JPH08238157A - 回転飲食台におけるネタ皿供給回収方法およびネタ皿供給回収装置 - Google Patents

回転飲食台におけるネタ皿供給回収方法およびネタ皿供給回収装置

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JPH08238157A
JPH08238157A JP7446695A JP7446695A JPH08238157A JP H08238157 A JPH08238157 A JP H08238157A JP 7446695 A JP7446695 A JP 7446695A JP 7446695 A JP7446695 A JP 7446695A JP H08238157 A JPH08238157 A JP H08238157A
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crescent chain
computer
dishes
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Abstract

(57)【要約】 【目的】商品の売上状況に応じ、不足しているネタ皿を
自動的に供給し、乾燥したネタ皿を自動的に回収し、売
上効率を向上させる。 【構成】上方で商品を巡回搬送させる回転飲食台におい
て、ネタ皿の種類および個数を予め記録した後、クレセ
ントチェーン上へ供給し、一方ネタ皿の巡回数を計測
し、規定数以上巡回したネタ皿を、クレセントチェーン
上から回収皿コンベア上へ移送させると共に、記録し、
このネタ皿回収および客が食することにより不足してい
るネタ皿を、種類および個数を予め記録した後、クレセ
ントチェーン上へ供給することを特徴とするものであ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、回転飲食台上へ、不足
している種類および個数の商品(寿司)が載置されたネ
タ皿を、自動的に供給すると共に、規定回数以上巡回し
たネタ皿を回収する方法および装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の例として本願特許出願人
が先に出願した実公平5−3097号公報および実公平
5−3098号公報記載のものがある。
【0003】前者は、回転飲食台の外周側からクレセン
トチェーンに直結させて空皿搬送装置が設けられ、かつ
空皿搬送装置と直交方向ににぎり機が設けられ、両者間
に、寿司移動装置が設けられ、一方空皿搬送装置の直結
位置よりクレセントチェーンの巡回方向に対してやや後
方のクレセントチェーン上に、ネタ皿がないことを感知
するセンサーが設けられ、センサーと空皿搬送装置およ
び寿司移動装置とを連動させてなるものである。
【0004】また後者は、回転飲食台の外周側からクレ
セントチェーンに直結させて空皿搬送装置が設けられ、
一方空皿搬送装置の直結位置よりクレセントチェーンの
巡回方向に対してやや後方のクレセントチェーン上に、
ネタ皿がないことを感知するセンサーが設けられ、セン
サーと空皿搬送装置とを連動させてなるものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】前記従来技術は両者と
も、単に回転飲食台のクレセントチェーン上のネタ皿が
ない個所へ、1個あるいは複数個の同一種類のネタ皿を
自動的に供給するものであり、クレセントチェーン上の
不足している種類のネタ皿の供給は、従業者あるいは調
理人が、常時観察しながら、順次不足している種類のネ
タ皿を供給するため、従業者あるいは調理人にかかる作
業負担が大であることが問題となっていた。
【0006】また、長時間巡回し、ネタが乾燥したネタ
皿を回収する際にも、従業者あるいは調理人が、常時観
察しながら、そのネタ皿を回収する必要があり、前記同
様作業負担が大であることが問題となっていた。
【0007】近年、回転飲食台を設置した個々の店々に
おける売上状況は、営業時間終了後、仕入と売上を計算
して確認する必要があり、営業時間内にリアルタイムで
把握することが不可能であったため、売残りそうなネタ
を効率良く売り切り、仕入れロスを激減させることが強
く要望されている。
【0008】また、客の多様化した要求や客数の多寡に
より製造するネタ皿の種類および個数も多様化してお
り、この多様化したネタ皿の供給に対処することが困難
であり、いきおい長時間巡回することによりネタの新鮮
さが欠け、より新鮮なネタを供給するため、規定回数以
上巡回したネタ皿の回収を自動的に行うことが強く要望
されている。
【0009】本発明は、このような要望に対処すべく、
回転飲食台が設置された個々の店々における寿司(商
品)の売上状況に応じ、不足しているネタ皿を回転飲食
台へ自動的に供給することができ、長時間巡回すること
によりネタが乾燥したネタ皿を自動的に回収することが
でき、かつ売上状況をリアルタイムで把握して売上効率
の向上を図ることができるネタ皿供給回収方法および装
置を提供することを目的とするものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明の方法は、基台の
上方に商品を巡回搬送させるクレセントチェーンが設け
られてなる回転飲食台において、クレセントチェーン上
へ、ネタ皿を種類および個数別に、コンピューターに記
録した後、供給することにより、クレセントチェーン上
を巡回搬送されているネタ皿をコンピューターに全て記
録し、一方クレセントチェーン上のネタ皿の巡回数を、
コンピューターと連結させた計測センサーにより計測
し、規定回数以上巡回したネタ皿を、クレセントチェー
ン上から、クレセントチェーンと連結させた回収皿コン
ベア上へ、移送させると共に、コンピューターに記録
し、このネタ皿回収および客が食することにより、クレ
セントチェーン上を巡回搬送中の不足しているネタ皿の
種類および個数を、コンピューターに表示した後、その
不足している供給すべきネタ皿を種類および個数別に、
コンピューターに記録した後、クレセントチェーン上へ
供給することを特徴とするものであり、必要に応じて搬
送コンベアを備えたネタ皿搬送機構によりネタ皿をクレ
セントチェーン上へ供給したり、あるいはネタ皿の底部
に設けられたID媒体、例えばバーコード、電磁誘導体
等を、コンピューターに連結されたID媒体読取器を介
して読取ることにより、コンピューターへネタ皿の種類
および個数を記録したり、あるいはクレセントチェーン
と回収皿コンベアとの連結部分のクレセントチェーン上
に移動自在に設けられた移送ガイドにより、クレセント
チェーン上のネタ皿を回収皿コンベア上へ移送させた
り、あるいはクレセントチェーンと回収皿コンベアとの
連結位置より、クレセントチェーンの巡回方向の後方
に、クレセントチェーン上へ移動自在に設けられた移送
ガイドと連動し、かつクレセントチェーン上へ移動自在
に設けられたストッパーにより、ネタ皿回収時に、後続
のネタ皿を一時的にクレセントチェーン上に停滞させる
ものである。
【0011】本発明の装置は、基台の上方に商品を巡回
搬送させるクレセントチェーンが設けられてなる回転飲
食台において、回転飲食台の外周側からクレセントチェ
ーンに直結されたネタ皿搬送機構と、クレセントチェー
ンと一端を連結させて設けられた回収皿コンベアと、回
収皿コンベアとの連結部分のクレセントチェーン上に移
動自在に設けられた移送ガイドと、ID媒体、例えばバ
ーコード、電磁誘導体等が底部に設けられたネタ皿と、
ネタ皿搬送機構に近接させて設置され、クレセントチェ
ーン上を巡回搬送されるネタ皿の種類を読取るID媒体
読取器と、クレセントチェーンに近接させて設置される
と共に、クレセントチェーン上を巡回搬送されるネタ皿
の巡回数を計測する計測センサーと、ID媒体読取器お
よび計測センサーと連結されたコンピューターと、から
なり、計測センサーおよびコンピューターによるクレセ
ントチェーン上の不足しているネタ皿の感知により、ネ
タ皿搬送機構を駆動させ、一方計測センサーおよびコン
ピューターによるクレセントチェーン上の規定回数以上
巡回したネタ皿の感知により、移送ガイドをクレセント
チェーン上に移動させることを特徴とするものであり、
必要に応じて回収皿コンベアとの連結部分のクレセント
チェーンの巡回方向に対してやや後方のクレセントチェ
ーン上に移動自在に設けられたストッパーを、移送ガイ
ドの移動と連動させてクレセントチェーン上に移動させ
ることにより、ネタ皿の搬送を一時的に停滞させたり、
あるいはネタ皿搬送機構がクレセントチェーンに複数直
結されたものである。
【0012】
【実施例】本発明に係る回転飲食台におけるネタ皿供給
回収装置は、図1〜図8および図12に示すように、以
下の構成からなるものである。
【0013】本発明で使用する回転飲食台は、基台12
の上方に商品14、本発明においては寿司が載置された
ネタ皿16を巡回搬送させるクレセントチェーン18が
設けられてなるものであり、一端を厨房K側へ突出さ
せ、一端を除く他の部分をホールH側へ配置させてあ
る。
【0014】回転飲食台の外周側からクレセントチェー
ン18に、搬送コンベア20を備えたネタ皿搬送機構2
2が3個A,B,C並列に、一端を直結させて設けられ
ている。
【0015】本実施例において、ネタ皿搬送機構22の
搬送コンベア20上に空皿ストッカー(図示略)を設
け、所定個数の空皿を収納させ、1個ずつ下方の搬送コ
ンベア20上に供給させることは自由である。
【0016】また、ネタ皿搬送機構22は回転飲食台の
クレセントチェーン18の縦方向の一側(図1において
下側)に3個配設させてある。
【0017】これは、種類の異なる、例えば料金が異な
る2種類以上のネタ皿16を同時または順次に回転飲食
台のクレセントチェーン18上へ供給するためである。
【0018】従って、1個のネタ皿搬送機構22におい
て、同一のネタにより寿司を製造するだけでよく、作業
性の向上を図ることができる。
【0019】各ネタ皿搬送機構22に近接させてID媒
体読取器24が設けられている。
【0020】本実施例において、ID媒体読取器24
は、図8に示すように、ネタ皿搬送機構22の搬送コン
ベア20の横方向の一側に2個設けられている。これは
後述のネタ皿16の底部側面に添設されたID媒体24
であるバーコードを確実に読取るためである。
【0021】また、各ネタ皿搬送機構22に近接させて
舎利玉を製造し、舎利玉を搬送させるにぎり機(図示
略)を設けることは自由である。
【0022】クレセントチェーン18と一端を連結させ
て回収皿コンベア26が設けられている。
【0023】本実施例において、回収皿コンベア26の
設置位置は、図1および図2に示すように、回転飲食台
の横方向の一側(図1において下側)の一端寄り、つま
り厨房K内である。
【0024】回収皿コンベア26との連結部分のクレセ
ントチェーン18上に移送ガイド28が移動自在に設け
られている。
【0025】本実施例において、移送ガイド28は一側
を円弧とし、他側を直線とし、移動させた際、一側(円
弧)がクレセントチェーン18上に位置するように、駆
動モーター30とギア32,34を介して軸着させてあ
る。
【0026】回収皿コンベア26との連結部分のクレセ
ントチェーン18の巡回方向に対してやや後方のクレセ
ントチェーン18上に、ネタ皿16の搬送を一時的に停
滞させるストッパー36が移動自在に設けられている。
【0027】本実施例において、ストッパー36はクレ
セントチェーン18の外側から内側へ向けて移動する一
対のピンであり、駆動モーター30とギア32,38,
40を介して軸着させてある。
【0028】ここで、移送ガイド28とストッパー36
との動作について詳述する。
【0029】駆動モーター30が矢印S方向に回転する
と、ギア32,34を介して移送ガイド28が矢印N方
向に回転し、ストッパー36はギア32,38,40を
介して矢印S方向に回転する。この際、ストッパー36
はギア32の他、ギア38,40を介して回転するた
め、移送ガイド28の移動よりやや遅くれて移動し始め
る。これは、クレセントチェーン18上を巡回搬送され
ている回収すべきネタ皿16の後続のネタ皿16を、回
収皿コンベア26へ移送させないようにするためであ
る。
【0030】クレセントチェーン18に近接させて、ク
レセントチェーン18上を巡回搬送されるネタ皿16の
巡回数を計測する計測センサー42が設置されている。
【0031】本実施例において、計測センサー42は、
回転飲食台の横方向の両側の一端寄り、つまり厨房K内
にそれぞれ配置され、ネタ皿16のID媒体46を読取
ることにより、各ネタ皿16の巡回数をそれぞれ計測す
るものである。
【0032】ID媒体読取器24および計測センサー4
2に制御機構であるコンピューター44が連結されてい
る。
【0033】本実施例において、コンピューター44は
パソコンであり、ネタ皿搬送機構22、移送ガイド2
8、ストッパー36の駆動を連動制御する。
【0034】ネタ皿16の底部側面にID媒体46が添
設されている。
【0035】本実施例において、ID媒体46はバーコ
ードが印刷されたシールであり、内容がID媒体読取器
24および計測センサー42に確実に読取られるよう
に、ネタ皿16の底部側面の2個所に添設されている。
【0036】本実施例のクレセントチェーン18の駆動
機構は、図13に示すように、クレセントチェーン18
の一側隅に駆動スプロケット48が設けられ、この駆動
スプロケット48の駆動軸50が伝動チェーン52を介
してモーター54に連結されてなるものである。
【0037】その駆動作用は、モーター54を駆動させ
ると、伝動チェーン52を経て駆動軸50が駆動され、
ついでクレセントチェーン18が駆動され、巡回するも
のである。
【0038】なお、図中XはID媒体読取器24の設置
位置、Yは計測センサー42の設置位置を示す。
【0039】本装置を使用して回転飲食台のクレセント
チェーン18上へ不足しているネタ皿16を供給し、規
定回数以上巡回したネタ皿16を回収する方法を以下に
詳述する。
【0040】まず、予め各A〜Cのネタ皿搬送機構22
から、各ネタ皿搬送機構22に近接させて設置されたI
D媒体読取器24を介して、ネタ皿16のネタの種類お
よびネタ皿16の番号を記録して、順次クレセントチェ
ーン18上へ供給する。この際、ネタ皿16のネタの種
類の記録は、人手あるいはボイスリーダー等の機器を介
してID媒体読取器24およびコンピューター44へ入
力する必要がある。
【0041】次に、ID媒体読取器24からのネタ皿1
6のID媒体データーをコンピューター44が記録し、
クレセントチェーン18上の全てのネタ皿16の種類お
よび個数を記録する。
【0042】次に、計測センサー42によりクレセント
チェーン18上を巡回搬送されている各ネタ皿16の巡
回数を読取り、このデーターをコンピューター44が記
録する。
【0043】次に、クレセントチェーン18上を巡回す
るネタ皿16が、計測センサー42により計測されない
場合、つまり客が食したり、あるいは後述のように回収
された場合、コンピューター44に計測されなかったネ
タ皿16の種類が記録され、予め記録されているデータ
と照合して、クレセントチェーン18上へ供給すべきネ
タ皿の種類および個数を表示(図12参照)し、作業者
あるいは調理人に知らせる。この際、売上数量、仕入残
量等を一括表示させることにより、売上状況を確認する
ことができるため、売れ残りそうなネタの半額提供、テ
イクアウト商品への変更提供、等の対処が瞬時にして判
断でき、仕入ロスを激減させ、売上効率の向上を図るこ
とができる。
【0044】このコンピューター44の表示に従って、
作業者あるいは調理人が、そのネタ皿16を用意し、A
〜Cの所定のネタ皿搬送機構22上へ供給する。
【0045】次に、ネタ皿搬送機構22が作動し、クレ
セントチェーン18上へ、所定のネタ皿16が供給され
る。
【0046】また、計測センサー42により規定回数、
例えば3回以上計測されたネタ皿16を感知すると、そ
のネタ皿16が移送ガイド28に近接してきた時に、コ
ンピューター44を介して移送ガイド28が、クレセン
トチェーン18側へ移動し、そのネタ皿16を回収皿コ
ンベア26へ移送する。この際、ストッパー36が移送
ガイド28よりやや遅れてクレセントチェーン18側へ
移動し、後続のネタ皿16を一時的に停滞させる。
【0047】次に、ネタ皿16の回収皿コンベア26へ
の移送が完了すると同時に、移送ガイド28が、やや遅
れてストッパー36が元の位置へ移動する。
【0048】前記工程を計測センサー42が常時監視
し、必要な場合にコンピューター44に表示し、作業者
および調理人に知らせることにより、常時クレセントチ
ェーン18上のネタ皿16の種類、個数および新鮮さを
管理することができると共に、売上状況をリアルタイム
で確認することができ、売上効率の向上を図ることがで
きる。
【0049】また、図9〜図11に、ネタ皿16の底部
に設けられたID媒体46の別の実施例が示してある。
【0050】本実施例のID媒体46は、円盤状の電磁
誘導体であり、ネタ皿16の底部外側に添設されてい
る。
【0051】本実施例のID媒体46を使用する際に
は、ID媒体読取器24および計測センサー42はクレ
セントチェーン18の上方あるいは下方のどちらか1個
所に設置すればよい。
【0052】なお、本実施例において、ネタ皿搬送機構
22は3個設けられているが、1個以上であれば、本発
明の効果は十分に得られる。
【0053】また、ネタ皿搬送機構22によるネタ皿1
6の供給の際、クレセントチェーン18上のネタ皿16
のない個所をセンサーにより感知させ、その個所へ自動
的にネタ皿16を供給させることにより、ネタ皿16の
供給をより自動化することができることは自明のことで
ある。
【0054】また、ストッパー36はクレセントチェー
ン18の幅方向の両側から中央側へ移動自在のピンであ
るが、クレセントチェーン18の下方から上方へ昇降自
在の一対のピンでもよく、クレセントチェーン18上を
巡回搬送されるネタ皿16の搬送を一時的に停滞させる
構造であればよい。
【0055】また、本発明の方法において、ネタ皿16
の供給の際、ネタ皿搬送機構22を使用することなく、
単にローラーコンベア等の駆動機構を備えていない搬送
機構を使用する場合、人手により搬送機構上のネタ皿1
6をクレセントチェーン18上へ押し出すことにより行
うことは自明のことである。
【0056】また、本発明の方法および装置において、
規定回数以上巡回したネタ皿16の回収の際、人手によ
り後続のネタ皿16を停滞させることにより、ストッパ
ー36を省略することは自明のことである。
【0057】
【発明の効果】本発明に係る回転飲食台におけるネタ皿
供給回収方法および装置によれば、回転飲食台のクレセ
ントチェーン上の巡回搬送中のネタ皿を全て記録し、客
が食したことあるいは回収されたことにより不足してい
るネタ皿を、クレセントチェーン上へ自動的に供給する
ことができるので、作業者あるいは調理人の作業の効率
化を図ることができる。
【0058】また、クレセントチェーン上の巡回搬送中
のネタ皿が規定回数以上巡回されると、自動的にそのネ
タ皿を皿回収コンベア上へ回収することができ、クレセ
ントチェーン上に常時新鮮なネタ皿のみを巡回させるこ
とができると共に、作業者あるいは調理人のネタが乾燥
したネタ皿回収作業を皆無とすることができる。
【0059】また、リアルタイムで売上状況を把握する
ことができるため、売れ残りそうなネタを半額にして提
供したり、あるいはテイクアウト商品として提供する等
の対処が瞬時にして判断でき、仕入ロスを激減させ、売
上効率の向上を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るネタ皿供給回収装置の平面図。
【図2】移送ガイドの使用状態を示す要部拡大平面図。
【図3】移送ガイドの未使用状態を示す要部拡平面面
図。
【図4】移送ガイドおよびストッパーの内部構造を示す
正面図。
【図5】同、平面図。
【図6】ネタ皿の正面図。
【図7】同、平面図。
【図8】ID媒体読取器(計測センサー)の読取状況を
示す平面図。
【図9】ネタ皿の別の実施例を示す正面図。
【図10】同、平面図。
【図11】ID媒体読取器(計測センサー)の読取状況
を示す要部拡大縦断面図。
【図12】コンピューターの表示画面を示す正面図。
【図13】クレセントチェーンの駆動機構を示す略線正
面図。
【符号の説明】
12 基台 14 商品 16 ネタ皿 18 クレセントチェーン 22 ネタ皿搬送機構 24 ID媒体読取器 26 回収皿コンベア 28 移送ガイド 36 ストッパー 42 計測センサー 44 コンピューター 46 ID媒体

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基台(12)の上方に商品(14)を巡回搬送さ
    せるクレセントチェーン(18)が設けられてなる回転飲食
    台において、 クレセントチェーン(18)上へ、ネタ皿(16)を種類および
    個数別に、コンピューター(44)に記録した後、供給する
    ことにより、クレセントチェーン(18)上を巡回搬送され
    ているネタ皿(16)をコンピューター(44)に全て記録し、
    一方クレセントチェーン(18)上のネタ皿(16)の巡回数
    を、コンピューター(44)と連結させた計測センサー(42)
    により計測し、規定回数以上巡回したネタ皿(16)を、ク
    レセントチェーン(18)上から、クレセントチェーン(18)
    と連結させた回収皿コンベア(26)上へ、移送させると共
    に、コンピューター(44)に記録し、このネタ皿回収およ
    び客が食することにより、クレセントチェーン(18)上を
    巡回搬送中の不足しているネタ皿(16)の種類および個数
    を、コンピューター(44)に表示した後、その不足してい
    る供給すべきネタ皿(16)を種類および個数別に、コンピ
    ューター(44)に記録した後、クレセントチェーン(18)上
    へ供給することを特徴とする回転飲食台におけるネタ皿
    供給回収方法。
  2. 【請求項2】 搬送コンベア(20)を備えたネタ皿搬送機
    構(22)によりネタ皿(16)をクレセントチェーン(18)上へ
    供給することを特徴とする請求項1記載の回転飲食台に
    おけるネタ皿供給回収方法。
  3. 【請求項3】 ネタ皿(16)の底部に設けられたID媒体
    (46)を、コンピューター(44)に連結されたID媒体読取
    器(24)を介して読取ることにより、コンピューター(44)
    へネタ皿(16)を種類および個数別に記録することを特徴
    とする請求項1または請求項2記載の回転飲食台におけ
    るネタ皿供給回収方法。
  4. 【請求項4】 ID媒体(46)がバーコードである請求項
    3記載の回転飲食台におけるネタ皿供給回収方法。
  5. 【請求項5】 ID媒体(46)が電磁誘導体である請求項
    3記載の回転飲食台におけるネタ皿供給回収方法。
  6. 【請求項6】 クレセントチェーン(18)と回収皿コンベ
    ア(26)との連結部分のクレセントチェーン(18)上に移動
    自在に設けられた移送ガイド(28)により、クレセントチ
    ェーン(18)上のネタ皿(16)を回収皿コンベア(26)上へ移
    送させることを特徴とする請求項1、請求項2、請求項
    3、請求項4または請求項5記載の回転飲食台における
    ネタ皿供給回収方法。
  7. 【請求項7】 クレセントチェーン(18)と回収皿コンベ
    ア(26)との連結位置より、クレセントチェーン(18)の巡
    回方向の後方に、クレセントチェーン(18)上へ移動自在
    に設けられた移送ガイド(28)と連動し、かつクレセント
    チェーン(18)上へ移動自在に設けられたストッパー(36)
    により、ネタ皿回収時に、後続のネタ皿(16)を一時的に
    クレセントチェーン(18)上に停滞させることを特徴とす
    る請求項1、請求項2、請求項3、請求項4、請求項5
    または請求項6記載の回転飲食台におけるネタ皿供給回
    収方法。
  8. 【請求項8】 基台(12)の上方に商品(14)を巡回搬送さ
    せるクレセントチェーン(18)が設けられてなる回転飲食
    台において、 回転飲食台の外周側からクレセントチェーン(18)に直結
    されたネタ皿搬送機構(22)と、 クレセントチェーン(18)と一端を連結させて設けられた
    回収皿コンベア(26)と、 回収皿コンベア(26)との連結部分のクレセントチェーン
    (18)上に移動自在に設けられた移送ガイド(28)と、 ID媒体(46)が底部に設けられたネタ皿(16)と、 ネタ皿搬送機構(22)に近接されて設置されると共に、ネ
    タ皿(16)のID媒体(46)を読取るID媒体読取器(24)
    と、 クレセントチェーン(18)に近接させて設置されると共
    に、クレセントチェーン(18)上を巡回搬送されるネタ皿
    (16)の巡回数を計測する計測センサー(42)と、 ID媒体読取器(24)および計測センサー(42)と連結され
    たコンピューター(44)と、からなり、 計測センサー(42)およびコンピューター(44)によるクレ
    セントチェーン(18)上の不足しているネタ皿(16)の感知
    により、ネタ皿搬送機構(22)を駆動させ、一方計測セン
    サー(42)およびコンピューター(44)によるクレセントチ
    ェーン(18)上の規定回数以上巡回したネタ皿(16)の感知
    により、移送ガイド(28)をクレセントチェーン(18)上に
    移動させることを特徴とする回転飲食台におけるネタ皿
    供給回収装置。
  9. 【請求項9】 回収皿コンベア(26)との連結部分のクレ
    セントチェーン(18)の巡回方向に対して後方のクレセン
    トチェーン(18)上に移動自在に設けられたストッパー(3
    6)を、移送ガイド(28)の移動と連動させてクレセントチ
    ェーン(18)上に移動させることにより、ネタ皿(16)の搬
    送を一時的に停滞させることを特徴とする請求項8記載
    の回転飲食台におけるネタ皿供給回収装置。
  10. 【請求項10】 ID媒体(46)がバーコードである請求
    項8または請求項9記載の回転飲食台におけるネタ皿供
    給回収装置。
  11. 【請求項11】 ID媒体(46)が電磁誘導体である請求
    項8または請求項9記載の回転飲食台におけるネタ皿供
    給回収装置。
  12. 【請求項12】 ネタ皿搬送機構(22)がクレセントチェ
    ーン(18)に複数直結されたことを特徴とする請求項8、
    請求項9、請求項10または請求項11記載の回転飲食
    台におけるネタ皿供給回収装置。
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