JPH08235822A - 合成樹脂成形品及びテープカセット - Google Patents

合成樹脂成形品及びテープカセット

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JPH08235822A
JPH08235822A JP3577395A JP3577395A JPH08235822A JP H08235822 A JPH08235822 A JP H08235822A JP 3577395 A JP3577395 A JP 3577395A JP 3577395 A JP3577395 A JP 3577395A JP H08235822 A JPH08235822 A JP H08235822A
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JP
Japan
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wall
wall surface
tape cassette
corner
synthetic resin
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JP3577395A
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English (en)
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Osamu Koizumi
治 小泉
Masanori Sato
政則 佐藤
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 合成樹脂成形品にあって、逃げ溝部を形成し
た反対面側の成形歪みを防止する。 【構成】 一方の壁面部3bと他方の壁面部3cとが交
わって角部4が構成され、一方の壁面部3bの角部4の
近傍に逃げ溝部22,22aが形成されてこの逃げ溝部
22,22aの箇所が薄肉部23に構成され、逃げ溝部
22,22aと角部4との間を、逃げ溝部22,22a
側を切り欠いて薄肉部23と同じ肉厚d1に構成する。
これに加えて、他方の壁面部3cの肉厚も薄肉部23と
同じ肉厚に構成したり、又、他方の壁面部3cに凹部2
5,25aを形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、成形金型内に樹脂を注
入して作られる合成樹脂成形品に関する。又、ケースの
カバー部が合成樹脂成形品であるテープカセットに関す
る。
【0002】
【従来の技術】コンピュータの外部記録媒体として高ト
ラック密度のテープカセットが提案されている(米国特
許第4,198,013号明細書参照)。このテープカ
セットは、図6に示すように、一対のリール40,41
にはそれぞれテープ42が巻き付けられ、このテープ4
2は所定のテープ走行路を通って一対のリール40,4
1間を走行する。一対のリール40,41に巻き付けら
れたテープ42の最外周には無限端のドライブベルト4
3がそれぞれ圧接され、このドライブベルト43が走行
することによってテープ42が走行するよう構成されて
いる。
【0003】かかるテープカセットのケース44は、金
属製のベースプレート45と合成樹脂製のカバー部46
とから構成され、ベースプレート45とカバー部46と
はビス39によって締結されている。このカバー部46
は上面部46aとこの上面部46aの4方向の周縁より
垂下された各壁面部46b〜46eとを有し、隣り合う
壁面部46b〜46e同士はほぼ直角に交わって角部4
7が構成されている。この各壁面部46b〜46eの下
面がベースプレート45の上面周縁に当接している。
【0004】図8(a)には上記カバー部46の一部内
面図が示され、正面側の壁面部46bの内面側で、且
つ、角部38付近には逃げ溝部48が形成されており、
この逃げ溝部48によってテープガイド38(図6に示
す。)の配置スペースを確保している。又、正面側の壁
面部46bの逃げ溝部48の反対面(外面)はインセン
スエリア面49(図6にてハッチングで示す)として構
成されている。そして、このインセンスエリア面49は
図7に示すように、ベースプレート45の前面に対して
所定の寸法Dだけ窪んだ位置に配置される。
【0005】上記構成において、テープカセットがドラ
イブ装置に挿入されると、図9(a)に示すように、こ
の挿入過程でインセンスエリア面49がカセットインセ
ンサスイッチ50の検出ロッド50aを押圧することに
よってテープカセットの装着の有無が検出される。ここ
で、テープカセットの装着位置はベースプレート45を
基準に決定されるため、ベースプレート45に対してイ
ンセンスエリア面49は所定の位置関係にある必要があ
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】一方、上記カバー部4
6は、成形金型内に樹脂を注入して作られる合成樹脂成
形品であり、成形時には逃げ溝部48付近で図8(a)
に示す如く樹脂が流れる。しかし、正面側の壁面部46
bに対応する部分では逃げ溝部48の箇所で肉厚が薄く
逃げ溝部48を通り過ぎた箇所で再び肉厚が厚くなって
いるため、逃げ溝部48と角部47との間で樹脂の流れ
が悪くなる。その結果、その箇所にストレス(歪み)が
溜まり、樹脂の充填不足による成形歪みが生じる。又、
樹脂の冷却時に側面側の壁面部46cが正面側の壁面部
46bを引っ張り、この引っ張り力による成形歪みが生
じる。そして、これらの原因による成形歪みによって図
8(b)に示す如くインセンスエリア面49の位置が変
位し、図9(b)に示すように、インセンスエリア面4
9がドライブ装置の装着位置でカセットインセンススイ
ッチ50の検出ロッド50aを押圧せず誤動作を起こす
という欠点があった。
【0007】上記成形歪みは、上記構成のテープカセッ
トのカバー部46に限らず、一の壁面部と他の壁面部と
が交わって角部が構成され、この双方の壁面部のいずれ
か一方で、且つ、角部の近傍に逃げ溝部が形成される合
成樹脂成形品について生じる。
【0008】そこで、本発明は、角部の近傍に逃げ溝部
が形成されるものにあって、逃げ溝部の反対側に生じる
成形歪みを極力なくすことができる合成樹脂成形品及び
テープカセットを提供することを課題とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を達成するため
の本発明の構成は、一の壁面部と他の壁面部とが交わっ
て角部が構成され、この双方の壁面部のいずれか一方
で、且つ、前記角部の近傍に逃げ溝部が形成され、この
逃げ溝部により前記一方の壁面部の一部が薄肉部に構成
された合成樹脂成形品において、前記一方の壁面部の前
記逃げ溝部と前記角部との間を、前記逃げ溝部側を切り
欠いて前記薄肉部とほぼ同一の肉厚に構成したものであ
る。
【0010】また、他の本発明の構成は、一の壁面部と
他の壁面部とが交わって角部が構成され、この双方の壁
面部のいずれか一方で、且つ、前記角部の近傍に逃げ溝
部が形成され、この逃げ溝部により前記一方の壁面部の
一部が薄肉部に構成された合成樹脂成形品において、前
記他方の壁面部で、且つ、前記角部の近傍に凹部を設け
たものである。
【0011】
【作用】前者の発明によれば、一方の壁面部を流れる樹
脂は逃げ溝部の箇所で流入断面積が小さくなるが、この
流入断面積が角部に至るまで変わらないため、樹脂の流
れが悪くなることがない。
【0012】後者の発明によれば、他方の壁面部が凹部
の箇所で断面積が小さくなっているため、樹脂の冷却時
に他方の壁面部が一方の壁面部を引っ張る力が弱くな
る。
【0013】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を用いて説明す
る。図1から図5には本発明の一実施例が示され、この
実施例は本発明をテープカセットに適用した場合が示さ
れている。図2にはテープカセットTKの斜視図、図3
にはテープカセットTKの分解斜視図、図4にはカバー
部を省いたテープカセットTKの平面図がそれぞれ示さ
れている。図2から図4において、テープカセットTK
のケース1は、金属製のベースプレート2と合成樹脂製
のカバー部3とから成る。カバー部3は上面部3aとこ
の上面部3aの4方向の周縁から垂下された各壁面部3
b,3c,3d,3eとを有し、隣り合う双方の壁面部
3b,3c,3d,3eは直角方向に交わって角部4が
それぞれ構成されている。そして、各壁面部3b,3
c,3d,3eの下端がベースプレート2の上面周縁に
当接している。
【0014】ケース1内には供給リール5と巻取リール
6が配置され、供給リール5と巻取リール6はベースプ
レート2にそれぞれ回転自在に支持されている。この供
給リール5と巻取リール6との間でテープ7を走行させ
るテープ走行路が構成され、このテープ走行路は複数の
ガイドピン8,9,10を有し、各ガイドピン8,9,
10はベースプレート2に立設されている。供給リール
5から導かれたテープ7はガイドピン8に所定角度巻き
付けられて方向変換され、ケース1の前面近くを走行
し、ガイドピン10に所定角度巻き付けられて再び方向
変換された後、巻取リール6に導かれている。又、ガイ
ドピン9はヘッド圧接時においてテープ7の走行方向を
規制する。
【0015】前記カバー部3には走行するテープ7の一
部を外部に露出するテープ露出部11が設けられてい
る。このテープ露出部11は、ドライブ装置装着時にテ
ープ7がヘッドに圧接される箇所で、このテープ露出部
11はテープ保護蓋12にて開閉される。このテープ保
護蓋12は、ベースプレート2の軸13に回転自在に支
持されていると共にコイルバネ(図示せず)のバネ力で
閉塞位置に付勢されている。
【0016】テープ走行駆動機構は、ケース1内の前方
中央に駆動ローラ15を、後方の左右コーナ部に一対の
従動ローラ16,17をそれぞれ有している。前記駆動
ローラ15及び一対の従動ローラ16,17はベースプ
レート2に立設の軸にそれぞれ回転自在に支持されてい
る。前記駆動ローラ15の上部は大径部に形成され、こ
の大径部の一部がカバー部3の穴18から外部に露出し
ている。
【0017】前記駆動ローラ15及び一対の従動ローラ
16,17には無限端のドライブベルト19が掛けられ
ている。このドライブベルト19は可撓性を有し、駆動
ローラ15と各従動ローラ16,17との間に位置する
箇所で供給リール5と巻取リール6に巻き付けられたテ
ープ7の最外周に圧接されている。尚、図中20はライ
トプロテクト部材であり、21は光透過部である。
【0018】図1(a)には上記カバー部3の一部底面
図が示されている。図1(a)において、正面側の壁面
部3bの内面側で、且つ、角部4付近には逃げ溝部22
が形成され、この逃げ溝部22によって壁面部3bの一
部が薄肉部23に構成されている。逃げ溝部22と角部
4との間は、逃げ溝部22側が切り欠かれて薄肉部23
とほぼ同一の肉厚d1に構成されている。又、逃げ溝部
22の反対面である外面がインセンスエリア面24(図
2にてハッチングにて明示する。)として構成されてい
る。さらに、側面側の壁面部3cの肉厚は正面側の壁面
部3bの薄肉部23と同一の肉厚d1に設定されてい
る。
【0019】図5(a)にはドライブ装置Dの斜視図、
図5(b)にはテープカセット装着状態のドライブ装置
Dの斜視図、図5(c)には一部切り欠いたドライブ装
置Dの斜視図がそれぞれ示されている。図5(a),
(b),(c)において、装置本体30内にはカセット
挿入室31が構成され、このカセット挿入室31は装置
本体30の前面に開口している。この開口部分には蓋3
2が設けられ、この蓋32はテープカセットに押圧され
ることによって開放する。
【0020】カセット挿入室31の奥にはドライブキャ
プスタン33、カセットインセンススイッチ34、ライ
トプロテクトセンススイッチ35、ヘッド(図示せず)
等が配置されている。カセットインセンススイッチ34
とライトプロテクトセンススイッチ35はプッシュ式ス
イッチであり、その検出ロッドが押されることによって
テープカセットの装着を検出する。尚、36はイジェク
トスイッチである。
【0021】次に、上記構成の作用について説明する。
テープカセットTKをドライブ装置Dのカセット挿入室
31に挿入すると、先ず、テープ保護蓋32がコイルバ
ネ(図示せず)のバネ力に抗して開放位置まで回転す
る。次に、装着位置近くまで挿入が進むと、テープカセ
ットTKのインセンスエリア面24がカセットインセン
ススイッチ34の検出ロッドを押し、カセットインセン
ススイッチ34によってテープカセットTKの装着が検
出される。さらに、装着位置では駆動ローラ15がドラ
イブキャプスタン33に圧接され、ドライブキャプスタ
ン33の回転で駆動ローラ15が回転する状態となる。
【0022】上記動作過程において、テープカセットT
Kはそのベースプレート2を基準に装着位置に位置決め
され、ベースプレート2に対してカバー部3のインセン
スエリア面24が正確な位置にないと誤検出の原因とな
る。ここで、テープカセットTKのカバー部3は射出成
形によって作られ、樹脂流入に際して正面側の壁面部3
bを流れる樹脂は、逃げ溝部22の箇所で流入断面積が
小さくなるが、この流入断面積が角部4に至るまで変わ
らないため、この部分で樹脂の流れが悪くなることがな
くスムーズに流れる。又、角部4付近における正面側の
壁面部3bと側面側の壁面部3cとの肉厚d1がほぼ同
じであるため、双方の樹脂冷却時間がほぼ同じとなる。
以上より、カバー部3のこの部分では樹脂の充填不足や
樹脂冷却時間差による成形歪みが生じず、インセンスエ
リア面24がベースプレート2に対して所定の適正な位
置となり、カセットインセンススイッチ34が正常に動
作する。又、成形歪みがないことにより、カバー部成形
時の歩留まりが向上し、生産コストの削減となる。
【0023】図1(b)には成形歪み対策の第1変形例
が示されている。図1(b)において、図1(a)の場
合と較べて逃げ溝部22aの形状が異なり、逃げ溝部2
2aが曲面に沿って切り欠かれているのではなく直角の
ストレートな面に沿って切り欠かれている。又、A部を
アール形状とすることにより樹脂の流動性の向上が図ら
れている。又、隣りの光透過部21も薄肉となっている
ので、この光透過部21との連結部分の肉厚d2は樹脂
流動性を考慮して設定する必要がある。この第1変形例
においても、図1(a)の場合と略同様の作用・効果が
ある。
【0024】図1(c)には成形歪み対策の第2変形例
が示されている。図1(c)において、この第2変形例
は従来例の場合と較べて側面側の壁面部3cの角部4近
くに凹部25が形成され、この部分の壁面部3cの肉厚
3が正面側の壁面部3bの角部4近くに対して十分に
小さく設定されている。この第2変形例においては、樹
脂の冷却時に側面側の壁面部3cが正面側の壁面部3b
を引っ張る力が非常に弱くなるので、引っ張り力による
成形歪みが生じ難く、これにより成形歪みが押えられ
る。
【0025】図1(d)には成形歪み対策の第3変形例
が示されている。図1(d)において、この第3変形例
は第2変形例と較べて凹部25aが側面側の壁面部3c
の外面側に形成されている点が異なる。この第3変形例
においても第2変形例と同様の作用・効果がある。
【0026】図1(e)には成形歪み対策の第4変形例
が示されている。図1(e)において、この第4変形例
は図1(a)の例と図1(c)の第2変形例とを合わせ
たもので、逃げ溝部22と角部4との間を切り欠いて薄
肉部23とほぼ同一の肉厚とすると共に側面側の壁面部
3cに凹部25が形成されている。この第4変形例にお
いては、正面側の壁面部3bの角部4付近では樹脂の充
填不足による成形歪みが生じないと共に樹脂冷却時間差
及び樹脂冷却時の引っ張り力による成形歪みも生じな
い。従って、第4変形例が成形歪みの防止に最も有効で
ある。
【0027】尚、上記実施例では、本発明をテープカセ
ットTKのカバー部3に適用した場合を示したが、一の
壁面部と他の壁面部とが交わって角部が構成され、この
双方の壁面部のいずれか一方で、且つ、角部の近傍に逃
げ溝部が形成される全ての合成樹脂成形品について適用
できる。
【0028】
【発明の効果】以上述べたように本発明によれば、一方
の壁面部に逃げ溝部を形成し、この逃げ溝部と角部との
間を切り欠いて逃げ溝部の箇所とほぼ同一の肉厚に構成
したので、樹脂の流れがスムーズとなり樹脂の充填不足
による成形歪みを極力防止できるという効果がある。従
って、成形時の歩留まりが向上し、生産コストの削減と
なり、又、テープカセットのカバー部に適用した場合に
はカセットインセンススイッチの誤動作を防止できると
いう効果がある。
【0029】また、一方の壁面部に逃げ溝を形成し、他
方の壁面部に凹部を形成したので、樹脂冷却時にあって
他方の壁面部が一方の壁面部を引っ張る力が弱くなり引
っ張り力による成形歪みを極力防止できるという効果が
ある。従って、成形時の歩留まりが向上し、生産コスト
の削減となり、又、テープカセットのカバー部に適用し
た場合にはカセットインセンススイッチの誤動作を防止
できるという効果がある。
【0030】さらに、一方の壁面部に逃げ溝部を形成
し、この逃げ溝部と角部との間を切り欠いて逃げ溝部の
箇所とほぼ同一の肉厚に構成すると共に、他方の壁面部
に凹部を形成したので、樹脂の充填不足と引っ張り力に
よる成形歪みを極力防止できるという効果がある。従っ
て、成形時の歩留まりが向上し、生産コストの削減とな
り、又、テープカセットのカバー部に適用した場合には
カセットインセンススイッチの誤動作を防止できるとい
う効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)は成形歪み対策を示すカバー部の一部内
面図、(b)は成形歪み対策の第1変形例を示すカバー
部の一部内面図、(c)は成形歪み対策の第2変形例を
示すカバー部の一部内面図、(d)は成形歪み対策の第
3変形例を示すカバー部の一部内面図、(e)は成形歪
み対策の第4変形例を示すカバー部の一部内面図(実施
例)。
【図2】テープカセットの外観斜視図(実施例)。
【図3】テープカセットの分解斜視図(実施例)。
【図4】カバー部を省いたテープカセットの平面図(実
施例)。
【図5】(a)はドライブ装置の斜視図、(b)はテー
プカセット装着状態のドライブ装置の斜視図、(c)は
一部切り欠いたドライブ装置の斜視図(実施例)。
【図6】テープカセットの斜視図(従来例)。
【図7】テープカセットの一部側面図(従来例)。
【図8】(a)は成形時の樹脂の流れを示す図、(b)
は成形歪みが生じた場合のカバー部の一部内面図(従来
例)。
【図9】(a)は成形歪みがない場合のテープカセット
とカセットインセンススイッチとの位置関係を示す図、
(b)は成形歪みがある場合のテープカセットとカセッ
トインセンススイッチとの位置関係を示す図(従来
例)。
【符号の説明】
TK…テープカセット 1…ケース 2…ベースプレート 3…カバー部 3a…上面部 3b〜3e…壁面部 4…角部 22,22a…逃げ溝部 23…薄肉部 24…インセンスエリア面 25,25a…凹部

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一の壁面部と他の壁面部とが交わって角
    部が構成され、この双方の壁面部のいずれか一方で、且
    つ、前記角部の近傍に逃げ溝部が形成され、この逃げ溝
    部により前記一方の壁面部の一部が薄肉部に構成された
    合成樹脂成形品において、 前記一方の壁面部の前記逃げ溝部と前記角部との間を、
    前記逃げ溝部側を切り欠いて前記薄肉部とほぼ同一の肉
    厚に構成したことを特徴とする合成樹脂成形品。
  2. 【請求項2】 前記他方の壁面部の肉厚を前記一方の壁
    面部の前記薄肉部の肉厚とほぼ同一に構成したことを特
    徴とする請求項1に記載の合成樹脂成形品。
  3. 【請求項3】 一の壁面部と他の壁面部とが交わって角
    部が構成され、この双方の壁面部のいずれか一方で、且
    つ、前記角部の近傍に逃げ溝部が形成され、この逃げ溝
    部により前記一方の壁面部の一部が薄肉部に構成された
    合成樹脂成形品において、 前記他方の壁面部で、且つ、前記角部の近傍に凹部を設
    けたことを特徴とする合成樹脂成形品。
  4. 【請求項4】 前記一方の壁面部の前記逃げ溝部と前記
    角部との間を、前記逃げ溝部側を切り欠いて前記薄肉部
    とほぼ同一の肉厚に構成したことを特徴とする請求項2
    に記載の合成樹脂成形品。
  5. 【請求項5】 ベースプレートと合成樹脂製のカバー部
    とからケースが構成され、前記カバー部には上面部の各
    方向の周縁に壁面部がそれぞれ設けられ、一の壁面部と
    他の壁面部とが交わって角部が構成され、この双方の壁
    面部のいずれか一方で、且つ、前記角部の近傍に逃げ溝
    部が形成され、この逃げ溝部により前記一方の壁面部の
    一部が薄肉部に構成されたテープカセットにおいて、 前記一方の壁面部の前記逃げ溝部と前記角部との間を、
    前記逃げ溝部側を切り欠いて前記薄肉部とほぼ同一の肉
    厚に構成したことを特徴とするテープカセット。
  6. 【請求項6】 前記他方の壁面部の肉厚を前記一方の壁
    面部の前記薄肉部の肉厚とほぼ同一に構成したことを特
    徴とする請求項5に記載のテープカセット。
  7. 【請求項7】 ベースプレートと合成樹脂製のカバー部
    とからケースが構成され、前記カバー部には上面部の各
    方向の周縁に壁面部がそれぞれ設けられ、一の壁面部と
    他の壁面部とが交わって角部が構成され、この双方の壁
    面部のいずれか一方で、且つ、前記角部の近傍に逃げ溝
    部が形成され、この逃げ溝部により前記一方の壁面部の
    一部が薄肉部に構成されたテープカセットにおいて、 前記他方の壁面部で、且つ、前記角部の近傍に凹部を設
    けたことを特徴とするテープカセット。
  8. 【請求項8】 前記一方の壁面部の前記逃げ溝部と前記
    角部との間を、前記逃げ溝部側を切り欠いて前記薄肉部
    とほぼ同一の肉厚に構成したことを特徴とする請求項7
    に記載のテープカセット。
  9. 【請求項9】 前記一方の壁面部の前記逃げ溝部の反対
    面がインセンスエリア面であることを特徴とする請求項
    5に記載のテープカセット。
  10. 【請求項10】 前記一方の壁面部の前記逃げ溝部の反
    対面がインセンスエリア面であることを特徴とする請求
    項6に記載のテープカセット。
  11. 【請求項11】 前記一方の壁面部の前記逃げ溝部の反
    対面がインセンスエリア面であることを特徴とする請求
    項7に記載のテープカセット。
  12. 【請求項12】 前記一方の壁面部の前記逃げ溝の反対
    面がインセンスエリア面であることを特徴とする請求項
    8に記載のテープカセット。
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