JPH08232985A - 電磁式摩擦クラッチ・アセンブリ - Google Patents

電磁式摩擦クラッチ・アセンブリ

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JPH08232985A
JPH08232985A JP7353536A JP35353695A JPH08232985A JP H08232985 A JPH08232985 A JP H08232985A JP 7353536 A JP7353536 A JP 7353536A JP 35353695 A JP35353695 A JP 35353695A JP H08232985 A JPH08232985 A JP H08232985A
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JP
Japan
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armature
friction clutch
outer frame
output member
clutch assembly
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JP7353536A
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English (en)
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William C Howrie
ウイリアム、シー、ハウリー
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Dana Inc
Original Assignee
Dana Inc
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Publication date
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    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16DCOUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
    • F16D27/00Magnetically- or electrically- actuated clutches; Control or electric circuits therefor
    • F16D27/10Magnetically- or electrically- actuated clutches; Control or electric circuits therefor with an electromagnet not rotating with a clutching member, i.e. without collecting rings
    • F16D27/108Magnetically- or electrically- actuated clutches; Control or electric circuits therefor with an electromagnet not rotating with a clutching member, i.e. without collecting rings with axially movable clutching members
    • F16D27/112Magnetically- or electrically- actuated clutches; Control or electric circuits therefor with an electromagnet not rotating with a clutching member, i.e. without collecting rings with axially movable clutching members with flat friction surfaces, e.g. discs
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16DCOUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
    • F16D27/00Magnetically- or electrically- actuated clutches; Control or electric circuits therefor
    • F16D27/14Details
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16DCOUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
    • F16D27/00Magnetically- or electrically- actuated clutches; Control or electric circuits therefor
    • F16D2027/008Details relating to the magnetic circuit, or to the shape of the clutch parts to achieve a certain magnetic path

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 機械的軸受の使用を必要としない電磁式摩擦
クラッチ・アセンブリを提供することにある。 【解決手段】 電磁式摩擦クラッチ・アセンブリ40の
入力歯車41を自己潤滑成形熱可塑性材料又は自己潤滑
金属質材料で形成する。アーマチユア45は、入力歯車
41に形成した管状延長部分41a上に回転可能に支え
られる。このアーマチユアがロータ円板47に摩擦を伴
って係合し出力軸42を入力歯車により回転駆動する係
合位置と、アーマチユアがロータ円板47に摩擦を伴っ
て係合しない非係合位置との間でアーマチュアは軸線方
向に可動である。回転できない電磁石50は、出力軸に
支えられ、アーマチユアをロータ円板に向かい選択的に
引付け、電磁式摩擦クラッチ・アセンブリを係合させ
る。電磁石50の内側磁極片51aを、自己潤滑透磁性
材料または、焼結した粉末金属で形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、一般に電磁的に作動さ
れる摩擦クラッチ・アセンブリ、ことにこのような電磁
式摩擦クラッチ・アセンブリ(electromagn
etic friction clutch asse
mbly)に使う複合のコイル・ハウジング及び軸用軸
受用の改良された構造に関する。
【0002】
【発明の背景】電磁式摩擦クラッチ・アセンブリは、回
転従動入力部材に出力部材を選択的に連結するのに一般
的に使われるよく知られた装置である。典型的な電磁式
摩擦クラッチ・アセンブリの入力部材は、通常、回転動
力源にかみあい、この動力源により絶えず回転駆動され
る入力歯車として形成してある。出力部材は通常円筒軸
として形成する。入力歯車は通常出力軸にこの出力軸に
対して回転するように支えてある。同様に出力軸に回転
できるように支えたアーマチュアは、入力歯車に一緒に
回転し相対的軸線方向運動をするように連結してある。
ロータは出力軸にこれと一緒に回転するように固定して
ある。アーマチュアは、係合位置と係合離脱位置との間
で軸線方向に可動である。係合位置では、アーマチュア
ばロータに摩擦を介して係合し、出力軸を入力歯車によ
り回転駆動させる。係合離脱位置では、アーマチュアは
ロータに摩擦を介し係合しないで、出力軸は入力歯車に
より回転駆動されない。回転できない電磁石は、ロータ
に支えられ、アーマチュアをロータに向かい選択的に引
付け電磁式摩擦クラッチ・アセンブリを出力軸が入力歯
車により回転駆動されるように係合させる。
【0003】前記したように従来の電磁式摩擦クラッチ
・アセンブリの入力歯車及び出力軸は、相対回転運動に
適合することができなければならない。又回転できない
電磁石は、回転ロータに支えられ、相対回転運動に適応
するようにしなければならない。すなわちこれ等の用途
に対する電磁式摩擦クラッチ・アセンブリに普通の軸受
を設けることはよく知られている。典型的には電磁式摩
擦クラッチ・アセンブリの入力歯車は、複数の針状ころ
軸受により出力軸に支えられるが、電磁石は、比較的低
摩擦の材料で形成したスリーブ軸受によりロータに支え
られる。さらに入力歯車とロータとの間にスラスト軸受
を設け、作動中に生ずる軸線方向の力に適応するように
してもよい。
【0004】このような機械的軸受は満足できるように
機能することが分っているが、これ等の軸受を設けるに
は、これ等の軸受が電磁式摩擦クラッチ・アセンブリ内
の物理的空間を占めることが必要である。この場合電磁
式摩擦クラッチ・アセンブリの他の部品に使われる物理
的空間の量が減小し、この電磁式摩擦クラッチ・アセン
ブリのトルク容量が増す。又これ等の軸受の存在は、付
勢時に電磁石により生ずる磁界に干渉して、又電磁式摩
擦クラッチ・アセンブリのトルク容量を減らす。従って
機械的軸受の使用を必要としない電磁式摩擦クラッチ・
アセンブリ用の改良された構造を提供することが望まし
い。
【0005】
【発明の開示】本発明は、機械的軸受の使用を必要とし
ない電磁式摩擦クラッチ・アセンブリ用機造に係わる。
電磁式摩擦クラッチ・アセンブリは、出力軸にこの軸に
対し回転するように直接支えた入力歯車を備えている。
入力歯車は、自己潤滑成形熱可塑性材料又は自己潤滑金
属質材料で形成する。アーマチュアは、入力歯車にこれ
と一緒に回転するように、かつ相対的軸線方向運動をす
るように連結してある。ロータ円板は、出力軸にこれと
一緒に回転するように固定してある。アーマチュアは、
これがロ−タ円板に摩擦を伴って係合し、出力軸を入力
歯車により回転駆動させる係合位置と、このアーマチュ
アがロータ円板に摩擦を伴って係合しない係合離脱位置
との間で軸線方向に可動である。回転しない電磁石は出
力軸に支えられ、アーマチュアをロータ円板に向かい選
択的に引付け、電磁式摩擦クラッチ・アセンブリを係合
させる。電磁石は、内側磁極片及び外側磁極片により形
成され、大体においてC字形の横断面を持つ環状の外枠
を備えている。内側磁極片は形状が中空円筒形である
が、外側磁極片はL字形横断面を持つように形成してあ
る。外枠の内側磁極片は出力軸の中央部分のまわりに配
置され、又外側磁極片はプレスばめ又はその他の方法で
内側磁極片に固定してある。内側磁極片は自己潤滑透磁
性材料で形成するのがよい。内側磁極片は、比較的多孔
質の本体を形成するように焼結した粉末金属で形成する
ことができる。内側磁極片から成る多孔質体は、次いで
オイル又は自己潤滑プラスチック材料のような適当な潤
滑剤を含浸させることができる。すなわち回転しない内
側磁極片の内側円筒面は、中間機械的軸受を必要としな
いで回転出力軸に直接支えることができる。
【0006】本発明の種種の目的及び利点は、添付図面
についての好適な実施例の以下の詳細な説明から当業者
には明らかである。
【0007】
【実施例】図1には従来の電磁的に作動される摩擦クラ
ッチ・アセンブリ10を例示してある。従来の摩擦クラ
ッチ・アセンブリ10は、任意普通の手段によりたとえ
ば複数の針状ころ軸受13により出力軸12に回転でき
るように取付けた入力歯車11を備えている。出力軸1
2は、後述の目的で拡大した円周方向フランジ12aを
一端部に形成してある。針状ころ軸受13の一端部にシ
−ル14を設け、潤滑剤を保持し、汚れやその他の汚染
物がころ軸受13内に入らないようにする。シ−ル14
は、出力軸12に形成した外周みぞ内に配置した保持リ
ング15により一方向(図1の左方)への軸線方向運動
が生じないように拘束される。同じ目的で針状ころ軸受
13の他端部にエラストマ−質Oリング16又は類似の
器具を設けてある。
【0008】中央領域から軸線方向に延びる一体の管状
延長部分11aを持つ入力歯車11を形成してある。杯
状の軸受17は管状延長部分11aの軸線方向端部のま
わりに取付けてある。軸受17は低摩擦のプラスチック
材料で形成するのがよい。又入力歯車11を貫いてその
周辺領域の近くで半径方向に延びる複数のみぞ穴11b
を形成してある。管状延長部分11a、杯状の軸受17
及びみぞ穴11bの目的は後述する。
【0009】板ばね20は、管状延長部分11aのまわ
りに入力歯車11に隣接して設けてある。図示の板ばね
20は、半径方向外方に延びる互いに等しい間隔を置い
た3つのア−ムを持つ内側環状ハブを備えている。板ば
ね20の各ア−ムは、入力歯車11から遠ざかる向きに
わずかに曲げてある。板ばね20の内側環状ハブは、複
数本のボルト21(1本だけしか示してない)により入
力歯車11の軸線方向面に固定してある。板ばね20の
各ア−ムの最も外側の端部は環状のア−マチュア板22
に連結してある。ア−マチュア22は、低摩擦軸受16
により入力歯車11の管状延長部分11aに支えてあ
る。すなわちア−マチュア22は、詳しく後述するよう
に入力歯車11に近づき又遠ざかる向きの軸線方向の滑
動運動をすることができる。低摩擦軸受16は、前記し
たように、入力歯車11の管状延長部分11aにわたっ
て延び、ア−マチュア22が軸線方向に滑動できる低摩
擦面を形成する。
【0010】ア−マチュア22は、図1に1個だけ示し
た軸線方向に延びる複数のタブ(tab)22aを持つ
ように形成してある。各タブ22aは、入力歯車11を
貫いて形成した軸線方向のみぞ穴11bの各1つ内に延
びる。従ってア−マチュア22は、入力歯車11にこれ
と一緒に回転し又この入力歯車に対し軸線方向に移動す
るように連結してある。ア−マチュア23は透磁性材料
(magnetically permeable m
aterial)で形成する。この場合の「透磁性材
料」という用語は、鉄、鋼、ニッケル、コバルト等のよ
うに空気より大きい透磁率を持つ材料を意味する。
【0011】ロ−タ25は、出力軸12のまわりに配置
され、半径方向に延びるピン26により出力軸12と一
緒に回転するように固定してある。ロ−タ25は、一般
に形状が中空円筒形で、入力歯車11の管状延長部分1
1aのまわりに配置した杯状の軸受17に係合する第1
の軸線方向端部を持つ。ロ−タ25の第2の軸線方向端
部は、出力軸12に形成した拡大した円周方向フランジ
12aに係合する。従ってロ−タ25は出力軸12にこ
れと一緒に回転するように支えられこの出力軸に対し軸
線方向運動ができないように拘束してある。
【0012】ロ−タ25は、その第1の軸線方向端部に
位置する一体の半径方向のフランジ部分25aを持つよ
うに形成してある。ロ−タ25のフランジ部分25aの
軸線方向端面にア−マチュア22の方に向かい環状みぞ
25bを形成してある。1つだけ示した複数の弧状みぞ
穴25cは、ア−マチュア25のフランジ部分25aを
貫いて形成されそれぞれ環状みぞ25bに連通してい
る。環状のちりよけ27は、環状みぞ25b内に配置さ
れ、汚れその他の汚染物が従来の摩擦クラッチ・アセン
ブリ10内に環状みぞ25b及び弧状みぞ穴25cを経
て入らないようにする。ちりよけ27は非透磁性材料で
形成する。ア−マチュア25のフランジ部分25aはさ
らに、ア−マチュア22から軸線方向に遠ざかる向きに
延びる中空円筒形の唇状部25dを備える。すなわち唇
状部25dは、ロ−タ25の円筒形本体の一部のまわり
に軸線方向に延びる環状フランジを形成する。ロ−タ2
5も又透磁性材料で形成する。ロ−タ25のフランジ2
5a、環状みぞ25b、弧状みぞ穴25c及び唇状部2
5dの目的は後述する。
【0013】ロ−タ25の円筒形部分のまわりにはスリ
−ブ軸受28を配置してある。スリ−ブ軸受28は、軸
線方向の両端部に半径方向外方に延びるフランジ部分2
8aを形成した中空円筒形の中央部分を備えている。フ
ランジ部分28aの一方は、ロ−タ25のフランジ部分
25aに隣接して配置してある。他方のフランジ部分2
8aは、ロ−タ25の円筒形部分の外面に形成した円周
方向みぞ内に配置した保持クリップ29に隣接して配置
してある。スリ−ブ軸受28のフランジ部分28aは、
スラスト軸受として機能し、軸線方向荷重を受けたとき
に従来の摩擦クラッチ・アセンブリ10の各部品の低摩
擦の係合が得られる。すなわちスリ−ブ軸受28は、ロ
−タ25の円筒形部分に保持され、又ロ−タ25に対し
軸線方向に移動しないように拘束される。スリ−ブ軸受
28は、青銅又はプラスチック材料のような自己潤滑非
磁性材料で形成する。
【0014】スリ−ブ軸受28の中央部分のまわりには
固定の環状の電磁石30を配置してある。電磁石30
は、内側周壁31aと外側周壁31bとこれ等両周壁間
に延びる半径方向壁31cとにより形成され、大体にお
いてC字形の横断面を持つ環状の外枠(shell)3
1を備えている。外枠31は、透磁性材料で形成してあ
る。外枠31の内側周壁31aは、スリ−ブ軸受28の
中央部分のまわりに配置され、半径方向外方に延びる2
つのフランジ部分28aの間に延びる。すなわち電磁石
30は、スリ−ブ軸受28によりロ−タ25に支えてあ
る。剛性の回転防止部材32は、溶接等の任意適当な手
段により外枠31に固定してある。回転防止部材32
は、外部フレ−ム(図示してない)又はその他の適当な
固定部品に連結され使用中に外枠31(従って全体とし
て又電磁石30と共に)が回転しないようにする。電磁
石30はさらに、ボビン34のまわりに巻いた導線のコ
イル(coil of electrical con
ductor)33を備えている。導線のコイル33及
びボビン34は、外枠31の内側及び外側の周壁31
a、31bの間に形成された環状空間に配置してある。
ボビン34は普通の手段により外枠31に固定され、こ
れ等のボビン及び外枠31間に相対回転が生じないよう
にする。
【0015】作動時には入力歯車11は、外部駆動機構
(図示してない)により回転するように駆動される。タ
ブ22a及びみぞ穴11bの協働により、ア−マチュア
22は入力歯車11と一緒に回転するように駆動する。
杯状の軸受17と入力歯車11に設けた管状延長部分1
1aとは、入力歯車11の隣接する軸線方向面とロ−タ
25のフランジ部分25aとの間に軸線方向すきまを保
つように機能する。この軸線方向空間内でア−マチュア
22は軸線方向に滑動できる。しかし前記したようにア
−マチュア22は、板ばね20により通常軸線方向に入
力歯車11に向かい又ロ−タ25のフランジ部分25a
から遠ざかる向きに付勢される。従って電磁石30が消
勢されている間は、板ばね20は、ア−マチュア22を
ロ−タ25のフランジ部分25aから軸線方向に間隔を
置いた状態に保つ。すなわちロ−タ25及び出力軸12
は、回転する入力歯車11及びア−マチュア22から連
結をはずされ、従って回転駆動されない。入力歯車11
の管状延長部分11aのまわりに配置した杯状の軸受1
7は一緒には回転しない。しかし前記したように杯状の
軸受17は、低摩擦材料で形成され、従ってロ−タ25
を回転させるのに十分な抗力をロ−タ25に加えない。
【0016】電磁石30に付勢するときは、コイル33
は電磁界を生ずる。この電磁界の磁束線は一般に図1の
矢印により示した径路に追従し、閉じた磁気回路を形成
する。コイル33を巻付ける方式により、このコイルの
どの端部が磁気北極(magnetic north
pole)であり、どの端部が磁気南極(magnet
ic south pole)であるかを定める。外枠
31の外周壁31bで出発すると、磁束線は軸線方向に
この周壁を通り次いで半径方向外方にロータ25の重な
る唇状部25dに進む。磁束線は、引続いてロータ25
の唇状部25dを軸線方向に貫き、環状みぞ25bの半
径方向内方に位置するロータ25のフランジ部分25a
の領域(外側極と称する)とアーマチユア22との間に
形成されたエアギヤップを横切る。磁束線は次いで半径
方向内方にアーマチユア22を通り、エアギヤップをふ
たたび軸線方向に横切り、環状みぞ25bの半径方向内
方に位置するロータ25のフランジ部分25a領域(内
側極と称する)に進み、ロータ25の円筒形部分を軸線
方向に貫く。この位置から磁束線は、スリーブ軸受28
と外枠31の内周壁31aと外枠31の半径方向壁31
cとを経て半径方向外方に流れ、外枠31の外周壁31
bに戻り磁気回路を閉じる。
【0017】電磁石30により生ずる電磁界は、アーマ
チユア22をロータ25に向かい引付ける。従ってアー
マチユア22は、杯状の軸受17に沿い軸線方向に滑動
し、板ばね20の付勢作用に逆ってロータ25のフラン
ジ部分25aに摩擦を伴って係合する。回転駆動される
アーマチユア22のロータ25のフランジ部分25aに
対する摩擦を伴う係合により、ロータ25(及びロータ
25に連結した出力軸12)を入力歯車11と共に回転
させる。スリーブ軸受28は、固定の電磁石30を回転
ロータ25に支える低摩擦手段になる。スリーブ軸受2
8のフランジ部分28aは又、ロータ25のフランジ部
分25aと、外枠31の内周壁31aとの間の軸線方向
の接触を防ぐ。しかしスリーブ軸受28は、非透磁性材
料で形成されるので、又ロータ25と外枠31の内周壁
31aとの間に磁束ギヤップを形成する。この磁気回路
を閉じるには、この磁束ギヤップを横切って磁束線が延
びなければならない。この磁束ギヤップは、磁気回路の
全磁気抵抗を増し、従って、アーマチユア22を引付け
てロータ25のフランジ部分25aに摩擦を伴い係合さ
せる電磁界の強さを低下させる。すなわち従来の摩擦ク
ラッチ・アセンブリ10を作動するには比較的強い電磁
石30を使わなければならくて費用が増すようになる。
【0018】図2には本発明による電磁式摩擦クラッチ
・アセンブリ40を示してある。電磁式摩擦クラッチ・
アセンブリ40は、ロータ軸42に回転できるように取
付けた入力歯車41を備えている。入力歯車41は、自
己潤滑成形熱可塑性材料又は青銅のような自己潤滑金属
質材料(self−lubricating meta
llic material)で形成され入力歯車41
をロータ軸42に直接支えるようにする。しかし入力歯
車41は、任意普通の手段によりたとえば従来の摩擦ク
ラッチ・アセンブリ10に関して前記した複数の針状こ
ろ軸受によりロータ軸42に回転できるように取付けて
もよい。入力歯車41は、中央領域から軸線方向に延び
る一体の管状延長部分41aを持つように形成する。又
入力歯車41の軸線方向面にはその周辺領域の近くに複
数のくぼみ41bを形成してある。後述する所から明ら
かなように前記したみぞ穴11bと同じ目的でくぼみ4
1bを設けてある。くばみ41bは所望により貫通みぞ
穴として形成してもよいのは明らかである。入力歯車4
1は、出力軸42に形成した外周みぞ内に配置した保持
リング43により、一方向に(図2の左方に)軸線方向
移動しないように拘束される。出力軸42は、後述の目
的で一端部に拡大した円周方向のフランジ42aを形成
してある。
【0019】管状のアーマチユア45は、入力歯車41
の管状延長部分41aのまわりに配置してある。前記し
たように入力歯車41は自己潤滑材料で形成するのがよ
い。従ってアーマチユア45は、管状延長部分41aに
直接支えられ、相対的軸線方向運動が容易になるように
するのに、アーマチユア45と管状延長部分41aとの
間に軸受を必要としない。しかし入力歯車41を自己潤
滑性を持たない材料から形成する場合には、前記した杯
状の軸受17と同様な軸受を入力歯車41の管状延長部
分41aと、アーマチユア45との間に配置すればよ
い。アーマチユア45の軸線方向面の一方は、軸線方向
に延びる複数のダブを持つように形成してある。これ等
のダブのうちの1つのダブ45aを図2に示してある。
各ダブ45aは、入力歯車41に形成した軸線方向のく
ぼみ41bの各1つの中に延びている。従ってアーマチ
ユア45は、入力歯車41にこれと一緒に回転するよう
に、又入力歯車41に対し軸線方向運動するように連結
してある。アーマチユア45は、透磁性材料で形成して
ある。くぼみ45bは後述の目的でアーマチユア45の
反対側軸線方向面に形成してある。
【0020】環状のロータ円板47は、ロータ軸42に
これと一緒に回転するように取り付けてある。図示の実
施例ではロータ円板47は、ロータ軸42にプレスばめ
してある。しかしロータ円板47は任意普通の手段によ
り一緒に回転するようにロータ軸42に固定してもよ
い。ロータ円板47及びロータ軸42は通常互いに組付
けた各別の部品として形成する。しかしロータ円板47
は、所望によりロータ軸42と一体に形成してもよい。
ロータ軸42及びロータ円板47は共に、透磁性材料で
形成する。ばね48は、入力歯車41の管延長部分41
aのまわりにアーマチユア45及びロータ円板47の間
に配置してある。図示のばね48は、アーマチユア45
に形成したくぼみ45bに受入れた皿ばねであり、非透
磁性材料で形成するのがよい。ばね48は、軸線方向に
可動なアーマチユア45と軸線方向に固定のロータ円板
47との間で反作用を及ぼす。従ってアーマチユア45
は、入力歯車41に向かいロータ円板47から遠ざかる
向きに軸線方向に付勢される。しかしアーマチユア45
を入力歯車41に向かいロータ円板47から遠ざかる向
きに軸線方向に付勢するのに他のばね構造を使ってもよ
い。
【0021】ロータ円板47の軸線方向端面には、アー
マチユア45の方に向く環状のみぞ47aを形成してあ
る。1つだけを図示した複数の弧状のみぞ穴47bは、
ロータ円板47を貫いて形成されをれぞれ環状のみぞ4
7aに連通している。みぞ47a内には環状のちりよけ
49を配置し、汚れや汚染物がみぞ47a及びみぞ穴4
7bを経て電磁式摩擦クラッチ・アセンブリ40内に入
らないようにしてある。ちりよけ49は非透磁性材料で
形成する。
【0022】ロータ軸42の中央部分のまわりには固定
の環状の電磁石50を配置してある。電磁石50は、内
側磁極片51a及び外側磁極片51bにより形成された
大体においてC字形の横断面を持つ環状の外枠51を備
えている。内側磁極片51aは形状が中空円筒形である
が、外側磁極片51bはL字形横断面を持つように形成
してある。外枠51は透磁性材料で形成してある。外枠
51の内側極磁片51aは、ロータ軸42の中央部分の
まわりに、ロータ軸42に設けた拡大した円周方向のフ
ランジ42aに隣接して配置してある。外側磁極片51
bは、内側極磁片51aのプレスばめ又はその他の方法
で固定してある。剛性の回転防止部材52は任意適当な
手段によりたとえば溶接により外枠51固定してある。
回転防止部材52は外部フレーム(図示していない)又
はその他の適当な固定部品に連結され、外枠51(すな
わち全体として電磁石50)が使用中に回転しないよう
にする。電磁石50はさらに、ボビン54のまわりに巻
いた導線のコイル53を備えている。コイル53及びボ
ビン54は、外枠51の内側磁極片51aの及び外側磁
極片51bの間に形成された環状空間内に配置してあ
る。ボビン54は、普通の手段により外枠51に固定さ
れ、これ等両者間の相対回転が生じないようにしてあ
る。
【0023】内側磁極片51aは、ロータ軸42に拡大
した円周方向のフランジ42a及びアーマチユア45の
間で支えてある。内側磁極片51aは、自己潤滑透磁性
材料で形成するのがよい。内側磁極片51aは、比較的
多孔質の本体を形成するように焼結した粉末金属で形成
することができる。内側磁極片51aの多孔質体は、オ
イル又は自己潤滑プラスチック材料のような適当な潤滑
剤を含浸する。すなわち回転しない内側磁極片51aの
円筒形内面は、中間の軸受を必要としないで回転ロータ
軸42の外面に締まりばめされ、内側磁極片51a及び
ロータ軸42間に半径方向の相対運動が生じないように
してある。
【0024】内側磁極片51aの一端部は、ロータ軸4
2の拡大した円周方向のフランジ42aに係合する。内
側磁極片51aの他端部は、ロータ軸42のまわりに配
置した環状の挟み金(shim)に当てがってある。挟
み金55は又ロータ円板47の軸線方向面に係合する。
挟み金55は、ステンレス鋼のような非透磁性材料で形
成され、ロータ円板47及び内側極磁片51aの間の磁
気引付け作用を低減するように設ける。すなわち入力歯
車41、ロータ円板47、挟み金55及び内側極磁片5
1aは、すべてロータ軸42に支えられ拡大され円周方
向のフランジ42aと保持リング43との間に軸線方向
に保持される。
【0025】前記したように内側磁極片51aは、潤滑
剤を含浸した多孔質体である。従って内側極磁片51a
の軸線方向端面は、又自己潤滑受け面である。従って内
側磁極片面51aとロータ軸42の拡大された円周方向
のフランジ42a又は挟み金55とロータ円板47との
間には前記したスリーブ軸受28のフランジ部分28a
と同様なスラスト軸受を必要としない。この場合内側磁
極片51aは、このようなスラスト軸受を設けた場合に
得られるよりもいくぶん長い軸線方向長さを持つように
形成できる。
【0026】作動時には入力歯車41は外部駆動機構
(図示してない)により回転駆動される。くぼみ41b
に対するダブ45aの協働作用により、アーマチユア4
5は入力歯車41と一緒に回転するように駆動される。
入力歯車41に設けた管状延長部分41aは、入力歯車
41及びロータ円板47の互いに隣接する軸線方向面間
に軸線方向ギヤップを保持するように機能する。この軸
線方向空間内でアーマチユア45は軸線方向に滑動でき
る。しかし前記したようにアーマチユア45は通常皿ば
ね48により入力歯車41に向かい又ロータ円板47か
ら遠ざかる向きに軸線方向に付勢される。従って電磁石
50を消勢している間は、皿ばね48を、ロータ円板4
7から軸線方向に間隔を置いた状態に保つ。ロータ軸4
2はこのようにして、回転する入力歯車41及びアーマ
チュア45から連結がはずれ従って回転駆動されない。
入力歯車41の管状延長部分41aがロータ円板47に
軸線方向に当たっていても、前記したように入力歯車4
1が自己潤滑材料で形成してあるから、ロータ円板47
を入力歯車41と一緒に回転するには伝えられるトルク
が不十分である。
【0027】電磁石50を付勢するときは、コイル53
が電磁界を生ずる。この電磁界の磁束線は、一般に図2
の矢印により示した径路に追従し、閉じた磁気回路を形
成する。コイル53を巻付ける方式によりこのコイルの
どの端部が磁気北極でありどの端部が磁気南極であるか
を定める。すなわち磁束線の方向は矢印により示した方
向に対向する。磁束は、最低の磁気抵抗の径路に追従す
る。外枠51の外側磁極片51bの外周壁で出発する
と、磁束線は外枠51を軸線方向に通過し次いで外側磁
極片51bとみぞ47aの半径方向外方に位置するロー
タ円板47の領域(外側磁極と称する)との間に形成さ
れたエアギヤップを半径方向内方に横切る。磁束線は次
いでロータ円板47の外側磁極からエアギヤップを横切
りアーマチユア45に軸線方向に、アーマチユアを貫い
て半径方向内方に、又ふたたびエアギヤップを軸線方向
に横切りみぞ47aの半径方向内方に位置するロータ円
板47の領域(内側磁極と称する)に進む。この領域か
ら磁束線は、半径方向内方に、ロータ軸42を経て軸線
方向に、外枠51の内側磁極片51aを貫いて半径方向
外方に進み、そして外枠51の外側磁極片51bに戻り
磁気回路を閉じる。
【0028】電磁石50により生ずる電磁界は、アーマ
チユア45をロータ円板47に向かい引付ける。従って
アーマチユア45は、入力歯車41の管状延長部分41
aに沿い軸線方向に滑動し、皿ばね48の付勢作用に逆
らってロータ円板47に摩擦を伴って係合する。回転駆
動アーマチユア45のロータ円板47に対する摩擦を伴
う係合により、ロータ軸42を入力歯車41と共に回転
させる。内側磁極片51aの自己潤滑性により挟み金5
5を挿入軸受を必要としないで磁極片51aに対し自由
に回転させる。同様に自己潤滑性の内側磁極片51a
は、電磁石50をロータ軸42に支えると共にロータ軸
42を軸受は使用しないで電磁石50に対し自由に回転
させる。ロータ軸42を非透磁性材料で形成するとき
は、磁束線は非透磁性の挟み金55を経て流通させる。
挟み金55は、しかし典型的には比較的薄くて磁気回路
の全磁気抵抗はあまり増大させない。
【0029】以上本発明の原理及び作動方式を好適な実
施例について詳細に説明したが本発明はなおその精神を
逸脱しないで種種の変化変型を行うことができるのはも
ちろんである。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来の電磁作動式クラッチ・アセンブリの1例
の軸断面図である。
【図2】本発明による電磁式摩擦クラッチ・アセンブリ
の軸断面図である。
【符号の説明】
40 電磁式摩擦クラッチ・アセンブリ 41 入力部材(入力ギヤ) 42 出力部材(出力軸) 45 アーマチユア 47 ロータ円板 50 電磁石 51 外枠 53 コイル

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力部材と、 外面を持つ出力部材と、 透磁性材料で形成され、前記入力部材と一緒に回転運転
    するように連結されたアーマチュアと、 電磁石とを備え、 前記アーマチュアが前記出力部材に摩擦を伴って係合
    し、この出力部材を前記入力部材により回転可能に駆動
    する係合位置と、前記アーマチュアが前記出力部材に摩
    擦を伴って係合しない係合離脱位置との間で前記入力部
    材に対し軸線方向運動をするように前記アーマチュアを
    直結し、 前記電磁石が、導線のコイルをまわりに巻付けた外枠を
    持ち、この外枠に、前記出力部材の外面に係合しこの出
    力部材上に前記外枠を回転可能に支える内面を設け、選
    択的に磁界を発生して前記アーマチュアを前記係合離脱
    位置から前記係合位置に動かすよう、前記電磁石が選択
    的に磁界を発生するようにして成る電磁式摩擦クラッチ
    ・アセンブリ。
  2. 【請求項2】 前記入力部材に内面を定める貫通穴を設
    け、前記出力部材上に前記入力部材を回転可能に支える
    ように、前記入力部材の前記内面が、前記出力部材の前
    記外面に係合するようにした請求項1の電磁式摩擦クラ
    ッチ・アセンブリ。
  3. 【請求項3】 前記入力部材と前記外枠との一方を自己
    潤滑材料で形成した請求項2の電磁式摩擦クラッチ・ア
    センブリ。
  4. 【請求項4】 前記入力部材に、外面を定める管状延長
    部分を設け、前記アーマチュアに、内面を定める貫通穴
    を形成し、前記管状延長部分上に前記アーマチュアを支
    えるように、前記アーマチュアの前記内面が、前記入力
    部材の前記管状延長部分の前記外面に係合するようにし
    た請求項1の電磁式摩擦クラッチ・アセンブリ。
  5. 【請求項5】 前記出力部材に、半径方向外方に延びる
    フランジを設け、前記外枠に、前記出力部材の前記フラ
    ンジに係合する軸線方向面を設けた請求項1の電磁式摩
    擦クラッチ・アセンブリ。
  6. 【請求項6】 前記出力部材と前記外枠とのうちの一方
    を透磁性材料で形成した請求項1の電磁式摩擦クラッチ
    ・アセンブリ。
  7. 【請求項7】 前記出力部材と一緒に回転運動するよう
    に連結したロータ円板を備え、前記アーマチュアが、前
    記係合位置にあるときに、このアーマチュアが前記ロー
    タ円板に摩擦を伴って係合するようにした請求項1の電
    磁式摩擦クラッチ・アセンブリ。
  8. 【請求項8】 前記出力部材に軸部分を設け、前記ロー
    タ円板が、前記軸部分にプレスばめした環状部材である
    請求項7の電磁式摩擦クラッチ・アセンブリ。
  9. 【請求項9】 非透磁性材料から形成され、前記ロータ
    円板と前記外枠との間に配置された部材をさらに備え、
    前記外枠を軸線方向に支えるように、前記外枠に、前記
    部材に係合する軸線方向面を設けた請求項7の電磁式摩
    擦クラッチ・アセンブリ。
  10. 【請求項10】 前記出力部材に、半径方向外方に延び
    るフランジを設け、前記外枠を軸線方向に支えるよう
    に、前記出力部材の前記フランジに係合する第2の軸線
    方向面を前記外枠に設け、前記外枠と前記非透磁性の部
    材とを、前記出力部材の前記フランジと、前記ロータ円
    板とにより前記出力部材に対し軸線方向運動をしないよ
    うに拘束した請求項7の電磁式摩擦クラッチ・アセンブ
    リ。
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