JP2014210832A - コールドキュアウレタンフォームの製造方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】ポリオール成分と、ポリイソシアネート成分と、整泡剤と、水と触媒を含む原料混合物を反応させて、コールドキュア軟質ポリウレタンフォームを製造する方法において、前記整泡剤が非加水分解型の直鎖状ポリシロキサン―ポリオキシアルキレンブロック共重合体((AB)n型シリコーン整泡剤)をポリオール成分100重量部に対して0.8〜10重量部含んでなる、クラッシュ工程を必要とせず、高連通化していることを特徴とする、コールドキュア軟質ポリウレタンフォームの製造方法。
【選択図】なし
Description
コールドキュア方式では、系が密閉され型内のウレタンフォーム内部温度は、100℃を超えるのが一般的である。つまり脱型後に、製品が室温まで冷却されるまでの間、仮に静置しておいた場合は、成形物の体積収縮が起こり目的とする形状が得られない。従って一般的には、製品収縮を防止する目的で脱型後、すぐにクラッシュ工程と呼ばれる機械的手法によって、強制的に完全連通化を行う工程が必要とされている。
(1)ポリオール成分と、ポリイソシアネート成分と、整泡剤と、水と触媒を含む原料混合物を反応させてコールドキュア軟質ポリウレタンフォームを製造する方法において、
前記整泡剤が非加水分解型の、直鎖状ポリシロキサン―ポリオキシアルキレンブロック共重合体((AB)n型シリコーン整泡剤)をポリオール成分100重量部に対して、0.8重量部以上含んでなることを特徴とするコールドキュア軟質ポリウレタンフォームの製造方法。
(2)(1)に記載の製造方法において、クラッシュ工程を必要としない、コールドキュア軟質ポリウレタンフォームの製造方法。
(3)(1)又は(2)に記載の製造方法において、高連通化したコールドキュア軟質ポリウレタンフォームの製造方法。
(4)(1)乃至(3)の何れかに記載の製造方法において、コールドキュア後、金型内寸厚みに対するフォーム中央部の厚みの割合が、90〜100%である、コールドキュア軟質ポリウレタンフォームの製造方法。
(5)(1)乃至(4)の何れかに記載の製造方法において、ポリオール成分の水酸基価が、10〜100mgKOH/gであることを特徴とする、コールドキュア軟質ポリウレタンフォームの製造方法。
(6)(1)乃至(5)の何れかに記載の製造方法において、ポリオール成分が、エチレンオキシド繰り返し単位のブロックを5〜30%含む、ポリオキシアルキレン鎖を有することを特徴とする、コールドキュア軟質ポリウレタンフォームの製造方法。
(7)(1)乃至(6)の何れかに記載の製造方法において、1分子中に2個以上のイソシアネート基を持つポリイソシアネートが、4,4’−ジフェニルメタンジイソシアネート、トリレンジイソシアネート、ジシクロヘキシルメタンジイソシアネート、キシレンジイソシアネート、ヘキサメチレンジイソシアネート、イソホロンジイソシアネート、o−トルイジンジイソシアネート、ナフチレンジイソシアネート、キシリレンジイソシアンート、リジンジイソシアネート、ポリメチレンポリフェニレンポリイソシアネートから選ばれる少なくとも1つであることを特徴とする、コールドキュア軟質ポリウレタンフォームの製造方法。
(8)(7)に記載の製造方法において、ポリイソシアネートが、4,4’−ジフェニルメタンジイソシアネート及び/又はトリレンジイソシアネートであることを特徴とする、コールドキュア軟質ポリウレタンフォームの製造方法。
(9)(1)乃至(8)の何れかに記載の製造方法によって得られるコールドキュア軟質ポリウレタンフォームからなる車両用シートパッド。
ポリオール成分と、ポリイソシアネート成分と、整泡剤と、水と触媒を含む原料混合物を反応させてコールドキュア軟質ポリウレタンフォームを製造する方法において、
前記整泡剤が非加水分解型の直鎖状シロキサン―ポリオキシアルキレンブロック共重合体((AB)n型シリコーン整泡剤)をポリオール成分100重量部に対して0.8重量部以上含んでなることを特徴とするコールドキュア軟質ポリウレタンフォームの製造方法であって、クラッシュ工程を必要とせず、金型内寸厚みに対するフォーム中央部の厚みの割合が90〜100%の範囲であり、高連通化した、車両用シートパッドに適したコールドキュア軟質ポリウレタンフォームの製造方法である。
*2:平均官能基数3、重量平均分子量5000(ポリスチレン換算)、水酸基価34mgKOH/g、末端EO20%、三洋化成工業(株)製。
*3:平均官能基数3、重量平均分子量7000(ポリスチレン換算)、水酸基価24mgKOH/g、末端EO15%、三井化学(株)製。
*4:平均官能基数3、重量平均分子量5000(ポリスチレン換算)、水酸基価34mgKOH/g、末端EO15%、三洋化成工業(株)製。
*5:平均官能基数3、重量平均分子量3000(ポリスチレン換算)、水酸基価56mgKOH/g、末端EO12%、三洋化成工業(株)製。
*6:平均官能基数3、重量平均分子量3000(ポリスチレン換算)、水酸基価56mgKOH/g、末端EO 0%、三洋化成工業(株)製。
*7:ポリマーポリオール、三洋化成工業(株)製。
*8:三洋化成工業(株)製。
*9:平均官能基数3、重量平均分子量3300(ポリスチレン換算)、水酸基価51mgKOH/g、末端EO80%、三洋化成工業(株)製。
*10:トリエチレンジアミン33%、ジプロピレングリコール67%溶液、東ソー(株)製。
*11:ビス(2−ジメチルアミノエチル)エーテル33%、ジプロピレングリコール67%溶液、東ソー(株)製。
*12:モメンティブ・パフォーマンス・マテリアルズ社製社製。
*13:モメンティブ・パフォーマンス・マテリアルズ社製社製。
*14:東レ・ダウコーニング(株)製。
*15:モメンティブ・パフォーマンス・マテリアルズ社製。
*16:トリレンジイソシアネート コスモネートT80 三井化学(株)製。
*17:ジフェニルメタンジイソシアネート コスモネート M200 三井化学(株)製。
Claims (9)
- ポリオール成分と、ポリイソシアネート成分と、整泡剤と、水と触媒を含む原料混合物を反応させて、コールドキュア軟質ポリウレタンフォームを製造する方法において、
前記整泡剤が非加水分解型の直鎖状ポリシロキサン―ポリオキシアルキレンブロック共重合体((AB)n型シリコーン整泡剤)をポリオール成分100重量部に対して0.8重量部以上含んでなることを、特徴とする、コールドキュア軟質ポリウレタンフォームの製造方法。 - 請求項1記載の製造方法において、クラッシュ工程を必要としない、コールドキュア軟質ポリウレタンフォームの製造方法。
- 請求項1又は2記載の製造方法において、高連通化したコールドキュア軟質ポリウレタンフォームの製造方法。
- 請求項1乃至3の何れかに記載の製造方法において、コールドキュア後、金型内寸厚みに対するフォーム中央部の厚みの割合が、90〜100%であるコールドキュア軟質ポリウレタンフォームの製造方法。
- 請求項1乃至4の何れかに記載の製造方法において、ポリオール成分の水酸基価が、10〜100mgKOH/gであることを特徴とする、コールドキュア軟質ポリウレタンフォームの製造方法。
- 請求項1乃至5の何れかに記載の製造方法において、ポリオール成分が、エチレンオキシド繰り返し単位のブロックを5〜30%含む、ポリオキシアルキレン鎖を有することを特徴とする、コールドキュア軟質ポリウレタンフォームの製造方法。
- 請求項1乃至6の何れかに記載の製造方法において、1分子中に2個以上のイソシアネート基を持つポリイソシアネートが、4,4’−ジフェニルメタンジイソシアネート、トリレンジイソシアネート、ジシクロヘキシルメタンジイソシアネート、キシレンジイソシアネート、ヘキサメチレンジイソシアネート、イソホロンジイソシアネート、o−トルイジンジイソシアネート、ナフチレンジイソシアネート、キシリレンジイソシアンート、リジンジイソシアネート、ポリメチレンポリフェニレンポリイソシアネートから選ばれる少なくとも1つであることを特徴とする、コールドキュア軟質ポリウレタンフォームの製造方法。
- 請求項7に記載の製造方法において、ポリイソシアネートが、4,4’−ジフェニルメタンジイソシアネート及び/又はトリレンジイソシアネートであることを特徴とする、コールドキュア軟質ポリウレタンフォームの製造方法。
- 請求項1乃至8の何れかに記載の製造方法によって得られるコールドキュア軟質ポリウレタンフォームからなる車両用シートパッド。
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