JPH08233242A - ごみ焼却のための方法及び装置 - Google Patents

ごみ焼却のための方法及び装置

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JPH08233242A
JPH08233242A JP7333664A JP33366495A JPH08233242A JP H08233242 A JPH08233242 A JP H08233242A JP 7333664 A JP7333664 A JP 7333664A JP 33366495 A JP33366495 A JP 33366495A JP H08233242 A JPH08233242 A JP H08233242A
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microwave
refuse
signal
water content
control unit
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JP7333664A
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Albrecht Vogel
アルブレヒト・フォーゲル
Armin Gasch
アルミン・ガーシュ
Gunar Baier
グナール・バイアー
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Original Assignee
ABB Patent GmbH
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F23COMBUSTION APPARATUS; COMBUSTION PROCESSES
    • F23GCREMATION FURNACES; CONSUMING WASTE PRODUCTS BY COMBUSTION
    • F23G5/00Incineration of waste; Incinerator constructions; Details, accessories or control therefor
    • F23G5/002Incineration of waste; Incinerator constructions; Details, accessories or control therefor characterised by their grates
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Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明は、あらゆる種類のごみを予知制御によ
り燃焼できる方法を提供することである。 【解決手段】燃焼を維持するために空気が送給される火
格子4上で焼却するために、供給シュート2及び送出部
3を介して送られるごみ20,21,22の焼却方法
で、焼却される前記ごみ20,21,22の水分含有量
が、マイクロ波信号の助けにより決められ、またその測
定値が、前記水分含有量レベルの関数としてごみ20,
21,22の燃焼を制御するプロセス制御ユニット18
にメモリーされ、このプロセス制御ユニット18が、焼
却中に、前記水分含有量レベルの関数として、火格子4
に供給される空気の量を制御するることを特徴とする焼
却方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、請求項1及び9の
前提部分に記載のごみの焼却方法及び装置に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】燃料として見た場合、ごみの組成は極め
て不均一である。その特性、例えば発熱量、着火性、及
び燃焼率は、極めて広い範囲に変動する。ごみは、例え
ば、有機廃棄物、工業廃棄物、木材、石、合成物質、ガ
ラス、セラミック、紙及びボール紙等からなり、焼却の
ために供給される。ごみは、これらの組合わせで供給さ
れ、常にある程度の可燃物を含んでいる。焼却すべきご
みの量も変化する。更に、燃焼に際して考慮しなければ
ならない、水分含有量も異なる。
【0003】これに対して、石炭、ガス、油等の燃料の
組成及び化学/物理特性は公知である。上述のごみに対
して、これら燃料の場合は、特別に問題なく、焼却設備
の最適化が可能である。
【0004】ごみの焼却設備は、まだ、一般的に低い自
動化レベルで運転されている。この種の最も一般的な設
備では、少なくとも一人の運転者により管理される制御
パネルを備えている。運転者には、各場合の燃料を、燃
焼させる最適な制御を行う仕事が課されている。この場
合に、燃焼プロセスの個人的な観察だけからしか、情報
は得られない。多くの焼却設備では、燃焼スペースの上
方に配置された少なくとも1台のビデオカメラが設けら
れている。
【0005】しかし、燃焼プロセスの修正動作は、過去
の経験に基づいてだけでなされる。すなわち、燃焼すべ
きごみ組成が変化するたびに、燃焼の質が目立って変化
する。したがって、修正動作は一般的に、しばしば遅れ
がちである。このようにしてなされる燃焼プロセスで
は、最適な運転ポイントから、常に大なり、小なり、変
動する。
【0006】これら変動を最小にするために、ごみ焼却
の自動化のレベルを上げることが試みられている。例え
ば、この目的のために、燃焼プロセスをモニターする特
種な測定センサーが焼却スペースに設置されている。か
くて、従来は運転者の視覚によってしか得られなかった
た情報が、自動的に得られ、燃焼制御の修正に直接利用
されている。
【0007】EP−A−0,317,731では、燃焼
火格子上のごみ供給部を、前面にH2 O及び/又はC0
2 分子から放出される電磁ラジェーションを選択的に検
出する光フィルタを備えた光学ラジェーション・レシー
バによりモニタすることが提案されている。こうして得
られた、ごみの水分含有量の指示が、燃焼制御のための
制御装置に、外乱変動として送られる。ここに記載の方
法を用いることにより、ごみが燃焼される前に、ごみの
水分含有量の情報が得られるので、燃焼パラメータを燃
焼ごみにマッチさせることができる。
【0008】しかし、この方法の欠点は、送出ゾーンの
ごみの送出から、火格子上で燃焼されるまでの時間が、
燃焼パラメータを有効に変更させるためには、短すぎる
ことである。この方法での、時間遅れは、30〜60分
の大きさのオーダ−である。これに対し、ごみの送出ゾ
ーンから主燃焼ゾーンまでの輸送時間は、10分程度で
ある。ここに記載の方法では、ごみの水分含有量は、表
面から蒸発した水分から決められるにすぎない。ごみの
内部の水分含有量は検出できない。したがって、燃焼制
御には利用できない。
【0009】EP−A−0,352,620には、ごみ
が燃焼される火格子が、ビデオカメラによりモニタ−さ
れる方法が開示されている。得られたビデオ・イメージ
は、コンピュータにより自動的に処理される。燃焼過程
の情報、例えば温度分布、主燃焼ゾーンの位置が、得ら
れた信号から導き出され、制御変数として、プロセス制
御システムに、供給される。
【0010】この方法を用いても、火格子上の表面温度
が検出されるだけであり、ごみを予知制御により、燃焼
させることはできない。燃焼に影響する、燃焼されるご
みの表面より下の白熱、又は低温領域は、依然として考
慮されていない。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、あらゆる種
類のごみを予知制御により燃焼できる方法を提供するこ
とである。したがって、焼却炉でセットさるべきパラメ
ータが、ごみの燃焼に先立って、知られるようになって
いる。本発明は更に、上記方法が実行される装置を提供
することである。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の方法が、請求項1に開示されている。
【0013】ごみを燃焼させるための装置が、請求項9
に開示されている。
【0014】ごみの燃焼は、ごみの組成及び/又は性質
が燃焼の前に決められ、且つその燃焼が上記の決められ
た情報にに適合してなされた時に、好適になされる。最
適な燃焼のための最も重要な要素の1つは、ごみの水分
含有量である。若し、燃焼されるごみの水分含有量が、
ごみの表面及び内部の両者について、知られていれば、
燃焼の予測制御が、特別な問題なく可能になる。
【0015】従って、本発明では、燃焼されるごみの水
分含有量が、マイクロ波信号の助けにより、燃焼から相
当の分数前に決められる。ごみの水分含有量の決定は、
決定された情報が燃焼中に完全に利用できるように、供
給シュート中でなされる。
【0016】この目的のために、マイクロ波信号が、そ
の中をごみが燃焼のために火格子に送られる供給シュー
トの供給方向に直角に送信される。ごみの水分含有量
が、これらマイクロ波信号中に、信号減衰及び/又は位
相変化を生じさせる。これら信号減衰及び/又は位相変
化が、ごみ中の水分含有量を決めるために、評価され
る。このために、マイクロ波信号が供給シュートの第1
壁から、対向する壁に送信され、そこで受信される。ご
みを横切るマイクロ波は、同時に、信号減衰及び/又は
位相変化を受ける。目的とするごみの水分含有量は、こ
れら値を、マイクロ波の送信、受信信号について比較す
ることにより、決められる。こうして得られた情報信号
は、プロセス制御ユニットに送られる。これら信号は、
ごみの火格子上での燃焼のための空気供給量の制御及び
ごみの供給量の制御に用いられる。
【0017】本発明では、マイクロ波信号が、供給シュ
ートの供給方向に直角に送られ、ごみ上で反射されたマ
イクロ波信号が、水分含有量を決めるために評価され
る。これから得られた情報信号は、同様にプロセス制御
ユニットに送られる。
【0018】更に、定常マイクロ波が、ごみ中の水分含
有量を決めるために、供給シュートの2つの相互に対向
する壁間に形成され、そして、ごみの水分含有量は、こ
の定常マイクロ波の信号減衰及び/又は位相変化から、
適当な方法により、評価される。水分含有量を決めるた
めに、評価のために必要なマイクロ波信号は、評価ユニ
ットに送られる。これら評価ユニットにより、決められ
た測定値は、プロセス制御ユニットにストアされる。
【0019】本発明によるごみ焼却のための装置は、供
給シュートを備えており、その下流に送出部が設けられ
ている。この送出部を用い、燃焼さるべきごみ量が火格
子に送られ、また燃焼を維持するために空気が供給され
る。
【0020】少なくとも1つの、好ましくは複数のマイ
クロ波送信器及び受信器が、供給シュート内に設けら
れ、少なくとも1つの評価ユニットに接続されている。
評価ユニットからの出力信号は、プロセス制御ユニット
に接続される。この制御ユニットは、火格子への供給空
気の制御に用いられる。
【0021】本発明では、4つのマイクロ波送受信複合
モジュールが、それぞれ垂直方向に上下に位置する少な
くとも2つ以上の面α及びβ内に、供給シュートの供給
方向に直角に設けられている。
【0022】2つのマイクロ波送受信複合モジュール
が、それぞれ所定の間隔で、供給シュートの第1壁の内
側に設けられている。他の2つのマイクロ波送受信複合
モジュールが、同じ面に属して、供給シュートの対向す
る壁上に設けられ、ここで2つのマイクロ波送受信複合
モジュールが、それぞれ供給シュートの供給方向に直角
に、対向して配置されるようになっている。
【0023】本発明の、更なる特徴がサブクレームに開
示されている。
【0024】本発明の詳細が図面を参照して説明されて
いる。
【0025】
【発明の実施の形態】図1に、ごみ焼却のための装置1
が示されている。この装置1は、供給シュート2,送出
部3、火格子4、測定装置5,マイクロ波信号の3つの
評価ユニット15,16及び17並びにプロセス制御ユ
ニット18から構成されている。
【0026】供給シュート2の寸法形成部30に位置す
るごみ20は、火格子4上で、ほぼ20〜30分内に燃
焼される。この例では、測定装置5は、供給シュート2
の寸法形成部30内のごみ20の水分含有量を決めるた
めに、5つのマイクロ波の送信及び受信器6S,6E,
7S,7E及び8を有している。
【0027】燃焼のために火格子4上に送られるごみ2
0の量は、供給シュート2の寸法形成部30に満たされ
るごみ量に対応している。寸法形成部30の上端30A
(図2)で、マイクロ波の送信器6Sが供給シュート2
の第1内壁2A上に設けられ、また、マイクロ波の受信
器6Eが、マイクロ波の送信器6Sと同じ高さで、対向
する内壁2B上に設けられている。
【0028】定常マイクロ波が、これら2つのマイクロ
波装置の6S,6Eの間に形成される。寸法形成部30
内に送られたごみ20の水分含有量は、この定常マイク
ロ波の信号減衰及び/又は位相変化から、評価ユニット
15を介して決められる。水分含有量の情報を有する信
号が、評価ユニット15からプロセス制御ユニット18
に送られる。
【0029】マイクロ波の送信器7Sが、壁2Aの内側
上に、第1のマイクロ波装置6S,6Eから供給シュー
ト2の供給方向に所定距離離れて設けられ、このマイク
ロ波の送信器7Sから、供給シュート2の寸法形成部3
0へ送られるごみ20を通って、マイクロ波が直角方向
に送信される。ごみ20を通ったマイクロ波信号は、壁
2Bの内側上で、マイクロ波送信器7Sと同じレベルに
に設けられたマイクロ波受信器7Eによって受信され
る。
【0030】ごみ20中の水分含有量は、マイクロ波送
信器7S及びマイクロ波受信器7Eが接続された評価ユ
ニット16での、送信マイクロ波信号に対する、受信マ
イクロ波信号の信号減衰及び/又は位相変化から決めら
れる。測定値は評価ユニット16からプロセス制御ユニ
ット18に送られる。
【0031】マイクロ波送受信組合せモジュール8が、
マイクロ波送信器7Sの下で、所定の間隔を保って,供
給シュート2の内壁2Aの上に設けられている。このマ
イクロ波送受信複合モジュール8はマイクロ波信号を送
信する。マイクロ波信号は、ごみ20の上で反射され再
びモジュール8で受信される。モジュール8により送信
及び受信されたマイクロ波信号は、評価ユニット17に
送られる。ここで、送信及び受信されたマイクロ波信号
の間の信号減衰及び/又は位相変化を用いて測定値を決
め、この測定値はプロセス制御ユニット18に送られ
る。評価ユニットからプロセス制御ユニット18に送ら
れた全ての測定信号は、そこにストアされる。これら信
号は、ごみ20が燃焼されている間、火格子4への供給
空気の制御に利用される。供給シュート2内のごみ20
は、送出部3により、焼却のために、火格子4へ送られ
る。火格子4上にロードされるごみ20の量は、供給シ
ュート2の寸法形成部30内に現在位置するごみ量に対
応する。寸法形成部30は供給シュート2の一部であ
り、この中にマイクロ波の送信及び受信器6S,6E,
7S,7E及び8が配置されている。
【0032】送出部3により、燃焼よりほぼ30分前
に、水分含有量が決められた、送出部を満たしていたご
み20が、正確に火格子上に送られる。プロセス制御ユ
ニットにストアされた測定値と、焼却のために火格子上
に送られたごみを正しく対応させるために、送出部3も
プロセス制御ユニット18により制御される。また、プ
ロセス制御ユニット18はパイプライン19内に設けら
れた空気フラップ弁19Lを制御する。パイプライン1
9は火格子4の下のチャンネル19Kに接続され、ここ
から最適燃焼に必要な空気量が火格子4に供給される。
【0033】ごみ20の密度は、別の方法により決めら
れる。この情報もプロセス制御ユニットにストアされ、
燃焼制御に考慮される。
【0034】図2は、供給シュート2の寸法形成部30
の拡大図であり、測定装置5の詳細が示されている。こ
の場合の測定装置5は、8つのマイクロ波送/受信複合
モジュール7,8,9,10,11,12,13,14
を有している。この場合、4つのマイクロ波送/受信複
合モジュール7,8,9,10並びに11,12,13
及び14が、それぞれ、相互に垂直方向に上下で、供給
シュート2の輸送方向に直交する2つの面α及びβ内に
配置されている。これらモジュールの内の2つのマイク
ロ波送/受信モジュール7及び9が、供給シュート2の
壁2Aの内側に設けられ、2つの他のマイクロ波送/受
信モジュール8及び10が同様に面αに属して、対向す
る壁2Bの内側に設けられている。そして、2つのマイ
クロ波送/受信モジュール7及び8が、供給シュート2
の輸送方向に直交する線上で対向して配置されている。
マイクロ波送/受信モジュール11,12,13及び1
4が面βに属して、同様に配置されている。
【0035】図3は、1分間のマイクロ波信号の変化を
示している。マイクロ波信号Dがマイクロ波送/受信モ
ジュール7から送信され、マイクロ波送/受信モジュー
ル8により受信されている。この1分間に、ごみ20は
マイクロ波送/受信モジュール7及び8を通り、かくて
送出部30は満たされる。マイクロ波Dの強度の減少
は、通過するごみ20が初は乾いていたが、続くごみの
水分含有量が連続的に増加していることを示している。
【0036】図4は、マイクロ波送/受信モジュール7
から送信され、通過するごみ20上で反射された、マイ
クロ波Rの時間に関してプロフィルを示している。反射
マイクロ波は、また、マイクロ波送/受信モジュール7
により受信される。反射マイクロ波信号Rは、同様に、
通過するごみ20が初めは乾いていたが、続くごみ20
は相当の含水量であることを示している。これは同様
に、反射波信号の減衰に帰着する。
【0037】図5,6,7及び8は、マイクロ波送/受
信モジュール7,8,9,10,11,12,13,1
4を用いてなされる複数の測定により、ごみに水分が含
まれているのか、あるいはマイクロ波の変化が測定装置
5を通る金属ごみによるものかを、疑いもなく明確に決
めることができることを示している。
【0038】これを示すために、ごみ20の比較的大き
な金属片が、時間t1 からt2 の間に、マイクロ波送/
受信モジュール7及び8の間を通ったと仮定する。図5
は、時間t1 からt2 の間に、金属ごみ21の上で反射
されたマイクロ波信号7Rが、マイクロ波送/受信モジ
ュール7で受信されたことを示している。反射マイクロ
波信号7Rは明らかに、金属ごみ21上の反射を示して
いる。マイクロ波送/受信モジュール7から送信された
マイクロ波7Tは、金属ごみにより減衰され、この形で
マイクロ波送/受信モジュール8に受信される。
【0039】ごみ21の金属片は、時間t3 からt4 の
間に、マイクロ波送/受信モジュール11及び12の間
を通る。図6に示すように、マイクロ波送/受信モジュ
ール11から送信されたマイクロ波信号11Tは、ごみ
21の金属片により減衰されて、マイクロ波送/受信モ
ジュール11に受信される。一方、マイクロ波送/受信
モジュール11から送信され、金属ごみ21上で反射さ
れた、マイクロ波信号11Rは増幅される。
【0040】これに対し、マイクロ波送/受信モジュー
ル9及び10及び/又は13及び14から送信されて、
受信され及び/又は反射された、マイクロ波信号9T及
び9R並びに13T及び13Rには,図7及び8に示す
ように、変化は無い。このことは、非金属ごみ22が、
マイクロ波送/受信モジュール9、10、13及び14
を通って送られたことを示している。
【0041】若し、一方、大いに変化した送信及び/又
は反射マイクロ波信号7T及び7R並びに11T及び1
1Rがあり、他方では、変化が無い送信され及び/又は
反射されたマイクロ波信号9T,9R並びに13T及び
13Rが評価ユニット(ここでは図示せず)に送られ、
この評価ユニットがマイクロ波送/受信モジュール7、
8、9、10、11、12、13、及び14に接続され
ていると;マイクロ波送/受信モジュール7、8、1
1、12に接続されている評価ユニットはごみ21の大
きな金属片が寸法形成部30内に送られたことを示すこ
とになる。
【0042】これは、水分含有量の測定が、時間t1 か
らt4 の間、一時停止さるべきであることを示してい
る。それ故、プロセス制御ユニット18(ここでは図示
せず)に情報信号は送られない。プロセス制御ユニット
18は、マイクロ波送/受信モジュール9、10、1
2、13、及び14に接続されている評価ユニットから
の情報信号だけを受ける。
【0043】プロセス制御ユニットは、この場合、ごみ
22の水分含有量をストアし、若しごみ22の水分含有
量が極めて少ない場合には、情報のストアをしない。こ
のことは、このごみ21及び22の燃焼に要する空気の
供給量の制御は、プロセス制御ユニットに固定してスト
アされている値をベースにしてなされることを意味して
いる。
【0044】
【発明の効果】焼却炉でセットさるべきパラメータが、
ごみの燃焼に先立って知られるようになり、最適な燃焼
ができるようになった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のごみ焼却装置の実施の態様の一例の縦
断面図。
【図2】図1に示す装置の、測定装置を備えた、供給シ
ュートの説明図。
【図3】ごみの供給方向に直角に、ごみを横切って送ら
れたマイクロ波の信号プロフィルの説明図。
【図4】ごみ表面で反射されたマイクロ波の信号プロフ
ィルの説明図。
【図5】金属ごみを透過したマイクロ波信号及びその表
面で反射されたマイクロ波信号の説明図。
【図6】金属ごみを透過したマイクロ波信号及びその表
面で反射されたマイクロ波信号の説明図。
【図7】非金属ごみを透過したマイクロ波信号及びその
表面で反射されたマイクロ波信号の説明図。
【図8】非金属ごみを透過したマイクロ波信号及びその
表面で反射されたマイクロ波信号の説明図。
【符号の説明】
2…供給シュート,3…送出部,4…火格子、5…測定
装置、15,16,17…評価ユニット、18…プロセ
ス制御ユニット、20,21,22…ごみ、30…寸法
形成部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 アルブレヒト・フォーゲル ドイツ連邦共和国、デー − 76297 シ ュトゥーテンゼー、メルヒェンシュトラー セ 32 ベー (72)発明者 アルミン・ガーシュ ドイツ連邦共和国、デー − 69126 ハ イデルベルク、フォン − デア − タ ン − ショトラ−セ 79 (72)発明者 グナール・バイアー ドイツ連邦共和国、デー − 68219 マ ンハイム、アム・ライナオアー・ゼー 197

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 燃焼を維持するために空気が送給される
    火格子(4)上で焼却するために、供給シュート(2)
    及び送出部(3)を介して送られるごみ(20,21,
    22)の焼却方法で、 焼却される前記ごみ(20,21,22)の水分含有量
    が、マイクロ波信号の助けにより決められ、またその測
    定値が、前記水分含有量レベルの関数としてごみ(2
    0,21,22)の燃焼を制御するプロセス制御ユニッ
    ト(18)にメモリーされることを特徴とする焼却方
    法。
  2. 【請求項2】 燃焼のためのごみ(20,21,22)
    の水分含有量が、焼却より所定時間前に決められ、また
    プロセス制御ユニット(18)が、焼却中に、前記水分
    含有量レベルの関数として、火格子(4)に供給される
    空気の量を制御することを特徴とする請求項1に記載の
    焼却方法。
  3. 【請求項3】 ごみ(20,21,22)の水分含有量
    が、焼却よりほぼ30分前に、供給シュート(2)の寸
    法形成部(30)内で決められることを特徴とする請求
    項1または2に記載の焼却方法。
  4. 【請求項4】 マイクロ波信号が、寸法形成部(30)
    内で、供給シュート(2)の供給方向に直角に送られ、
    かつこれらマイクロ波信号の信号減衰及び/又は位相変
    化が、焼却されるごみ(20,21,22)の水分含有
    量を決めるために評価されることを特徴とする請求項1
    ないし3のいずれかに記載の焼却方法。
  5. 【請求項5】 マイクロ波信号が寸法形成部(30)の
    第1壁(2A)の内側から、供給シュート(2)の供給
    方向に直角に、対向壁(2B)に向かって送信され、そ
    こで受信され、かつ測定は、ごみ(20,21,22)
    の通過中における、マイクロ波の送信信号に対する受信
    マイクロ波信号の信号減衰及び/又は位相変化から求め
    られて、プロセス制御ユニット(18)にストアされる
    ことを特徴とする請求項1ないし4のいずれかに記載の
    焼却方法。
  6. 【請求項6】 マイクロ波信号が寸法形成部(30)の
    第1壁(2A)の内側から、供給シュート(2)の供給
    方向に直角に発信され、かつ、マイクロ波の送信信号に
    対する、ごみ(20,21,22)上の反射マイクロ波
    信号の信号減衰及び/又は位相変化が、これらごみ(2
    0,21,22)の水分含有量を決めるために評価さ
    れ、決められた測定値がプロセス制御ユニット(18)
    にストアされることを特徴とする請求項1ないし5のい
    ずれかに記載の焼却方法。
  7. 【請求項7】 寸法形成部(30)内の2つの相互に対
    向する壁(2A,2B)間のごみ(20,21,22)
    の水分含有量を決めるために少なくとも1つの定常波が
    形成され、かつ焼却されるごみ(20,21,22)の
    水分含有量が前記定常波の信号減衰及び/又は位相変化
    から決められ、測定値がプロセス制御ユニット(18)
    にストアされることを特徴とする請求項1ないし6のい
    ずれかに記載の焼却方法。
  8. 【請求項8】 焼却されるごみ(20,21,22)の
    水分含有量を決めるために、マイクロ波の送信、受信信
    号が、評価ユニット(15,16,17)に送られ、こ
    れら評価ユニット(15,16,17)は、ごみ(2
    0,21,22)の水分含有量をマイクロ波の送信信号
    に対する受信マイクロ波信号の信号減衰及び/又は位相
    変化から決め、測定値がプロセス制御ユニット(18)
    にストアされることを特徴とする請求項1ないし7のい
    ずれかに記載の焼却方法。
  9. 【請求項9】 供給シュート(2)を有し、その下流に
    焼却すべきごみ(20,21,22)を火格子(4)に
    送る送出部を備え、この火格子(4)には燃焼を維持す
    るために空気が供給されるようになっているごみの焼却
    装置において、 ごみ(20,21,22)の水分含有量を決めるため
    に、少なくとも1つの測定装置(5)が、供給シュート
    (2)内に設けられ、かつ前記測定装置(5)が、少な
    くとも1つの評価ユニット(15,16,17)に接続
    され、この評価ユニットからの出力信号が、火格子
    (4)への空気供給量を制御するプロセス制御ユニット
    (18)に送られるようになっている装置。
  10. 【請求項10】 マイクロ波発信器(6S,7S)、マ
    イクロ波受信器(6E,7E)並びにマイクロ波送受信
    複合モジュール(7,8,9,10,11,12、1
    3,14)を有する測定装置(5)が、供給シュート
    (2)内の、所定寸法を有する寸法形成部(30)内に
    設けられ、かつ測定装置(5)の出力信号は火格子
    (4)への空気供給量を制御するプロセス制御ユニット
    (18)に接続されていることを特徴とする請求項9に
    記載の装置。
  11. 【請求項11】 少なくとも4つのマイクロ波送受信複
    合モジュール(7,8,9,10及び11,12、1
    3,14)が、それぞれ垂直方向に上下に位置する2つ
    以上の面(α及びβ)内に、供給シュート(2)の供給
    方向に直角に設けられていることを特徴とする請求項9
    又は10のいずれかに記載の装置。
  12. 【請求項12】 2つのマイクロ波送受信複合モジュー
    ル(それぞれ7,9及び8,10)が、それぞれ所定の
    間隔で、供給シュート(2)の第1壁(2A)の内側に
    設けられ、かつ他の2つのマイクロ波送受信複合モジュ
    ール(それぞれ11,13及び12,14)が、同じ面
    (α及びβ)に属して、供給シュート(2)の対向する
    壁(2B)上に設けられ、ここで2つのマイクロ波送受
    信複合モジュール(それぞれ7,9及び8,10)は、
    それぞれ供給シュート(2)の供給方向に直角に、対向
    して配置されるようになっていることを特徴とする請求
    項9又は10のいずれかに記載の装置。
JP7333664A 1994-12-22 1995-12-21 ごみ焼却のための方法及び装置 Pending JPH08233242A (ja)

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