
について図6、図7、および図12のフローチャート
と、図15とを用いて説明する。
【0080】キー入力部5からデータが入力されると、
置数キー/ファンクションキー処理ルーチン(図6、図
7)において、まずフラグFが0か否か、すなわち通常
演算モードか検算モードかが判断される(ステップS2
01)。
【0081】そして、Fが0の場合には、その入力デー
タが置数キーによる入力データであるか否かが判断され
(ステップS202)、置数キーの場合には、その数値
が表示レジスタ12に記憶されると同時に表示窓7aに
表示される(ステップS203)。この置数キーによる
入力操作が任意の回数繰り返されることにより8桁まで
の任意の桁数の数値が表示窓7aに表示される。
【0082】また、ステップS202において、置数キ
ー以外のキー、すなわちこの場合演算命令キーによる入
力データであると判断されると、入力された数値データ
と、演算命令データ(+、−、×、÷)とが、アドレス
ポインタPn(最初はPn=PO)で指定されているジャ
ーナルメモリ16のレジスタの置数メモリの領域16
a、ファンクションメモリの領域16bにそれぞれ記憶
される(ステップS204)。
【0083】次に、ステップS205おいてプリントス
イッチがオンになっていると判断されると、ジャーナル
メモリ16に記憶された入力データの内容が印字され
(ステップS206)、その後アドレスポインタPnが
その次のアドレス指定Pn+1となり(ステップS20
7)、計算処理、計算結果表示がなされる(ステップS
208)。
【0084】そして、数値データおよび演算命令データ
が入力される度に、ジャーナルメモリ16に記憶された
入力データの内容が順次印字され(ステップS20
6)、アドレスポインタPnが順次その次のアドレス指
定Pn+1となり(ステップS207)、次々と計算処
理、計算結果表示がなされ、最後に答えが表示窓7aに
表示される(ステップS208)。ただしこの時点では
まだ答えは印刷されない。
【0085】以上の通常の演算モードにおけるキー入力
操作を行った後、「検算」キー23が押されると、「検
算」キー処理ルーチン(図12)が実行され、ステップ
S501において現在通常の演算モードであると判断さ
れ、表示窓7aのメッセージ表示領域に゛検算中″が表
示される(ステップS502)。そしてアドレスポイン
タPnが初期のアドレス指定P0になった後、フラグFが
F=1、すなわち検算モードになる(ステップS50
3、S504)。
【0086】検算モードでは、置数キー/ファンクショ
ンキー処理ルーチン(図6、図7)において、ステップ
S201で検算モードと判断され、ステップS209で
Hが0か否か、すなわち訂正モードになっていないか否
かが判断される。
【0087】そして、フラグHが0のときにデータが入
力されると、その入力データが置数キーによる入力デー
タであるか否かが判断され(ステップS210)、置数
キーの場合には、その数値が表示レジスタ12に記憶さ
れると同時に表示窓7aに表示される(ステップS21
1)。この置数キーによる入力操作が任意の回数繰り返
されることにより8桁までの任意の桁数の値数が表示窓
7aに表示される。
【0088】次いで、ステップS210で演算命令キー
が操作されたと判断されると、入力された今回の数値/
演算命令データと、Pnで指定されているジャーナルメ
モリ16の領域のレジスタに記憶されている前回の数値
/演算命令データとが比較されることにより検算がおこ
なわれる(ステップS212)。
【0089】そして、入力された数値/演算命令データ
とジャーナルメモリ16の領域に記憶されている前回の
数値/演算命令データとが一致している場合には、アド
レスポインタPnが順次その次のアドレス指定Pn+1とな
り(ステップS213)、計算処理、計算結果表示処理
がなされる(ステップS214)。上記置数キーと演算
命令キーの操作が繰り返えされる度に、入力された数値
/演算命令データとPnで指定されたジャーナルメモリ
16の領域の各レジスタに記憶されている数値/演算命
令データとが次々と比較され、一致している場合には、
次々と計算処理、計算結果表示処理がなされる(ステッ
プS212〜S214)。
【0090】そして、入力された数値/演算命令データ
とジャーナルメモリ16の領域に記憶されている前回の
数値/演算命令データとが全て一致していた場合、計算
終了で「=」キーが操作されると(ステップS21
5)、ステップS216においてPRINTスイッチが
ONか否かが判断される。そして、PRINTスイッチ
がONになっていれば、ステップS206において印字
された入力データの下に、答えと、演算結果であること
を示すマーク゛*″が印字され(ステップS217)、
その傍らに、演算済みであることを示すマーク゛△″が
印字される(ステップS218)。
【0091】また、ステップ212において、入力され
た数値/演算命令データと、Pnで指定されたジャーナ
ルメモリ16の領域のレジスタに記憶されている前回の
数値/演算命令データとが一致していないと判断された
場合、スピーカ7から「ピッピッ」という警報音が発せ
られ(ステップS219)、一致しなかったデータが表
示窓7aに点滅表示される(ステップS220)。その
後、フラグHが1、すなわち訂正モードになる(ステッ
プS221)。
【0092】そして、キー入力部5より訂正入力処理が
なされると、ステップS222において訂正処理がおこ
なわれ、置数キーにより正しい入力がされた後に、演算
命令キーによって前回と正しい入力がされると、ステッ
プS223において演算命令キーが入力されたと判断さ
れ、フラグHが0になり、訂正モードを終了させる(ス
テップS224)。
【0093】上記訂正処理後、アドレスポインタPnが
その次のアドレス指定Pn+1となり(ステップS22
5)、計算処理、計算結果表示処理がなされる(ステッ
プS226)。
【0094】その後、数値データおよび演算命令データ
が入力される度に、前記ステップS212〜S214と
同様の処理が繰り返され、前回と今回の全ての数値/演
算命令データが一致していた場合に、「=」キーが操作
されると(ステップS215)、ステップS216にお
いてPRINTスイッチがONか否かが判断される。そ
して、PRINTスイッチがONになっていれば、ステ
ップS206において印字された入力データの下に、答
えと、演算結果であることを示すマーク゛*″とが印字
され(ステップS217)、その傍らに検算済みである
ことを示すマーク゛△″が印字される(ステップS21
8)。
【0095】図15には、この第2の実施例における一
回目(通常の演算モード)と二回目(検算モード)の入
力データ例および表示例(a)、(c)と、それぞれの
場合の印刷例(b)、(d)とが示されている。
【0096】このように第2の実施例においては、一回
目の計算の際に入力データ(数値データ、演算命令デー
タ)すなわち計算式のみ印刷を行い、二回目の計算、す
なわち検算が終了したとき初めて答えが印字されるの
で、印刷紙を節約することができる。
【0097】また、この場合も答えの印字の傍らに検算
済みであることを示すマーク゛△″が自動的に印刷され
ているので、検算が終了ししていることが印刷をみれば
すぐに判る。
【0098】[第3の実施例]次に第3の実施例の動作
について図8、図9、および図12のフローチャート
と、図16とを用いて説明する。キー入力部5からデー
タが入力されると、置数キー/ファンクションキー処理
ルーチン(図8、図9)において、まずフラグFが0か
否か、すなわち通常演算モードか検算モードかが判断さ
れる(ステップS301)。
【0099】そして、Fが0の場合には、その入力デー
タが置数キーによる入力データであるか否かが判断され
(ステップS302)、置数キーの場合には、その数値
が表示レジスタ12に記憶されると同時に表示窓7aに
表示され、置数キー入力後を示すフラグMが1になる
(ステップS303)。この置数キーによる入力操作が
任意の回数繰り返されることにより8桁までの任意の桁
数の数値が表示窓7aに表示される。
【0100】また、ステップS302において、置数キ
ー以外のキー、すなわちこの場合演算命令キーによる入
力データであると判断されると、入力された数値データ
と、演算命令データ(+、−、×、÷)とが、アドレス
ポインタPn(最初はPn=PO)で指定されているジャ
ーナルメモリ16のレジスタの置数メモリの領域16
a、ファンクションメモリの領域16bにそれぞれ記憶
され(ステップS304)、計算処理、計算結果表示が
なされる(ステップS305)。
【0101】次に、ステップS306においてプリント
スイッチがオンになっていると判断されると、ジャーナ
ルメモリ16に記憶された入力データの内容が印字され
る(ステップS307)。
【0102】そして、ステップS308において「=」
キーが押されたと判断されるまでは、数値データおよび
演算命令データが入力される度に、ジャーナルメモリ1
6に記憶され(ステップS304)、計算処理、計算結
果表示がなされ(ステップS305)、ジャーナルメモ
リ16に記憶された入力データの内容が順次印字される
(ステップS307)。そして、アドレスポインタPn
が順次その次のアドレス指定Pn+1となる(ステップS
310)。
【0103】その後、ステップS308において「=」
キーが押されたと判断されると、ステップS307にお
いて印刷された入力データの下に、答えと、演算結果で
あることを示すマーク゛*″とが印字される(ステップ
S309)。
【0104】以上の通常の演算モードにおけるキー入力
操作を行った後、「検算」キー23が押されると、「検
算」キー処理ルーチン(図12)が実行され、ステップ
S501において現在通常の演算モードであると判断さ
れ、表示窓7aのメッセージ表示領域に゛検算中″が表
示される(ステップS502)。そしてアドレスポイン
タPnが初期のアドレス指定P0になった後、フラグFが
F=1、すなわち検算モードになる(ステップS50
3、S504)。
【0105】検算モードでは、ステップS301で検算
モードと判断され、ステップS311でHが0か否か、
すなわち訂正モードになっていないか否かが判断され
る。
【0106】そして、フラグHが0のときにデータが入
力されると、その入力データが置数キーによる入力デー
タであるか否かが判断され(ステップS312)、置数
キーの場合には、その数値が表示レジスタ12に記憶さ
れると同時に表示窓7aに表示される(ステップS31
3)。この置数キーによる入力操作が任意の回数繰り返
されることにより8桁までの任意の桁数の値数が表示窓
7aに表示される。
【0107】次いで、ステップS314で演算命令キー
が操作されたと判断されると、ステップS314におい
て、入力された今回の数値/演算命令データと、Pnで
指定されているジャーナルメモリ16の領域のレジスタ
に記憶されている前回の数値/演算命令データとが比較
されることにより検算がおこなわれる。
【0108】そして、入力された数値/演算命令データ
とジャーナルメモリ16の領域に記憶されている前回の
数値/演算命令データとが一致している場合には、アド
レスポインタPnが順次その次のアドレス指定Pn+1とな
り(ステップS315)、計算処理、計算結果表示処理
がなされる(ステップS316)。上記置数キーと演算
命令キーの操作が繰り返えされる度に、入力された数値
/演算命令データとPnで指定されたジャーナルメモリ
16の領域の各レジスタに記憶されている数値/演算命
令データとが次々と比較され、一致している場合には、
次々と計算処理、計算結果表示処理がなされる(ステッ
プS314〜S316)。
【0109】そして、入力された数値/演算命令データ
とジャーナルメモリ16の領域に記憶されている前回の
数値/演算命令データとが全て一致していた場合、計算
終了で「=」キーが操作されたと判断されると(ステッ
プS317)、ステップS318においてPRINTス
イッチがONか否かが判断される。そして、PRINT
スイッチがONになっていれば、前記ステップS309
において印字された答えの下に答えが再度印字され(ス
テップS319)、その傍らに、演算結果であることを
示すマーク゛*″並びに演算済みであることを示すマー
ク゛△″が印字される(ステップS320)。
【0110】また、ステップS314において、入力さ
れた数値/演算命令データと、Pnで指定されたジャー
ナルメモリ16の領域のレジスタに記憶されている前回
の数値/演算命令データとが一致していないと判断され
た場合、スピーカ7から「ピッピッ」という警報音が発
せられ(ステップS321)、一致しなかったデータが
表示窓7aに点滅表示される(ステップS322)。そ
の後、フラグHが1、すなわち訂正モードになる(ステ
ップS323)。
【0111】そして、キー入力部5より訂正入力処理が
なされると、ステップS324において訂正処理がおこ
なわれ、置数キーにより正しい入力がされた後に、演算
命令キーによって正しい入力がされると、ステップS3
25において演算命令キーが入力されたと判断され、フ
ラグHが0になり、訂正モードを終了させる(ステップ
S326)。
【0112】上記訂正処理後、アドレスポインタPnが
その次のアドレス指定Pn+1となり(ステップS32
7)、計算処理、計算結果表示処理がなされる(ステッ
プS328)。
【0113】その後、数値データおよび演算命令データ
が入力される度に、前記ステップS314〜S316と
同様の処理が繰り返され、前回と今回の全ての数値/演
算命令データが一致していた場合に、「=」キーが操作
されると(ステップS317)、ステップS318にお
いてPRINTスイッチがONか否かが判断される。そ
して、PRINTスイッチがONになっていれば、前記
ステップS307において印字された入力データの下
に、答えと、演算結果であることを示すマーク゛*″と
が印字され(ステップS319)、その傍らに、検算済
みであることを示すマーク゛△″が印字される(ステッ
プS320)。
【0114】図16には、第3の実施例における一回目
(通常の演算モード)と二回目(検算モード)の入力デ
ータ例および表示例(a)、(c)と、それぞれの場合
の印刷例(b)、(d)とが示されている。
【0115】このように第3の実施例ににおいては、一
回目の計算の際に計算式と計算結果の印刷を行い、二回
目の計算、すなわち検算が終了したときには計算結果の
み再度印刷されるので、印刷紙を節約することができ
る。
【0116】また、この場合も答えの印字の傍らに演算
済みであることを示すマーク゛△″が自動的に印刷され
てるので、検算が終了していることが印刷をみればすぐ
に判る。
【0117】[第4の実施例]次に、第4の実施例の動
作について図10、図11、および図12のフローチャ
ートと図17とを用いて説明する。ただし、この第4の
実施例の場合、図13に示すように、RAM4のメモリ
領域に、不一致データメモリ30の領域が設けられてい
る。この不一致データメモリ30は、検算モードにおい
てジャーナルメモリ16のデータと不一致と判断された
入力データを一時記憶するためのメモリ領域で、ジャー
ナルメモリ16と同様、置数メモリの領域30aと、フ
ァンクションメモリの領域30bとを有する。
【0118】図10、図11の置数キー/ファンクショ
ンキー処理ルーチンにおいて、キー入力部5からデータ
が入力されると、まずフラグFが0か否か、すなわち通
常演算モードか検算モードかが判断される(ステップS
401)。
【0119】そして、Fが0の場合には、その入力デー
タが置数キーによる入力データであるか否かが判断され
(ステップS402)、置数キーの場合には、その数値
が表示レジスタ12に記憶されると同時に表示窓7aに
表示される(ステップS403)。この置数キーによる
入力操作が任意の回数繰り返されることにより8桁まで
の任意の桁数の数値が表示窓7aに表示される。
【0120】また、ステップS402において、置数キ
ー以外のキー、すなわちこの場合演算命令キーによる入
力データであると判断されると、入力された数値データ
と、演算命令データとが、アドレスポインタPn(最初
はPn=PO)で指定されているジャーナルメモリ16の
レジスタの置数メモリの領域16a、ファンクションメ
モリの領域16bにそれぞれ記憶される(ステップS4
04)。
【0121】この演算操作が繰り返される度に、アドレ
スポインタPnが順次その次のアドレス指定Pn+1となり
(ステップS405)、入力データを基に次々と計算処
理、計算結果表示がなされ、最後に答えが表示窓7aに
表示される(ステップS406)。
【0122】以上の通常の演算モードにおけるキー入力
操作を行った後、「検算」キー23が押されると、「検
算」キー処理ルーチン(図12)が実行され、ステップ
S501において現在通常の演算モードであると判断さ
れ、表示窓7aのメッセージ表示領域に゛検算中″が表
示される(ステップS502)。そしてアドレスポイン
タPnが初期のアドレス指定P0になった後、フラグFが
F=1、すなわち検算モードになる(ステップS50
3、S504)。
【0123】検算モードでは、ステップS401で検算
モードと判断され、ステップS407でHが0か否か、
すなわち訂正モードになっていないか否かが判断され
る。
【0124】そして、フラグHが0のときにデータが入
力されると、その入力データが置数キーによる入力デー
タであるか否かが判断され(ステップS408)、置数
キーの場合には、その数値が表示レジスタ12に記憶さ
れると同時に表示窓7aに表示される(ステップS40
9)。この置数キーによる入力操作が任意の回数繰り返
されることにより8桁までの任意の桁数の値数が表示窓
7aに表示される。
【0125】次いで、ステップS408で演算命令キー
が操作されたと判断されると、ステップS410におい
て、入力された今回の数値/演算命令データと、Pnで
指定されているジャーナルメモリ16の領域のレジスタ
に記憶されている前回の数値/演算命令データとが比較
されることにより検算がおこなわれる。
【0126】そして、入力された数値/演算命令データ
とジャーナルメモリ16の領域に記憶されている前回の
数値/演算命令データとが一致している場合には、アド
レスポインタPnが順次その次のアドレス指定Pn+1とな
り(ステップS411)、計算処理、計算結果表示処理
がなされる(ステップS412)。上記置数キーと演算
命令キーの操作が繰り返えされる度に、入力された数値
/演算命令データとPnで指定されたジャーナルメモリ
16の領域の各レジスタに記憶されている数値/演算命
令データとが次々と比較され、一致している場合には、
次々と計算処理、計算結果表示処理がなされる(ステッ
プS410〜S412)。
【0127】そして、入力された数値/演算命令データ
とジャーナルメモリ16の領域に記憶されている前回の
数値/演算命令データとが全て一致していた場合、計算
終了で「=」キーが操作されたと判断されると(ステッ
プS413)、表示窓7aのメッセージ表示領域に計算
が正しかったことを示す゛OK″の表示体が点灯する
(ステップS414)。
【0128】その後、ステップS413においてPRI
NTスイッチがONか否かが判断される。そして、PR
INTスイッチがONになっていれば、ジャーナルメモ
リ16に記憶されている入力データ(数値データ、演算
命令データ)が印字される(ステップS416)。
【0129】さらに、ステップS417で「=」キーが
操作されたと判断されると、ステップS416で印刷さ
れた入力データの下に、答えと、演算終了を示すマーク
゛*″が印字され(ステップS418)、その傍らに、
検算済みであることを示すマーク゛検算終了″と゛△″
が印字される(ステップS419)。
【0130】また、ステップS415においてPRIN
TスイッチがONになっていると判断され、その後ステ
ップS417において「=」キーの操作でないと判断さ
れれば、ジャーナルメモリ16に記憶されている入力デ
ータのみがステップS416で印刷されるだけであり、
答えは印刷されない。
【0131】また、ステップS410において、入力さ
れた数値/演算命令データと、Pnで指定されたジャー
ナルメモリ16の領域のレジスタに記憶されている前回
の数値/演算命令データとが一致していないと判断され
た場合、スピーカ7から「ピッピッ」という警報音が発
せられ(ステップS419)、一致しなかったデータが
表示窓7aに点滅表示される(ステップS420)。
【0132】そして、フラグHが1、すなわち訂正モー
ドになった後(ステップS421)、ステップS410
で不一致と判断された入力データと、対応するジャーナ
ルメモリ16のデータとが不一致データメモリ30に記
憶される(ステップS422)。
【0133】そして、キー入力部5より訂正入力処理が
なされると、ステップS423において訂正処理がおこ
なわれ、置数キーにより正しい入力がされた後に、演算
命令キーによって前回と同じ正しい入力がされると、ス
テップS424において演算命令キーが入力されたと判
断され、フラグHが0になり、訂正モードを終了させる
(ステップS425)。
【0134】次に、ステップS426おいてプリントス
イッチがオンになっていると判断されると、訂正マーク
と共に訂正されたデータが印字され(ステップS42
7)、その後、不一致と判断された入力データと、対応
するジャーナルメモリ16のデータとが不一致データメ
モリ30から読み出されて赤色で印字される(ステップ
S428)。この赤色での印字は、訂正した箇所が判る
ように入力データの印字領域外(例えば入力データの左
側)に印字される(図7(b)参照)。
【0135】その後、アドレスポインタPnがその次の
アドレス指定Pn+1となり(ステップS429)、計算
処理、計算結果表示処理がなされる(ステップS43
0)。その後、数値データおよび演算命令データが入力
される度に、前記ステップS410〜S412と同様の
処理が繰り返され、前回と今回の全ての数値/演算命令
データが一致していた場合に、「=」キーが操作される
と(ステップS415)、表示窓7aのメッセージ表示
領域に計算が正しかったことを示す゛OK″の表示体が
点灯する(ステップS414)。
【0136】そして、ステップS415においてPRI
NTスイッチがONなっていると判断されると、ジャー
ナルメモリ16に記憶されている未印刷のデータが印字
される(ステップS416)。
【0137】さらに、ステップS417において、
「=」キーが操作されたと判断されると、ステップS4
16で印刷された入力データの下に、答えと、演算終了
を示すマーク゛*″が印字され(ステップS418)、
その傍らに、検算済みであることを示すマーク゛検算終
了″と゛△″が印字される(ステップS419)。
【0138】図17には、第4の実施例における一回目
(通常の演算モード)と二回目(検算モード)の入力デ
ータ例および表示例(a)と、印刷例(b)とが示され
ている。
【0139】同図(a)においては、一回目に計算が正
しくなされ、二回目の計算の途中で誤入力があったた
め、警告音によって入力者に告知され、入力訂正が行わ
れた後、検算が続行されて最終的に正しい答えが得られ
ている。その結果、同図(b)に示すように、訂正が行
われた入力データ゛280″の左側に、一回目の入力デ
ータ゛280″と、誤入力されたデータ゛380″が赤
色で印字されている。
【0140】このように、前回のデータと今回のデータ
との一致が確認されたデータと、一致が確認されないデ
ータとを印刷の色によって識別できるようにしたことに
より、どのような誤入力をしたのか、どうして誤入力を
したのかを容易に検証することができる。
【0141】また、一回目の計算の終了時には印刷が行
われず、二回目の計算、すなわち検算が終了したとき初
めて入力データおよび答えが印字されるので、印刷紙を
節約することができる。
【0142】また、この場合も答えの印字の傍らに検算
済みであることを示すマーク゛△″が自動的に印刷され
ているので、検算を終了していることが印刷をみればす
ぐにわかる。
【0143】以上のように、本実施例の電子計算機1に
よれば、入力データ(計算式)、計算結果、及び検算結
果を多様な印刷形態で印刷することができ、第1〜第4
のいずれの実施例においても、印刷紙の節約でき、検算
を実施した結果であることを明確に表現できる。なお、
上記印刷例はこの発明の理解を助けるために示したほん
のわずかの例に過ぎず、上記以外の様々な印刷形態が可
能であることはいうまでもない。
【0144】
【発明の効果】以上要するに、本発明の電子計算機によ
れば以下のごとき優れた効果を発揮することができる。
請求項1に記載された電子計算機によれば、1回目の演
算(通常の演算)の際には印刷は行なわれず、記憶手段
に記憶された1回目の演算式データと新たに入力された
演算式データの一致が確認された後、記憶手段に記憶さ
れている演算式データと演算手段による演算結果とが印
刷されるので、印刷紙を節約できる。
【0145】請求項2に記載された電子計算機によれ
ば、演算結果とともに検算終了を表すマーク又は文字が
印刷されるので、印刷された内容が検算を実施した結果
によるものであることを請求項1の場合よりも明確にで
きる。
【0146】請求項3に記載された電子計算機によれ
ば、前記検出手段により前記記憶手段に記憶された演算
式データと新たに入力された演算式データとが不一致と
判断された際、前記データ訂正手段により正しい演算式
データが入力されると、前記記憶手段に記憶されている
訂正部分の演算式データが正しく更新されるので、前記
検出手段により一連の演算式データの一致が確認された
後、前記記憶手段に記憶されている一連の演算式データ
を印刷することにより、検算済みの正しい演算式データ
が印刷される。したがって印刷紙を節約できる。
【0147】請求項4に記載された電子計算機によれ
ば、新たに入力される演算式データ中の演算命令データ
(+、−、×、÷のうちのいずれか)が入力される毎
に、前記記憶手段に記憶されている一連の演算式データ
の対応した部分との一致が検出手段により検出されるの
で、新たに演算命令データが入力される毎に誤入力を検
出でき、その後の無駄な入力操作を防止できる。したが
って請求項1の場合よりも操作性が良い。
【0148】請求項5に記載された電子計算機によれ
ば、1回目の演算の際に演算式データのみ印刷され、検
算手段により記憶手段に記憶された1回目の演算式デー
タと新たに入力された演算式データの一致が確認された
後、演算手段による演算結果が印刷されるので、印刷紙
を節約できる。
【0149】請求項6に記載された電子計算機によれ
ば、演算結果とともに検算終了を表すマーク又は文字が
印刷されるので、印刷された内容が検算を実施した結果
によるものであることを請求項5の場合よりも明確にで
きる。
【0150】請求項7に記載された電子計算機によれ
ば、1回目の演算処理の際に演算式データと演算結果と
が印刷され、検算手段により記憶手段に記憶された1回
目の演算式データと新たに入力された演算式データの一
致が確認された後、演算結果のみ再度印刷されるので、
印刷紙を節約できると共に印刷された内容が検算を実施
した結果によるものであることを明確にできる。
【0151】請求項8に記載された電子計算機によれ
ば、演算結果とともに検算終了を表すマーク又は文字が
印刷されるので、印刷された内容が検算を実施した結果
によるものであることを請求項7の場合よりも明確にで
きる。
【0152】請求項9に記載された電子計算機によれ
ば、1回目の演算処理の際には印刷は行なわれず、検算
の際、記憶手段に記憶されている演算式データと新たに
入力された演算式データとの一致が確認される毎に一致
した演算式データが印刷されるので、印刷紙を節約でき
る。
【0153】請求項10に記載された電子計算機によれ
ば、検出手段により前記記憶手段に記憶された演算式デ
ータと新たに入力された演算式データとが一致していな
いと検出された際、前記記憶手段に記憶されたデータと
新たに入力されたデータとが正誤データ印刷手段によっ
て印刷されるので、印刷された内容が検算を実施した結
果によるものであることを請求項9の場合よりも明確に
できるとともに、どのデータが一致していなかったの
か、どうして入力を誤ったのかなど、入力過程の検証に
役立つ。
【0154】請求項11に記載された電子計算機によれ
ば、前記検出手段によって前記記憶手段に記憶された演
算式データと新たに入力されたデータとが不一致である
と判断された際、データ訂正手段により正しい演算式デ
ータが入力されると、正しい演算式データが訂正データ
印刷手段により印刷される。したがって検算済みの正し
い演算式データのみ印刷することができるので、印刷紙
を節約できる。
【0155】請求項12に記載された電子計算機によれ
ば、前記データ訂正手段によって入力されたデータと共
に訂正を行ったことを知らせるマークが訂正データ印刷
手段により印刷されるので、訂正個所を明確にでき、ど
のデータが一致していなかったのか、どうして入力を誤
ったのかなど、入力過程の検証に役立つ。
【0156】請求項13に記載された電子計算機によれ
ば、上記演算結果と共に検算終了を表すマーク又は文字
の少なくとも一方が印刷手段により印刷されるので、印
刷された内容が検算を実施した結果によるものであるこ
とを請求項9の場合よりも明確にできる。
【0157】請求項14に記載された電子計算機によれ
ば、新たに入力される演算式データ中の演算命令データ
(+、−、×、÷のうちのいずれか)が入力される毎
に、前記記憶手段に記憶されている一連の演算式データ
の対応した部分との一致が検出手段により検出される。
したがって、新たに演算命令データが入力される毎に誤
入力を検出でき、その後の無駄な入力操作を防止でき
る。したがって請求項9の場合よりも操作性が良い。
【0158】請求項15に記載された電子計算機によれ
ば、モードを切り換えることにより通常の演算処理と検
算処理を選択的に実行することができるので、操作性が
良い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の電子計算機の基本構成を示す回路構成
図である。
【図2】上記の電子計算機のメモリ領域の構成例を示す
図である。
【図3】上記電子計算機の外観構造例を示す平面図であ
る。
【図4】第1の実施例の動作を説明するためのフローチ
ャート(置数キー/ファンクションキー処理ルーチン)
である。
【図5】第1の実施例の動作を説明するためのフローチ
ャート(置数キー/ファンクションキー処理ルーチン)
である。
【図6】第2の実施例の動作を説明するためのフローチ
ャート(置数キー/ファンクションキー処理ルーチン)
である。
【図7】第2の実施例の動作を説明するためのフローチ
ャート(置数キー/ファンクションキー処理ルーチン)
である。
【図8】第3の実施例の動作を説明するためのフローチ
ャート(置数キー/ファンクションキー処理ルーチン)
である。
【図9】第3の実施例の動作を説明するためのフローチ
ャート(置数キー/ファンクションキー処理ルーチン)
である。
【図10】第4の実施例の動作を説明するためのフロー
チャート(置数キー/ファンクションキー処理ルーチ
ン)である。
【図11】第4の実施例の動作を説明するためのフロー
チャート(置数キー/ファンクションキー処理ルーチ
ン)である。
【図12】上記実施例の電子計算機の動作を説明するた
めのフローチャート(「検算」キー処理ルーチン)であ
る。
【図13】上記電子計算機のメモリ領域の第4の実施例
における構成例を示す図である。
【図14】第1の実施例における一回目(通常の演算モ
ード)と二回目(検算モード)の入力データ例および表
示例と、印刷例とを示す図である。
【図15】第2の実施例における一回目(通常の演算モ
ード)と二回目(検算モード)の入力データ例および表
示例と、印刷例とを示す図である。
【図16】第3の実施例における一回目(通常の演算モ
ード)と二回目(検算モード)の入力データ例および表
示例と、印刷例とを示す図である。
【図17】第4の実施例における一回目(通常の演算モ
ード)と二回目(検算モード)の入力データ例および表
示例と、印刷例とを示す図である。
【符号の説明】 1 電子計算機 2 中央演算処理装置(CPU、演算手段、検出手段、
印刷手段) 3 読み出し専用メモリ(ROM、記憶手段) 4 随時書き込み読み出しメモリ(RAM) 5 キー入力部(入力手段、データ訂正手段) 6 表示駆動回路 7 表示部 7a 表示窓 8 増幅回路 9 スピーカ 11 プリンター(印刷手段、データ印刷手段、演算結
果印刷手段、正誤データ印刷手段、訂正データ印刷手
段) 12 表示レジスタ(置数入力レジスタ) 13 演算用レジスタ 14 メモリレジスタ 16 ジャーナルメモリ(記憶手段) 18 操作面 19 置数キー群 20 演算命令キー群 21 命令キー群 23 検算キー

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】入力された一連の演算式データを記憶し、
    新たに入力された演算式データと前記記憶された演算式
    データとを比較することで検算を行う検算機能を備えた
    電子計算機において、 演算式データを入力するための入力手段と、 この入力手段により入力された演算式データに基づいて
    演算を行う演算手段と、 前記入力手段から入力された一連の演算式データを記憶
    する記憶手段と、 新たに演算式データが入力される毎に前記記憶手段に記
    憶された演算式データとの一致を検出する検出手段と、 この検出手段により前記記憶手段に記憶された一連の演
    算式データと新たに入力された演算式データとの一致が
    検出された後、前記記憶手段に記憶されている演算式デ
    ータと前記演算手段による演算結果とを印刷する印刷手
    段と、を備えてなることを特徴とする電子計算機。
  2. 【請求項2】前記印刷手段は前記演算手段による演算結
    果と検算終了を表すマーク又は文字の少なくとも一方を
    印刷する演算結果印刷手段を備えたことを特徴とする請
    求項1記載の電子計算機。
  3. 【請求項3】前記検出手段によって前記記憶手段に記憶
    された演算式データと新たに入力されたデータとが不一
    致であると判断された際に、正しい演算式データを入力
    するデータ訂正手段を備え、 前記記憶手段は記憶していた訂正部分の演算式データに
    代えて前記訂正手段によって入力された演算式データを
    記憶する記憶手段であることを特徴とする請求項1又は
    2記載の電子計算機。
  4. 【請求項4】前記検出手段は新たに入力される演算式デ
    ータの各種演算命令データ(+、−、×、÷のうちのい
    ずれか)が入力される毎に前記記憶手段に入力された一
    連の演算データの対応した部分との一致を検出する検出
    手段であることを特徴とする請求項1記載の電子計算
    機。
  5. 【請求項5】入力された一連の演算式データを記憶し、
    新たに入力された演算式データと前記記憶された演算式
    データとを比較することで検算を行う検算機能を備えた
    電子計算機において、 演算式データを入力するための入力手段と、 この入力手段により入力された演算式データに基づいて
    演算を行う演算手段と、 前記入力手段から入力された一連の演算式データを記憶
    する記憶手段と、 新たに演算式データが入力される毎に前記記憶手段に記
    憶された演算式データと新たに入力された演算式データ
    との一致を検出する検出手段と、 前記記憶手段に記憶される一連の演算式データが入力さ
    れる毎に該データを印刷するデータ印刷手段と、 前記検出手段により前記記憶手段に記憶された一連の演
    算式データと新たに入力された演算式データとの一致が
    検出された際、前記演算手段によって演算された新たに
    入力された演算式データの演算結果を印刷する結果印刷
    手段と、を備えてなることを特徴とする電子計算機。
  6. 【請求項6】前記印刷手段は検算終了を表すマーク又は
    文字の少なくとも一方を印刷する演算結果印刷手段を備
    えたことを特徴とする請求項5記載の電子計算機。
  7. 【請求項7】入力された一連の演算式データを記憶し、
    新たに入力された演算式データと前記記憶された演算式
    データとを比較することで検算を行う検算機能を備えた
    電子計算機において、 演算式データを入力するための入力手段と、 この入力手段により入力された演算式データに基づいて
    演算を行う演算手段と、 前記入力手段から入力された一連の演算式データを記憶
    する記憶手段と、 新たに演算式データが入力される毎に前記記憶手段に記
    憶された演算式データと新たに入力された演算式データ
    との一致を検出する検出手段と、 前記記憶手段に記憶される一連の演算式データが入力さ
    れる毎に該データを印刷すると共に該演算式データの入
    力が終了した際前記演算手段による演算結果を印刷する
    データ印刷手段と、 前記検出手段により前記記憶手段に記憶された一連の演
    算式データと新たに入力された演算式データとの一致が
    検出された際、前記演算手段によって演算された新たに
    入力された演算式データの演算結果を印刷する結果印刷
    手段と、を備えてなることを特徴とする電子計算機。
  8. 【請求項8】前記結果印刷手段は前記演算手段による演
    算結果と検算終了を表すマーク又は文字の少なくとも一
    方を印刷する演算結果印刷手段を備えたことを特徴とす
    る請求項7記載の電子計算機。
  9. 【請求項9】入力された一連の演算式データを記憶し、
    新たに入力された演算式データと前記記憶された演算式
    データとを比較することで検算を行う検算機能を備えた
    電子計算機において、 演算式データを入力するための入力手段と、 この入力手段により入力された演算式データに基づいて
    演算を行う演算手段と、 前記入力手段から入力された一連の演算式データを記憶
    する記憶手段と、 新たに演算式データが入力される毎に前記記憶手段に記
    憶された演算式データと新たに入力された演算式データ
    との一致を検出する検出手段と、 この検出手段により前記記憶手段に記憶された演算式デ
    ータと新たに入力された演算式データとの一致が検出さ
    れた後、一致した演算データを印刷する印刷手段と、を
    備えてなることを特徴とする電子計算機。
  10. 【請求項10】前記印刷手段は前記検出手段により前記
    記憶手段に記憶された演算式データと新たに入力された
    演算式データとが一致していないと検出された際、前記
    記憶手段に記憶されたデータと新たに入力されたデータ
    とを印刷する正誤データ印刷手段を備えたことを特徴と
    する請求項9記載の電子計算機。
  11. 【請求項11】前記検出手段によって前記記憶手段に記
    憶された演算式データと新たに入力された演算式データ
    とが不一致であると判断された際に、正しい演算データ
    を入力するデータ訂正手段を備え、 前記印刷手段はデータ訂正手段によって入力されたデー
    タを印刷する訂正データ印刷手段を設けたことを特徴と
    する請求項9記載の電子計算機。
  12. 【請求項12】前記訂正データ印刷手段はデータ訂正手
    段によって入力されたデータと共に訂正を行ったことを
    知らせるマークをも印刷する訂正データ印刷手段である
    ことを特徴とする請求項11記載の電子計算機。
  13. 【請求項13】前記検出手段によって前記記憶手段に記
    憶された一連の演算式データの一致検出が終了した際、
    検算終了を表すマーク又は文字の少なくとも一方を印刷
    する演算結果印刷手段を備えたことを特徴とする請求項
    9記載の電子計算機。
  14. 【請求項14】前記検出手段は新たに入力される演算式
    データの各種演算命令データ(+、−、×、÷のうちの
    いずれか)が入力される毎に前記記憶手段に入力された
    一連の演算データの対応した部分との一致を検出する検
    出手段であることを特徴とする請求項9記載の電子計算
    機。
  15. 【請求項15】前記電子計算機は通常の演算処理を行う
    演算モードと、検算処理を行う検算モードとを備え、 前記記憶手段は前記演算モードで入力された一連の演算
    式データを記憶する記憶手段であり、 前記検出手段は検算モードにおいて入力された演算式デ
    ータと前記記憶手段に記憶された演算式データとの一致
    を検出する検出手段であることを特徴とする請求項1、
    5、7又は9記載の電子計算機。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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