JP2019178846A - 廃棄物水分率測定装置、火格子式廃棄物焼却炉、廃棄物水分率測定方法及び廃棄物焼却方法 - Google Patents
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Abstract
Description
廃棄物を燃焼室へ落下供給するシュートが廃棄物の落下方向に対して直角な横方向で対面し互いに平行な一対の平行壁部を有し、該シュート内の廃棄物の水分率を測定する水分率計を該シュートに設けた廃棄物水分率測定装置において、
水分率計は、マイクロ波透過式の水分率計であって、マイクロ波を発信する発信部と、このマイクロ波を受信する受信部とを有し、シュートの一対の平行壁部の一方に形成された窓部に発信部がそして他方に形成された窓部に受信部が配置され、発信部は、その発信マイクロ波周波数が10MHz以上650MHz以下であることを特徴とする廃棄物水分率測定装置。
火格子式廃棄物焼却炉であって、火格子を備え該火格子上の廃棄物を燃焼する燃焼室と、燃焼用一次空気を上記火格子の下から上記燃焼室内に吹き込む一次空気吹込手段と、火格子上に廃棄物を供給する給塵機とを有する廃棄物焼却炉において、
第一発明の廃棄物水分率測定装置と、該廃棄物水分率測定装置により測定された廃棄物の水分率測定値又は該水分率測定値から算出した廃棄物の発熱量算出値に基づき、焼却炉の操業条件を制御する制御装置とを備えることを特徴とする廃棄物焼却炉。
廃棄物を燃焼室へ落下供給するシュートが廃棄物の落下方向に対して直角な横方向で対面し互いに平行な一対の平行壁部を有し、該シュート内の廃棄物の水分率を測定する水分率計を該シュートに設けた廃棄物水分率測定装置による廃棄物水分率測定方法において、
水分率計としてマイクロ波透過式の水分率計を用い、シュートの一対の平行壁部の一方に形成された窓部に該水分率計の発信部をそして他方の平行壁部に形成された窓部に該水分率計の受信部を配置し、発信部から発信マイクロ波周波数が10MHz以上650MHz以上のマイクロ波を発信し、このマイクロ波を受信部で受信することを特徴とする廃棄物水分率測定方法。
火格子式廃棄物焼却炉による廃棄物焼却方法であって、燃焼室内に備えられた火格子上で廃棄物を燃焼し、給塵機により火格子上に廃棄物を供給し、燃焼用一次空気を上記火格子の下から上記燃焼室内に吹き込む火格子式廃棄物焼却炉による廃棄物焼却方法において、
第三発明の廃棄物水分率測定方法により廃棄物の水分率を測定し、測定された廃棄物の水分率測定値又は該水分率測定値から算出した廃棄物の発熱量算出値に基づき、焼却炉の操業条件を制御装置で制御することを特徴とする火格子式廃棄物焼却炉による廃棄物焼却方法。
このような本発明の廃棄物分率測定装置そして廃棄物水分率測定方法にあっては、マイクロ波透過式の水分率計の発信部からマイクロ波が発信される。マイクロ波は、該発信部から発信されて、廃棄物中を透過し受信部へ向け進行し、廃棄物中の水分により減衰された後に受信部で受信される。マイクロ波は、廃棄物の水分率が高いほど、大きく減衰するが、同一水分率の場合でも、発信周波数によっても減衰量が変わる。発信周波数が高いほど減衰量が大きく、水分率の測定感度が上がるが、減衰量が大きいために、マイクロ波の到達距離が短くなり、発信周波数によっては、受信部に十分な強度を有して到達できなくなることがある。そのため、発信マイクロ波周波数の上限を定め、上限以下の周波数により水分率を測定することが好ましい。また、マイクロ波の発信周波数が低いほど、発信部の大きさが大きいものとなることから、シュートに切り欠きを設けて配設する窓部を大きくする必要があるため、発信周波数が低い発信部にするとシュート壁の強度が低下するという問題が生じる。そのため、窓部形成のために生じるシュート壁の強度低下を回避するために発信マイクロ波周波数の下限を定め、下限以上の周波数により水分率を測定することが好ましい。
15 シュート
15A,15B 平行壁部
17A,17B 窓部
20A−2 発信部
20B−2 受信部
Claims (8)
- 廃棄物を燃焼室へ落下供給するシュートが廃棄物の落下方向に対して直角な横方向で対面し互いに平行な一対の平行壁部を有し、該シュート内の廃棄物の水分率を測定する水分率計を該シュートに設けた廃棄物水分率測定装置において、
水分率計は、マイクロ波透過式の水分率計であって、マイクロ波を発信する発信部と、このマイクロ波を受信する受信部とを有し、シュートの一対の平行壁部の一方に形成された窓部に発信部がそして他方の平行壁部に形成された窓部に受信部が配置され、発信部は、その発信マイクロ波周波数が10MHz以上650MHz以下であることを特徴とする廃棄物水分率測定装置。 - 発信部の発信マイクロ波周波数が10MHz以上450MHz以下であることとする請求項1に記載の廃棄物水分率測定装置。
- 火格子式廃棄物焼却炉であって、火格子を備え該火格子上の廃棄物を燃焼する燃焼室と、燃焼用一次空気を上記火格子の下から上記燃焼室内に吹き込む一次空気吹込手段と、火格子上に廃棄物を供給する給塵機とを有する廃棄物焼却炉において、
請求項1又は請求項2に記載の廃棄物水分率測定装置と、該廃棄物水分率測定装置により測定された廃棄物の水分率測定値又は該水分率測定値から算出した廃棄物の発熱量算出値に基づき、焼却炉の操業条件を制御する制御装置とを備えることを特徴とする廃棄物焼却炉。 - 制御装置は、焼却炉の操業条件として、給塵機の廃棄物供給速度、火格子の廃棄物搬送速度、燃焼用一次空気供給量のうちの少なくとも一つを制御することとする請求項3に記載の廃棄物焼却炉。
- 廃棄物を燃焼室へ落下供給するシュートが廃棄物の落下方向に対して直角な横方向で対面し互いに平行な一対の平行壁部を有し、該シュート内の廃棄物の水分率を測定する水分率計を該シュートに設けた廃棄物水分率測定装置による廃棄物水分率測定方法において、
水分率計としてマイクロ波透過式の水分率計を用い、一対の平行壁部の一方に形成された窓部に該水分率計の発信部をそして他方の平行壁部に形成された窓部に該水分率計の受信部を配置し、発信部から発信マイクロ波周波数が10MHz以上650MHz以上のマイクロ波を発信し、このマイクロ波を受信部で受信することを特徴とする廃棄物水分率測定方法。 - 発信部の発信周波数が10MHz以上450MHz以下であることとする請求項5に記載の廃棄物水分率測定方法。
- 火格子式廃棄物焼却炉による廃棄物焼却方法であって、燃焼室内に備えられた火格子上で廃棄物を燃焼し、給塵機により火格子上に廃棄物を供給し、燃焼用一次空気を上記火格子の下から上記燃焼室内に吹き込む火格子式廃棄物焼却炉による廃棄物焼却方法において、
請求項5又は請求項6に記載の廃棄物水分率測定方法により廃棄物の水分率を測定し、測定された廃棄物の水分率測定値又は該水分率測定値から算出した廃棄物の発熱量算出値に基づき、焼却炉の操業条件を制御装置で制御することを特徴とする火格子式廃棄物焼却炉による廃棄物焼却方法。 - 制御装置による制御は、焼却炉の操業条件として、給塵機の廃棄物供給速度、火格子の廃棄物搬送速度、燃焼用一次空気供給量のうちの少なくとも一つについてなされることとする請求項7に記載の火格子式廃棄物焼却炉による廃棄物焼却方法。
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Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JPH08105845A (ja) * | 1994-10-03 | 1996-04-23 | Snow Brand Milk Prod Co Ltd | 水分及び塩分の同時測定方法 |
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JP2014219208A (ja) * | 2013-05-01 | 2014-11-20 | アースニクス株式会社 | 水分計測装置 |
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