JPH0823977A - 新規なポリペプチド、その製造方法、そのポリペプチドをコードするdna、そのdnaからなるベクター、そのベクターで形質転換された宿主細胞、そのポリペプチドの抗体、およびそのポリペプチドまたは抗体を含有する薬学的組成物 - Google Patents

新規なポリペプチド、その製造方法、そのポリペプチドをコードするdna、そのdnaからなるベクター、そのベクターで形質転換された宿主細胞、そのポリペプチドの抗体、およびそのポリペプチドまたは抗体を含有する薬学的組成物

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JPH0823977A
JPH0823977A JP7136006A JP13600695A JPH0823977A JP H0823977 A JPH0823977 A JP H0823977A JP 7136006 A JP7136006 A JP 7136006A JP 13600695 A JP13600695 A JP 13600695A JP H0823977 A JPH0823977 A JP H0823977A
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polypeptide
dna
vector
ser
amino acid
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JP7136006A
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Shiro Shibayama
史朗 柴山
Junji Hirano
淳史 平野
Hiroyuki Ono
博之 大野
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Ono Pharmaceutical Co Ltd
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Ono Pharmaceutical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 ヒト臍帯静脈内皮細胞から産生される205
アミノ酸(シグナルペプチドを含む)からなる新規なポ
リペプチド、その製造方法、そのポリペプチドをコード
するDNA、そのDNAからなるベクター、そのベクタ
ーで形質転換された宿主細胞、そのポリペプチドの抗
体、およびそのポリペプチドまたは抗体を含有する薬学
的組成物。 【効果】 本発明のポリペプチドは、血小板、各種白血
球、マクロファージの接着に起因する免疫性疾患、血栓
形成に関与する疾患(リューマチ、アレルギー、動脈硬
化、臓器移植後の拒絶反応、心筋梗塞、脳梗塞あるいは
それに伴う再環流障害、DIC、敗血症等)の予防ある
いは治療剤として、または上記疾患の予防、治療のスク
リーニング系に用いることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ある種の血管内皮細胞
が産生する新規なポリペプチド、その製造方法、そのポ
リペプチドをコードするDNA、そのDNAからなるベ
クター、そのベクターで形質転換された宿主細胞、その
ポリペプチドの抗体、およびそのポリペプチドまたは抗
体を含有する薬学的組成物に関する。
【0002】
【発明の背景】血管組織は、内皮細胞、平滑筋細胞およ
び繊維芽細胞によって形成されている。とりわけ、内皮
細胞は、1)血管緊張性の調整、2)抗血栓性の調整、
3)炎症、免疫障害因子に対する応答など重要な機能を
担っている。内皮細胞の障害、あるいはその機能調整の
異常が動脈硬化症、炎症性疾患の原因の一つとなってい
ると考えられている。
【0003】
【従来の技術】内皮細胞上には、血小板、白血球、マク
ロファージとの接着作用に関する接着分子VCAM−
1、ICAM−1、E−セレクチン、P−セレクチンや
接着分子L−セレクチンのリガンドであるMAdCA
M、GlyCAM等が恒常的に産生される。また炎症時
には、様々なサイトカインが種々の刺激によって細胞表
面上に産生される。一方では、平滑筋細胞を刺激して血
管の収縮・弛緩をもたらす物質であるエンドセリン、ア
ンジオテンシンIIなども産生されている。さらにトロン
ビンを不活化し、プロテインCを活性化させるトロンボ
モジュリン、血液線溶系を亢進させるプラスミノーゲン
アクチベーター、血小板の粘着を防ぐ働きを持つヘパラ
ン硫酸を有するプロテオグリカン等抗血栓性を保つ物質
を産生する。これらの因子は既に大部分がアミノ酸配列
の解明がなされており、現在では、単に研究対象として
ではなく、医薬品への応用に向けた研究がなされてい
る。
【0004】
【発明の目的】前記したように、血管内皮細胞からは、
血管の緊張性の調整、炎症免疫障害因子に対する応答、
抗血栓性の調整に関与した因子が産生されていることが
わかる。これらの事実は、上記以外にも、同様の作用を
有するいくつかの因子が、内皮細胞より産生される可能
性を示唆している。本発明者らは、この点に注目し、内
皮細胞が産生する新規因子を見出すべく鋭意検討を行な
った。
【0005】従来、ある特定のポリペプチドまたはそれ
をコードするDNAを得ようとする場合、組織や細胞培
養液中に目的とする生物活性を確認し、次いでポリペプ
チドの単離精製を経て、遺伝子をクローニングするとい
う方法、あるいはその生物活性を指標として遺伝子を発
現クローニングする方法が一般的に用いられていた。し
かし、生体内活性ポリペプチドは多様な生物活性を有し
ている場合が多いので、あるひとつの活性を指標にして
遺伝子をクローニングした結果、それが既知のポリペプ
チドと同一であることが後になって判明するという事例
が増えている。また、血管内皮細胞が産生する因子はい
ずれもごく微量であり、そのことが単離、精製および生
物活性の確認を困難なものとしている。
【0006】一方、cDNAの作製技術やシークエンス
技術は急速に発展し、大量のcDNAのシークエンスを
迅速に行なうことができるようになった。また、遺伝子
からその遺伝子の機能を同定するリバース・ジェネティ
クス(Reverse Genetics)の諸方法の発展も著しい。そ
こで、本発明者らは、この方法を用いて新規なポリペプ
チドを見出すことにした。すなわち、血管内皮細胞等か
ら遺伝子を取り出し、mRNAを単離し、これを出発材
料としてcDNAを得、その塩基配列を決定し、アミノ
酸配列を推定した。こうして本発明者らは、全く新規な
膜蛋白質およびそれをコードするDNAを見出すことに
成功し、本発明を完成した。
【0007】本発明のポリペプチドは、膜蛋白としての
特徴を有していることが確認されており、そのアミノ酸
組成は図4に示す通りであり、Ser、Thr、Pro
が多く含まれていることから、接着分子の特徴を備えて
いることが確認される。
【0008】
【発明の構成】本発明は、(1)配列番号1で示される
アミノ酸配列からなるポリペプチド、(2)前記(1)
に記載したポリペプチドをコードするDNA、(3)配
列番号2で示される塩基配列を有するDNA、および
(4)配列番号3で示される塩基配列を有するDNAに
関する。
【0009】ほとんどのサイトカインや成長因子類、ま
た多くの膜蛋白質は、N末端にシグナルペプチドを有す
ることが知られている。シグナルペプチドは、翻訳開始
Metのすぐ後ろの疎水性に富んだ領域である。本ポリ
ペプチドの場合、配列番号1で示されるアミノ酸配列
中、1番目のMetから24番目のSerまでに疎水性
アミノ酸に富んだ論理的にシグナルペプチドである領域
が確認された。生物活性を発現する本質は、シグナルペ
プチドを除いた部分にあり、シグナルペプチドは活性に
関与しない。またそれとは別に、本ペプチドには、配列
番号1で示されるアミノ酸配列の中、119番目から1
46番目に相当する部分に細胞貫通領域が確認された
(図3参照)。
【0010】本発明は、実質的に純粋な形である配列番
号1で示されるアミノ酸配列からなるポリペプチド、そ
のホモローグ、その配列のフラグメントおよびそのホモ
ローグに関する。本発明はさらにそれらのポリペプチド
をコードするDNAに関する。より具体的には、配列番
号2または3で示される塩基配列を有するDNA、およ
び配列番号2または3で示される塩基配列に選択的にハ
イブリダイズするフラグメントを有するDNAに関す
る。
【0011】実質的に純粋な形である配列番号1で示さ
れるアミノ酸配列を有するポリペプチドとは、一般に、
生産時のポリペプチドの90%以上、例えば、95、9
8または99%が配列番号1で示されるアミノ酸配列を
有するポリペプチドであることを意味する。
【0012】配列番号1で示されるアミノ酸配列からな
るポリペプチドのホモローグとは、一般に少なくとも2
0個、好ましくは少なくとも30個、例えば40、60
または100個の連続したアミノ酸領域で、少なくとも
70%、好ましくは少なくとも80または90%、より
好ましくは95%以上相同性であるものであり、そのよ
うなホモローグは、以後本発明のポリペプチドとして記
載される。
【0013】さらに、配列番号1で示されるアミノ酸配
列からなるポリペプチドのフラグメント、またはそれら
のホモローグのフラグメントとは、少なくとも10アミ
ノ酸、好ましくは少なくとも15アミノ酸、例えば2
0、25、30、40、50または60アミノ酸部分を
意味する。
【0014】配列番号2または3で示される塩基配列を
有するDNAに選択的にハイブリダイズするDNAと
は、一般に、少なくとも20個、好ましくは少なくとも
30個、例えば40、60または100個の連続した塩
基配列領域で、少なくとも70%、好ましくは少なくと
も80または90%、より好ましくは95%以上相同性
であるものであり、そのようなDNAは、以後本発明の
DNAとして記載される。
【0015】配列番号2または3で示される塩基配列を
有するDNAのフラグメントとは、少なくとも10塩
基、好ましくは少なくとも15塩基、例えば20、2
5、30または40塩基部分を意味し、そのようなフラ
グメントも本発明のDNAに含まれる。
【0016】さらに、本発明には、本発明のDNAから
なる複製または発現ベクターが含まれる。ベクターとし
ては、例えば、ori領域と、必要により上記DNAの
発現のためのプロモーター、プロモーターの制御因子な
どからなるプラスミド、ウィルスまたはファージベクタ
ーが挙げられる。ベクターはひとつまたはそれ以上の選
択的マーカー遺伝子、例えばアンピシリン耐性遺伝子を
含んでいてもよい。ベクターは、イン・ビトロ (in vit
ro) において、例えばDNAに対応するRNAの製造、
宿主細胞の形質転換に用いることができる。
【0017】さらに、本発明には、配列番号2または3
で示される塩基配列、またはそれらのオープンリーディ
ングフレームを有するDNAを含む本発明のDNAを複
製または発現させるためのベクターで形質転換された宿
主細胞も含まれる。細胞としては、例えば細菌、酵母、
昆虫細胞または哺乳動物細胞が挙げられる。
【0018】さらに、本発明には、本発明のポリペプチ
ドを発現させるための条件下で、本発明の宿主細胞を培
養することからなる本発明のポリペプチドの製造方法も
含まれる。培養は、本発明のポリペプチドが発現し、宿
主細胞より製造される条件下で行われることが好まし
い。本発明のDNAは、上記のようなベクターのアンチ
センス領域に挿入することでアンチセンスRNAを製造
することもできる。このようなアンチセンスRNAは、
細胞中の本発明のポリペプチドのレベルを制御すること
に用いることもできる。
【0019】本発明は、本発明におけるポリペプチドの
モノクローナルまたはポリクローナル抗体をも含む。さ
らに本発明におけるポリペプチドのモノクローナルまた
はポリクローナル抗体の製造方法をも含む。モノクロー
ナル抗体は、本発明のペプチド、またはその断片を抗原
として用い、通常のハイブリドーマの技術により製造す
ることができる。ポリクローナル抗体は、宿主動物(例
えば、ラットやウサギ等)に本発明のポリペプチドを接
種し、免疫血清を回収する、通常の方法により製造する
ことができる。
【0020】本発明には、本発明のポリペプチド、その
抗体と薬学的に許容される賦形剤および/または担体を
含有する薬学的組成物も含まれる。本発明のポリペプチ
ドとしては、配列番号1で示されたアミノ酸配列を有す
るもの以外に、その一部が欠損したもの(例えば、配列
番号1で示されるアミノ酸配列中、生物活性の発現に必
須な部分だけからなるポリペプチドならびに細胞質ドメ
イン、トランスメンブレンドメイン領域を欠失した可溶
性ポリペプチド等)、その一部が他のアミノ酸と置換し
たもの(例えば、物性の類似したアミノ酸に置換したも
の)、およびその一部に他のアミノ酸が付加または挿入
されたものも含まれる。よく知られているように、ひと
つのアミノ酸をコードするコドンは1〜6種類(例え
ば、Metは1種類、Leuは6種類)知られている。
従って、ポリペプチドのアミノ酸配列を変えることなく
DNAの塩基配列を変えることができる。
【0021】(2)で特定される本発明のDNAには、
(1)の配列番号1で示されるポリペプチドをコードす
るすべての塩基配列群が含まれる。塩基配列を変えるこ
とによって、ポリペプチドの生産性が向上することがあ
る。 (3)で特定される配列番号2のDNAは、(2)で特
定されるDNAの一態様であり、天然型配列を表わす。 (4)に示される配列番号3のDNAは、(3)で特定
されるDNAに天然の非翻訳部分を加えた配列を示す。
【0022】配列番号3で示される塩基配列を有するD
NAの作製は、以下の方法に従って行なわれる。すなわ
ち、(i) 本発明のポリペプチドを産生する細胞、例え
ば、ヒト血管内皮細胞からmRNAを分離し、(ii) 該
mRNAからファーストストランド(1本鎖DNA)、
次いでセカンドストランド(2本鎖DNA)を合成し、
(iii) 該cDNAを適当なプラスミドベクターに組み込
み、(iv) 得られた組み換えベクターで宿主細胞を形質
転換し、(v) 得られたcDNAライブラリーより、大量
のランダムクローニングおよび5′側から平均300ベ
ースのシークエンシングを行ない、(vi) 塩基配列の新
規なクローンについて、その全長をシークエンスするこ
とによって作製することができる。
【0023】より詳細に説明すると、工程(i) は、ヒト
血管内皮細胞を、オカヤマ(Okayama, H. )等の方法
[Methods in Enzymology, 154, 3 (1987) に記載]に
従って行なわれる。本ポリペプチドを産生する細胞とし
ては、好ましくはヒト臍帯静脈内皮細胞が挙げられる。
(ii)、(iii) および(iv)の工程はcDNAライブラリー
作製の工程であり、改変した Gubler & Hoffman法[Ge
ne, 25, 263 (1983)に記載]に準じて行なわれる。(ii
i) の工程で用いられるプラスミドベクターとしては大
腸菌内で機能するもの(例えば、pBR322)や枯草
菌内で機能するもの(例えば、pUB110)が多数知
られているが、好適には、大腸菌内で機能するpUC1
9とpcD−SRα296より作製したpUCSRαM
L−1(後記実施例に詳しく記載されている。)が用い
られる。
【0024】(iv)の工程で用いられる宿主細胞は既に多
くのものが知られており、いずれを用いてもよいが、好
ましくはDH5のコンピテントセル[Gene, 96, 23 (19
90)記載の方法により調製される。]である。工程(v)
のランダムクローニングは公知の方法により行なわれ
る。またシークエンシングはマクサム・ギルバート(Ma
xam-Gilbert )法やジデオキシ・ターミネーター法によ
り行なわれる。(vi)の工程は、Molecular Cloning [Sa
mbrook, J., Fritsch, E. F.およびManiatis, T. 著、
Cold Spring Harbor Laboratory Press より1989年に発
刊]に記載の方法に従って行なわれる。
【0025】このようにして得られたDNAは真にシグ
ナルペプチドを有する蛋白質をコードしているか否かの
検討を行なう必要がある。それには、(I)DNAシー
クエンスを可能なフレームにおいてアミノ酸配列に変換
し、(II)変換されたアミノ酸配列よりハイドロフォビ
シティープロファイル(Hydrophobicity profile)を作
製し、翻訳開始コドン(ATG)の直後に疎水性に富ん
だ部分が存在することを確認し(膜蛋白質はそのN末端
に疎水性に富んだシグナルペプチドを有している。)、
さらに、(III) 該DNAが全長あるいはほぼ全長である
ことを確認する必要がある。これらの確認は、前記した
DNAの作製工程の(vi)の後に行なってもよいが、(v)
の程と(vi)の工程の間に行なうとより効率的である。
【0026】上記の検討中、(II)の確認は、カイト(Ky
te, J.)およびドゥリトル( Doolittle, R.F.)のハイ
ドロテーブルを用いて、既存のソフトウエア、DNAS
IS(日立ソフトウエアエンジニアリング製)でコンピ
ューター解析することによって行なわれる。(III) はノ
ーザン(Northern)解析により行なわれる。
【0027】配列番号2および3で示される塩基配列が
一旦確定されると、その後は、化学合成によって、ある
いは該塩基配列の断片を化学合成し、これをプローブと
してハイブリダイズさせることにより、本発明のDNA
を得ることができる。さらに、本DNAを含有するベク
ターDNAを適当な宿主に導入し、これを増殖させるこ
とによって、目的とする本発明DNAを必要量得ること
ができる。
【0028】本発明のポリペプチドを取得する方法とし
ては、(1)生体または培養細胞から精製単離する方
法、(2)ペプチド合成する方法、または(3)遺伝子
組み換え技術を用いて生産する方法、などが挙げられる
が、工業的には(3)に記載した方法が好ましい。
【0029】遺伝子組み換え技術を用いてポリペプチド
を生産するための発現系(宿主−ベクター系)として
は、例えば、細菌、酵母、昆虫細胞および哺乳動物細胞
の発現系が挙げられる。例えば、大腸菌で発現させる場
合には、成熟蛋白部分をコードするDNAの5′末端に
開始コドン(ATG)を付加し、得られたDNAを、適
当なプロモーターの下流に接続し、大腸菌内で機能する
ベクター(例えば、pBR322、pUC18、pUC
19等)に挿入して発現ベクターを作製する。次に、こ
の発現ベクターで形質転換した大腸菌(例えば、E. Col
i DH1、E. Coli JM109、E. Coli HB101株
等)を適当な培地で培養して、その菌体より目的とする
ポリペプチドを得ることができる。さらに、他のポリペ
プチドとのフュージョン・プロテイン(fusion protein)
を生産することもできる。
【0030】また、哺乳動物細胞で発現させる場合に
は、例えば、配列番号3で示される塩基配列をコードす
るDNAを適当なベクター(例えば、レトロウイルスベ
クター、パピローマウイルスベクター、ワクシニアウイ
ルスベクター、SV40系ベクター等)中の適当なプロ
モーター(例えば、SV40プロモーター、LTRプロ
モーター、メタロチオネインプロモーター等)の下流に
挿入して発現ベクターを作製する。次に、得られた発現
ベクターで適当な哺乳動物細胞(例えば、サルCOS−
7細胞、チャイニーズハムスターCHO細胞、マウスL
細胞等)を形質転換し、形質転換体を適当な培地で培養
することによって、その細胞膜上に目的とするポリペプ
チドを発現させることができる。さらに配列番号3で示
される塩基配列をコードするDNAの膜貫通領域を欠い
た欠失体を、上記ベクターに挿入し、これを用いて適当
な哺乳動物細胞を形質転換することで、その培養液中に
目的とする可溶性ポリペプチドが分泌される。以上のよ
うにして得られたポリペプチドは、一般的な生化学的方
法によって単離精製することができる。
【0031】
【発明の効果】本発明のポリペプチドは、ヒト臍帯静脈
内皮細胞から産生されるものであり、血小板、各種白血
球(リンパ球、好中球、好酸球、好塩基球、単球等)、
マクロファージの接着に関連した生物活性、免疫機能に
関連した生物活性、凝固線溶系に関連した生物活性を有
する。従って、本発明のポリペプチドは、それ自身ある
いは分泌型として、血小板、各種白血球、マクロファー
ジの接着に起因する免疫性疾患、血栓形成に関与する疾
患(リューマチ、アレルギー、動脈硬化、臓器移植後の
拒絶反応、心筋梗塞、脳梗塞あるいはそれに伴う再環流
障害、広汎性血管内凝固(DIC)、敗血症等)の予防
あるいは治療剤として、または上記疾患の予防および/
または治療薬のスクリーニング系に用いることができ
る。
【0032】また、該ポリペプチドのポリクローナル抗
体またはモノクローナル抗体を用いて、生体における該
ポリペプチドの定量が行なえ、これによって該ポリペプ
チドと疾患との関係の研究あるいは疾患の診断等に利用
することができる。ポリクローナル抗体およびモノクロ
ーナル抗体は該ポリペプチドあるいはその断片を抗原と
して用いて常法により作製することができる。
【0033】本発明のDNAは、多大な有用性が期待さ
れる本発明のポリペプチドを生産する際の重要かつ必須
の鋳型となるだけでなく、遺伝病の診断や治療(遺伝子
欠損症の治療またはアンチセンスDNA(RNA)によ
って、ポリペプチドの発現を停止させることによる治療
等)に利用できる。また、本発明のDNAをプローブと
してジェノミック(genomic) DNAを分離できる。同様
にして、本発明DNAと相同性の高いヒトの関連ポリペ
プチドの遺伝子、またヒト以外の生物における本発明ポ
リペプチドと相同性の高いポリペプチドの遺伝子を分離
することも可能である。
【0034】
【医薬品への適用】本発明の目的のために本発明のポリ
ペプチドは通常、可溶型として、全身的又は局所的に、
一般的には経口または非経口の形で投与される。好まし
くは、経口投与、静脈内投与および脳室内投与である。
【0035】投与量は、年齢、体重、症状、治療効果、
投与方法、処理時間等により異なるが、通常、成人一人
あたり、一回につき、100μgから100mgの範囲
で、一日一回から数回経口投与されるか、または成人一
人当り、一回につき、10μgから100mgの範囲
で、一日一回から数回非経口投与される。もちろん前記
したように、投与量は、種々の条件により変動するの
で、上記投与量より少ない量で十分な場合もあるし、ま
た範囲を越えて必要な場合もある。
【0036】本発明化合物を投与する際には、経口投与
のための固体組成物、液体組成物およびその他の組成
物、非経口投与のための注射剤、外用剤、坐剤等として
用いられる。経口投与のための固体組成物には、錠剤、
丸剤、カプセル剤、散剤、顆粒剤等が含まれる。カプセ
ルには、ソフトカプセルおよびハードカプセルが含まれ
る。
【0037】このような固体組成物においては、一つま
たはそれ以上の活性物質が、少なくとも一つの不活性な
希釈剤(例えば、ラクトース、マンニトール、グルコー
ス、ヒドロキシプロピルセルロース、微結晶セルロー
ス、デンプン、ポリビニルピロリドン、メタケイ酸アル
ミン酸マグネシウム等)と混合される。組成物は、常法
に従って、不活性な希釈剤以外の添加物、例えば、潤滑
剤(ステアリン酸マグネシウム等)、崩壊剤(繊維素グ
リコール酸カルシウム等)、安定化剤(ヒト血清アルブ
ミン、ラクトース等)、溶解補助剤(アルギニン、アス
パラギン酸等)を含有していてもよい。
【0038】錠剤または丸剤は、必要により白糖、ゼラ
チン、ヒドロキシプロピルセルロース、ヒドロキシプロ
ピルメチルセルロースフタレート等の胃溶性あるいは腸
溶性のフィルムで皮膜してもよいし、また2以上の層で
皮膜してもよい。さらにゼラチンのような吸収されうる
物質のカプセルも包含される。経口投与のための液体組
成物は、薬学的に許容される乳濁剤、溶液剤、懸濁剤、
シロップ剤、エリキシル剤等を含み、一般に用いられる
不活性な希釈剤(例えば、精製水、エタノール等)を含
んでいてもよい。この様な組成物は、不活性な希釈剤以
外に湿潤剤、懸濁剤のような補助剤、甘味剤、風味剤、
芳香剤、防腐剤を含有していてもよい。
【0039】経口投与のためのその他の組成物として
は、ひとつまたはそれ以上の活性物質を含み、それ自体
公知の方法により処方されるスプレー剤が含まれる。こ
の組成物は不活性な希釈剤以外に亜硫酸水素ナトリウム
のような安定剤と等張性を与えるような安定化剤、塩化
ナトリウム、クエン酸ナトリウムあるいはクエン酸のよ
うな等張剤を含有していてもよい。スプレー剤の製造方
法は、例えば米国特許第2,868,691 号および同第3,095,
355 号明細書に詳しく記載されている。
【0040】本発明による非経口投与のための注射剤と
しては、無菌の水性または非水性の溶液剤、懸濁剤、乳
濁剤を包含する。水性または非水性の溶液剤、懸濁剤と
しては、一つまたはそれ以上の活性物質が、少なくとも
一つの不活性な希釈剤と混合される。水性の希釈剤とし
ては、例えば注射用蒸留水および生理食塩水が挙げられ
る。非水性の希釈剤としては、例えばプロピレングリコ
ール、ポリエチレングリコール、オリーブ油のような植
物油、エタノールのようなアルコール類、ポリソルベー
ト80(登録商標)等が挙げられる。
【0041】このような組成物は、さらに防腐剤、湿潤
剤、乳化剤、分散剤、安定化剤(例えば、ヒト血清アル
ブミン、ラクトース等)、溶解補助剤(例えば、アルギ
ニン、アスパラギン酸等)のような補助剤を含んでいて
もよい。これらはバクテリア保留フィルターを通すろ
過、殺菌剤の配合または照射によって無菌化される。こ
れらはまた無菌の固体組成物を製造し(例えば、凍結乾
燥法等により)、使用前に無菌の注射用蒸留水または他
の溶媒に溶解して使用することもできる。非経口投与の
ためのその他の組成物としては、ひとつまたはそれ以上
の活性物質を含み、常法により処方される外用液剤、軟
膏、塗布剤、直腸内投与のための坐剤およびペッサリー
等が含まれる。
【0042】
【実施例】以下に実施例を挙げて本発明をより具体的に
説明するが、これらは本発明の範囲を制限するものでは
ない。
【0043】実施例1:cDNA作製用プラスミドベク
ターの構築 武部らの作製したpcD−SRα296ベクター[Mol.
Cell. Biol., 8, 966(1988)] は、SV40初期プロモ
ーターとHTLV−IのLTRのR領域とU5配列の一
部から構成されるプロモーターシステム(SRα)を有
する、すぐれた哺乳動物細胞様の発現ベクターである。
しかし、(1)インサートのクローニングサイトがEc
oRI一つである、(2)pBR322ベクターをベク
ター領域の骨格としているので、大腸菌からのベクター
回収量が低い、等の欠点がある。そこで、大腸菌からの
収量が多いpUC19ベクターを骨格とし、インサート
のマルチクローニングサイトを有するpcD−SRα2
96改変ベクターを以下の方法により作製した。
【0044】pcD−SRα296ベクター(国立予防
衛生研究所、武部氏より寄贈された。)をSalIで切
断し、SRαプロモーターを含む1.7 kbpの切断をア
ガロース電気泳動法を用いて分離回収し、続いて、この
断片をクレノウ(klenow)処理し、平滑末端とした。
【0045】pUC19ベクターを、NdeIおよびH
ind IIIで切断後、AmpR およびpUCori の領域
を含む 2.4kbpの断片をアガロース電気泳動法を用い
て分離回収し、クレノウ(klenow)処理して平滑末端と
した後、さらに、BAP(バクテリアルアルカリフォス
ファターゼ)処理して、5′末端のリン酸基を除いた。
こうして得られたSRαプロモーターを含む1.7 kbp
断片とpUCori を含む2.4 kbp断片をライゲーショ
ンにより環状化し、新しいベクターを構築した。得られ
たベクターよりPstI−KpnI断片を除去し、下記
の合成ポリリンカー、
【0046】
【化1】
【0047】と入れ換えた。このようにして構築したプ
ラスミドベクター(約3.9 kbp、図1に示す。)をp
UCSRαML1と命名した。pUCSRαML1は、
多目的プラスミドベクターとして以下のような特徴を有
する。 1.培養菌当たりのプラスミドの収量が多い。 2.COS細胞にトランスフェクションすることによ
り、直接発現可能であり発現クローニングにも用いるこ
とができる。
【0048】実施例2:mRNAの分離精製 ヒト臍帯静脈内皮細胞3×107 個を、オカヤマ(Okay
ama, H.)等の方法[Methods in Enzymology, 154 ,3
(1987)に記載]に従って、mRNAを分離した。すなわ
ち、5.5 M GTC溶液(5.5 Mグアニジンチオシアネ
ート、25mMクエン酸ナトリウム、0.5 %ソジウムラ
ウリルサルコシン(sodium lauryl sarcosine) で細胞を
可溶化した後、セルライゼート(cell lysate) を密度1.
51のセシウムトリフルオロアセテート(CsTFA)溶
液のクッション上に載せて超遠心(120,000 ×g、20
時間)して、沈殿中に1.26mgの全RNAを回収した。
これを、オリゴdTセルロースカラムに2回通して46
μgのpoly(A)+ RNAを精製回収した。
【0049】実施例3:cDNAライブラリーの作製 cDNAライブラリーは、Gubler & Hoffman法[Gen
e, 25, 263 (1983)に記載]の変法にて作製した。実施
例2で作製したpoly(A)+ RNA(5μg)か
ら、NotIサイトを持つオリゴdTプライマーを用い
て、逆転写酵素により、ファーストストランドを合成し
た。続いて、セカンドストランドを合成し、SalIア
ダプターのライゲーションおよびNotI消化を行なっ
た後、ゲルろ過カラムクロマトグラフィー[Sephacryl
S-500HR (Pharmacia社より販売) カラムを用いた。]に
より、アダプターとプライマーを除いて、820ngの
cDNAフラクションを回収した。以上のcDNA合成
ステップは、スーパースクリプトシステム(Super Scri
ptSystem 、BRL社より販売)のキットを用いて行な
った。
【0050】一方、ベクターの調製は、実施例1で作製
したpUCSRαML−1をNotIにより完全消化後
さらにSalIで消化し、0.8 %アガロース電気泳動に
てバンドを切り出し、ガラス・パウダー法のためのキッ
ト[GENECLEAN II(BIO101社より販売)]を用い
て精製することにより行なった。それぞれ作製したcD
NAとベクターをライゲーションした後、イノウエ(In
oue,H.)等の方法[Gene, 96, 23 (1990) に記載]で調
製したDH5のコンピテントセルに形質転換した。その
結果、平均長1.5 kb、インディペンデントクローン数
6×105 個のcDNAライブラリーが得られた。
【0051】実施例4:クローニングとシークエンシン
グ 実施例3で作製したcDNAライブラリーより、直径1
0cmのLBプレートに約300個のコロニー/プレー
トの密度でクローンを播き、コロニー群からランダムに
ピックアップしてクローニングを行なった。1コロニー
から3mlのLB培養液で一晩培養後、培養液200μ
lに7%ジメチルスルホキオシド(DMSO)を加え
て、−80℃で保存した。残りの培養液から菌を分離
し、常法によりプラスミドを分離精製した。
【0052】プラスミドは図2で示される構造となって
いるので、SRαをプライマーとしてシークエンスする
と、クローニングされたcDNAの5′側からヌクレオ
チド配列を読むことができる。DNAのシークエンシン
グは、サンガー(Sanger, F.)等のジデオキシ・ターミ
ネーター法に基づいた、ABI社(Applied Biosystems
Inc.) の蛍光ダイ−ターミネーターを用いるサイクルシ
ークエンス法により行なった。また、シークエンスの読
み取りには、ABI社のDNAシークエンサー(Model3
73A) を用いた。こうして、各クローンの5′側から
平均300ベースの長さのヌクレオチド配列が得られ
た。
【0053】実施例5:パーシャルシークエンスデータ
の解析 実施例4で得られたヌクレオチドシークエンスは、 リ
ップマン(Lipman, D.J.)およびパーソン(Pearson,
W. R.)のFASTAプログラムを用いて、既知データ
ベース(Gene Bank およびEMBL)に含まれるすべて
のヌクレオチド配列に対するホモロジーサーチを行なっ
た。これにより、シークエンスしたクローン群の中から
未知シークエンスを持つクローンを同定した。同定され
たクローンのヌクレオチド配列を可能な3つのフレーム
でアミノ酸配列に変換した。次に、カイト(Kyte, J.)
およびドゥリトル(Doolittle, R. F.)のハイドロテー
ブルを用いて、コンピューターにより、3つのフレーム
に相当するアミノ酸配列の疎水性および親水性のプロフ
ァイルを計算し図式化させた(コンピューターソフトウ
エアはDNASIS(日立ソフトウエアエンジニアリン
グ製)を用いた。)。
【0054】ほとんどのサイトカインや成長因子類、ま
た多くの膜蛋白質は、N末端にシグナルペプチドを有す
ることが知られている。シグナルペプチドは、翻訳開始
Metのすぐ後ろの疎水性の強い領域である。ヌクレオ
チド配列では、コーディング領域の5′側領域で開始コ
ドン(ATG)のすぐ後ろにある。そこで、未知シーク
エンスを有するクローンのオープンリーディングフレー
ムのデータおよびアミノ酸配列の疎水性、親水性のデー
タより、シグナルペプチドを持つ蛋白質をコードする可
能性のあるcDNAを探索した結果、目的のクローン
(クローン番号ET141)を見出した。このクローン
は、アミノ酸配列の3つの可能なフレームのひとつにシ
グナルペプチドの特徴を有していた(図3参照。ただ
し、図3は全アミノ酸配列に対するハイドロフォビシテ
ィープロファイルである。図中、+側はハイドロフォビ
シティーの強い領域であり、−側はハイドロフォビシテ
ィーの弱い領域であることを示している。)。しかし、
クローニングされたcDNAクローンのすべてが、mR
NAの全長をカバーしているとは限らない。全長でなけ
れば、N末端のアミノ酸配列部分を含んでいる可能性は
少ない。
【0055】そこで、ET141のクローンが全長か否
かを決めるために、ノーザン(Northern)解析を行なっ
た。すなわち、血管内皮細胞より抽出精製したpoly
(A)+ RNAを電気泳動後、ナイロンメンブレン上に
ブロッティングした。ET141のcDNAインサート
をプローブとしてハイブリダイズさせると、約1100bp
の位置に1本のバンドが観察された。ET141クロー
ンのインサートの大きさは約1200bpであったので、E
T141はほぼ全長のcDNAであることが確かめられ
た。
【0056】実施例6:cDNA全長のシークエンスと
オープンリーディングフレームの決定 cDNAの全長のシークエンスは、Molecular Cloning
[Sambrook, J., Fritsch, E. F.および Maniatis, T.
著、Cold Spring Harbor Laboratory Press より1989年
に発刊]に記載の方法に従って、ランダムシークエンシ
ングを行なって決定した。すなわち、ET141クロー
ンよりプラスミドを回収し、cDNAインサートを分離
精製した。これをライゲーションおよびフラグメンテー
ションし、T4ポリメラーゼによりDNA断片の末端を
平滑化し、400bp付近の長さのDNA断片を回収し
た。得られたDNA断片をプラスミドベクター、BLUESC
RIPT II (Stratagene社より販売)のSmaIサイトに
クローニングした後、大腸菌 (E. Coli)に形質転換し
た。90個のコロニーをランダムにピックアップし、プ
ラスミドDNAを調製後、これら90個のプラスミド
(これらはすべてET141のcDNAの断片をインサ
ートとして持っている。)のDNAシークエンシングを
行なった。DNAのシークエンシングとシークエンスの
読み取りは実施例4に記載した方法により行なった。
【0057】ET141cDNA断片のシークエンスデ
ータは、DNASISのDNAシークエンス連結プログ
ラムを用いて、連続したシークエンスに編集し、配列番
号3に示す塩基配列を得た。このcDNA全長シークエ
ンスデータからオープンリーディングフレームを決定
し、さらにアミノ酸配列に翻訳して、配列番号1に示す
配列を得た。アミノ酸の1番目から21番目に相当する
アミノ酸配列は、論理的にシグナルペプチドであり、ア
ミノ酸の番号119番目から146番目に相当するアミ
ノ酸配列は、ハイドロフォビシティープロファイルによ
り細胞膜貫通部分であると考えられた(図3に示す)。
アミノ酸配列の96番目から始まる3個のアミノ酸から
なる部分は、N型糖鎖が結合していると思われる部位を
示している。
【0058】配列番号: 1 配列の長さ: 205 配列の型 :アミノ酸 トポロジー: 直鎖状 配列の種類:タンパク質 配列 Met Gly Thr Ala Gly Ala Met Gln Leu Cys Trp Val Ile Leu Gly Phe -20 -15 -10 Leu Leu Phe Arg Gly His Asn Ser Gln Pro Thr Met Thr Gln Thr Ser -5 1 5 Ser Ser Gln Gly Gly Leu Gly Gly Leu Ser Leu Thr Thr Glu Pro Val 10 15 20 Ser Ser Asn Pro Gly Tyr Ile Pro Ser Ser Glu Ala Asn Arg Pro Ser 25 30 35 40 His Leu Ser Ser Thr Gly Thr Pro Gly Ala Gly Val Pro Ser Ser Gly 45 50 55 Arg Asp Gly Gly Thr Ser Arg Asp Thr Phe Gln Thr Val Pro Pro Asn 60 65 70 Ser Thr Thr Met Ser Leu Ser Met Arg Glu Asp Ala Thr Ile Leu Pro 75 80 85 Ser Pro Thr Ser Glu Thr Val Leu Thr Val Ala Ala Phe Gly Val Ile 90 95 100 Ser Phe Ile Val Ile Leu Val Val Val Val Ile Ile Leu Val Gly Val 105 110 115 120 Val Ser Leu Arg Phe Lys Cys Arg Lys Ser Lys Glu Ser Glu Asp Pro 125 130 135 Gln Lys Pro Gly Ser Ser Gly Leu Ser Glu Ser Cys Ser Thr Ala Asn 140 145 150 Gly Glu Lys Asp Ser Ile Thr Leu Ile Ser Met Lys Asn Ile Asn Met 155 160 165 Asn Asn Gly Lys Gln Ser Leu Ser Ala Glu Lys Val Leu 170 175 180
【0059】配列番号:2 配列の長さ:618 配列の型:核酸 鎖の数:一本鎖 トポロジー:直鎖状 配列の種類:cDNA to mRNA 配列 ATGGGCACCG CAGGAGCCAT GCAGCTGTGC TGGGTGATCC TGGGCTTCCT CCTGTTCCGA 60 GGCCACAACT CCCAGCCCAC AATGACCCAG ACCTCTAGCT CTCAGGGAGG CCTTGGCGGT 120 CTAAGTCTGA CCACAGAGCC AGTTTCTTCC AACCCAGGAT ACATCCCTTC CTCAGAGGCT 180 AACAGGCCAA GCCATCTGTC CAGCACTGGT ACCCCAGGCG CAGGTGTCCC CAGCAGTGGA 240 AGAGACGGAG GCACAAGCAG AGACACATTT CAAACTGTTC CCCCCAATTC AACCACCATG 300 AGCCTGAGCA TGAGGGAAGA TGCGACCATC CTGCCCAGCC CCACGTCAGA GACTGTGCTC 360 ACTGTGGCTG CATTTGGTGT TATCAGCTTC ATTGTCATCC TGGTGGTTGT GGTGATCATC 420 CTAGTTGGTG TGGTCAGCCT GAGGTTCAAG TGTCGGAAGA GCAAGGAGTC TGAAGATCCC 480 CAGAAACCTG GGAGTTCAGG GCTGTCTGAA AGCTGCTCCA CAGCCAATGG AGAGAAAGAC 540 AGCATCACCC TTATCTCCAT GAAGAACATC AACATGAATA ATGGCAAACA AAGTCTCTCA 600 GCAGAGAAGG TTCTTTAA 618
【0060】配列番号:3 配列の長さ:983 配列の型:核酸 鎖の数:一本鎖 トポロジー:直鎖状 配列の種類:cDNA to mRNA 配列 GCCTGCCCGC CACATACCCA GCTGACATGG GCACCGCAGG AGCCATGCAG CTGTGCTGGG 60 TGATCCTGGG CTTCCTCCTG TTCCGAGGCC ACAACTCCCA GCCCACAATG ACCCAGACCT 120 CTAGCTCTCA GGGAGGCCTT GGCGGTCTAA GTCTGACCAC AGAGCCAGTT TCTTCCAACC 180 CAGGATACAT CCCTTCCTCA GAGGCTAACA GGCCAAGCCA TCTGTCCAGC ACTGGTACCC 240 CAGGCGCAGG TGTCCCCAGC AGTGGAAGAG ACGGAGGCAC AAGCAGAGAC ACATTTCAAA 300 CTGTTCCCCC CAATTCAACC ACCATGAGCC TGAGCATGAG GGAAGATGCG ACCATCCTGC 360 CCAGCCCCAC GTCAGAGACT GTGCTCACTG TGGCTGCATT TGGTGTTATC AGCTTCATTG 420 TCATCCTGGT GGTTGTGGTG ATCATCCTAG TTGGTGTGGT CAGCCTGAGG TTCAAGTGTC 480 GGAAGAGCAA GGAGTCTGAA GATCCCCAGA AACCTGGGAG TTCAGGGCTG TCTGAAAGCT 540 GCTCCACAGC CAATGGAGAG AAAGACAGCA TCACCCTTAT CTCCATGAAG AACATCAACA 600 TGAATAATGG CAAACAAAGT CTCTCAGCAG AGAAGGTTCT TTAAAAGCAA CTTTGGGTCC 660 CCATGAGTCC AAGGATGATG CAGCTGCCCT GTGACTACAA GGAGGAAGAG ATGGAATTAG 720 TAGAGGCAAT GAACCACATG TAAATTATTT TATTGTTTCA TGTCTGCTTC TAGATCTAAA 780 GGACACTAGC ATTGCCCCAG ATCTGGGAGC AAGCTACCAA CAGGGGAGAC TCTTTCCTGT 840 ATGGACAGCT GCTGTGGAAA TACTGCCTGC TTCTCCCACC TCCTCAGAGC CACAGGAAAG 900 AGGAGGTGAC AGAGAGAGAG CAAGGAAAGT GATGAGGTGG ATTGATACTT TCTACTTTGC 960 ATTAAAATTA TTTTCTAGCC TGC 983
【0061】配列番号:4 配列の長さ:983 配列の型:核酸 鎖の数:一本鎖 トポロジー:直鎖状 配列の種類:cDNA to mRNA 起源 生物名:Homo sapiens 細胞:臍帯静脈内皮細胞 配列の特徴 特徴を表わす記号:CDS 存在位置:27..644 特徴を決定した方法:P 特徴を表わす記号:Sig. peptide 存在位置: 27..98 特徴を決定した方法:S 特徴を表わす記号: 膜貫通部分 存在位置: 381..464 特徴を決定した方法:S 特徴を表わす記号:mat. peptide 存在位置: 99..641 特徴を決定した方法:S 特徴を表わす記号: N型糖鎖結合部分 存在位置: 312..320 特徴を決定した方法:S 配列 GCCTGCCCGC CACATACCCA GCTGAC ATG GGC ACC GCA GGA GCC ATG CAG 50 Met Gly Thr Ala Gly Ala Met Gln -20 CTG TGC TGG GTG ATC CTG GGC TTC CTC CTG TTC CGA GGC CAC AAC TCC 98 Leu Cys Trp Val Ile Leu Gly Phe Leu Leu Phe Arg Gly His Asn Ser -15 -10 -5 CAG CCC ACA ATG ACC CAG ACC TCT AGC TCT CAG GGA GGC CTT GGC GGT 146 Gln Pro Thr Met Thr Gln Thr Ser Ser Ser Gln Gly Gly Leu Gly Gly 1 5 10 15 CTA AGT CTG ACC ACA GAG CCA GTT TCT TCC AAC CCA GGA TAC ATC CCT 194 Leu Ser Leu Thr Thr Glu Pro Val Ser Ser Asn Pro Gly Tyr Ile Pro 20 25 30 TCC TCA GAG GCT AAC AGG CCA AGC CAT CTG TCC AGC ACT GGT ACC CCA 242 Ser Ser Glu Ala Asn Arg Pro Ser His Leu Ser Ser Thr Gly Thr Pro 35 40 45 GGC GCA GGT GTC CCC AGC AGT GGA AGA GAC GGA GGC ACA AGC AGA GAC 290 Gly Ala Gly Val Pro Ser Ser Gly Arg Asp Gly Gly Thr Ser Arg Asp 50 55 60 ACA TTT CAA ACT GTT CCC CCC AAT TCA ACC ACC ATG AGC CTG AGC ATG 338 Thr Phe Gln Thr Val Pro Pro Asn Ser Thr Thr Met Ser Leu Ser Met 65 70 75 80 AGG GAA GAT GCG ACC ATC CTG CCC AGC CCC ACG TCA GAG ACT GTG CTC 386 Arg Glu Asp Ala Thr Ile Leu Pro Ser Pro Thr Ser Glu Thr Val Leu 85 90 95 ACT GTG GCT GCA TTT GGT GTT ATC AGC TTC ATT GTC ATC CTG GTG GTT 434 Thr Val Ala Ala Phe Gly Val Ile Ser Phe Ile Val Ile Leu Val Val 100 105 110 GTG GTG ATC ATC CTA GTT GGT GTG GTC AGC CTG AGG TTC AAG TGT CGG 482 Val Val Ile Ile Leu Val Gly Val Val Ser Leu Arg Phe Lys Cys Arg 115 120 125 AAG AGC AAG GAG TCT GAA GAT CCC CAG AAA CCT GGG AGT TCA GGG CTG 530 Lys Ser Lys Glu Ser Glu Asp Pro Gln Lys Pro Gly Ser Ser Gly Leu 130 135 140 TCT GAA AGC TGC TCC ACA GCC AAT GGA GAG AAA GAC AGC ATC ACC CTT 578 Ser Glu Ser Cys Ser Thr Ala Asn Gly Glu Lys Asp Ser Ile Thr Leu 145 150 155 160 ATC TCC ATG AAG AAC ATC AAC ATG AAT AAT GGC AAA CAA AGT CTC TCA 626 Ile Ser Met Lys Asn Ile Asn Met Asn Asn Gly Lys Gln Ser Leu Ser 165 170 175 GCA GAG AAG GTT CTT TAAAAGCAAC TTTGGGTCCC CATGAGTCCA AGGATGATGC 681 Ala Glu Lys Val Leu 180 AGCTGCCCTG TGACTACAAG GAGGAAGAGA TGGAATTAGT AGAGGCAATG AACCACATGT 741 AAATTATTTT ATTGTTTCAT GTCTGCTTCT AGATCTAAAG GACACTAGCA TTGCCCCAGA 801 TCTGGGAGCA AGCTACCAAC AGGGGAGACT CTTTCCTGTA TGGACAGCTG CTGTGGAAAT 861 ACTGCCTGCT TCTCCCACCT CCTCAGAGCC ACAGGAAAGA GGAGGTGACA GAGAGAGAGC 921 AAGGAAAGTG ATGAGGTGGA TTGATACTTT CTACTTTGCA TTAAAATTAT TTTCTAGCCT 981 GC 983
【図面の簡単な説明】
【図1】 プラスミドベクターpUCSRαML1の構
築図である。
【図2】 ヒト臍帯静脈内皮細胞由来のcDNAが挿入
された組み換えDNAの構築図である。
【図3】 本発明のポリペプチドのハイドロフォビシテ
ィープロファイルである。
【図4】 本発明のポリペプチドのアミノ酸組成であ
る。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 A61K 38/00 ACB C07H 21/04 B C07K 14/47 ZNA 8318−4H 14/52 14/745 14/78 16/18 16/24 C12N 5/10 C12P 21/02 C 9282−4B 21/08 9358−4B // A61K 39/395 D N (C12P 21/02 C12R 1:91) A61K 37/02 ABN ACB 7729−4B C12N 5/00 B (54)【発明の名称】 新規なポリペプチド、その製造方法、そのポリペプチドをコードするDNA、そのDNAからな るベクター、そのベクターで形質転換された宿主細胞、そのポリペプチドの抗体、およびそのポ リペプチドまたは抗体を含有する薬学的組成物

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 実質的に純粋な形である配列番号1で示
    されるアミノ酸配列からなるポリペプチド、そのホモロ
    ーグ、そのフラグメントまたはそのフラグメントのホモ
    ローグ。
  2. 【請求項2】 配列番号1で示されるアミノ酸配列から
    なる請求項1記載のポリペプチド。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載されたポリペプチドをコ
    ードするDNA。
  4. 【請求項4】 配列番号2で示される塩基配列を有する
    請求項3記載のDNA、またはその配列に選択的にハイ
    ブリダイズするフラグメント。
  5. 【請求項5】 配列番号3で示される塩基配列を有する
    請求項3記載のDNA、またはその配列に選択的にハイ
    ブリダイズするフラグメント。
  6. 【請求項6】 請求項3から5のいずれかの項に記載の
    DNAからなる複製または発現ベクター。
  7. 【請求項7】 請求項6記載の複製または発現ベクター
    で形質転換された宿主細胞。
  8. 【請求項8】 請求項1または2に記載されたポリペプ
    チドを発現させるための条件下で請求項7記載の宿主細
    胞を培養することからなる該ポリペプチドの製造方法。
  9. 【請求項9】 請求項1または2に記載されたポリペプ
    チドのモノクローナルまたはポリクローナル抗体。
  10. 【請求項10】 請求項1または2に記載されたポリペ
    プチドまたは請求項9記載の抗体および薬学的に許容さ
    れる賦形剤および/または担体を含有することを特徴と
    する薬学的組成物。
JP7136006A 1994-05-12 1995-05-10 新規なポリペプチド、その製造方法、そのポリペプチドをコードするdna、そのdnaからなるベクター、そのベクターで形質転換された宿主細胞、そのポリペプチドの抗体、およびそのポリペプチドまたは抗体を含有する薬学的組成物 Pending JPH0823977A (ja)

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