JPH08231678A - ポリウレタンフォームの製造方法 - Google Patents
ポリウレタンフォームの製造方法Info
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- JPH08231678A JPH08231678A JP7059779A JP5977995A JPH08231678A JP H08231678 A JPH08231678 A JP H08231678A JP 7059779 A JP7059779 A JP 7059779A JP 5977995 A JP5977995 A JP 5977995A JP H08231678 A JPH08231678 A JP H08231678A
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- JP
- Japan
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- polyol
- oxyethylene
- polyisocyanate
- foam
- mol
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-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C08—ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
- C08G—MACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED OTHERWISE THAN BY REACTIONS ONLY INVOLVING UNSATURATED CARBON-TO-CARBON BONDS
- C08G18/00—Polymeric products of isocyanates or isothiocyanates
- C08G18/06—Polymeric products of isocyanates or isothiocyanates with compounds having active hydrogen
- C08G18/28—Polymeric products of isocyanates or isothiocyanates with compounds having active hydrogen characterised by the compounds used containing active hydrogen
- C08G18/40—High-molecular-weight compounds
- C08G18/4009—Two or more macromolecular compounds not provided for in one single group of groups C08G18/42 - C08G18/64
- C08G18/4072—Mixtures of compounds of group C08G18/63 with other macromolecular compounds
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C08—ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
- C08G—MACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED OTHERWISE THAN BY REACTIONS ONLY INVOLVING UNSATURATED CARBON-TO-CARBON BONDS
- C08G2110/00—Foam properties
- C08G2110/0016—Foam properties semi-rigid
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- Chemical & Material Sciences (AREA)
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- Medicinal Chemistry (AREA)
- Polymers & Plastics (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Manufacture Of Porous Articles, And Recovery And Treatment Of Waste Products (AREA)
- Polyurethanes Or Polyureas (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【構成】 ポリイソシアネートとしてポリメリックMD
Iを使用して、特定の長鎖ポリオール、破泡剤として特
定のポリオキシエチレンポリオキシプロピレンポリオー
ルを用い、ポリマーポリオール、架橋剤、発泡剤として
水を使用し、触媒、整泡剤、必要に応じて添加剤を用い
ることを特徴とする軟質ポリウレタンフォームの製造方
法。 【効果】 発泡剤として水を使用しても、コールドキュ
アーモールド成形品の連続気泡率を高め、(クラッシン
グ作業をしなくても柔軟で弾力のある連続気泡を有する
軟質ないしは半硬質ポリウレタンフォームを得ることが
できる。)成形品の割れ、収縮や性能の低下を起こすこ
とがない。
Iを使用して、特定の長鎖ポリオール、破泡剤として特
定のポリオキシエチレンポリオキシプロピレンポリオー
ルを用い、ポリマーポリオール、架橋剤、発泡剤として
水を使用し、触媒、整泡剤、必要に応じて添加剤を用い
ることを特徴とする軟質ポリウレタンフォームの製造方
法。 【効果】 発泡剤として水を使用しても、コールドキュ
アーモールド成形品の連続気泡率を高め、(クラッシン
グ作業をしなくても柔軟で弾力のある連続気泡を有する
軟質ないしは半硬質ポリウレタンフォームを得ることが
できる。)成形品の割れ、収縮や性能の低下を起こすこ
とがない。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ポリウレタンフォーム
の製造方法に関するもので、特に、コールドキュアーモ
ールド成形品の連続気泡率を高め、成形品のクラッシン
グ作業を不要とした柔軟で弾力のある連続気泡を有する
半硬質ポリウレタンフォームの製造方法に関するもので
ある。
の製造方法に関するもので、特に、コールドキュアーモ
ールド成形品の連続気泡率を高め、成形品のクラッシン
グ作業を不要とした柔軟で弾力のある連続気泡を有する
半硬質ポリウレタンフォームの製造方法に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】従来、軟質又は半硬質ポリウレタンフォ
ームは、その優れたクッション性を生かし家具、寝具、
車輌用等に、特に自動車等のクッション材に広く使用さ
れてきた。このポリウレタンフォームからなるクッショ
ン材の製造方法としては、発泡剤として水とフロン11
やフロン123等の低沸点弗素化合物を組み合わせて使
用する方法が知られている。また、フォームの製造に於
いて自動車等のシートクッション、インストルメントパ
ネル(インパネ)は主にモールド成形法が用いられてい
る。
ームは、その優れたクッション性を生かし家具、寝具、
車輌用等に、特に自動車等のクッション材に広く使用さ
れてきた。このポリウレタンフォームからなるクッショ
ン材の製造方法としては、発泡剤として水とフロン11
やフロン123等の低沸点弗素化合物を組み合わせて使
用する方法が知られている。また、フォームの製造に於
いて自動車等のシートクッション、インストルメントパ
ネル(インパネ)は主にモールド成形法が用いられてい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】一般的に、コールドキ
ュアーモールド成形法による成形品は連続気泡率が低
く、そのまま放置すると収縮を起こし、また、クッショ
ン性能も低下する。これらの問題点を解消するために、
強制的にセル膜を破壊して連続気泡率を高めるクラッシ
ング(Crash)が行われている。クラッシング方法
としてはローラークラッシング法や真空クラッシング法
があるが、連続気泡率が低い場合は、セル膜の破壊が十
分に行われない場合があり、更に、連続気泡率が低い場
合はクラッシング時にセル骨格に亀裂が入り成形品が割
れる事があった。また、一体成形インパネ等はクラッシ
ング作業を行なう事ができないため、成形品が収縮変形
を起こす等の問題点があった。また、低沸点弗素化合物
を使用せずに水単独で発泡を行う場合は、得られる軟質
ポリウレタンフォームの反発弾性および圧縮永久歪等の
物性を悪化し、クッション性や耐久性が損なわれ、実用
性のあるフォームを得ることが困難であった。
ュアーモールド成形法による成形品は連続気泡率が低
く、そのまま放置すると収縮を起こし、また、クッショ
ン性能も低下する。これらの問題点を解消するために、
強制的にセル膜を破壊して連続気泡率を高めるクラッシ
ング(Crash)が行われている。クラッシング方法
としてはローラークラッシング法や真空クラッシング法
があるが、連続気泡率が低い場合は、セル膜の破壊が十
分に行われない場合があり、更に、連続気泡率が低い場
合はクラッシング時にセル骨格に亀裂が入り成形品が割
れる事があった。また、一体成形インパネ等はクラッシ
ング作業を行なう事ができないため、成形品が収縮変形
を起こす等の問題点があった。また、低沸点弗素化合物
を使用せずに水単独で発泡を行う場合は、得られる軟質
ポリウレタンフォームの反発弾性および圧縮永久歪等の
物性を悪化し、クッション性や耐久性が損なわれ、実用
性のあるフォームを得ることが困難であった。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、これらの
問題点を解決すべく鋭意研究検討の結果、特定のポリオ
ールと特定のポリイソシアネートを組み合わせることに
より、コールドキュアーモールド成形法を容易にして、
且つ、発泡剤として水単独で使用しても反発弾性、圧縮
永久歪などのフォーム物性の良好な半硬質ポリウレタン
フォームの製造方法を見い出し、本発明を完成するに至
った。
問題点を解決すべく鋭意研究検討の結果、特定のポリオ
ールと特定のポリイソシアネートを組み合わせることに
より、コールドキュアーモールド成形法を容易にして、
且つ、発泡剤として水単独で使用しても反発弾性、圧縮
永久歪などのフォーム物性の良好な半硬質ポリウレタン
フォームの製造方法を見い出し、本発明を完成するに至
った。
【0005】即ち本発明は、ポリウレタンフォームの製
造法に於いて、(A)ポリイソシアネートとして、ポリ
メチレンポリフェニレンポリイソシアネートを用い、
(B)長鎖ポリオールとして、官能基数2以上、分子量
4000〜10000で末端のオキシエチレンが5〜3
0モル%付加されたポリオキシエチレンポリオキシプロ
ピレンポリオールを用い、(C)破泡剤として、平均官
能基数2〜6、ヒドロキシル当量800〜5000であ
り、オキシエチレンを60〜95モル%ランダム付加重
合させた、末端のオキシエチレンが3〜20モル%のポ
リオキシエチレンポリオキシプロピレンポリオールをポ
リオール成分中に0.5〜10重量%含有し、(D)ポ
リマーポリオール、(E)必要に応じて架橋剤を使用
し、発泡剤として水を用い、触媒、整泡剤、必要に応じ
て添加剤を用いることを特徴とするポリウレタンフォー
ムの製造方法である。
造法に於いて、(A)ポリイソシアネートとして、ポリ
メチレンポリフェニレンポリイソシアネートを用い、
(B)長鎖ポリオールとして、官能基数2以上、分子量
4000〜10000で末端のオキシエチレンが5〜3
0モル%付加されたポリオキシエチレンポリオキシプロ
ピレンポリオールを用い、(C)破泡剤として、平均官
能基数2〜6、ヒドロキシル当量800〜5000であ
り、オキシエチレンを60〜95モル%ランダム付加重
合させた、末端のオキシエチレンが3〜20モル%のポ
リオキシエチレンポリオキシプロピレンポリオールをポ
リオール成分中に0.5〜10重量%含有し、(D)ポ
リマーポリオール、(E)必要に応じて架橋剤を使用
し、発泡剤として水を用い、触媒、整泡剤、必要に応じ
て添加剤を用いることを特徴とするポリウレタンフォー
ムの製造方法である。
【0006】本発明に使用されるポリイソシアネートと
しては、ポリメチレンポリフェニレンポリイソシアネー
ト(以下ポリメリックMDIと略す)で、このポリイソ
シアネートのイソシアネート基の一部をウレタン、イソ
シアヌレート、カルボジイミド、アミド、またはプレポ
リマー化などの手段で変性したポリイソシアネート類が
挙げられる。これらのイソシアネートは、単独または2
種以上混合して使用してもよい。特に好ましいポリイソ
シアネートは、ポリメリックMDIで、平均官能基数
は、2.0以上である。
しては、ポリメチレンポリフェニレンポリイソシアネー
ト(以下ポリメリックMDIと略す)で、このポリイソ
シアネートのイソシアネート基の一部をウレタン、イソ
シアヌレート、カルボジイミド、アミド、またはプレポ
リマー化などの手段で変性したポリイソシアネート類が
挙げられる。これらのイソシアネートは、単独または2
種以上混合して使用してもよい。特に好ましいポリイソ
シアネートは、ポリメリックMDIで、平均官能基数
は、2.0以上である。
【0007】本発明に用いられる(B)長鎖ポリオール
としては、分子量3500〜10000、官能基数2以
上の末端にオキシエチレンが5〜35モル%付加された
ポリオキシエチレンポリオキシプロピレンポリオールで
ある。これらの該当ポリオールは、例えば、エチレング
リコール、プロパンジオール、ブタンジオール、ジエチ
レングリコール、ジプロピレングリコール、トリメチレ
ングリコール、テトラメチレングリコール、ヘキサメチ
レングリコール、デカメチレングリコール、ネオペンチ
ルグリコール、3−メチル−1,5−ペンタンジオー
ル、グリセリン、トリメチロールプロパン、ペンタエリ
スリトール、ソルビトール 、また、シュークローズ、
グルコース、フラクトース等のシュガー系アルコール、
ビスフェノールA、エチレンジアミン、プロピレンジア
ミン、ジエチレントリアミン、トルエンジアミン、メタ
フェニレンジアミン、ジフェニルメタンジアミン、キシ
リレンジアミン等の如き、活性水素を2個以上有する化
合物の一種又はそれ以上を開始剤として、エチレンオキ
シド(EO)、プロピレンオキシド(PO)、ブチレン
オキシド、アミレンオキシド、グリシジルエーテル、メ
チルグリシジルエーテル、t−ブチルグリシジルエーテ
ル、フェニルグリシジルエーテル等のモノマーの一種又
はそれ以上を公知の方法により付加重合することによっ
て製造される。好ましくは、開始剤としてグリセリン、
トリメチロールプロパン等を用いてEO、PO等を付加
重合して得たもので、分子量4500〜8000、官能
基数2〜4、更に好ましくは、2.5〜3.5であり、
EO末端含有量5〜30モル%、更に好ましくは、10
〜25モル%である。
としては、分子量3500〜10000、官能基数2以
上の末端にオキシエチレンが5〜35モル%付加された
ポリオキシエチレンポリオキシプロピレンポリオールで
ある。これらの該当ポリオールは、例えば、エチレング
リコール、プロパンジオール、ブタンジオール、ジエチ
レングリコール、ジプロピレングリコール、トリメチレ
ングリコール、テトラメチレングリコール、ヘキサメチ
レングリコール、デカメチレングリコール、ネオペンチ
ルグリコール、3−メチル−1,5−ペンタンジオー
ル、グリセリン、トリメチロールプロパン、ペンタエリ
スリトール、ソルビトール 、また、シュークローズ、
グルコース、フラクトース等のシュガー系アルコール、
ビスフェノールA、エチレンジアミン、プロピレンジア
ミン、ジエチレントリアミン、トルエンジアミン、メタ
フェニレンジアミン、ジフェニルメタンジアミン、キシ
リレンジアミン等の如き、活性水素を2個以上有する化
合物の一種又はそれ以上を開始剤として、エチレンオキ
シド(EO)、プロピレンオキシド(PO)、ブチレン
オキシド、アミレンオキシド、グリシジルエーテル、メ
チルグリシジルエーテル、t−ブチルグリシジルエーテ
ル、フェニルグリシジルエーテル等のモノマーの一種又
はそれ以上を公知の方法により付加重合することによっ
て製造される。好ましくは、開始剤としてグリセリン、
トリメチロールプロパン等を用いてEO、PO等を付加
重合して得たもので、分子量4500〜8000、官能
基数2〜4、更に好ましくは、2.5〜3.5であり、
EO末端含有量5〜30モル%、更に好ましくは、10
〜25モル%である。
【0008】本発明に用いられる(C)破泡剤として
は、平均官能基数2〜6、ヒドロキシル当量800〜5
000であり、オキシエチレンを60〜95モル%ラン
ダム付加重合させたものである。例えば、長鎖ポリオー
ルを得るために用いた活性水素基を2個以上有する化合
物の単独又は任意の混合物を開始剤として、オキシエチ
レンを60〜95モル%、好ましくは65〜90モル%
ランダム付加重合させたものである。このようなポリオ
ールは末端のオキシエチレンが3〜20モル%、好まし
くは5〜15モル%含有する。好ましくは、官能基数は
2.5〜4.0である。この破泡剤をポリオール成分中
に0.5〜15重量%、好ましくは0.5〜10重量%
用いることによりポリウレタンフォームの気泡が連続気
泡化されクラッシングが容易になると同時に反発弾性、
圧縮永久歪が向上するようになる。
は、平均官能基数2〜6、ヒドロキシル当量800〜5
000であり、オキシエチレンを60〜95モル%ラン
ダム付加重合させたものである。例えば、長鎖ポリオー
ルを得るために用いた活性水素基を2個以上有する化合
物の単独又は任意の混合物を開始剤として、オキシエチ
レンを60〜95モル%、好ましくは65〜90モル%
ランダム付加重合させたものである。このようなポリオ
ールは末端のオキシエチレンが3〜20モル%、好まし
くは5〜15モル%含有する。好ましくは、官能基数は
2.5〜4.0である。この破泡剤をポリオール成分中
に0.5〜15重量%、好ましくは0.5〜10重量%
用いることによりポリウレタンフォームの気泡が連続気
泡化されクラッシングが容易になると同時に反発弾性、
圧縮永久歪が向上するようになる。
【0009】本発明に用いられる(D)ポリマーポリオ
ールとしては、例えば、(B)長鎖ポリオールにアクリ
ロニトリルを5〜40重量%、好ましくは、10/30
重量量%反応させて得たもの、該ポリオールにアクリロ
ニトリルとスチレン(30〜80/70〜20重量混合
物)を反応させて得たもの等である。このようなポリオ
ールの使用量を調整することにより、ポリウレタンフォ
ームは適度の硬ささと機械物性を向上させることが出来
る。本発明における長鎖ポリオール(A))とポリマー
ポリオール(D)の使用重量比は、65:55〜90:
10である。
ールとしては、例えば、(B)長鎖ポリオールにアクリ
ロニトリルを5〜40重量%、好ましくは、10/30
重量量%反応させて得たもの、該ポリオールにアクリロ
ニトリルとスチレン(30〜80/70〜20重量混合
物)を反応させて得たもの等である。このようなポリオ
ールの使用量を調整することにより、ポリウレタンフォ
ームは適度の硬ささと機械物性を向上させることが出来
る。本発明における長鎖ポリオール(A))とポリマー
ポリオール(D)の使用重量比は、65:55〜90:
10である。
【0010】本発明において、必要に応じて用いられる
(E)架橋剤としては、例えばエチレングリコール、プ
ロパンジオール、ブタンジオール、ペンタンジオール、
ヘキサンジオール、ジエチレングリコール、ジプロピレ
ングリコール、2,2−ビス(4−ヒドロキシフェニ
ル)プロパン、1,4−シクロヘキサンジメタノールの
ような低分子量ジオール類、グリセリン、トリメチロー
ルプロパン、ペンタエリスリトールるような低分子の3
官能以上のポリオール類、活性水素化合物を開始剤とし
てアルキレンオキシドの付加重合によって得られるヒド
ロキシル基末端ポリエーテル類、ヒドロキシル末端ポリ
エステル類、或いはモノエタノールアミン、ジエタノー
ルアミン、トリエタノールアミン、N−メチルジエタノ
ールアミン等のアミン類を使用することが出来る。
(E)架橋剤としては、例えばエチレングリコール、プ
ロパンジオール、ブタンジオール、ペンタンジオール、
ヘキサンジオール、ジエチレングリコール、ジプロピレ
ングリコール、2,2−ビス(4−ヒドロキシフェニ
ル)プロパン、1,4−シクロヘキサンジメタノールの
ような低分子量ジオール類、グリセリン、トリメチロー
ルプロパン、ペンタエリスリトールるような低分子の3
官能以上のポリオール類、活性水素化合物を開始剤とし
てアルキレンオキシドの付加重合によって得られるヒド
ロキシル基末端ポリエーテル類、ヒドロキシル末端ポリ
エステル類、或いはモノエタノールアミン、ジエタノー
ルアミン、トリエタノールアミン、N−メチルジエタノ
ールアミン等のアミン類を使用することが出来る。
【0011】本発明に用いられる発泡剤としては、水が
用いられる。その他、例えばn−およびイソ−ペンタ
ン、ことにこれらの工業的混合物、n−およびイソ−ブ
タン、プロパンのような液状炭化水素、フラン、ジメチ
ルエーテル、ジエチルエーテルのようなエーテル類、ア
セトン、メチルエチルケトンのようなケトン類、メチル
ホルマート、ジメチルオキサラート、エチルアセタート
のようなカルボン酸アルキルエステル等を併用すること
も出来る。
用いられる。その他、例えばn−およびイソ−ペンタ
ン、ことにこれらの工業的混合物、n−およびイソ−ブ
タン、プロパンのような液状炭化水素、フラン、ジメチ
ルエーテル、ジエチルエーテルのようなエーテル類、ア
セトン、メチルエチルケトンのようなケトン類、メチル
ホルマート、ジメチルオキサラート、エチルアセタート
のようなカルボン酸アルキルエステル等を併用すること
も出来る。
【0012】本発明に用いられる触媒としては、公知の
もので特に限定はないが、例えば、アミン系ウレタン触
媒としては、トリエチルアミン、トリプロピルアミン、
トリイソプロパノールアミン、トリブチルアミン、ヘキ
サデシルジメチルアミン、N−メチルモルホリン、N−
エチルモルホリン、N−オクタデシルモルホリン、ジエ
チレントリアミン、N,N,N′,N′−テトラメチル
エチレンジアミン、N,N,N’,N’−テトラメチル
プロピレンジアミン、N,N,N′,N′−テトラメチ
ルブタンジアミン、N,N,N′,N′−テトラメチル
−1,3−ブタンアミン、N,N,N′,N′−テトラ
メチルヘキサメチレンジアミン、ビス〔2−(N.N−
ジメチルアミノ)エチル〕エーテル、N,N−ジメチル
ベ ンジルアミン、N,N−ジメチルシクロヘキシルア
ミン、N,N,N′,N′,N″,N″−ペンタメチル
ジエチレントリアミン、トリエチレンジアミン 、トリ
エチレンジアミンの塩類、第一及び第二アミンのアミノ
基のオキシアルキレン付加物、N,N−ジアルキルピペ
ラジン類のようなアザシクロ化合物、種々のN,N′,
N″−トリアルキルアミノアルキルヘキサヒドロトリア
ミン類等があり、有機金属系ウレタン化触媒としては、
酢酸錫、オクテン酸錫、オレイン酸錫、ラウリン酸錫、
ジブチル錫ジクロリド、ナフテン酸鉛、ナフテン酸ニッ
ケル、ナフテン酸コバルト等がある。これらの触媒は、
単独で又は混合して用いられ、その使用量は活性水素を
持つ化合物100重量部に対してで0.001から10
重量部である。
もので特に限定はないが、例えば、アミン系ウレタン触
媒としては、トリエチルアミン、トリプロピルアミン、
トリイソプロパノールアミン、トリブチルアミン、ヘキ
サデシルジメチルアミン、N−メチルモルホリン、N−
エチルモルホリン、N−オクタデシルモルホリン、ジエ
チレントリアミン、N,N,N′,N′−テトラメチル
エチレンジアミン、N,N,N’,N’−テトラメチル
プロピレンジアミン、N,N,N′,N′−テトラメチ
ルブタンジアミン、N,N,N′,N′−テトラメチル
−1,3−ブタンアミン、N,N,N′,N′−テトラ
メチルヘキサメチレンジアミン、ビス〔2−(N.N−
ジメチルアミノ)エチル〕エーテル、N,N−ジメチル
ベ ンジルアミン、N,N−ジメチルシクロヘキシルア
ミン、N,N,N′,N′,N″,N″−ペンタメチル
ジエチレントリアミン、トリエチレンジアミン 、トリ
エチレンジアミンの塩類、第一及び第二アミンのアミノ
基のオキシアルキレン付加物、N,N−ジアルキルピペ
ラジン類のようなアザシクロ化合物、種々のN,N′,
N″−トリアルキルアミノアルキルヘキサヒドロトリア
ミン類等があり、有機金属系ウレタン化触媒としては、
酢酸錫、オクテン酸錫、オレイン酸錫、ラウリン酸錫、
ジブチル錫ジクロリド、ナフテン酸鉛、ナフテン酸ニッ
ケル、ナフテン酸コバルト等がある。これらの触媒は、
単独で又は混合して用いられ、その使用量は活性水素を
持つ化合物100重量部に対してで0.001から10
重量部である。
【0013】本発明に用いられる整泡剤としては、有機
珪素界面活性剤が好ましく、例えば、日本ユニカー製の
L−520、L−532、L−540、L−544、L
−550、L−3500、L−3600、L−3600
1、L−5305、L−5307、L−5309、L−
5710、L−5720、L−5740M、L−620
2、トーレ・シリコーン製のSH−190、SH−19
2、SH−194、SH−200、SRX−253、S
RX−274C、SF−2961、SF−2962、S
RX−280A、SRX−294A、信越シリコーン製
のF−114、F−121、F−122、F−220、
F− 230、F−258、F−260B、F−31
7、F−341、F−601、F−606、X−20−
200、X−20−201、東芝シリコーン製のTFA
−4200、TFA−4202、ゴールドシュミット製
のB−4113等がある。整泡剤の使用量は、活性水素
を持つ化合物とポリイソシアネートとの総量に対して
0.1〜3.0重量%が用いられる。
珪素界面活性剤が好ましく、例えば、日本ユニカー製の
L−520、L−532、L−540、L−544、L
−550、L−3500、L−3600、L−3600
1、L−5305、L−5307、L−5309、L−
5710、L−5720、L−5740M、L−620
2、トーレ・シリコーン製のSH−190、SH−19
2、SH−194、SH−200、SRX−253、S
RX−274C、SF−2961、SF−2962、S
RX−280A、SRX−294A、信越シリコーン製
のF−114、F−121、F−122、F−220、
F− 230、F−258、F−260B、F−31
7、F−341、F−601、F−606、X−20−
200、X−20−201、東芝シリコーン製のTFA
−4200、TFA−4202、ゴールドシュミット製
のB−4113等がある。整泡剤の使用量は、活性水素
を持つ化合物とポリイソシアネートとの総量に対して
0.1〜3.0重量%が用いられる。
【0014】本発明に必要に応じて用いられる添加剤と
しては、難燃剤、顔料、安定剤、抗カビ剤等で例えば、
トリスクロロエチルホスフェート、トリスジクロロプロ
ピルホスフェート、塩素化パラフィン等の難燃剤、カー
ボンブラック、酸化チタン等の顔料、ジ−t−ブチルフ
ェノール、α−メチルスチレン等の安定剤などを使用す
ることが出来る。
しては、難燃剤、顔料、安定剤、抗カビ剤等で例えば、
トリスクロロエチルホスフェート、トリスジクロロプロ
ピルホスフェート、塩素化パラフィン等の難燃剤、カー
ボンブラック、酸化チタン等の顔料、ジ−t−ブチルフ
ェノール、α−メチルスチレン等の安定剤などを使用す
ることが出来る。
【0015】本発明の半硬質ポリウレタンフォームの製
造は、例えば、金型を40〜80℃に保温しておき、ポ
リイソシアネート液とポリオール液とを混合して注入
後、同様の温度で後キュアーすることにより製造するこ
とが出来る。
造は、例えば、金型を40〜80℃に保温しておき、ポ
リイソシアネート液とポリオール液とを混合して注入
後、同様の温度で後キュアーすることにより製造するこ
とが出来る。
【0016】本発明によって得られる半硬質ポリウレタ
ンフォームは、例えば、家具用クッション、自動車用の
シートクッション、シートバック、サドル、ヘッドレス
ト、インパネ等に用いることが出来る。
ンフォームは、例えば、家具用クッション、自動車用の
シートクッション、シートバック、サドル、ヘッドレス
ト、インパネ等に用いることが出来る。
【0017】
【発明の効果】本発明の半硬質ポリウレタンフォームの
製造によれば、特定の破泡剤を用いることにより、成形
品の割れ、成形品の収縮や性能の低下を免れることが出
来る等の優れた効果を有する。
製造によれば、特定の破泡剤を用いることにより、成形
品の割れ、成形品の収縮や性能の低下を免れることが出
来る等の優れた効果を有する。
【0018】
【実施例】以下、本発明を実施例により更に詳しく説明
するが、本発明はこれに限定されるものではない。な
お、実施例および比較例中において、部及び%は、断り
のない限り、それぞれ重量部および重量%を示す。
するが、本発明はこれに限定されるものではない。な
お、実施例および比較例中において、部及び%は、断り
のない限り、それぞれ重量部および重量%を示す。
【0019】実施例1〜2及び比較例1 表1に示す配合割合(部)で金型内でポリウレタンフォ
ームを発泡させた後、金型より取り出し、室温で放置
し、成形品の収縮常態を観察した。
ームを発泡させた後、金型より取り出し、室温で放置
し、成形品の収縮常態を観察した。
【0020】(発泡条件) 金型形状 :400×400×20mm 材質 :アルミニウム 金型温度 :55±2℃ ミキシング方法 :高圧マシンミキシング 原料温度 :25±2℃ キュアー条件 :55±2℃×3分
【0021】(使用原料) ポリオール成分 ポリオールA:平均官能基数3、水酸基価34(mgKOH/
g)、EOの末端含有量17モル%のポリオキシエチレン
ポリオキシプロピレンポリオール ポリオールB:ポリオールAのポリマーポリオールアク
リロニトリル/スチレン =55/45、固形分25% ポリオールC:平均官能基数3、水酸基価28(mgKOH/
g)、EOの末端含有量7モル%、全EO含有量80モル
%のランダム付加ポリオキシエチレンポリオキシプロピ
レンポリオール ポリオールD:平均官能基数3.3、水酸基価28(mg
KOH/g)、EOの末端含有量15モル%、全EO含有量8
0モル%のランダム付加ポリオキシエチレンポリオキシ
プロピレンポリオール イソシアネート成分 ポリメリックMDI:日本ポリウレタン工業製、ミリオ
ネートMR、NCO含量31.0% 触媒 :DABCO T、東ソー製 整泡剤:SF−2962、トーレ・シリコーン製
g)、EOの末端含有量17モル%のポリオキシエチレン
ポリオキシプロピレンポリオール ポリオールB:ポリオールAのポリマーポリオールアク
リロニトリル/スチレン =55/45、固形分25% ポリオールC:平均官能基数3、水酸基価28(mgKOH/
g)、EOの末端含有量7モル%、全EO含有量80モル
%のランダム付加ポリオキシエチレンポリオキシプロピ
レンポリオール ポリオールD:平均官能基数3.3、水酸基価28(mg
KOH/g)、EOの末端含有量15モル%、全EO含有量8
0モル%のランダム付加ポリオキシエチレンポリオキシ
プロピレンポリオール イソシアネート成分 ポリメリックMDI:日本ポリウレタン工業製、ミリオ
ネートMR、NCO含量31.0% 触媒 :DABCO T、東ソー製 整泡剤:SF−2962、トーレ・シリコーン製
【0022】
【表1】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 (C08G 18/48 101:00) C08L 75:04
Claims (1)
- 【請求項1】(A)ポリイソシアネートとして、ポリメ
チレンポリフェニレンポリイソシアネートを用い、 (B)長鎖ポリオールとして、官能基数2以上、分子量
4000〜10000で末端のオキシエチレンが5〜3
0モル%付加されたポリオキシエチレンポリオキシプロ
ピレンポリオールを用い、 (C)破泡剤として、平均官能基数2〜6、ヒドロキシ
ル当量800〜5000であり、オキシエチレンを60
〜95モル%ランダム付加重合させた、末端のオキシエ
チレンが3〜20モル%のポリオキシエチレンポリオキ
シプロピレンポリオールをポリオール成分中に0.5〜
10重量%含有し、 (D)ポリマーポリオール、(E)必要に応じて架橋剤
を使用し、発泡剤として水を用い、触媒、整泡剤、必要
に応じて添加剤を用いることを特徴とするポリウレタン
フォームの製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7059779A JPH08231678A (ja) | 1995-02-23 | 1995-02-23 | ポリウレタンフォームの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7059779A JPH08231678A (ja) | 1995-02-23 | 1995-02-23 | ポリウレタンフォームの製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08231678A true JPH08231678A (ja) | 1996-09-10 |
Family
ID=13123129
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7059779A Pending JPH08231678A (ja) | 1995-02-23 | 1995-02-23 | ポリウレタンフォームの製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08231678A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006316198A (ja) * | 2005-05-13 | 2006-11-24 | Asahi Glass Co Ltd | 軟質ポリウレタンフォームおよびその製造方法 |
JP2013013604A (ja) * | 2011-07-05 | 2013-01-24 | Tachi S Co Ltd | 自動車用シートの一体発泡成形品及びその製造方法 |
JP2014047273A (ja) * | 2012-08-31 | 2014-03-17 | Inoac Corp | セル膜除去ポリウレタンフォーム |
JP2014210832A (ja) * | 2013-04-17 | 2014-11-13 | 株式会社ブリヂストン | コールドキュアウレタンフォームの製造方法 |
-
1995
- 1995-02-23 JP JP7059779A patent/JPH08231678A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006316198A (ja) * | 2005-05-13 | 2006-11-24 | Asahi Glass Co Ltd | 軟質ポリウレタンフォームおよびその製造方法 |
JP4639945B2 (ja) * | 2005-05-13 | 2011-02-23 | 旭硝子株式会社 | 軟質ポリウレタンフォームおよびその製造方法 |
JP2013013604A (ja) * | 2011-07-05 | 2013-01-24 | Tachi S Co Ltd | 自動車用シートの一体発泡成形品及びその製造方法 |
JP2014047273A (ja) * | 2012-08-31 | 2014-03-17 | Inoac Corp | セル膜除去ポリウレタンフォーム |
JP2014210832A (ja) * | 2013-04-17 | 2014-11-13 | 株式会社ブリヂストン | コールドキュアウレタンフォームの製造方法 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20040121 |
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A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20040202 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20040628 |