JPH08234527A - 画像形成装置 - Google Patents
画像形成装置Info
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- JPH08234527A JPH08234527A JP7038591A JP3859195A JPH08234527A JP H08234527 A JPH08234527 A JP H08234527A JP 7038591 A JP7038591 A JP 7038591A JP 3859195 A JP3859195 A JP 3859195A JP H08234527 A JPH08234527 A JP H08234527A
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- Japan
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- developing
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 光学的検出手段により現像器の現像剤のトナ
ー濃度情報または現像域の現像情報を安定して精度良く
検出することができて、その検出手段の検出情報に基づ
いて現像器へのトナー補給や現像条件を制御するように
した画像形成装置の提供。 【構成】 回転する像形成体に沿って帯電器、像露光手
段及び現像ローラ上に形成した現像剤層から像形成体に
トナーを飛翔させて付着させる現像器を配設して、前記
像形成体の外面にトナー像を形成する画像形成装置にお
いて、前記像形成体の外面側に帯電器と、現像器とが配
設され、内面側に像露光手段と、外面側の現像器の現像
ローラ面に向けて前記像形成体に対し透過性を有する光
を投光しその反射光を受光して現像ローラ面上の現像剤
層のトナー濃度情報または現像情報を得る検出手段とが
配設されて、該検出手段の検出情報に基き前記現像器へ
のトナー補給または現像条件が制御されることを特徴と
する。
ー濃度情報または現像域の現像情報を安定して精度良く
検出することができて、その検出手段の検出情報に基づ
いて現像器へのトナー補給や現像条件を制御するように
した画像形成装置の提供。 【構成】 回転する像形成体に沿って帯電器、像露光手
段及び現像ローラ上に形成した現像剤層から像形成体に
トナーを飛翔させて付着させる現像器を配設して、前記
像形成体の外面にトナー像を形成する画像形成装置にお
いて、前記像形成体の外面側に帯電器と、現像器とが配
設され、内面側に像露光手段と、外面側の現像器の現像
ローラ面に向けて前記像形成体に対し透過性を有する光
を投光しその反射光を受光して現像ローラ面上の現像剤
層のトナー濃度情報または現像情報を得る検出手段とが
配設されて、該検出手段の検出情報に基き前記現像器へ
のトナー補給または現像条件が制御されることを特徴と
する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、回転する像形成体に沿
って帯電器、像露光手段及び現像ローラ上に形成した2
成分現像剤層から像形成体にトナーを飛翔させて付着さ
せる現像器を配設して、前記像形成体の外面にトナー像
を形成する画像形成装置に関する。
って帯電器、像露光手段及び現像ローラ上に形成した2
成分現像剤層から像形成体にトナーを飛翔させて付着さ
せる現像器を配設して、前記像形成体の外面にトナー像
を形成する画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】上述のような画像形成装置は、現像器の
現像剤のトナー濃度を一定に制御するためトナー濃度情
報を得るのに、現像器内の現像剤通路にリアクタンス変
化からトナー濃度変化を求めるコイルセンサーを設けて
いる。
現像剤のトナー濃度を一定に制御するためトナー濃度情
報を得るのに、現像器内の現像剤通路にリアクタンス変
化からトナー濃度変化を求めるコイルセンサーを設けて
いる。
【0003】また、上述のような画像形成装置として、
像形成体の基体が透光性を有するドラム状像形成体の外
周に帯電器と現像器の組の4組を配設し、内部に4個の
像露光手段を配設して、像形成体の1回転内で外周面に
4色のトナー像の重ね合わせが行われ、高速で色バラン
スの良い4色カラー画像が形成されるようにした画像形
成装置が特開平5-307307号公報により知られている。
像形成体の基体が透光性を有するドラム状像形成体の外
周に帯電器と現像器の組の4組を配設し、内部に4個の
像露光手段を配設して、像形成体の1回転内で外周面に
4色のトナー像の重ね合わせが行われ、高速で色バラン
スの良い4色カラー画像が形成されるようにした画像形
成装置が特開平5-307307号公報により知られている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述のようなコイルセ
ンサーを設けている現像器を用いた従来の画像形成装置
は、コイルセンサーへの現像剤の劣化や付着等により正
確なトナー濃度情報が得られ無くなって、現像器の現像
剤のトナー濃度が変動するようになると言う問題があ
る。また、トナー濃度を一定に保つことができたとして
も、現像剤の劣化や濃度変化により現像特性が変化す
る。
ンサーを設けている現像器を用いた従来の画像形成装置
は、コイルセンサーへの現像剤の劣化や付着等により正
確なトナー濃度情報が得られ無くなって、現像器の現像
剤のトナー濃度が変動するようになると言う問題があ
る。また、トナー濃度を一定に保つことができたとして
も、現像剤の劣化や濃度変化により現像特性が変化す
る。
【0005】本発明は、上述の問題を解消するためにな
されたものであり、現像器の現像剤のトナー濃度情報ま
たは現像域の現像情報を光学的検出手段により安定して
精度良く検出することができて、その検出手段の検出情
報に基づいて現像器へのトナー補給を制御し、または現
像特性を検知して現像条件を制御するようにした画像形
成装置の提供を目的とする。
されたものであり、現像器の現像剤のトナー濃度情報ま
たは現像域の現像情報を光学的検出手段により安定して
精度良く検出することができて、その検出手段の検出情
報に基づいて現像器へのトナー補給を制御し、または現
像特性を検知して現像条件を制御するようにした画像形
成装置の提供を目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、像形成体
が透光性基体に設けた感光体から成っていて、像形成体
の外面側に帯電器と現像器を配設し、像形成体の内面側
に像露光手段を配設した画像形成装置においては、像形
成体の外面にトナー像が形成される前であれば、現像器
の現像ローラ上に形成された現像剤層を周壁の内面側か
ら明瞭に真正面に見ることができから、その内面側に感
光体に対して透過性を有する光を発する現像ローラ側へ
の投光手段と現像ローラ側からの反射光を受光して光電
変換する受光手段とから成るトナー濃度の検出手段を設
けて、それにより像形成体の外面にトナー像を形成する
前に現像ローラ上の現像剤層のトナー濃度を検出するよ
うにすれば、検出手段への現像剤の付着による問題等の
発生の惧れなく安定して正確なトナー濃度情報を得るこ
とができ、そのトナー濃度情報に基いて現像器へのトナ
ー補給の制御を行うことにより安定してトナー濃度を一
定に保つことができることを見出し、本発明の第1の発
明を完成した。
が透光性基体に設けた感光体から成っていて、像形成体
の外面側に帯電器と現像器を配設し、像形成体の内面側
に像露光手段を配設した画像形成装置においては、像形
成体の外面にトナー像が形成される前であれば、現像器
の現像ローラ上に形成された現像剤層を周壁の内面側か
ら明瞭に真正面に見ることができから、その内面側に感
光体に対して透過性を有する光を発する現像ローラ側へ
の投光手段と現像ローラ側からの反射光を受光して光電
変換する受光手段とから成るトナー濃度の検出手段を設
けて、それにより像形成体の外面にトナー像を形成する
前に現像ローラ上の現像剤層のトナー濃度を検出するよ
うにすれば、検出手段への現像剤の付着による問題等の
発生の惧れなく安定して正確なトナー濃度情報を得るこ
とができ、そのトナー濃度情報に基いて現像器へのトナ
ー補給の制御を行うことにより安定してトナー濃度を一
定に保つことができることを見出し、本発明の第1の発
明を完成した。
【0007】すなわち、本発明の第1は、回転する像形
成体に沿って帯電器、像露光手段及び現像ローラ上に形
成した現像剤層から像形成体にトナーを飛翔させて付着
させる現像器を配設して、前記像形成体の外面にトナー
像を形成する画像形成装置において、前記像形成体の外
面側に帯電器と、現像器とが配設され、内面側に像露光
手段と、外面側の現像器の現像ローラ面に向けて前記像
形成体に対し透過性を有する光を投光しその反射光を受
光して現像剤層のトナー濃度情報を得る検出手段とが配
設されて、該検出手段の検出したトナー濃度情報に基き
前記現像器へのトナー補給が制御されることを特徴と
し、この構成によって前記目的の第1を達成する。
成体に沿って帯電器、像露光手段及び現像ローラ上に形
成した現像剤層から像形成体にトナーを飛翔させて付着
させる現像器を配設して、前記像形成体の外面にトナー
像を形成する画像形成装置において、前記像形成体の外
面側に帯電器と、現像器とが配設され、内面側に像露光
手段と、外面側の現像器の現像ローラ面に向けて前記像
形成体に対し透過性を有する光を投光しその反射光を受
光して現像剤層のトナー濃度情報を得る検出手段とが配
設されて、該検出手段の検出したトナー濃度情報に基き
前記現像器へのトナー補給が制御されることを特徴と
し、この構成によって前記目的の第1を達成する。
【0008】また同様に、現像を開始する際のトナーの
飛翔状態であるトナークラウド状態を検出することによ
り、現像特性を検出することができる。したがって、そ
の検出した現像特性により現像バイアス条件(AC,D
C電圧や周波数)あるいは現像ローラの回転速度を変更
して適正な現像条件に制御することができる。
飛翔状態であるトナークラウド状態を検出することによ
り、現像特性を検出することができる。したがって、そ
の検出した現像特性により現像バイアス条件(AC,D
C電圧や周波数)あるいは現像ローラの回転速度を変更
して適正な現像条件に制御することができる。
【0009】すなわち、本発明の第2は、回転する像形
成体に沿って帯電器、像露光手段及び現像ローラ上に形
成した現像剤層から像形成体にトナーを飛翔させて付着
させる現像器を配設して、前記像形成体の外面にトナー
像を形成する画像形成装置において、前記像形成体の外
面側に帯電器と、現像器とが配設され、内面側に像露光
手段と、外面側の現像器の現像ローラ面に向けて前記像
形成体に対し透過性を有する光を投光しその反射光を受
光して現像部の現像情報を得る検出手段とが配設され
て、該検出手段の検出した現像情報に基き前記現像器の
現像条件が制御されることを特徴とし、この構成によっ
て前記目的の第2を達成する。
成体に沿って帯電器、像露光手段及び現像ローラ上に形
成した現像剤層から像形成体にトナーを飛翔させて付着
させる現像器を配設して、前記像形成体の外面にトナー
像を形成する画像形成装置において、前記像形成体の外
面側に帯電器と、現像器とが配設され、内面側に像露光
手段と、外面側の現像器の現像ローラ面に向けて前記像
形成体に対し透過性を有する光を投光しその反射光を受
光して現像部の現像情報を得る検出手段とが配設され
て、該検出手段の検出した現像情報に基き前記現像器の
現像条件が制御されることを特徴とし、この構成によっ
て前記目的の第2を達成する。
【0010】
【作用】すなわち、本発明の画像形成装置においては、
像形成体の内面側に外面側にある現像器の現像ローラ側
に向けて投光し反射光を受光することで現像剤層のトナ
ー濃度や現像状態を検出する検出手段を設けているか
ら、検出手段に現像剤が接触することによるトナー濃度
情報等の不正確や検出手段の寿命の短縮の問題が起こら
ず、安定して正確なトナー濃度情報や現像情報を得るこ
とができ、その情報に基づいて現像器へのトナー補給や
現像条件を制御するから現像剤のトナー濃度や現像状態
を一定に保つことができる。
像形成体の内面側に外面側にある現像器の現像ローラ側
に向けて投光し反射光を受光することで現像剤層のトナ
ー濃度や現像状態を検出する検出手段を設けているか
ら、検出手段に現像剤が接触することによるトナー濃度
情報等の不正確や検出手段の寿命の短縮の問題が起こら
ず、安定して正確なトナー濃度情報や現像情報を得るこ
とができ、その情報に基づいて現像器へのトナー補給や
現像条件を制御するから現像剤のトナー濃度や現像状態
を一定に保つことができる。
【0011】
【実施例】以下本発明を図示例によって説明する。
【0012】図1は本発明の画像形成装置の例を示す構
成概要断面図、図2は像形成関係部材の装着構造を示す
画像形成装置の像形成体軸方向部分断面図である。
成概要断面図、図2は像形成関係部材の装着構造を示す
画像形成装置の像形成体軸方向部分断面図である。
【0013】図示例の画像形成装置は、先に画像読取装
置が撮像素子によって読み取った原稿の画像情報あるい
はコンピュータで編集された画像情報が画像信号処理回
路によってイエロー(Y),マゼンタ(M),シアン
(C),黒(K)の分解色の画像信号として一旦メモリ
に記憶され、そのメモりからの画像信号に基いてカラー
画像を形成するものであり、以下のようにカラー画像形
成工程を行う。
置が撮像素子によって読み取った原稿の画像情報あるい
はコンピュータで編集された画像情報が画像信号処理回
路によってイエロー(Y),マゼンタ(M),シアン
(C),黒(K)の分解色の画像信号として一旦メモリ
に記憶され、そのメモりからの画像信号に基いてカラー
画像を形成するものであり、以下のようにカラー画像形
成工程を行う。
【0014】操作パネルまたは外部から画像形成の開始
が指示されると、不図示の制御装置の制御によって、後
述するような透光性の基体上に設けた感光体を有するド
ラム状の像形成体1が図1の時計方向に回転し、その外
周面をクリーナー2がクリーニングし、次いで像露光手
段と同様の構成のものやライン状光源等を用いた除電ラ
ンプ40が像形成体1の内側から露光して周面を除電し
た後、その周面をコロナ放電器を用いた帯電器3Yが一
様に帯電させる。それによって帯電した像形成体1の内
周面に像露光手段4Yが前記メモリから入力したYの画
像信号に基づく像露光を入射して像形成体1の外周面に
ドット構成の静電像を形成する。その静電像を現像ロー
ラ上に形成した非接触の2成分現像剤層から静電像の帯
電と同極性に帯電したトナーを飛翔させて静電像に付着
させる現像器5YがYトナー像に現像する。
が指示されると、不図示の制御装置の制御によって、後
述するような透光性の基体上に設けた感光体を有するド
ラム状の像形成体1が図1の時計方向に回転し、その外
周面をクリーナー2がクリーニングし、次いで像露光手
段と同様の構成のものやライン状光源等を用いた除電ラ
ンプ40が像形成体1の内側から露光して周面を除電し
た後、その周面をコロナ放電器を用いた帯電器3Yが一
様に帯電させる。それによって帯電した像形成体1の内
周面に像露光手段4Yが前記メモリから入力したYの画
像信号に基づく像露光を入射して像形成体1の外周面に
ドット構成の静電像を形成する。その静電像を現像ロー
ラ上に形成した非接触の2成分現像剤層から静電像の帯
電と同極性に帯電したトナーを飛翔させて静電像に付着
させる現像器5YがYトナー像に現像する。
【0015】次いでYトナー像形成面は帯電器3Mによ
り一様に帯電され、その帯電した像形成体1の内周面に
像露光手段4MがMの画像信号に基づく像露光を入射し
てMの静電像を外周面に形成する。その静電像を現像器
5Mが同様にMトナー像に現像し、それによって像形成
体1の外周面に先に形成されたYトナー像との重ね合わ
せから成る2色像が形成される。その2色像形成面に同
様に帯電器3Cと像露光手段4C及び現像器5Cによっ
てCトナー像が形成され、さらに帯電器3Kと像露光手
段4Kおよび現像器5KによってKトナー像が順次重ね
合わせて形成されて、像形成体1の1回転内で外周面に
4色トナー像の重ね合わせから成るカラー画像が形成さ
れるようになる。
り一様に帯電され、その帯電した像形成体1の内周面に
像露光手段4MがMの画像信号に基づく像露光を入射し
てMの静電像を外周面に形成する。その静電像を現像器
5Mが同様にMトナー像に現像し、それによって像形成
体1の外周面に先に形成されたYトナー像との重ね合わ
せから成る2色像が形成される。その2色像形成面に同
様に帯電器3Cと像露光手段4C及び現像器5Cによっ
てCトナー像が形成され、さらに帯電器3Kと像露光手
段4Kおよび現像器5KによってKトナー像が順次重ね
合わせて形成されて、像形成体1の1回転内で外周面に
4色トナー像の重ね合わせから成るカラー画像が形成さ
れるようになる。
【0016】このカラー画像形成工程においては、像形
成体1に静電像を形成するための各像露光手段4Y〜4
Kによる像露光がトナーの付着することがない像形成体
1の内周面に対して行われるから、最初から最後の静電
像までが略同様にトナー像の影響を受けることなく形成
されて、容易にカラーバランスの優れたカラー画像を形
成し得る。また、像露光手段4Y〜4Kが除電ランプ4
0と共に装置本体20の上枠22に固定されて像形成体
1の内部に入り込む共通支持体6に配設されているか
ら、像露光手段4Y〜4Kの駆動タイミングを色ずれの
生じないように正確に合わす調整が容易にでき、したが
って色ずれのない鮮明性に優れたカラー画像を容易に形
成できる。また、除電ランプ40や像露光手段4Y〜4
Kの温度が低過ぎたり高過ぎたりして能力が低下した
り、または除電露光や像露光によって除電ランプ40や
像露光手段4Y〜4Kさらには像形成体1の温度が高く
なり過ぎてそれらの寿命が短縮したりするのを防止する
ために、共通支持体6に熱伝導性の良好な材料を用いる
と共にヒータ61とヒートパイプ62を埋設して、低温
の場合はヒータ61で加熱し、高温になる場合はヒート
パイプ62で冷却するようにしている。
成体1に静電像を形成するための各像露光手段4Y〜4
Kによる像露光がトナーの付着することがない像形成体
1の内周面に対して行われるから、最初から最後の静電
像までが略同様にトナー像の影響を受けることなく形成
されて、容易にカラーバランスの優れたカラー画像を形
成し得る。また、像露光手段4Y〜4Kが除電ランプ4
0と共に装置本体20の上枠22に固定されて像形成体
1の内部に入り込む共通支持体6に配設されているか
ら、像露光手段4Y〜4Kの駆動タイミングを色ずれの
生じないように正確に合わす調整が容易にでき、したが
って色ずれのない鮮明性に優れたカラー画像を容易に形
成できる。また、除電ランプ40や像露光手段4Y〜4
Kの温度が低過ぎたり高過ぎたりして能力が低下した
り、または除電露光や像露光によって除電ランプ40や
像露光手段4Y〜4Kさらには像形成体1の温度が高く
なり過ぎてそれらの寿命が短縮したりするのを防止する
ために、共通支持体6に熱伝導性の良好な材料を用いる
と共にヒータ61とヒートパイプ62を埋設して、低温
の場合はヒータ61で加熱し、高温になる場合はヒート
パイプ62で冷却するようにしている。
【0017】また、この画像形成装置における、安定し
てカラーバランスの優れた十分な画像濃度のカラー画像
を形成するためのトナー濃度検知方法について、以下説
明する。共通支持体6に現像器5Y〜5Kの現像ローラ
面に向けて投光する投光手段と現像ローラ面側からの反
射光を受光して現像ローラ面上の現像剤層のトナー濃度
情報を得る受光手段とから成るトナー濃度の光学的検出
手段6Y〜6Kを配設して、それら検出手段6Y〜6K
により、カラー画像形成工程毎に、現像器5Y〜5Kの
現像ローラが回転していて且つ、それら現像ローラと検
出手段6Y〜6Kとの間の像形成体1の外周面にトナー
像が形成されていない条件として、現像ローラ上の現像
剤層のトナー濃度を検出し、その検出情報に基づいてト
ナー補給容器50Y〜50Kから現像器5Y〜5Kへの
トナー補給を制御して、現像器5Y〜5Kの現像剤のト
ナー濃度を一定にするようにしている。そして、各現像
器5Y〜5Kによる前述のような非接触反転現像に際
し、それぞれの現像ローラは現像時に不図示のバイアス
電源から直流あるいはさらに交流を加えた現像バイアス
を印加される。一方、トナー濃度の検出時は、現像を停
止するために現像ローラを直流成分電圧のみの印加状態
にするか、フローティング状態にする。これによって、
現像ローラ上の現像剤層のトナー濃度を安定して正確に
検出することができ、現像器5Y〜5Kの現像剤のトナ
ー濃度を高い精度で一定に維持することができて、一層
カラーバランスの優れた十分な画像濃度のカラー画像を
形成できる。
てカラーバランスの優れた十分な画像濃度のカラー画像
を形成するためのトナー濃度検知方法について、以下説
明する。共通支持体6に現像器5Y〜5Kの現像ローラ
面に向けて投光する投光手段と現像ローラ面側からの反
射光を受光して現像ローラ面上の現像剤層のトナー濃度
情報を得る受光手段とから成るトナー濃度の光学的検出
手段6Y〜6Kを配設して、それら検出手段6Y〜6K
により、カラー画像形成工程毎に、現像器5Y〜5Kの
現像ローラが回転していて且つ、それら現像ローラと検
出手段6Y〜6Kとの間の像形成体1の外周面にトナー
像が形成されていない条件として、現像ローラ上の現像
剤層のトナー濃度を検出し、その検出情報に基づいてト
ナー補給容器50Y〜50Kから現像器5Y〜5Kへの
トナー補給を制御して、現像器5Y〜5Kの現像剤のト
ナー濃度を一定にするようにしている。そして、各現像
器5Y〜5Kによる前述のような非接触反転現像に際
し、それぞれの現像ローラは現像時に不図示のバイアス
電源から直流あるいはさらに交流を加えた現像バイアス
を印加される。一方、トナー濃度の検出時は、現像を停
止するために現像ローラを直流成分電圧のみの印加状態
にするか、フローティング状態にする。これによって、
現像ローラ上の現像剤層のトナー濃度を安定して正確に
検出することができ、現像器5Y〜5Kの現像剤のトナ
ー濃度を高い精度で一定に維持することができて、一層
カラーバランスの優れた十分な画像濃度のカラー画像を
形成できる。
【0018】なお、検出手段6Y〜6Kの投光手段は像
形成体1の感光体が感度を示さない例えば赤外光のよう
な波長の光であることが精度の高いトナー濃度情報を得
る上で好ましい。また、制御装置によるトナー補給制御
は、例えば次のように行うのが好ましい。すなわち、制
御装置は、上述の検出手段6Y〜6Kによる検出濃度が
所定のT1%以下のときに、トナー補給容器50Y〜5
0Kから現像器5Y〜5Kにトナー補給を開始させ、検
出手段6Y〜6Kの検出濃度がT1<T2である所定のT
2%以上のときに、トナー補給を停止させる制御を行
う。そして制御装置は、検出手段6Y〜6Kの検出濃度
がT1>T0である所定のT0%以下である状態において
は、画像形成を禁止して強制的にトナー補給容器50Y
〜50Kから現像器5Y〜5Kにトナー補給を行わせ、
その状態の継続時間をタイマーに計時させて、継続時間
が所定時間のt1以上になっても濃度がT1に達しないと
きは、トナー補給容器50Y〜50Kの交換をさせるた
めに該当するトナー補給容器の交換表示を行うように制
御する。これによって、トナー補給容器50Y〜50K
にトナー残量のセンサを設けなくても適切にトナー補給
容器の交換が行われることになり、安定して鮮明なカラ
ー画像を形成することができる。
形成体1の感光体が感度を示さない例えば赤外光のよう
な波長の光であることが精度の高いトナー濃度情報を得
る上で好ましい。また、制御装置によるトナー補給制御
は、例えば次のように行うのが好ましい。すなわち、制
御装置は、上述の検出手段6Y〜6Kによる検出濃度が
所定のT1%以下のときに、トナー補給容器50Y〜5
0Kから現像器5Y〜5Kにトナー補給を開始させ、検
出手段6Y〜6Kの検出濃度がT1<T2である所定のT
2%以上のときに、トナー補給を停止させる制御を行
う。そして制御装置は、検出手段6Y〜6Kの検出濃度
がT1>T0である所定のT0%以下である状態において
は、画像形成を禁止して強制的にトナー補給容器50Y
〜50Kから現像器5Y〜5Kにトナー補給を行わせ、
その状態の継続時間をタイマーに計時させて、継続時間
が所定時間のt1以上になっても濃度がT1に達しないと
きは、トナー補給容器50Y〜50Kの交換をさせるた
めに該当するトナー補給容器の交換表示を行うように制
御する。これによって、トナー補給容器50Y〜50K
にトナー残量のセンサを設けなくても適切にトナー補給
容器の交換が行われることになり、安定して鮮明なカラ
ー画像を形成することができる。
【0019】トナー補給容器50Y〜50Kの交換動作
が行われたことは、現像器5Y〜5Kの配設位置からの
移動または配設された現像器5Y〜5Kからのトナー補
給容器50Y〜50Kの離脱を検出する不図示の移動セ
ンサの検出情報によって判断される。そこで、トナー補
給容器50Y〜50Kの交換情報により再度トナーの強
制供給が指示され、トナーの検出濃度がT1あるいはT2
を越えたとき、その検出情報によって前記画像形成禁止
命令が解除される。
が行われたことは、現像器5Y〜5Kの配設位置からの
移動または配設された現像器5Y〜5Kからのトナー補
給容器50Y〜50Kの離脱を検出する不図示の移動セ
ンサの検出情報によって判断される。そこで、トナー補
給容器50Y〜50Kの交換情報により再度トナーの強
制供給が指示され、トナーの検出濃度がT1あるいはT2
を越えたとき、その検出情報によって前記画像形成禁止
命令が解除される。
【0020】また次に、安定して現像状態を検知して現
像条件を制御する方法について、以下説明する。この現
像状態の光学的検出手段として、トナー濃度検知に用い
た光学的検出手段6Y〜6Kを兼用できる。すなわち、
共通支持体6に現像器5Y〜5Kの現像ローラに向けて
投光する投光手段と現像ローラ面側からの反射光を受光
して現像部における現像情報を得る受光手段とから成る
光学的検出手段6Y〜6Kを配設して、それら検出手段
6Y〜6Kにより、カラー画像形成工程毎に、現像器5
Y〜5Kの現像ローラが回転していて且つ、それら現像
ローラと検出手段6Y〜6Kとの間の像形成体1の外周
面にトナー像が形成される条件として、現像部に形成さ
れたトナークラウドの濃度を検出し、その検出情報に基
づいて現像バイアスであるDCやAC電圧、その周波数
や現像ローラの回転速度等を制御して、現像器5Y〜5
Kの現像特性を一定にするようにしている。なお、トナ
ークラウドの濃度を検出するとき、像露光によって形成
した基準潜像を現像するようにしても、あるいは潜像を
形成することなく、トナークラウドのみを形成するよう
にしてもよい。また検出手段6Y〜6Kの投光手段は像
形成体1の感光体が感度を示さない赤外光を発光するも
のであることが好ましい。
像条件を制御する方法について、以下説明する。この現
像状態の光学的検出手段として、トナー濃度検知に用い
た光学的検出手段6Y〜6Kを兼用できる。すなわち、
共通支持体6に現像器5Y〜5Kの現像ローラに向けて
投光する投光手段と現像ローラ面側からの反射光を受光
して現像部における現像情報を得る受光手段とから成る
光学的検出手段6Y〜6Kを配設して、それら検出手段
6Y〜6Kにより、カラー画像形成工程毎に、現像器5
Y〜5Kの現像ローラが回転していて且つ、それら現像
ローラと検出手段6Y〜6Kとの間の像形成体1の外周
面にトナー像が形成される条件として、現像部に形成さ
れたトナークラウドの濃度を検出し、その検出情報に基
づいて現像バイアスであるDCやAC電圧、その周波数
や現像ローラの回転速度等を制御して、現像器5Y〜5
Kの現像特性を一定にするようにしている。なお、トナ
ークラウドの濃度を検出するとき、像露光によって形成
した基準潜像を現像するようにしても、あるいは潜像を
形成することなく、トナークラウドのみを形成するよう
にしてもよい。また検出手段6Y〜6Kの投光手段は像
形成体1の感光体が感度を示さない赤外光を発光するも
のであることが好ましい。
【0021】続く各現像器5Y〜5Kによる静電像の非
接触反転現像に際し、それぞれの現像ローラは不図示の
バイアス電源から上述の制御された現像バイアスを印加
され、あるいは回転数にされる。それによって、現像器
5Y〜5Kの現像特性を高い精度で一定に維持すること
ができて、一層カラーバランスの優れた十分な画像濃度
のカラー画像を形成できる。
接触反転現像に際し、それぞれの現像ローラは不図示の
バイアス電源から上述の制御された現像バイアスを印加
され、あるいは回転数にされる。それによって、現像器
5Y〜5Kの現像特性を高い精度で一定に維持すること
ができて、一層カラーバランスの優れた十分な画像濃度
のカラー画像を形成できる。
【0022】以上のカラー画像形成工程により像形成体
1の外周面に形成されたカラー画像は、下部の給紙カセ
ット16から摩擦送出ローラ7と挟圧搬送ローラ8を介
し、または手差し口19から手差し案内9と手差し口ロ
ーラ10を介し、タイミングローラ11によって送り込
まれた転写紙にコロナ放電器を用いた転写器12により
転写される。そして、カラー画像を転写された転写紙
は、コロナ放電器を用いた分離器13によって像形成体
1から分離され、サクション手段を有するコンベア14
によって搬送されて、定着ローラを用いた定着器15に
よりカラー画像を定着された後、排出路17の挟圧搬送
ローラ8により装置本体20の上部に排出される。
1の外周面に形成されたカラー画像は、下部の給紙カセ
ット16から摩擦送出ローラ7と挟圧搬送ローラ8を介
し、または手差し口19から手差し案内9と手差し口ロ
ーラ10を介し、タイミングローラ11によって送り込
まれた転写紙にコロナ放電器を用いた転写器12により
転写される。そして、カラー画像を転写された転写紙
は、コロナ放電器を用いた分離器13によって像形成体
1から分離され、サクション手段を有するコンベア14
によって搬送されて、定着ローラを用いた定着器15に
よりカラー画像を定着された後、排出路17の挟圧搬送
ローラ8により装置本体20の上部に排出される。
【0023】一方、カラー画像を転写した像形成体1の
外周面はクリーナー2によって残留トナーを除去され、
除電ランプ3によって除電されて、次のカラー画像形成
工程に供せられる。
外周面はクリーナー2によって残留トナーを除去され、
除電ランプ3によって除電されて、次のカラー画像形成
工程に供せられる。
【0024】図1の装置の装置本体20は、給紙カセッ
ト16の挿入部やそこから定着器15を出た所までの給
紙通路及び手差し口19からの給紙通路の下半分等を有
する下枠21と、定着器15を出た所の挟圧搬送ローラ
8の上ローラ軸を回動軸として下枠21に対して反時計
方向に開放回動する上枠22と、下枠21の給紙カセッ
ト16の挿入口上部に設けたヒンジによって反時計方向
に回動して排出路17を開放する排出路カバー23と、
転写紙の排出トレーを兼ねている反時計方向に開放回動
可能の上カバー24とから成っている。この例では、先
に排出路カバー23を開放して置かないと上枠22を開
放回動することができないから、この例よりも、下枠2
1と上枠22の境にある手差し口19の両脇にヒンジを
設けて手差し口19側を回動中心として上枠22を時計
方向に開放回動するものにするのが好ましく、それによ
れば、先に排出路カバー23を開放して置かなくても上
枠22を開放回動することができる。
ト16の挿入部やそこから定着器15を出た所までの給
紙通路及び手差し口19からの給紙通路の下半分等を有
する下枠21と、定着器15を出た所の挟圧搬送ローラ
8の上ローラ軸を回動軸として下枠21に対して反時計
方向に開放回動する上枠22と、下枠21の給紙カセッ
ト16の挿入口上部に設けたヒンジによって反時計方向
に回動して排出路17を開放する排出路カバー23と、
転写紙の排出トレーを兼ねている反時計方向に開放回動
可能の上カバー24とから成っている。この例では、先
に排出路カバー23を開放して置かないと上枠22を開
放回動することができないから、この例よりも、下枠2
1と上枠22の境にある手差し口19の両脇にヒンジを
設けて手差し口19側を回動中心として上枠22を時計
方向に開放回動するものにするのが好ましく、それによ
れば、先に排出路カバー23を開放して置かなくても上
枠22を開放回動することができる。
【0025】図1の装置で排出路17にジャムが発生し
たときには、排出路カバー23を開放することにより、
また定着器15以前の搬送路でジャムが発生したときに
は、さらに上枠22を開放回動することにより容易にジ
ャム紙を除去できる。また、上カバー24を開放回動す
ることによって、トナー補給容器50Y〜50Kにトナ
ーを補充したり、トナー補給容器50Y〜50Kを単独
または現像器5Y〜5Kと一緒に装置本体20外に取り
出して、トナー補給容器50Y〜50Kまたはさらに現
像器5Y〜5Kを交換したりできる。なお、トナー補給
容器50Y〜50Kは現像器5Y〜5Kに設けたトナー
補給容器支持ガイド5aによって案内支持されて現像器
5Y〜5Kに連結され、現像器5Y〜5Kは上枠22に
設けられている現像器支持ガイド22bによって像形成
体1に対し離接可能に支持され、そして上述のように装
置本体20から取り出し可能である。
たときには、排出路カバー23を開放することにより、
また定着器15以前の搬送路でジャムが発生したときに
は、さらに上枠22を開放回動することにより容易にジ
ャム紙を除去できる。また、上カバー24を開放回動す
ることによって、トナー補給容器50Y〜50Kにトナ
ーを補充したり、トナー補給容器50Y〜50Kを単独
または現像器5Y〜5Kと一緒に装置本体20外に取り
出して、トナー補給容器50Y〜50Kまたはさらに現
像器5Y〜5Kを交換したりできる。なお、トナー補給
容器50Y〜50Kは現像器5Y〜5Kに設けたトナー
補給容器支持ガイド5aによって案内支持されて現像器
5Y〜5Kに連結され、現像器5Y〜5Kは上枠22に
設けられている現像器支持ガイド22bによって像形成
体1に対し離接可能に支持され、そして上述のように装
置本体20から取り出し可能である。
【0026】像形成体1の透光性感光体周壁としては、
透光性支持体上に透光性導電層と光導電体層とを積層し
た構成のものが用いられる。そして透光性支持体には、
ソーダガラス、パイレックスガラス、ホウ珪酸ガラスや
一般光学部材などに使用されるフッ素、ポリエステル、
ポリカーボネート、ポリエチレンテレフタレートなどの
各種透光性樹脂から形成されたものが用いられる。また
透光性導電層には、インジウム・錫・酸化物(IT
O)、酸化錫、酸化鉛、酸化インジウム、沃化銅やA
u,Ag,Ni,Alなどから成る透光性を維持した金
属薄膜が用いられ、それら薄膜の形成には、真空蒸着
法、活性反応蒸着法、各種スパッタリング法、各種CV
D法、浸漬塗工法、スプレー塗布法などが利用される。
また光導電体層には、アモルファスシリコン(a−S
i)合金感光層、アモルファスセレン合金感光層や、各
種有機感光層(OPC)が用いられる。
透光性支持体上に透光性導電層と光導電体層とを積層し
た構成のものが用いられる。そして透光性支持体には、
ソーダガラス、パイレックスガラス、ホウ珪酸ガラスや
一般光学部材などに使用されるフッ素、ポリエステル、
ポリカーボネート、ポリエチレンテレフタレートなどの
各種透光性樹脂から形成されたものが用いられる。また
透光性導電層には、インジウム・錫・酸化物(IT
O)、酸化錫、酸化鉛、酸化インジウム、沃化銅やA
u,Ag,Ni,Alなどから成る透光性を維持した金
属薄膜が用いられ、それら薄膜の形成には、真空蒸着
法、活性反応蒸着法、各種スパッタリング法、各種CV
D法、浸漬塗工法、スプレー塗布法などが利用される。
また光導電体層には、アモルファスシリコン(a−S
i)合金感光層、アモルファスセレン合金感光層や、各
種有機感光層(OPC)が用いられる。
【0027】図示例の像形成体1は、図2に詳細を示し
たように、上述の感光体を有する感光体胴1aと、感光
体胴1aの一端面側に一体的に結合され軸受を嵌着して
いる鏡部材1bと、感光体胴1aの他端面側に圧入によ
って一体的に結合され感光体胴1aの外径よりも突出し
た外周部分に歯車を形成された環状歯車体1cとから構
成されている。すなわち、像形成体1は環状歯車体1c
側が上枠22に固定の共通支持体6に配設された除電ラ
ンプ40や像露光手段4Y〜4K及び検出手段6Y〜6
Kを内部に収容するための開放端になっている。このよ
うな像形成体1は、外周に帯電器3Y〜3Kと現像器5
Y〜5Kの組や転写器12と分離器13及びクリーナー
2等を配設して、内部に除電ランプ40や像露光手段4
Y〜4K及び検出手段6Y〜6Kを配設するために、外
径が70mm以上であることが好ましく、また装置をコンパ
クトに構成するために、外径が200mm以下であることが
好ましい。
たように、上述の感光体を有する感光体胴1aと、感光
体胴1aの一端面側に一体的に結合され軸受を嵌着して
いる鏡部材1bと、感光体胴1aの他端面側に圧入によ
って一体的に結合され感光体胴1aの外径よりも突出し
た外周部分に歯車を形成された環状歯車体1cとから構
成されている。すなわち、像形成体1は環状歯車体1c
側が上枠22に固定の共通支持体6に配設された除電ラ
ンプ40や像露光手段4Y〜4K及び検出手段6Y〜6
Kを内部に収容するための開放端になっている。このよ
うな像形成体1は、外周に帯電器3Y〜3Kと現像器5
Y〜5Kの組や転写器12と分離器13及びクリーナー
2等を配設して、内部に除電ランプ40や像露光手段4
Y〜4K及び検出手段6Y〜6Kを配設するために、外
径が70mm以上であることが好ましく、また装置をコンパ
クトに構成するために、外径が200mm以下であることが
好ましい。
【0028】この像形成体1は、鏡部材1b側を先頭に
して上枠22から取り出された状態のユニット枠30の
開放端側すなわち図2の右方からユニット枠30内に挿
入され、鏡部材1bの保持する軸受にユニット枠30の
鏡部30aの内面から起立している軸ピン31を嵌合さ
せると共に、環状歯車体1cの歯車部より先端側の外周
面をユニット枠30の開放端の内フランジ部に設けた複
数の受けコロ32上に置いて、像形成体1の開放端側を
受けコロ32に支持させることにより、ユニット枠30
内に支持される。この前に、小型軽量の帯電器3Y〜3
Kと、像形成体1から除去したトナーを貯めないように
することで小型軽量に構成したクリーナー2は、ユニッ
ト枠30の周壁部30bの内側に組み付けられる。また
ユニット枠30の複数の受けコロ32は、像形成体1の
ユニット枠30内への挿入に支障を与えることが無いよ
うに、像形成体1の下半分側にだけ設けられている。
して上枠22から取り出された状態のユニット枠30の
開放端側すなわち図2の右方からユニット枠30内に挿
入され、鏡部材1bの保持する軸受にユニット枠30の
鏡部30aの内面から起立している軸ピン31を嵌合さ
せると共に、環状歯車体1cの歯車部より先端側の外周
面をユニット枠30の開放端の内フランジ部に設けた複
数の受けコロ32上に置いて、像形成体1の開放端側を
受けコロ32に支持させることにより、ユニット枠30
内に支持される。この前に、小型軽量の帯電器3Y〜3
Kと、像形成体1から除去したトナーを貯めないように
することで小型軽量に構成したクリーナー2は、ユニッ
ト枠30の周壁部30bの内側に組み付けられる。また
ユニット枠30の複数の受けコロ32は、像形成体1の
ユニット枠30内への挿入に支障を与えることが無いよ
うに、像形成体1の下半分側にだけ設けられている。
【0029】除電ランプ40と像露光手段4Y〜4K及
び検出手段6Y〜6Kを支持する共通支持体6は、像露
光手段等を接着等により固定する取り付け座の切り込み
等を別にして概略円柱状をなし、像形成体1内に入る先
端面に前述のようにユニット枠30の鏡部30aに固定
された軸ピン31が嵌合する先端側中心穴6aと、反対
面に上枠22に植設された中心ピン22eの嵌合する後
端側中心穴6bとを穿設されている。これによってイン
デックス等を用いた割り出しにより、共通支持体6に像
露光手段4Y〜4Kや検出手段6Y〜6Kの取り付け位
置を容易に正確に設けることができ、色ずれの生じない
像露光タイミングの設定が容易になる。そして共通支持
体6は、後端側中心穴6bを上枠22に植設された中心ピ
ン22eに係合させた状態で締め付けねじにより上枠2
2に固定される。この固定に際し、中心ピン22eのほ
かに位置決めピンとも係合させることが安定して正確な
固定を行う上で好ましいのは言うまでもない。
び検出手段6Y〜6Kを支持する共通支持体6は、像露
光手段等を接着等により固定する取り付け座の切り込み
等を別にして概略円柱状をなし、像形成体1内に入る先
端面に前述のようにユニット枠30の鏡部30aに固定
された軸ピン31が嵌合する先端側中心穴6aと、反対
面に上枠22に植設された中心ピン22eの嵌合する後
端側中心穴6bとを穿設されている。これによってイン
デックス等を用いた割り出しにより、共通支持体6に像
露光手段4Y〜4Kや検出手段6Y〜6Kの取り付け位
置を容易に正確に設けることができ、色ずれの生じない
像露光タイミングの設定が容易になる。そして共通支持
体6は、後端側中心穴6bを上枠22に植設された中心ピ
ン22eに係合させた状態で締め付けねじにより上枠2
2に固定される。この固定に際し、中心ピン22eのほ
かに位置決めピンとも係合させることが安定して正確な
固定を行う上で好ましいのは言うまでもない。
【0030】像露光手段4Y〜4Kとしては、像形成体
1の軸方向に配列したアレー状に発光素子を並べたF
L,EL,PL,LEDまたはライン状光源とシャッタ
機能を持つ素子が一例に並んだLISA,PLZT,L
CSの組み合わせと、等倍結像素子としてのセルフォッ
クレンズとから構成されたものが、小型で像形成体1の
内部に配設するのに適していることから好ましく用いら
れ、端面発光型のELアレーまたはLEDアレーとロッ
ドレンズアレーをハウジングに配設して構成されたもの
が、次の特長を有することから特に好ましく用いられ
る。すなわち、端面発光型素子アレーとロッドレンズア
レーを用いた像露光手段4Y〜4Kは、ハウジング上に
直線性が高くて変形に強い形で構成されて、偏平である
ことからハウジングの平面を利用して共通支持体6に接
着等により結像の為の位置精度高く、ピントのずれ小さ
い状態に容易に固定できる。また、画素のサイズを小さ
く配列を密にすることや階調のポテンシャル数を増減す
ることが容易にできて、繊細で階調性に優れた画像を形
成し易い。従って、像露光手段4Y〜4Kを一層小型に
し、複数の像露光手段4Y〜4Kの配設をコンパクトに
して、装置を小型化低コスト化することが容易にできる
と言う特長を有する。
1の軸方向に配列したアレー状に発光素子を並べたF
L,EL,PL,LEDまたはライン状光源とシャッタ
機能を持つ素子が一例に並んだLISA,PLZT,L
CSの組み合わせと、等倍結像素子としてのセルフォッ
クレンズとから構成されたものが、小型で像形成体1の
内部に配設するのに適していることから好ましく用いら
れ、端面発光型のELアレーまたはLEDアレーとロッ
ドレンズアレーをハウジングに配設して構成されたもの
が、次の特長を有することから特に好ましく用いられ
る。すなわち、端面発光型素子アレーとロッドレンズア
レーを用いた像露光手段4Y〜4Kは、ハウジング上に
直線性が高くて変形に強い形で構成されて、偏平である
ことからハウジングの平面を利用して共通支持体6に接
着等により結像の為の位置精度高く、ピントのずれ小さ
い状態に容易に固定できる。また、画素のサイズを小さ
く配列を密にすることや階調のポテンシャル数を増減す
ることが容易にできて、繊細で階調性に優れた画像を形
成し易い。従って、像露光手段4Y〜4Kを一層小型に
し、複数の像露光手段4Y〜4Kの配設をコンパクトに
して、装置を小型化低コスト化することが容易にできる
と言う特長を有する。
【0031】前述のように像形成体1を支持したユニッ
ト枠30は、その開放端側から図1の上枠22に設けた
ユニット枠支持案内22aに係合させて図2の左方から
共通支持体6を固定している上枠22内に送り込み、ユ
ニット枠30の鏡部30aに一体的に結合された装着部
材33を上枠22にねじ止め等で固定することにより装
着され、それと共に像形成体1とクリーナー2及び帯電
器3Y〜3Kの上枠22への装着がなされる。この装着
に際しては、予め現像器5Y〜5Kを上枠22から取り
出して置くか、ユニット枠30の周壁部30bの外側に
退避させて置くかし、また必要に応じて転写器12等の
像形成体1への接触を防止するために、一体的に連結さ
れている転写器12とそれへの搬送案内並びに分離器1
3及びコンベア14を、図1の実線で示した状態から2
点鎖線で示した状態へ、コンベア14の定着器側駆動ロ
ーラ軸を回動軸として時計方向に退避回動させるか、ま
たは上枠22の方を下枠21に対して開放回動させるか
する。この後者の上枠22の開放回動をするときは、開
放状態を維持するストッパーを設けることがユニット枠
30の着脱を安全に行う上で好ましい。ユニット枠30
を上枠22から取り出すのは、装着と逆の動作を行えば
よい。
ト枠30は、その開放端側から図1の上枠22に設けた
ユニット枠支持案内22aに係合させて図2の左方から
共通支持体6を固定している上枠22内に送り込み、ユ
ニット枠30の鏡部30aに一体的に結合された装着部
材33を上枠22にねじ止め等で固定することにより装
着され、それと共に像形成体1とクリーナー2及び帯電
器3Y〜3Kの上枠22への装着がなされる。この装着
に際しては、予め現像器5Y〜5Kを上枠22から取り
出して置くか、ユニット枠30の周壁部30bの外側に
退避させて置くかし、また必要に応じて転写器12等の
像形成体1への接触を防止するために、一体的に連結さ
れている転写器12とそれへの搬送案内並びに分離器1
3及びコンベア14を、図1の実線で示した状態から2
点鎖線で示した状態へ、コンベア14の定着器側駆動ロ
ーラ軸を回動軸として時計方向に退避回動させるか、ま
たは上枠22の方を下枠21に対して開放回動させるか
する。この後者の上枠22の開放回動をするときは、開
放状態を維持するストッパーを設けることがユニット枠
30の着脱を安全に行う上で好ましい。ユニット枠30
を上枠22から取り出すのは、装着と逆の動作を行えば
よい。
【0032】上述のユニット枠30の装着に伴って、環
状歯車体1cの歯車への上枠22に支持された駆動歯車
22cの噛み合い、像形成体1の内周面に相当する環状
歯車体1cの内径の複数箇所への上枠22に支持された
複数の像形成体支持ローラ22dのローラ周の係合、感
光体胴1aの透光性導電層の接地、軸ピン31先端部分
の共通支持体6の先端面の先端側中心穴6aへの係合、
さらには環状歯車体1cの先端面への像形成体支持ロー
ラ22dの根元フランジ面の当接や鏡部材1bの軸受イ
ンナーレース外側端面への軸ピン31の根元大径部の端
面の当接等が行われるようになる。これによって像形成
体1は共通支持体6と正確に中心を一致させた状態で上
枠22に装着されることになり、従って像露光手段4Y
〜4K間と像形成体1の関係位置及び検出手段6Y〜6
Kと現像器5Y〜5Kの現像ローラとの関係位置が安定
して正確に決定される。また、環状歯車体1cの内径に
像形成体支持ローラ22dが係合したとき、環状歯車体
1cの先端部外周と受けコロ32の接触が僅かに離れる
ようになる。これによって駆動歯車22cによる像形成
体1の回転が抵抗少なく行われる。
状歯車体1cの歯車への上枠22に支持された駆動歯車
22cの噛み合い、像形成体1の内周面に相当する環状
歯車体1cの内径の複数箇所への上枠22に支持された
複数の像形成体支持ローラ22dのローラ周の係合、感
光体胴1aの透光性導電層の接地、軸ピン31先端部分
の共通支持体6の先端面の先端側中心穴6aへの係合、
さらには環状歯車体1cの先端面への像形成体支持ロー
ラ22dの根元フランジ面の当接や鏡部材1bの軸受イ
ンナーレース外側端面への軸ピン31の根元大径部の端
面の当接等が行われるようになる。これによって像形成
体1は共通支持体6と正確に中心を一致させた状態で上
枠22に装着されることになり、従って像露光手段4Y
〜4K間と像形成体1の関係位置及び検出手段6Y〜6
Kと現像器5Y〜5Kの現像ローラとの関係位置が安定
して正確に決定される。また、環状歯車体1cの内径に
像形成体支持ローラ22dが係合したとき、環状歯車体
1cの先端部外周と受けコロ32の接触が僅かに離れる
ようになる。これによって駆動歯車22cによる像形成
体1の回転が抵抗少なく行われる。
【0033】ユニット枠30の装着後、現像器5Y〜5
Kを現像器支持案内22bによって図2に示したように
現像ローラと同軸のスペーサーローラが像形成体1に圧
接すると共に、現像ローラの軸歯車が像形成体1の環状
歯車体1cの歯車と噛み合うように像形成体1側に移動
させ、またユニット枠30の装着に際し予め上枠22を開
放回動させて置いたり、転写器14等を退避回動させて置
いたりした場合は、それらを元の状態に戻す。それによ
って像形成体1から現像器5Y〜5Kが駆動されるよう
になって、現像器5Y〜5Kの配設が完了し、画像形成
装置は図1の画像形成可能状態になる。なお、図1の現
像器5Y,5Kのように現像器が水平に移動して像形成
体1に対し接離するものでは、スペーサーローラを弾力
的に像形成体1に圧接させるために、現像器支持案内2
2bに図示を省略しているが現像器を像形成体1側に押
すバネを設けることが好ましい。また現像器5M,5C
のように自重でスペーサーローラを像形成体1に圧接さ
せるものでは、現像器と現像器支持案内22bの間に自
重の一部を受けるバネを介在させることが行われる。ま
た図2の例に限らず、現像器5Y〜5Kが専用モーター
によって駆動されるものでもよいことは言うまでもな
い。
Kを現像器支持案内22bによって図2に示したように
現像ローラと同軸のスペーサーローラが像形成体1に圧
接すると共に、現像ローラの軸歯車が像形成体1の環状
歯車体1cの歯車と噛み合うように像形成体1側に移動
させ、またユニット枠30の装着に際し予め上枠22を開
放回動させて置いたり、転写器14等を退避回動させて置
いたりした場合は、それらを元の状態に戻す。それによ
って像形成体1から現像器5Y〜5Kが駆動されるよう
になって、現像器5Y〜5Kの配設が完了し、画像形成
装置は図1の画像形成可能状態になる。なお、図1の現
像器5Y,5Kのように現像器が水平に移動して像形成
体1に対し接離するものでは、スペーサーローラを弾力
的に像形成体1に圧接させるために、現像器支持案内2
2bに図示を省略しているが現像器を像形成体1側に押
すバネを設けることが好ましい。また現像器5M,5C
のように自重でスペーサーローラを像形成体1に圧接さ
せるものでは、現像器と現像器支持案内22bの間に自
重の一部を受けるバネを介在させることが行われる。ま
た図2の例に限らず、現像器5Y〜5Kが専用モーター
によって駆動されるものでもよいことは言うまでもな
い。
【0034】ユニット枠30を上枠22から取り出す
と、ユニット枠30の周壁部30bの現像器5Y〜5K
が像形成体1に接近するための覗き穴30cと転写器14
や分離器15等が像形成体1に接近するための覗き穴30
dが開口して、そこから像形成体1が損傷や劣化を受け
易い。その問題を解消するために、ユニット枠30の周
壁部30bの覗き穴30cや30dの縁に、図1に示し
たようにユニット枠30が上枠22に装着されるときには覗
き穴30c,30dを開放状態にする回動扉30eを設
けて、ユニット枠30を上枠22から取り出したときに
は、覗き穴30c,30dを閉鎖できるようにしてい
る。この回動扉30eは、開放状態でユニット枠30の
着脱が行われるから、閉鎖状態でのストッパーとの係合
を解除すれば図1に示したような一定の開放状態を取る
ように、バネ付勢されていることが、ユニット枠30の
着脱が安全に行われ上で好ましい。
と、ユニット枠30の周壁部30bの現像器5Y〜5K
が像形成体1に接近するための覗き穴30cと転写器14
や分離器15等が像形成体1に接近するための覗き穴30
dが開口して、そこから像形成体1が損傷や劣化を受け
易い。その問題を解消するために、ユニット枠30の周
壁部30bの覗き穴30cや30dの縁に、図1に示し
たようにユニット枠30が上枠22に装着されるときには覗
き穴30c,30dを開放状態にする回動扉30eを設
けて、ユニット枠30を上枠22から取り出したときに
は、覗き穴30c,30dを閉鎖できるようにしてい
る。この回動扉30eは、開放状態でユニット枠30の
着脱が行われるから、閉鎖状態でのストッパーとの係合
を解除すれば図1に示したような一定の開放状態を取る
ように、バネ付勢されていることが、ユニット枠30の
着脱が安全に行われ上で好ましい。
【0035】図1の例のユニット枠30に組込まれたク
リーナー2は、スクレーパブレード等によって像形成体
1から落としたトナーを搬送スクリュー2aで側壁外に
送り出し、落とし管2bにより下枠21側に配置した廃
トナー容器18側に落下させる構成を採用して、装置を
小型化している。そのため、ユニット枠30を上枠22
から引き出すと、落とし管2bと廃トナー容器18の受
け取り管との接続が外れて落とし管2bからトナーがこ
ぼれるようになるから、それを防止するため図2に示し
たように、落とし管2bの下端にばね付勢によって落と
し管2bを閉鎖する位置に移動するスライドキャップ2
cを設けている。このスライドキャップ2cは、ユニッ
ト枠30を上枠22内に装着すると、下枠21に設けた
カム21aによって押されてばね付勢に抗し落とし管2
bを開放する位置に移動し、ユニット枠30を上枠22
から引き出すようにすると、ばね付勢によって落とし管
2bを閉鎖する位置に移動する。カム21aはジャムし
た転写紙の除去等のために上枠22を下枠21に対して
開放回動したときにもスライドキャップ2cの押しを解
放して落とし管2bを閉鎖させ、トナーがこぼれること
を防止する。
リーナー2は、スクレーパブレード等によって像形成体
1から落としたトナーを搬送スクリュー2aで側壁外に
送り出し、落とし管2bにより下枠21側に配置した廃
トナー容器18側に落下させる構成を採用して、装置を
小型化している。そのため、ユニット枠30を上枠22
から引き出すと、落とし管2bと廃トナー容器18の受
け取り管との接続が外れて落とし管2bからトナーがこ
ぼれるようになるから、それを防止するため図2に示し
たように、落とし管2bの下端にばね付勢によって落と
し管2bを閉鎖する位置に移動するスライドキャップ2
cを設けている。このスライドキャップ2cは、ユニッ
ト枠30を上枠22内に装着すると、下枠21に設けた
カム21aによって押されてばね付勢に抗し落とし管2
bを開放する位置に移動し、ユニット枠30を上枠22
から引き出すようにすると、ばね付勢によって落とし管
2bを閉鎖する位置に移動する。カム21aはジャムし
た転写紙の除去等のために上枠22を下枠21に対して
開放回動したときにもスライドキャップ2cの押しを解
放して落とし管2bを閉鎖させ、トナーがこぼれること
を防止する。
【0036】なお、クリーナー2の搬送スクリュー2a
の回転は、像形成体1の回転から伝達されるようにして
も、スクレーパブレード等の像形成体1に対する離接を
電磁石で行うようにするのと同様に、モーターで行うよ
うにしてもよい。
の回転は、像形成体1の回転から伝達されるようにして
も、スクレーパブレード等の像形成体1に対する離接を
電磁石で行うようにするのと同様に、モーターで行うよ
うにしてもよい。
【0037】落とし管2bでクリーナー2から落下した
トナーは廃トナー容器18の搬送スクリューにより廃ト
ナー容器18内に収容される。廃トナー容器18の底部
には収容したトナーを奥側へと送り込む往復動搬送板が
設けられている。廃トナー容器18内のトナーが充填状
態になったときは、ユニット枠30を上枠22外に引き
出して、廃トナー容器18を機外に取り出し、廃トナー
容器18内のトナーを廃棄する。そのため必要に応じて
一体的に連結された転写器12等をコンベア14の定着
器側駆動ローラ軸を回動軸として反時計方向に回動し得
るようにしてもよい。廃トナー容器18内にトナーが一
杯になったかは、内部に圧力検出センサを設けてトナー
による圧力を検出したり、外部に圧力検出センサを設け
て廃トナー容器18の重量を検出したりする従来公知の
方法で検出できる。
トナーは廃トナー容器18の搬送スクリューにより廃ト
ナー容器18内に収容される。廃トナー容器18の底部
には収容したトナーを奥側へと送り込む往復動搬送板が
設けられている。廃トナー容器18内のトナーが充填状
態になったときは、ユニット枠30を上枠22外に引き
出して、廃トナー容器18を機外に取り出し、廃トナー
容器18内のトナーを廃棄する。そのため必要に応じて
一体的に連結された転写器12等をコンベア14の定着
器側駆動ローラ軸を回動軸として反時計方向に回動し得
るようにしてもよい。廃トナー容器18内にトナーが一
杯になったかは、内部に圧力検出センサを設けてトナー
による圧力を検出したり、外部に圧力検出センサを設け
て廃トナー容器18の重量を検出したりする従来公知の
方法で検出できる。
【0038】以上本発明を図示例について説明したが、
本発明の画像形成装置は帯電器、像露光手段、現像器の
組を4組設けたものに限らず、帯電器と像露光手段を1
組だけ設けていて、像形成体の複数回転で複数のトナー
像の合成したカラー画像を形成するものでも、帯電器、
像露光手段、現像器及び光学的トナー濃度検出手段を1
組だけ設けていて、像形成体にモノクロ画像だけを形成
するものでもよい。
本発明の画像形成装置は帯電器、像露光手段、現像器の
組を4組設けたものに限らず、帯電器と像露光手段を1
組だけ設けていて、像形成体の複数回転で複数のトナー
像の合成したカラー画像を形成するものでも、帯電器、
像露光手段、現像器及び光学的トナー濃度検出手段を1
組だけ設けていて、像形成体にモノクロ画像だけを形成
するものでもよい。
【0039】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明の画像形成
装置においては、透光性基体上に感光体を設けて成る像
形成体の内面側に外面側の現像器の現像ローラ面に向け
て像形成体を透過する光を投光し反射光を受光すること
で現像剤層のトナー濃度や現像状態を検出する検出手段
を設けているから、検出手段に現像剤が接触することに
よるトナー濃度情報や現像情報の不正確あるいは検出手
段の寿命の短縮の問題が起こらず、安定して正確なトナ
ー濃度情報や現像情報を得ることができ、そのトナー濃
度情報や現像情報に基づいて現像器へのトナー補給や現
像条件を制御するから画質を一定に保つことができる。
装置においては、透光性基体上に感光体を設けて成る像
形成体の内面側に外面側の現像器の現像ローラ面に向け
て像形成体を透過する光を投光し反射光を受光すること
で現像剤層のトナー濃度や現像状態を検出する検出手段
を設けているから、検出手段に現像剤が接触することに
よるトナー濃度情報や現像情報の不正確あるいは検出手
段の寿命の短縮の問題が起こらず、安定して正確なトナ
ー濃度情報や現像情報を得ることができ、そのトナー濃
度情報や現像情報に基づいて現像器へのトナー補給や現
像条件を制御するから画質を一定に保つことができる。
【図1】本発明の画像形成装置の例を示す構成概要断面
図である。
図である。
【図2】像形成関係部材の装着構造を示す画像形成装置
の像形成体軸方向部分断面図である。
の像形成体軸方向部分断面図である。
1 像形成体 2 クリーナー 3Y,3M,3C,3K 帯電器 4Y,4M,4C,4K 像露光手段 5Y,5M,5C,5K 現像器 50Y,50M,50C,50K トナー補給容器 6 共通支持体 6Y,6M,6C,6Kトナー濃度センサ 11 タイミングローラ 12 転写器 13 分離器 14 コンベア 15 定着器 16 給紙カセット 20 装置本体 21 下枠 22 上枠 22a ユニット枠支持案内 22b 現像器支持案内 30 ユニット枠
Claims (12)
- 【請求項1】 回転する像形成体に沿って帯電器、像露
光手段及び現像ローラ上に形成した現像剤層から像形成
体にトナーを飛翔させて付着させる現像器を配設して、
前記像形成体の外面にトナー像を形成する画像形成装置
において、前記像形成体の外面側に帯電器と、現像器と
が配設され、内面側に像露光手段と、外面側の現像器の
現像ローラ面に向けて前記像形成体に対し透過性も有す
る光を投光しその反射光を受光して現像剤層のトナー濃
度情報を得る検出手段とが配設されて、該検出手段の検
出したトナー濃度情報に基き前記現像器へのトナー補給
が制御されることを特徴とする画像形成装置。 - 【請求項2】 前記現像器と検出手段とが複数組配設さ
れていて、前記像形成体の外面に複数のトナー像を合成
したカラー画像が形成されることを特徴とする請求項1
に記載の画像形成装置。 - 【請求項3】 前記帯電器と前記像露光手段も複数組配
設されていて、前記像形成体の1回転内で前記複数のト
ナー像の合成が開始されることを特徴とする請求項2に
記載の画像形成装置。 - 【請求項4】 前記像露光手段と検出手段とが共通支持
体に一体的に設けられていることを特徴とする請求項1
乃至3のいずれかの請求項に記載の画像形成装置。 - 【請求項5】 前記検出手段の発する光は実質的に前記
像形成体が感度を有しない光であることを特徴とする請
求項1乃至3のいずれかの請求項に記載の画像形成装
置。 - 【請求項6】 前記検出手段による前記トナー濃度情報
の検出が前記現像ローラの回転中で現像が行われていな
いときに行われることを特徴とする請求項1乃至3のい
ずれかの請求項に記載の画像形成装置。 - 【請求項7】 回転する像形成体に沿って帯電器、像露
光手段及び現像ローラ上に形成した2成分現像剤層から
像形成体にトナーを飛翔させて付着させる現像器を配設
して、前記像形成体の外面にトナー像を形成する画像形
成装置において、前記像形成体の外面側に帯電器と、現
像器とが配設され、内面側に像露光手段と、外面側の現
像器の現像ローラ面に向けて前記像形成体に対し透過性
を有する光を投光しその反射光を受光して現像部の現像
情報を得る検出手段とが配設されて、該検出手段の検出
した現像情報に基き前記現像器の現像条件が制御される
ことを特徴とする画像形成装置。 - 【請求項8】 前記現像器と検出手段とが複数組配設さ
れていて、前記像形成体の外面に複数のトナー像を合成
したカラー画像が形成されることを特徴とする請求項7
に記載の画像形成装置。 - 【請求項9】 前記帯電器と前記像露光手段も複数組配
設されていて、前記像形成体の1回転内で前記複数のト
ナー像の合成が開始されることを特徴とする請求項8に
記載の画像形成装置。 - 【請求項10】 前記像露光手段と検出手段とが共通支
持体に一体的に設けられていることを特徴とする請求項
7乃至9のいずれかの請求項に記載の画像形成装置。 - 【請求項11】 前記検出手段の発する光は実質的に前
記像形成体が感度を有しない光であることを特徴とする
請求項7乃至9のいずれかの請求項に記載の画像形成装
置。 - 【請求項12】 前記検出手段による前記現像情報の検
出が前記現像ローラの回転中で該現像ローラと検出手段
の間にある像形成体の周壁外面にトナーが飛翔している
ときに行われることを特徴とする請求項7乃至9のいず
れかの請求項に記載の画像形成装置。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7038591A JPH08234527A (ja) | 1995-02-27 | 1995-02-27 | 画像形成装置 |
US08/536,447 US5557394A (en) | 1994-10-03 | 1995-09-29 | Color image forming apparatus having a transparent photoreceptor |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7038591A JPH08234527A (ja) | 1995-02-27 | 1995-02-27 | 画像形成装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08234527A true JPH08234527A (ja) | 1996-09-13 |
Family
ID=12529550
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7038591A Pending JPH08234527A (ja) | 1994-10-03 | 1995-02-27 | 画像形成装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08234527A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010060830A (ja) * | 2008-09-03 | 2010-03-18 | Ricoh Co Ltd | トナークラウド度検知装置、トナークラウド度制御装置、現像装置、プロセスカートリッジ、画像形成装置、トナークラウド制御方法、現像方法、画像形成方法 |
-
1995
- 1995-02-27 JP JP7038591A patent/JPH08234527A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010060830A (ja) * | 2008-09-03 | 2010-03-18 | Ricoh Co Ltd | トナークラウド度検知装置、トナークラウド度制御装置、現像装置、プロセスカートリッジ、画像形成装置、トナークラウド制御方法、現像方法、画像形成方法 |
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