JPH082332A - 車両用グロ−ブボックス - Google Patents

車両用グロ−ブボックス

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JPH082332A
JPH082332A JP14179494A JP14179494A JPH082332A JP H082332 A JPH082332 A JP H082332A JP 14179494 A JP14179494 A JP 14179494A JP 14179494 A JP14179494 A JP 14179494A JP H082332 A JPH082332 A JP H082332A
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JP
Japan
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box body
holding
box
vehicle
maintenance
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JP14179494A
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Sadaji Nakano
貞二 中野
Hiroshi Utsunomiya
広 宇都宮
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Kojima Industries Corp
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Kojima Press Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ボックス本体の収納室の奥側寄りに整備手帳
等を起立させて保持することで、その収納室に整備手帳
や物品を整理よく収納する。 【構成】 車両の内装部材1に開閉可能に組付けられる
ボックス本体3は有底箱形状に形成される。ボックス本
体3の収納室6の底部奥側寄りには、整備手帳7、取扱
い説明書等を起立させて保持するための保持壁15が突
設されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は車両用グロ−ブボック
スに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、車両用グロ−ブボックスのボック
ス本体は、有底箱形状に形成されて車両の内装部材に開
閉可能に組付けられる。そして、前記ボックス本体の収
納室には、整備手帳、取扱い説明書、ロ−ドマップ等が
収納される他、各種の物品(小物)が収納されるように
なっているのが一般的である。また、このようなボック
スには、例えば、実開平3−96242号公報、特開平
4−287731号公報等に開示されたものが知られて
いる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、整備手帳な
どは頻繁に出入れすることがない。このため、ボックス
本体の収納室の奥側に整備手帳が収納され、その前側に
各種の物品が収納される。しかしながら、車両の走行振
動や、ボックス本体の開閉時などにおいて、ボックス本
体の収納室内において、整備手帳や物品が相互に位置ず
れしたり、あるいは整備手帳が物品上に倒れる場合があ
り、ボックス本体に対する物品の出入れが厄介となる場
合がある。この発明の目的は、前記した従来の問題点に
鑑み、ボックス本体の収納室の奥側寄りに整備手帳等を
起立させて保持することで、その収納室に整備手帳や物
品を整理よく収納することができる車両用グロ−ブボッ
クスを提供することである。
【0004】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、請求項1の発明に係る車両用グロ−ブボックスは、
車両の内装部材に開閉可能に組付けられるボックス本体
は有底箱形状に形成され、前記ボックス本体の収納室の
底部奥側寄りには、整備手帳、取扱い説明書等を起立さ
せて保持するための保持壁が突設されている。また、請
求項2の発明に係る車両用グロ−ブボックスは、ボック
ス本体の奥側内壁面には、整備手帳、取扱い説明書等の
上部を保持するための弾性伸縮自在の保持バンドが張設
されている。
【0005】
【作用】前記したように構成される請求項1の発明に係
る車両用グロ−ブボックスにおいて、整備手帳等は、ボ
ックス本体の収納室の奥側内壁面と保持壁との間に起立
状態で差込まれて保持される。また、その他の各種の物
品は、前記整備手帳等の前側において、収納室内に収納
される。また、請求項2の発明に係る車両用グロ−ブボ
ックスにおいては、ボックス本体の収納室の奥側内壁面
と保持壁との間に起立状態で差込まれた整備手帳等の上
部が弾性伸縮自在の保持バンドによって保持される。
【0006】
【実施例】
(実施例1)この発明の実施例1を図1〜図4にしたが
って説明する。図1と図2において、車両の内装部材、
主としてインストルメントパネル1にはボックス組付け
用凹部が形成されており、該凹部にはグロ−ブボックス
のボックス本体3が、該本体3から延出された支持片4
においてピン5を中心として開閉可能に組付けられてい
る。前記ボックス本体3は、アウタ部材11とインナ部
材21とを主体として有底箱形状に形成されている。前
記アウタ部材11は、前板部12、及び底板部13を備
えかつ熱可塑性合成樹脂の射出成形によって一体成形さ
れている。
【0007】アウタ部材11の底板部13の左右方向中
央部には、底板補強部14が形成され、該底板補強部1
4の奥側端には、ボックス本体3の収納室6に整備手帳
(又は、取扱い説明書、車検証、ロ−ドマップ等)7を
起立させて保持するための保持壁15が上向きに突出さ
れるとともに、該保持壁15の下端に連結して、溶着片
16が下向きに突出されている。さらに、底板補強部1
4の下面から前記溶着片16にわたって、同溶着片16
とインナ部材21の溶着片26とのバイブレ−ション溶
着時の底板補強部14や溶着片16の変形を防止するた
めの所要数の補強リブ17が、図3に示すように、左右
方向に適宜の間隔をもって突設されている。
【0008】前記インナ部材21は、収納室6の奥側内
壁面をなす後板部22及び、左右の両側板部23を備え
るとともに、左右の両側板部23の側方に張出す側方フ
ランジ24と両側板部23の上部前側に架設された前面
フランジ25とを備え、かつアウタ部材11と同材質の
熱可塑性合成樹脂の射出成形によって一体成形されてい
る。
【0009】また、前記インナ部材21の下部には、図
1に示すように、アウタ部材11の底板部13に連続す
る傾斜状の底板部27が形成され、同底板部27の先端
下面には、アウタ部材11の溶着片16に接する溶着片
26が形成されている。そして、アウタ部材11の前板
部12の背面にインナ部材21の側方フランジ24及び
前面フランジ25が接するとともに、アウタ部材11の
溶着片16とインナ部材21の溶着片26とが接した状
態において、図4に示すように、アウタ部材11がバイ
ブレ−ション溶着の一方の治具8に固定され、インナ部
材21の溶着片26の背面側に形成された挿入溝に他方
の治具9が挿入される。その後、両治具8,9によって
アウタ部材11とインナ部材21とが所要方向に振動さ
れることで、アウタ部材11の前板部12の背面に側方
フランジ24及び前面フランジ25が溶着されると同時
に、両溶着片16,26が溶着される。これによって、
アウタ部材11とインナ部材21とが結合されること
で、上方に開口する有底箱形状のボックス本体3が形成
される。
【0010】また、前記インナ部材21の後板部22の
内面、すなわち、収納室6の奥側内壁面には、該内壁面
と保持壁15との間に差込まれた整備手帳7等の上部を
保持するための弾性伸縮自在なゴムバンドよりなる保持
バンド28が、その両端において止め部29において止
着されて張設されている。
【0011】この実施例1は上述したように構成され
る。したがって、整備手帳7等は、ボックス本体3の収
納室6の奥側内壁面と保持壁15との間に起立状態で差
込まれ、同整備手帳7等の上部が保持バンド28によっ
て保持される。また、その他の各種の物品は、前記整備
手帳7等の前側において、収納室6内に収納される。こ
のようにして、ボックス本体3の収納室6の奥側寄りに
整備手帳7等を起立保持して収納することで、車両の走
行振動やボックス本体3の開閉時などにおいて、前記整
備手帳7等が収納室6の物品上に倒れる不具合が解消さ
れ、物品の出入れが容易となる。
【0012】(実施例2)次に、この発明の実施例2を
図5にしたがって説明する。この実施例2においては、
ボックス本体3のアウタ部材11の底板部13の左右方
向中央部に、実施例1の底板補強部14を設けることな
く、同底板部13の底面上に保持壁15が突設され、底
板部13下面に所要数の補強リブ17が突設されてい
る。さらに、アウタ部材11の底板部13の奥側端部寄
り下面に溶着片16が突設される一方、インナ部材21
の底板部27先端に前記アウタ部材11の溶着片16に
バイブレ−ション溶着された溶着片26が形成されたも
のである。その他の構成は実施例1と同様に構成される
ため、その説明は省略する。
【0013】(実施例3)次に、この発明の実施例3を
図6と図7にしたがって説明する。この実施例3におい
ては、ボックス本体3の収納室6の底部奥側寄りに、保
持壁15を前後方向へ移動調整可能に設けたものであ
る。すなわち、ボックス本体3のアウタ部材11とイン
ナ部材21とが相互の溶着片16,26においてバイブ
レ−ション溶着された後、アウタ部材11の底板部13
の底面上に突設された一対の支持片30に保持壁15が
その下端の支持脚15aにおいて前後方向へ移動可能に
差込まれて保持されたものである。
【0014】また、この実施例3において、保持壁15
の支持脚15aと支持片30との対向面は、係脱可能に
係合する凹凸面にそれぞれ形成されることで、保持壁1
5の位置ずれを防止するようになっている。したがっ
て、整備手帳7等の厚さに対応して保持壁15を移動調
整することで、整備手帳7を最適な状態で保持すること
ができる。なお、保持壁15の支持脚15aと支持片3
0との対向面に凹凸面を形成することなく、これら対向
面に所要の摩擦抵抗を付与することで、保持壁15の不
測の位置ずれを防止するようにしてもよい。その他の構
成は実施例1と同様のため、その説明は省略する。
【0015】(実施例4)次に、この発明の実施例4を
図8にしたがって説明する。この実施例4においては、
ボックス本体3がアウタ部材とインナ部材によって分割
構成されることなく一体に形成され、その底板部13の
奥側寄りに保持壁15が突設されたものである。その他
の構成は実施例1と同様のため、その説明は省略する。
【0016】(実施例5)次に、この発明の実施例5を
図9にしたがって説明する。この実施例5は、収納室6
の奥側内壁面に保持バンド28を設けることなく、保持
壁15のみによって整備手帳7等を起立状態に保持する
ように構成したものである。すなわち、保持壁15は弾
性変形可能に板ばね状なし、その幅寸法や高さ寸法が実
施例1と比し適宜に大きくしたものである。他の構成は
実施例1と同様のため、その説明は省略する。
【0017】
【発明の効果】以上述べたように、請求項1の発明によ
れば、ボックス本体の収納室の奥側寄りに整備手帳等を
起立保持して収納することで、車両の走行振動やボック
ス本体の開閉時などにおいて、前記整備手帳等が収納室
の物品上に倒れる不具合を防止することができ、物品の
出入れを容易に行うことができる。また、請求項2の発
明によれば、整備手帳等の上部を弾性伸縮自在に保持ベ
ルトによって保持することで、前記整備手帳等が収納室
の物品上に倒れることを確実に防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例1の車両用グロ−ブボックス
を示す側断面図である。
【図2】同じく斜視図である。
【図3】同じく図1のIII−III線断面図である。
【図4】同じくバイブレ−ション溶着するときの状態を
示す説明図である。
【図5】この発明の実施例2を示す側断面図である。
【図6】この発明の実施例3を示す斜視図である。
【図7】同じく側断面図である。
【図8】この発明の実施例4を示す側断面図である。
【図9】この発明の実施例5を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 インストルメントパネル(内装部材) 3 ボックス本体 6 収納室 7 整備手帳 11 アウタ部材 13 底板部 15 保持壁 21 インナ部材 28 保持バンド

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両の内装部材に開閉可能に組付けられ
    るボックス本体は有底箱形状に形成され、 前記ボックス本体の収納室の底部奥側寄りには、整備手
    帳、取扱い説明書等を起立させて保持するための保持壁
    が突設されていることを特徴とする車両用グロ−ブボッ
    クス。
  2. 【請求項2】 請求項1の車両用グロ−ブボックスにお
    いて、ボックス本体の奥側内壁面には、整備手帳、取扱
    い説明書等の上部を保持するための弾性伸縮自在の保持
    バンドが張設されていることを特徴とする車両用グロ−
    ブボックス。
JP6141794A 1994-06-23 1994-06-23 車両用グロ−ブボックス Expired - Lifetime JP2916537B2 (ja)

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6231549U (ja) * 1985-08-13 1987-02-25

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS6231549U (ja) * 1985-08-13 1987-02-25

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