JPH08233594A - 車載用ナビゲーションシステム - Google Patents

車載用ナビゲーションシステム

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JPH08233594A
JPH08233594A JP6499595A JP6499595A JPH08233594A JP H08233594 A JPH08233594 A JP H08233594A JP 6499595 A JP6499595 A JP 6499595A JP 6499595 A JP6499595 A JP 6499595A JP H08233594 A JPH08233594 A JP H08233594A
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JP
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set speed
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speed
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JP6499595A
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English (en)
Inventor
Seiichi Suzuki
誠一 鈴木
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Equos Research Co Ltd
Original Assignee
Equos Research Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 車速及び道路種別に応じて、運転者の視覚を
奪わない程度の画像表示を行い、安全走行の確保と必要
な経路案内の提供との両立を図り得る車載用ナビゲーシ
ョンシステムを提供する。 【構成】 高速道路か否かを判断し(S18)、一般
道路走行の場合に(S18がNo)、45Km以上かを判
断し(S32)、45Km未満の場合には(S32がN
o)、要求された二次情報を地図データ上に重ね画表示
する(S34)。他方、45Km以上の場合には(S32
がYes)、地図データ上の重ね画表示を消去する(S
38)。一方、高速道路を走行中は(S18がYe
s)、高速道路処理を行い(S40)、速度に応じて画
像情報及び音声情報の提供方法を簡略したものに切り換
える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、車載用ナビゲーション
システムに関し、特に、画像及び音声により経路誘導を
行う車載用ナビゲーションシステムに関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】車載用ナビゲーション装置では、GPS
(クローバル・ポジショニング・システム)受信機によ
り自車位置を検出し、その位置を含む地図の情報を地図
データベースから読み出して、地図と自車位置とを表示
装置に表示し入力された目的地までの経路誘導を行って
いる。現在更に、単に目的地までの経路誘導のみなら
ず、ナビゲーション装置の利便性を向上させるために、
レストラン或いは観光案内のためにレストラン、観光地
等の位置及びその内容を、或いは、高速道路走行中に目
的のインターチェンジまでの高速料金を表示する等の二
次的情報を地図情報と併せて提供する方式が普及しつつ
ある。この二次的情報の表示は、運転者が該車載用ナビ
ゲーション装置へ個別に指示することにより行われてい
る。
【0003】また、この車載用ナビゲーション装置にお
いては、走行中に運転者の視覚が詳細な地図情報に奪わ
れることは望ましいものではない。このため、地図情報
の画像表示と合わせて、音声による経路誘導を行うこと
が一部の装置において行われている。なお、走行中に運
転者の視覚を奪わなくする方法として、特開平6−27
652号公報に、車が走行中であることが検出された場
合には車載用テレビの出力を禁止し、所定の固定画像に
切り換える技術が提案されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記車
載用テレビに関する特開平6−27652号公報のよう
に走行中は一律に画像表示を禁止する方法は、車両運転
中において経路案内を可能成らしめることを1つの目的
とするナビゲーションシステムの性格上望ましい方法と
は言いえなかった。また、画像表示が一切禁止されるこ
とは、観光案内等の上記二次情報の利用にも不都合を生
じさせた。
【0005】本発明は、上述した課題を解決するために
なされたものであり、その目的とするところは、車速及
び道路種別に応じて、運転者の視覚を奪わない程度の画
像表示を行い、安全走行の確保と必要な経路案内の提供
との両立を図り得る車載用ナビゲーションシステムを提
供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明の請求項1の車載用ナビゲーションシステム
では、地図情報データベースと、該地図情報データベー
スから地図情報を読み出すデータベースドライバと、読
み取られた地図情報を基に詳細な画像情報と簡略化され
た画像情報とを切り換えて表示する画像表示装置と、現
在位置を測位する測位装置と、読み取られた地図情報を
基に音声情報を出力する音声出力装置と、各装置を制御
する制御装置とを備え、一般道路か高速道路かを、前記
データベースドライバ及び前記測位装置からの情報を基
に識別する道路種別識別手段と、前記道路種別識別手段
により識別された道路種別に基づき、情報提示方法を切
り換えるための設定速度を道路種別ごとに対応付ける設
定速度認識手段と、車両の速度を検出して、前記設定速
度認識手段により認識された設定速度を越えたか否かを
判断する速度判断手段と、前記速度判断手段によって設
定速度を越えたと判断されたときに、前記画像表示装置
により表示される画像情報を詳細な画像情報から簡易な
画像情報に切り換えさせ、或いは、画像情報の表示を停
止させる表示画像制御手段と、前記速度判断手段によっ
て設定速度を越えたと判断されたときに、音声情報の出
力を停止させる音声出力制御手段と、を備えたことを要
旨とする。
【0007】上記の目的を達成するため、本発明の請求
項2の車載用ナビゲーションシステムでは、地図情報デ
ータベースと、該地図情報データベースから地図情報を
読み出すデータベースドライバと、読み取られた地図情
報を基に詳細な画像情報と簡略化された画像情報とを切
り換えて表示する画像表示装置と、現在位置を測位する
測位装置と、読み取られた地図情報を基に詳細な音声情
報と簡略化された音声情報とを切り換えて出力する音声
出力装置と、各装置を制御する制御装置とを備え、一般
道路か高速道路かを、前記データベースドライバ及び前
記測位装置からの情報を基に識別する道路種別識別手段
と、前記道路種別識別手段により識別された道路種別に
基づき、情報提示方法を切り換えるための設定速度を道
路種別ごとに対応付ける設定速度認識手段と、車両の速
度を検出して、前記設定速度認識手段により認識された
設定速度を越えたか否かを判断する速度判断手段と、前
記速度判断手段によって設定速度を越えたと判断された
ときに、前記画像表示装置により表示される画像情報を
詳細な画像情報から簡易な画像情報に切り換えさせ、或
いは、画像情報の表示を停止させる表示画像制御手段
と、前記速度判断手段によって設定速度を越えたと判断
されたときに、前記音声出力装置による音声情報を詳細
な音声情報から簡易な音声情報に切り換えさせる音声出
力制御手段と、を備えたことを要旨とする。
【0008】また、請求項3では、請求項2において、
一般道路を走行中において、前記設定速度認識手段によ
り認識される一般道路に対応した設定速度を越えると、
前記表示画像制御手段が画像情報の表示を停止させ、高
速道路を走行中において、前記設定速度認識手段により
認識される高速道路に対応した設定速度以下では、前記
表示画像制御手段が簡易な画像情報を表示させ、また、
前記設定速度認識手段により認識される高速道路に対応
した設定速度を越えると、前記表示画像制御手段が画像
情報の表示を停止させ、前記音声出力制御手段が簡易な
音声情報に切り換えて音声情報を出力することを要旨と
する。
【0009】更に、請求項4では、請求項2において、
前記設定速度認識手段が、第1と第2の設定速度を設定
し、(1) 一般道路を走行中において、前記設定速度
認識手段により認識される一般道路に対応した第1の設
定速度を越え第2の設定速度以下では、前記表示画像制
御手段が簡易な画像情報を表示させ、そして、一般道路
に対応した第2の設定速度を越えると、前記表示画像制
御手段が画像情報の表示を停止させ、前記音声出力制御
手段が簡易な音声情報に切り換えて音声情報を出力さ
せ、(2) 高速道路を走行中において、前記設定速度
認識手段により認識される高速道路に対応した第1の設
定速度以下では、前記表示画像制御手段が簡易な画像情
報を表示させ、高速道路に対応した第1の設定速度を越
え第2の設定速度以下では、前記表示画像制御手段が画
像情報の表示を停止させ、高速道路に対応した第2の設
定速度を越えると、前記音声出力制御手段が簡易な音声
情報に切り換えて音声情報を出力することを要旨とす
る。
【0010】また、請求項5では、請求項1乃至請求項
4において、前記車載用ナビゲーションシステムが更に
音声による入力を識別する音声識別装置を有し、前記画
像表示及び前記音声出力装置が、音声による入力に応じ
て情報を出力することを要旨とする。
【0011】
【作用】請求項1の車載用ナビゲーションシステムで
は、道路種別識別手段がデータベースドライバ及び測位
装置からの情報を基に自車が現在一般道路、高速道路の
いずれを走行中かを識別する。前記データベースドライ
バには地図情報と合わせて各道路ごとにその道路種別に
対応した情報提示方法を切り換えるための設定速度の情
報が記憶されている。その後、道路種別識別手段により
識別された道路種別、即ち、一般道路、高速道路のいず
れであるかにより、設定速度認識手段が情報提示方法を
切り換えるための設定速度を認識する。そして、速度判
断手段が、車両の速度を検出して、設定速度認識手段に
より認識された速度を越えたか否かを判断する。ここ
で、速度判断手段によって設定速度を越えたと判断され
たときに、表示画像制御手段が、画像表示装置により表
示する画像情報を簡易な画像情報に切り換え、或いは、
画像情報の表示を停止させる。また、音声出力制御手段
が、音声情報の出力を停止させる。
【0012】請求項2の車載用ナビゲーションシステム
では、道路種別識別手段がデータベースドライバ及び測
位装置からの情報を基に自車が現在一般道路、高速道路
のいずれを走行中かを識別する。その後、道路種別識別
手段により識別された道路種別、即ち、一般道路、高速
道路のいずれであるかにより、設定速度認識手段が情報
提示方法を切り換えるための設定速度を認識する。そし
て、速度判断手段が、車両の速度を検出して、設定速度
認識手段により設定された速度を越えたか否かを判断す
る。ここで、速度判断手段によって設定速度を越えたと
判断されたときに、表示画像制御手段が、画像表示装置
により表示する画像情報を簡易な画像情報に切り換え、
或いは、画像情報の表示を停止させる。また、音声出力
制御手段が、音声出力装置による音声情報を簡易な音声
情報に切り換えさせる。
【0013】請求項3では、 (1)一般道路を走行中において、設定速度認識手段に
より認識される一般道路に対応した設定速度以下では、
表示画像制御手段が詳細な画像情報を表示し、音声出力
制御手段が詳細な音声出力を出力する。そして、設定速
度認識手段により認識される一般道路に対応した設定速
度を越えると、表示画像制御手段が画像情報の表示を停
止させる。 (2)高速道路を走行中において、設定速度認識手段に
より認識される高速道路に対応した速度以下では、表示
画像制御手段が簡易な画像情報を表示させ、音声出力制
御手段が詳細な音声出力を出力する。そして、設定速度
認識手段により認識される高速道路に対応した設定速度
を越えると、表示画像制御手段が画像情報の表示を停止
させ、音声出力制御手段が簡易な音声情報に切り換えて
音声情報を出力する。
【0014】請求項4では、設定速度認識手段が第1と
第2の設定速度を設定する。 (1)一般道路を走行中において、設定速度認識手段に
より認識される一般道路に対応した第1の設定速度以下
では、表示画像制御手段が詳細な画像情報を表示し、音
声出力制御手段が詳細な音声出力を出力する。そして、
一般道路に対応した第1の設定速度を越え第2の設定速
度以下では、表示画像制御手段が簡易な画像情報を表示
させ、音声出力制御手段は詳細な音声情報の出力を継続
する。更に、一般道路に対応した第2の設定速度を越え
ると、表示画像制御手段が画像情報の表示を停止させ、
音声出力制御手段が簡易な音声情報に切り換えて音声情
報を出力する。 (2) 高速道路を走行中において、設定速度認識手段
により認識される高速道路に対応した第1の設定速度以
下では、表示画像制御手段が簡易な画像情報を表示さ
せ、音声出力制御手段が詳細な音声情報を出力する。そ
して、高速道路に対応した第1の設定速度を越え第2の
設定速度以下では、表示画像制御手段が画像情報の表示
を停止させ、音声出力制御手段は詳細な音声情報の出力
を継続する。更に、高速道路に対応した第2の設定速度
を越えると、音声出力制御手段が簡易な音声情報に切り
換えて音声情報を出力する。
【0015】請求項5では、音声識別手段が音声による
入力を識別し、画像表示及び音声出力装置が、音声によ
る入力に応じて情報を出力する。
【0016】
【実施例】以下、本発明を具体化した実施例について図
を参照して説明する。図1は、本発明の一実施例に係る
車載用ナビゲーション装置の構成を示すブロック図であ
る。この実施例では、自車位置の測定装置としてGPS
受信機18を用いている。
【0017】GPS受信機18は、車両に取り付けられ
た専用アンテナ18aで受信した電波からデータを復調
し、データ処理することにより自車位置を算出する。算
出された自車位置データはCPU12へ送られる。な
お、CPU12は、図示しないジャイロ及び車速センサ
からの出力によりGPS受信機18からの位置情報に補
正を加えるようになっている。
【0018】CDROMプレーヤ30に装填されている
CDROM(図示せず)には、地図データの他に、更に
レストラン、ホテル、観光地等の位置及びサービス内
容、高速道路の各インターチェンジ間の距離、高速料金
表示等の二次的情報データが所定のフォーマットで記録
されている。CDROMプレーヤ30は、該CDROM
を再生して所望の地図データ及び二次的情報データを読
みだし、CPU12へ送る。
【0019】CPU12は、CDROMプレーヤ30に
対して必要なデータを読み出させる。これにより読み出
されたデータによって作成された地図画面データが、グ
ラフィック・ディスプレイ・コントローラ(GDC)2
2を介してVRAM24に書き込まれる。GDC22は
画面データをVRAM24に記憶させると共に、表示タ
イミング信号を発生してモニタ28に出力し、また、V
RAM24に記憶されている画面データを読みだす信号
を出力する。VRAM24から読み出されたデータの出
力は、パレットDAC26でアナログRGB信号に変換
されモニタ28にて画像として表示される。
【0020】CPU12は、上述したモニタによる画像
表示と併せて、或いは、独立して上記地図データから抽
出した制御信号(例えば、「500m先を左折」との音
声信号に変換される制御信号)を音声出力装置36に与
える。該音声出力装置36は、制御信号を音声信号に変
換してスピーカ38から出力させる。
【0021】ROM14は、CPU12が各種の処理を
進める際に必要に応じて使用する作業用メモリである。
また、RAM16は、CPU12の作業手順(プログラ
ム)や固定データが記憶されたメモリである。入力装置
20は、使用者が指によりキーを押圧することにより車
載用ナビゲーション装置を操作する装置であって、操作
に応じた信号をCPU12へ送出する。同様に、音声識
別装置32は、マイク34を介して入力された使用者の
音声(例えば、「高速料金」の音声指令)を識別して車
載用ナビゲーション装置を操作させる装置であって、識
別した音声に応じた信号をCPU12へ送出する。
【0022】次に、第1実施例に係る車載用ナビゲーシ
ョン装置の動作を図2、図3及び図4のフローチャート
を参照して説明する。車載用ナビゲーション装置が起動
すると、図2に示すメインルーチンにおいてシステムの
初期化が行われる(S12)。次に、GPS受信機18
が自車の現在位置を取り込み(S14)、更に、CPU
12により現在位置を含む地図が選択され、CDROM
プレーヤ30によってCDROMがアクセスされ、該選
択された地図データが読み出される。そして、CPU1
2は、高速道路か否かを判断する(S16)。即ち、C
PU12は、CDROMプレーヤ30からの地図データ
と、GPS受信機18からの現在位置データとに基づ
き、高速道路か一般道路かを判断する。ここでは、現在
車両が一般道路を走行中であるものとして説明を続ける
(S16がNo)。CPU12は、上記ステップ14で
得た地図データに更に自車位置データを加えて、図9
(A)に示すようにモニタ28に画像表示させる(S1
8)。次に、音声入力の有無を判断して(S20)、音
声入力がない限り(S20がNo)ステップ14に戻
り、ステップ14乃至ステップ18の処理を繰り返すこ
とにより車両の進行に合わせて地図表示を更新して行
く。
【0023】ここで、利用者(運転者)がレストランを
探すために「レストラン」と発呼すると、これを音声識
別装置32が認識し、CPU12へレストランの二次情
報提供の要求があった旨の信号を送出する。これにより
ステップ20がYesとなり、一般道路処理(S30)
へ移行する。
【0024】この一般道路処理(S30)について、一
般道路処理のサブルーチンを示す図3のフローチャート
を参照して説明する。先ず、CPU12は車速センサか
ら現在速度を獲得し(S31)、そして、現在速度が4
5Km以上かを判断する(S32)。ここでは、現在速度
が45Km未満であるものとして(S32がNo)説明を
続ける。ステップ33では、CPU12は、上記レスト
ランに関する位置等の二次情報データを、CDROMへ
CDROMプレーヤ30をアクセスさせ獲得する。そし
て、図9(B)に示すように、図9(A)に示す地図表
示の上にレストランの位置(図中で斜線で示す)を重ね
て表示する(S34)。
【0025】その後、CPU12は上記レストランに関
する位置データ及びそれに付帯する二次情報データを更
に加工して音声情報を獲得する(S35)。ここでは、
所定の範囲内にあるレストランに関する音声情報を作成
する。そして、CPU12は、音声出力装置36に信号
を送出し、スピーカ38を介して案内音声を出力させる
(S36)。ここでは、例えば、「300m先に、フラ
ンスレストランがあります、更に、1Km先に、イタリア
レストランがあります、・・・・」との情報を提供す
る。これにより、当該一般道路処理(S30)が終了し
て図2に示すメインルーチンのステップ14へ戻る。運
転者は、図9(B)に示す画像情報及び上記音声案内に
よりレストランの位置及び種類を確認して所望のレスト
ランへ向かうことができる。
【0026】ここで、運転者が車速を45Km以上に加速
し、指示されたレストランへ向かった際の処理について
更に説明を続ける。CPU12は、ステップ14乃至ス
テップ18を繰り返し、車両の進行に合わせて地図表示
を更新して行く。ここで、利用者(運転者)が、再び
「レストラン」と発呼すると、ステップ20がYesと
なり、一般道路処理(S30)へ移行する。
【0027】この図3に示す一般道路処理(S30)
で、先ず、CPU12は、車速センサから現在速度を獲
得し(S31)、そして、現在速度が45Km以上かを判
断する(S32)。ここでは、現在速度が45Km以上で
あるため(S32がYes)、ステップ37へ移行し
て、重ね画を表示中か判断する。図9(B)に示すよう
に重ね画を表示中の場合には(S37がYes)、ステ
ップ38へ進み、該重ね画表示を消去して図9(A)に
示すような通常の地図表示に戻し、その後ステップ35
へ移行する。重ね画を表示中ではない場合(S37がN
o)には、直ちにステップ35へ進む。
【0028】ステップ35では、CPU12はストラン
に関する位置情報データ及びそれに付帯する二次情報デ
ータを加工して音声情報を獲得する。そして、CPU1
2は、音声出力装置36に信号を送出して案内音声を出
力させる。ここでは、例えば、「200m先に、フラン
スレストランがあります、更に、900m先に、イタリ
アレストランがあります、・・・・」との情報を提供す
る。これにより、該一般道路処理(S30)が終了して
図2に示すメインルーチンのステップ14へ戻る。相対
的に高い速度で一般道路を走行している運転者は、該音
声案内によりレストランの位置及び種類を確認して所望
のレストランへ向かうことができる。この際に、地図表
示が示されないため、視野がモニタ28の画面に奪われ
ることがなくなる。
【0029】以上、一般道路を走行中における車載用ナ
ビゲーション装置の動作について説明した。引き続き、
高速道路を走行中における動作について図2を参照して
説明する。CPU12は、ステップ14にて位置データ
を取り込んだ後、高速道路かを判断する(S16)。こ
こでは、高速道路を走行中であるため(S16がYe
s)、高速道路処理(S40)へ移行する。
【0030】この高速道路処理(S40)について、高
速道路処理のサブルーチンを示す図4及び図5のフロー
チャートを参照して説明する。先ず、CPU12は音声
入力の有無を判断する(S41)。ここでは先ず、音声
入力が無い場合(S41がNo)について説明する。C
PU12は、次に、車速センサから現在速度を獲得し
(S42)、そして、現在速度が80Km以上かを判断す
る(S43)。ここでは、高速道路が渋滞中で現在速度
が80Km未満であるものとして(S43がNo)説明を
続ける。ステップ44では、CPU12は、図2に示す
ステップ14で得た地図データ及び自車位置データと、
走行開始前に予め運転者により設定された目的地とに基
づき、簡易画面案内データを獲得する。例えば、設定さ
れた目的地に基づき高速道路から一般道路へ降りるべき
インターチェンジを判断すると共に、該インターチェン
ジまでの距離と、インターチェンジまでの高速料金を算
出する。そして、モニタ28に図10(B)に示すよう
な文字情報から成る簡易画面案内を表示させる(S4
5)。その後、該簡易画面案内データを加工して音声デ
ータを獲得する(S46)。そして、該音声データに基
づき案内音声を出力する(S47)。例えば、「吹田イ
ンターまで5Km、高速料金は3000円です」との案内
を行う。高速道路走行中は、詳細な地図表示が示されな
いため、運転者の視野がモニタ28の画面に奪われるこ
とがなくなる。
【0031】ここで、車両が80Km以上で走行している
場合の処理について引き続き説明する。車速が80Km以
上の場合には、上述したステップ43の判断がYesと
なり、ステップ48の処理に移行する。このステップ4
8では、CPU12は、地図データ及び自車位置データ
と設定された目的地とに基づき、簡易音声データを獲得
する。例えば、設定された目的地から高速道路から降り
るべきインターチェンジを判断する。そして、ステップ
47へ移行し、該簡易音声データに基づき案内音声を出
力する(S47)。例えば、「吹田インターで降りて下
さい」との必要最小限の案内を行う。即ち、高速道路を
高速で走行中は、画像表示を行わないことにより、運転
者の視覚を奪わないようにすると共に、運転者の聴覚が
散漫にならない程度の簡略化された音声情報を提供す
る。
【0032】引き続き、高速道路を走行中に運転者が音
声によって二次情報を要求した場合の処理について説明
する。例えば、運転者が、道路の込み具合から、当初向
かっていたインターチェンジではなく、横浜インターチ
ェンジから降りること意図し「横浜インター」と発呼す
ると、CPU12には、音声識別装置32によって横浜
インターチェンジとの指令信号が入力される。これによ
り、ステップ41の判断がYesとなり、図5に示すス
テップ52に移行する。CPU12は、車速センサから
現在速度を獲得し(S52)、そして、現在速度が80
Km以上かを判断する(S53)。ここでは、高速道路が
渋滞中で現在速度が80Km未満であるものとして(S5
3がNo)説明を続ける。ステップ54では、CPU1
2は、地図データ及び自車位置データと、新たに設定さ
れた目的地とに基づき、簡易画面案内データを獲得す
る。例えば、新たに設定されたインターチェンジまでの
距離と、高速料金を算出する。そして、モニタ28に、
例えば「横浜インターまで1Km、料金2500円」との
文字情報から成る簡易画面案内を表示させる(S5
5)。その後、該簡易画面案内データを加工して音声デ
ータを獲得する(S56)。そして、該音声データに基
づき案内音声を出力する(S57)。例えば、「横浜イ
ンターまで1Km、高速料金2500円です」との案内を
行う。
【0033】ここで、車両が80Km以上で走行している
場合の処理について引き続き説明する。車速が80Km以
上の場合には、上述したステップ53の判断がYesと
なり、ステップ58の処理に移行する。このステップ5
8では、CPU12は、地図データ及び自車位置データ
と新たに設定された目的地とに基づき、簡易音声データ
を獲得する。そして、ステップ47へ移行し、該簡易音
声データに基づき案内音声を出力する(S47)。例え
ば、「横浜インターまで1Kmです」との必要最小限の案
内を行う。
【0034】次に、本発明の第2実施例に係る車載用ナ
ビゲーション装置について説明する。上述した第1実施
例では、一般道路及び高速道路において画像及び音声情
報の提示方法を1つの速度(一般道路45Km、高速道路
80Km)で切り換えたが、この第2実施例においては、
2つの速度(一般道路45Km及び55Km、高速道路80
Km及び95Km)で切り換えるように構成されている。こ
の第2実施例の車載用ナビゲーション装置の電気的構成
は、図1を参照して説明した第1実施例と同様であるた
め図示及び説明を省略する。また、第2実施例の車載用
ナビゲーション装置のメインルーチンは、第1実施例の
際に参照した図2のフローチャートと同様であるため、
図2を参照して説明する。
【0035】車載用ナビゲーション装置が起動すると、
システムの初期化が行われる(S12)。次に、GPS
受信機18が自車の現在位置を取り込み(S14)、現
在位置を含む地図が選択され、CDROMプレーヤ30
によりCDROMがアクセスされ、該選択された地図デ
ータが読み出される。そして、CPU12は、高速道路
か否かを判断する(S16)。ここでは、現在車両が一
般道路を走行中である(S16がNo)ものとして説明
を続ける。CPU12は、地図情報に更に自車位置デー
タを加えて、図9(A)に示すようにモニタ28に画像
表示させる(S18)。次に、音声入力の有無を判断し
て(S20)、音声入力がない限り(S20がNo)ス
テップ14に戻り、ステップ14乃至ステップ18の処
理を繰り返すことにより車両の進行に合わせて地図表示
を更新して行く。
【0036】ここで、利用者(運転者)が、レストラン
へ行くことを望み「レストラン」と発呼すると、これを
音声識別装置32が認識し、CPU12へレストラン要
求があった旨の信号を送出する。これによりステップ2
0がYesとなり、一般道路処理(S60)へ移行す
る。
【0037】第2実施例の一般道路処理(S60)につ
いて、一般道路処理のサブルーチンを示す図6のフロー
チャートを参照して説明する。先ず、CPU12は、車
速センサから現在速度を獲得し(S61)、そして、現
在速度が45Km以上かを判断する(S62)。ここで
は、現在速度が45Km未満であるものとして(S62が
No)説明を続ける。CPU12は、ステップ63でレ
ストラン位置及びそれに付帯する二次情報データを獲得
し、ステップ64にて図9(B)に示すように、図9
(A)に示す地図表示の上にレストランの位置(図中で
斜線で示す)を重ねて表示する。
【0038】その後、CPU12はレストランに関する
位置データ及びそれに付帯する二次情報データを更に加
工して音声情報を獲得する(S65)。ここでは、所定
範囲内にあるレストランに関する音声情報を作成する。
そして、CPU12は案内音声を出力させる。ここで
は、例えば、「300m先に、フランスレストランがあ
ります、更に1Km先に、イタリアレストランがありま
す、・・・・」との情報を提供する。これにより、該一
般道路処理(S60)が終了して図2に示すメインルー
チンのステップ14へ戻る。運転者は、図9(B)に示
す画像情報及び上記音声情報によりレストランの位置及
び種類を確認して所望のレストランへ向かうことができ
る。
【0039】ここで、運転者が車速を45Km以上に加速
した際の処理について更に説明を続ける。CPU12
は、ステップ14乃至ステップ18を繰り返し、車両の
進行に合わせて地図表示を更新して行く。ここで、利用
者(運転者)が、再び「レストラン」と発呼すると、ス
テップ20がYesとなり、一般道路処理(S60)へ
移行する。
【0040】この図6に示す一般道路処理(S60)
で、先ず、CPU12は、車速センサから現在速度を獲
得し(S61)、そして、現在速度が45Km以上かを判
断する(S62)。ここでは、現在速度が45Km以上で
あるため(S62がYes)、ステップ67へ移行して
重ね画を表示中か判断する。図9(B)に示すように重
ね画を表示中の場合には(S67がYes)、ステップ
68へ進み、該重ね画表示を消去し、図9(A)に示す
ような通常の地図表示に戻し、その後ステップ69へ移
行する。他方、重ね画を表示中ではない場合(S67が
No)には、直ちにステップ69へ進む。
【0041】ステップ69では、車速が55Km以上かを
判断する。ここで、速度が45Km以上で55Km未満の場
合には(ステップ69がNo)、ステップ70に移行し
て簡易表示データを獲得する。ここでは、最寄りのレス
トランを決定すると共にそこまでの距離を算出する。そ
して、図10(A)に示すような文字情報からなる簡易
表示を行う。その後、ステップ65へ移行し、上述した
と同様に音声情報を獲得する。そして、CPU12は案
内音声を出力させる(S66)。ここでは、「200m
先に、フランスレストランがあります、更に900m先
に、イタリアレストランがあります、・・・・」との画
像情報で伝えられなかった詳細な情報を提供する。これ
により、一般道路処理(S60)が終了して図2に示す
メインルーチンのステップ14へ戻る。中程度の速度で
一般道路を走行している運転者は、該音声案内によりレ
ストランの位置及び種類を確認して所望のレストランへ
向かうことができる。この際に、簡略化された文字情報
のみが示されるため、視野がモニタ28の画面に奪われ
ることがなくなる。
【0042】なお、車速が55Km以上の場合には、上記
ステップ69がYesとなり、ステップ72へ進む。ス
テップ72では、簡易音声データを獲得する。例えば、
最寄りのレストランまでの距離及び進路のみの音声デー
タを作成する。そして、ステップ66に移行して、音声
データを出力させる。ここでは、「レストランまで直進
200mです」との簡略化された音声情報を提供する。
これにより、該一般道路処理(S60)が終了して図2
に示すメインルーチンのステップ14へ戻る。相対的に
高いの速度で一般道路を走行している運転者は、該音声
案内により最寄りのレストランまでの経路案内のみを受
けることができる。この際に、画像表示がなされないた
め、視野が車載用ナビゲーション装置のモニタ28の画
面に奪われることが全くなくなる。
【0043】引き続き高速道路を走行中における動作に
ついて図2を参照して説明する。CPU12は、ステッ
プ14にて位置データを取り込んだ後、高速道路かを判
断する(S16)。ここでは、高速道路を走行中である
ため(S16がYes)、高速道路処理(S80)へ移
行する。
【0044】この高速道路処理(S80)について、第
2実施例の高速道路処理のサブルーチンを示す図7及び
図8のフローチャートを参照して説明する。先ず、CP
U12は音声入力の有無を判断する(図7に示すS8
1)。ここでは先ず、音声入力が無い場合(S81がN
o)について説明する。CPU12は、次に、車速セン
サから現在速度を獲得し(S82)、そして、現在速度
が80Km以上かを判断する(S83)。ここでは、高速
道路が渋滞中で現在速度が80Km未満であるものとして
(S83がNo)説明を続ける。ステップ84では、簡
易画面案内データを獲得する。例えば、設定された目的
地から高速道路から一般道路へ降りるべきインターチェ
ンジを判断すると共に、該インターチェンジまでの距離
と、インターチェンジまでの高速料金を算出する。そし
て、モニタ28に図10(B)に示すような文字情報か
ら成る簡易画面案内を表示させる(S85)。その後、
該簡易画面案内データを加工して音声データを獲得する
(S86)。そして、該音声データに基づき案内音声を
出力する(S87)。例えば、「吹田インターまで5K
m、高速料金は3000円です」との案内を行う。即
ち、速度が相対的に低い場合には、簡易画像と音声とに
より情報を提供する。
【0045】ここで、車両が80Km以上で走行している
場合の処理について引き続き説明する。車速が80Km以
上の場合には、上述したステップ83の判断がYesと
なり、ステップ88の処理に移行する。このステップ8
8では、CPU12は、速度が95Km以上かを判断す
る。ここで、車速が85Km以上で95Km未満の場合には
(S88がNo)、ステップ86に移行し、簡易画面案
内データに基づき音声データを獲得する(S86)。そ
して、該音声データに基づいて案内音声を出力する(S
87)。即ち、上記の処理と同様に「吹田インターまで
5Km、高速料金は3000円です」との案内を行う。速
度が中程度の場合には、音声によってのみ情報を提供す
る。この際に、画像表示がなされないため、視野がモニ
タ28の画面に奪われることがなくなる。
【0046】なお、車速が95Km以上の場合には、上記
ステップ88がYesとなり、ステップ89へ進む。ス
テップ89では簡易音声データを獲得する。例えば、一
般道路へ降りるべきインターチェンジを識別する音声デ
ータを作成する。そして、ステップ87に移行して、C
PU12は案内音声を出力させる。ここでは、例えば、
「吹田インターで降りて下さい」との必要最小限の案内
を行う。相対的に高い速度で高速道路を走行している運
転者は、該音声案内により一般道路へ降りるべきインタ
ーチェンジの識別案内のみを受けることができる。ここ
では、運転者の聴覚が散漫にならない程度の簡略化され
た音声情報が提供されることになる。
【0047】引き続き、高速道路を走行中に、運転者が
音声によって二次情報を要求した場合の処理について説
明する。例えば、運転者が、道路の込み具合から、当初
向かっていたインターチェンジではなく、横浜インター
チェンジから降りること意図し「横浜インター」と発呼
すると、CPU12には音声識別装置32によって横浜
インターチェンジを識別する情報が入力される。これに
より、ステップ81の判断がYesとなり、図8に示す
ステップ92に移行する。CPU12は、次に、車速セ
ンサから現在速度を獲得し(S92)、そして、現在速
度が80Km以上かを判断する(S93)。ここでは、高
速道路が渋滞中で現在速度が80Km未満であるものとし
て(S93がNo)説明を続ける。ステップ94では、
CPU12は、地図データ及び自車位置データと、新た
に設定された目的地とに基づき、簡易画面案内データを
獲得する。例えば、新たに設定されたインターチェンジ
までの距離と、高速料金を算出する。そして、モニタ2
8に、例えば「横浜インターまで1Km、料金2500
円」との文字情報から成る簡易画面案内を表示させる
(S95)。その後、該簡易画面案内データを加工して
音声データを獲得する(S96)。そして、該音声デー
タに基づき案内音声を出力する(S97)。例えば、
「横浜インターまで1Km、高速料金2500円です」と
の音声案内を行う。
【0048】ここで、車両が80Km以上で走行している
場合の処理について引き続き説明する。車速が80Km以
上の場合には、上述したステップ93の判断がYesと
なり、ステップ98の処理に移行する。このステップ9
8では、速度が95Km以上かを判断する。ここで、車速
が85Km以上で95Km未満の場合には(S98がN
o)、ステップ96に移行して音声データを獲得する
(S96)。そして、該音声データに基づき案内音声を
出力する(S97)。上記と同様に「横浜インターまで
1Km、高速料金2500円です」との案内を行う。即
ち、速度が中程度の場合には、画像表示を行うことなく
音声のみにより情報を提供する。
【0049】なお、車速が95Km以上の場合には、上記
ステップ88がYesとなり、ステップ99へ進む。ス
テップ99では、簡易音声データを獲得する。そして、
ステップ97へ移行し、該簡易音声データに基づき案内
音声を出力する。例えば、「横浜インターまで1Kmで
す」との必要最小限の案内を行う。
【0050】なお、上述した実施例では、音声識別装置
32を用いることにより音声で入力させる例を挙げた
が、入力は入力装置20のキー操作によっても行い得
る。また、キー操作の代わりに、モニタ28をタッチパ
ネルで構成し、タッチパネルに触れることにより所望の
入力を行うよう構成することも可能である。また更に、
上述した実施例では、車速に応じて画像及び音声による
情報の提供方法を簡易なものに切り換える方法について
種々の例を挙げたが、この簡易化の方法及び組み合わせ
等は適宜選択できることは言うまでもない。例えば、画
像情報のみを車速に応じて簡略化させ、音声情報は簡略
化せずに提供させるよう構成することも可能である。
【0051】一方、上述した実施例では、走行道路の道
路種別に対応して設定速度を自動認識させているが、走
行道路状況によっては情報の提供方法を運転者の好みで
選択することも可能とする。例えば、車速が設定速度以
上であっても道路が閑散としてい場合は、画像表示の禁
止を解除できるようにしても良い。
【0052】
【効果】以上記述したように請求項1の車載用ナビゲー
ションシステムにおいては、車速及び道路種別に応じ
て、運転者の視覚を奪わない程度の画像表示を行い、安
全走行の確保と必要な経路案内の提供との両立を図り得
ることができる。また、請求項2の車載用ナビゲーショ
ンシステムにおいては、車速及び道路種別に応じて、視
覚を奪わない程度の画像表示及び聴覚が散漫にならない
程度の音声案内を運転者に対して行い、安全走行と必要
な経路案内との両立を図り得ることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の1実施例に係る車載用ナビゲーション
装置の電気的構成を示すブロック図である。
【図2】第1、第2実施例に係るナビゲーション装置の
メインルーチンを示すフローチャートである。
【図3】図2に示すフローチャートの一般道路処理のサ
ブルーチンを示すフローチャートである。
【図4】図2に示すフローチャートの高速道路処理のサ
ブルーチンを示すフローチャートである。
【図5】図2に示すフローチャートの高速道路処理のサ
ブルーチンを示すフローチャートである。
【図6】第2実施例に係るナビゲーション装置の一般道
路処理のサブルーチンを示すフローチャートである。
【図7】第2実施例に係るナビゲーション装置の高速道
路処理のサブルーチンを示すフローチャートである。
【図8】第2実施例に係るナビゲーション装置の高速道
路処理のサブルーチンを示すフローチャートである。
【図9】本発明の実施例に係るナビゲーション装置の表
示画面を示す説明図である。
【図10】本発明の実施例に係るナビゲーション装置の
表示画面を示す説明図である。
【符号の説明】
12 CPU 18 GPS受信機 28 モニタ 30 CDROMプレーヤ 32 音声識別装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G08G 1/16 G08G 1/16 A G09B 29/00 G09B 29/00 A

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 地図情報データベースと、該地図情報デ
    ータベースから地図情報を読み出すデータベースドライ
    バと、読み取られた地図情報を基に詳細な画像情報と簡
    略化された画像情報とを切り換えて表示する画像表示装
    置と、現在位置を測位する測位装置と、読み取られた地
    図情報を基に音声情報を出力する音声出力装置と、各装
    置を制御する制御装置とを備えるナビゲーションシステ
    ムであって、 一般道路か高速道路かを、前記データベースドライバ及
    び前記測位装置からの情報を基に識別する道路種別識別
    手段と、 前記道路種別識別手段により識別された道路種別に基づ
    き、情報提示方法を切り換えるための設定速度を道路種
    別ごとに対応付ける設定速度認識手段と、 車両の速度を検出して、前記設定速度認識手段により認
    識された設定速度を越えたか否かを判断する速度判断手
    段と、 前記速度判断手段によって設定速度を越えたと判断され
    たときに、前記画像表示装置により表示される画像情報
    を詳細な画像情報から簡易な画像情報に切り換えさせ、
    或いは、画像情報の表示を停止させる表示画像制御手段
    と、 前記速度判断手段によって設定速度を越えたと判断され
    たときに、音声情報の出力を停止させる音声出力制御手
    段と、 を備えたことを特徴とするナビゲーションシステム。
  2. 【請求項2】 地図情報データベースと、該地図情報デ
    ータベースから地図情報を読み出すデータベースドライ
    バと、読み取られた地図情報を基に詳細な画像情報と簡
    略化された画像情報とを切り換えて表示する画像表示装
    置と、現在位置を測位する測位装置と、読み取られた地
    図情報を基に詳細な音声情報と簡略化された音声情報と
    を切り換えて出力する音声出力装置と、各装置を制御す
    る制御装置とを備えるナビゲーションシステムであっ
    て、 一般道路か高速道路かを、前記データベースドライバ及
    び前記測位装置からの情報を基に識別する道路種別識別
    手段と、 前記道路種別識別手段により識別された道路種別に基づ
    き、情報提示方法を切り換えるための設定速度を道路種
    別ごとに対応付ける設定速度認識手段と、 車両の速度を検出して、前記設定速度認識手段により認
    識された設定速度を越えたか否かを判断する速度判断手
    段と、 前記速度判断手段によって設定速度を越えたと判断され
    たときに、前記画像表示装置により表示される画像情報
    を詳細な画像情報から簡易な画像情報に切り換えさせ、
    或いは、画像情報の表示を停止させる表示画像制御手段
    と、 前記速度判断手段によって設定速度を越えたと判断され
    たときに、前記音声出力装置による音声情報を詳細な音
    声情報から簡易な音声情報に切り換えさせる音声出力制
    御手段と、 を備えたことを特徴とするナビゲーションシステム。
  3. 【請求項3】 一般道路を走行中において、前記設定速
    度認識手段により認識される一般道路に対応した設定速
    度を越えると、前記表示画像制御手段が画像情報の表示
    を停止させ、 高速道路を走行中において、前記設定速度認識手段によ
    り認識される高速道路に対応した設定速度以下では、前
    記表示画像制御手段が簡易な画像情報を表示させ、 また、前記設定速度認識手段により認識される高速道路
    に対応した設定速度を越えると、前記表示画像制御手段
    が画像情報の表示を停止させ、前記音声出力制御手段が
    簡易な音声情報に切り換えて音声情報を出力することを
    特徴とする請求項2の車載用ナビゲーションシステム。
  4. 【請求項4】 前記設定速度認識手段が、第1と第2の
    設定速度を設定し、(1) 一般道路を走行中におい
    て、前記設定速度認識手段により認識される一般道路に
    対応した第1の設定速度を越え第2の設定速度以下で
    は、前記表示画像制御手段が簡易な画像情報を表示さ
    せ、 そして、一般道路に対応した第2の設定速度を越える
    と、前記表示画像制御手段が画像情報の表示を停止さ
    せ、前記音声出力制御手段が簡易な音声情報に切り換え
    て音声情報を出力させ、(2) 高速道路を走行中にお
    いて、前記設定速度認識手段により認識される高速道路
    に対応した第1の設定速度以下では、前記表示画像制御
    手段が簡易な画像情報を表示させ、 高速道路に対応した第1の設定速度を越え第2の設定速
    度以下では、前記表示画像制御手段が画像情報の表示を
    停止させ、 高速道路に対応した第2の設定速度を越えると、前記音
    声出力制御手段が簡易な音声情報に切り換えて音声情報
    を出力することを特徴とする請求項2の車載用ナビゲー
    ションシステム。
  5. 【請求項5】 前記車載用ナビゲーションシステムが更
    に音声による入力を識別する音声識別装置を有し、前記
    画像表示及び前記音声出力装置が、音声による入力に応
    じて情報を出力することを特徴とする請求項1乃至請求
    項4の車載用ナビゲーションシステム。
JP6499595A 1995-02-27 1995-02-27 車載用ナビゲーションシステム Pending JPH08233594A (ja)

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